JP2020194676A - プラズマ密度モニタ、プラズマ処理装置、およびプラズマ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラズマ処理の際の実際のプラズマ密度をモニタすることができるプラズマ密度モニタ、ならびに、それを用いたプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法を提供する。【解決手段】表面波プラズマのプラズマ密度をモニタするプラズマ密度モニタは、チャンバの壁部からチャンバ内に向けて延びるように、かつチャンバの内壁面に対して垂直に設けられ、チャンバの壁部の近傍に形成される表面波を受信するモノポールアンテナと、モノポールアンテナで受信した信号から検出値を取り出す同軸線路と、モノポールアンテナの長さを調整する長さ調整部と、長さ調整部を制御し、モノポールアンテナの長さと、同軸線路を介して検出される表面波の検出値との関係から表面波の波長を求め、プラズマ密度と表面波の波長との関係に基づき、求められた表面波の波長から表面波プラズマのプラズマ密度を求めるコントローラとを有する。【選択図】 図6
Description
本開示は、プラズマ密度モニタ、プラズマ処理装置、およびプラズマ処理方法に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、半導体基板にエッチング処理や成膜処理等にはプラズマ処理が多用されている。近時、このようなプラズマ処理を行うプラズマ処理装置としては、高密度で低電子温度のプラズマを均一に形成することができるマイクロ波プラズマ処理装置が注目されている。
特許文献1には、マイクロ波処理装置としてRLSA(登録商標)マイクロ波プラズマ処理装置が記載されている。RLSA(登録商標)マイクロ波プラズマ処理装置は、チャンバの上部に所定のパターンで多数のスロットが形成された平面スロットアンテナを設け、マイクロ波発生源から導かれたマイクロ波を、平面アンテナのスロットから放射させる。そして、放射されたマイクロ波を、その下に設けられた誘電体からなるマイクロ波透過窓を介して真空に保持されたチャンバ内に放射し、そのマイクロ波電界によりチャンバ内に導入されたガスにより表面波プラズマを形成して半導体ウエハを処理する。
本開示は、プラズマ処理の際の実際のプラズマ密度をモニタすることができるプラズマ密度モニタ、ならびに、それを用いたプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法を提供する。
本開示の一態様に係るプラズマ密度モニタは、基板を収容するチャンバ内に表面波プラズマを形成して基板に対してプラズマ処理を行うプラズマ処理装置において、前記表面波プラズマのプラズマ密度をモニタするプラズマ密度モニタであって、前記チャンバの壁部から前記チャンバ内に向けて延びるように、かつ前記チャンバの内壁面に対して垂直に設けられ、前記チャンバの前記壁部の近傍に形成される表面波を受信するモノポールアンテナと、前記モノポールアンテナで受信した信号から検出値を取り出す同軸線路と、前記モノポールアンテナの長さを調整する長さ調整部と、前記長さ調整部を制御し、前記モノポールアンテナの長さと、前記同軸線路を介して検出される前記表面波の検出値との関係から前記表面波の波長を求め、プラズマ密度と表面波の波長との関係に基づき、前記表面波の波長から前記表面波プラズマのプラズマ密度を求めるコントローラと、を有する。
本開示によれば、プラズマ処理の際の実際のプラズマ密度をモニタすることができるプラズマ密度モニタ、ならびに、それを用いたプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法が提供される。
以下、添付図面を参照して実施形態について具体的に説明する。
<プラズマ処理装置の構成>
図1は、一実施形態のプラズマ密度モニタが搭載されたプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図であり、図2は図1のプラズマ処理装置に用いられるプラズマ源の構成を示すブロック図、図3はプラズマ源におけるマイクロ波供給部を模式的に示す平面図、図4はプラズマ源におけるマイクロ波放射機構を示す断面図、図5はマイクロ波放射機構の給電機構を示す横断面図である。
図1は、一実施形態のプラズマ密度モニタが搭載されたプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図であり、図2は図1のプラズマ処理装置に用いられるプラズマ源の構成を示すブロック図、図3はプラズマ源におけるマイクロ波供給部を模式的に示す平面図、図4はプラズマ源におけるマイクロ波放射機構を示す断面図、図5はマイクロ波放射機構の給電機構を示す横断面図である。
プラズマ処理装置100は、基板である半導体ウエハW(以下ウエハWと記述する)に対してプラズマ処理として例えばエッチング処理を施すプラズマエッチング装置として構成されており、表面波プラズマによるプラズマ処理を行う。プラズマ処理装置100は、気密に構成されたアルミニウムまたはステンレス鋼等の金属材料からなる略円筒状の接地されたチャンバ1と、チャンバ1内に表面波プラズマを形成するためのプラズマ源2と、プラズマ密度モニタ3とを有している。チャンバ1の上部には開口部1aが形成されており、プラズマ源2はこの開口部1aからチャンバ1の内部に臨むように設けられている。
チャンバ1内にはウエハWを水平に支持する支持部材であるサセプタ11が、チャンバ1の底部中央に絶縁部材12aを介して立設された筒状の支持部材12により支持された状態で設けられている。サセプタ11および支持部材12を構成する材料としては、表面を陽極酸化処理したアルミニウム等が例示される。
