JP2020194928A - リソグラフィ装置、および物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板を保持する保持面の平坦度の低下速度を低減するために有利な技術を提供する。【解決手段】基板にパターンを形成するリソグラフィ装置は、基板を保持する保持面を有する保持部と、前記保持面をクリーニングするための部材と、前記保持面と前記部材とを互いに接触させた状態で相対移動させることにより、前記保持面のクリーニング処理を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、第1クリーニング処理とその次に行われる第2クリーニング処理とを含む複数回の前記クリーニング処理を制御し、前記第1クリーニング処理と前記第2クリーニング処理とで、前記保持面に対して前記部材を移動させる移動経路を変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、リソグラフィ装置、および物品の製造方法に関する。
半導体デバイス等の製造には、半導体ウェハなどの基板にパターンを形成するリソグラフィ装置が用いられる。リソグラフィ装置において、微細なパターンを高精度に基板に形成するためには、基板の平坦度が重要であり、基板の平坦度を低下させる1つの要因としては、基板を保持する保持面(基板保持面)へのパーティクル(異物)の付着が挙げられる。そのため、リソグラフィ装置では、クリーニング部材と基板保持面とを接触した状態で相対移動させることにより、基板保持面に付着したパーティクルを除去するクリーニング処理が行われうる(特許文献1参照)。
特開平9−283418号公報
クリーニング部材と基板保持面とを接触させた状態で相対移動させる方式のクリーニング処理では、クリーニング部材および基板保持面における微細な凹凸形状に起因して、ウェハチャックの摩耗が局所的に大きくなる部分が生じることがある。このような局所的な摩耗が、複数回のクリーニング処理により同一部分に累積されると、基板保持面の平坦度が低下し、それに伴い、基板保持面で保持された基板の平坦度が低下しうる。そのため、複数回のクリーニング処理では、基板保持面の平坦度の低下速度を低減させることが望まれる。
そこで、本発明は、基板を保持する保持面の平坦度の低下速度を低減するために有利な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのリソグラフィ装置は、基板にパターンを形成するリソグラフィ装置であって、基板を保持する保持面を有する保持部と、前記保持面をクリーニングするための部材と、前記保持面と前記部材とを互いに接触させた状態で相対移動させることにより、前記保持面のクリーニング処理を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、第1クリーニング処理とその次に行われる第2クリーニング処理とを含む複数回の前記クリーニング処理を制御し、前記第1クリーニング処理と前記第2クリーニング処理とで、前記保持面に対して前記部材を移動させる移動経路を変更する、ことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、基板を保持する保持面の平坦度の低下速度を低減するために有利な技術を提供するために有利な技術を提供することができる。
インプリント装置の構成を示す概略図 クリーニング部の構成を示す概略図 基板保持面を+Z方向側から見た図 第1移動経路と第2移動経路との間隔の設定方法を説明するための図 第1移動経路と第2移動経路との間隔に対する基板の撓み量を示すグラフを示す図 クリーニング処理を示すフローチャート 基板保持面を+Z方向側から見た図 クリーニング処理を示すフローチャート 基板保持面を+Z方向側から見た図 物品の製造方法を示す図
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
以下の実施形態では、リソグラフィ装置として、モールドを用いて基板上にインプリント材のパターンを形成するインプリント装置を例示して説明するが、それに限られるものではない。例えば、部材を用いて基板上の組成物を平坦化する平坦化装置、基板を露光して当該基板上に原版のパターンを転写する露光装置、荷電粒子線を用いて基板上にパターンを形成する描画装置などの他のリソグラフィ装置においても本発明を適用することができる。
<第1実施形態>
