JP2020186911A - 下水道モニタリングシステム及びその施工方法 - Google Patents

下水道モニタリングシステム及びその施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020186911A
JP2020186911A JP2017146173A JP2017146173A JP2020186911A JP 2020186911 A JP2020186911 A JP 2020186911A JP 2017146173 A JP2017146173 A JP 2017146173A JP 2017146173 A JP2017146173 A JP 2017146173A JP 2020186911 A JP2020186911 A JP 2020186911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
sewage
monitoring system
flow path
sewerage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017146173A
Other languages
English (en)
Inventor
圭一 藤田
Keiichi Fujita
圭一 藤田
直幸 大井
Naoyuki Oi
直幸 大井
顕 小川
Akira Ogawa
顕 小川
宗典 土屋
Munenori Tsuchiya
宗典 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Keiki Co Ltd
Original Assignee
Nagano Keiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Keiki Co Ltd filed Critical Nagano Keiki Co Ltd
Priority to JP2017146173A priority Critical patent/JP2020186911A/ja
Priority to PCT/JP2018/027730 priority patent/WO2019022084A1/ja
Publication of JP2020186911A publication Critical patent/JP2020186911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • G01D5/353Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells influencing the transmission properties of an optical fibre
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H17/00Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves, not provided for in the preceding groups
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H3/00Measuring characteristics of vibrations by using a detector in a fluid
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H9/00Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by using radiation-sensitive means, e.g. optical means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/16Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. optical strain gauge

Abstract

【課題】下水道のモニタリングを正確に行うことができ、かつ、光ファイバの構造が簡易な下水道モニタリングシステムを提供すること。【解決手段】下水が流通される下水流路を有する管のうち前記下水流路の予め設定された通常時水位より上方に位置する部分において軸方向に伸びて配置された光ファイバ1と、光ファイバ1の内部にパルス光を送信する光送信部21、及び光ファイバ1の外部における環境の変化によって光ファイバ1の内部で生じる後方散乱光を検出する光検出部22を有するタイムドメイン方式による光検波器2と、を備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、下水道モニタリングシステム及びその施工方法に関する。
大都市だけでなく地方都市においても、下水道管が地下に埋設されている。下水道管は、長期に渡って使用されるものであるため、モニタリングされている。
下水道のモニタリングの一つの例として、永年疲労や大地震等による下水道の損傷の有無を確認するために、管の下部において光ファイバを配置し、この光ファイバの端部に光ファイバ音響分布センサ(DAS)を接続したシステムが知られている(特許文献1)。
