JP2020184219A - 医用情報表示装置、及び医用情報表示システム - Google Patents

医用情報表示装置、及び医用情報表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】患者の日常時の状態を反映したリハビリテーション計画の更新を支援することである。【解決手段】医用情報表示装置は、取得部と、出力部とを備える。前記取得部は、患者がリハビリテーションを行っている時の状態を示すリハビリテーション情報と、当該患者が前記リハビリテーションを行っていない時の状態を示す日常情報とを取得する。前記出力部は、前記リハビリテーション情報と、前記日常情報とを時間的に同期させて表示するリハビリテーション画面を出力する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、医用情報表示装置、及び医用情報表示システムに関する。
従来、脳疾患等の病気や怪我等により障害が生じた場合、医師等の医療従事者は、患者の状態に応じたリハビリテーションの計画を立案し、患者に実施させる。ところが、回復の程度は、患者に応じて異なるため適宜計画を更新することが求められる。
特許文献1には、リハビリテーション中の動作や生体情報に基づいて、リハビリテーションを支援する技術が開示されている。
しかしながら、従来技術においては、日常時の動作や日常時の生体情報は取得していなかった。そのため、医療従事者は、日常時の患者の状態を反映させてリハビリテーション等の計画を更新することができなかった。
特許6320702号公報
本発明が解決しようとする課題は、患者の日常時の状態を反映したリハビリテーション計画の更新を支援することである。
実施形態の医用情報表示装置は、取得部と、出力部とを備える。前記取得部は、患者がリハビリテーションを行っている時の状態を示すリハビリテーション情報と、当該患者が前記リハビリテーションを行っていない時の状態を示す日常情報とを取得する。前記出力部は、前記リハビリテーション情報と、前記日常情報とを時間的に同期させて表示するリハビリテーション画面を出力する。
図1は、本実施形態に係る医用情報表示システムの構成の一例を示す図である。 図2は、本実施形態に係る医用情報表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、リハビリテーション画面の一例を示す図である。 図4は、複数のイベントの詳細情報が含まれるリハビリテーション画面の一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係る医用情報表示装置が実行する更新処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、医用情報表示装置、及び医用情報表示システムの実施形態を説明する。なお、一つの実施形態又は変形例に記載した内容は、他の実施形態又は他の変形例にも同様に適用されてもよい。
図1は、本実施形態に係る医用情報表示システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、医用情報表示システム1は、病院情報システム10(HIS:Hospital Information System)、撮像装置20、生体センサ30、操作端末40、及び医用情報表示装置50を備える。医用情報表示システム1は、リハビリテーションを行う患者のリハビリテーション計画の更新を支援するシステムである。リハビリテーション計画には、例えばリハビリテーションで行う訓練内容や食事内容等の計画が含まれる。なお、医用情報表示システム1は、病院情報システム10、撮像装置20、生体センサ30、操作端末40、及び医用情報表示装置50が一台ずつに限らず、複数台ずつ備えていてもよい。
病院情報システム10は、病院内で発生する院内情報を管理するシステムである。院内情報には、例えば、患者情報や、診察情報等が含まれる。患者情報には、例えば、患者ID(IDentifer)、患者名、性別、身長、体重、年齢、及び血液型等が含まれる。診察情報は、患者の診察記録を示す情報である。診察情報には、例えば、医師等の医療従事者によって入力された患者の症状や所見や傷病名や傷病部位等の診察結果が含まれる。また、診察情報は、診察に用いられた情報であってもよい。例えば、診察情報は、血液検査等の検査結果等であってもよい。さらに、診察情報は、例えばX線CT画像データ、X線画像データ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)画像データ、核医学画像データ、又は超音波画像データ等の医用画像データであってもよい。
撮像装置20は、動画や静止画等の画像を撮像するカメラ等の装置である。撮像装置20は、患者が日常生活を営む場所やリハビリテーションを行う場所に設置される。また、撮像装置20は、患者の日常や患者のリハビリテーションを行う様子を撮影する。また、撮像装置20は、リハビリテーション時であるか又は日常時であるかを設定するスイッチを備えている。そして、撮像装置20は、撮像した患者を示す患者IDと、撮像した画像と、リハビリテーション時であるか又は日常時であるかを示す状態識別情報とを医用情報表示装置50に送信する。
生体センサ30は、患者の生体情報を取得するセンサである。生体情報とは、例えば、血圧や、心拍数や、体温や、動かした四肢の速度等である。また、生体センサ30は、リハビリテーション時であるか又は日常時であるかを設定するスイッチを備えている。そして、生体センサ30は、患者から計測した生体情報と、生体情報の患者を示す患者IDと、リハビリテーション時であるか又は日常時であるかを示す状態識別情報とを医用情報表示装置50に送信する。