インプリント装置は、基板上に供給されたインプリント材と型とを接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギを与えることにより、型の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。例えば、インプリント装置は、基板上にインプリント材を供給し、凹凸のパターンが形成されたモールド(型)を基板上のインプリント材に接触させた状態で当該インプリント材を硬化させる。そして、モールドと基板との間隔を広げて、硬化したインプリント材からモールドを剥離(離型)することで、基板上のインプリント材に型のパターンを転写することができる。このような一連の処理は「インプリント処理」と呼ばれ、基板における複数のショット領域の各々について行われる。
インプリント材には、硬化用のエネルギが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギとしては、電磁波、熱等が用いられる。電磁波としては、例えば、その波長が10nm以上1mm以下の範囲から選択される、赤外線、可視光線、紫外線などの光である。
硬化性組成物は、光の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物である。このうち、光により硬化する光硬化性組成物は、重合成化合物と光重合開始材とを少なくとも含有し、必要に応じて非重合成化合物または溶剤を含有してもよい。非重合成化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマ成分などの群から選択される少なくとも一種である。
インプリント材は、スピンコータやスリットコータにより基板上に膜状に付与される。あるいは、液体噴射ヘッドにより、液滴状、あるいは複数の液滴が繋がってできた島状または膜状となって基板上に付与されてもよい。インプリント材の粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上100mPa・s以下である。
モールドM(型)は、例えば、矩形の外周形状を有し、基板Wに対向する面(パターン面)に三次元状に形成されたパターン(回路パターンなど、基板W上に転写すべき凹凸パターン)を備えたパターン部を有する。モールドは、例えば石英など、光を透過させることが可能な材料によって構成されうる。また、基板Wとしては、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられ、必要に応じて、その表面に基板とは別の材料からなる部材が形成されていてもよい。基板Wとしては、具体的に、シリコンウェハ、化合物半導体ウェハ、石英ガラスなどである。また、インプリント材の付与前に、必要に応じて、インプリント材と基板との密着性を向上させるために密着層を設けてもよい。
[インプリント装置の構成]
次に、本発明に係る第1実施形態のインプリント装置について説明する。図1は、第1実施形態のインプリント装置100の構成を示す概略図である。本実施形態では、インプリント装置100において、光の照射によりインプリント材を硬化させる光硬化法を採用した例を説明する。また、以下では、基板上のインプリント材に入射する光の光軸に平行な方向をZ方向とし、Z方向に垂直な平面内で互いに直交する2方向をX方向およびY方向とする。
本実施形態のインプリント装置100は、インプリントヘッド10と、照射部20と、第1計測部21と、第2計測部22と、液体供給部23と、気体供給部24と、基板ステージ30と、クリーニング部40と、制御系CNTとを含みうる。また、インプリント装置100は、インプリントヘッド10およびクリーニング部40を支持するブリッジ定盤1と、基板ステージ30が移動するベース定盤2とを含みうる。
インプリントヘッド10は、真空吸着力や静電力によってモールドMを引き付けて保持するモールド保持部11(モールドチャック)と、モールド保持部11を支持してモールドM(モールド保持部11)を移動させるモールド移動部12とを含む。モールド保持部11およびモールド移動部12は、照射部20からの光が基板W上のインプリント材に照射されるように、中心部(内側)に開口を有する。モールド移動部12は、基板W上のインプリント材へのモールドMの押し付け(押印)、または、基板W上のインプリント材からのモールドMの引き離し(離型)を選択的に行うように、モールドMをZ方向に移動させる。モールド移動部12に適用可能なアクチュエータは、例えば、リニアモータやエアシリンダを含む。モールド移動部12は、モールドMを高精度に位置決めするために、粗動駆動系や微動駆動系などの複数の駆動系から構成されてもよい。また、モールド移動部12は、Z軸方向だけではなく、X方向やY方向にモールドMを移動可能に構成されてもよい。さらに、モールド移動部12は、モールドMのθ方向(Z軸周りの回転方向)の位置やモールドMの傾きを調整するための機構を有するように構成されてもよい。モールド保持部11およびモールド移動部12は、第1制御部51によって制御される。