下水道のモニタリングの他の例として、下水道のオーバーフロー管のうち上流側に第1の測定箇所を設置し、下流側に第2の測定箇所を設置し、これらの測定箇所にそれぞれ光ファイバ経路を直接接続し、光ファイバ経路に光伝送特性測定器を接続し、光伝送特性測定器により、第1の測定箇所と第2の測定箇所との検知時刻の差から下水の流速や流量を求める検知装置が知られている(特許文献2)。
さらに、下水道のモニタリングの他の例として、下水道設備での下水のオーバーフローに備えるため、複数のFBGセンサを光ファイバに設け、光ファイバからの反射光を監視装置で分析する遠隔監視システムが知られている(特許文献3)。
国際公開第2017/021702号 特許第4763296号公報 特許第5199845号公報
特許文献1の従来例では、光ファイバは管の下部に配置されているので、常時、下水に浸されることになる。下水を通しての検出であるため、例えば、管の上部で生じた損傷等に伴う音は、下水に含まれる浮遊物やゴミ等により散乱し、正確なモニタリングができない。
特許文献2の従来例は、下水の流速や流量を求めるものであり、下水道管自体や下水道管の周囲の変化をモニタリングするものではない。しかも、第1の測定箇所と第2の測定箇所は、それぞれ光ファイバ経路に直列接続されたプローブであり、プローブは、予め設定された場所に設置されている。隣合うプローブの間の寸法が長いと、これらのプローブの中間位置で生じた下水の物理量の変化を十分に検出することができない。
特許文献3の従来例は、オーバーフローに備えて水位を監視するものであり、下水道管自体や下水道管の周囲の変化をモニタリングするものではない。しかも、複数のFBGセンサを有するものであり、これらのFBGセンサは予め設定された位置に設けられている。隣合うFBGセンサの間の寸法が長いと、これらのプローブの中間位置で生じた下水の物理量の変化を十分に検出することができない。
本発明の目的は、下水道のモニタリングを正確に行うことができ、かつ、光ファイバの構造が簡易な下水道モニタリングシステム及びその施工方法を提供することにある。
本発明の下水道モニタリングシステムは、下水が流通される下水流路を有する管のうち前記下水流路の予め設定された通常時水位より上方に位置する部分において軸方向に伸びて配置された光ファイバと、前記光ファイバの内部にパルス光を送信する光送信部、及び前記光ファイバの外部における環境の変化によって前記光ファイバの内部で生じる後方散乱光を検出する光検出部を有するタイムドメイン方式による光検波器と、を備えた、ことを特徴とする。
本発明では、光ファイバと光検波器とからセンサが構成される。
ここで、下水流路を有する管には、下水が流通する下水道管だけでなく、下水道管として機能する下水流路と、下水流路の上の電気ケーブル、ガス管、通信ケーブル、上水道管が収納された収納空間とが1つの管の中に配置された共同溝も含まれる。通常時水位とは、通常の状態で流通する下水の上限位置であり、この上限位置を超えて水位が上昇すると、下水が十分に流通しなくなったり、下水流路自体に破損等が生じたり、して不都合が生じる。この通常時水位は予め設定されるものである。光ファイバは下水流路のうち通常時水位より上方に位置する部分であれば、その具体的な位置は、限定されるものではなく、下水流路の内周面の上部でもよく、側部でもよく、さらには、共同溝における電気ケーブル等が収納された収納空間であってもよい。
センサでは、光検波器の光送信部から光ファイバにパルス光を送信する。光ファイバに送られたパルス光のうち僅かな光が光検波器に向けて反射される。
この状態で、下水流路を有する管に亀裂等の損傷が生じたり、管の上部が陥没したりすると、光ファイバに伝わる音、温度等の環境が変化することになる。光ファイバに伝わる環境の変化は、後方散乱光の変化となる。
後方散乱光の変化は光検出部で検出される。光検出部では、後方散乱光の信号を時系列信号として受信する。光検波器から近い位置の信号が早く受信し、光検波器から遠い位置の信号が遅く受信する。即ち、時系列信号と距離とは比例関係にあるので、光ファイバの各位置からの反射光を検出できる。この動作を高速に繰り返すことで、各地点の反射光の光強度の変化、つまり、音響信号又は温度信号を捉えることができる。この音響信号等の変化から下水流路を有する管に亀裂等が生じた位置を推定できる。これにより、下水道の特定の位置が異常であると判断できる。
これに対して、管に損傷が生じない場合では、光ファイバの外部から内部に伝わる音や温度等の環境が変化することがなく、その結果、光検出部で検出される後方散乱光の変化はない。そのため、下水道が正常であること判断できる。
従って、本発明では、光ファイバは、管のうち通常時水位より上方に位置する部分に配置されているので、下水流路の上部や管自体の上部で生じた損傷等に伴う音は、下水を通さず、直接、光ファイバに伝わる。しかも、光ファイバにおいて後方散乱光の変化が大きい箇所は、音、温度等の環境変化の発生源から最も近い部位である。そのため、後方散乱光の変化を光検波器で検出することができるので、正確なモニタリングができる。
本発明では、前記光検波器で検出される後方散乱光は、レイリー散乱に伴うもの、ラマン散乱に伴うもの、ブリルアン散乱に伴うもののうち少なくとも1つである構成としてもよい。
ここで、レイリー散乱は、光ファイバの媒質内の密度の揺らぎに発生するものであり、ラマン散乱は、光ファイバの媒質内の分子振動の相互作用により発生するものであり、ブリルアン散乱は、光ファイバの媒質内の音波との相互作用により発生するものである。
後方散乱光は、レイリー散乱に伴うもの、ラマン散乱に伴うもの、ブリルアン散乱に伴うものの1つ、あるいは、これらの組み合わせである。
