JP2020189037A - ピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント - Google Patents

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Abstract

【課題】外科用機器の移動のための通路直径の確保および維持が容易であり、離脱防止性の確保がなされる異種の臓器を連結するステントを提供する。【解決手段】異種の臓器に貫通ホール21,31をそれぞれ形成し、貫通ホールの周辺を互いに連結する連結術に使用されるステント10において、両側先端部が異種の臓器にそれぞれ形成された貫通ホールを横切って配置され、異種の臓器を連通させる連結通路11aが形成されるステント本体11および、貫通ホールの周辺の異種の臓器の一部が互いに密着するように、ステント本体の両側先端部にピッグテール形状にねじれが形成されて、貫通ホールにそれぞれ係止される一側ねじれ先端部12と他側ねじれ先端部13を備え、ステント本体と一側ねじれ先端部および他側ねじれ先端部は、網目構造にワイヤー15を編んで一体に提供され、連結通路の密閉のために、編まれたワイヤーをカバーするカバーフィルム14を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、ピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントに関するものであって、より詳細には、外科用機器の移動のための十分な通路直径の確保および維持が容易であり、十分な離脱防止性の確保がなされることから設置位置の離脱のおそれのない、ピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントに関するものである。
一般的に、摂取された飲食物は、食道を経て、胃(stomach)に一時的に貯蔵された後、十二指腸(duodenum)、空腸(jejunum)、および回腸(ileum)に区分される小腸(small intestine)、大腸(large intestine)などの消化器官(digestive organ)を順に通過することとなる。
一方、一部消化器官が正常的に機能をしていなかったり、悪性腫瘍といった病変(lesion)が発生して、不可避的に除去しなければならない場合、その部分を取り除き、分離された消化器官を互いに連結する手術を伴うこととなる。たとえば、十二指腸に炎症や悪性腫瘍といった深刻な病気が発生して、胃に貯蔵された飲食物が十二指腸を経ないようにしたり、初めから十二指腸部分が除去されなければならない場合には、胃と空腸を直接連結する必要がある。
このため、従来は、胃と空腸に孔を空け、孔の周辺を縫う外科手術(surgical operation)を通じて、異種(different kind)の器官を互いに連結していた。
しかしながら、このような手術は、手術時間が長く、手術後の回復も遅くなるという問題点があった。
そこで、外科的手術をすることなく、内視鏡を利用して異種の臓器を連結することのできる吻合術用ステントが提供されていた。
一般的に、ステントは、狭窄部位の拡張のための用途として使用され、設置される各種器官および内腔の大きさおよび性質、環境に応じて、その用途に合わせて形成されることにより、内腔の狭窄による物質の流れの遮断あるいは阻害を解決し、内腔の十分な直径の確保を長期間維持するように設けられる。
しかしながら、狭窄部位の拡張のための用途の他にも、最近では、ステントを利用した多様な用途の使用形態が提示されており、膵臓炎による仮性嚢腫を排液するために、内視鏡手術を通じて胃と膵臓の仮性嚢腫とをステントに連結して排出し、症状を好転させる用途としても使用されている。また、肝膿瘍を胃に排液できる用途としても使用することができ、胆道の狭窄により胆嚢から胃または十二指腸に連結して胆汁を排出したり、胆道から胃への排液を行うことができるよう迂回術用として使用されたりもする。また、拡張を通じた物質移動通路の直径回復の他にも、多様な外科用機器の移動経路を案内したり、外科用機器の追加的な移動経路の生成にも使用されている。
このように、ステントを狭窄部位の拡張以外の形態で使用するために用意された従来技術についての先行文献には、“異種の臓器に貫通ホールを形成し、前記貫通ホールの周辺を互いに吻合する吻合術に使用される吻合術用ステントにおいて、両側端部が前記異種の臓器にそれぞれ形成された前記貫通ホールを横切って配置され、前記異種の臓器を連通させる連結通路を提供するボディパート;前記ボディパートの両側端部から外側に広がり、前記ボディパートの中心から端部に向かって傾いて、前記貫通ホールの周辺の臓器内面と向かい合って密着した状態を維持するフレアーパート;および
前記フレアーパートの間に配置される前記貫通ホールの周辺の前記異種の臓器の一部が互いに密着するように前記ボディパートの両側端部から突出し、前記ボディパートの端部から中心に向かって傾いて、前記貫通ホールの周辺の臓器内側を支持する状態を維持するようにすることにより、前記異種の臓器にそれぞれ形成された前記貫通ホールの周辺が互いにくっ付いた状態を維持するようになるフラップパート;を含み、前記異種の臓器を連結し、前記ボディパート、前記フレアーパート、および前記フラップパートは、網目構造にワイヤーを編んで一体に提供され、前記連結通路の密閉のために、前記編まれたワイヤーをカバーするカバーフィルムを含むことを特徴とする吻合術用ステント。”が韓国公開特許公報第10−2013−0110413号として開示されているところ、異種の臓器を連結する別途の連結通路を形成して異種の臓器を接合させ、これを維持することができるようにしている。