照射部20は、光源と照射光学系とを有し、インプリント処理において、モールドMを介して基板W上のインプリント材に光(例えば紫外線)を照射する。照射光学系は、例えば、光源からの光をインプリント処理に適切な光の状態(光の強度分布、照明領域など)に調整するための光学素子(レンズ、ミラー、遮光板など)を含みうる。本実施形態では、光硬化法を採用しているため、インプリント装置100が照射部20を有しているが、熱硬化法を採用する場合には、照射部20に代えて、インプリント材(熱硬化性インプリント材)を硬化させるための熱源を有することとなる。照射部20は、第2制御部52により制御される。
第1計測部21は、例えばインプリントヘッド10の内部に設けられたアライメントスコープを含み、基板Wに形成されたアライメントマークと、モールドMに形成されたアライメントマークとのXY方向への相対的な位置ずれを計測する。第1計測部21は、モールドMのパターン部の形状や基板Wのショット領域の形状を計測するように構成されてもよい。この場合、第1計測部21は、インプリント処理の対象となる基板Wのショット領域とモールドMのパターン部との間の整合状態(例えば形状差)を計測する計測部として機能しうる。また、第2計測部22は、オフアクシススコープを含み、必要に応じてグローバルアライメントを実行する。第1計測部21および第2計測部22は、第3制御部53によって制御されうる。
液体供給部23は、基板Wに向けてインプリント材(液滴)を吐出するディスペンサを含み、予め設定されている供給量情報に基づいて、基板W上にインプリント材を供給する。また、液体供給部23から基板W上に供給されるインプリント材の供給量(即ち、供給量情報)は、例えば、基板Wに形成されるインプリント材のパターンの厚さ(残膜の厚さ)やインプリント材のパターンの密度などに応じて適宜設定されうる。液体供給部23は、第4制御部54によって制御されうる。また、気体供給部24は、インプリント装置100の内部で発生したパーティクル(異物)をモールドMおよび基板Wの周辺に侵入させないように気体を供給する機能を有する。気体供給部24は、第5制御部55によって制御されうる。
基板ステージ30は、基板Wを保持してXY方向に真空吸着力や静電力などによって基板Wを引き付けて保持する基板保持部31(基板チャック)と、基板保持部31を支持してベース定盤2の上をXY方向に移動可能な基板移動部32とを含みうる。基板ステージ30の位置は、レーザ干渉計33で計測・モニタされる。また、基板ステージ30(基板移動部32)は、モールドMを基板W上のインプリント材に押し付ける際、XY方向における基板Wの位置を調整することによりモールドMと基板Wとの位置合わせを行うことができる。基板移動部32に適用可能なアクチュエータは、例えば、リアモータやエアシリンダを含む。基板移動部32は、XY方向だけでなく、Z方向に基板Wを移動可能に構成されてもよいし、基板Wのθ方向の位置や基板Wの傾きを調整するための機構を有するように構成されてもよい。基板ステージ30およびレーザ干渉計33は、第6制御部56によって制御される。
ここで、本実施形態では、インプリント装置100における押印および離型は、モールド移動部12によりモールドMをZ方向に移動させることで行われる。しかしながら、それに限られず、基板ステージ30がZ方向に基板Wを移動可能に構成されている場合には、基板ステージ30、または、インプリントヘッド10および基板ステージ30の双方で実現してもよい。また、基板ステージ30には、基板保持部31により保持された基板Wの上面と同じ高さの面を有する板部材34(同面板)が、XY方向において基板Wを取り囲むように設けられている。
クリーニング部40は、例えば、基板ステージ30の基板保持面31aのクリーニング処理を行う機構であり、ブリッジ定盤1によって支持されうる。基板保持面31aとは、基板Wを保持したときに基板Wに接触する面のことであり、本実施形態の場合、基板保持部31の上面である。クリーニング部40は、基板ステージ30の基板保持面31aと接触して当該基板保持面31aをクリーニングするためのクリーニング部材41と、クリーニング部材41を駆動する駆動部42とを含みうる。また、クリーニング部40は、基板保持面31aのクリーニング処理中に発生するパーティクルを吸引するように、気体を排出する排気部を含んでもよい。クリーニング部40は、第7制御部57によって制御される。なお、クリーニング部40の詳細な構成については後述する。