また、図示はしていないが、サセプタ11には、ウエハWを静電吸着するための静電チャック、温度制御機構、ウエハWの裏面に熱伝達用のガスを供給するガス流路、およびウエハWを搬送するために昇降する昇降ピン等が設けられている。さらに、サセプタ11には、整合器13を介して高周波バイアス電源14が電気的に接続されている。この高周波バイアス電源14からサセプタ11に高周波電力が供給されることにより、ウエハW側にプラズマ中のイオンが引き込まれる。
チャンバ1の底部には排気管15が接続されており、この排気管15には真空ポンプを含む排気装置16が接続されている。そしてこの排気装置16を作動させることによりチャンバ1内のガスが排出され、チャンバ1内が所定の真空度まで高速に減圧することが可能となっている。また、チャンバ1の側壁には、ウエハWの搬入出を行うための搬入出口17と、この搬入出口17を開閉するゲートバルブ18とが設けられている。
チャンバ1の上部には、リング状のガス導入部材26がチャンバ壁に沿って設けられており、このガス導入部材26には内周に多数のガス吐出孔が設けられている。このガス導入部材26には、プラズマ生成ガスや処理ガス等のガスを供給するガス供給源27が配管28を介して接続されている。プラズマ生成ガスとしてはArガス等の希ガスを好適に用いることができる。また、処理ガスとしては、通常エッチング処理に用いられるエッチングガス、例えばCl2ガス等を用いることができる。
ガス導入部材26からチャンバ1内に導入されたプラズマ生成ガスは、プラズマ源2からチャンバ1内に導入されたマイクロ波によりプラズマ化される。その後ガス導入部材26から処理ガスを導入すると、プラズマ生成ガスのプラズマにより、処理ガスが励起されてプラズマ化し、この処理ガスのプラズマによりウエハWにプラズマ処理が施される。
<プラズマ源>
次に、プラズマ源2について説明する。
プラズマ源2は、チャンバ1内に表面波プラズマを形成するためのものであり、チャンバ1の上部に設けられた支持リング29により支持された円形をなす天板110を有しており、支持リング29と天板110との間は気密にシールされている。天板110は、チャンバ1の上壁としても機能する。図2に示すように、プラズマ源2は、複数経路に分配してマイクロ波を出力するマイクロ波出力部30と、マイクロ波出力部30から出力されたマイクロ波を伝送しチャンバ1内に放射するためのマイクロ波供給部40とを有している。
次に、プラズマ源2について説明する。
プラズマ源2は、チャンバ1内に表面波プラズマを形成するためのものであり、チャンバ1の上部に設けられた支持リング29により支持された円形をなす天板110を有しており、支持リング29と天板110との間は気密にシールされている。天板110は、チャンバ1の上壁としても機能する。図2に示すように、プラズマ源2は、複数経路に分配してマイクロ波を出力するマイクロ波出力部30と、マイクロ波出力部30から出力されたマイクロ波を伝送しチャンバ1内に放射するためのマイクロ波供給部40とを有している。
マイクロ波出力部30は、マイクロ波電源31と、マイクロ波発振器32と、発振されたマイクロ波を増幅するアンプ33と、増幅されたマイクロ波を複数に分配する分配器34とを有している。
マイクロ波発振器32は、所定周波数(例えば、915MHz)のマイクロ波を例えばPLL発振させる。分配器34では、マイクロ波の損失ができるだけ起こらないように、入力側と出力側のインピーダンス整合を取りながらアンプ33で増幅されたマイクロ波を分配する。なお、マイクロ波の周波数としては、915MHzの他に、700MHzから3GHzの範囲の所望の周波数を用いることができる。
マイクロ波供給部40は、分配器34にて分配されたマイクロ波を主に増幅する複数のアンプ部42と、複数のアンプ部42のそれぞれに接続されたマイクロ波放射機構41とを有している。
マイクロ波放射機構41は、例えば図3に示すように、天板110上に、円周状に6個およびその中心に1個、合計7個配置されている。
天板110は、真空シールおよびマイクロ波透過板として機能し、金属製のフレーム110aと、そのフレーム110aに嵌め込まれ、マイクロ波放射機構41が配置されている部分に対応するように設けられた石英等の誘電体からなるマイクロ波透過窓110bとを有している。
アンプ部42は、位相器46と、可変ゲインアンプ47と、ソリッドステートアンプを構成するメインアンプ48と、アイソレータ49とを有している。
位相器46は、マイクロ波の位相を変化させることができるように構成されており、これを調整することにより放射特性を変調させることができる。例えば、各アンプ部42の位相を調整することにより指向性を制御してプラズマ分布を変化させることや、隣り合うアンプ部42において90°ずつ位相をずらすようにして円偏波を得ることができる。また、位相器46は、アンプ内の部品間の遅延特性を調整し、チューナ内での空間合成を目的として使用することができる。ただし、このような放射特性の変調やアンプ内の部品間の遅延特性の調整が不要な場合には位相器46は設ける必要はない。
可変ゲインアンプ47は、メインアンプ48へ入力するマイクロ波の電力レベルを調整し、個々のアンテナモジュールのばらつきを調整またはプラズマ強度調整のためのアンプである。可変ゲインアンプ47をアンプ部42毎に変化させることによって、発生するプラズマに分布を生じさせることもできる。
ソリッドステートアンプを構成するメインアンプ48は、例えば、入力整合回路と、半導体増幅素子と、出力整合回路と、高Q共振回路とを有する構成とすることができる。
アイソレータ49は、マイクロ波放射機構41で反射してメインアンプ48に向かう反射マイクロ波を分離するものであり、サーキュレータとダミーロード(同軸終端器)とを有している。サーキュレータは、後述するマイクロ波放射機構41のアンテナ部43で反射したマイクロ波をダミーロードへ導き、ダミーロードはサーキュレータによって導かれた反射マイクロ波を熱に変換する。
マイクロ波放射機構41は、図4に示すように、マイクロ波を伝送する同軸構造の導波路44と、導波路44を伝送されたマイクロ波をチャンバ1内に放射するアンテナ部43とを有している。そして、マイクロ波放射機構41からチャンバ1内に放射されたマイクロ波がチャンバ1内の空間で合成され、チャンバ1内で表面波プラズマが形成されるようになっている。
導波路44は、筒状の外側導体52およびその中心に設けられた棒状の内側導体53が同軸状に配置されて構成されており、導波路44の先端にアンテナ部43が設けられている。導波路44は、内側導体53が給電側、外側導体52が接地側となっている。外側導体52および内側導体53の上端は反射板58となっている。
導波路44の基端側にはマイクロ波(電磁波)を給電する給電機構54が設けられている。給電機構54は、導波路44(外側導体52)の側面に設けられたマイクロ波電力を導入するためのマイクロ波電力導入ポート55を有している。マイクロ波電力導入ポート55には、アンプ部42から増幅されたマイクロ波を供給するための給電線として、内側導体56aおよび外側導体56bからなる同軸線路56が接続されている。そして、同軸線路56の内側導体56aの先端には、外側導体52の内部に向けて水平に伸びる給電アンテナ90が接続されている。
給電アンテナ90は、例えば、アルミニウム等の金属板を削り出し加工した後、テフロン(登録商標)等の誘電体部材の型にはめて形成される。反射板58から給電アンテナ90までの間には、誘電体からなる遅波材59が設けられている。なお、2.45GHz等の周波数の高いマイクロ波を用いた場合には、遅波材59は設けなくてもよい。給電アンテナ90から放射される電磁波を反射板58により反射させることで、最大の電磁波を同軸構造の導波路44内に伝送させる。その場合、給電アンテナ90から反射板58までの距離を約λg/4の半波長倍に設定することが好ましい。ただし、周波数の低いマイクロ波では、径方向の制約のため、これに当てはまらない場合もある。その場合には、給電アンテナ90より発生させる電磁波の腹を給電アンテナ90ではなく、給電アンテナ90の下方に誘起させるように、給電アンテナの形状を最適化することが好ましい。
給電アンテナ90は、図5に示すように、マイクロ波電力導入ポート55において同軸線路56の内側導体56aに接続され、電磁波が供給される第1の極92および供給された電磁波を放射する第2の極93を有するアンテナ本体91と、アンテナ本体91の両側から、内側導体53の外側に沿って延び、リング状をなす反射部94とを有し、アンテナ本体91に入射された電磁波と反射部94で反射された電磁波とで定在波を形成するように構成されている。アンテナ本体91の第2の極93は内側導体53に接触している。
給電アンテナ90がマイクロ波(電磁波)を放射することにより、外側導体52と内側導体53との間の空間にマイクロ波電力が給電される。そして、給電機構54に供給されたマイクロ波電力がアンテナ部43に向かって伝播する。
導波路44にはチューナ60が設けられている。チューナ60は、外側導体52と内側導体53との間に設けられた2つのスラグ61a,61bと、反射板58の外側(上側)に設けられたスラグを駆動するためのアクチュエータ70とを有している。チューナ60は、2つのスラグ61a,61bを独立して駆動することにより、チャンバ1内の負荷(プラズマ)のインピーダンスをマイクロ波出力部30におけるマイクロ波電源の特性インピーダンスに整合させるものである。例えば、内側導体53の内部空間に長手方向に延びるように螺棒からなる2本のスラグ移動軸(図示せず)を設け、アクチュエータ70は各スラグ移動軸を独立して回転させる2つのモータを有するものとする。これにより、アクチュエータ70のモータにより各スラグ移動軸を別個に回転させ、スラグ61a,61bを独立に上下動させることができる。
スラグ61aおよび61bの位置は、スラグコントローラ71により制御される。例えば、インピーダンス検出器(図示せず)により検出された入力端のインピーダンス値と、エンコーダ等により検出されるスラグ61aおよび61bの位置情報に基づいて、スラグコントローラ71がアクチュエータ70を構成するモータに制御信号を送る。これにより、スラグ61aおよび61bの位置が制御され、インピーダンスが調整される。スラグコントローラ71は、終端が例えば50Ωになるようにインピーダンス整合を実行させる。2つのスラグのうち一方のみを動かすと、スミスチャートの原点を通る軌跡を描き、両方同時に動かすと位相のみが回転する。
アンテナ部43は、平面状をなす平面スロットアンテナ81と、平面スロットアンテナ81の裏面(上面)に設けられた遅波材82とを有している。遅波材82の中心には内側導体53に接続された導体からなる円柱部材82aが貫通し、円柱部材82aは平面スロットアンテナ81に接続されている。遅波材82および平面スロットアンテナ81は、外側導体52よりも大径の円板状をなしている。外側導体52の下端は平面スロットアンテナ81まで延びており、遅波材82の周囲は外側導体52で覆われている。
