JP2020187215A - レンズ駆動装置及びそれを備えたレンズユニット、カメラ - Google Patents
レンズ駆動装置及びそれを備えたレンズユニット、カメラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020187215A JP2020187215A JP2019090460A JP2019090460A JP2020187215A JP 2020187215 A JP2020187215 A JP 2020187215A JP 2019090460 A JP2019090460 A JP 2019090460A JP 2019090460 A JP2019090460 A JP 2019090460A JP 2020187215 A JP2020187215 A JP 2020187215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- bearing
- rotating shaft
- driving device
- support mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
Description
従って、本発明は、重量の大きいレンズに適用した場合であっても、高速、高精度でレンズを移動させることができるレンズ駆動装置、及びそれを備えたレンズユニット、カメラを提供することを目的としている。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態によるレンズ駆動装置、及びそれを備えたレンズユニット、カメラを説明する。
図1は、本発明の実施形態によるカメラの概略断面図である。図2は、本発明の実施形態によるレンズ駆動装置の断面図である。図3は、本発明の実施形態によるレンズ駆動装置に備えられた駆動用モータを拡大して示す断面図である。図4は、本発明の実施形態によるレンズ駆動装置に備えられた軸受け支持機構を拡大して示す断面図である。図5は、本発明の実施形態によるレンズ駆動装置の回転軸の端部を拡大して示す図である。
次に、図2乃至図5を参照して、本発明の実施形態によるレンズ駆動装置10の構成を説明する。
図2に示すように、レンズ駆動装置10は、回転軸16と、この回転軸16を駆動する駆動用モータ18と、回転軸16の先端を回転可能に支持する軸受け部20と、駆動用モータ18と軸受け部20を連結するフレーム部材22と、を有する。なお、本明細書においては、レンズ駆動装置10の、駆動用モータ18が配置されている側(図2における右側)を「モータ側」又は「基端側」と呼び、その反対側(図2における左側)を「先端側」と呼ぶ。
次に、図3を参照して、レンズ駆動装置10に備えられた駆動用モータ18の構成を説明する。
図3に示すように、駆動用モータ18は、モータケース24と、このモータケース24に取り付けられたステータコア26と、このステータコア26に取り付けられたコイル28と、回転軸16に取り付けられたマグネット30と、を有する。また、駆動用モータ18の、先端側の端部には、モータ側ラジアル滑り軸受け32が設けられており、回転軸16を回転可能に支持している。
次に、図4を参照して、本実施形態のレンズ駆動装置10の軸受け部20の構成を説明する。
図4に示すように、軸受け部20は、駆動用モータ18の反対側で、回転軸16の先端を回転可能に支持するように構成されている。軸受け部20は、軸受け支持部材22bと、先端側のラジアル滑り軸受け38と、このラジアル滑り軸受け38を支持する軸受け支持機構40と、から構成されている。
図6に示すように、変形例による回転軸116は、その球面形状116bの曲率半径が回転軸116の半径とほぼ等しく形成されている。これにより、本変形例による回転軸116の端面は、概ね半球面から構成される。回転軸端部の球面形状の曲率半径は、各スラスト受けの材質、各ゴムダンパによる付勢力の大きさ、回転軸の材質等に基づいて、回転抵抗が小さく、耐摩耗性が高くなるように適宜設定することができる。
図4に示すように、ラジアル滑り軸受け38は、ハウジング42の大径凹部42cの中で、一対の軸受け抑え44、45によって挟まれることにより、支持されている。
次に、図7を参照して、軸受け支持機構の取り付け位置調整方法を説明する。
図7は、軸受け支持機構40の取り付け位置調整方法を概略的に示す図である。
本発明の実施形態のレンズ駆動装置10によれば、ラジアル滑り軸受け38を支持する軸受け支持機構40が球面38aと当接する支持面を備え、ラジアル滑り軸受け38を球面38aの中心点Cを中心に回動可能に支持するので、球面38aの中心点Cを支点とする回転軸16の傾斜が許容される(図4)。このため、回転軸16の外周面とラジアル滑り軸受け38の内周面の間のクリアランスを小さく設定した場合でも、回転軸16の回転抵抗が大きく増大することはない。この結果、回転軸16の外周面とラジアル滑り軸受け38の内周面の間のクリアランスを小さく設定することが可能となり、回転軸16の振れを抑制して、高速、高精度でレンズを移動させることが可能となる。
2 レンズユニット
4 カメラボディ
6 レンズ鏡筒
6a フォーカスリング
8 レンズ
10 レンズ駆動装置
12 フォーカシングレンズ
12a キャリッジ
14 撮像素子
16 回転軸
16a 送りねじ
16b 球面形状
18 駆動用モータ
20 軸受け部
22 フレーム部材
22a ベースプレート
22b 軸受け支持部材
22c 保持内壁面
24 モータケース
24a スラスト受け凹部
26 ステータコア
26a 円板部
26b 脚部
28 コイル
30 マグネット
32 モータ側ラジアル滑り軸受け
34 ゴムダンパ(第1弾性部材)
36 スラスト受け(摺動部材)
38 ラジアル滑り軸受け
38a 球面
40 軸受け支持機構
42 ハウジング
42a 外周面
42b 小径凹部
42c 大径凹部
44 軸受け抑え(支持部材)
44a 支持球面
45 軸受け抑え(支持部材)
45a 支持球面(支持面)
46 ウェーブワッシャー(球面付勢部材)
48 ゴムダンパ(第2弾性部材)
50 スラスト受け(摺動部材)
52 接着剤
54 調整台
56 押圧ロッド
58 接着剤
116 回転軸
116b 球面形状
Claims (6)
- レンズを直線移動させるためのレンズ駆動装置であって、
送りねじが形成された回転軸と、
この回転軸を回転可能に支持するラジアル滑り軸受けと、
このラジアル滑り軸受けを支持する軸受け支持機構と、
上記回転軸を回転駆動する駆動用モータと、
上記送りねじに螺合され、上記回転軸が回転駆動されると、上記回転軸の軸線方向に移動されるキャリッジと、を有し、
上記ラジアル滑り軸受けは、その外周面の少なくとも一部が、所定の中心点を中心とする球面から構成され、
上記軸受け支持機構は、上記ラジアル滑り軸受けの球面と当接する支持面を備えており、上記ラジアル滑り軸受けを、上記中心点を中心に回動可能に支持することを特徴とするレンズ駆動装置。 - 上記軸受け支持機構は、上記球面を両側から挟む上記支持面としての支持球面を夫々備えた2つの支持部材と、上記支持球面が上記球面に押しつけられるように、上記支持部材を付勢する球面付勢部材と、を備える請求項1記載のレンズ駆動装置。
- さらに、上記駆動用モータ及び上記軸受け支持機構を保持するフレーム部材を有し、上記軸受け支持機構は外周面を備え、この外周面は上記ラジアル滑り軸受けの周囲に位置し、上記フレーム部材は、上記軸受け支持機構を保持するように、上記軸受け支持機構の外周面を受け入れる保持内壁面を備え、
上記軸受け支持機構の外周面と、上記フレーム部材の保持内壁面は所定の距離離れた状態で固定されている請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。 - 上記軸受け支持機構の外周面と上記フレーム部材の保持内壁面の間には、接着剤が充填され、上記軸受け支持機構が上記フレーム部材に固定されている請求項3記載のレンズ駆動装置。
- レンズ駆動装置を備えたレンズユニットであって、
レンズ鏡筒と、
このレンズ鏡筒の中に配置されたレンズと、
