JP2020186298A - コークス炉の乾燥方法 - Google Patents

コークス炉の乾燥方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020186298A
JP2020186298A JP2019090847A JP2019090847A JP2020186298A JP 2020186298 A JP2020186298 A JP 2020186298A JP 2019090847 A JP2019090847 A JP 2019090847A JP 2019090847 A JP2019090847 A JP 2019090847A JP 2020186298 A JP2020186298 A JP 2020186298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
length direction
coke oven
drying
furnace length
temporary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019090847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7167845B2 (ja
Inventor
山本 哲也
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
和也 岡西
Kazuya Okanishi
和也 岡西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2019090847A priority Critical patent/JP7167845B2/ja
Publication of JP2020186298A publication Critical patent/JP2020186298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7167845B2 publication Critical patent/JP7167845B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Abstract

【課題】コークス炉の火入れ時において、炭化室内の温度偏差を低減可能なコークス炉の乾燥方法を提供する。【解決手段】コークス炉の乾燥方法は、燃焼室と炭化室とが炉団長方向に交互に配列されたコークス炉の乾燥方法であって、前記炭化室の炉長方向の両側に互いに対向するように仮設バーナーをそれぞれ設置し、両側の前記仮設バーナーからそれぞれ噴射した燃焼ガス同士を衝突させて前記炭化室内を昇温し、昇温期間のうちの一部の期間において、前記燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の両側のうちの一方に移動させる。【選択図】図4