この構成では、下水流路内に土砂が流入したり、その他の理由によって、下水流路内で下水の水位が上昇して光ファイバが下水に浸されたり、あるいは、光ファイバを下水流路に止める係止部材が脱落し、光ファイバの一部が下水に浸されたりすると、光ファイバが下水に浸される前後で、温度が変化する。光ファイバの内部では、音が変化すると、レイリー散乱に伴う後方散乱光が変化し、温度や振動が変化すると、ラマン散乱やブリルアン散乱に伴う後方散乱光が変化する。
従って、タイムドメイン方式による光検波器により、後方散乱光を検出するようにしたから、下水道特定の位置での管の破損、管の損傷、これらに伴う土砂の流入、土砂の流入に伴う光ファイバの浸水、光ファイバの一部の脱落、管の内部への人や動物の侵入、管の陥没やクラック等を検出することができる。
本発明の下水道モニタリングシステムは、下水が流通される下水流路を有する管のうち前記下水流路の予め設定された通常時水位より上方に位置する部分において複数のマイクロホンが軸方向に伸びて配置されたマイクロホンアレイと、前記マイクロホンアレイで検出された音に基づいて前記管を監視するモニタと、を備えた、ことを特徴とする。
本発明では、下水流路を有する管に亀裂等の損傷が生じたり、管の上部が陥没したりすると、音が発生するので、この音がマイクロホンアレイを構成する複数のマイクロホンで集音される。マイクロホンアレイからモニタに音のデータが送られ、モニタでは、音のデータに基づき、統計データやAI(人工知能)を用いて管の監視を行う。例えば、モニタは、音のデータをスペクトルパターンとして予め記憶した記憶部を有し、この記憶部で記憶したスペクトルパターンと、マイクロホンアレイからモニタに送られた音のデータに基づいて作成されるスペクトルパターンとを対比して、損傷や陥没といった管に生じる不都合をモニタリングする。
本発明では、前記下水流路を流れる下水に浮かぶ音源を有する、構成が好ましい。
この構成では、音源が下水流路での下水の流れとともに移動する。移動する音源を光検出部やマイクロホンアレイで検出することで、下水の流速を測定することが可能となる。
本発明の下水道モニタリングシステムの施工方法は、下水が流通される下水流路を有する管のうち前記下水流路の予め設定された通常時水位より上方に位置する部分において軸方向に伸びて既設された光ファイバの一端に、前記光ファイバの内部にパルス光を送信し前記光ファイバの外部における環境の変化によって前記光ファイバの内部で生じる後方散乱光を検出するタイムドメイン方式による光検波器を接続する、ことを特徴とする。
本発明では、下水流路の通信用、その他の用途であって既設の光ファイバをそのまま用いることができるので、下水道モニタリングシステムの施工を簡易かつ低コストで実施することができる。
本発明の第1実施形態にかかる下水道モニタリングシステムの概略構成図。 下水道モニタリングシステムの基本構成を説明する図であり(A)は光検波器を示し、(B)は光ファイバの一部を示し、(C)は光検波器から出力される距離と光強度との関係のグラフを示す。 光検波器の原理を説明する構成図。 本発明の第2実施形態にかかる下水道モニタリングシステムが利用される状況を説明する概略構成図。 下水道モニタリングシステムが利用される状況を説明する概略構成図。 本発明の第3実施形態にかかる下水道モニタリングシステムの概略構成図。 本発明の第4実施形態にかかる下水道モニタリングシステムの概略構成図。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。各実施形態の説明において、同一構成は同一符号を付して説明を省略する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態にかかる下水道モニタリングシステムを図1から図3に基づいて説明する。
図1には下水道モニタリングシステムの概略構成が示されている。
図1において、下水道モニタリングシステムは、下水道管Pの内周の上部において、軸方向に沿って設置された光ファイバ1と、光ファイバ1の一端に接続された光検波器2と、を備えた光ファイバ音響分布センサ(DAS:Distributed Acoustic Sensing)を備える。なお、光ファイバ1は、図1では、下水道管Pの内周の上部に配置されているが、第1実施形態では、下水道管Pの内周の予め設定された通常時水位より上方に位置する部分であれば、下水道管Pの内周の側部であってもよい。ここで、通常時水位とは、通常の状態で流通する下水の上限位置であり、この上限位置を超えて水位が上昇すると、下水が十分に流通しなくなったり、下水道管P自体に破損等が生じたり、して不都合が生じる。この通常時水位は下水道管Pの設置者等が予め設定する。
下水道管Pは、地中層Aの中に埋設されており、地中層Aの上に道路Bが施工されている。なお、下水道管Pは、その一部が地中ではなく、河川の上等では、地上に露出するものでもよい。
下水道管Pの内部は、大気と開放されており、各家庭やオフィス等から排出される下水Wが下水導入管(図示せず)を通じて送り込まれる。
光ファイバ1は、所定位置が係止部材3を介して下水道管Pの内周面の上部に係止されている。係止部材3は適宜な金具、例えば、リング状金具やフック状金具を用いることができる。
第1実施形態では、光ファイバ1は、光が通過する線の一端側は光検波器2と接続されている。なお、図1において、符号Tで示される部材は端子台である。
