JP2020190828A - 周波数異常保護回路 - Google Patents

周波数異常保護回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2020190828A
JP2020190828A JP2019094567A JP2019094567A JP2020190828A JP 2020190828 A JP2020190828 A JP 2020190828A JP 2019094567 A JP2019094567 A JP 2019094567A JP 2019094567 A JP2019094567 A JP 2019094567A JP 2020190828 A JP2020190828 A JP 2020190828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
frequency
monitoring
pin
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019094567A
Other languages
English (en)
Inventor
圭 長尾
Kei Nagao
圭 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2019094567A priority Critical patent/JP2020190828A/ja
Publication of JP2020190828A publication Critical patent/JP2020190828A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】オシレータの周波数異常時における安全性を高める。【解決手段】半導体装置100(例えば監視IC)は、クロック信号CLK1を生成するオシレータ161と、クロック信号CLK1を用いるデジタル処理部170と、オシレータ161とデジタル処理部170との間に設けられた周波数異常保護回路Aとを有する。周波数異常保護回路Aは、クロック信号CLK1を用いる後段回路(デジタル処理部170)が誤動作するほどクロック信号CLK1の発振周波数f1が高いときにクロック信号CLK1のパルスを遮断する。周波数異常保護回路Aは、クロック信号CLK1のパルス遮断手段としてローパスフィルタA1を含む。ローパスフィルタA1のカットオフ周波数fcは、デジタル処理部170の動作上限周波数fH以下である。【選択図】図8

Description

本明細書中に開示されている発明は、例えば、監視ICなどの半導体装置(特にこれに用いられる周波数異常保護回路)に関する。
近年、入力電圧監視機能やウォッチドッグタイマ機能を備えた監視装置(いわゆる監視IC)が様々なアプリケーションで用いられている。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
国際公開第2013/084277号
しかしながら、上記従来の監視装置では、自らの周波数異常検出と従属故障の回避について、さらなる改善の余地があった。
特に、近年では、車載用ICに対して、ISO26262(自動車の電気/電子に関する機能安全についての国際規格)を順守することが求められており、車載用の監視ICについても、フェイルセーフを念頭に置いた信頼性設計が重要となっている。
本明細書中に開示されている発明は、本願の発明者が見出した上記課題に鑑み、安全性の高い周波数異常保護回路及びこれを用いた半導体装置を提供することを目的とする。
本明細書中に開示されている周波数異常保護回路は、クロック信号を用いる後段回路が誤動作するほど前記クロック信号の発振周波数が高いときに前記クロック信号のパルスを遮断する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る周波数異常保護回路は、前記クロック信号のパルス遮断手段としてローパスフィルタを含む構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る周波数異常保護回路において、前記ローパスフィルタのカットオフ周波数は、前記後段回路の動作上限周波数以下である構成(第3の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている半導体装置は、前記クロック信号を生成するオシレータと、前記クロック信号を用いるデジタル処理部と、前記オシレータと前記デジタル処理部との間に設けられた上記第1〜第3いずれかの構成から成る周波数異常保護回路と、を有する構成(第4の構成)とされている。
なお、上記第4の構成から成る半導体装置は、第2クロック信号を生成する第2オシレータをさらに有し、前記デジタル処理部は、前記クロック信号及び前記第2クロック信号の相互監視を行う構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る半導体装置は、前記オシレータ及び前記第2オシレータそれぞれの周波数トリミングデータを格納する記憶部をさらに有し、前記デジタル処理部は、前記クロック信号を用いて前記記憶部のアクセス制御を行う構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第4〜第6いずれかの構成から成る半導体装置は、入力電圧監視機能及びウォッチドッグタイマ機能を備える構成(第7の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている電子機器は、電源装置と、マイコンと、上記第7の構成から成り前記電源装置及び前記マイコンの異常を監視する半導体装置と、を有する構成(第8の構成)とされている。