操作端末40は、例えばパーソナルコンピュータやタブレット端末等の情報処理装置である。操作端末40は、医用情報表示システム1の操作を受け付ける。すなわち、操作端末40は、医用情報表示装置50が生成した各種画面を表示する。また、操作端末40は、医用情報表示装置50が生成した各種画面において患者のリハビリテーション計画を更新する操作等を受け付ける。
医用情報表示装置50は、医用情報表示システム1を制御するサーバ装置である。例えば、医用情報表示装置50は、撮像装置20から受信した画像や、生体センサ30から受信した生体情報に基づいて、リハビリテーション画面60(図3参照)を生成する。また、医用情報表示装置50は、撮像装置20から受信した画像や、生体センサ30から受信した生体情報に基づいて、患者の日常時の状態を反映したリハビリテーションの計画を示すリハビリテーション計画情報を生成する。また、医用情報表示装置50は、患者に異常が発生したと判定した場合に、患者の異常を報知する報知画面(不図示)を生成する。
さらに、医用情報表示装置50は、操作端末40と同様の機能を有していてもよい。すなわち、医用情報表示装置50は、リハビリテーション画面60や報知画面を表示してもよいし、リハビリテーション画面60で患者のリハビリテーション計画を更新する操作等を受け付けてもよい。また、本実施形態では、医用情報表示装置50が一台のサーバ装置により形成されている場合を例に説明する。しかし、医用情報表示装置50は、複数台のサーバ装置により形成されていてもよい。
次に、本実施形態に係る医用情報表示装置50の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る医用情報表示装置50の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る医用情報表示装置50は、ネットワークインタフェース510と、記憶回路520と、入力インタフェース530と、ディスプレイ540と、処理回路550とを有する。
ネットワークインタフェース510は、処理回路550に接続されており、ネットワークを介して、病院情報システム10、撮像装置20、生体センサ30、及び操作端末40との間で行われる各種データの伝送及び通信を制御する。更に詳しくは、ネットワークインタフェース510は、各システムから各種の情報を受信し、受信した情報を処理回路550に出力する。例えば、ネットワークインタフェース510は、ネットワークカードやネットワークアダプタ、NIC(Network Interface Controller)等によって実現される。
記憶回路520は、処理回路550に接続されており、各種データを記憶する。例えば、記憶回路520は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子や、ハードディスク、光ディスク等によって実現される。例えば、記憶回路520は、リハビリテーション履歴情報521を記憶する。リハビリテーション履歴情報521とは、患者を識別可能な患者IDに、患者の診察情報と、撮像装置20及び生体センサ30から取得したリハビリテーション情報と、撮像装置20及び生体センサ30から取得した日常情報とが関連付けられた情報である。リハビリテーション情報とは、撮像装置20がリハビリテーション時の患者を撮像した画像、又は生体センサ30がリハビリテーション時の患者を計測した生体情報である。日常情報とは、撮像装置20が日常時の患者を撮像した画像、又は生体センサ30が日常時の患者を計測した生体情報とである。
入力インタフェース530は、操作者から受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路550に出力する。例えば、入力インタフェース530は、トラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、操作面へ触れることで入力操作を行うタッチパッド、表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチスクリーン、光学センサを用いた非接触入力インタフェース、音声入力インタフェース等の入力装置によって実現される。なお、入力インタフェース530は、医用情報表示装置50とは別体に設けられた操作装置から操作に対応する電子信号を受け付ける接続インタフェース等の制御回路であってもよい。
ディスプレイ540は、処理回路550から出力される各種情報や各種画像を表示する。例えば、ディスプレイ540は、有機EL(Electro Luminescence)モニタや、液晶モニタや、CRT(Cathode Ray Tube)モニタや、タッチパネル等の表示装置によって実現される。例えば、ディスプレイ540は、操作者の指示を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や、各種の表示用の画像データ、処理回路550による各種の処理結果を表示する。
処理回路550は、医用情報表示装置50が有する各構成要素を制御する。例えば、処理回路550は、プロセッサによって実現される。さらに詳しくは、本実施形態に係る処理回路550は、取得機能551、異常検出機能552、画面生成機能553、出力機能554、及び計画更新機能555を有する。