図2には、下水道モニタリングシステムのDASの基本構成が示されている。図2(A)には光検波器2の概略構成が示され、図2(B)には光ファイバ1の一部が示されている。図3には、光検波器2の基本的な原理が示されている。
図2(B)に示される通り、光ファイバ1の内部にレーザのパルス光LOを照射すると、光ファイバ1の内部の微小な構造欠陥Sで反射されてレイリー散乱LLとなる。外部の要因によって、光ファイバ1に伝わる音や振動が変化すると、レイリー散乱LLに伴う後方散乱光の光強度が変化する。同様に、外部の要因によって、光ファイバ1に伝わる温度が変化すると、ラマン散乱やブリルアン散乱(以下、単に、ラマン散乱LRとする)に伴う後方散乱光の光強度が変化する。
ここで、レイリー散乱LLとは、光ファイバ1の媒質内の密度の揺らぎにより発生するものであり、ラマン散乱とは、光ファイバ1の媒質内の分子振動の相互作用により発生するものであり、ブリルアン散乱は、光ファイバの媒質内の音波との相互作用により発生するものである。
図2(A)及び図3に示される通り、光検波器2は、光ファイバ1の内部にパルス光LOを送信する光送信部21と、光ファイバ1の外部における環境の変化によって光ファイバ1の内部で生じる後方散乱光を検出する光検出部22と、光送信部21で送信されたパルス光を光ファイバ1に送り、光ファイバ1から送られる後方散乱光を光検出部22に送るサーキュレータ23と、サーキュレータ23と光検出部22との間に配置されサーキュレータ23から送られる後方散乱光を増幅するアンプ24と、光検出部22で検出した結果を音響や温度に変換し音響スペクトルや温度分布を計算する解析部50と、下水道で発生する土砂の流入や浸水等の異常パターンを記憶する記憶部51と、光検出部22の検出結果を表示する表示部25と、を有する。
光送信部21は、所定波長のパルス光を出射する光源、その他の装置である。
図2(C)は、光検出部22から出力される距離と光強度との関係のグラフが示されている。
図2(C)及び図3で示される通り、光検出部22は、光ファイバ1の内部でそれぞれ生じるレイリー散乱LLとラマン散乱LRとに伴う後方散乱光を時系列信号として受信するものであり、時間と光強度との関係の波形として出力する。なお、図3で示される波形は図2(C)の波形を簡略化したものであり、両者は実質的に同じである。
波形の左右の位置が時間と線形比例関係にある。光ファイバ1の位置(距離)d(m)と、光ファイバ1にパルス光LOが入射してからの時間tp(s)との関係は、
d=2(tp×lv)/n ……式1
である。ここで、lvは光速で、299792458m/s(真空中)であり、nは光ファイバ1の屈折率で、約1.41である。
式1を用いて、図2(C)及び図3の波形を示すグラフの横軸を時間から距離に置き換える。これらの図のグラフでは、図中右側は光検波器2からの距離が長く、左側は光検波器2からの距離が短い。
後方散乱光の光強度は、レイリー散乱LLに伴う後方散乱光がラマン散乱LRに伴う後方散乱光より大きい。
図2(C)では、後方散乱光がレイリー散乱LLに伴う場合DLとラマン散乱LRに伴う場合DRとの2箇所が示されているが、実際は、音の変化する場所や温度が変化する場所に応じて、それぞれ後方散乱光が複数の位置で変化することになる。
光ファイバ1のうちレイリー散乱LLに伴う後方散乱光が変化する位置は、光ファイバ1の外部であって音や振動が生じた位置に最も近い位置であり、ラマン散乱LRに伴う後方散乱光が変化する位置は光ファイバ1の外部であって温度変化が生じた位置に最も近い位置である。
第1実施形態では、レイリー散乱LLに伴う後方散乱光とラマン散乱LRに伴う後方散乱光との双方が光検出部22に送られる。
解析部50では、統計データが用いられ、アンプ24から送られる光強度の変化NLのスペクトルパターンが記憶部51で記憶されている異常時における音響信号のスペクトルパターンと一致すると、異常と判断し、その異常と判断したスペクトルパターンの位置DLと対応する光ファイバ1の位置を求める。ここで、一致は、下水道管Pの大きさ、強度、その他の条件により、下水道管P毎に設定されるものであり、予め記憶部で記憶されているか、設定時に調整されている。解析部50で演算された結果は、図2(C)のグラフとともに、表示部25で表示される。なお、表示部25では、光ファイバ1が施設された地図情報が表示され、地図情報の上に光ファイバ1の異常が生じた箇所が表示される。
第1実施形態では、光ファイバ1は、シングルモード光ファイバであり、光検波器2は、一般販売されている製品を用いた場合、50Kmの区間を位置分解能10mで、0〜20kHZの周波数帯域の音を検出できる。検出できる距離は、50Kmである。
光検出部22は、光ファイバ1の2kmの領域を20μsで測定する。
第1実施形態では、内周面の上部に通信用の光ファイバ1が既設された下水道管Pの一端に、光検波器2を接続して下水道モニタリングシステムを施工する。
下水道管Pは既に地中に埋設されている。
下水道管Pにおいて既設された光ファイバ1の一端が接続された端子台Tに光検波器2の光送信部21を接続する。
このように施工された下水道モニタリングシステムでは、光検波器2の光送信部21から光ファイバ1にパルス光LOを送信する。光ファイバ1に送られたパルス光LOのうち僅かな光がレイリー散乱LLやラマン散乱LRに伴う後方散乱光としてサーキュレータ23及びアンプ24を介して光検出部22に送られる。光検出部22は、距離と光強度との波形を出力し、この波形が表示部25で表示される。
この状態で、下水道管Pに亀裂Cが生じて下水道管Pの内部に土砂Dが流れ込んだり(図1参照)、下水道管Pの上部の道路Bが陥没したりすると、外部から光ファイバ1に伝わる音が変化し、レイリー散乱LLに伴う後方散乱光の変化となる。
光検出部22では、後方散乱光の変化を光強度の変化NLとし、この変化NLを基準値と対比し、基準値より大きい場合には、異常と判断し、その異常と判断した光強度の位置DLを生じた光ファイバ1の位置を推定する。
異常と判断された光ファイバ1の位置は表示部25で地図情報とともに表示される。
これに対して、下水道管Pに損傷が生じない場合では、光ファイバ1の外部から内部に伝わる音の変化が少なく、その結果、光検出部22で検出される後方散乱光の変化も少ない。そのため、光検出部22では、下水道が正常であること判断し、表示部25には、異常である旨の表示はされない。なお、第1実施形態では、アスファルトカッターや重機を用いて道路Bのアスファルトを剥がす際に生じる音や、道路Bを通る自動車の振動を検出することができるが、これらの音や振動の大きさは、基準値以下と設定されれば、異常として表示されない。
従って、第1実施形態では、次の効果を奏することができる。
(1)下水道管Pの内周面のうち上部において軸方向に伸びて光ファイバ1を配置したから、下水道管Pの上部で生じた損傷等に伴う音は、下水Wを通さず、直接、光ファイバ1に伝わり、これを光検波器2で検出するので、正確なモニタリングができる。しかも、光ファイバ1において後方散乱光の変化が大きい箇所は、音の発生源から最も近い部位であるので、正確なモニタリングができる。
(2)下水道管Pの内周面の上部に軸方向に沿って既設された光ファイバ1の一端に、光検波器2を接続したから、下水道管Pの通信用であって既設の光ファイバ1をそのまま用いることができるので、下水道モニタリングシステムの施工を簡易かつ低コストで実施することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図3から図5に基づいて説明する。
第2実施形態は、音の変化と温度の変化との双方を検出するために、レイリー散乱LLに伴う後方散乱光に加えてラマン散乱LRに伴う後方散乱光を検出する構成を備えたものであり、他の構成は第1実施形態と同じである。
図3において、光検波器2は、ラマン散乱LRに代表される後方散乱光を検出する光検出部22を備えている。
解析部50は、温度分布が得られるものであり、この温度分布により、例えば、光ファイバ1が下水に浸っている等の異常を検知する。
次に、第2実施形態の下水道モニタリングシステムの作用について、図4及び図5を参照して説明する。
図3に示される通り、第2実施形態の下水道モニタリングシステムでは、第1実施形態と同様に、光検波器2の光送信部21から光ファイバ1にパルス光LOを送信する。
光ファイバ1に送られたパルス光LOのうち僅かな光がレイリー散乱LLとラマン散乱LRとが混在した後方散乱光として光検出部22に送られる。
解析部50は、温度分布の波形を出力し、この波形が表示部25で表示される。
この状態で、図4に示される通り、下水道管Pへの土砂の流入等に伴って、下水道管Pでの下水Wの水位が上昇して光ファイバ1が下水Wに浸されたり、図5に示される通り、光ファイバ1を下水道管Pに止める係止部材3が脱落し、光ファイバ1の一部が下水Wに浸されたりすると、光ファイバ1の下水Wに浸された部分の周囲では、音と温度とが変化する。
同様に、下水道管Pの内部へ人や動物が侵入したり、下水道管Pの陥没やクラックが生じると、音と温度とが変化する。
外部の音の変化が光ファイバ1の内部に伝わると、レイリー散乱LLに伴う後方散乱光の光強度が変化し、外部の温度の変化が光ファイバ1の内部に伝わると、ラマン散乱LRに伴う後方散乱光が変化する。
ラマン散乱LRに伴う後方散乱光の変化を光検出部22が検出する。光検出部22では、ラマン散乱LRに伴う後方散乱光の変化を光強度の変化NLとし、解析部50では、この変化NLに基づいて、異常か否かを判断し、異常と判断した光強度のスペクトルパターンの位置DLに対応する光ファイバ1の位置を推定する。
これに対して、光ファイバ1の一部が下水Wで浸されることがなく、光ファイバ1の一部が脱落することがない場合には、光検出部22で検出される後方散乱光の変化は少なく、下水道が正常であること判断される。表示部25では異常である旨の表示はされない。
なお、第2実施形態では、光ファイバ1自体が破断した場合、光ファイバ1の破断した位置での信号が光検出部22に送られないので、光ファイバ1の破断を検出できる。
従って、第2実施形態では、第1実施形態の(1)(2)と同様の効果を奏することができる他、次の効果を奏することができる。
(3)光検出部22は、光ファイバ1の外部における温度の変化によって光ファイバ1の内部で生じるラマン散乱LRに伴う後方散乱光を検出するから、下水Wの増水で下水道管Pの上部に空気がない状態や、光ファイバ1の脱落を検出することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態を図6に基づいて説明する。
図6に示される通り、第3実施形態は、下水Wの流速を測定するために、下水Wに浮かぶ音源Mを用いたことが第1実施形態と異なるもので、他の構成は第1実施形態と同じである。
下水Wの上に浮かぶ音源Mは、船Qに設置されている。音源Mとしては、スピーカ、ベル、ラジオ、その他でもよい。