なお、上記第8の構成から成る電子機器において、前記マイコンは、前記半導体装置の動作が開始しないときに異常と判定する構成(第9の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている車両は、上記第8または第9の構成から成る電子機器を有する構成(第10の構成)とされている。
本明細書中に開示されている発明によれば、安全性の高い周波数異常保護回路、及び、これを用いた半導体装置を提供することが可能となる。
電子機器の全体構成を示す図 監視ICのパッケージ外観を示す図 監視ICのピン配置を示す図 監視ICの第1実施形態を示す図 クロック検出部の一構成例を示すブロック図 第1低周波数異常検出部の判定動作を示す図 第2低周波数異常検出部の判定動作を示す図 監視ICの第1実施形態を示す図 カットオフ周波数の一設定例を示す図 車両の外観を示す図
<電子機器>
図1は、電子機器の全体構成を示す図である。本構成例の電子機器1は、監視IC100と、パワーマネジメントIC200と、マイコン300と、を有する。
監視IC100は、バッテリから供給されるバッテリ電圧VBAT(例えば3.0〜28V)と、パワーマネジメントIC200から供給される外部電源電圧VDDIN(例えば3.3V)それぞれの入力を受けて動作する半導体集積回路装置であり、パワーマネジメントIC200の各種出力電圧とマイコン300の出力周波数をそれぞれ監視してそれらの異常検出を行う。
なお、監視IC100は、IC外部との電気的な接続を確立するための手段として、複数の外部端子(VCCピン、GNDピン、VREGピン、VDDINピン、DIN1〜DIN4ピン、ENピン、VREFピン、XFAULTピン、XWARピン、SPIGOODピン、XSCSピン、SCLKピン、MOSIピン、MISOピン、及び、WDINピン)を備えている。
パワーマネジメントIC200は、バッテリ電圧VBATの供給を受けて動作する半導体集積回路装置であり、複数の出力電圧VO1及びCH1〜CH4を生成して電子機器1の各部(マイコン200のほか、センサやCAN[controller area network]など)に供給する。なお、多出力のパワーマネジメントIC200に代えて、単出力のDC/DCコンバータやLDO[low drop-out]レギュレータなどを複数用いることも可能である。
マイコン300は、パワーマネジメントIC200から外部電源電圧VDDIN(=出力電圧VO1)の供給を受けて動作する半導体集積回路装置であり、監視IC100やパワーマネジメントIC200を含む電子機器1全体の動作を統括的に制御する。
なお、監視IC100とマイコン300は、それぞれ、マイコン300をマスタとし、監視IC100をスレーブとして、SPI[serial peripheral interface]バスを介した双方向通信を行う機能を備えている。例えば、マイコン300は、SPI通信による監視IC100のレジスタ制御により、オシレータの発振周波数制御やウォッチドッグタイマのイネーブル制御を行う機能を備えている。また、マイコン300は、ウォッチドッグイネーブルレジスタについて、自らが書き込みを命じた設定値と監視IC100から読み出した格納値との一致判定を行う機能も備えている。
また、マイコン300は、監視IC100から入力される異常通知信号XFAULTの論理レベルに応じて、監視IC100が正常であるか否かを判定する機能を備えている。異常通知信号XFAULTは、監視IC100のBIST[built in self test]結果がNGである場合や機能安全ブロックに異常が検出された場合にローレベルとなる。
また、マイコン300は、監視IC100から入力される警告通知信号XWARの論理レベルに応じて、監視IC100の各種入力状態が正常であるか否かを判定する機能を備えている。警告通知信号XWARは、監視IC100のDIN1〜DIN4ピン、VDDINピン、又は、VCCピンの過電圧状態ないし低電圧状態、若しくは、XSCSピンの断絶状態を検出した場合にローレベルとなる。
また、マイコン300は、監視IC100から入力される通信良好信号SPIGOODの論理レベルに応じて、監視IC100とのSPI通信が正常であるか否かを判定する機能を備えている。通信良好信号SPIGOODは、SPI通信が不可能であるときにローレベルとなる。
また、マイコン300は、監視IC100のENピンにイネーブル信号ENを出力する機能、ないし、監視IC100のWDINピンにウォッチドッグ入力信号WDIN(=数十Hzのリセットパルス信号)を出力する機能も備えている。なお、マイコン300は、監視IC100のVREFピンから精度の高い基準電圧VREF(例えば1.2V)の入力を受け付けてもよい。
また、電子機器1は、監視IC100に外付けされるディスクリート部品として、抵抗R1〜R3と、キャパシタC1及びC2と、を有する。
抵抗R1は、監視IC100のXFAULTピンと電源端との間に接続されており、監視IC100からマイコン300への異常通知信号XFAULTを外部電源電圧VDDINに吊り上げるためのプルアップ抵抗として機能する。
抵抗R2は、監視IC100のXWARピンと電源端との間に接続されており、監視IC100からマイコン300への警告通知信号XWARを外部電源電圧VDDINに吊り上げるためのプルアップ抵抗として機能する。
抵抗R3は、監視IC100のSPIGOODピンと電源端との間に接続されており、監視IC100からマイコン300への通信良好信号SPIGOODを外部電源電圧VDDINに吊り上げるためのプルアップ抵抗として機能する。