このレンズを光軸方向に移動させるための、請求項1乃至4の何れか1項に記載のレンズ駆動装置と、
を有することを特徴とするレンズユニット。 - レンズユニットを備えたカメラであって、
カメラボディと、
このカメラボディに取り付けられた、請求項5記載のレンズユニットと、
を有することを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019090460A JP7294877B2 (ja) | 2019-05-13 | 2019-05-13 | レンズ駆動装置及びそれを備えたレンズユニット、カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019090460A JP7294877B2 (ja) | 2019-05-13 | 2019-05-13 | レンズ駆動装置及びそれを備えたレンズユニット、カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020187215A true JP2020187215A (ja) | 2020-11-19 |
JP7294877B2 JP7294877B2 (ja) | 2023-06-20 |
Family
ID=73221123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019090460A Active JP7294877B2 (ja) | 2019-05-13 | 2019-05-13 | レンズ駆動装置及びそれを備えたレンズユニット、カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7294877B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61189751U (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-26 | ||
JPH0410556U (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-29 | ||
JPH09107671A (ja) * | 1991-09-20 | 1997-04-22 | Seiko Epson Corp | ステッピングモータ |
JP2002354332A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Konica Corp | 粗微動駆動装置及びレンズ移動装置 |
JP2005134783A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Sony Corp | レンズ鏡筒および撮像装置 |
-
2019
- 2019-05-13 JP JP2019090460A patent/JP7294877B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61189751U (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-26 | ||
JPH0410556U (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-29 | ||
JPH09107671A (ja) * | 1991-09-20 | 1997-04-22 | Seiko Epson Corp | ステッピングモータ |
JP2002354332A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Konica Corp | 粗微動駆動装置及びレンズ移動装置 |
JP2005134783A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Sony Corp | レンズ鏡筒および撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7294877B2 (ja) | 2023-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20110122495A1 (en) | Imaging lens unit and imaging apparatus | |
JPH05257048A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2006184543A (ja) | 組レンズの組立て方法、この方法によって組立てられた組レンズ、および撮像装置 | |
JP5434596B2 (ja) | 振動アクチュエータ | |
JP7352902B2 (ja) | レンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置 | |
JP2020187215A (ja) | レンズ駆動装置及びそれを備えたレンズユニット、カメラ | |
JP4995760B2 (ja) | レンズ装置および撮像装置 | |
JP7344672B2 (ja) | レンズ駆動装置及びそれを備えたレンズユニット、カメラ | |
WO2020149108A1 (ja) | 光学機器用アクチュエータおよびこれを備えたレンズ鏡筒 | |
JP2009150922A (ja) | アクチュエータ、撮像機器および携帯電子機器 | |
US20210271104A1 (en) | Lens apparatus and image pickup apparatus | |
US8531085B2 (en) | Vibration actuator and electric device | |
JP2009169291A (ja) | 光学機器 | |
JP7401226B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP4734730B2 (ja) | ブレ補正装置及び光学機器 | |
JP2005215106A (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
JP2005309076A (ja) | レンズ駆動装置 | |
JP2013140303A (ja) | 絞り機構、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ | |
WO2022201702A1 (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
JP2014010213A (ja) | レンズ鏡胴 | |
JP2017044730A (ja) | 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP2009216934A (ja) | アクチュエータ、撮像素子および電子機器 | |
JP2022016927A (ja) | 振動型アクチュエータ及び機器 | |
JP2016101023A (ja) | 振動波モータ及びそれを有する光学装置 | |
JPWO2005059616A1 (ja) | レンズ駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220509 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221114 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230509 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230608 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7294877 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |