JP2020189648A - 製袋充填機における包装不良検査装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)検査装置100は、ケース105内部の空間領域に外部から光が入らないようにケース105をケース第1分割体110(ケース)とケース第2分割体130とによって構成する共に、溝部S2を通じて、ケース内部を通過する重合部FTJを介して、重合部FTJから相反して離間した位置に対向配置されたカメラ150(検出部)と照明装置140を配置する構成であるため、レンズ部150A(受光部)に向けて進行し得る外乱光を遮断することができ、筒状フィルムFTに介在する異物などを明確に捉えることができ、異物として誤判定することなど抑制し得る。もって、異物などの検出信頼性を高め得る製袋充填機における包装不良検査装置を提供することができる。
(2)ケース第1分割体110における筒状フィルムFTと接する平板プレート(面)が薄板状に形成されていることから、カメラ150によって重合部FTJの基端部J1から先端部J2までの範囲を幅広く撮影(検査)することができる。
ケース第1分割体110が製袋充填機における搬送ベッド20(搬送路)を兼ねるように構成することで、さらに、重合部FTJの筒状部FT1のより近くまで基端部J1を検査することができる。さらに、ケース第1分割体110が、製袋充填機における搬送ベッド20(搬送路)を兼ねることから部品点数を抑制することができる。
(3)筒状フィルムFTの重合部FTJが溶着されてシールされると、フィルム面の変形が起こり得るため、縦シールローラ60(縦シール手段)によりフィルム面が変形しない領域において照明装置140の赤外線光を照射することで、より一層異物などの検出信頼性を高め得る。さらに好ましくは、縦シールローラ60の上流側で筒状フィルムFTの重合部FTJに予め加熱するバーヒーター40の熱の影響を受けずフィルム面が変形しない領域であることがより好ましい。
(4)反射防止材によって、ケース第2分割体とケース第1分割体110によって形成される中空の空間内の赤外線光の乱反射を抑制し得る。
(5)ケース第2分割体130には、溝部S2が位置する下方において厚み方向に貫通した排出口134が設けられているため、物品Pの屑などを排出口134から外部に落下させることができる。そのため、検査装置100内に物品Pの屑が堆積して、検査画像に写り込むことを抑制し得る。
(6)カメラ150の画角θを規定する基準線Hが、重合部FTJにおける基端部J1を通り、その延長線が光出口140A(発光部)に達して、画角θを規定する下線Lが、ケース第2分割体130の底の位置Eと重合部FTJにおける先端部J2に外接し、その延長線が光出口140A(発光部)に達していることによって、重合部FTJにおける基端部J1から先端部J2までが最大限写り込むことができると共に、重合部FTJを介すことなく、光出口140A(発光部)からカメラ150のレンズ部150A(受光部)に直接入り込む光を極力減らすことができる。
(1)重合部FTJが筒状フィルムFTの下側に形成する正ピロー方式の横形製袋充填機に検査装置100を配設した態様を示したが、横形製袋充填機としては、重合部FTJを筒状フィルムFTの上方側に形成するバックシール方式の横ピロー包装機、重合部FTJを筒状フィルムFTの側方に形成する横三方シール包装機にも採用してもよく、また、検査装置100を縦形製袋充填機に配設して、帯状フィルムの左右両端縁を重合して形成された筒状フィルムFTの重合部FTJを検査するようにしてもよい。
(2)検出波としては、不可視光を採用し得るものであり、可視光JIS Z8120〔下限(360−400nm)〜上限(760−830nm)〕より波長が長い赤外線を採用するのが好ましい。
(3)横形製袋充填機に検査装置100を使用する際は、ケース第2分割体130の底に排出口134を設けて物品の屑などが堆積して、検査画像に写り込むことを防ぐようにしたが、検査時は外乱の進入を完全に防ぐために塞ぐようにしてもよい。また、横三方シール包装機、縦形製袋充填機では排出口は不要である。
P:物品 20:搬送ベッド(搬送路) S2:溝部
30:送りローラ(フィルム送り手段) 60:縦シールローラ(縦シール手段)
100:検査装置 105:ケース 140A:光出口(発光部)
150A:レンズ部(受光部) 134:排出口 θ:画角(検出領域)
Claims (5)
- 帯状のフィルムを搬送しながら成形した筒状フィルムにおける筒状部から延出して合掌状に重ね合せられた重合部に、該筒状フィルムの搬送方向に沿って縦シールを施すと共に、前記筒状部に順次、収容した物品間の前記筒状フィルムの位置に、該筒状フィルムの搬送方向に対し交差する方向に沿って横シールを施す製袋充填機が前記筒状部から起立した姿勢で延出するよう重合部を成形する際に、前記起立した重合部を介して、前記重合部に向けて発光する発光部と前記重合部を透過した光を受光する受光部とを対向配置した検査装置によって得られた情報に基づき前記重合部に異物が介在するか否かを判別する信号を出力するよう構成された製袋充填機における包装不良検査装置であって、
前記検査装置は、
前記物品および前記筒状部が搬送される搬送路から延出した前記重合部から相反して離間した位置に前記発光部と前記受光部をそれぞれ支持すると共に、前記重合部に反射して前記受光部に向けて進行し得る外乱光を遮断し、且つ、前記重合部を透過した光を前記受光部が受光し得るよう、前記発光部と前記受光部との間に中空の空間領域が形成されたケースを備えており、
該ケースは、前記搬送路に隣接して配設されており、該ケースの搬送路側には、前記重合部を受入れ可能な深さの溝部が前記搬送方向に沿って形成されており、該溝部によって前記重合部が前記起立した姿勢で支持されつつ前記搬送方向に走行し得るよう構成された製袋充填機における包装不良検査装置。 - 前記ケースは、前記筒状部と接する面が薄板状の平板プレートによって形成されており、
前記製袋充填機は、前記筒状フィルムを水平方向に搬送すると共に前記筒状部から起立した姿勢で下方に延出する前記重合部を成形すると共に、前記搬送路の一部が、成形中の前記筒状フィルムを介して前記物品を載置する搬送ベッドによって構成される正ピロー方式の横形製袋充填機であり、該搬送ベッドの少なくとも一部が、前記ケースの前記平板プレートによって構成されている請求項1に記載の製袋充填機における包装不良検査装置。 - 前記製袋充填機は、
前記縦シールを施す縦シール手段と、該縦シール手段より前記搬送方向上流側に配設されており前記重合部を挟持して筒状フィルムを搬送方向に送り出すフィルム送り手段を有し、
前記フィルム送り手段と前記縦シール手段の間において、展張された前記筒状フィルムの前記重合部に前記発光部が光を照射するよう構成された請求項1又は請求項2に記載の製袋充填機における包装不良検査装置。 - 前記ケースの内面における前記中空の空間領域を構成する箇所は、反射防止材が設けられている請求項1から請求項3のいずれかに記載の製袋充填機における包装不良検査装置。
- 前記製袋充填機は、前記筒状フィルムを水平方向に搬送すると共に前記筒状部から起立した姿勢で下方に延出する前記重合部を成形する正ピロー方式の横形製袋充填機であり、
前記ケースにおける前記溝部が位置する直下には、前記物品の屑を排出し得る排出口が設けられている請求項1から請求項4のいずれかに記載の製袋充填機における包装不良検査装置。
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