キャパシタC1は、監視IC100のVCCピンと接地端との間に接続されており、バッテリ電圧VBAT(例えば3.0〜28V)のノイズ吸収手段として機能する。
キャパシタC2は、監視IC100のVREGピンと接地端との間に接続されており、内部電源電圧VREG(例えば1.5V)の発振防止手段として機能する。なお、キャパシタC2としては、ESR[equivalent series resistance]の低いセラミックコンデンサが推奨される。
<監視IC(パッケージ)>
図2は、監視IC100のパッケージ外観(トップ面及びボトム面)を示す図である。本図で示すように、監視IC100のパッケージとしては、例えばVQFN[very thin quad flat Non-leaded]パッケージを採用するとよい。
より具体的に述べると、監視IC100は、平面視矩形状の樹脂封止体101を持ち、そのボトム面には、樹脂封止体101から突出することなく、各辺5本ずつ計20本の外部端子102が露出されている。このようなノンリードのVQFNパッケージであれば、リードを持つパッケージ(QFP[quad flat package]など)と比べて、その実装面積を縮小することが可能となる。
なお、樹脂封止体101には、そのボトム面がトップ面よりも若干小さくなるように、側面からボトム面に向けたテーパが付けられている。また、外部端子102は、樹脂封止体101のボトム面から側面にかけて露出されている。このような構成であれば、プリント配線基板(不図示)への実装作業を容易かつ確実に実施することができる。
また、樹脂封止体101のボトム面には、監視IC100の半導体チップ(不図示)を搭載するアイランド103の裏面(=チップ搭載面の裏側)が放熱パッドとして露出されている。このような構成であれば、監視IC100の放熱性を高めることが可能となる。
なお、アイランド103の四隅のうち、少なくとも一つには、切欠部103a(=樹脂封止体101のボトム面側からトップ面側に向けて窪んだ薄肉部)を設けておくとよい。この切欠部103aに樹脂封止体101の材料が入り込むことにより、アイランド103は、切欠部103aの形成領域において、上下両側から樹脂封止体101に挟持されている。このような構成とすることにより、樹脂封止体101との密着性を高めて、アイランド103の脱落を防止することが可能となる。
<監視IC(ピン配置)>
図3は、監視IC100のピン配置(20ピンのVQFN採用時)を示す図である。監視IC100の第1辺(本図下辺)には、本図の左から右に向けて、5本の外部端子(1ピン〜5ピン)が順に並べられている。1ピンは、電源端子(VCCピン)である。2ピンは、不使用端子(N.C.[non-connection]ピン)である。3ピンは、イネーブル端子(ENピン)である。4ピンは、接地端子(GNDピン)である。5ピンは、基準電圧出力端子(VREFピン)である。
監視IC100の第2辺(本図右辺)には、本図の下から上に向けて、5本の外部端子(6ピン〜10ピン)が順に並べられている。6ピンは、SPIデータ出力端子(MIMOピン)である。7ピンは、SPIデータ入力端子(MOSIピン)である。8ピンは、SPIクロック端子(SCLKピン)である。9ピンは、SPIチップセレクト端子(XSCSピン)である。10ピンは、ウォッチドッグ入力端子(WDINピン)である。
監視IC100の第3辺(本図上辺)には、本図の右から左に向けて、5本の外部端子(11ピン〜15ピン)が順に並べられている。11ピンは、電圧監視入力端子(VDDINピン)である。12ピンは、異常通知出力端子(XFAULTピン)である。13ピンは、電圧監視入力端子(DIN2ピン)である。不使用端子(N.C.ピン)である。15ピンは、電圧監視入力端子(DIN1ピン)である。
監視IC100の第4辺(本図左辺)には、本図の上から下に向けて、5本の外部端子(16ピン〜20ピン)が順に並べられている。16ピンは、電圧監視入力端子(DIN3ピン)である。17ピンは、通信良好出力端子(SPIGOODピン)である。18ピンは、内部電源出力端子(VREGピン)である。19ピンは、警告通知出力端子(XWARピン)である。20ピンは、電圧監視入力端子(DIN4ピン)である。
<監視IC(第1実施形態)>
図4は、監視IC100の第1実施形態(基本的構成)を示す図である。本実施形態の監視IC100は、内部電源部110と、入力調整部120と、入力選択部130と、A/Dコンバータ140と、記憶部150と、発振部160と、デジタル処理部170と、入出力部180と、ANDゲート190と、を集積化して成る。
また、監視IC100には、上記した回路ブロック以外にも、内部基準電源相互監視部(VREF_SUB)、低電圧誤動作防止回路部(DET_VCC_UVLO、DET_VREG_UVLO)、減電圧検出回路部(DET_PREG_UVD)、過電圧検出回路(DET_PREG_OVD、DET_VREG_OVD)、及び、温度保護回路(DET_TSD_VREG)などが集積化されているが、それぞれの図示は割愛する。
内部電源部110は、VCCピンに印加されるバッテリ電圧VBATから種々の内部電圧(PREG、VREG、VREF1、VREF2)を生成する回路部であり、プリレギュレータ111と、レギュレータ112と、基準電圧生成部113及び114とを含む。
プリレギュレータ111は、バッテリ電圧VBAT(例えば3.0〜28V)を降圧して内部定電圧PREG(例えば2.8V)を生成する。
レギュレータ112は、内部定電圧PREGを降圧して内部電源電圧VREG(例えば1.5V)を生成し、A/Dコンバータ140、記憶部150、発振部160、及び、デジタル処理部170などに供給する。
