JP2020183636A - 間仕切装置 - Google Patents

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宗爾 西澤
Munechika Nishizawa
宗爾 西澤
健一 今
Kenichi Kon
健一 今
勇 小島
Isamu Kojima
勇 小島
次郎 竹田
Jiro Takeda
次郎 竹田
文男 綾部
Fumio Ayabe
文男 綾部
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Abstract

【課題】所定の空間を平面視曲線状に仕切ることができる間仕切装置を提供する。【解決手段】間仕切装置1は、平面視曲線状の軌道を描くように設置されたハンガーレール10と、ハンガーレール10の走行輪収納部12に収納されて走行する複数の走行輪20と、走行輪20に接続部材30を介して接続されることによりハンガーレール10に吊り下げられた状態で軌道に沿って移動する仕切体40と、を備える。仕切体40は、鉛直方向に延在するように配置されるとともに軌道に沿って間隔をおいて複数並べられた柱状部材41と、柱状部材41同士を連結する連結部材42と、を有することにより軌道に追従して湾曲するように構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、間仕切装置に関する。
従来より、コンベンションホール、宴会場、美術館等の広い空間を、移動壁によって所望のサイズに仕切ることが行われている。移動壁は、建築物の室内の天井に敷設されたレールに案内されて走行する吊車装置によって吊り下げられた状態で支持されており、レールに沿って移動することができるようになっている。現在においては、平面視直線状のレールだけではなく、種々の平面形状(平面視曲線状、十字状、T字状、L字状等)のレールに沿って移動壁を移動させて移動壁を方向転換させたりカーブ走行させたりする技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
実開昭63−8365号公報 実公平7−27333号公報 特許第5784169号公報
ところで、近年においては、ワークスタイルの多様化等により、所定の空間を平面視直線状に仕切るだけではなく、平面視曲線状に仕切ることが求められる場合がある。特許文献1〜3に記載された従来の技術は、平面視直線状の平坦なパネル状の移動壁を所定のレールに沿って移動させることにより所定の空間を平面視直線状に仕切るものであるが、平面視曲線状を呈するような湾曲した移動壁を所定のレールに沿って移動させて所定の空間を平面視曲線状に仕切る技術は、現時点では提案されていない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、所定の空間を平面視曲線状に仕切ることができる間仕切装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る間仕切装置は、平面視曲線状の軌道を描くように設置されたハンガーレールと、ハンガーレールの走行輪収納部に収納されて走行する複数の走行輪と、走行輪に接続部材を介して接続されることによりハンガーレールに吊り下げられた状態で軌道に沿って移動する仕切体と、を備え、仕切体は、鉛直方向に延在するように配置されるとともに軌道に沿って間隔をおいて複数並べられた柱状部材と、柱状部材同士を連結する連結部材と、を有することにより軌道に追従して湾曲するように構成されているものである。
かかる構成を採用すると、仕切体は、鉛直方向に延在するように配置されるとともに平面視曲線状の軌道に沿って間隔をおいて複数並べられた柱状部材と、柱状部材同士を連結する連結部材と、を有することにより、平面視曲線状の軌道に追従して湾曲することができる。また、仕切体は、ハンガーレールの走行輪収納部に収納されて走行する走行輪に接続部材を介して接続されることにより、ハンガーレールに吊り下げられた状態で平面視曲線状の軌道に沿って移動することができる。すなわち、仕切体は、平面視曲線状の軌道に追従して湾曲しつつ、当該軌道に沿って移動することができる。従って、本間仕切装置を用いて所定の空間を平面視曲線状に仕切ることができる。