Description

本発明は、コークス炉の乾燥方法に関する。
特許文献1には、コークス炉の火入れ時において、炭化室内の炉長方向の両側に仮設バーナーをそれぞれ設置し、両側の仮設バーナーから燃焼ガスを噴射して、炭化室を含む炉内を加熱乾燥する乾燥方法について開示されている。
特開2017−160315号公報
ところで、特許文献1に開示の乾燥方法では、両側の仮設バーナーからそれぞれ噴射される燃焼ガス同士の衝突点が炭化室の炉長方向の中央部に位置することとなる。この場合、燃焼ガス同士が衝突する部分(炭化室の炉長方向の中央部)が高温となり、炭化室内に温度偏差が生じる。
本発明は上記事実を考慮し、コークス炉の火入れ時において、炭化室内の温度偏差を低減可能なコークス炉の乾燥方法を提供することを課題とする。
本発明の第1態様のコークス炉の乾燥方法は、燃焼室と炭化室とが炉団長方向に交互に配列されたコークス炉の乾燥方法であって、前記炭化室の炉長方向の両側に互いに対向するように仮設バーナーをそれぞれ設置し、両側の前記仮設バーナーからそれぞれ噴射した燃焼ガス同士を衝突させて前記炭化室内を昇温し、昇温期間のうちの一部の期間において、前記燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の両側のうちの一方に移動させる。
第1態様のコークス炉の乾燥方法では、コークス炉の火入れ時には、まず、炉長方向の両側に互いに対向するように仮設バーナーをそれぞれ設置する。
次に、両側の仮設バーナーからそれぞれ噴射した燃焼ガス同士を衝突させて炭化室内を昇温する。ここで、仮設バーナーから噴射された燃焼ガスは、燃焼ガス同士の衝突点から上昇し、炭化室内の天井から炉長方向の側壁を伝って仮設バーナーへと戻る循環経路を通る。このため、循環経路上は、高温となる。一方で循環経路の内側は、燃焼ガスの経路から外れるため、循環経路上と比べて、低温となる。このため、炭化室内において、循環経路上と循環経路の内側とで温度差が生じる。
そこで、上記乾燥方法では、昇温期間のうちの一部の期間において、燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の両側のうちの一方に移動させている。このように衝突点を移動させることで、燃焼ガスの循環経路が変化する。このため、上記乾燥方法は、例えば、昇温期間の全期間において衝突点を同じ位置に維持して燃焼ガスの循環経路を変化させない方法と比べて、炭化室内の温度偏差の低減を図ることができる。
なお、炭化室内の燃焼ガスは、乾燥口などを通じてフリューに流れ込み最終的にはコークス炉の蓄熱部分を乾燥することになる。
本発明の第2態様のコークス炉の乾燥方法は、第1態様のコークス炉の乾燥方法において、両側の前記仮設バーナーの出力をそれぞれ調整して前記衝突点を炉長方向に移動させる。
第2態様のコークス炉の乾燥方法では、両側の仮設バーナーの出力をそれぞれ調整することで燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向に移動させている。すなわち、上記乾燥方法では、仮設バーナーの出力を調整する簡単な機構で燃焼ガス同士の衝突点を移動させることができる。
本発明の第3態様のコークス炉の乾燥方法は、第2態様のコークス炉の乾燥方法において、前記仮設バーナーの出力を連続的又は段階的に変化させながら前記衝突点を炉長方向に移動させる。
第3態様のコークス炉の乾燥方法では、仮設バーナーの出力を連続的又は段階的に変化させながら燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向に移動させるため、例えば、仮設バーナーの出力を急激に変化させて衝突点を炉長方向に移動させる方法と比べて、仮設バーナーを含む加熱機器の熱負担を低減することができる。
本発明の第4態様のコークス炉の乾燥方法は、第1態様〜第3態様のいずれか一態様のコークス炉の乾燥方法において、前記一部の期間には、第1の期間と第2の期間が含まれており、前記第1の期間では、前記燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の一方側へ移動させ、前記第2の期間では、前記燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の他方側へ移動させる。
第4態様のコークス炉の乾燥方法では、昇温期間のうちの第1の期間において、燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の一方側へ移動させ、昇温期間のうちの第2の期間において、衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の他方側へ移動させている。これにより、上記乾燥方法では、例えば、燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の一方側又は他方側へのみ移動させる方法と比べて、炭化室内の温度偏差の低減を更に図ることができる。
本発明の第5態様のコークス炉の乾燥方法は、第4態様のコークス炉の乾燥方法において、炉団長方向に隣り合う前記炭化室では、前記第1の期間又は前記第2の期間の開始タイミングが異なる。
第5態様のコークス炉の乾燥方法では、炉団長方向に隣り合う炭化室において、昇温期間のうちの一部の期間に含まれる第1の期間又は前記第2の期間の開始タイミングを異ならせている。これにより、隣り合う炭化室間に位置する燃焼室に、隣り合う炭化室からそれぞれ伝達される熱による燃焼室内の温度偏差の低減を図ることができる。
本発明によれば、コークス炉の火入れ時において、炭化室内の温度偏差を低減可能なコークス炉の乾燥方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るコークス炉の乾燥方法が適用されるコークス炉の平面図である。 図1に示されるコークス炉の炭化室を炉団長方向から見た断面図である。 図2における断面図において、燃焼ガス同士の衝突点が炉長方向の中央部に位置している状態を示している。 図2における断面図において、燃焼ガス同士の衝突点が炉長方向の中央部よりも炉長方向の一方側(PS)へ移動している状態を示している。 図2における断面図において、燃焼ガス同士の衝突点が炉長方向の中央部よりも炉長方向の他方側(CS)へ移動している状態を示している。
以下、本発明の一実施形態に係るコークス炉の乾燥方法について図1〜図5を用いて説明する。
まず、本実施形態の乾燥方法を適用するコークス炉20について説明し、次に、コークス炉20を用いた乾燥方法について説明する。
図1に示されるように、コークス炉20は、壁、床及び天井等が煉瓦製であり、多数の煉瓦(一例として、珪石煉瓦)を積み重ねて形成されている。このコークス炉20は、燃焼室22と、炭化室24と、蓄熱室26(図2参照)とを備えている。
燃焼室22と炭化室24は、炉団長方向(図1では矢印X方向)に交互に配列されて炉団をなしている。炉団のPS(Pusher Side)には、炭化室24内からコークスを押し出すための押出機(図示省略)等が配備され、CS(Coke Side)には、押し出されたコークスを運搬するためのガイド車(図示省略)等が配備される。また、蓄熱室26は、配列された燃焼室22と炭化室24の下方側に配設されている。なお、本実施形態では、コークス炉20の炉団長方向と直交する炉長方向を矢印Yで示し、コークス炉20の上方を矢印Uで示している。また、図1〜図5において、PSは紙面を見て左側、CSは紙面を見て右側である。
燃焼室22は、炉長方向の長さが炉団方向の長さよりも長くなっている。また、燃焼室22内には、燃料ガスを燃焼させる複数の小部屋(図示省略)がある。燃焼室22の天井部22Aには、図1に示されるように、燃焼室22内を点検するための点検孔28と温度計30とが配設されている。また、燃焼室22内は、図示しない複数の仕切りによって炉長方向に仕切られている。
炭化室24は、石炭を蒸し焼きにしてコークスを作る部屋であり、炉長方向の長さが炉団方向の長さよりも長くなっている。また、炭化室24は、天井部24A、床部24B、炉長方向両側の炉蓋24Cと炉蓋24D、及び炉団長方向両側で燃焼室22と炭化室24を仕切る炉壁24Eによって形成されている。なお、炉蓋24CはPSに、炉蓋24DはCSに配置されている。
図1及び図2に示されるように、炭化室24の天井部24Aには、コークス原料である配合、粉砕された石炭を装入するための装入口32が複数設けられている。また、天井部24Aには、炭化室24から発生する排ガスを排出するための上昇管34の一端部34Aが接続されている。この上昇管34の他端部34Bは、図示しないドライメンに接続されている。
蓄熱室26は、燃焼室22に対して燃焼ガス及びエアを導入するとともに、燃焼室22内の排ガスを排出するための部屋である。この蓄熱室26は、燃焼ガス及びエアの供給管(図示省略)及び煙道(図示省略)に接続されている。
次に、コークス炉20の乾燥方法及びその作用効果について説明する。
コークス炉20の築炉時には、煉瓦および目地モルタル等が水分を含んでいる。このため、実操業を開始する火入れ前には、コークス炉20の加熱乾燥(昇温乾燥)を行う必要がある。
コークス炉20の加熱乾燥は、まず、図2に示されるように、炭化室24の炉長方向両側の炉蓋24C、24Dから仮設バーナー40、41をそれぞれ挿入し、互いに炉長方向に対向するように設置する。次に、本実施形態では、仮設バーナー40の先端側及び仮設バーナー40から出る燃焼フレームを囲むように門型の輻射壁42を床部24B上に設置する。この輻射壁42は、耐火煉瓦(一例として、シャモット系煉瓦)を積み上げて形成される。同様に、仮設バーナー41の先端側及び仮設バーナー41から出る燃焼フレームを囲むように門型の輻射壁43を床部24B上に設置する。
仮設バーナー40、41を設置後、図3に示されるように、両側の仮設バーナー40、41からそれぞれ燃焼ガスを噴射する。なお、両側の仮設バーナー40、41からそれぞれ噴射する燃焼ガスの出力は、ガス供給装置44によって制御されている。そして、本実施形態では、仮設バーナー40、41の出力を略均等に調整している。このため、仮設バーナー40、41からそれぞれ噴射された燃焼ガスは、炭化室24内の炉長方向の中央部36で互いに衝突し、炭化室24内を昇温する。なお、本実施形態では、炭化室24内の炉長方向の長さをLとしたとき、炉長方向の中心を含む中央部36の範囲を長さLの20%、中央部36を挟んで両側の側部38の範囲をそれぞれ長さLの40%としている。また、衝突した燃焼ガスの一部は、燃焼室22と炭化室24とを連通する図示しない連通孔(実操業時には閉塞される孔)を通して炭化室24から燃焼室22及び蓄熱室26に流れ込む。これにより、コークス炉20が加熱される。