基準電圧生成部113及び114は、それぞれ、内部定電圧PREGを降圧して高精度の内部基準電圧VREF1及びVREF2(例えば1.2V)を生成する。内部基準電圧VREF1は、A/Dコンバータ140などの内部回路やVREFピンに出力されるメイン基準電圧である。一方、内部基準電圧VREF2は、内部基準電圧VREF1の相互監視用電圧として使用されるサブ基準電圧である。なお、VREFピンには、キャパシタを外付けすべきでない。
入力調整部120は、各種入力電圧(VCC、VDDIN、DIN1〜DIN4)を分圧して入力選択部130に出力する分圧部121〜126を含む。なお、分圧部121〜126それぞれの分圧比は、任意に設定することが可能である。
入力選択部130は、デジタル処理部170(特に後述のA/Dコントローラ171)からの指示に応じて、分圧部121〜126それぞれの分圧出力電圧と内部基準電圧VREF2のうち、いずれか一つを選択してA/Dコンバータ140に出力するアナログマルチプレクサである。なお、内部基準電圧VREF2は、内部基準電圧VREF1との相互監視時に選択される。
A/Dコンバータ140は、内部電源電圧VREGと内部基準電圧VREF1の供給を受けて動作し、入力選択部130で選択されたアナログ入力電圧をmビット(例えばm=14)のデジタル出力信号に変換してデジタル処理部170(特に後述のA/Dコントローラ171)に出力する。なお、A/Dコンバータ140としては、例えば、SAR−ADC[successive approximation register type analog-to-digital converter]を用いることが望ましい。
記憶部150は、内部電源電圧VERGと内部定電圧PREGの供給を受けて動作し、監視IC100のコンフィグレーションに用いられるレジスタデータ(発振部160の周波数トリミングデータなど)を不揮発的に記憶する。監視IC100のコンフィグレーションは、例えば、監視ICのBIST期間に行えばよい。なお、記憶部150としては、例えばOTPROM[one time programmable read only memory]が好適である。
発振部160は、2系統のオシレータ161及び162を含む。オシレータ161は、内部電源電圧VREGと内部基準電圧VREF1の供給を受けて動作し、A/Dコンバータ140、記憶部150、及び、ロジック処理部170で用いられる発振周波数f1(例えばf1=5MHz)のクロック信号CLK1を生成する。一方、オシレータ162は、内部電源電圧VREGと内部基準電圧VREF2の供給を受けて動作し、クロック信号CLK1の動作監視に供される発振周波数f2(例えばf2=400kHz)のクロック信号CLK2(例えば400kHz)を生成する。
デジタル処理部170は、内部電源電圧VREGの供給を受けて動作し、各種入力信号の監視処理や各種出力信号の生成処理などを行う。なお、デジタル処理部170のクロック入力端には、オシレータ161からクロック信号CLK1が入力されており、デジタル処理部170は、クロック信号CLK1に同期して動作する。また、デジタル処理部170は、ANDゲート190から入力されるリセット信号RSTによりリセットされる。より具体的に述べると、デジタル処理部170は、リセット信号RSTがローレベルであるときにリセット状態(=ディセーブル状態)となり、リセット信号RSTがハイレベルであるときにリセット解除状態(=イネーブル状態)となる。なお、デジタル処理部170の内部構成及び動作については後述する。
入出力部180は、内部電源電圧VREGと外部電源電圧VDDINの供給を受けて動作し、デジタル処理部170と信号入出力端子(XFAULT、XWAR、SPIGOOD、XSCS、SCLK、MOSI、MISO、WDIN)との間で信号レベルシフトを行う。なお、XFAULTピン、XWARピン、及び、SPIGOODピンは、いずれもオープンドレイン出力であり、入出力部180は、各ピンと接地端との間に接続されたNMOSFET[N-channel type metal oxide semiconductor field effect transistor](不図示)を含む。
ANDゲート190は、各種異常検出信号(TSD、VCC_UVLO、VREG_UVLO、VREG_OVD)とイネーブル信号ENの論理積演算により、リセット信号RSTを生成する。従って、リセット信号RSTは、イネーブル信号ENがローレベル(=ディセーブル時の論理レベル)であるとき、若しくは、各種異常検出信号の少なくとも一つがローレベル(=異常検出時の論理レベル)であるときに、ローレベル(=リセット時の論理レベル)となる。一方、リセット信号RSTは、イネーブル信号ENがハイレベル(=イネーブル時の論理レベル)であって、かつ、各種異常検出信号がいずれもハイレベル(=異常未検出時の論理レベル)であるときに、ハイレベル(=リセット解除時の論ん離レベル)となる。
<デジタル処理部>
引き続き、図4を参照しながら、デジタル処理部170の内部構成について説明する。本構成例のデジタル処理部170は、A/Dコントローラ171と、OTPコントローラ172と、クロック検出部173と、通知コントローラ174と、SPIインタフェイス175と、自己診断部176と、ウォッチドッグタイマ177と、を含む。
A/Dコントローラ171は、A/Dコンバータ140で生成されるデジタル出力信号と所定の閾値(OVD検出閾値及びUVD検出閾値)とを比較することにより、各種アナログ入力電圧の過電圧検出(OVD)及び減電圧検出(UVD)を行い、それぞれの検出結果を通知コントローラ174に伝える。また、A/Dコントローラ171は、入力選択部130の切替制御を行う機能も備えている。