本発明に係る間仕切装置において、仕切体が移動する際に柱状部材同士が所定の間隔を維持することを可能とするように連結部材を構成することができる。
かかる構成を採用すると、仕切体が移動する際に柱状部材同士が所定の間隔を維持することを可能とするように連結部材を構成しているため、仕切体が移動する際に柱状部材同士の間隔が狭まって両者が接触するような事態を回避することができる。
本発明に係る間仕切装置において、軌道に追従して変形可能な可撓性を有する材料で連結部材を構成することができる。
かかる構成を採用すると、可撓性を有する連結部材によって柱状部材同士が連結されているため、ハンガーレールの軌道の曲率が変化するような場合においても、仕切体を軌道に追従させて変形させることができる。
本発明に係る間仕切装置において、少なくとも二つの柱状部材の上部を、対応する走行輪の下部に接続部材を介して各々接続することにより、仕切体をハンガーレールに吊り下げることができる。
かかる構成を採用すると、接続部材を介して(少なくとも二つの)柱状部材の上部と(対応する)走行輪の下部とを各々接続することにより、比較的簡素な構成で仕切体をハンガーレールに吊り下げることができる。
本発明によれば、所定の空間を平面視曲線状に仕切ることができる間仕切装置を提供することが可能となる。
本発明の第一実施形態に係る間仕切装置のハンガーレールの部分平面図である。 本発明の第一実施形態に係る間仕切装置のハンガーレールの取付構造を説明するための説明図である。 本発明の第一実施形態に係る間仕切装置のハンガーレールの拡大断面図である。 本発明の第一実施形態に係る間仕切装置の仕切体を示すものであり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 図4に示す仕切体の拡大図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 図5(B)のVI部分の拡大図である。 図5(C)のVII部分の拡大図である。 本発明の第二実施形態に係る間仕切装置のハンガーレールの部分平面図である。 本発明の第二実施形態に係る間仕切装置のハンガーレールの部分平面図である。 本発明の第二実施形態に係る間仕切装置のハンガーレールの取付構造を説明するための説明図である。 本発明の第二実施形態に係る間仕切装置のハンガーレールの拡大断面図である。 本発明の第二実施形態に係る間仕切装置の仕切体を示すものであり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 図12に示す仕切体の拡大図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の各実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態はあくまでも好適な適用例であって、本発明の適用範囲がこれに限定されるものではない。
<第一実施形態>
まず、図1〜図7を用いて、本発明の第一実施形態に係る間仕切装置1の構成について説明する。本実施形態に係る間仕切装置1は、建物内の所定の空間を平面視円形状に仕切るためのものであり、ハンガーレール10と、複数の走行輪20と、走行輪20に接続部材30を介して接続される仕切体40と、を備えている。
ハンガーレール10は、図2に示すように、建物内の所定の空間の天井Cに固定部材11を介して固定された金属製(例えばアルミニウム製)のレールである。本実施形態におけるハンガーレール10は、図1に部分的に示すように、平面視円形状の軌道を描くように設置されている。ハンガーレール10は、図3に示すように、走行輪20を収納して走行させる走行輪収納部12を有している。走行輪収納部12は、上方走行輪21(図5参照)を収納する上方収納部12aと、下方走行輪22(図5参照)を収納する下方収納部12bと、を有している。