ここで、例えば、図2に示す処理回路550の構成要素である取得機能551、異常検出機能552、画面生成機能553、出力機能554、及び計画更新機能555が実行する各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路520に記憶されている。処理回路550は、各プログラムを記憶回路520から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路550は、図2の処理回路550内に示された各機能を有することとなる。
なお、取得機能551、異常検出機能552、画面生成機能553、出力機能554、及び計画更新機能555の全ての処理機能がコンピュータによって実行可能な1つのプログラムの形態で、記憶回路520に記録されていてもよい。例えば、このようなプログラムは、医用情報表示プログラムとも称される。この場合、処理回路550は、医用情報表示プログラムを記憶回路520から読み出し、読み出した医用情報表示プログラムを実行することで医用情報表示プログラムに対応する取得機能551、異常検出機能552、画面生成機能553、出力機能554、及び計画更新機能555を実現する。
取得機能551は、取得部の一例である。取得機能551は、患者の診察記録を示す診察情報と、患者がリハビリテーションを行っている時の状態を示すリハビリテーション情報と、患者がリハビリテーションを行っていない時の状態を示す日常情報とを取得する。更に詳しくは、取得機能551は、病院情報システム10が管理する院内情報から診察情報を取得する。また、取得機能551は、撮像装置20から画像を取得した場合、又は生体センサ30から生体情報を取得した場合、状態識別情報に基づいてリハビリテーション情報と日常情報との何れに該当するかを識別する。そして、取得機能551は、診察情報、リハビリテーション情報、及び日常情報を患者IDに関連付けてリハビリテーション履歴情報521に記憶させる。なお、リハビリテーション情報と日常情報との識別方法は、状態識別情報による識別に限定しない。例えば、リハビリテーション情報を取得する装置と、日常情報とを取得する装置とが予め設定されている場合には、何れの装置から取得したかによりリハビリテーション情報であるか、又は日常情報であるかを識別してもよいし、他の方法により識別してもよい。
異常検出機能552は、リハビリテーション情報と、日常情報との差異が閾値以上である場合に、患者に異常が発生したとして検出する。ところで、脳疾患等の病気や怪我等により障害が生じた場合、患者は、機能回復のためにリハビリテーションを行う。しかし、無理なリハビリテーションは、怪我等の悪影響を患者に与えることがある。悪影響を防止するためには、無理のない適切なリハビリテーションを行う必要がある。ところが、患者に応じて無理のあるリハビリテーションは異なっている。そのため、患者の状態を把握している者以外は、患者が無理のあるリハビリテーションを行っているか否かを判断することは困難である。そこで、異常検出機能552は、日常情報が示す患者の日常時の状態と、リハビリテーション情報が示す患者のリハビリテーション時の状態とを比較することで、無理のあるリハビリテーション等の患者に発生した異常を検出する。
更に詳しくは、異常検出機能552は、リハビリテーション履歴情報521の日常情報とリハビリテーション情報との差異が閾値以上である場合に、患者に異常が発生したとして検出する。例えば、異常検出機能552は、日常情報に含まれる生体情報が示す患者の血圧と、リハビリテーション情報に含まれる生体情報が示す患者の血圧との差異が閾値以上である場合に、患者に異常が発生したとして検出する。または、異常検出機能552は、日常情報に含まれる画像から抽出した患者の四肢の角度と、リハビリテーション情報に含まれる画像から抽出した患者の四肢の角度との差異が閾値以上である場合に、患者に異常が発生したとして検出する。なお、異常検出機能552は、血圧や角度に限らず、他の情報に基づいて、患者に異常が発生したとして検出してもよい。例えば、異常検出機能552は、患者の特定の部位の動きの速度であってもよいし、心拍数であってもよいし、これら以外の情報であってもよい。
画面生成機能553は、例えば、リハビリテーション情報と、日常情報とを時間的に同期させて表示するリハビリテーション画面60を生成する。ここで、図3は、リハビリテーション画面60の一例を示す図である。例えば、リハビリテーション画面60には、時系列表示領域610と、着目対象指定領域620と、動画表示領域630と、動作状態表示領域640と、生体情報表示領域650と、診察記録表示領域660とが含まれる。
時系列表示領域610は、イベント種類ごとに、イベントを時系列に並べて表示する領域である。図3に示す時系列表示領域610は、イベント種類としてリハビリテーション、血液検査、画像診断、及び診察記録が表示されている状態を示している。しかし、時系列表示領域610に表示されるイベント種類は、これらイベントに限らず、治療であってもよいし、食事であってもよいし、その他のイベントであってもよい。また、時系列表示領域610は、各イベント、つまりリハビリテーション、血液検査、画像診断、及び診察記録を示すアイコン611が含まれている。
