JP2020191838A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2には、自脱型コンバイン(本発明に係る「コンバイン」に相当)を示している。本コンバインには、機体フレーム1と、クローラ走行装置2と、が備えられている。走行機体の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取部3が設けられている。走行機体の前部には、運転キャビン4が設けられている。運転キャビン4には、運転者が搭乗する運転部5と、運転部5を覆うキャビン6と、が備えられている。運転部5の下方には、エンジン(図示省略)が設けられている。
〔脱穀装置〕
図3に示すように、脱穀装置9の上部には、扱室15が形成されている。扱室15には、扱胴16が設けられている。扱胴16は、機体前後方向に沿って延びる回転軸心Y1周りで回転可能なように、扱胴軸17を介して前後両側の壁18に支持されている。扱胴16の下方には、受網19が設けられている。扱胴16の後方には、塵埃を外部に排出する排塵ファン20が設けられている。
図4に示すように、排藁処理部12には、排藁搬送装置11の下方に設けられ、排藁搬送装置11によって搬送された排藁を切断する排藁切断装置29と、排藁搬送装置11の後方に設けられ、排藁搬送装置11によって搬送された排藁を結束する結束装置30と、が備えられている。排藁切断装置29は、上下方向に沿って延びる揺動軸心Z1周りで揺動開閉可能に構成されている(図2参照)。排藁切断装置29には、排藁を切断するカッタ31と、カッタ31を覆うカバー32と、上下揺動開閉可能な切り替え板33と、が備えられている。カバー32の上部には、排藁が投入される投入口32aが形成されている。切り替え板33は、投入口32aを開く開位置と投入口32aを閉じる閉位置とに亘って上下揺動開閉可能に構成されている。切り替え板33が開いた状態では、排藁搬送装置11によって搬送された排藁が投入口32aに投入されてカッタ31によって切断されることになる。
図5に示すように、壁18には、可動壁37と、固定壁38と、が備えられている。前側の可動壁37と後側の可動壁37とに亘って、扱胴軸17が架設されている。可動壁37は、機体前後方向に沿って延びる揺動軸心Y2周りで揺動可能なように、アーム39を介して固定壁38に支持されている。前側の壁18の上部と後側の壁18の上部とに亘って、左上部フレーム40及び右上部フレーム41が設けられている。左上部フレーム40は、前側の可動壁37の上部と後側の可動壁37の上部とに亘って設けられている。右上部フレーム41は、前側の固定壁38の上部と後側の固定壁38の上部とに亘って設けられている。前側の可動壁37、後側の可動壁37及び左上部フレーム40によって、扱胴フレーム42が構成されている。扱胴フレーム42は、揺動軸心Y2周りで揺動昇降可能に構成されている。
扱胴16を、脱穀処理を行う位置(脱穀処理位置)に位置保持する前後一対の扱胴ロック機構45が設けられている。前側の扱胴ロック機構45は、前側の可動壁37と前側の固定壁38とに亘って設けられている。後側の扱胴ロック機構45は、後側の可動壁37と後側の固定壁38とに亘って設けられている。扱胴ロック機構45には、プレート46と、ローラ47と、が備えられている。プレート46は、機体前後方向に沿って延びる揺動軸心Y3周りで揺動可能に可動壁37に支持されている。プレート46の先端部には、ローラ47に係合可能なフック部46aが形成されている。プレート46を揺動操作するモータ(図示省略)が設けられている。ローラ47は、支軸47aを介して固定壁38に支持されている。フック部46aがローラ47に係合することにより、扱胴16が脱穀処理位置に位置保持されることになる。ローラ47に対するフック部46aの係合が解除されることにより、扱胴フレーム42がシリンダ43及びガスダンパ44によって上側に揺動可能になる。
図6に示すように、排藁搬送装置11には、排藁の穂先を係止搬送する排藁穂先搬送装置48(図2参照)と、排藁の株元を挟持搬送する排藁株元搬送装置49と、が備えられている。排藁株元搬送装置49には、突起付きの株元搬送チェーン50(本発明に係る「無端回動体」に相当)と、株元搬送チェーン50の下側経路に沿って設けられる排藁レール51と、が備えられている。株元搬送チェーン50と排藁レール51とによって排藁の株元が挟持搬送されることになる。排藁レール51の前部は、前支持部材52によって下方から支持されている。排藁レール51の後部は、後支持部材53によって下方から支持されている。
排藁レール51には、レール本体部材54と、レール延長部材55と、が備えられている。レール延長部材55は、排藁搬送方向に沿って移動可能なように、レール本体部材54の内部に差し込まれている。排藁レール51は、レール延長部材55がレール本体部材54に対して排藁搬送方向に沿って移動することにより、縮長位置P1と伸長位置P2とに亘って伸縮可能に構成されている。すなわち、排藁レール51は、排藁レール51の前端部を基点として伸縮可能に構成されている。縮長位置P1は、排藁を排藁切断装置29に供給するのに適した位置である。伸長位置P2は、排藁を結束装置30に供給するのに適した位置である。
