JP2020188179A - Light-emitting device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば発光ダイオードなどの発光素子を含む発光装置に関する。 The present invention relates to a light emitting device including a light emitting element such as a light emitting diode.
発光装置は、例えば、端子や配線などが設けられた基板と、当該基板上に実装された少なくとも1つの発光素子とを含む。また、例えば、照明用途に用いる場合、当該発光装置は、発光素子上に配された蛍光体層などの波長変換体を有する。 The light emitting device includes, for example, a substrate provided with terminals, wiring, and the like, and at least one light emitting element mounted on the substrate. Further, for example, when used for lighting applications, the light emitting device has a wavelength converter such as a phosphor layer arranged on the light emitting element.
このような発光装置としては、上面を光取り出し面とする発光素子と、発光素子上に設けられ、かつ上面と下面を有し、前記発光素子から出射される光を下面から入射して、上面を介して外部に放出する透光性部材と、前記透光性部材の少なくとも一部を被覆する光反射性樹脂と、を備える発光装置が特許文献1に開示されている。
Such a light emitting device includes a light emitting element having an upper surface as a light extraction surface, a light emitting element provided on the light emitting element, and having an upper surface and a lower surface, and light emitted from the light emitting element is incident from the lower surface to enter the upper surface.
しかしながら、特許文献1の発光装置は、透光性部材内の側端部の領域に光が閉じ込められ、発光装置の光取出し効率が下がる場合があることが課題の一例として挙げられる。
However, as an example of the problem of the light emitting device of
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、高い光取出し効率を有する発光装置を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a light emitting device having high light extraction efficiency.
本発明による発光装置は、発光素子と、前記発光素子上に配され、前記発光素子の上面と対向する底面を有し上方に向かって窄んでおり、側面が前記底面に対して第1の角度をなす第1の部分及び前記第1の部分の上方に形成されかつ側面が前記底面に対して前記第1の角度より大きい第2の角度をなす第2の部分を有し、前記発光素子から出射される光の波長を変換する波長変換部と、前記波長変換部の前記側面を覆う反射部と、を有することを特徴としている。 The light emitting device according to the present invention has a light emitting element and a bottom surface which is arranged on the light emitting element and faces the upper surface of the light emitting element and is narrowed upward, and the side surface has a first angle with respect to the bottom surface. A second portion formed above the first portion and having a side surface forming a second angle larger than the first angle with respect to the bottom surface, and from the light emitting element. It is characterized by having a wavelength conversion unit that converts the wavelength of the emitted light and a reflection unit that covers the side surface of the wavelength conversion unit.
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。 Hereinafter, examples of the present invention will be described in detail.
図1は、本発明の実施例1に係る発光装置10の構成を示す斜視図である。図1に示すように、実装基板11は、実装面11aを有する矩形板状の基板である。実装基板11には、例えば、AlN、アルミナ等の基板が用いられる。
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a
2つのn側給電パッド12は、実装面11a上に設けられた金属の配線電極パターンである。n側給電パッド12の各々は、矩形板状に形成されている。n側給電パッド12は、外部の電源に接続されている。n側給電パッド12の各々は、実装基板11の短手方向の一端に配されている。n側給電パッド12の各々は、実装基板11の長手方向に沿って配列されている。
The two n-side
p側給電パッド13は、実装面11a上に設けられた金属の配線電極である。p側給電パッド13は、n側給電パッド12から電気的に離間して配されている。p側給電パッド13の各々は、矩形板状に形成されている。p側給電パッド13の各々は、その長手方向が、実装基板11の短手方向と平行に設けられている。p側給電パッド13の各々は、実装基板11の長手方向に沿って配列されている。
The p-
2つの発光素子20は、実装基板11の実装面11a上に設けられている。より具体的には、発光素子20の各々は、p側給電パッド13の各々の上に配されている。発光素子20の各々は、例えば、発光ダイオードなどの半導体発光素子である。発光素子20の各々は、例えば、青色の光を出射することが可能である。
The two
各々の発光素子20の支持基板21は、Si基板等の導電性を有する矩形板状の基板である。各々の発光素子20の半導体積層体22は、支持基板21の主面に設けられている。半導体積層体22は、金属の接合層(図示せず)を介して支持基板21に貼り合わせられている。半導体積層体22は、活性層を含む複数の半導体層からなる。
The
半導体積層体22の各々は、支持基板21側から、p型半導体層、活性層及びn型半導体層がこの順に積層されて構成されている。p型半導体層は、例えば、MgをドープしたGaN層である。活性層(発光層)は、例えば、InGaN井戸層とGaN障壁層からなる多重量子井戸構造を有する半導体層である。n型半導体層は、例えばSiをドープしたGaN層である。活性層から出射される出射光の波長は、半導体積層体22の材料及び組成に応じた波長となる。半導体積層体22の上面が光出射面となる。
Each of the
裏面電極23の各々は、矩形板状に形成されている。裏面電極23の各々は、支持基板21の主面の反対側の面に形成された金属の電極である。裏面電極23の各々は、導電性の接合材(図示せず)を介してn側給電パッド12に接合されている。
Each of the
各々の半導体積層体22のp型半導体層は、支持基板21の主面上に設けられた絶縁層(図示せず)によって、支持基板21及び裏面電極23から電気的に分離されている。
The p-type semiconductor layer of each
各々の半導体積層体22のn型半導体層は、例えば支持基板21の主面上の絶縁層を貫通して設けられたコンタクトホール(図示せず)を介して、支持基板21及び裏面電極23と電気的に接続されている。
The n-type semiconductor layer of each
支持基板21の各々の絶縁層上には、金属層(反射金属、図示せず)が設けられている。この金属層は、p型半導体層と電気的に接続されている。
A metal layer (reflecting metal, not shown) is provided on each insulating layer of the
2つの給電部24は、金属層上に設けられた金属の電極である。給電部24の各々は、支持基板21の金属層と電気的に接続されている。給電部24の各々は、矩形板状に形成されている。給電部24の各々は、支持基板21の長手方向に亘って設けられている。給電部24の各々は、支持基板21の短手方向の一端に設けられている。
The two
従って、給電部24の各々は、当該金属層を介して、半導体積層体22のp型半導体層に電気的に接続されている。また、当該p型半導体層と給電部24との間の電流の経路は、当該絶縁層によって支持基板21から電気的に分離されている。
Therefore, each of the
給電部24の各々は、ボンディングワイヤ19を介して実装基板11の実装面11a上に設けられたp側給電パッド13に電気的に接続されている。
Each of the
このように、発光素子20は、支持基板21、半導体積層体22、裏面電極23、及び給電部24を含んで構成されている。発光素子20は、シンフィルム(Thin-film)型の貼り合わせ構造を有する上面発光タイプの素子である。半導体積層体22発光部(図示せず)の上面は、発光素子20の光出射面となる。
As described above, the
尚、シンフィルム型の貼り合わせ構造は、成長基板(図示せず)上において半導体積層体22を成長させる工程、支持基板21に半導体積層体22を貼り合わせる工程、成長基板を、例えばレーザーを照射することにより取り除く、いわゆるレーザーリフトオフ工程、を経て形成される。
The thin film type bonding structure includes a step of growing the
波長変換部30は、2つの発光素子20の光出射面上に設けられている。波長変換部30は、発光素子20から出射される光に対して透過性を有する透光性の部材である。波長変換部30は、発光素子20の配列方向に亘って延在している。
The
波長変換部30は、例えば、蛍光材料を焼結したセラミックプレートである。セラミックプレートは、例えば、アルミナと蛍光体を高温焼成して作製される。蛍光体としては、例えば、YAG(Yttrium Aluminum Garnet:Y3Al5O12)が挙げられる。
