JP2020185231A - スライドファスナーのスライダー - Google Patents
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Abstract
【課題】スライダーを両方向に移動させても一対のファスナーストリンガーを閉じられるようにする。【解決手段】本発明のスライダーは、左右に対向する一対のエレメント列5,5の間に配置される軸6と、一対のエレメント列をそれぞれ通す一対のスライダー片7,7であって軸によって連結されると共に軸に対して前後において開閉可能な一対のスライダー片とを備える。スライダー片は、エレメント列の長手方向に延びるスライダー片本体部8と、スライダー片本体部から軸側に突出すると共に軸によって他方のスライダー片に連結される連結部9とを備える。スライダー片本体部は、エレメントを案内するエレメント路11と、テープ溝12と、エレメント路の長手方向の両端部において対向するスライダー片の方に開口する一対の開口部13,13とを備える。【選択図】 図4
Description
本発明は、スライドファスナーにおいて一対のファスナーストリンガーを開閉可能なスライダーに関する。
スライドファスナーは、一対のファスナーストリンガーのうち対向する一対のエレメント列の長手方向に沿ってスライダーを移動させることによって、一対のファスナーストリンガーを開いたり、閉じたりするものである。特許文献1には従来のスライドファスナーの一例が開示されている。このスライドファスナーは、一対のファスナーストリンガーを開くときにスライダーを移動させる方向と、閉じるときにスライダーを移動させる方向は、それぞれ一方向であり、正反対の方向である。
またスライドファスナーにはスライダーを移動させることなく、外力で一対のファスナーストリンガーを開くようにしたものも存在する(特許文献1〜3)。
ところで外力で一対のファスナーストリンガーを開くと、スライダーを移動させて、一対のファスナーストリンガーを閉じることが難しい。なぜなら上記した特許文献1に開示されたスライダーでは、スライダーを移動させる方向は、一対のファスナーストリンガーを開く場合と、閉じる場合で正反対だからである。
しかしながらストリンガーを一対のファスナーストリンガーの長手方向の両方向に移動させても、一対のファスナーストリンガーを閉じられるようにすれば、便利なこともある。
具体的な事例を挙げる。たとえばスライドファスナーの付いたカバーが寝具に装着されている場合に、そのカバーを別の寝具に装着する作業を想定する。この作業では、スライダーを移動させて一対のファスナーストリンガーを開き、カバーから寝具を取出し、その後にカバーを別の寝具に被せ、その上でスライダーを移動させて一対のファスナーストリンガーを閉じなければならない。この場合、スライダーを移動させる回数は二回である。
しかしながらカバーから寝具を取り出すときにスライダーを移動させずに外力で一対のファスナーストリンガーを開き、カバーを別の寝具に被せた後にだけスライダーを移動させてカバーを寝具に装着できれば、スライダーを移動させる回数は1回だけで済む。
本発明は上記実情を考慮して創作されたもので、その目的は両方向に移動させても一対のファスナーストリンガーを閉じることのできるスライダーを提供することにある。
本発明のスライドファスナーのスライダーは、前後に延び且つ左右に対向する一対のエレメント列の間に配置される軸と、一対のエレメント列をそれぞれ通す一対のスライダー片であって軸によって連結されると共に軸に対して前後において開閉可能な一対のスライダー片とを備える。スライダー片は、エレメント列の長手方向に延びるスライダー片本体部と、スライダー片本体部から軸側に突出すると共に軸によって他方のスライダー片に連結される連結部とを備える。スライダー片本体部は、軸を中心にしてエレメント列の長手方向の両方向に延びて貫通すると共にエレメントを案内するエレメント路と、一対のエレメント列を左右の対向する側縁部に固定してある一対のテープのうち片方のテープを案内すると共にエレメント路および外部に通じるテープ溝と、エレメント路の長手方向の両端部において対向するスライダー片の方に開口する一対の開口部とを備える。
一対のスライダー片は前後において開閉可能という構成に特定してあるが、スライダー片本体部は、その表面のうち対向するスライダー片の方を向く面、つまり内側面を、どのような形状にしてあるのかを特定していない。そしてその内側面を次のようにすることが望ましい。
すなわちスライダー片本体部は、その表面のうち対向するスライダー片の方を向く内側面を、軸を中心にしてく字状に屈曲させることである。
すなわちスライダー片本体部は、その表面のうち対向するスライダー片の方を向く内側面を、軸を中心にしてく字状に屈曲させることである。