また、ハンガーレール10は、走行輪20と仕切体40とを接続する接続部材30を挿通させる開口部13を有している。本実施形態においては、ハンガーレール10の開口部13付近に、一対の断面L字状部材14を取り付け、これら一対の断面L字状部材14の側方に化粧板15を配置して固定している。このため、ハンガーレール10の大部分は化粧板15によって隠されることとなる。また、本実施形態においては、ハンガーレール10及び断面L字状部材14をツヤ消しの黒色で塗装している。これにより、下方から見上げるとあたかも化粧板15の間に一筋の黒色の線(溝)のみが存在するように見える、という視覚的効果を得ることができる。
走行輪20は、図5に示すように、ハンガーレール10の走行輪収納部12に収納され、所定の回転軸20aを中心に回転しつつ走行輪収納部12内を走行するように構成されたものである。本実施形態においては、上下一対の走行輪(上方走行輪21及び下方走行輪22)を採用している。上方走行輪21は、上方収納部12aの左右の内壁のうち一方(例えば右側の内壁)にのみ接触して回転するように配置され、下方走行輪22は、下方収納部12bの左右の内壁のうち他方(例えば左側の内壁)にのみ接触して回転するように配置される。この結果、上方走行輪21と下方走行輪22は相互に逆方向に回転しつつハンガーレール10の走行輪収納部12内を走行するようになっている。
仕切体40は、図4〜図7に示すように、走行輪20に接続部材30を介して接続されることにより、ハンガーレール10に吊り下げられた状態で平面視円形状の軌道(図1参照)に沿って移動するように構成されている。仕切体40は、図4及び図5に示すように、鉛直方向に延在するように配置されるとともに軌道に沿って間隔をおいて複数並べられた柱状部材41と、柱状部材41同士を連結する連結部材42と、を有することにより、平面視円形状の軌道に追従して湾曲するように構成されている。
柱状部材41は、剛性を有する材料(例えば金属等)で構成された円柱状の部材であり、仕切体40の鉛直方向における剛性を確保するように機能する。柱状部材41の径や本数は、仕切るべき領域の大きさ等に応じて適宜設定することができる。本実施形態においては、図4に示すように、36本の柱状部材41を採用して、平面視円弧状の仕切体40を構成するようにしている。柱状部材41の長さは、天井Cの高さ等に応じて適宜設定することができる。なお、本実施形態においては円柱状(断面円形状)の部材を柱状部材41として採用したが、断面多角形状の部材や、断面楕円形状の部材を柱状部材として採用することができる。
本実施形態においては、図4に示すように、36本のうち11本(約1/3)の柱状部材41の上部が、対応する走行輪20の下部に、接続部材30を介して各々接続されてり、これにより、仕切体40がハンガーレール10に吊り下げられている。なお、走行輪20と接続される柱状部材41の本数はこれに限られるものではなく、少なくとも2本の柱状部材41が接続部材30を介して対応する走行輪20に接続されていればよい。本実施形態においては、接続部材30として、剛性を有する材料(例えば金属等)で構成された円筒状の部材を採用している。図7に示すように、接続部材30の下部は取付部材31を介して柱状部材41の上部に取り付けられている。また、走行輪20は、接続部材30の上部に回転自在に取り付けられている。接続部材30の中心軸は、走行輪20の回転軸20aに一致している。
連結部材42は、柱状部材41同士を連結するように機能するものである。本実施形態における連結部材42は、図5(A)に示すように柱状部材41の上端部同士及び下端部同士を連結する水平な板状部材42aと、図5(B)に示すように鉛直方向に延在するとともに平面視円弧状に湾曲して柱状部材41の中央部分を連結する湾曲部材42bと、を有している。
板状部材42aは、剛性を有する材料(例えば金属等)で構成され、少なくとも2つの柱状部材41の上端部同士(又は下端部同士)を連結することができるような大きさ(長さ及び幅)を有しており、図6に示すように各柱状部材41の上端部にネジ43等の固定手段によって固定されている。板状部材42aの幅の寸法(軌道に対して直交する方向の寸法)は、図5(A)に示すように、柱状部材41の外径の寸法よりも僅かに大きくなるように設定する。