The
尚、波長変換部30は蛍光体の粒子を含有する樹脂層であってもよい。この場合、当該樹脂層は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の樹脂原料に蛍光体を混合した後に、当該樹脂原料を硬化することによって形成される。
The
波長変換部30は、発光素子20の半導体積層体22からみて近位側に形成されている底面30a、発光素子20の半導体積層体22からみて遠位側に形成されている上面30b、及び底面30aから上面30bに亘って形成されている側面30cを有する。
The
波長変換部30の底面30a及び上面30bは、実装基板11の実装面11aと平行に形成されている。また、波長変換部30の底面30a及び上面30bは、支持基板21の主面と平行に形成されている。
The
波長変換部30は、柱状に形成された角柱部(第3の部分)31、角柱部31の上方において、角柱部31に続いて錐台状に形成された第1の錐台部(第1の部分)32、及び第1の錐台部32の上方において、第1の錐台部32に続いて錐台状に形成された第2の錐台部(第2の部分)33を有する。角柱部31、第1の錐台部32及び第2の錐台部33は、一体に形成されている。
The
角柱部31は、直方体状に形成されている。尚、角柱部31は、直方体状に限られず、例えば、多角柱状に形成されていてもよい。角柱部31は、底面30aに対して垂直に伸びて形成されている側面31aを有する。角柱部31の側面31aは、波長変換部30の底面30a側に形成されている。
The
第1の錐台部32は、上方に向かって窄んでおり、その側面32aが底面30aに対して傾斜している。第1の錐台部32の側面32aは、角柱部31の側面31aに続いて形成されている。
The
第1の錐台部32から第2の錐台部33に移行する部位は屈曲して形成されている。言い換えれば、第2の錐台部33は、その側面33aが底面30aに対して第1の錐台部32の側面32aよりも大きい角度で傾斜している。従って、第2の錐台部33の側面33aは、第1の錐台部32の側面32aに続いて形成され、かつ波長変換部30の上面30b側に形成されている。
The portion transitioning from the
発光装置10は、発光素子20の各々の半導体積層体22の側面及び波長変換部30の側面を取り囲むように被覆する反射部としての反射樹脂40を有する。反射樹脂40は、本図においては説明のため破線で示されている。
The
反射樹脂40は、例えば、発光素子20の各々からの放出光、波長変換部30からの出力光の各々に対して反射性を有する白色の樹脂素材からなる。樹脂素材は、例えば、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂内に光散乱材(白色顔料)を分散させた、いわゆる白色樹脂と称される材料からなるものである。光散乱材としては、酸化チタン、酸化亜鉛等を使用することができる。
The
反射樹脂40は、発光素子20の半導体積層体22の側面及びp側給電パッド13及びボンディングワイヤ19を埋設している。反射樹脂40は、発光装置10の封止材として機能する。
The
図2は、実施例1に係る発光装置10の上面図である。図2に示すように、実装基板11は、上面視、すなわち、実装基板11の実装面11aに垂直な方向から見て矩形状に形成されている。
FIG. 2 is a top view of the
各々の発光素子20の支持基板21は、上面視において矩形状に形成されている。各々の支持基板21は、その短手方向が実装基板11の長手方向に沿って配列されている。尚、半導体積層体22は、図中においては一点鎖線で示されている。半導体積層体22の上面22aは、矩形状に形成されている。
The
波長変換部30の角柱部31は、半導体積層体22の上面22aを覆う形状を有する底面、すなわち波長変換部30の底面30aを有する。波長変換部30の底面30aは、半導体積層体22の上面22aと対向して配されている。波長変換部30の底面30aは、矩形状に形成されている。また、底面30aは、半導体積層体22の上面22aに沿って形成されている。
The
波長変換部30の第1の錐台部32は、上面視において半導体積層体22の上面22aを覆う形状を有する底面を有する。第1の錐台部32は、上方に向かって発光素子20の光出射面に平行な方向における幅が狭まる形状を有する。第1の錐台部32は、その上面と底面が矩形状に形成されている。尚、第1の錐台部32の底面は、角柱部31の上面と大きさ及び形状が一致している。
The
波長変換部30の第2の錐台部33は、上方に向かって発光素子20の光出射面に平行な方向における幅が狭まる形状を有する。第2の錐台部33は、その上面と底面が矩形状に形成されている。
The
第2の錐台部33の底面は、半導体積層体22の上面22aよりも面積が小さい。言い換えれば、波長変換部30の第2の錐台部33の底面の輪郭のサイズは、半導体積層体22の上面22aの輪郭のサイズよりも小さい。
The bottom surface of the
第2の錐台部33の上面、すなわち波長変換部30の上面30bは、波長変換部30の底面30aの面積よりも小さく形成されている。言い換えれば、波長変換部30の上面30bの輪郭のサイズは、当該波長変換部30の底面30aの輪郭のサイズよりも小さい。尚、第2の錐台部33の底面は、第1の錐台部32の上面と大きさ及び形状が一致している。また、波長変換部30の上面30bによって、発光装置10の光取出し面が画定されている。
The upper surface of the
図3は、図2のA−A線に沿った発光装置10の断面を示している。図3に示すように、n側給電パッド12は、実装基板11の実装面11a及び実装面11aの反対側の面11bに設けられた金属の配線電極パターンである。n側給電パッド12は、外部の電源に接続されている。