OTPコントローラ172は、例えば、監視IC100のコンフィグレーション(発振部160の周波数トリミングなど)に際して、記憶部150のアクセス制御(=OTPリコール)を行う。
クロック検出部173は、クロック信号CLK1及びCLK2を相互に監視してそれぞれの周波数異常を検出し、その検出結果を通知コントローラ174に伝える。
通知コントローラ174は、通知コントローラ174は、A/Dコントローラ171、クロック検出部173及びウォッチドッグタイマ177それぞれの異常検出結果、並びにその他の異常検出結果(PREG_UVD、PREG_OVD、VREG_OVDなど)に応じて、XFAULTピン及びXWARピンそれぞれの論理レベルを設定し、或いは、SPI通信によるエラー通知を行う。
SPIインタフェイス175は、入出力部180を介してSPI通信ピン(XSCS、SCLK、MOSI、MISO)に接続されており、監視IC100(特にデジタル処理部170)とマイコン300との間で、SPIバスを介した双方向通信を行う。
自己診断部176は、監視IC100が備える監視機能を開始する前に、監視IC100自身が正常に機能しているか否かの自己診断動作(BIST)を行い、その診断結果を通知コントローラ174に伝える。BISTには、D−BIST(=デジタル処理部170のためのBIST)とA−BIST(=内部電源部110のためのBIST)がある。
D−BISTがパスした場合には、SPIGOODがハイレベルになり、OTPリコールが実施される。D−BISTで異常を検出した場合には、SPIGOODがローレベルに維持される。そして、D−BISTがパスするまで、D−BISTが繰り返される。なお、SPIGOODがハイレベルにならない場合、VDDINの入力異常やデジタル処理部170の故障が考えられる。
OTPリコールが正常に終了した場合、A−BISTが実施される。OTPリコールで異常を検出した場合、OTPリコールがパスするまで、OTPリコールが繰り返される。
A−BISTがパスした場合、XFAULT及びXWARがいずれもハイレベルとされて、上記一連のBISTが完了する。A−BISTで異常を検出した場合、A−BISTがパスするまで、A−BISTが繰り返される。SPIGOODがハイレベルであるにも関わらず、XFAULT及びXWARが共にハイレベルに立ち上がらない場合には、OTPリコールの異常若しくはA−BISTの異常が考えられる。
上記一連のBISTがパスした後で、監視IC100の全機能(電圧監視、UVD/OVD、ウォッチドッグタイマ)が使用可能となる。
ウォッチドッグタイマ177は、WDINピンを監視してマイコン300の周波数異常(SLOW異常及びFAST異常)を検出し、その検出結果を通知コントローラ174に伝える。
<クロック検出部>
図5は、クロック検出部173の一構成例を示すブロック図である。本構成例のクロック検出部173は、分周器173aと低周波数異常検出部173b及び173cを含む。
分周器173aは、発振周波数f1のクロック信号CLK1を分周して、発振周波数f3(<f2)のクロック信号CLK3を生成する。
低周波数異常検出部173b(=第1低周波数異常検出部に相当)は、発振周波数f2のクロック信号CLK2を用いてクロック信号CLK3の低周波数異常を検出する。
低周波数異常検出部173c(=第2低周波数異常検出部に相当)は、クロック信号CLK1を用いてクロック信号CLK2の低周波数異常を検出する。
このように、本構成例のクロック検出部173では、分周器173aの導入により、クロック信号CLK1よりも高周波数のクロック信号を用意することなく、クロック信号CLK1及びCLK2相互間での周波数監視を実現している。以下、低周波数異常検出部173b及び173cそれぞれの判定動作について、個別具体的に説明する。
図6は、低周波数異常検出部173bの判定動作を示す図である。なお、以下の説明では、クロック信号CLK3の一周期中におけるクロック信号CLK2のパルス数をCNTとし、低周波数異常検出値をCNTs(例えばCNTs=10)とする。
本図上段で示したように、CNT<CNTs(例えばCNT=6)であるときには、クロック信号CLK2及びCLK3(延いてはクロック信号CLK1)がいずれも正常であると判定される。
一方、本図中段及び下段で示したように、CNTs<CNT(例えばCNT=12)となったときには、クロック信号CLK3(延いてはクロック信号CLK1)の低周波数異常、若しくは、クロック信号CLK2の高周波数異常であると判定される。
このように、低周波数異常検出部173bでは、監視される側のクロック信号CLK3(延いてはクロック信号CLK1)について、その低周波数異常を検出するだけでなく、逆に、監視する側のクロック信号CLK2についても、その高周波数異常を検出することができる。従って、クロック検出部173の回路規模縮小に貢献することができる。
図7は、低周波数異常検出部173cの判定動作を示す図である。なお、以下の説明では、クロック信号CLK2の一周期中におけるクロック信号CLK1のパルス数をCNTとし、低周波数異常検出値をCNTs(例えばCNTs=10)とする。
本図上段で示したように、CNT<CNTs(例えばCNT=6)であるときには、クロック信号CLK1及びCLK2がいずれも正常であると判定される。
一方、本図中段及び下段で示したように、CNTs<CNT(例えばCNT=12)となったときには、クロック信号CLK2の低周波数異常、若しくは、クロック信号CLK1の高周波数異常であると判定される。
このように、低周波数異常検出部173cでは、監視される側のクロック信号CLK2について、その低周波数異常を検出するだけでなく、逆に、監視する側のクロック信号CLK1についても、その高周波数異常を検出することができる。従って、クロック検出部173の回路規模縮小に貢献することができる。