アイコン611には、リハビリテーション等のイベントを識別可能な識別情報が含まれている。しかし、アイコン611は、識別情報を含んでいなくてもよいし、各イベントを実施した日時等の他の情報が含まれていてもよい。画面生成機能553は、リハビリテーションのアイコン611が選択された場合に、選択されたアイコン611に係るリハビリテーションの画像を、動画表示領域630と、動作状態表示領域640と、生体情報表示領域650とに表示させる。また、画面生成機能553は、診察記録のアイコン611が選択された場合に、選択されたアイコン611に係る診察記録を表示させる。なお、図3に示すリハビリテーション画面60は、リハビリテーションにおける識別情報が「3」のアイコン611が選択され、診察記録における識別情報が「2」のアイコン611が選択された状態を示している。
着目対象指定領域620は、操作者が着目する対象を指定する領域である。着目対象指定領域620は、例えばプルダウンボタン等により形成されている。よって、着目対象指定領域620は、プルダウンボタンを押下することで表示された選択肢から着目対象を指定させることができる。図3に示す着目対象指定領域620は、着目する対象として腕関節が指定された場合を示している。
また、画面生成機能553は、着目対象指定領域620で着目対象が指定された場合に、指定された着目対象に着目した画像を、動画表示領域630と、動作状態表示領域640と、生体情報表示領域650とに表示させる。そして、画面生成機能553は、動画表示領域630と、動作状態表示領域640と、生体情報表示領域650とに時間的に同期した画像を表示させる。
動画表示領域630は、撮像装置20が撮像した画像を表示する領域である。すなわち、動画表示領域630は、アイコン611で指定されたリハビリテーション時に撮像装置20が撮像した画像であって、着目対象指定領域620で指定された着目対象の画像を表示する領域である。
画面生成機能553は、着目対象指定領域620で患者の着目対象が指定された場合に、撮像装置20が撮像した画像に対して、指定された着目対象に着目させる画像処理を実行する。そして、画面生成機能553は、画像処理を実行した画像を動画表示領域630に表示させる。更に詳しくは、画面生成機能553は、指定された着目対象の観察を支援する画像処理を実行した画像を生成する。図3に示す動画表示領域630は、観察を支援する画像処理として、患者の全身の画像のうち着目対象の画像を切り出す処理と、腕関節の曲がり具合を視認しやすくするために腕関節の角度を示す補助線631を追加する処理とが実行されている。
なお、図3に示す動画表示領域630の観察を支援する画像処理は一例である。例えば、画面生成機能553は、患者の全身の画像を表示した上で着目対象を強調表示する処理を実行してもよいし、腕の角度を示す数値を付加する処理を実行してもよし、他の画像処理を実行してもよい。さらに、画面生成機能553は、任意に指定する操作等により実行する画像処理を変更してもよいし、着目対象に応じた画像処理を実行してもよい。
動作状態表示領域640は、動画表示領域630に表示された対象の動作状態を表示する領域である。画面生成機能553は、撮像装置20が撮像した画像から、着目対象指定領域620で指定された着目対象の動作を抽出することで動作状態表示領域640の画像を生成する。図3に示す動作状態表示領域640は、着目対象指定領域620で着目対象として腕関節が指定されているため、患者の腕の動作について表示している。
更に詳しくは、動作状態表示領域640には、動画表示領域630に表示された腕の動作が、動作開始、腕が最も曲げられた状態を示す動作最大、腕を曲げる動作を終了した状態を示す動作終了の何れの状態であるかが表示される。動作状態表示領域640には、動画表示領域630に表示された状態が、動作状態表示領域640に表示された状態の何れに該当するかを示す第1特定線641が含まれている。動作状態表示領域640は動画表示領域630の動画と同期しているため、第1特定線641は、動画が再生されるに従い、動作状態表示領域640の左側から右側に移動する。また、第1特定線641は、動作状態表示領域640の動画の再生位置を制御する操作を受け付けてもよい。これにより、第1特定線641は、任意の状態の動画を容易に視聴させることができる。
なお、動作状態表示領域640における動作開始、動作最大、及び動作終了との状態表示は一例である。例えば、画面生成機能553は、動作状態表示領域640における状態表示を更に細分化してもよいし、操作等により指定された状態表示を実行してもよいし、着目対象に応じた状態表示を実行してもよい。
生体情報表示領域650は、リハビリテーション情報が示す状態と、日常情報が示す状態とを対比可能に表示する領域である。更に詳しくは、画面生成機能553は、リハビリテーション情報に含まれるリハビリテーション時の患者の状態を計測した生体情報と、日常情報に含まれる日常時の患者の状態を計測した生体情報とを表示させる。すなわち、画面生成機能553は、生体センサ30から取得したリハビリテーション時の患者の生体情報を示すリハビリテーション線651をグラフ等に描画することで生体情報表示領域650の画像を生成する。また、画面生成機能553は、生体センサ30から取得した日常時の患者の生体情報を示す日常線652を生体情報表示領域650に描画する。さらに、動作状態表示領域640には、動画表示領域630に表示された状態が、生体情報表示領域650に表示された生体情報の何れに該当するかを示す第2特定線653が含まれている。