平面スロットアンテナ81は、マイクロ波を放射するスロット81aを有している。スロット81aの個数、配置、形状は、マイクロ波が効率良く放射されるように適宜設定される。スロット81aには誘電体が挿入されていてもよい。
遅波材82は、真空よりも大きい誘電率を有しており、例えば、石英、セラミックス、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂やポリイミド系樹脂により構成されている。遅波材82は、マイクロ波の波長を真空中よりも短くしてアンテナを小さくする機能を有している。遅波材82は、その厚さによりマイクロ波の位相を調整することができ、平面スロットアンテナ81が定在波の「はら」になるようにその厚さを調整する。これにより、反射が最小で、平面スロットアンテナ81の放射エネルギーが最大となるようにすることができる。
平面スロットアンテナ81のさらに先端側には、天板110のマイクロ波透過窓110bが配置されている。そして、メインアンプ48で増幅されたマイクロ波が、内側導体53と外側導体52の周壁の間を通って平面スロットアンテナ81からマイクロ波透過窓110bを透過してチャンバ1内の空間に放射される。なお、マイクロ波透過窓110bは、遅波材82と同様の誘電体で構成することができる。
本実施形態において、メインアンプ48と、チューナ60と、平面スロット用アンテナ81とは近接配置されている。そして、チューナ60と平面スロットアンテナ81とは1/2波長内に存在する集中定数回路を構成しており、かつ平面スロットアンテナ81、遅波材82、マイクロ波透過窓110bは合成抵抗が50Ωに設定されている。このため、チューナ60はプラズマ負荷に対して直接チューニングしていることになり、効率良くプラズマへエネルギーを伝達することができる。
プラズマ処理装置100における各構成部は、マイクロプロセッサを備えた制御部200により制御されるようになっている。制御部200はプラズマ処理装置100のプロセスシーケンスおよび制御パラメータであるプロセスレシピを記憶した記憶部や、入力手段およびディスプレイ等を備えており、選択されたプロセスレシピに従ってプラズマ処理装置を制御するようになっている。
<プラズマ密度モニタ>
次に、プラズマ密度モニタ3について説明する。
図6はプラズマ密度モニタ3の概略構成を示す断面図である。プラズマ密度モニタ3は、チャンバ1内に形成される表面波プラズマのプラズマ密度(電子密度)をモニタするものである。プラズマ密度モニタ3は、チャンバ1の壁部(本例では上壁となる天板110)からチャンバ内に向けて長さ可変に設けられたモノポールアンテナ140を有する。モノポールアンテナ140の直径は2〜3mmの範囲が好ましい。また、後述するように、プラズマ密度モニタ3は、さらに、モノポールアンテナ140の信号を取り出す同軸線路150と、モノポールアンテナ140の長さを調整する長さ調整部160と、コントローラ180とを有する。
次に、プラズマ密度モニタ3について説明する。
図6はプラズマ密度モニタ3の概略構成を示す断面図である。プラズマ密度モニタ3は、チャンバ1内に形成される表面波プラズマのプラズマ密度(電子密度)をモニタするものである。プラズマ密度モニタ3は、チャンバ1の壁部(本例では上壁となる天板110)からチャンバ内に向けて長さ可変に設けられたモノポールアンテナ140を有する。モノポールアンテナ140の直径は2〜3mmの範囲が好ましい。また、後述するように、プラズマ密度モニタ3は、さらに、モノポールアンテナ140の信号を取り出す同軸線路150と、モノポールアンテナ140の長さを調整する長さ調整部160と、コントローラ180とを有する。
チャンバ1の上壁となる天板110のフレーム110a部分には表面波が侵入可能な大きさの凹部158が設けられ、モノポールアンテナ140は、凹部158の底面から天板110の内面に対して垂直に突出している。モノポールアンテナ140は、チャンバ1の外方(上方)からチャンバ1の内部に向けて挿入されたアンテナロッド141のチャンバ1内(凹部158内)に存在する先端部分で構成されている。モノポールアンテナ140を含むアンテナロッド141は、アルミニウム等の導体(金属)からなる。
天板110のフレーム110a部分の裏面側の凹部158に対応する部分には、アンテナロッド141をガイドするガイド部材144が設けられている。ガイド部材144は、フレーム110aに固定された金属製のリング状をなすフランジ部材142と、フランジ部材142の内部に嵌め込まれた誘電体部材143とを有している。誘電体部材143にはアンテナロッド141が挿通されており、誘電体部材143がアンテナロッド141をガイドする。
ガイド部材144の上方には、アンテナロッド141を固定し、アンテナロッド141を昇降可能とする昇降部材147が設けられている。昇降部材147は、金属製のリング部材145と、リング部材145の内部に嵌め込まれた誘電体部材146とを有する。アンテナロッド141の上端は、誘電体部材146に固定されている。昇降部材147には、同軸ケーブル170が接続されている。同軸ケーブル170の内部導体はアンテナロッド141に接続され、外部導体はリング部材145に接続されている。
ガイド部材144のフランジ部材142と、昇降部材147のリング部材145との間はベローズ148で連結されており、ベローズ148内部はチャンバ1内と同様の真空に保持されるようになっている。