湾曲部材42bは、剛性を有する材料(例えば金属等)で構成した所定の厚さを有する板状の部材を平面視円弧状に湾曲させて形成したものである。本実施形態においては、一枚の湾曲部材42bの両面に、柱状部材41を二つに割ったものを貼り付けて一本の柱状部材41を形成するようにしているが、湾曲部材42bの形態や、湾曲部材42bと柱状部材41との接合方法は、これに限定されるものではない。例えば、細長い湾曲部材を複数枚用意し、隣接する柱状部材41の間にこの細長い湾曲部材を配置して柱状部材41と湾曲部材とを接合してもよい。
このように本実施形態においては、板状部材42a及び湾曲部材42bの双方が、剛性を有する材料で構成されているため、仕切体40が移動する際に柱状部材41同士が所定の間隔を維持することが可能となる。このため、仕切体40が移動する際に柱状部材41同士の間隔が狭まって両者が接触するような事態を回避することができる。
次に、本実施形態に係る間仕切装置1の使用方法について説明する。
所定の空間に入室したユーザが、間仕切装置1の仕切体40の一部(例えば右端にある柱状部材41の中央部分)を把持し、ハンガーレール10の平面視円形状の軌道に沿って仕切体40を押す(又は引く)ように力を加えることにより、仕切体40を、ハンガーレール10の軌道に沿って所望の位置まで移動させることができる。これにより、所定の空間を所望の態様で平面視円弧状に仕切ることができ、ユーザは所定の作業に没頭することができる。作業を終了したユーザは、同様の操作を行って間仕切装置1の仕切体40を当初の位置まで移動させることができる。
以上説明した実施形態に係る間仕切装置1においては、仕切体40が、鉛直方向に延在するように配置されるとともに平面視円形状の軌道に沿って間隔をおいて複数並べられた柱状部材41と、柱状部材41同士を連結する連結部材42と、を有することにより、平面視円形状の軌道に追従して湾曲することができる。また、仕切体40は、ハンガーレール10の走行輪収納部12に収納されて走行する走行輪20に接続部材30を介して接続されることにより、ハンガーレール10に吊り下げられた状態で平面視円形状の軌道に沿って移動することができる。すなわち、仕切体40は、平面視円形状の軌道に追従して湾曲しつつ、当該軌道に沿って移動することができる。従って、本間仕切装置1を用いて所定の空間を平面視円形状に仕切ることができる。
また、以上説明した実施形態に係る間仕切装置1においては、仕切体40が移動する際に柱状部材41同士が所定の間隔を維持することを可能とするように連結部材42を構成しているため、仕切体40が移動する際に柱状部材41同士の間隔が狭まって両者が接触するような事態を回避することができる。
また、以上説明した実施形態に係る間仕切装置1においては、接続部材30を介して(少なくとも二つの)柱状部材41の上部と(対応する)走行輪20の下部とを各々接続することにより、比較的簡素な構成で仕切体40をハンガーレール10に吊り下げることができる。
<第二実施形態>
続いて、図8〜図13を用いて、本発明の第二実施形態に係る間仕切装置2の構成について説明する。本実施形態に係る間仕切装置2は、建物内の所定の空間を平面視曲線状(非円形状)に仕切るものであり、ハンガーレール10Aと、複数の走行輪20Aと、走行輪20Aに接続部材30Aを介して接続される仕切体40Aと、を備えている。
ハンガーレール10Aは、図10に示すように、建物内の所定の空間の天井Cに固定部材11Aを介して固定された金属製(例えばアルミニウム製)のレールである。本実施形態におけるハンガーレール10Aは、図8及び図9に部分的に示すように、平面視で曲線状(曲率の異なる円弧を複数結合させたような形状)の軌道を描くように設置されている。ハンガーレール10Aは、図11に示すように、走行輪20Aを収納して走行させる走行輪収納部12(上方収納部12a及び下方収納部12b)と、走行輪20Aと仕切体40Aとを接続する接続部材30Aを挿通させる開口部13と、を有している。走行輪収納部12及び開口部13は、第一実施形態におけるものと実質的に同一である。また、本実施形態においても、図11に示すようにハンガーレール10Aの開口部13付近に一対の断面L字状部材14を取り付け、これら断面L字状部材14の側方に化粧板15を配置し、ハンガーレール10A及び断面L字状部材14をツヤ消しの黒色で塗装している。