制御系CNTは、主制御部50と第1制御部51〜第7制御部57とを含み、インプリント装置の各部を制御する(インプリント処理およびクリーニング処理を制御する)。例えば、主制御部50は、CPUやメモリなどを含むコンピュータによって構成され、メモリに格納されたプログラムに従って第1制御部51〜第7制御部57を制御することにより、インプリント処理およびクリーニング処理を制御することができる。本実施形態では、主制御部50が、第1制御部51〜第7制御部57を構成するコンピュータとは別のコンピュータで構成されているが、それに限られず、主制御部50および第1制御部51〜第7制御部57が共通のコンピュータで構成されてもよい。
[クリーニング部の構成]
次に、クリーニング部40の構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、クリーニング部40の構成を示す概略図である。クリーニング部40は、上述したように、基板ステージ30の基板保持面31aをクリーニングするためのクリーニング部材41と、クリーニング部材41を駆動する駆動部42とを含みうる。
クリーニング部材41は、基板ステージ30の基板保持面31a(基板保持部31の上面)に接触した状態で基板保持面31a上を移動することにより、基板保持面31aに付着したパーティクル(異物)を取り除くことができる部材である。クリーニング部材41は、基板保持部31を構成する材料と同じ材料で構成(作成)されてもよいし、基板保持部31を構成する材料とは異なる材料で構成されてもよい。
駆動部42は、軸部材43を介してクリーニング部材41を支持する支持部材44と、支持部材44をX方向に駆動する第1駆動部45と、支持部材44をZ方向に駆動する第2駆動部46とを含みうる。第1駆動部45は、例えば、X方向に支持部材44を駆動するアクチュエータ45aと、X方向への支持部材44の駆動をガイド(案内)するガイド部材45bとを含み、クリーニング部材41をX方向に移動させる。また、第2駆動部46は、Z方向に支持部材44を駆動するアクチュエータ46aと、Z方向への支持部材44の駆動をガイド(案内)するガイド部材46bとを含み、クリーニング部材41をZ方向に移動させる。第1駆動部45のアクチュエータ45aおよび第2駆動部46のアクチュエータ46aとしては、例えば、リニアモータやボールねじなどが用いられうる。
[クリーニング処理]
次に、クリーニング処理について説明する。クリーニング処理は、基板保持面31aとクリーニング部材41とを互いに接触させた状態で、基板保持面31aとクリーニング部材41とをXY方向に相対移動させることにより、基板保持面31aに付着したパーティクル(異物)を除去する処理である。クリーニング処理は、例えば基板Wの交換時やロットの交換時など、基板ステージ30(基板保持面31a)上に基板Wが配置されていない状態で行われうる。
主制御部50は、複数回のクリーニング処理を制御し、1回のクリーニング処理では、クリーニング部材41が基板保持面31aの全体にわたって移動(摺動)するようにクリーニング部材41と基板保持面31aとの相対移動を制御する。また、主制御部50は、第1クリーニング処理(n回目のクリーニング処理(nは自然数))とその次に行われる第2クリーニング処理(n+1回目のクリーニング処理)との間において、クリーニング処理と異なる処理を制御する。クリーニング処理と異なる処理としては、例えば、基板Wにパターンを形成する形成処理(本実施形態ではインプリント処理)が挙げられる。
ここで、インプリント装置100では、前工程で形成された基板W上の微細なパターンに対し、ナノメートルオーダの精度で次の微細なパターンを重ね合わせて形成する。そのため、基板ステージ30には、前工程で形成された微細なパターンが歪まないような高い平坦度で基板Wを保持することが要求される。しかしながら、基板保持面31aとクリーニング部材41とを互いに接触させた状態で相対移動させる方式のクリーニング処理では、それらの接触面の微細な凹凸形状などに起因して、局所的に摩耗が大きくなる部分が基板保持面31aに生じることがある。例えば、当該クリーニング処理を行うと、カッターマークなど、他の箇所に比べて摩耗が大きくなる部分が基板保持面31aに生じることがある。このような局所的な摩耗が、複数回のクリーニング処理により同一部分に累積されると、基板保持面31aの平坦度が低下し、それに伴い、基板ステージ30(基板保持部31)により保持された基板Wの平坦度が低下しうる。
そこで、本実施形態のインプリント装置100は、第1クリーニング処理とその次に行われる第2クリーニング処理とで、基板保持面31aに対してクリーニング部材41を移動させる移動経路を変更する。ここで、移動経路は、本実施形態の場合、基板保持面31a上においてクリーニング部材41の重心(中心)を移動させる経路(軌跡)として定義され、以下では単に「移動経路」と呼ぶことがある。また、基板保持面31aに対するクリーニング部材41の移動は、基板ステージ30の基板移動部32およびクリーニング部40の駆動部42の少なくとも一方を制御することにより行われうる。