図6及び図7示すように、排藁穂先搬送装置48及び株元搬送チェーン50を支持する排藁フレーム56が設けられている。排藁フレーム56は、揺動軸心Y2周りで揺動昇降可能に構成されている。排藁フレーム56は、枠状のフレームによって構成されている。排藁フレーム56は、扱胴フレーム42と連結解除可能に連結されている。排藁フレーム56は、扱胴フレーム42と連結されていることにより、扱胴フレーム42と共にシリンダ43によって揺動昇降されることになる。株元搬送チェーン50は、排藁フレーム56に支持され、かつ、排藁フレーム56の上昇に伴って株元搬送チェーン50の後端部ほど低くなるように排藁フレーム56と共に上昇するように構成されている。
図10に示すように、制御ブロックには、制御装置57と、シリンダ43と、モータMと、排藁フレーム56の揺動軸心Y2周りの揺動角度を検出する角度センサ58と、排藁レール51が伸長位置に位置していることを検出する位置センサ59と、扱胴フレーム42及び排藁フレーム56を昇降操作する昇降操作スイッチ60と、排藁レール51を伸縮操作する伸縮操作スイッチ61と、が備えられている。昇降操作スイッチ60には、扱胴フレーム42及び排藁フレーム56を上昇操作する上昇操作スイッチ60aと、扱胴フレーム42及び排藁フレーム56を下降操作する下降操作スイッチ60bと、が備えられている。
図11に示す制御フローでは、排藁レール51が伸長位置に位置している状態において、排藁フレーム56を下降位置から第一上昇位置まで上昇させることを想定している。図12に示すように、シリンダ駆動制御部62は、上昇操作スイッチ60aの操作が行われると(S1)、排藁フレーム56が下降位置から第二上昇位置に上昇するまで、シリンダ43を伸長駆動する(S2)。そして、シリンダ駆動制御部62は、排藁フレーム56が第二上昇位置まで上昇すると、シリンダ43の伸長駆動を停止する。これにより、排藁フレーム56が第二上昇位置で上昇を停止することになる(S3)。すなわち、排藁フレーム56が第二上昇位置まで上昇した段階で、上昇操作スイッチ60aが押し続けられていたとしても、排藁フレーム56が第一上昇位置まで一気に上昇せずに、排藁フレーム56が第二上昇位置で上昇を停止することになる。
(1)上記実施形態では、検知部64は、上昇操作スイッチ60aの操作に基づいて排藁フレーム56が上昇することを検知する。しかし、検知部64は、角度センサ58の検出結果に基づいて排藁フレーム56が上昇することを検知してもよい。
49 排藁株元搬送装置
50 株元搬送チェーン(無端回動体)
51 排藁レール
56 排藁フレーム
57 制御装置
60a 上昇操作スイッチ
FC フィードチェーン
M モータ(アクチュエータ)
Y2 揺動軸心
Claims (4)
- 刈取穀稈の株元を挟持搬送するフィードチェーンと、
前記フィードチェーンによって搬送される刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置の後部に連設され、前記フィードチェーンから排藁の株元を受け取って機体後方に向けて挟持搬送する排藁株元搬送装置と、が備えられ、
前記排藁株元搬送装置に、無端回動体と、前記無端回動体の下側経路に沿って設けられる排藁レールと、が備えられ、
前記排藁レールは、前記排藁レールの前端部を基点として伸縮可能に構成され、
前記排藁レールを伸縮操作するアクチュエータと、前記アクチュエータの駆動を制御する制御装置と、が備えられ、
前記無端回動体は、機体前後方向に沿って延びる揺動軸心周りで揺動昇降可能な排藁フレームに支持され、かつ、前記排藁フレームの上昇に伴って前記無端回動体の後端部ほど低くなるように前記排藁フレームと共に上昇するように構成され、
前記制御装置は、前記排藁フレームが上昇することを検知すると、前記アクチュエータに対して前記排藁レールを縮長操作する縮長指令を行うコンバイン。 - 前記排藁フレームは、段階的に上昇可能に構成され、
前記制御装置は、前記排藁フレームを特定の角度を超えて上昇させるためのスイッチ操作に基づいて、前記排藁フレームが上昇することを検知する請求項1に記載のコンバイン。 - 前記排藁フレームを上昇操作する上昇操作スイッチが備えられ、
前記スイッチ操作は、前記上昇操作スイッチの操作である請求項2に記載のコンバイン。 - 前記アクチュエータは、前記縮長指令に応じて、前記排藁レールを最縮長位置まで縮長操作する請求項1から3の何れか一項に記載のコンバイン。
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Citations (2)
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JP2018201435A (ja) * | 2017-06-06 | 2018-12-27 | 株式会社クボタ | コンバイン |
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