特に、ISO26262に対応するためには、各モジュールの異常検出と従属故障の回避が不可欠であり、オシレータ161及び162双方の異常を相互に監視することのできるクロック検出部173は、極めて有用であると言える。
ただし、クロック信号CLK1の発振周波数f1がデジタル処理部170の動作上限周波数fH(=デジタル処理部170の正常動作が保証される発振周波数f1の上限値)を上回るほど高い場合には、上記したクロック信号CLK1及びCLK2の相互監視機能が正しく働かなくなるおそれがある。
例えば、オシレータ161及び162では、記憶部150に格納された周波数トリミングデータに基づいて、クロック信号CLK1及びCLK2それぞれの発振周波数f1及びf2がトリミング(微調整)される。そのため、オシレータ161及び162それぞれが正しく動作するためには、その大前提として、OTPコントローラ172(延いてはロジック処理部170)が正しく動作していなければならない。
しかしながら、オシレータ161の過度な高周波数異常(f1>fH)が生じると、OTPコントローラ172の誤動作(=意図しないアドレスへのアクセスなど)を招き得るので、クロック信号CLK2の発振周波数f2にも影響を及ぼすおそれがある。このような状況に陥ると、クロック信号CLK1及びCLK2の相互監視結果は、もはや信頼のおけるものではなくなるので、オシレータ161の故障を看過してシステム全体の安全性を損なうおそれがある。
そこで、以下では、オシレータ161の周波数異常時(特に、デジタル処理部170の誤動作を招き得るほど過度な高周波数異常時)における安全性を高めることのできる第2実施形態について提案する。
<監視IC(第2実施形態)>
図8は、監視IC100の第2実施形態を示す図である。本実施形態の監視IC100では、先出の第1実施形態を基礎としつつ、発振部160の後段に周波数異常保護回路Aが導入されている。
周波数異常保護回路Aは、クロック信号CLK1の伝達経路上(=オシレータ161とデジタル処理部170との間)に設けられており、クロック信号CLK1を用いるデジタル処理部170が誤動作するほどクロック信号CLK1の発振周波数f1が高いときに、クロック信号CLK1のパルスを遮断する。
より具体的に述べると、周波数異常保護回路Aは、クロック信号CLK1のパルス遮断手段としてフィルタA1を含む。フィルタA1としては、例えば、クロック信号CLK1の周波数成分のうち、カットオフ周波数fcよりも低い周波数成分を通過して、カットオフ周波数fcよりも高い周波数成分を遮断するローパスフィルタが好適である。ただし、クロック信号CLK1のパルスを適切に遮断することができるのであれば、フィルタA1に代えて、その他のパルス遮断手段を用いてもよい。
図9は、カットオフ周波数fcの一設定例を示す図である。本図で示すように、カットオフ周波数fcは、デジタル処理部170の動作上限周波数fH以下に設定するとよい。このような設定によれば、オシレータ161が故障してf1>fcとなったときに、クロック信号CLK1のパルスが遮断される(図中のf1(VERY FAST)を参照)。従って、デジタル処理部170の動作上限周波数fHを上回るクロック信号CLK1がデジタル処理部170に供給されることはないので、デジタル処理部170の誤動作を未然に防止することが可能となる。
なお、クロック信号CLK1のパルスが遮断されると、OTPコントローラ172を含むデジタル処理部170全体が一切動作しない状態、すなわち、監視IC100のコンフィグレーションが完了せずに、監視IC100の動作が開始しない状態となる。
そこで、マイコン300では、電子機器1のシステム起動後、監視IC100の動作が開始しないときに異常と判定することが望ましい。このような構成であれば、デジタル処理部170が誤動作するほどクロック信号CLK1の発振周波数f1が高いときには、もはや信頼のおけないクロック検出部173の検出結果に頼ることなく、監視IC100の異常をマイコン300に通知することができる。従って、オシレータ161が故障しているにも関わらず、その事実をマイコン300で把握することができない、という最悪の事態を回避することが可能となる。
また、カットオフ周波数fcは、クロック検出部173におけるクロック信号CLK1のFAST異常検出値f1(FAST)よりも高い周波数に設定するとよい。このような設定によれば、クロック信号CLK1の高周波数異常(f1>f1(FAST))が生じた場合であっても、デジタル処理部170が正常に動作する周波数範囲(f1<fc)であれば、クロック信号CLK1のパルスが遮断されないので、クロック信号CLK1及びCLK2の相互監視を有効に機能させることが可能となる。
<車両への適用>
図10は、車両Xの一構成例を示す外観図である。本構成例の車両Xは、バッテリから電力供給を受けて動作する種々の電子機器(車載機器)X11〜X18を搭載している。なお、本図における電子機器X11〜X18の搭載位置については、図示の便宜上、実際とは異なる場合がある。
電子機器X11は、エンジンに関連する制御(インジェクション制御、電子スロットル制御、アイドリング制御、酸素センサヒータ制御、及び、オートクルーズ制御など)を行うエンジンコントロールユニットである。
電子機器X12は、HID[high intensity discharged lamp]やDRL[daytime running lamp]などの点消灯制御を行うランプコントロールユニットである。
電子機器X13は、トランスミッションに関連する制御を行うトランスミッションコントロールユニットである。