ここで、図3に示されるように、仮設バーナー40から噴射された燃焼ガスは、炭化室24内の中央部36に位置する燃焼ガス同士の衝突点Pから上昇し、炭化室24の天井部24Aから炉長方向の側壁(炉蓋24C)を伝って仮設バーナー40へと戻る循環経路CR1を通る。また、同様に、仮設バーナー41から噴射された燃焼ガスは、燃焼ガス同士の衝突点Pから上昇し、炭化室24の天井部24Aから炉長方向の側壁(炉蓋24D)を伝って仮設バーナー41へと戻る循環経路CR2を通る。このため、循環経路CR1、CR2上は、高温となる。一方で循環経路CR1、CR2の内側(領域RE1、R2)は、燃焼ガスの経路から外れるため、循環経路CR1、CR2上と比べて、低温となる。このため、炭化室24内において、循環経路CR1、CR2上と領域RE1、RE2とで温度差が生じる。
なお、燃焼ガス同士の衝突点Pは、燃焼ガス同士が衝突した部位であり、炭化室24内の燃焼ガスの出力より推定される。
また、循環経路CR1、CR2における矢印の向きは燃焼ガスが流れる向きを示している。また、図3〜図5に示されるように、循環経路CR1から領域RE1に向けて連続的に温度が変化している。循環経路CR2についても同様に、循環経路CR2から領域RE2に向けて連続的に温度が変化している。
このため、本実施形態では、コークス炉20の昇温期間のうちの一部の期間において、燃焼ガス同士の衝突点Pを中央部36から炉長方向の両側部38のうちの一方に移動させる。このように衝突点Pを中央部36から両側部38のうちの一方に移動させることで、燃焼ガスの循環経路が変化する(図4及び図5参照)。このため、本実施形態の乾燥方法では、例えば、昇温期間の全期間において衝突点Pを同じ位置に維持して燃焼ガスの循環経路を変化させない方法と比べて、炭化室24内の温度偏差の低減を図ることができる。
特に、本実施形態の乾燥方法では、昇温期間のうちの一部の期間に第1の期間と第2の期間が含まれており、第1の期間では、図4に示されるように、燃焼ガス同士の衝突点Pを中央部36からPSの側部38へ移動させ、図5に示されるように、第2の期間では、燃焼ガス同士の衝突点Pを中央部36からCSの側部38へ移動させる。詳細には、本実施形態の乾燥方法では、燃焼ガス同士の衝突点Pは、中央部36からPSの側部38へ移動した後、中央部36へ戻り、その後、中央部36からCSの側部38へ移動する。その後、中央部36へ戻る。このサイクルを繰り返すようになっている。このため、本実施形態の乾燥方法では、例えば、燃焼ガス同士の衝突点Pを中央部36からPSの側部38又はCSの側部38へのみ移動させる方法と比べて、炭化室24内の温度偏差の低減を更に図ることができる。
また、本実施形態の乾燥方法では、仮設バーナー40、41の出力を連続的又は段階的(例えば、2段階以上)に変化させながら燃焼ガス同士の衝突点Pを炉長方向に移動させている。このため、例えば、仮設バーナー40、41の出力を急激に変化させて衝突点Pを炉長方向に移動させる方法と比べて、仮設バーナー40、41を含む加熱機器の熱負担を低減することができる。
また、本実施形態の乾燥方法では、ガス供給装置44から仮設バーナー40、41へのエアを含むガス供給量を制御することで仮設バーナー40、41の出力を調整している。このようにガス供給装置44からのガス供給量を調整する簡単な機構で仮設バーナー40、41の出力を調整して燃焼ガス同士の衝突点Pを移動させることができる。なお、仮設バーナー40、41の出力の合計は、その期間において同じ出力で加熱するとした場合の合計出力と同じとするのが好ましい。
また、本実施形態の乾燥方法では、仮設バーナー40、41の先端側に、仮設バーナー40、41の燃焼フレームを囲むように輻射壁42、43を設けている。このため、上記乾燥方法では、燃焼フレームによって炭化室24の炉壁24Eを直に加熱することなく、輻射壁42、43からの輻射熱によって炭化室24の炉壁24Eを加熱乾燥する。これにより、炭化室24の炉壁24Eの耐火煉瓦の亀裂の発生を抑制することができる。
以上のように、コークス炉20の乾燥方法によれば、コークス炉20の火入れ時において、炭化室24内の温度偏差の低減を図ることができる。これにより、上記乾燥方法によれば、燃焼ガス同士の衝突点Pを同じ位置に維持させる方法と比べて、乾燥期間の短縮を図ることが可能となる。
なお、本実施形態では、炉団長方向に隣り合う炭化室において、昇温期間のうち第1の期間又は第2の期間の開始タイミングを異ならせて炭化室毎に衝突点がそれぞれ違う場所になるようにしてもよいし、同じ場所になるようにしてもよい。開始タイミングを異ならせる場合(例えば、一方の炭化室24で第1の期間を開始すると同時に他方の炭化室24で第2の期間を開始する場合)、隣り合う炭化室24間に位置する燃焼室22に、隣り合う炭化室24からそれぞれ伝達される熱による燃焼室22内の温度偏差の低減を図ることができる。一方、開始タイミングを同じにする場合(例えば、一方の炭化室24で第1の期間を開始すると同時に他方の炭化室24でも第1の期間を開始する場合)には、ガス供給装置44のガス供給量を制御するタイミングが同じになることから、制御が容易になる。
以上、本発明の実施形態であるコークス炉の火入れ時の乾燥方法について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
20 コークス炉
22 燃焼室
24 炭化室
26 蓄熱室
36 中央部(炉長方向の中央部)
38 側部(炉長方向の一方側)
38 側部(炉長方向の他方側)
40 仮設バーナー
41 仮設バーナー
P 衝突点
X 炉団方向
Y 炉長方向