テープ溝はスライダー片本体部のどの部位にあるかを問わないが、例えばスライダー片本体部の上面にある場合と、スライダー片本体部の左右側面の一方(より詳しく言えば左右側面のうち対向するスライダー片本体部とは反対側の面)にある場合とが挙げられる。前者の場合、つまりスライダー片本体部の上面にテープ溝がある場合のスライダーは、俗に隠しファスナーと称されるスライドファスナーに使用されるスライダーである。隠しファスナーは、スライダーをできるだけ外部から視認できないようにするためのものである。一方、後者の場合のスライダーは隠しファスナーに比べて外部から視認し易いものである。
スライダー片本体部は、空間部、すなわち無体物としてエレメント路、テープ溝、開口部を備えるものであるが、その空間部を形成する有体物として、前記した後者の場合(テープ溝がスライダー片本体部の左右側面の一方にある場合)には次のように構成することが望ましい。
すなわちスライダー片本体部は、エレメント路の上下に対向する上板および下板と、エレメント路の左右のうち対向するスライダー片の側において上板と下板との間に挟まれる柱と、エレメント路の左右のうち柱とは反対側において上板および下板のうち少なくとも一方から双方の上下方向の間隔を狭めるように突出するフランジとを備えることである。そして狭められた間隔がテープ溝の間隔となる。
すなわちスライダー片本体部は、エレメント路の上下に対向する上板および下板と、エレメント路の左右のうち対向するスライダー片の側において上板と下板との間に挟まれる柱と、エレメント路の左右のうち柱とは反対側において上板および下板のうち少なくとも一方から双方の上下方向の間隔を狭めるように突出するフランジとを備えることである。そして狭められた間隔がテープ溝の間隔となる。
またスライダー片本体部は、空間部を形成する有体物として、前記した前者の場合(テープ溝がスライダー片本体部の上面にある場合)は次のように構成することが望ましい。 すなわちスライダー片は、エレメント路の下方に位置する下板と、エレメント路の上方に位置する上板であってエレメント路の長手方向の中間部における左右のうち対向するスライダー片の側に位置する上板と、上板と下板との間に挟まれる柱と、エレメント路の左右のうち柱とは反対側において下板から上方に突出する側板と、側板の上端部から対向するスライダー片の方に向かって側方に突出するフランジとを備えるものである。そしてフランジと上板との間隔がテープ溝の間隔となる。
本発明のスライダーは、一対のスライダー片を後側において閉じれば、一対のスライダー片の前側が開き、内部には一対のエレメント路が一対の開口部を介してV字状に連続し、逆に一対のスライダー片を前側において閉じれば、一対のスライダー片の後側が開き、内部には一対のエレメント路が一対の開口部を介して逆V字状に連続するので、スライダーを一対のエレメント列の長手方向の両方向に移動させて、一対のエレメント列と一対のテープとを備える一対のファスナーストリンガーを閉じることができる。
本発明のスライダー2を適用するスライドファスナーFは、図7に示すように、平行に並べると共に開閉可能な一対のファスナーストリンガー1,1と、一対のファスナーストリンガー1,1を開閉すると共に一対のファスナーストリンガー1,1の対向する側縁部に沿って移動可能なスライダー2と、一対のファスナーストリンガー1,1の長手方向の両端部においてスライダー2の移動を止めると共一対のファスナーストリンガー1,1を接合する一対の止具3,3とを備える。
以後の方向性を説明するに際して、ファスナーストリンガー1の長手方向のことを前後方向とも言う。「前方向」とは図7の上方向であり、「後方向」とは図7の下方向である。また左右方向とは、長手方向(前後方向)と直交し且つ一対のファスナーストリンガー1,1を並べる方向のことであり、幅方向とも言う。左方向とは、図7の左方向である。右方向とは、図7の右方向である。さらに前後方向及び左右方向に直交する方向を上下方向(厚み方向)と言う。「上方向」とは、図7の紙面に対して直交する方向、すなわち前後方向及び左右方向に直交する方向のうち手前側を向く方向であって、「下方向」とは、図7の紙面に対して直交する方向のうち奥側を向く方向である。
一対のファスナーストリンガー1,1は図7,8に示すように、前後に延びると共に平面上において左右に対向して並べる一対のテープ4,4と、一対のテープ4,4における対向する左右の側縁部に沿って固定された一対のエレメント列5,5とを備える。
テープ4は左右に比べて前後に長い帯状であって、その厚み方向を上下方向とするものである