ここで、生体情報表示領域650は、動画表示領域630、及び動作状態表示領域640と時間的に同期している。すなわち、画面生成機能553は、リハビリテーション情報に含まれるリハビリテーション時の患者の状態を撮像した動画と、リハビリテーション時の生体情報と、日常時の生体情報とを同期して生体情報表示領域650に表示させる。そして、第2特定線653は、動画表示領域630に表示された患者の体勢であって、動作状態表示領域640に表示された患者の状態の生体情報を示している。すなわち、第2特定線653は、動画が再生されるに従い、生体情報表示領域650の左側から右側に移動する。これにより、医療従事者は、動画表示領域630に表示された患者の状態と、日常時の生体情報と、リハビリテーション時の生体情報とを比較することができる。また、第2特定線653は、動作状態表示領域640の動画の再生位置を制御する操作を受け付けてもよい。これにより、第2特定線653は、任意の状態の動画を容易に視聴させることができる。
ここで、図3に示す生体情報表示領域650は、腕関節を動かしている時の患者の生体情報として、血圧が表示された状態を示している。しかし、画面生成機能553は、血圧に限らず、他の生体情報を表示してもよい。例えば、生体情報表示領域650に表示される生体情報は、着目対象の動きの速度であってもよいし、心拍数であってもよいし、これら以外の情報であってもよい。さらに、生体情報表示領域650に表示される生体情報は、着目対象に応じて事前に設定されていてもよいし、その都度選択する形式であってもよい。
また、画面生成機能553は、生体情報表示領域650に、血圧や速度等の複数の生体情報を表示してもよい。また、画面生成機能553は、生体情報表示領域650に複数のグラフにより複数の生体情報を表示してもよい。さらに、画面生成機能553は、生体情報をグラフに限らず、図表により表示してもよいし、他の方法により表示してもよい。
診察記録表示領域660は、医師等の医療従事者による診察記録を示す診察情報を領域である。例えば、診察記録表示領域660には、SOAP(Subjective Objective Assessment Plan)形式で記載された診察の記録が表示される領域である。
また、画面生成機能553は、複数のイベントの詳細情報が含まれるリハビリテーション画面60を生成してもよい。ここで、図4は、複数のイベントの詳細情報が含まれるリハビリテーション画面60の一例を示す図である。図4に示すリハビリテーション画面60は、リハビリテーションにおける識別情報が「2」及び「3」のアイコン611が選択され、画像診断における識別情報が「1」のアイコン611が選択され、診察記録における識別情報が「1」及び「2」のアイコン611が選択された状態を示している。
画面生成機能553は、リハビリテーションにおける識別情報が「2」及び「3」のアイコン611が選択されたことにより、動画表示領域630と、動作状態表示領域640とをそれぞれ2つ表示させている。ここで、画面生成機能553は、複数のイベントを表示させる場合等に、表示させる情報量を制御する。例えば、画面生成機能553は、アイコン611により特定されるイベントの詳細情報として表示する複数の表示領域のうち、表示させる表示領域を選択する。そして、画面生成機能553は、選択した表示領域を表示させる。ここで、画面生成機能553の表示領域の選択方法は、限定しない。例えば、画面生成機能553は、例えば設定に基づいて表示させる表示領域を選択してもよいし、入力された操作に基づいて表示させる表示領域を選択してもよいし、他の方法により表示させる表示領域を選択してもよい。
図3に示すリハビリテーション画面60では、リハビリテーションのアイコン611が選択された場合に、画面生成機能553は、生体情報表示領域650を表示させている。一方、図4に示すリハビリテーション画面60では、リハビリテーションのアイコン611が選択された場合に、画面生成機能553は、生体情報表示領域650を表示させていない。このように、画面生成機能553は、情報量を制御することで、リハビリテーション画面60が煩雑になってしまうことを低減させることができる。
また、画面生成機能553は、画像診断における識別情報「1」のアイコン611が選択されたことにより、医用画像表示領域670を表示させている。医用画像表示領域670は、アイコン611により特定される医用画像を、診察情報として表示する領域である。図4に示す医用画像表示領域670は、医用画像として脳のMRI画像データを表示している。
また、画面生成機能553は、診察記録における識別情報が「2」及び「3」のアイコン611が選択されたことにより、2つの診察記録表示領域660を表示させている。2つの診察記録表示領域660には、それぞれSOAP形式で記載された診察情報が表示されている。
また、画面生成機能553は、リハビリテーション計画を更新する操作を受け付ける更新ボタン等をリハビリテーション画面60に表示してもよい。画面生成機能553は、更新ボタンが押下された場合、リハビリテーション計画の更新内容等を受け付ける更新画面(不図示)を表示させる。よって、操作者は、患者のリハビリテーション情報を容易に更新することができる。また、更新画面には、後述する計画更新機能555が生成したリハビリテーション計画情報が含まれていていてもよい。この場合も、操作者は、リハビリテーション計画情報に基づいて、患者のリハビリテーション情報を容易に更新することができる。
また、画面生成機能553は、異常検出機能552が患者に発生した異常を検出した場合に、患者に異常が発生したことを報知する報知画面を生成する。報知画面には、異常が発生した患者を示す患者IDや、患者が居る場所を示す情報等が含まれている。よって、報知画面は、患者に異常が発生したことを報知することができる。