Claims (5)

  1. 燃焼室と炭化室とが炉団長方向に交互に配列されたコークス炉の乾燥方法であって、
    前記炭化室の炉長方向の両側に互いに対向するように仮設バーナーをそれぞれ設置し、
    両側の前記仮設バーナーからそれぞれ噴射した燃焼ガス同士を衝突させて前記炭化室内を昇温し、
    昇温期間のうちの一部の期間において、前記燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の両側のうちの一方に移動させる、コークス炉の乾燥方法。
  2. 両側の前記仮設バーナーの出力をそれぞれ調整して前記衝突点を炉長方向に移動させる、請求項1に記載のコークス炉の乾燥方法。
  3. 前記仮設バーナーの出力を連続的又は段階的に変化させながら前記衝突点を炉長方向に移動させる、請求項2に記載のコークス炉の乾燥方法。
  4. 前記一部の期間には、第1の期間と第2の期間が含まれており、
    前記第1の期間では、前記燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の一方側へ移動させ、
    前記第2の期間では、前記燃焼ガス同士の衝突点を炉長方向の中央部から炉長方向の他方側へ移動させる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコークス炉の乾燥方法。
  5. 炉団長方向に隣り合う前記炭化室では、前記第1の期間又は前記第2の期間の開始タイミングが異なる、請求項4に記載のコークス炉の乾燥方法。
JP2019090847A 2019-05-13 2019-05-13 コークス炉の乾燥方法 Active JP7167845B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019090847A JP7167845B2 (ja) 2019-05-13 2019-05-13 コークス炉の乾燥方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019090847A JP7167845B2 (ja) 2019-05-13 2019-05-13 コークス炉の乾燥方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020186298A true JP2020186298A (ja) 2020-11-19
JP7167845B2 JP7167845B2 (ja) 2022-11-09

Family

ID=73222464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019090847A Active JP7167845B2 (ja) 2019-05-13 2019-05-13 コークス炉の乾燥方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7167845B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113698945A (zh) * 2021-10-19 2021-11-26 云南煤业能源股份有限公司 一种不停止焦炉加热启动脱硫脱硝引风机的方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160315A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 新日鐵住金株式会社 コークス炉の炉体設備における火入れ時の炉体乾燥方法
JP2017171901A (ja) * 2016-03-17 2017-09-28 新日鐵住金株式会社 コークス炉の炉体設備における火入れ時の炉体乾燥方法及びバーナー

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160315A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 新日鐵住金株式会社 コークス炉の炉体設備における火入れ時の炉体乾燥方法
JP2017171901A (ja) * 2016-03-17 2017-09-28 新日鐵住金株式会社 コークス炉の炉体設備における火入れ時の炉体乾燥方法及びバーナー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113698945A (zh) * 2021-10-19 2021-11-26 云南煤业能源股份有限公司 一种不停止焦炉加热启动脱硫脱硝引风机的方法
CN113698945B (zh) * 2021-10-19 2024-04-26 云南煤业能源股份有限公司 一种不停止焦炉加热启动脱硫脱硝引风机的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7167845B2 (ja) 2022-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2702546C2 (ru) Коксовые печи, имеющие конструкцию из монолитных компонентов
RU2697555C2 (ru) Улучшенные профили горения для производства кокса
RU2539011C2 (ru) Воздухораспределительное устройство для первичного воздуха в коксовальных печах
JP6870396B2 (ja) コークス炉の炉体設備における火入れ時の炉体乾燥方法及びバーナー
JP2008261619A (ja) シャトルキルン
JP2020186298A (ja) コークス炉の乾燥方法
JP6631326B2 (ja) コークス炉の炉体設備における火入れ時の炉体乾燥方法
KR101839097B1 (ko) 장작 가마의 구조체
CN110044176B (zh) 一种预混气流垂直上喷燃烧的隧道窑的燃烧装置
JP2013234768A (ja) 陶芸薪窯
KR100897734B1 (ko) 도자기 소성로
JP7029277B2 (ja) リジェネレイティブバーナ、工業炉及び焼成品の製造方法
KR101286341B1 (ko) 이중구조 가마
CN103740382B (zh) 炼焦炉的横向交替加热系统
KR100812894B1 (ko) 도자기 소성용 가스가마
RU2376525C1 (ru) Топка водогрейного котла
JP2006070124A (ja) コークス炉及びコークス炉炭化室上部の温度制御方法
KR102259545B1 (ko) 화기 순환이 가능한 이중구조 가마
KR200213657Y1 (ko) 화장로
BR102021010100A2 (pt) Forno, sistema e processo de controle do fluxo de calor do forno
JP6544103B2 (ja) 室炉式コークス炉
JP2021031581A (ja) コークス炉の補修方法
SU1409139A3 (ru) Печь дл обжига керамических изделий
SU796636A1 (ru) Нагревательный элемент обжиговойпЕчи
RU2335719C2 (ru) Камерная печь

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220111

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221010

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7167845

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151