電子機器X14は、車両Xの運動に関連する制御(ABS[anti-lock brake system]制御、EPS[electric power steering]制御、電子サスペンション制御など)を行う制動ユニットである。
電子機器X15は、ドアロックや防犯アラームなどの駆動制御を行うセキュリティコントロールユニットである。
電子機器X16は、ワイパー、電動ドアミラー、パワーウィンドウ、ダンパー(ショックアブソーバー)、電動サンルーフ、及び、電動シートなど、標準装備品やメーカーオプション品として、工場出荷段階で車両Xに組み込まれている電子機器である。
電子機器X17は、車載A/V[audio/visual]機器、カーナビゲーションシステム、及び、ETC[electronic toll collection system]など、ユーザオプション品として任意で車両Xに装着される電子機器である。
電子機器X18は、車載ブロア、オイルポンプ、ウォーターポンプ、バッテリ冷却ファンなど、高耐圧系モータを備えた電子機器である。
なお、先に説明した監視IC100は、電子機器X11〜X18のいずれにも組み込むことが可能である。
<その他の変形例>
なお、上記の実施形態では、車載機器に搭載される監視ICを例に挙げたが、その適用対象はこれに限定されるものではなく、電子機器全般に広く適用することが可能である。
また、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本明細書中に開示されている発明は、例えば、機能安全が求められる電子機器全般(車載用のカメラ、レーダー、インフォテイメント、ランプ、クラスタ、パワートレイン、及び、センサフュージョンなど)に利用することが可能である。
1 電子機器
100 監視IC(監視装置)
101 樹脂封止体
102 外部端子
103 アイランド(放熱パッド)
103a 切欠部
110 内部電源部
111 プリレギュレータ
112 レギュレータ
113、114 基準電圧生成部
120 入力調整部
121〜126 分圧部
130 入力選択部
140 A/Dコンバータ
150 記憶部(OTP)
160 発振部
161 オシレータ(デジタル処理用)
162 オシレータ(ウォッチドッグタイマ用)
170 デジタル処理部
171 A/Dコントローラ
172 OTPコントローラ
173 クロック検出部
173a 分周器
173b、173c 低周波数異常検出部
174 通知コントローラ
175 SPIインタフェイス
176 自己診断部
177 ウォッチドッグタイマ
180 入出力部
190 ANDゲート
200 パワーマネジメントIC(電源装置)
300 マイコン
A 周波数異常保護回路
A1 フィルタ
C1、C2 キャパシタ
R1〜R3 抵抗
X 車両
X11〜X18 電子機器

Claims (10)

  1. クロック信号を用いる後段回路が誤動作するほど前記クロック信号の発振周波数が高いときに前記クロック信号のパルスを遮断することを特徴とする周波数異常保護回路。
  2. 前記クロック信号のパルス遮断手段としてローパスフィルタを含むことを特徴とする請求項1に記載の周波数異常保護回路。
  3. 前記ローパスフィルタのカットオフ周波数は、前記後段回路の動作上限周波数以下であることを特徴とする請求項2に記載の周波数異常保護回路。
  4. 前記クロック信号を生成するオシレータと、
    前記クロック信号を用いるデジタル処理部と、
    前記オシレータと前記デジタル処理部との間に設けられた請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の周波数異常保護回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 第2クロック信号を生成する第2オシレータをさらに有し、
    前記デジタル処理部は、前記クロック信号及び前記第2クロック信号の相互監視を行うことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記オシレータ及び前記第2オシレータそれぞれの周波数トリミングデータを格納する記憶部をさらに有し、
    前記デジタル処理部は、前記クロック信号を用いて前記記憶部のアクセス制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 入力電圧監視機能及びウォッチドッグタイマ機能を備えることを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 電源装置と、
    マイコンと、
    前記電源装置及び前記マイコンの異常を監視する請求項7に記載の半導体装置と、
    を有する電子機器。
  9. 前記マイコンは、前記半導体装置の動作が開始しないときに異常と判定することを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 請求項8または請求項9に記載の電子機器を有する車両。
JP2019094567A 2019-05-20 2019-05-20 周波数異常保護回路 Pending JP2020190828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019094567A JP2020190828A (ja) 2019-05-20 2019-05-20 周波数異常保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019094567A JP2020190828A (ja) 2019-05-20 2019-05-20 周波数異常保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020190828A true JP2020190828A (ja) 2020-11-26