例えば、主制御部50は、事前に設定された複数種類の移動経路がクリーニング処理の回数に応じて順番に使用されるように、基板保持面31aに対してクリーニング部材41を移動させる移動経路を決定することができる。図3は、基板保持面31aを+Z方向側から見た図(俯瞰図)である。図3では、事前に設定された複数種類の移動経路として、互いに異なる4種類の移動経路61〜64が示されている。ここで、移動経路は、基板保持面31aが円形状である場合においては、図3に示すように円形状に設定されることがクリーニング処理の効率の点で好ましい。しかしながら、それに限られず、例えば、基板保持面31aやそれに形成された溝パターンの形状が多角形状であったり、クリーニング時間の短縮が図れたりする場合には、移動経路を多角形状などの他の形状に設定してもよい。
1回目のクリーニング処理では、主制御部50は、移動経路61を使用して、クリーニング部材41を基板保持面31a上で移動させる。そして、2回目のクリーニング処理では、主制御部50は、前回(1回目)のクリーニング処理で使用された移動経路61と異なる移動経路62を使用して、クリーニング部材41を基板保持面31a上で移動させる。同様にして、主制御部50は、3回目のクリーニング処理では移動経路63を使用して、4回目のクリーニング処理では移動経路64を使用して、クリーニング部材41を基板保持面31a上で移動させる。また、5回目以降のクリーニング処理では、上述した1〜4回目と同様のクリーニング処理が繰り返され、移動経路61〜64が順番に使用されることとなる。具体的には、5回目のクリーニング処理では移動経路61が、6回目のクリーニング処理では移動経路62が、・・・それぞれ使用されることとなる。
上述したように、本実施形態のインプリント装置100は、第1クリーニング処理とその次に行われる第2クリーニング処理とで、基板保持面31aに対してクリーニング部材41を相対移動させる移動経路を変更する。これにより、複数回のクリーニング処理において、基板保持面31aの同一部分に局所的な摩耗が累積されて基板保持面31aの平面度が許容範囲から外れるまでの期間(即ち、基板保持部31の寿命)を延ばすことができる。即ち、基板保持面31aの平坦度の低下速度を低減させることができる。
ここで、本実施形態では、予め設定された複数種類の移動経路がクリーニング処理の回数に応じて順番に使用する例について説明した。しかしながら、それに限られず、例えば、前回のクリーニング処理で使用した移動経路に基づいて、今回のクリーニング処理で使用する移動経路を決定してもよい。具体的には、主制御部50は、第1クリーニング処理(n回目のクリーニング処理)で使用した第1移動経路に基づいて、第2クリーニング処理(n+1回目のクリーニング処理)で使用する第2移動経路を、第1移動経路と異ならせるように決定してもよい。
また、図4に示すように、第1移動経路と第2移動経路との間隔dは、基板保持面31aで保持される基板Wの厚さをtとすると、d/t<5の関係を満たすように設定されるとよい。図5は、第1移動経路と第2移動経路との間隔d(基板保持面31aに形成されるカッターマークの間隔とも言える)に対する基板の撓み量δを示すグラフである。図5に示すグラフは、両端固定支持梁の撓み計算から求めたものであり、d/t=1での撓み量δを1として規格化している。図9に示すグラフより、撓み量δの規格許容値を180以下に設定すると、d/t<5のときに当該規格許容値を満たすこととなる。なお、上述した間隔dの設定方法は、複数種類の移動経路61〜64を設定する場合にも適用することができる。
<第2実施形態>
本発明に係る第2実施形態について説明する。本実施形態では、クリーニング処理の実行中にインプリント装置100が停止しときの対処例について説明する。なお、本実施形態は、第1実施形態を基本的に引き継ぐものであり、インプリント装置100の構成等は第1実施形態で説明したとおりである。
インプリント装置100の実際の運用では、地震の発生や工場、装置の予期せぬ不具合などによってクリーニング処理の実行中に装置が停止し、クリーニング処理が完了しないことがある。一例として、主制御部50が、クリーニング処理が完了した時点で、当該クリーニング処理に使用した移動経路の情報をメモリに記憶するように構成されている場合を想定する。この場合において、クリーニング処理の途中で装置が停止したとすると、装置の復旧後に行われるクリーニング処理では、装置の停止前のクリーニング処理で使用されていた移動経路を再び使用することとなる。例えば、移動経路の50%程度までクリーニング処理が進んだ状態で装置が停止した場合、装置の復旧後に行われるクリーニング処理では、装置の停止前に使用されていた移動経路の50%程度までのクリーニング処理が再び行われることとなる。