しかし、このような従来技術は、吻合的な目的で使用されて、異種の臓器を密着させて接合状態を維持させ、本体両端部から拡張されたフレアーパートが鈍角に開いて形成されることにより、外科用機器の移動のための十分な通路直径の確保および維持が困難であり、十分な離脱防止性の確保が困難であるため、設置場所から離脱するという問題点があった。
併せて、異種の臓器を連結するステントのワイヤーの交差形態が一括的に構成されることから、ステントに加えられる外力に反して、内視鏡といった外科用機器の移動のための通路直径を確保し、これを維持する過程で発生するワイヤーの金属疲労度が増加し、結果的にステントを構成するワイヤーの寿命を短縮するという問題点があった。
(1)大韓民国特許公開番号第10−2013−0110413号
本発明は、前記のような問題点を解決するためのものであって、外科用機器の移動のための十分な通路直径の確保および維持が容易であり、十分な離脱防止性の確保がなされることから設置位置の離脱のおそれがなく、異種の臓器を連結するステントのワイヤーの交差形態が可変的になされることから、ステントに加えられる外力に反して、内視鏡といった外科用機器の移動のための通路直径を確保し、これを維持する過程で発生するワイヤーの金属疲労度を最小化して、結果的にステントを構成するワイヤーの寿命をより延長させることができる、ピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントを提供することにその目的がある。
本発明が解決しようとする課題は、以上にて言及した課題に制限されず、言及されていないまた別の課題は、以下の記載から当業者に明確に理解され得るであろう。
このような目的を達成するために、本発明は、異種の臓器に貫通ホールをそれぞれ形成し、前記貫通ホールの周辺を互いに連結する連結術に使用されるステントにおいて、
両側先端部が前記異種の臓器にそれぞれ形成された前記貫通ホールを横切って配置され、前記異種の臓器を連通させる連結通路が形成されるステント本体;および
前記貫通ホールの周辺の前記異種の臓器の一部が互いに密着するように、前記ステント本体の両側先端部にピッグテール形状にねじれ形成されて、前記貫通ホールにそれぞれ係止される一側ねじれ先端部と他側ねじれ先端部;をそれぞれ備え、
前記ステント本体と一側ねじれ先端部および他側ねじれ先端部は、網目構造にワイヤーを編んで一体に提供され、前記連結通路の密閉のために、前記編まれたワイヤーをカバーするカバーフィルムを備える特徴がある。
前記ねじれ先端部は、前記ステント本体の先端部の一側にのみ形成させた一側ねじれ先端部である特徴がある。
前記ねじれ先端部は、前記ステント本体の先端部の両側に形成させた一側ねじれ先端部と他側ねじれ先端部である特徴がある。
前記一側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に右側上部から右側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に左側下部から左側上部に360°ねじれる特徴がある。
前記一側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に右側上部から右側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に右側下部から右側上部に360°ねじれる特徴がある。
前記一側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に左側上部から左側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に左側下部から左側上部に360°ねじれる特徴がある。
前記一側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に左側上部から左側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に右側下部から右側上部に360°ねじれる特徴がある。
前記一側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に右側上部から右側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に左側下部から左側上部に360°ねじれる特徴がある。
前記ステント本体の長さは20〜40mmであり、直径は6〜12mmであり、前記ステント本体と一側ねじれ先端部および他側ねじれ先端部とを含む総長さは130〜150mmであり、前記カバーフィルムの厚さは4〜8mmである特徴がある。
このように、本発明は、外科用機器の移動のための十分な通路直径の確保および維持が容易であり、十分な離脱防止性の確保がなされることから設置位置の離脱のおそれがなく、異種の臓器を連結するステントのワイヤーの交差形態が可変的になされることから、ステントに加えられる外力に反して、内視鏡といった外科用機器の移動のための通路直径を確保し、これを維持する過程で発生するワイヤーの金属疲労度を最小化して、結果的にステントを構成するワイヤーの寿命をより延長させることができる効果がある。
本発明は、上述した特定の好ましい実施例に限定されず、請求の範囲において請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明が属する技術分野における通常の知識を有する者であれば誰でも多様な変形実施が可能であることはもちろん、そのような変更は請求の範囲に記載の範囲内に存在することとなる。
