JP2020191603A - 電圧値検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
電圧値をデジタル値に変換して検出する電圧値検出器と複数のアナログ入力ポートとを有し、前記電圧値検出器に接続する前記アナログ入力ポートを切り換えることによって、前記アナログ入力ポートの電圧値を検出する電圧値検出装置において、
前記電圧値検出器は、接続された前記アナログ入力ポートからの電荷を蓄えることによって前記アナログ入力ポートの電圧値を保持する電圧値保持コンデンサーを有すると共に、前記電圧値保持コンデンサーで保持された電圧値を前記アナログ入力ポートの電圧値として検出しており、
前記複数のアナログ入力ポートの中から予め選択された特定ポートと、
前記特定ポートを除いた前記複数のアナログ入力ポートの中から選択された対象ポートと、
接地電圧または所定の基準電圧の何れか一方が前記特定ポートに入力されると共に、前記特定ポートが前記電圧値検出器に接続された第1接続状態を発生させる第1接続状態発生手段と、
前記接地電圧および前記基準電圧の中で前記特定ポートに入力されない方が前記対象ポートに入力されると共に、前記対象ポートが前記電圧値検出器に接続された第2接続状態を発生させる第2接続状態発生手段と、
前記電圧値検出器が前記第1接続状態で検出した電圧値と、前記電圧値検出器が前記第2接続状態で検出した電圧値とに基づいて、前記対象ポートの故障有無を診断するポート故障診断手段と
を備えることを特徴とする。
A−1.第1実施例の装置構成 :
図1は、第1実施例の電圧値検出装置10を含んだ電圧値検出システム1の大まかな構造を示した説明図である。電圧値検出システム1は、電圧値を検出するための電圧値検出装置10に加えて、検出の対象となる電圧値を出力するセンサーや、センサーに電力を供給する電源PWRなどを有している。図1に示した例では、温度によって抵抗値が変化する測温抵抗体(いわゆるサーミスター)がセンサーとして用いられており、3つのサーミスターTh1、Th2、Th3から出力される3つの電圧値を検出可能となっている。
図2は、第1実施例の電圧値検出装置10が、サーミスターTh1〜Th3から出力される電圧値を検出する動作についての説明図である。尚、図2では理解の便宜を図るため、複数の配線の中で説明に関係する配線は太い実線で表示し、説明に関係しない配線は細い破線で表示している。図2に示されるように、サーミスターTh1〜Th3での温度を検出する際には、スイッチSWdをONにすることによって、電源PWRからの基準電圧Vccが検出抵抗R1〜R3に印加されるようにする。すると、検出抵抗R1とサーミスターTh1との接続点からは、基準電圧Vccを検出抵抗R1とサーミスターTh1の抵抗値とで分圧した電圧値V1が出力される。この電圧値V1がサーミスターTh1での温度に対応する電圧値となっている。同様に、検出抵抗R2とサーミスターTh2との接続点からは、基準電圧Vccを検出抵抗R2とサーミスターTh2の抵抗値とで分圧した電圧値V2が出力され、検出抵抗R3とサーミスターTh3との接続点からは、基準電圧Vccを検出抵抗R3とサーミスターTh3の抵抗値とで分圧した電圧値V3が出力される。これらの電圧値V2、V3は、サーミスターTh2、Th3での温度に対応する電圧値となっている。また、サーミスターTh1から出力された電圧値はアナログ入力ポートInP1に入力されており、サーミスターTh2からの電圧値はアナログ入力ポートInP2に入力され、サーミスターTh3からの電圧値はアナログ入力ポートInP3に入力されている。
図3は、第1実施例の電圧値検出装置10がアナログ入力ポートInP1〜InP3の故障有無を診断する動作の概要を示した説明図である。故障の有無を診断しない従来の電圧値検出装置の場合は、図3(a)に示したように、アナログ入力ポートを選択して、選択したアナログ入力ポートの電圧値を検出する動作を繰り返す。ここで、アナログ入力ポートを選択する動作とは、図2を用いて前述したように、セレクター13内のスイッチSW0〜SW3のON/OFF状態を切り換えることによって、アナログ入力ポートInP1〜InP3の何れかを電圧値検出器12に接続する動作である。
図7は、第1実施例の電圧値検出装置10がアナログ入力ポートInP1〜InP3の故障有無を診断する方法についての説明図である。図7(a)には、各種のスイッチSW0〜SW3、SWd、SWgを切り換えることによって、図4を用いて前述した充電動作、図5を用いて前述したアナログ入力ポートの選択動作、図6を用いて前述した放電および診断動作、図2を流用して前述した電圧値の検出動作を実現する様子が示されている。また、図7(b)および図7(c)には、これら4つの動作状態を切り換えるに伴って、コンデンサーCsの電圧値が変化する様子が示されている。図7(b)はアナログ入力ポートが故障していない場合を表しており、図7(c)はアナログ入力ポートが故障している場合を表している。
上述した第1実施例では、所定のアナログ入力ポート(上述した例では、アナログ入力ポートInP0)を経由してコンデンサーCsに基準電圧Vccを充電し、選択したアナログ入力ポート(上述した例では、アナログ入力ポートInP1〜InP3の何れか)を経由してコンデンサーCsの電圧を放電するものとして説明した。この場合、コンデンサーCsの電圧が放電できていれば、選択したアナログ入力ポートは故障していないと診断することになる。これに対して、所定のアナログ入力ポートをグランドに接地しておき、選択したアナログ入力ポートを経由してコンデンサーCsに基準電圧Vccを充電するようにしても良い。そして、コンデンサーCsが基準電圧Vccに充電できれば、選択したアナログ入力ポートは故障していないと診断しても良い。以下では、このような第2実施例について説明する。