出力機能554は、出力部及び表示制御部の一例である。出力機能554は、リハビリテーション情報と、日常情報とを時間的に同期させて表示するリハビリテーション画面60を出力する。更に詳しくは、出力機能554は、画面生成機能553が生成した各種画面を出力する。例えば、出力機能554は、ネットワークを介して接続された操作端末40に各種画面を送信することで各種画面を出力する。また、出力機能554は、ディスプレイ540に各種画面を表示(「出力」の一態様)させる。このようにリハビリテーション画面60を出力することで、出力機能554は、患者の着目対象が指定された場合に、指定された着目対象に着目したリハビリテーション画面60を出力する。また、出力機能554は、指定された着目対象の観察を支援する画像処理を実行したリハビリテーション画面60を出力する。また、出力機能554は、リハビリテーション情報に含まれるリハビリテーション時の患者の状態を計測した生体情報である第1生体情報と、日常情報に含まれる日常時の患者の状態を計測した生体情報である第2生体情報とを表示させるリハビリテーション画面60を出力する。また、出力機能554は、リハビリテーション情報に含まれるリハビリテーション時の患者の状態を撮像した動画と、第1生体情報と、第2生体情報とを同期して表示させるリハビリテーション画面60を出力する。さらに、リハビリテーション画面60で診察記録のアイコン611が選択された場合には、出力機能554は、診察情報が表示されたリハビリテーション画面60を出力する。
また、出力機能554は、リハビリテーション情報と、日常情報との差異が閾値以上である場合に、患者に異常が発生したことを報知する報知画面を出力する。更に詳しくは、出力機能554は、画面生成機能553が報知画面を生成した場合に、報知画面を送信する。この時、出力機能554は、操作端末40や、予め設定された端末に、報知画面を送信する。このように、出力機能554は、予め設定された端末に報知画面を送信することで、ナースステーションや、リハビリテーションを行う場所等に設置された端末に報知画面を表示させることができる。よって、医療従事者は、異常が発生した患者のもとへ駆けつけることができる。
計画更新機能555は、生成部の一例である。計画更新機能555は、診察情報と、リハビリテーション情報と、日常情報とに基づいて、患者に応じたリハビリテーション計画を示すリハビリテーション計画情報を生成する。更に詳しくは、計画更新機能555は、リハビリテーション計画を更新する患者を示す患者IDを指定してリハビリテーション計画情報の生成が指示された場合に、患者IDにより特定される患者のリハビリテーション計画を示すリハビリテーション計画情報を生成する。
例えば、計画更新機能555は、診察情報と、リハビリテーション情報と、日常情報と、リハビリテーション計画との相関関係を学習した学習済みモデルを用いて、取得機能551が取得した診察情報と、リハビリテーション情報と、日常情報とに対応するリハビリテーション計画情報を生成する。例えば、学習済みモデルは、診察情報と、リハビリテーション情報と、日常情報と、これら情報に応じたリハビリテーション計画情報とを学習用データとして機械学習エンジンに入力することで構築される。これにより、学習済みモデルは、診察情報と、リハビリテーション情報と、日常情報とが入力された場合に、これら情報に対応したリハビリテーション計画情報を生成する。なお、学習済みモデルは、教師あり学習に限らず、教師なし学習により構築されてもよいし、強化学習により構築されてもよいし、他の方法により構築されてもよい。
また、計画更新機能555は、学習済みモデルに限らず、他の方法によりリハビリテーション計画情報を生成してもよい。例えば、計画更新機能555は、診察情報と、リハビリテーション情報と、日常情報とに応じたリハビリテーション計画情報をデータベース等から抽出することでリハビリテーション計画情報を生成してもよい。なお、計画更新機能555は、患者の今後のリハビリテーション計画の全部を生成してもよいし、リハビリテーション計画の一部を生成してもよい。
さらに、計画更新機能555は、障害の発生から経過した期間に応じたリハビリテーション計画を生成してもよい。例えば、障害が発生してからあまり期間が経過していない急性期と、急性期後の回復期とでは、実施すべきリハビリテーションは異なっている。急性期には、例えば寝た状態でのリハビリテーションや、座った状態でのリハビリテーションや、立ち上がるリハビリテーション等が好ましいと判断される場合がある。一方、急性期には、歩行訓練や、日常動作の訓練や、言語訓練等が好ましいと判断される場合がある。このように、実施すべきリハビリテーションは、時期に応じて異なる場合がある。そこで、計画更新機能555は、障害の発生から経過した期間に応じたリハビリテーション計画を生成してもよい。
そして、計画更新機能555は、患者のリハビリテーション計画の更新指示を受け付けた場合に、リハビリテーション計画を更新する。リハビリテーション計画の更新指示は、例えば、操作端末40等が受け付けた操作をネットワークインタフェース510が受信することで受け付けてもよいし、入力インタフェース530がリハビリテーション計画の更新操作により受け付けてもよい。
また、計画更新機能555は、患者が嚥下障害を有している場合、食事もリハビリテーションとなる。そこで、計画更新機能555は、患者に応じた食事計画を生成してもよい。すなわち、計画更新機能555は、リハビリテーション情報に含まれる嚥下訓練の状態を示す生体情報と、日常情報に含まれる食事の状態を示す生体情報とに基づいて、患者の食事計画を生成する。例えば、計画更新機能555は、患者の食事計画として食事のメニューを生成する。具体的には、計画更新機能555は、リハビリテーションが進行するに従い、より固い食べ物のメニューを生成する。