昇降部材147は、スライダー151に連結され、スライダー151は垂直に延びるガイド部材152にガイドされて昇降可能となっている。また、フレーム110aの裏面のガイド部材152の近傍には、モータ153が固定されており、モータ153の回転軸に連結された螺棒154が垂直に設けられている。モータ153としてはステッピングモータを用いることができる。スライダー151には螺棒154に螺合するナット部155が連結されており、モータ153により螺棒154を回転させることにより、ナット部155を介してスライダー151を昇降させ、それとともに昇降部材147を昇降させるようになっている。そして、昇降部材147の昇降にともなってアンテナロッド141が昇降し、アンテナロッド141の先端部のモノポールアンテナ140の長さが調整される。本例のモノポールアンテナ140の長さdは、凹部158の底面である誘電体部材143の下面からアンテナロッド141の先端までの距離である。
アンテナロッド141のモノポールアンテナ140から上方に連続する部分が内部導体として機能し、フランジ部材142、ベローズ148、リング部材145が外部導体として機能して、これらと同軸ケーブル170とで同軸線路150を構成する。
また、モータ153、螺棒154、ナット部155、ガイド部材152、スライダー151は、モノポールアンテナ140の長さを調整する長さ調整部160を構成する。長さ調整部160のモータ153として高精度のステッピングモータを用いることにより、モノポールアンテナ140の長さdを0.1mmステップで高精度に調整することができる。
同軸線路150は、同軸ケーブル170を介してコントローラ180に接続される。図7に示すように、モノポールアンテナ140は、表面波プラズマの表面に形成され、チャンバ1の上壁として機能する天板110のフレーム110aの内壁面近傍に存在する表面波190を受信する。受信した表面波190の電界強度は、同軸線路150で例えば表面波検出電流ISWとして取り出され、コントローラ180に送られる。表面波検出電流ISWの検出は、抵抗の電圧降下(電圧値)VSWを通して行うことができる。
コントローラ180は、長さ調整部160によるモノポールアンテナ140の長さを制御し、図8に示すモノポールアンテナ140の長さdと表面波検出電流ISW(電圧値Vsw)との関係に基づいて表面波の波長λSWを求める。
すなわち、表面波検出電流ISW(すなわち電圧値Vsw)の値は、モノポールアンテナ140の長さdがλSW/4のとき極大値となり、λSW/2のとき0になる。したがって、コントローラ180により長さ調整部160を制御して、例えば、モノポールアンテナ140の長さdを変化させていき、電圧値VSWが最大になる長さdの値を求め、その長さdをλSW/4とする。または電圧値VSWが0になる長さdの値を求め、その長さdをλSW/2とする。これにより、表面波の波長λSWを求めることができる。なお、表面波検出電流ISW(電圧値VSW)の極大値は(2n−1)×λSW/4(ただし、nは1以上の自然数)で現れ、0はn×λSW/2(ただし、nは1以上の自然数)で現れるため、(2n−1)×λSW/4、n×λSW/2でnが2以上のときのdの値を用いてもよい。
一方、表面波プラズマのプラズマ密度(電子密度)neと表面波の波長λSWは、それぞれ、以下の(1)、(2)式で表される。
ただし、meは電子の質量、ε0は真空の誘電率、eは素電荷、ωpeは電子プラズマ周波数、cは光速、ωはマイクロ波の周波数、κdはモノポールアンテナ周囲の物質の比誘電率である。
ただし、meは電子の質量、ε0は真空の誘電率、eは素電荷、ωpeは電子プラズマ周波数、cは光速、ωはマイクロ波の周波数、κdはモノポールアンテナ周囲の物質の比誘電率である。
この(1)、(2)式において、プラズマ密度(電子密度)neと表面波の波長λSW以外は既知であるので、(1)、(2)式からプラズマ密度(電子密度)neと表面波の波長λSWとの関係を求めることができ、これらの関係は図9に示すようになる。コントローラ180は、上述のようにして求めた表面波の波長λSWと図9との関係に基づいてプラズマ密度を求める。これにより表面波プラズマのプラズマ密度がモニタされる。図1のプラズマ処理装置においてマイクロ波の周波数の範囲を通常用いられる500〜2450MHzとした場合、実験により求められたプラズマ密度と、図9の関係により表面波の波長λSWを計算するとおよそ2〜4mm程度となる。したがって、例えば、モノポールアンテナ140の長さdを最大値となるλSW/4で合わせる場合は、dがおよそ0.5〜1mmの範囲となる。
このように、図8に示すモノポールアンテナ140の長さdと表面波検出電流ISWの関係に基づいて表面波の波長λSWを求めることができ、求めたλSWから図9の関係に基づいてプラズマ密度neを求めることができる。すなわち、モノポールアンテナ140の長さdを変化させて表面波の波長λSWを求めることにより、表面波プラズマのプラズマ密度をモニタすることができる。
図6の例では、モノポールアンテナ140を凹部158の底面から垂直に突出して設けることにより、モノポールアンテナ140がチャンバ1の上壁を構成する天板110(フレーム110a)の下面から突出し難い構成となっている。これにより、モノポールアンテナ140近傍での異常放電の発生が抑制される。ただし、このような異常放電の発生を考慮しなければ、図10に示すように、凹部を設けずにモノポールアンテナ140を天板110(フレーム110a)の下面から突出させるようにしてもよい。また、異常放電の発生をより有効に防止する観点からは、図11に示すように、凹部158に誘電体部材181を埋め込んでもよい。また、図12に示すように、モノポールアンテナ140を天板110(フレーム110a)の下面から突出するように設け、モノポールアンテナ140の周囲に誘電体キャップ182を設けてもよい。図11、図12のようにモノポールアンテナ140の周囲に誘電体部材を設けた場合は、表面波の波長は実効波長λgとなる。