図1は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの正面の様子を示した正面図。 図2は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの平面の様子を示した平面図。 図3は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの右側面の様子を示した右側面図。 図4は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの底面の様子を示した底面図。 図5は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの正面の様子であって、施術時の様子を説明する説明図。
以下、本発明を、添付された図面によってより詳細に説明すると、次のとおりである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例について、本発明に属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施することができるよう、詳細に説明する。本発明は、複数の異なる形態で具現され得るものであり、ここで説明する実施例に限定されない。
図面において、本発明を明確に説明するために、説明と関係のない部分は省略し、明細書全体を通じて同一または類似する構成要素については、同一の参照符号を付した。
明細書全体において、ある部分が他の部分と“連結”されているとするとき、これは、“直接的に連結”されている場合だけでなく、他の部材を間に挟み、“間接的に連結”されたものも含む。また、ある部分がある構成要素を“含む”とするとき、これは、特別に反対する記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
本発明において使用される用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であって、これは、使用者、運用者の意図または慣例に応じて異なり得るため、このような用語に対する定義は、本発明の技術的事項に符合する意味と概念で解釈されなければならないものである。
そして、下記の実施例における選択的な用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するために使用されるものであって、構成要素が前記用語によって制限されるものではない。以下、本発明を説明するにあたり本発明の要旨を不必要に曖昧にし得る、関連した公知技術についての詳細な説明は省略する。
添付された図1は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの正面の様子を示した正面図であり、図2は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの平面の様子を示した平面図であり、図3は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの右側面の様子を示した右側面図であり、図4は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの底面の様子を示した底面図である。
本発明に係るピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント(10)は、異種の臓器を連結するのに使用され、本実施例においては、特に、異種臓器として仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)を直接連結する異種臓器間の連結術に使用される場合を例に挙げて説明する。
本発明のピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント(10)は、網目構造で連結通路(lla)が形成されるステント本体(11)と、ステント本体(11)の両端にそれぞれ形成されて、設置後にそれぞれ係止される一側ねじれ先端部(12)および他側ねじれ先端部(13)と、網目構造を包むシリコン材質のカバーフィルム(14)と、から構成されている。前記カバーフィルム(14)は、 高分子溶液にステント本体(11)をディッピング(dipping)する方法、または、既に作成された高分子被膜をステント本体(11)にかぶせる方法で制作できる。
前記ステント本体(11)は、異種の臓器である仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)にそれぞれ貫通ホール(21,31)を形成し、前記貫通ホール(21,31)周辺を互いに連結する連結術に使用されるものであって、網目構造で、長さは20〜40mmであり、直径は6〜12mmであり、ワイヤー(15)を編んで一体に提供され、両側先端部が前記異種の臓器である仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)にそれぞれ形成された前記貫通ホール(21,31)を横切って配置され、前記異種の臓器である仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)を連通させる連結通路(lla)が形成される。
前記一側ねじれ先端部(12)および他側ねじれ先端部(13)は、網目構造にワイヤー(15)を編んで一体に提供され、前記貫通ホール(21,31)周辺の前記異種の臓器である仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)の一部が互いに密着するように、前記ステント本体(11)の両側先端部にピッグテール形状にねじれ形成されて前記貫通ホール(21,31)にそれぞれ係止される。