第3実施形態では、第1実施形態と同様に、光検波器2の光送信部21から光ファイバ1にパルス光LOを送信する。光ファイバ1に送られたパルス光LOのうち僅かな光がレイリー散乱LLやラマン散乱LRに伴う後方散乱光として光検出部22に送られる。光検出部22は、距離と光強度との波形を出力する。下水Wに浮いている音源Mから出される音により、光強度の変化NLが大きい部分が生じる。音源Mは下水Wの流れに伴って移動するため、光強度の変化NLが大きい部分も移動する。そのため、解析部50で、光強度の変化NLが移動する時間と距離とを求めることにより、下水Wの流速を求めることができる。この流速は表示部25で表示される。
第3実施形態では、第1実施形態の(1)(2)と同様の効果を奏することができる他。次の効果を奏することができる。
(4)下水道管Pの内部を流れる下水に浮かぶ音源Mを有するから、音源Mが下水道管Pの下水Wの流れとともに移動することになり、これを光検出部22で検出することで、下水の流速を測定することができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態を図7に基づいて説明する。第4実施形態では、光ファイバ1に代えてマイクロホンアレイ4を用いることが第1実施形態と異なる。
図7において、下水道モニタリングシステムは、局所的な範囲において、下水道管Pの内周面の上部において、軸方向に沿って設置されたマイクロホンアレイ4と、マイクロホンアレイ4で検出された音に基づいて下水道管Pを監視するモニタ5と、を備える。
マイクロホンアレイ4は、下水道管Pの軸方向に沿って並んで配置されそれぞれ集音する複数のマイクロホン41が支持金具42を介して下水道管Pに取り付けられた構造である。
モニタ5は、音のデータをスペクトルパターンとして予め記憶した記憶部(図示せず)と、この記憶部で記憶したスペクトルパターンとマイクロホンアレイ4からモニタに送られた音のデータに基づいて作成されるスペクトルパターンとを対比して、損傷や陥没、その他、下水道管Pに生じる不都合を判定する判定部(図示せず)とを有する構造である。なお、本実施形態では、AI(人工知能)を用いてモニタリングする構成としてもよい。
第4実施形態では、下水道管Pの内周面の上部において、軸方向に沿って設置され複数のマイクロホン41を有するマイクロホンアレイ4と、マイクロホンアレイ4で検出された音に基づいて下水道管Pを監視するモニタ5と、を備えているので、隣合うマイクロホン41に集音する音の量を対比することで、音が発生された位置を推定し、正確なモニタリングを行うことができる。
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明では、光検波器2は、解析部50で演算した結果をスマートホン等の端末に送信する送信機能を備えてもよい。
また、前記各実施形態では、下水道管Pは、既に地中に埋設されているものとしたが、本発明では、光ファイバ1が既設されているものであれば、新規に製造された下水道管Pに用いてもよい。
さらに、前記各実施形態では、下水流路を有する管として下水道管Pを説明したが、本発明の下水道管Pは、上水道管やガス管とともに共同溝に配置されているものでもよい。共同溝は、下水道管として機能する下水流路と、下水流路の上の電気ケーブル、ガス管、通信ケーブル、上水道管が収納された収納空間とが1つの管内に配置されたものである。この場合い、光ファイバ1やマイクロホンアレイ4は、下水流路の上の収納空間に配置されるものでもよい。
また、前記各実施形態では、解析部50で下水道管P等の異常を検出し、この異常を表示部25で表示させる構成としたが、本発明では、異常の検出を表示部25で表示せず、表示部25を見ている作業員が距離と光強度との波形をみて判断するものでもよい。
さらに、前記各実施形態では、解析部50は、統計データを用いたが、本発明では、光ファイバ1から出力された後方散乱光の信号に基づいて、周波数と時間との関係をカラーマップとして表示し、このカラーマップが時間の経過とともに変化する色に基づいて後方散乱光の変化の大きさを認識するものでもよい。
1…光ファイバ、2…光検波器、21…光送信部、22…光検出部、4…マイクロホンアレイ、41…マイクロホン、5…モニタ、50…解析部、M…音源

Claims (5)

  1. 下水が流通される下水流路を有する管のうち前記下水流路の予め設定された通常時水位より上方に位置する部分において軸方向に伸びて配置された光ファイバと、
    前記光ファイバの内部にパルス光を送信する光送信部、及び前記光ファイバの外部における環境の変化によって前記光ファイバの内部で生じる後方散乱光を検出する光検出部を有するタイムドメイン方式による光検波器と、を備えた、
    ことを特徴とする下水道モニタリングシステム。
  2. 請求項1に記載の下水道モニタリングシステムにおいて、
    前記光検波器で検出される後方散乱光は、レイリー散乱に伴うもの、ラマン散乱に伴うもの、ブリルアン散乱に伴うもののうち少なくとも1つである、
    ことを特徴とする下水道モニタリングシステム。
  3. 下水が流通される下水流路を有する管のうち前記下水流路の予め設定された通常時水位より上方に位置する部分において複数のマイクロホンが軸方向に伸びて配置されたマイクロホンアレイと、
    前記マイクロホンアレイで検出された音に基づいて前記管を監視するモニタと、を備えた、
    ことを特徴とする下水道モニタリングシステム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された下水道モニタリングシステムにおいて、