FIG. 3 shows a cross section of the
実装基板11の実装面11aに設けられたn側給電パッド12及び実装面11aの反対側の面11bに設けられたn側給電パッド12は、実装基板11を貫通して形成されたスルーホール(図示せず)を介して、互いに電気的に接続されている。
The n-
p側給電パッド13は、実装基板11の実装面11a及び実装面11aの反対側の面11bに設けられた金属の配線電極パターンである。p側給電パッド13は、n側給電パッド12から電気的に離間して設けられている。
The p-
実装基板11の実装面11aに設けられたp側給電パッド13及び実装面11aの反対側の面11bに設けられたp側給電パッド13は、実装基板11を貫通して形成されたスルーホール(図示せず)を介して、互いに電気的に接続されている。
The p-
波長変換部30は、透明接着材50を介して、発光素子20の半導体積層体22の各々の上面上に接着されている。図中においては、透明接着材50と接している波長変換部30の底面30aは、半導体積層体22の上面22aに接着されている。言い換えれば、波長変換部30の底面30aは、半導体積層体22の上面22aに透明接着材50を介して接着されている。
The
透明接着材50は、半導体積層体22の側面及び上面を覆い、かつ波長変換部30の底面30aを覆っている。
The transparent adhesive 50 covers the side surfaces and the upper surface of the
透明接着材50は、半導体積層体22から出射される光に対して透過性を有する。透明接着材50は、例えば、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の樹脂を含有する接着剤を硬化することによって形成される。従って、半導体積層体22から出射された光は、透明接着材50を介して、波長変換部30に入射することが可能である。
The
第1の錐台部32は、上方に向かって窄んでおり、その側面32aが底面30aに対して第1の角度θ1に傾斜している。言い換えれば、第1の錐台部32の側面32aは、底面30aに対して鋭角な第1の角度θ1に傾斜している。第1の角度θ1は、第1の錐台部32の内方からその側面32aに臨む角度である。
The
第2の錐台部33は、上方に向かって窄んでおり、その側面33aが底面30aに対して第2の角度θ2に傾斜している。言い換えれば、第2の錐台部33の側面33aは、底面30aに対して鋭角な第2の角度θ2に傾斜している。第2の角度θ2は、第2の錐台部33の内方からその側面33aに臨む角度である。尚、第2の角度θ2は、波長変換部30の底面30aに対して90度未満の角度にするとよい。
The
発光素子20の各々から出射された光は、波長変換部30に入射し、その少なくとも一部の光の波長が変換された後、外部に取り出される。発光素子20の各々及び波長変換部30から、そのそれぞれの側面に向かって進んだ光は、反射樹脂40によって反射される。従って、ほとんどの波長変換部30の上面30bから外部に取り出される。その結果、発光装置10からは、例えば、白色の光が出射される。
The light emitted from each of the
以上のように、波長変換部30の第1の錐台部32が上方に向かって窄んで形成されている。発光素子20から出射された光は、第1の錐台部の側面32aにおいて波長変換部30の上面30b、すなわち光取出し面に向かって反射される。その結果、発光素子20から出射された光が光取出し面に向かって絞られる。同様に、波長変換部30の第2の錐台部33が上方に向かって窄んで形成されている。発光素子20から出射された光は、第2の錐台部33の側面33aにおいて光取出し面に向かって反射される。その結果、発光素子20から出射された光が光取出し面に向かって絞られる。このように、本発明の発光装置10は、発光素子20から出射された光を波長変換部30の上面30b側に進行させることができるため、高い光取出し効率を有する。ここで、光取り出し効率は、半導体積層体22から発生した光が発光装置10の外部に出てくる効率である。
As described above, the
ここで、第2の錐台部33の側面33aが波長変換部30の底面30aに成す第2の角度θ2は、第1の錐台部32の側面32aが底面30aに成す第1の角度θ1よりも大きい。したがって、反射樹脂40が樹脂素材である場合に、波長変換部30の上面30bに樹脂が這い上がることを防止することができる。
Here, the second angle θ2 formed by the
ここで、半導体積層体22の側面から出射された光は、透明接着材50を伝搬して波長変換部30に入射する。ここで、半導体積層体22から出射された光が波長変換部30によって反射されて半導体積層体22に向かうと、光取出し効率は減少する。透明接着材50が半導体積層体22の側面を覆うことにより波長変換部30に向けて半導体積層体22から出射された光を反射させることができる。また、波長変換部30の底面30aは、半導体積層体22の上面22aよりも面積が大きいことによって、半導体積層体22から出射された光を効率よく波長変換層30に入射させることができる。
Here, the light emitted from the side surface of the
反射樹脂40が白色の樹脂素材であることにより、発光素子20から出射された光を反射させることができると共に、発光素子20を封止することができる。
Since the