エレメント列5は、図7,8に示すようにテープ4の対向する側縁部に沿って前後に間隔をあけて一列に配置された多数の独立したエレメントによって形成されるか、図示しないが、テープ4の対向する側縁部に沿って前後に連続するエレメントからなるモノフィラメントによって形成される。ちなみにモノフィラメントはコイル状やジグザグ状に湾曲したものである。なお一対のエレメント列5,5は、エレメント同士が噛合した状態から分離した状態になる場合に、スライダー2を移動させても良いし、スライダー2を移動させなくても良いもの(外力で分離可能なもの)を用いる。
本発明の第一実施形態のスライダー2は図1に示すように、左右のエレメント列5,5の間に配置される軸6と、左右のエレメント列5,5をそれぞれ通す左右のスライダー片7,7であって軸6によって連結されると共に軸6に対して前後において開閉可能な左右のスライダー片7,7とを備える。
スライダー片7は図1〜3,6に示すように、軸6を中心にして揺動可能である。またスライダー片7は、軸6に対してエレメント列5の長手方向の両方向に延びるスライダー片本体部8と、スライダー片本体部8から軸6側に突出すると共に軸6によって他方のスライダー片7に連結する連結部9とを備える。
スライダー片本体部8は図4に示すように、無体物、つまり空間部として、軸6を中心にしてエレメント列5の長手方向の両方向に延びて貫通すると共にエレメントを案内するエレメント路11と、エレメント路11および外部に通じると共にテープ4を案内するテープ溝12と、エレメント路11の長手方向の両端部において対向するスライダー片7の方に向かって開口する一対の開口部13,13とを備える。
なお一対のスライダー片7,7が後側において閉じ、前側において開いた状態の場合には、一方のスライダー片7のエレメント路11は後方に向かうにつれて他方のスライダー片7に向かって接近するように前後方向に対して傾斜した状態となる。その逆に、一対のスライダー片7,7が前側において閉じ、後側において開いた状態の場合には、一方のスライダー片7のエレメント路11は後方に向かうにつれて他方のスライダー片7から離れるように前後方向に対して傾斜した状態となる。
なお一対のスライダー片7,7が後側において閉じ、前側において開いた状態の場合には、一方のスライダー片7のエレメント路11は後方に向かうにつれて他方のスライダー片7に向かって接近するように前後方向に対して傾斜した状態となる。その逆に、一対のスライダー片7,7が前側において閉じ、後側において開いた状態の場合には、一方のスライダー片7のエレメント路11は後方に向かうにつれて他方のスライダー片7から離れるように前後方向に対して傾斜した状態となる。
スライダー片本体部8は図3,5に示すように、空間部を形成する有体物として、エレメント路11の上下に対向する上板21および下板22と、エレメント路11の左右のうち片側であって対向するスライダー片7の側において上板21と下板22との間に挟まれる柱23と、エレメント路11の左右のうち柱23とは反対側において上板21および下板22の双方から双方の上下方向の間隔を狭めるように突出する一対のフランジ24,24と、上板21の前部および後部から上方に突出する前後の操作部25,25と、操作部25から柱23とは反対側に突出する滑り止め26を備える。
スライダー片7(スライダー片本体部8)は図6に示すように、表面を構成する部位として、対向するスライダー片7の方を向く内側面31と、対向するスライダー片7とは反対の方を向く外側面32と、上面33と、下面34と、エレメント列5の長手方向のうち前方を向く前面35と、エレメント列5の長手方向のうち後方を向く後面36とを備える。
スライダー片7の前面35と後面36に貫通するようにエレメント路11が形成される。またスライダー片7の外側面32には前後方向に貫通するテープ溝12が形成される。テープ溝12は本実施形態では一対のフランジ24,24の間に形成される。なおスライダー片7の外側面32には前記した滑り止め26が前後に間隔をあけて形成される。
また一対のスライダー片7,7の上面には、軸6に対して前後両側にスライダー2を移動させるときの目印33aが形成されている。そしてスライダー片7の上面33には目印33aの一部33bが示されている。図示の例では目印33aは矢印であり、スライダー2を移動させる方向を示している。また目印33aを左右で2分したものが目印33aの一部33bであり、スライダー片7の上面に形成されている。そして前後において開閉可能な一対のスライダー片7,7を閉じた側において、目印33aは矢印の形状となってスライダー2の上面に示される。