走行輪20Aは、図13に示すように、ハンガーレール10Aの走行輪収納部12に収納され、所定の回転軸20aを中心に回転しつつ走行輪収納部12内を走行するように構成されたものである。本実施形態においても、第一実施形態と同様に上下一対の走行輪(上方走行輪21及び下方走行輪22)を採用している。すなわち、上方走行輪21は、上方収納部12aの左右の内壁のうち一方(例えば右側の内壁)にのみ接触して回転するように配置され、下方走行輪22は、下方収納部12bの左右の内壁のうち他方(例えば左側の内壁)にのみ接触して回転するように配置される。この結果、上方走行輪21と下方走行輪22は相互に逆方向に回転しつつハンガーレール10Aの走行輪収納部12内を走行するようになっている。
仕切体40Aは、図12及び図13に示すように、走行輪20Aに接続部材30Aを介して接続されることにより、ハンガーレール10Aに吊り下げられた状態で平面視曲線状(曲率の異なる円弧を複数結合させたような形状)の軌道(図8及び図9参照)に沿って移動するように構成されている。仕切体40Aは、鉛直方向に延在するように配置されるとともに軌道に沿って間隔をおいて複数並べられた柱状部材41Aと、柱状部材41A同士を連結する連結部材42Aと、を有することにより、平面視曲線状の軌道に追従して湾曲するように構成されている。
柱状部材41Aは、第一実施形態におけるものと同様に剛性を有する材料(例えば金属等)で構成された円柱状の部材であり、仕切体40Aの鉛直方向における剛性を確保するように機能する。柱状部材41Aの径や本数は、仕切るべき領域の大きさ等に応じて適宜設定することができる。本実施形態においては、図12に示すように、41本の柱状部材41Aを採用している。柱状部材41Aの長さは、天井Cの高さ等に応じて適宜設定することができる。なお、本実施形態においては円柱状(断面円形状)の部材を柱状部材41Aとして採用したが、断面多角形状の部材や、断面楕円形状の部材を柱状部材として採用することができる。
本実施形態においては、図12に示すように、41本のうち21本(約1/2)の柱状部材41Aの上部が、対応する走行輪20Aの下部に、接続部材30Aを介して各々接続されてり、これにより、仕切体40Aがハンガーレール10Aに吊り下げられている。なお、走行輪20Aと接続される柱状部材41Aの本数はこれに限られるものではなく、少なくとも2本の柱状部材41Aが接続部材30Aを介して対応する走行輪20に接続されていればよい。本実施形態においても、接続部材30Aとして、剛性を有する材料(例えば金属等)で構成された円筒状の部材を採用している。図13(C)に示すように、接続部材30Aの下部は取付部材31Aを介して柱状部材41Aの上部に取り付けられている。また、走行輪20Aは、接続部材30Aの上部に回転自在に取り付けられている。接続部材30Aの中心軸は、走行輪20Aの回転軸20aに一致している。
連結部材42Aは、柱状部材41A同士を連結するように機能するものである。本実施形態における連結部材42Aは、平面視曲線状(曲率の異なる円弧を複数結合させたような形状)の軌道に追従して変形可能な可撓性を有し、かつ、仕切体40Aが移動する際に柱状部材41A同士が所定の間隔を維持することを可能とするような適度な硬さを有する材料(例えばフェルト等)で構成されている。このように本実施形態においても、連結部材42Aが適度な硬さを有する材料で構成されているため、仕切体40Aが移動する際に柱状部材41A同士が所定の間隔を維持することが可能となる。このため、仕切体40Aが移動する際に柱状部材41A同士の間隔が狭まって両者が接触するような事態を回避することができる。また、本実施形態においては、可撓性を有する連結部材42Aによって柱状部材41A同士が連結されているため、仕切体40を、曲率が変化する平面視ハート形状の軌道に対して追従させて変形させることができる。
次に、本実施形態に係る間仕切装置2の使用方法について説明する。