波長変換部30が、発光素子20の半導体積層体22の上面22aを覆う形状を有する底面を有する柱状の角柱部31を有することにより、発光素子20から角柱部31の側面31aに進行した光は、反射樹脂40によって反射される。その結果、当該光は、第1の錐台部32の側面32aに向かって進行した後、波長変換部30の上面30bに向かって進行する。従って、発光装置10の光取出し効率を高めることができる。
Since the
以上で説明した発光装置10の波長変換部30は、例えば、図4及び5に示すセラミックプレート30Pを切削加工することによって製造されることができる。図4は、セラミックプレート30Pを加工する第1の加工工程を示している。より具体的には、図4は、ダイシングシート60、ダイシングシート60上に配置されたセラミックプレート30P、及びセラミックプレート30Pを加工する際に用いられる第1のブレードB1の断面を模式的に示している。
The
第1のブレードB1は、断面形状が等脚台形の第1のテーパ部b1、第1のテーパ部に続いて形成され、かつ第1のテーパ部b1よりもテーパの傾きが低い断面形状が等脚台形の第2のテーパ部b2及び第2のテーパ部b2の等脚台形の下底側の部分から、当該等脚台形の上底に垂直な方向に延びる基部b3を有する。 The first blade B1 has a cross-sectional shape that is formed following the first tapered portion b1 and the first tapered portion having an isosceles trapezoidal cross-sectional shape, and whose taper inclination is lower than that of the first tapered portion b1. It has a base portion b3 extending in a direction perpendicular to the upper bottom of the isosceles trapezoid from the lower bottom side portion of the isosceles trapezoid of the second tapered portion b2 and the second tapered portion b2 of the trapezoid.
第1の加工工程においては、ダイシングシート60上にセラミックプレート30Pを配置する。次いで、第1のブレードB1をセラミックプレート30Pの上面に垂直な方向に挿入して溝を形成する。具体的には、第1のブレードB1の第2テーパ部がセラミックプレート30Pの内部に至るまで、第1のブレードB1をセラミックプレート30Pに挿入する。
In the first processing step, the
これにより、第1のブレードB1の第1のテーパ部にb1よって、セラミックプレート30Pには、第1の錐台部32となる部分が形成される。また、第1のブレードB1の第2のテーパ部b2によって、セラミックプレート30Pには、第2の錐台部33となる部分が形成される。
As a result, a portion to be the
図5は、セラミックプレート30Pを加工する第2の加工工程を示している。第2の加工工程においては、図4に示した第1の加工工程がなされたセラミックプレート30Pに対して、第2のブレードB2を用いて切断加工する。図5に示すように、第2のブレードB2は、互いに平行な一対の側面b4を有する。
FIG. 5 shows a second processing step of processing the
第2の加工工程においては、セラミックプレート30Pの第1の加工工程で形成された溝に第2のブレードB2をセラミックプレート30Pに垂直な方向に挿入する。これによって、個片化されたセラミックプレート30Pのプレート片は波長変換部30となる。従って、第2のブレードB2によって、セラミックプレート30Pには、角柱部31となる部分が形成される。
In the second processing step, the second blade B2 is inserted into the groove formed in the first processing step of the
このように、波長変換部30は、第1のブレードB1及び第2のブレードB2を用いてセラミックプレート30Pを加工することによって形成することができる。言い換えれば、上記の第1の加工工程及び第2の加工工程を経ることにより、波長変換部30には、第1の錐台部32、第2の錐台部33及び角柱部31が形成される。
As described above, the
実施例2に係る発光装置10について説明する。実施例2に係る発光装置10Aは、波長変換部30の形態が実施例1に係る発光装置10とは異なる。その余の点は、実施例1に係る発光装置10と構成が同一であるので説明を省略する。
The
図6は、実施例2に係る発光装置10Aの断面を示している。図6に示すように、波長変換部30は、第1の錐台部32及び第2の錐台部33を有する。すなわち、本実施例の発光装置10Aは、波長変換部30が角柱部31を有しない点で実施例1の発光装置10とは異なる。従って、第1の錐台部32は、半導体積層体22の上面22aを覆う形状を有する底面、すなわち波長変換部30の底面30aを有する。底面30aは、発光素子20の半導体積層体22の上面22aを覆う形状を有する。
FIG. 6 shows a cross section of the
波長変換部30の底面30aは、半導体積層体22の上面22aと対向して配されている。波長変換部30の底面30aは、矩形状に形成されている。また、底面30aは、半導体積層体22の上面22aに沿って形成されている。
The