前記カバーフィルム(14)は、厚さは4〜8mmであり、前記連結通路(lla)の密閉のために、前記編まれたワイヤー(15)をカバーするシリコン材質である。
前記ステント本体(11)と一側ねじれ先端部(12)および他側ねじれ先端部(13)を含むステント(10)の総長さは130〜150mmが適当であり、前記ワイヤー(15)は形状記憶合金や金属または合成樹脂の材質を使用することができ、その厚さは0.1〜0.2mmが適当である。
前記一側ねじれ先端部(12)は、ステント本体(11)を基準に右側上部から右側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部(13)は、ステント本体(11)を基準に左側下部から左側上部に360°ねじれていることが、緩み防止のために好ましい。
しかし、これは、前記一側ねじれ先端部(12)と他側ねじれ先端部(13)のねじれ角度を限定するものではないところ、必要な場合に限り、90〜359°にねじれるようにして使用することもできることはもちろんである。
これは、一側ねじれ先端部(12)と他側ねじれ先端部(13)のねじれ角度が小さすぎる場合、ステント本体(11)が仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)から抜け出るおそれがあるためである。
前記図1〜図5においては、一側ねじれ先端部(12)は、ステント本体(11)を基準に右側上部から右側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部(13)は、ステント本体(11)を基準に左側下部から左側上部に360°ねじれた状態を最適な実施例として図示し、説明する。
このように、前記一側ねじれ先端部(12)と他側ねじれ先端部(13)は、ステント本体(11)を基準に互いに異なる方向にねじれていることが好ましいが、互いに同じ方向にねじれていてもよいことはもちろんである。
すなわち、前記一側ねじれ先端部(12)は、ステント本体(11)を基準に右側上部から右側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部(13)は、ステント本体(11)を基準に右側下部から右側上部に360°ねじれるように構成させることもできる。
必要な場合、前記一側ねじれ先端部(12)は、ステント本体(11)を基準に左側上部から左側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部(13)は、ステント本体(11)を基準に左側下部から左側上部に360°ねじれるように構成させることもできる。
また、前記一側ねじれ先端部(12)は、ステント本体(11)を基準に左側上部から左側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部(13)は、ステント本体(11)を基準に右側下部から右側上部に360°ねじれるように構成させることもできることはもちろんである。
そして、前記ステント本体(11)の一側に、一側ねじれ先端部(12)のみを形成させることにより、滑りのないステントとして使用することもできることはもちろんである。
図5は、本発明の実施例であるピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステントの正面の様子であって、施術時の様子を説明する説明図である。
このような本発明は、まず、仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)を連結するためには、手術過程において、仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)にそれぞれ貫通ホール(21,31)を作らなければならない。
その後、施術者は、内視鏡(図示せず)内に連結術用ステント(10)を入れておき、内視鏡の先端が被施術者の異種の臓器である仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)の貫通ホール(21,31)に達すると、施術者は、ステント(10)を後方から貫通ホール(21,31)に押し込んで移植し、順次的に内視鏡を被施術者から抜き出せばよい。
このとき、収縮された状態で挿入されて移植されたステント(10)は、体温に反応したり、または、自らの弾性で広がり、ステント(10)の両端は、仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)の貫通ホール(21,31)から仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)に位置された状態において、ステント(10)の両端である一側ねじれ先端部(12)と他側ねじれ先端部(13)は、予め設定された形状に変形される。
このとき、図5のように、一側ねじれ先端部(12)は、ステント本体(11)を基準に右側上部から右側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部(13)は、ステント本体(11)を基準に左側下部から左側上部に360°ねじれた状態を持続的に維持することになる。