Family

ID=73454685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019094567A Pending JP2020190828A (ja) 2019-05-20 2019-05-20 周波数異常保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020190828A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183109A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd オンボード書き換え装置および外部クロック入力回路
JP2009111824A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Oki Semiconductor Co Ltd 高速クロック検知回路
JP2011199481A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Renesas Electronics Corp クロックシステム
US20190130666A1 (en) * 2017-10-27 2019-05-02 Rohm Co., Ltd. Monitoring device and motor vehicle including the same

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183109A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd オンボード書き換え装置および外部クロック入力回路
JP2009111824A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Oki Semiconductor Co Ltd 高速クロック検知回路
JP2011199481A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Renesas Electronics Corp クロックシステム
US20190130666A1 (en) * 2017-10-27 2019-05-02 Rohm Co., Ltd. Monitoring device and motor vehicle including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8463501B2 (en) Device for controlling passenger protection devices
US11043045B2 (en) Monitoring device and motor vehicle including the same
US10486630B2 (en) Integrated circuit in a control unit, and a control unit for activating a passenger protection arrangement
US7890232B2 (en) Airbag system
US20030038464A1 (en) Passive safety device for vehicle
US9995793B2 (en) System and method for a built-in-self-test of a battery
JP3548739B2 (ja) 車載用電子制御装置
JP2014086953A (ja) 半導体装置、電子機器、車両
JP2020186969A (ja) 発振検出回路
JP7304195B2 (ja) 遅延回路
JP4015616B2 (ja) 自動車における制御装置の電圧供給を監視する方法
JP2020190828A (ja) 周波数異常保護回路
CN107340763B (zh) 基于外部看门狗的电动助力转向系统及其控制方法
EP3098826B1 (en) Switch monitoring circuit
JP7216614B2 (ja) 自己診断回路
KR20150023343A (ko) 승객 보호 수단을 위한 집적 조정기, 특히 전압 조정기 및 제어 장치
JP2020177358A (ja) 監視装置
JP7304731B2 (ja) ウォッチドッグタイマ
JP2019192870A (ja) 半導体集積回路装置
JP2021157808A (ja) 制御装置の診断
JP6979413B2 (ja) 監視装置及びこれを用いた電源システム
EP3653452B1 (en) Apparatus for detecting vehicle buckle and vehicle system including same
KR101887904B1 (ko) 제어기 단락 이상 감지 장치 및 방법
EP4220311A1 (en) Electronic control device, and method for diagnosing electronic control device
JP2000009781A (ja) 乗員保護装置の故障検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230801