このように、発光装置10Aを構成しても、波長変換部30の第1の錐台部32が上方に向かって窄んで形成されている。発光素子20から出射された光は、第1の錐台部の側面32aにおいて波長変換部30の上面30b、すなわち光取出し面に向かって反射される。その結果、発光素子20から出射された光が光取出し面に向かって絞られる。同様に、波長変換部30の第2の錐台部33が上方に向かって窄んで形成されている。発光素子20から出射された光は、第2の錐台部33の側面33aにおいて光取出し面に向かって反射される。その結果、発光素子20から出射された光が光取出し面に向かって絞られる。このように、本発明の発光装置10は、発光素子20から出射された光を波長変換部30の上面30b側に進行させることができるため、高い光取出し効率を有する。
As described above, even if the
尚、以上の実施例においては、2つの発光素子20が実装基板11に搭載されている例を説明した。しかし、実装基板11に搭載されている発光素子20の数は、1又は2以上であってもよい。
In the above embodiment, an example in which two
10 発光装置
11 実装基板
20 発光素子
21 支持基板
22 半導体積層体
22a 上面
30 波長変換部
30a 底面
30b 上面
31 第1の錐台部(第1の部分)
32 第2の錐台部(第2の部分)
33 角柱部(第3の部分)
40 反射樹脂(反射部)
50 透明接着剤
θ1 第1の角度
θ2 第2の角度
10
32 Second frustum (second part)
33 Prism (third part)
40 Reflective resin (reflective part)
50 Transparent adhesive θ1 First angle θ2 Second angle
Claims (7)
前記発光素子上に配され、前記発光素子の上面と対向する底面を有し上方に向かって窄んでおり、側面が前記底面に対して第1の角度をなす第1の部分及び前記第1の部分の上方に形成されかつ側面が前記底面に対して前記第1の角度より大きい第2の角度をなす第2の部分を有し、前記発光素子から出射される光の波長を変換する波長変換部と、
前記波長変換部の前記側面を覆う反射部と、を有することを特徴とする発光装置。 Light emitting element and
A first portion arranged on the light emitting element, having a bottom surface facing the upper surface of the light emitting element and narrowing upward, and a side surface forming a first angle with respect to the bottom surface and the first portion. Wavelength conversion that has a second portion formed above the portion and whose side surface forms a second angle larger than the first angle with respect to the bottom surface, and converts the wavelength of light emitted from the light emitting element. Department and
A light emitting device including a reflecting portion that covers the side surface of the wavelength conversion portion.
支持基板と、
前記支持基板上に配された半導体積層体と、を含み、
前記波長変換部の前記底面は、前記半導体積層体の上面に接着されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発光装置。 The light emitting element is
Support board and
Including a semiconductor laminate arranged on the support substrate,
The light emitting device according to any one of claims 1 to 5, wherein the bottom surface of the wavelength conversion unit is adhered to the upper surface of the semiconductor laminate.
前記透明接着材は、前記半導体積層体の側面及び上面を覆い、かつ前記波長変換部の底面を覆うことを特徴とする請求項6に記載の発光装置。 The bottom surface of the wavelength conversion unit is adhered to the upper surface of the semiconductor laminate via a transparent adhesive.
The light emitting device according to claim 6, wherein the transparent adhesive covers the side surfaces and the upper surface of the semiconductor laminate, and also covers the bottom surface of the wavelength conversion unit.
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