そのため、本実施形態では、主制御部50は、第1クリーニング処理が中断した場合、第1クリーニング処理とは異なる移動経路で第2クリーニング処理を行うように、複数回のクリーニング処理を制御する。例えば、第1クリーニング処理に対しては第1移動経路が設定され、第2クリーニング処理に対しては第2移動経路が設定されているとする。この場合において、主制御部50は、第1クリーニング処理が中断したとすると、復旧後のクリーニング処理として、第2移動経路を使用した第2クリーニング処理を実行する。
図6は、本実施形態におけるクリーニング処理を示すフローチャートである。S11では、主制御部50は、前回のクリーニング処理で使用された移動経路を参照して、今回のクリーニング処理で使用する移動経路を決定し、決定した移動経路をメモリに記憶する。また、主制御部50は、今回のクリーニング処理が何回目のクリーニング処理であるのか(クリーニング処理の累積回数)をメモリに記憶する。例えば、第1実施形態で説明したように複数種類の移動経路が設定されている場合、主制御部50は、クリーニング処理の累積回数に応じて、複数種類の移動経路から、今回のクリーニング処理で使用する移動経路を決定(選択)しうる。また、それに限られず、使用する移動経路を記述したファイルを読み込んでもよいし、使用する移動経路を、クリーニング処理の累積回数を変数として物理モデルに基づいて決定してもよい。ここで、クリーニング処理の累積回数とは、例えば基板保持部31をインプリント装置100に搭載してから、当該基板保持部31(基板保持面31a)に対してクリーニング処理を行った回数のことである。
S12では、主制御部50は、S11で決定した移動経路に基づいて、クリーニング処理を実行する。S13では、主制御部50は、クリーニング処理が正常に終了したか否かを判断する。クリーニング処理が正常終了しなかった場合(即ち、中断した場合)にはS14に進む。S14では、主制御部50は、装置が復旧した直後に、移動経路の中断位置をメモリに記憶する。例えば、主制御部50は、装置の復旧直後におけるクリーニング部材41と基板ステージ30(基板保持面31a)との相対位置を、移動経路の中断位置として決定することができる。このようにクリーニング処理を制御することにより、主制御部50は、中断が生じたクリーニング処理の累積回数および中断位置を把握することができる。そのため、復旧後のクリーニング処理において、中断が生じたクリーニング処理と移動経路が重複することを回避することができる。
ここで、クリーニング処理の中断が頻発すると、複数種類の移動経路の各々における使用回数が偏り、平均的な使用回数にならずに、基板保持面31aの平坦度が低下することが懸念される。そのため、主制御部50は、第1クリーニング処理が中断した場合、第2クリーニング処理において、第1クリーニング処理で使用された第1移動経路の残りの部分でのクリーニング処理行ってもよい。つまり、第2クリーニング処理では、第1移動経路における残りの部分でのクリーニング処理と、第2移動経路でのクリーニング処理と実行しうる。これにより、各移動経路の使用回数の偏りを低減することができる。
具体的には、図7に示すように、第1移動経路60aにおける70%程度の位置Sで第1クリーニング処理が中断したとする。この場合、主制御部50は、次に行われる第2クリーニング処理として、第1移動経路60aにおける残り30%の部分Rでのクリーニング処理と、第2移動経路60bでのクリーニング処理とを行う。復旧直後のクリーニング部材41は第1移動経路60aの中断位置Sにあるため、第1移動経路60aの残りの部分でのクリーニング処理を、第1移動経路の中断位置Sから開始することが時間短縮の点で好ましい。
また、クリーニング処理において基板保持面31aが削られる量(削り量)は、必ずしも基板保持面31aの全面で均一になるとは限らない。基板保持部31の材料に起因した不均一などが考えられる。削り量の不均一に対しては、基板保持部31の特性を事前に取得しておき、その特定を、複数種類の移動経路の設定に反映させてもよい。例えば、複数種類の移動経路の各々についてクリーニング処理を実行したときの基板保持面31aの削れ量を示す情報を、実験やシミュレーションなどにより事前に取得しておく。そして、主制御部50は、当該情報に基づいて、削れ量が比較的大きい移動経路については使用回数を少なくし、削れ量が比較的小さい移動経路については使用回数を多くするように、移動経路を決定してもよい。これにより、複数種類の移動経路における削り量の均一化を図ることができる。