<プラズマ処理装置の動作>
次に、以上のように構成されるプラズマ処理装置100における動作について説明する。
まず、ウエハWをチャンバ1内に搬入し、サセプタ11上に載置する。そして、ガス供給源27から配管28およびガス導入部材26を介してチャンバ1内にプラズマ生成ガス、例えばArガスを導入しつつ、プラズマ源2からマイクロ波をチャンバ1内に導入してプラズマを形成する。この際に形成されるプラズマは、表面波プラズマとなる。
次に、以上のように構成されるプラズマ処理装置100における動作について説明する。
まず、ウエハWをチャンバ1内に搬入し、サセプタ11上に載置する。そして、ガス供給源27から配管28およびガス導入部材26を介してチャンバ1内にプラズマ生成ガス、例えばArガスを導入しつつ、プラズマ源2からマイクロ波をチャンバ1内に導入してプラズマを形成する。この際に形成されるプラズマは、表面波プラズマとなる。
プラズマが形成された後、処理ガス、例えばCl2ガス等のエッチングガスを処理ガス供給源27から配管28およびガス導入部材26を介してチャンバ1内に吐出する。吐出された処理ガスは、プラズマ生成ガスのプラズマにより励起されてプラズマ化し、この処理ガスのプラズマによりウエハWにプラズマ処理、例えばエッチング処理が施される。
上記プラズマを生成するに際し、プラズマ源2では、マイクロ波出力部30のマイクロ波発振器32から発振されたマイクロ波電力はアンプ33で増幅された後、分配器34により複数に分配され、分配されたマイクロ波電力はマイクロ波供給部40へ導かれる。マイクロ波供給部40においては、このように複数に分配されたマイクロ波電力は、ソリッドステートアンプを構成するメインアンプ48で個別に増幅され、マイクロ波放射機構41の導波路44に給電される。マイクロ波放射機構41において、チューナ60によりインピーダンスが自動整合され、電力反射が実質的にない状態で、アンテナ部43の平面スロットアンテナ81のスロット81aおよびマイクロ波透過窓110bを介してチャンバ1内に放射されて空間合成される。
マイクロ波放射機構41の導波路44への給電は、同軸線路56を介して側面から行われる。すなわち、同軸線路56から伝播してきたマイクロ波(電磁波)は、導波路44の側面に設けられたマイクロ波電力導入ポート55から導波路44に給電される。マイクロ波(電磁波)が給電アンテナ90の第1の極92に到達すると、アンテナ本体91に沿ってマイクロ波(電磁波)が伝播して行き、アンテナ本体91の先端の第2の極93から放射される。また、アンテナ本体91を伝播するマイクロ波(電磁波)が反射部94で反射し、それが入射波と合成されることにより定在波が発生する。給電アンテナ90の配置位置で定在波が発生すると、内側導体53の外壁に沿って誘導磁界が生じ、それに誘導されて誘導電界が発生する。これらの連鎖作用により、マイクロ波(電磁波)が導波路44内を伝播し、アンテナ部43へ導かれる。
マイクロ波放射機構41は、アンテナ部43とチューナ60とが一体となっているので、極めてコンパクトである。このため、表面波プラズマ源2自体をコンパクト化することができる。さらに、メインアンプ48、チューナ60および平面スロットアンテナ81が近接して設けられ、特にチューナ60と平面スロットアンテナ81とは集中定数回路として構成することができる。また平面スロットアンテナ81、遅波材82、マイクロ波透過窓110bの合成抵抗を50Ωに設計することにより、チューナ60により高精度でプラズマ負荷をチューニングすることができる。また、チューナ60は2つのスラグ61a,61bを移動することによりインピーダンス整合を行うことができるスラグチューナを構成しているのでコンパクトで低損失である。さらに、このようにチューナ60と平面スロットアンテナ81とが近接し、集中定数回路を構成してかつ共振器として機能することにより、平面スロットアンテナ81に至るまでのインピーダンス不整合を高精度で解消することができ、実質的に不整合部分をプラズマ空間とすることができるので、チューナ60により高精度のプラズマ制御が可能となる。
ところで、プラズマ処理装置において、プラズマ処理を行っている際にプラズマ密度をモニタリングする技術は、プロセス管理や装置管理等の観点から切望されている。しかし、実際のプロセスにおいて、実験で用いるような測定プローブを用いてプラズマ密度を測定しようとすると、プロセス分布の悪化や、コンタミ、パーティクルの発生等により実現は難しい。したがって、実際のプラズマ処理においてプラズマ密度をリアルタイムでモニタすることは未だ成功していない。
そこで、発明者らはプラズマ密度をモニタする技術を検討した。その結果、本実施形態のような表面波プラズマの場合、チャンバ1内の壁面近傍にモノポールアンテナ140を設置し、その長さを変化させて表面波検出電流ISWを検出することにより表面波の波長λSWを検出できることが見出された。そして、プラズマ処理において表面波の波長λSWがプラズマ密度に依存することを利用すれば、検出された表面波の波長λSWからプラズマ密度を求めることができ、プラズマ密度をモニタできることが判明した。
したがって、本実施形態では、チャンバ1の内壁面からチャンバ1内に垂直に突出したモノポールアンテナ140の長さを調整して表面波検出電流ISWを検出することにより、表面波の波長λSWを検出し、これに基づいて表面波プラズマの密度をモニタする。