    前記下水流路を流れる下水に浮かぶ音源を有する、
    ことを特徴とする下水道モニタリングシステム。
  5. 下水が流通される下水流路を有する管のうち前記下水流路の予め設定された通常時水位より上方に位置する部分において軸方向に伸びて既設された光ファイバの一端に、前記光ファイバの内部にパルス光を送信し前記光ファイバの外部における環境の変化によって前記光ファイバの内部で生じる後方散乱光を検出するタイムドメイン方式による光検波器を接続する、
    ことを特徴とする下水道モニタリングシステムの施工方法。
JP2017146173A 2017-07-28 2017-07-28 下水道モニタリングシステム及びその施工方法 Pending JP2020186911A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146173A JP2020186911A (ja) 2017-07-28 2017-07-28 下水道モニタリングシステム及びその施工方法
PCT/JP2018/027730 WO2019022084A1 (ja) 2017-07-28 2018-07-24 下水道モニタリングシステム及びその施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146173A JP2020186911A (ja) 2017-07-28 2017-07-28 下水道モニタリングシステム及びその施工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020186911A true JP2020186911A (ja) 2020-11-19

Family

ID=65041438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017146173A Pending JP2020186911A (ja) 2017-07-28 2017-07-28 下水道モニタリングシステム及びその施工方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2020186911A (ja)
WO (1) WO2019022084A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022159549A1 (en) * 2021-01-20 2022-07-28 Nec Laboratories America, Inc. Active microphone for increased das acoustic sensing capability

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201513509D0 (en) * 2015-07-31 2015-09-16 Moormead Solutions Ltd Monitoring of a fluid in an open channel
JP7164027B2 (ja) * 2019-04-16 2022-11-01 日本電気株式会社 光ファイバセンサ、監視システム、センシング位置補正方法、及び、センシング位置補正プログラム
WO2021010407A1 (ja) * 2019-07-16 2021-01-21 日本電気株式会社 光ファイバセンシングシステム、光ファイバセンシング機器、及び配管劣化検知方法
JP7235115B2 (ja) * 2019-07-17 2023-03-08 日本電気株式会社 光ファイバセンシングシステム、光ファイバセンシング機器、及び異常判断方法
US20230010341A1 (en) * 2019-12-13 2023-01-12 Nec Corporation Detection system, detection device, and detection method
WO2021161459A1 (ja) * 2020-02-13 2021-08-19 日本電信電話株式会社 光ファイバの浸水を検知する装置及び方法
WO2021256478A1 (ja) * 2020-06-17 2021-12-23 日本電気株式会社 作業中ケーブルの保護監視システム、作業中ケーブルの保護監視方法及び作業中ケーブルの保護監視プログラムを記憶する記憶媒体
CZ309382B6 (cs) * 2021-07-19 2022-10-26 SATTURN HOLEŠOV spol. s r. o. Soustava k monitoringu úniku odpadních vod z dvouplášťové kanalizační stoky v reálném čase
NO347738B1 (en) * 2021-09-27 2024-03-11 Leak Detector As Method of obtaining distributed sensor measurement data along a sewage pipeline or channel

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001084268A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Hitachi Ltd 図面管理装置