次に、本実施形態に係る医用情報表示装置50が実行するリハビリテーション計画の更新処理について説明する。図5は、本実施形態に係る医用情報表示装置50が実行する更新処理の処理手順を示すフローチャートである。
取得機能551は、診察情報、リハビリテーション情報、又は日常情報を取得したか否かを判定する(ステップS1)。
診察情報、リハビリテーション情報、又は日常情報を取得した場合に(ステップS1;Yes)、取得機能551は、取得した情報をリハビリテーション履歴情報521に記憶させる(ステップS2)。そして、医用情報表示装置50は、ステップS1に移行する。
診察情報、リハビリテーション情報、又は日常情報を取得していない場合に(ステップS1;No)、画面生成機能553は、患者IDを指定してリハビリテーション画面60を表示させる指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS3)。
リハビリテーション画面60を表示させる指示を受け付けた場合に(ステップS3;Yes)、画面生成機能553は、指定された患者IDにより特定される患者の日常時の状態を反映したリハビリテーション計画の更新を支援するリハビリテーション画面60を生成する(ステップS4)。出力機能554は、生成したリハビリテーション画面60を出力する(ステップS5)。そして、医用情報表示装置50は、ステップS1に移行する。
リハビリテーション画面60を表示させる指示を受け付けていない場合に(ステップS3;No)、異常検出機能552は、リハビリテーション履歴情報521に基づいて、患者の異常を検出したか否かを判定する(ステップS6)。
患者の異常を検出した場合に(ステップS6;Yes)、画面生成機能553は、報知画面を生成する(ステップS7)。出力機能554は、生成した報知画面を出力する(ステップS8)。そして、医用情報表示装置50は、ステップS1に移行する。
患者の異常を検出しない場合に(ステップS6;No)、計画更新機能555は、患者IDを指定してリハビリテーション計画情報の生成が指示されたか否かを判定する(ステップS9)。なお、リハビリテーション計画情報の生成指示操作は、リハビリテーション画面60の表示中に受け付けられてもよいし、他の画面の表示中に受け付けられてもよい。リハビリテーション計画情報の生成が指示されていない場合に(ステップS9;No)、医用情報表示装置50は、ステップS1に移行する。
リハビリテーション計画情報の生成が指示された場合に(ステップS9;Yes)、計画更新機能555は、指定された患者IDにより特定される患者のリハビリテーション計画情報を生成する(ステップS10)。出力機能554は、生成したリハビリテーション計画情報を出力する(ステップS11)。
計画更新機能555は、生成したリハビリテーション計画情報に基づいたリハビリテーション計画の更新指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。更新指示を受け付けていない場合に(ステップS12;No)、医用情報表示装置50は、待機する。
更新指示を受け付けた場合に(ステップS12;Yes)、計画更新機能555は、患者のリハビリテーション計画を更新する(ステップS13)。
以上により、医用情報表示装置50は、更新処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る医用情報表示装置50は、撮像装置20、及び生体センサ30から取得した患者がリハビリテーションを行っている時の状態を示すリハビリテーション情報と、患者がリハビリテーションを行っていない時の状態を示す日常情報を取得する。そして、医用情報表示装置50は、リハビリテーション情報と、日常情報とを時間的に同期させたリハビリテーション画面60を表示させる。このように、リハビリテーション画面60には患者の日常時の状態と、リハビリテーション時の状態とが表示されているため、医療従事者は、患者の日常時の状態を反映したリハビリテーション計画を作成することができる。よって、本実施形態に係る医用情報表示装置50は、患者の日常時の状態を反映したリハビリテーション計画の更新を支援することである。
また、上述した実施形態では、単一の処理回路550によって各処理機能が実現される場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、処理回路550は、複数の独立したプロセッサを組み合わせて構成され、各プロセッサが各プログラムを実行することにより各処理機能を実現するものとしても構わない。また、処理回路550が有する各処理機能は、単一又は複数の処理回路550に適宜に分散又は統合されて実現されてもよい。
上述した各実施形態の説明で用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。ここで、メモリにプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むように構成しても構わない。この場合には、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。また、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて一つのプロセッサとして構成され、その機能を実現するようにしてもよい。