この例において、各移動経路についての削れ量を示す情報に基づいて、複数種類の移動経路の間隔を変更してもよい。例えば、複数種類の移動経路のうち、削れ量が比較的大きい移動経路に対しては、当該移動経路とその隣の移動経路との間隔を広げ、削れ量が比較的小さい移動経路に対しては、当該移動経路とその隣の移動経路との間隔を狭める。これにより、複数種類の移動経路における削り量の均一化を図ることができる。
さらに、図1に示すように、基板保持面31aの平坦度を計測する平坦度計測部25をインプリント装置100に設けておき、平坦度計測部25での計測結果に基づいて、複数の移動経路の間隔を変更してもよい。例えば、主制御部50は、図8に示すように、S11の工程とS12の工程との間において、平坦度計測部25で基板保持面31aの平坦度を計測する工程S15を行う。主制御部50は、平坦度計測部25での計測結果に基づいて、基板保持面31aのうち、凸状になっている部分に対しては移動経路の間隔を狭め、凹状になっている部分に対しては移動経路の間隔を広げるように、複数種類の移動経路の間隔を変更する。これにより、基板保持面31aのうち、凸状になっている部分ではクリーニング処理での削り量を増加させ、凹状になっている部分ではクリーニング処理での削り量を減少させることができる。これにより、基板保持面31aの平坦度の低下を低減することができる。なお、図8に示すフローチャートにおけるS15以外の工程は、図6に示すフローチャートと同様である。
<第3実施形態>
本発明に係る第3実施形態について説明する。本実施形態では、1回のクリーニング処理において、基板保持面31aに対してクリーニング部材41を2周以上移動させる例について説明する。なお、本実施形態は、第1実施形態を基本的に引き継ぐものであり、インプリント装置100の構成等は第1実施形態で説明したとおりである。
図9は、基板保持面31aを+Z方向側から見た図(俯瞰図)である。一例として、本実施形態のクリーニング部材の外形(直径)は、第1実施形態のクリーニング部材41の外形(直径)の1/2以下の大きさである。そのため、本実施形態では、1回のクリーニング処理において、基板保持面31aに対してクリーニング部材41を2周移動させることで、基板保持面31aの全体にわたってクリーニング部材41を移動させることができる。
具体的には、図9に示すように、移動経路61〜64の各々について、第1部分経路61a〜64aと第2部分経路61b〜64bとが設定されている。移動経路61でのクリーニング処理では、第1部分経路61aでクリーニング部材41を移動した後、第2部分経路61bでクリーニング部材を移動させることで、基板保持面31aの全体にわたってクリーニング部材41を移動させることができる。移動経路62〜64の各々でのクリーニング処理についても、移動経路61と同様にクリーニング部材41の移動が行われうる。
<物品の製造方法の実施形態>
本発明の実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、基板に供給(塗布)されたインプリント材に上記のインプリント装置(インプリント方法)を用いてパターンを形成する工程と、かかる工程でパターンを形成された基板を加工する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
インプリント装置を用いて成形した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、レジストマスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、レジストマスクは除去される。
次に、物品の具体的な製造方法について説明する。図10(a)に示すように、絶縁体等の被加工材2zが表面に形成されたシリコンウェハ等の基板1zを用意し、続いて、インクジェット法等により、被加工材2zの表面にインプリント材3zを付与する。ここでは、複数の液滴状になったインプリント材3zが基板上に付与された様子を示している。
図10(b)に示すように、インプリント用の型4zを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3zに向け、対向させる。図10(c)に示すように、インプリント材3zが付与された基板1zと型4zとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3zは型4zと被加工材2zとの隙間に充填される。この状態で硬化用のエネルギとして光を型4zを通して照射すると、インプリント材3zは硬化する。
図10(d)に示すように、インプリント材3zを硬化させた後、型4zと基板1zを引き離すと、基板1z上にインプリント材3zの硬化物のパターンが形成される。この硬化物のパターンは、型の凹部が硬化物の凸部に、型の凸部が硬化物の凹部に対応した形状になっており、即ち、インプリント材3zに型4zの凹凸パターンが転写されたことになる。