これにより、連結術用ステント(10)のステント本体(11)は、貫通ホール(21,31)の間に位置されて連結通路(lla)を形成し、仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)の貫通ホール(21)には他側ねじれ先端部(13)が係止され、十二指腸(または、胃)(30)の貫通ホール(31)には一側ねじれ先端部(12)が係止されて、異種の臓器である仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)を連結するように貫通ホール(21,31)に配置される。
これにより、異種の臓器である仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)(20)と十二指腸(または、胃)(30)は、被施術者の腹部を切開する過程や臓器を縫う手術なしに、時間が経過すると互いに自然に連結接合される。
これにより、被施術者は、施術後の回復が非常に速く進み、退院時期をより早めることになる。
本実施例および本明細書に添付された図面は、本発明に含まれる技術的思想の一部を明確に示しているものに過ぎず、本発明の明細書および図面に含まれている技術的思想の範囲内で、当業者が容易に類推することのできる変形例や具体的な実施例は、すべて本発明の技術的思想の範囲に含まれることは自明である。
本発明の範囲は、詳細な説明よりは、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味および範囲、そして等価概念から導き出されるあらゆる変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されなければならない。
10:ステント
11:ステント本体
lla:連結通路
12:一側ねじれ先端部
13:他側ねじれ先端部
14:カバーフィルム
15:ワイヤー
20:仮性嚢腫(または、胆嚢、肝膿瘍、胆道など)
21:貫通ホール
30:十二指腸(または、胃)
31:貫通ホール

Claims (8)

  1. 異種の臓器に貫通ホールをそれぞれ形成し、前記貫通ホールの周辺を互いに連結する連結術に使用されるステントにおいて、
    両側先端部が前記異種の臓器にそれぞれ形成された前記貫通ホールを横切って配置され、前記異種の臓器を連通させる連結通路が形成されるステント本体;および
    前記貫通ホールの周辺の前記異種の臓器の一部が互いに密着するように、前記ステント本体の先端部にピッグテール形状にねじれ形成されて、前記貫通ホールにそれぞれ係止されるねじれ先端部;をそれぞれ備え、
    前記ステント本体とねじれ先端部は、網目構造にワイヤーを編んで一体に提供され、前記連結通路の密閉のために、前記編まれたワイヤーをカバーするカバーフィルムを備えることを特徴とする、ピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント。
  2. 前記ねじれ先端部は、前記ステント本体の先端部の一側にのみ形成させた一側ねじれ先端部であることを特徴とする、請求項1に記載のピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント。
  3. 前記ねじれ先端部は、前記ステント本体の先端部の両側に形成させた一側ねじれ先端部と他側ねじれ先端部であることを特徴とする、請求項1に記載のピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント。
  4. 前記一側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に右側上部から右側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に左側下部から左側上部に360°ねじれることを特徴とする、請求項3に記載のピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント。
  5. 前記一側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に右側上部から右側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に右側下部から右側上部に360°ねじれることを特徴とする、請求項3に記載のピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント。
  6. 前記一側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に左側上部から左側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に左側下部から左側上部に360°ねじれることを特徴とする、請求項3に記載のピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント。
  7. 前記一側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に左側上部から左側下部に360°ねじれ、前記他側ねじれ先端部は、ステント本体を基準に右側下部から右側上部に360°ねじれることを特徴とする、請求項3に記載のピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント。
  8. 前記ステント本体の長さは20〜40mmであり、直径は6〜12mmであり、前記ステント本体と一側ねじれ先端部および他側ねじれ先端部とを含む総長さは130〜150mmであり、前記カバーフィルムの厚さは4〜8mmであることを特徴とする、請求項3に記載のピッグテール構造を有する異種臓器間の連結術用ステント。
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