JP4417891B2 (ja) * 2000-08-07 2010-02-17 芦森工業株式会社 光ファイバーケーブルの敷設方法
JP2002318333A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Mole Kogyo:Kk 下水管内における光ファイバケーブルの敷設方法、及び、光ファイバケーブル保持用鞘管
JP2003304615A (ja) * 2002-04-10 2003-10-24 Kana Flex Corporation Kk 通信線用防護管
JP2005345376A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Rikogaku Shinkokai 変位測定システム及び方法
JP2006183457A (ja) * 2006-03-02 2006-07-13 Yamaguchi Univ 下水管損傷予測方法
US9546548B2 (en) * 2008-11-06 2017-01-17 Schlumberger Technology Corporation Methods for locating a cement sheath in a cased wellbore
JP2011128791A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Toshiba Corp 管内計測システムおよび計測装置
JP6687235B2 (ja) * 2015-03-10 2020-04-22 日本電気株式会社 検出装置及び検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022159549A1 (en) * 2021-01-20 2022-07-28 Nec Laboratories America, Inc. Active microphone for increased das acoustic sensing capability

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019022084A1 (ja) 2019-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020186911A (ja) 下水道モニタリングシステム及びその施工方法
Wang et al. Novel negative pressure wave-based pipeline leak detection system using fiber Bragg grating-based pressure sensors
CN205785299U (zh) 一种管廊状态监测系统
CN205209700U (zh) 一种管道全光纤分布式测温监控系统
US9823114B2 (en) Non-isotropic acoustic cable
US20170138525A1 (en) Monitoring of the Position of a Pipe Inspection Tool in a Pipeline
US8131121B2 (en) Optical fiber pipeline monitoring system and method
AU2013223816B2 (en) Monitoring transport network infrastructure
CN107664541A (zh) 一种分布式光纤振动和温度融合传感系统及方法
ES2940219T3 (es) Calibración de un sistema de detección de fibra óptica distribuida
US10656041B2 (en) Detection of leaks from a pipeline using a distributed temperature sensor
CN206439635U (zh) 一种输油管道泄漏监控系统
CN104596576A (zh) 一种光纤温度传感和振动传感共线融合系统及监测方法
CN109253400A (zh) 基于分布式光纤传感的管道震动感测方法及系统
US20230152543A1 (en) Impulse signal detection for buried cable protection using distributed fiber optic sensing
KR102365368B1 (ko) 비탈면 변위 모니터링 시스템
KR101173161B1 (ko) 지중관로 탐사측정시스템
CN204461469U (zh) 一种光纤温度传感和振动传感共线融合系统
CN107782284A (zh) 一种大坝变形监测系统
CN107607066B (zh) 一种地下空间建筑内积水区域的差分检测方法及系统
US11733070B2 (en) Street light operating status monitoring using distributed optical fiber sensing
KR20230086144A (ko) 지하 매설관의 누수배관 및 누수지반 모니터링 시스템
JP2008298568A (ja) 騒音源の影響度解析システム
KR101607667B1 (ko) 광섬유를 이용한 지중관로 침하위치 검출시스템
RU46579U1 (ru) Система обнаружения повреждений трубопровода