図10(e)に示すように、硬化物のパターンを耐エッチングマスクとしてエッチングを行うと、被加工材2zの表面のうち、硬化物が無いか或いは薄く残存した部分が除去され、溝5zとなる。図10(f)に示すように、硬化物のパターンを除去すると、被加工材2zの表面に溝5zが形成された物品を得ることができる。ここでは硬化物のパターンを除去したが、加工後も除去せずに、例えば、半導体素子等に含まれる層間絶縁用の膜、つまり、物品の構成部材として利用してもよい。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
10:インプリントヘッド、25:平坦度計測部、30:基板ステージ、31:基板保持部、31a:基板保持面、40:クリーニング部、50:主制御部

Claims (12)

  1. 基板にパターンを形成するリソグラフィ装置であって、
    基板を保持する保持面を有する保持部と、
    前記保持面をクリーニングするための部材と、
    前記保持面と前記部材とを互いに接触させた状態で相対移動させることにより、前記保持面のクリーニング処理を制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、第1クリーニング処理とその次に行われる第2クリーニング処理とを含む複数回の前記クリーニング処理を制御し、前記第1クリーニング処理と前記第2クリーニング処理とで、前記保持面に対して前記部材を移動させる移動経路を変更する、ことを特徴とするリソグラフィ装置。
  2. 前記制御部は、1回の前記クリーニング処理を、前記部材が前記保持面の全体にわたって移動するように制御する、ことを特徴とする請求項1に記載のリソグラフィ装置。
  3. 前記制御部は、前記第1クリーニング処理と前記第2クリーニング処理との間において、前記クリーニング処理とは異なる処理を制御する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のリソグラフィ装置。
  4. 前記クリーニング処理とは異なる処理は、基板にパターンを形成する形成処理を含む、ことを特徴とする請求項3に記載のリソグラフィ装置。
  5. 前記制御部は、事前に設定された複数種類の移動経路が前記クリーニング処理の回数に応じて順番に使用されるように、前記複数種類の移動経路の中から、前記クリーニング処理に使用する移動経路を決定する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
  6. 前記保持面の平面度を計測する計測部を更に含み、
    前記制御部は、前記計測部で計測された前記保持面の平坦度に基づいて、前記複数種類の移動経路の間隔を変更する、ことを特徴とする請求項5に記載のリソグラフィ装置。
  7. 前記制御部は、前記第1クリーニング処理が中断した場合、前記第1クリーニング処理で使用された第1移動経路とは異なる第2移動経路で前記部材の移動を制御するように、前記第2クリーニング処理を制御する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
  8. 前記制御部は、前記第1移動経路の中断位置から前記部材の移動を開始するように前記第2クリーニング処理を制御する、ことを特徴とする請求項7に記載のリソグラフィ装置。
  9. 前記制御部は、前記第1クリーニング処理で前記保持面に対して前記部材を移動させた第1移動経路に基づいて、前記第2クリーニング処理で前記保持面に対して前記部材を移動させる第2移動経路を、前記第1移動経路と異ならせるように決定する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
  10. 前記制御部は、前記第1クリーニング処理で使用される第1移動経路と前記第2クリーニング処理で使用される第2移動経路との間隔をd、前記基板の厚さをtとしたとき、d/t<5の関係を満たすように当該間隔を決定する、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
  11. 前記移動経路は、前記保持面に対して前記部材を2周以上移動させる経路を含む、ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置を用いて基板上にパターンを形成する形成工程と、
    前記形成工程でパターンが形成された前記基板を加工する加工工程と、を含み、
    前記加工工程で加工された前記基板から物品を製造することを特徴とする物品の製造方法。
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