本実施形態のような、マイクロ波を放射して表面波プラズマを形成するプラズマ処理においては、マイクロ波自体の波長は周波数から把握できるものの、表面波プラズマの表面波の波長自体は従来把握されていなかった。これに対して、本実施形態では、モノポールアンテナ140をチャンバ1内に挿入して長さを変化させながら、表面波検出電流ISWを検出するという簡易な手法により表面波プラズマの表面波の波長を把握できることが見出された。そして、プラズマ密度と表面波の波長との関係から、表面波プラズマのプラズマ密度をモニタすることができるようになった。
実験で用いるような測定プローブを実際のプロセスで用いることは、プロセス分布の悪化や、コンタミ、パーティクルの発生等により現実的ではないが、本実施形態のように表面波の波長λSWをモノポールアンテナ140を用いて検出する場合は、このような不都合は生じない。
本実施形態においては、モノポールアンテナ140の長さを調整する長さ調整部160は、モータ153により螺棒154を回転させることにより、ナット部155を介してスライダー151を昇降させ、それとともに昇降部材157を昇降させる。この場合、モータ153として高精度のステッピングモータを用いることにより、モノポールアンテナ140の長さdを0.1mmステップで高精度に調整することができる。
また、モノポールアンテナ140の長さを調整して表面波検出電流ISWを検出することにより、表面波の波長λSWを検出する場合、具体的には、図8に基づいて行うことができる。すなわち、表面波検出電流ISW(すなわち電圧値Vsw)の値は、モノポールアンテナ140の長さdがλSW/4のとき極大値となり、λSW/2のとき0になることを利用して、電圧値(VSW)が最大または0になるdの値により表面波の波長λSWを求める。なお、表面波検出電流ISW(すなわち電圧値Vsw)の値は、(2n−1)×λSW/4のときに極大となり、n×λSW/2のときに0となるから、λSW/4、λSW/2に限らず、(2n−1)×λSW/4、n×λSW/2を利用することができる。
さらに、モノポールアンテナ140がチャンバ1内に突出した状態で露出していると、モノポールアンテナ140近傍で異常放電が発生するおそれがある。これに対し、本実施形態では、チャンバ1の上壁を構成する天板110のフレーム110a部分に表面波が侵入可能な大きさの凹部158を設け、凹部158の底面からモノポールアンテナ140をチャンバ1内に突出させている。このため、モノポールアンテナ140はプラズマ空間に突出した状態で露出することが回避され、モノポールアンテナ140に起因する異常放電が防止される。また、図11、図12ではモノポールアンテナ140を誘電体部材で覆っているので、モノポールアンテナ140に起因する異常放電をより効果的に防止することができる。
マイクロ波プラズマ処理装置において、モノポールアンテナを用いて表面波を測定する技術は、特開2013−77441号公報に記載されている。しかし、この技術は誘電体を伝播する表面波をモニタするものであり、プラズマの表面波の波長を検出すること、およびプラズマ密度をモニタすることは意図していない。
<他の適用>
以上、実施形態について説明したが、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲およびその主旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
以上、実施形態について説明したが、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲およびその主旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
例えば、上記実施形態では、プラズマ源として、マイクロ波を伝送する同軸構造の導波路と、平面スロットアンテナと、マイクロ波透過窓とを有するマイクロ波放射機構を複数有するものを例にとって説明したが、一つのマイクロ波放射機構を有するものであってもよい。
また、上記実施形態では、プラズマ処理装置としてエッチング処理装置を例示したが、これに限らず、成膜処理、酸窒化膜処理、アッシング処理等の他のプラズマ処理であってもよい。さらにまた、基板は半導体ウエハWに限定されず、LCD(液晶ディスプレイ)用基板に代表されるFPD(フラットパネルディスプレイ)基板や、セラミックス基板等の他の基板であってもよい。
1;チャンバ
2;プラズマ源
3;プラズマ密度モニタ
41;マイクロ波放射機構
43;アンテナ部
44;導波路
81;平面スロットアンテナ
82;遅波材
100;プラズマ処理装置
110;天板
110a;フレーム
110b;マイクロ波透過窓
140;モノポールアンテナ
141;アンテナロッド
150;同軸線路
158;凹部
160;長さ調整部
180;コントローラ
181;誘電体部材
182;誘電体キャップ
190;表面波
W;半導体ウエハ(基板)
2;プラズマ源
3;プラズマ密度モニタ
41;マイクロ波放射機構
43;アンテナ部
44;導波路
81;平面スロットアンテナ
82;遅波材
100;プラズマ処理装置
110;天板
110a;フレーム
110b;マイクロ波透過窓
140;モノポールアンテナ
141;アンテナロッド
150;同軸線路
158;凹部
160;長さ調整部
180;コントローラ
181;誘電体部材
182;誘電体キャップ
190;表面波
W;半導体ウエハ(基板)
Claims (18)
- 基板を収容するチャンバ内に表面波プラズマを形成して基板に対してプラズマ処理を行うプラズマ処理装置において、前記表面波プラズマのプラズマ密度をモニタするプラズマ密度モニタであって、
前記チャンバの壁部から前記チャンバ内に向けて延びるように、かつ前記チャンバの内壁面に対して垂直に設けられ、前記チャンバの前記壁部の近傍に形成される表面波を受信するモノポールアンテナと、