スライダー片7の内側面31は図6に示すように、軸6を中心にしてく字状に屈曲させてある。より詳しく言えば、内側面31は軸6に対して後方に位置する後方内側面31aと、軸6に対して前方に位置する前方内側面31bとを備える。そして後方内側面31aと前方内側面31bとの内側に形成される内角θを鈍角(90度よりも大きく、180度よりも小さい角度)にしてある。なおスライダー片7の内側面31の屈曲部(軸6側の部分)は、柱23の内側面でもある。そして柱23の外側面はエレメント路11に対面している。そして柱23の内側面と外側面とは三角柱の三面を形成する。また一対のスライダー片7,7における一対の柱23,23は連結部9を介して軸6によって連結されている。一対の柱23,23は一対のエレメント路11,11の間に挟まれると共に、一対のエレメント路11,11の長手方向の中間部に相当する位置に存在する。そして一対の柱23,23における一対の外側面は一対のエレメント路11,11に対面している。また後方内側面31aと前方内側面31bとが交差する角部には対向するスライダー片7に向かって連結部9が突出して形成される。
連結部9は平面視すると、円盤形状である。より詳しく言えば、スライダー片7を平面視すると、スライダー片本体部8の後方内側面31aと前方内側面31bとが交差する点を中心とする円盤が連結部9である。この円盤のうち内角θに対して外側に配置された部分は、連結部9が単独で備える部分である。本実施形態では、この円盤のうち前記した内角θの内側に配置された部分は、スライダー片本体部8の一部でもあり、スライダー片本体部8と連結部9とが共有する部分である。
また一方のスライダー片7の連結部9と他方のスライダー片7の連結部9とは図3,5に示すように、上下に重なり合っている。図示の例では一方のスライダー片7は、連結部9を二つ備える。二つの連結部9,9は、スライダー片本体部8から上下に間隔をあけて突出する。また他方のスライダー片7は連結部9を一つ備える。そして他方のスライダー片7の連結部9は、一方のスライダー片7の一対の連結部9,9の間に挟まれる状態で上下に重なり合っている。
また上下に重なり合う連結部9,9は図2,4,6に示すように、互いの円盤の中心部に軸6が貫通する貫通穴9hを備える。そして軸6を中心にしてスライダー片7が揺動するときには、スライダー片7の一部である連結部9も一緒に揺動する。連結部9の揺動を確保するために、スライダー片本体部8の内側面31には軸6から半径方向に離れるように凹んだ凹部8aが形成される。凹部8aは、対向するスライダー片7の連結部9を収容する凹みであって、当該連結部9が軸6を中心にして揺動可能な状態で凹部8aに収容される。
なお軸6は連結部9の貫通穴9hから抜け外れないように何れかのスライダー片7の連結部9に固定される。
上記した第一実施形態のスライダー2は以下のようにして使用する。
例えば図7に示すように実線で示すスライダー2に対して後方において一対のエレメント列5,5が開いた状態、つまりエレメントが分離した状態となっている場合を想定する。そしてスライダー2を後方に移動させて、一対のエレメント列5,5を閉じ、エレメントを噛合させることにする。そうするには、スライダー2の一対のスライダー片7,7を軸6に対して後側において開き、前側において閉じた状態にする。そうすると、スライダー2の内部では、一対のエレメント路11,11が前側の一対の開口部13,13を介して逆V字状に通じる状態になる。この状態を保持したまま、スライダー2を後方に移動させると、軸6よりも前方で一対のエレメント列5,5が閉じ、エレメントが噛合する。
例えば図7に示すように実線で示すスライダー2に対して後方において一対のエレメント列5,5が開いた状態、つまりエレメントが分離した状態となっている場合を想定する。そしてスライダー2を後方に移動させて、一対のエレメント列5,5を閉じ、エレメントを噛合させることにする。そうするには、スライダー2の一対のスライダー片7,7を軸6に対して後側において開き、前側において閉じた状態にする。そうすると、スライダー2の内部では、一対のエレメント路11,11が前側の一対の開口部13,13を介して逆V字状に通じる状態になる。この状態を保持したまま、スライダー2を後方に移動させると、軸6よりも前方で一対のエレメント列5,5が閉じ、エレメントが噛合する。
また逆に、図7の一点鎖線で示したスライダー2のように、スライダー2に対して前方において一対のエレメント列5,5が開き、エレメントが分離した状態となっている場合を想定する。そしてスライダー2を前方に移動させて、一対のエレメント列5,5を閉じ、エレメントを噛合させることにする。そうするには、スライダー2の一対のスライダー片7,7を軸6に対して前側において開き、後側において閉じた状態にする。そうすると、スライダー2の内部では、一対のエレメント路11,11が後側の一対の開口部13,13を介してV字状に通じる状態になる。この状態を保持したまま、スライダー2を前方に移動させると、軸6よりも後方で一対のエレメント列5,5が閉じ、エレメントが噛合する。