ここで、プロセッサによって実行されるプログラムは、ROM(Read Only Memory)や記憶部等に予め組み込まれて提供される。なお、このプログラムは、これらの装置にインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD(Compact Disk)−ROM、FD(Flexible Disk)、CD−R(Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納され、ネットワーク経由でダウンロードされることにより提供又は配布されてもよい。例えば、このプログラムは、各機能部を含むモジュールで構成される。実際のハードウェアとしては、CPUが、ROM等の記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、各モジュールが主記憶装置上にロードされて、主記憶装置上に生成される。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。更に、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、或いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上述した実施形態で説明した医用情報表示方法は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、患者の日常時の状態を反映したリハビリテーション計画の更新を支援することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 医用情報表示システム
10 病院情報システム
20 撮像装置
30 生体センサ
40 操作端末
50 医用情報表示装置
60 リハビリテーション画面
521 リハビリテーション履歴情報
550 処理回路
551 取得機能
552 異常検出機能
553 画面生成機能
554 出力機能
555 計画更新機能
610 時系列表示領域
611 アイコン
620 着目対象指定領域
630 動画表示領域
631 補助線
640 動作状態表示領域
641 第1特定線
650 生体情報表示領域
651 リハビリテーション線
652 日常線
653 第2特定線

Claims (10)

  1. 患者がリハビリテーションを行っている時の状態を示すリハビリテーション情報と、当該患者が前記リハビリテーションを行っていない時の状態を示す日常情報とを取得する取得部と、
    前記リハビリテーション情報と、前記日常情報とを時間的に同期させて表示するリハビリテーション画面を出力する出力部と、
    を備える医用情報表示装置。
  2. 前記取得部は、患者の診察記録を示す診察情報を取得し、
    前記出力部は、前記診察情報が表示された前記リハビリテーション画面を出力する、
    請求項1に記載の医用情報表示装置。
  3. 前記患者の診察記録を示す診察情報と、前記リハビリテーション情報と、前記日常情報とに基づいて、当該患者に応じたリハビリテーション計画を生成する生成部を更に備える、
    請求項1または2に記載の医用情報表示装置。
  4. 前記生成部は、前記診察情報と、前記リハビリテーション情報と、前記日常情報と、前記リハビリテーション計画との相関関係を学習した学習済みモデルを用いて、前記取得部が取得した前記診察情報と、前記リハビリテーション情報と、前記日常情報とに対応する前記リハビリテーション計画を生成する、
    請求項3に記載の医用情報表示装置。
  5. 前記出力部は、前記患者の着目対象が指定された場合に、指定された前記着目対象に着目した前記リハビリテーション画面を出力する、
    請求項1乃至4の何れか一項に記載の医用情報表示装置。
  6. 前記出力部は、指定された前記着目対象の観察を支援する画像処理を実行した前記リハビリテーション画面を出力する、
    請求項5に記載の医用情報表示装置。
  7. 前記出力部は、前記リハビリテーション情報に含まれるリハビリテーション時の前記患者の状態を計測した第1生体情報と、前記日常情報に含まれる日常時の前記患者の状態を計測した第2生体情報とを表示させる前記リハビリテーション画面を出力する、
    請求項1乃至6の何れか一項に記載の医用情報表示装置。
  8. 前記出力部は、前記リハビリテーション情報に含まれるリハビリテーション時の前記患者の状態を撮像した動画と、前記第1生体情報と、前記第2生体情報とを同期して表示させる前記リハビリテーション画面を出力する、
    請求項7に記載の医用情報表示装置。
  9. 前記出力は、前記リハビリテーション情報と、前記日常情報との差異が閾値以上である場合に、患者に異常が発生したことを報知する報知画面を出力する、
    請求項1乃至8の何れか一項に記載の医用情報表示装置。
  10. 患者がリハビリテーションを行っている時の状態を示すリハビリテーション情報と、当該患者が前記リハビリテーションを行っていない時の状態を示す日常情報とを取得する取得部と、
    前記リハビリテーション情報と、前記日常情報とを時間的に同期させて表示するリハビリテーション画面を表示させる表示制御部と、
    を備える医用情報表示システム。
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