前記モノポールアンテナで受信した信号から検出値を取り出す同軸線路と、
前記モノポールアンテナの長さを調整する長さ調整部と、
前記長さ調整部を制御し、前記モノポールアンテナの長さと、前記同軸線路を介して検出される前記表面波の検出値との関係から前記表面波の波長を求め、プラズマ密度と表面波の波長との関係に基づき、前記表面波の波長から前記表面波プラズマのプラズマ密度を求めるコントローラと、
を有する、プラズマ密度モニタ。 - 前記同軸線路で取り出される前記検出値は、前記表面波の電流値である、請求項1に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記電流値の検出は、抵抗の電圧降下を通して行われる、請求項2に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記コントローラは、前記表面波の電流値が最大値となるときの前記モノポールアンテナの長さを、(2n−1)×λSW/4(ただし、λSWは表面波の波長、nは1以上の自然数)として前記表面波の波長を求める、請求項2または請求項3に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記コントローラは、前記表面波の電流値が0となるときの前記モノポールアンテナの長さを、n×λSW/2(ただし、λSWは表面波の波長、nは1以上の自然数)として前記表面波の波長を求める、請求項2または請求項3に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記モノポールアンテナは、前記チャンバの上壁を構成する天板から、前記チャンバ内に向けて延びる、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記モノポールアンテナは、前記チャンバの上方から前記チャンバの内部に向けて挿入されたアンテナロッドの前記チャンバ内に存在する先端部分で構成されている、請求項6に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記長さ調節部は、前記アンテナロッドを昇降させることにより、前記モノポールアンテナの長さを調整する、請求項7に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記アンテナロッドの前記モノポールアンテナ以外の部分は、前記同軸線路の内部導体を形成する、請求項7または請求項8に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記モノポールアンテナの周囲には誘電体部材が設けられている、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記モノポールアンテナは、前記チャンバの内壁に設けられた凹部の底面から垂直に突出して設けられる、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のプラズマ密度モニタ。
- 前記凹部には誘電体が埋め込まれている、請求項11に記載のプラズマ密度モニタ。
- 基板に対してプラズマにより処理を施すプラズマ処理装置であって、
基板を収容するチャンバと、
マイクロ波を出力するマイクロ波出力部と、
前記マイクロ波出力部から出力されたマイクロ波を伝送するマイクロ波伝送路に設けられ、マイクロ波を放射するスロットを有するスロットアンテナ、および前記スロットから放射されたマイクロ波を透過する誘電体からなるマイクロ波透過窓を有するマイクロ波放射機構と、
前記マイクロ波放射機構から放射されたマイクロ波により前記チャンバ内に形成される前記表面波プラズマのプラズマ密度をモニタする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のプラズマ密度モニタと、
を有する、プラズマ処理装置。 - 基板を収容するチャンバ内に表面波プラズマを形成して基板に対してプラズマ処理を行うプラズマ処理方法であって、
前記チャンバの壁部から前記チャンバ内に向けて延びるように、かつ前記チャンバの内壁面に対して垂直に、前記チャンバの前記壁部の近傍に形成される表面波を受信するモノポールアンテナを長さ調整可能に設けることと、
前記チャンバ内に表面波プラズマを形成して基板に対してプラズマ処理を行うことと、
前記プラズマ処理の際に、前記モノポールアンテナの長さを調整し、前記モノポールアンテナの長さと、前記同軸線路を介して検出される前記表面波の検出値との関係から前記表面波の波長を求めることと、
プラズマ密度と表面波の波長との関係に基づき、前記表面波の波長から前記表面波プラズマのプラズマ密度を求めることと、
を有するプラズマ処理方法。 - 前記同軸線路で取り出される前記検出値は、前記表面波の電流値である、請求項14に記載のプラズマ処理方法。
- 前記電流値の検出は、抵抗の電圧降下を通して行われる、請求項15に記載のプラズマ処理方法。
- 前記表面波の波長は、前記表面波の電流値が最大値となるときの前記モノポールアンテナの長さを、(2n−1)×λSW/4(ただし、λSWは表面波の波長、nは1以上の自然数)として求める、請求項15または請求項16に記載のプラズマ処理方法。
- 前記表面波の波長は、前記表面波の電流値が0となるときの前記モノポールアンテナの長さを、n×λSW/2(ただし、λSWは表面波の波長、nは1以上の自然数)として求める、請求項15または請求項16に記載のプラズマ処理方法。
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