図10は、第2実施例の電圧値検出装置20を含んだ電圧値検出システム2の大まかな構造を示した説明図である。第2実施例の電圧値検出システム2は、図1を用いて前述した第1実施例の電圧値検出システム1に対して、スイッチSWgが設けられていない点、その代わりに、サーミスターTh1〜Th3とグランドとの間にスイッチSWcが設けられている点、およびアナログ入力ポートInP0が保護抵抗Rgを介して接地されている点が異なっている。また、このことに対応して、電圧値検出装置20では、スイッチSWgに切換信号を出力する出力端子OTgの代わりに、スイッチSWcに切換信号を出力する出力端子OTcが設けられている点が異なっている。その他の点については、第1実施例の電圧値検出システム1および電圧値検出装置10と同様であるため、第1実施例と同じ番号あるいは記号を付すことによって説明を省略する。
図11は、第2実施例の電圧値検出装置20がアナログ入力ポートInP1〜InP3の故障有無を診断する動作の概要を示した説明図である。図3(b)を用いて前述した第1実施例の電圧値検出装置10に対して、アナログ入力ポートを選択する前に、コンデンサーCsの電圧を放電し、アナログ入力ポートを選択した後に、コンデンサーCsに充電して故障の有無を診断する点が異なっている。以下では、図11に示した4つの動作(すなわち、放電、ポート選択、充電+診断、検出)について、具体的に説明する。
図16は、第2実施例の電圧値検出装置20がアナログ入力ポートInP1〜InP3の故障有無を診断する方法についての説明図である。図16(a)には、各種のスイッチSW0〜SW3、SWd、SWcを切り換えることによって、図12の放電動作、図13のアナログ入力ポートの選択動作、図14の充電および診断動作、図15の電圧値の検出動作を実現する様子が示されている。尚、図16(a)中で(SWd、SWc)とスイッチSWdおよびスイッチSWcがカッコ付きで表示されているのは、これらのスイッチSWd、SWcを2つともOFFにする必要はないことを表している。また、図16(b)および図16(c)には、これら4つの動作状態を切り換えるに伴って、コンデンサーCsの電圧値が変化する様子が示されている。図16(b)はアナログ入力ポートが故障していない場合を表しており、図16(c)はアナログ入力ポートが故障している場合を表している。
12…電圧値検出器、 13…セレクター、 20…電圧値検出装置、
InP0〜InP3…アナログ入力ポート、 R1〜R3…検出抵抗、
D1〜D3…検出部、 Rg…保護抵抗、 Cs…コンデンサー、
SW0〜SW3…スイッチ、 Th1〜Th3…サーミスター、
PWR…電源、 OTc,OTd,OTg…出力端子、
SWc,SWd,SWg…スイッチ、 Vcc…基準電圧。
Claims (4)
- 電圧値をデジタル値に変換して検出する電圧値検出器と複数のアナログ入力ポートとを有し、前記電圧値検出器に接続する前記アナログ入力ポートを切り換えることによって、前記アナログ入力ポートの電圧値を検出する電圧値検出装置において、
前記電圧値検出器は、接続された前記アナログ入力ポートからの電荷を蓄えることによって前記アナログ入力ポートの電圧値を保持する電圧値保持コンデンサーを有すると共に、前記電圧値保持コンデンサーで保持された電圧値を前記アナログ入力ポートの電圧値として検出しており、
前記複数のアナログ入力ポートの中から予め選択された特定ポートと、
前記特定ポートを除いた前記複数のアナログ入力ポートの中から選択された対象ポートと、
接地電圧または所定の基準電圧の何れか一方が前記特定ポートに入力されると共に、前記特定ポートが前記電圧値検出器に接続された第1接続状態を発生させる第1接続状態発生手段と、
前記接地電圧および前記基準電圧の中で前記特定ポートに入力されない方が前記対象ポートに入力されると共に、前記対象ポートが前記電圧値検出器に接続された第2接続状態を発生させる第2接続状態発生手段と、
前記電圧値検出器が前記第1接続状態で検出した電圧値と、前記電圧値検出器が前記第2接続状態で検出した電圧値とに基づいて、前記対象ポートの故障有無を診断するポート故障診断手段と
を備える電圧値検出装置。 - 請求項1に記載の電圧値検出装置において、
前記ポート故障診断手段は、前記第1接続状態で前記電圧値検出器によって検出された電圧値が、前記接地電圧または前記基準電圧の何れか一方で、前記第2接続状態で前記電圧値検出器によって検出された電圧値が、前記接地電圧または前記基準電圧の何れか他方であった場合に、前記対象ポートが故障していないと診断する
ことを特徴とする電圧値検出装置。 - 請求項1または請求項2に記載の電圧値検出装置において、
前記特定ポートには、前記基準電圧が入力されており、
前記対象ポートには、検出抵抗と該検出抵抗に対して直列に接続されたセンサーとの接続点の電圧が入力されると共に、前記検出抵抗と前記センサーとが直列に接続された検出部の上流側には前記基準電圧を発生する電源が接続され、前記検出部の下流側は接地されており、
前記電源と前記検出部との間には、前記検出部の上流側が前記電源に接続された状態と接地された状態とを切り換える切換スイッチが設けられており、
前記第1接続状態発生手段は、前記基準電圧が入力された前記特定ポートを前記電圧値検出器に接続することによって前記第1接続状態を発生させており、
前記第2接続状態発生手段は、前記切換スイッチを切り換えて前記検出部の上流側を接地させることによって前記接地電圧を前記対象ポートに入力すると共に、前記対象ポートを前記電圧値検出器に接続することによって前記第2接続状態を発生させる
ことを特徴とする電圧値検出装置。 - 請求項3に記載の電圧値検出装置において、
前記センサーは測温抵抗体である
ことを特徴とする電圧値検出装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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