このように第一実施形態のスライダー2は、スライダー2を一対のエレメント列5,5の長手方向の両方向に移動させて、一対のファスナーストリンガー1,1を閉じることができる。また第一実施形態のスライダー2は、目印33aを軸6に対して前後に備えているので、目印33aによってスライダー2を閉じる方向を把握できる。また第一実施形態のスライダー2は、滑り止め26を備えるので、スライダー2を操作しやすい。また第一実施形態のスライダー2は、前後に操作部25を備えるので、一対のスライダー片7,7を指で挟んで操作する場合に、挟みやすくなる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、軸6は上記実施形態ではスライダー片7とは別部品となっていたが、本発明ではこれに限らず、一対の連結部9,9に挟まれる中央の連結部9と一体成型されたものであっても良い。この場合、中央部の連結部9に対して軸6は上下に突出し、上下の連結部9,9は軸6が嵌合する穴が形成されたものであっても良い。またテープ溝12は上記実施形態ではスライダー片7の外側面に形成されていたが、本発明ではこれに限らず、スライダー片7の上面に形成されるものであっても良い。
F スライドファスナー
1 ファスナーストリンガー
2 スライダー
3 止具
4 テープ
5 エレメント列
6 軸
7 スライダー片
8 スライダー片本体部
8a 凹部
9 連結部
9h 貫通穴
11 エレメント路
12 テープ溝
13 開口部
21 上板
22 下板
23 柱
24 フランジ
25 操作部
26 滑り止め
31 内側面
31a 後方内側面
31b 前方内側面
32 外側面
33 上面
33a 目印
33b 一部
34 下面
35 前面
36 後面
θ 内角
1 ファスナーストリンガー
2 スライダー
3 止具
4 テープ
5 エレメント列
6 軸
7 スライダー片
8 スライダー片本体部
8a 凹部
9 連結部
9h 貫通穴
11 エレメント路
12 テープ溝
13 開口部
21 上板
22 下板
23 柱
24 フランジ
25 操作部
26 滑り止め
31 内側面
31a 後方内側面
31b 前方内側面
32 外側面
33 上面
33a 目印
33b 一部
34 下面
35 前面
36 後面
θ 内角
Claims (3)
- 前後に延び且つ左右に対向する一対のエレメント列(5,5)の間に配置される軸(6)と、一対の前記エレメント列(5,5)をそれぞれ通す一対のスライダー片(7,7)であって前記軸(6)によって連結されると共に前記軸(6)に対して前後において開閉可能な一対のスライダー片(7,7)とを備え、
前記スライダー片(7)は、前記エレメント列(5)の長手方向に延びるスライダー片本体部(8)と、前記スライダー片本体部(8)から前記軸(6)側に突出すると共に前記軸(6)によって他方の前記スライダー片(7)に連結される連結部(9)とを備え、
前記スライダー片本体部(8)は、前記軸(6)を中心にして前記エレメント列(5)の長手方向の両方向に延びて貫通すると共にエレメントを案内するエレメント路(11)と、一対の前記エレメント列(5,5)を左右の対向する側縁部に固定してある一対のテープ(4,4)のうち片方の前記テープ(4)を案内すると共に前記エレメント路(11)および外部に通じるテープ溝(12)と、前記エレメント路(11)の長手方向の両端部において対向する前記スライダー片(7)の方に開口する一対の開口部(13,13)とを備えることを特徴とするスライドファスナーのスライダー。 - 前記スライダー片本体部(8)は、その表面のうち対向する前記スライダー片(7)の方を向く内側面(31)を、前記軸(6)を中心にしてく字状に屈曲させてあることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナーのスライダー。
- 前記スライダー片本体部(8)は、前記エレメント路(11)の上下に対向する上板(21)および下板(22)と、前記エレメント路(11)の左右のうち片側であって対向する前記スライダー片(7)の側において前記上板(21)と前記下板(22)との間に挟まれる柱(23)と、前記エレメント路(11)の左右のうち前記柱(23)とは反対側において前記上板(21)および前記下板(22)のうち少なくとも一方から双方の上下方向の間隔を狭めるように突出するフランジ(24)とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のスライドファスナーのスライダー。
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