所定の空間に入室したユーザが、間仕切装置2の仕切体40Aの一部(例えば右端にある柱状部材41Aの中央部分)を把持し、ハンガーレール10Aの平面視曲線状(曲率の異なる円弧を複数結合させたような形状)の軌道に沿って仕切体40Aを押す(又は引く)ように力を加えることにより、仕切体40Aを、ハンガーレール10Aの軌道に沿って所望の位置まで移動させることができる。これにより、ワークエリアW内の空間を所望の態様で平面視曲線状に仕切ることができ、ユーザは作業に没頭することができる。作業を終了したユーザは、同様の操作を行って間仕切装置2の仕切体40Aを当初の位置まで移動させることができる。
以上説明した実施形態に係る間仕切装置2においては、仕切体40Aが、鉛直方向に延在するように配置されるとともに平面視曲線状(曲率の異なる円弧を複数結合させたような形状)の軌道に沿って間隔をおいて複数並べられた柱状部材41Aと、柱状部材41A同士を連結する連結部材42Aと、を有することにより、平面視曲線状の軌道に追従して湾曲することができる。また、仕切体40Aは、ハンガーレール10Aの走行輪収納部12に収納されて走行する走行輪20Aに接続部材30Aを介して接続されることにより、ハンガーレール10Aに吊り下げられた状態で平面視曲線状の軌道に沿って移動することができる。すなわち、仕切体40Aは、平面視曲線状の軌道に追従して湾曲しつつ、当該軌道に沿って移動することができる。従って、本間仕切装置2を用いて所定の空間を平面視曲線状に仕切ることができる。
また、以上説明した実施形態に係る間仕切装置2においては、仕切体40Aが移動する際に柱状部材41A同士が所定の間隔を維持することを可能とするように連結部材42Aを構成しているため、仕切体40Aが移動する際に柱状部材41A同士の間隔が狭まって両者が接触するような事態を回避することができる。
また、以上説明した実施形態に係る間仕切装置1においては、接続部材30Aを介して(少なくとも二つの)柱状部材41Aの上部と(対応する)走行輪20Aの下部とを各々接続することにより、比較的簡素な構成で仕切体40Aをハンガーレール10Aに吊り下げることができる。
また、以上説明した実施形態に係る間仕切装置1においては、可撓性を有する連結部材42Aによって柱状部材41A同士が連結されているため、仕切体40を、曲率が変化する平面視曲線状の軌道に対して追従させて変形させることができる。
なお、第一実施形態においては平面視円形状の軌道を描くように設定したハンガーレール10を採用し、第二実施形態においては平面視曲線状(非円形状)の軌道を描くように設置したハンガーレール10Aを採用した例を示したが、ハンガーレールの軌道の平面形状はこれらの平面形状に限られるものではない。第二実施形態のように可撓性を有する連結部材42Aによって柱状部材41A同士を連結した仕切体40Aを採用することにより、多様な平面形状の軌道に対して仕切体40Aを追従させて変形させることができる。
本発明は、以上の各実施形態に限定されるものではなく、これら実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、前記各実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前記各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1・2…間仕切装置
10・10A…ハンガーレール
12…走行輪収納部
20・20A…走行輪
30・30A…接続部材
40・40A…仕切体
41・41A…柱状部材
42・42A…連結部材
42a…板状部材(連結部材)
42b…湾曲部材(連結部材)

Claims (4)

  1. 平面視曲線状の軌道を描くように設置されたハンガーレールと、
    前記ハンガーレールの走行輪収納部に収納されて走行する複数の走行輪と、
    前記走行輪に接続部材を介して接続されることにより前記ハンガーレールに吊り下げられた状態で前記軌道に沿って移動する仕切体と、を備え、
    前記仕切体は、鉛直方向に延在するように配置されるとともに前記軌道に沿って間隔をおいて複数並べられた柱状部材と、前記柱状部材同士を連結する連結部材と、を有することにより前記軌道に追従して湾曲するように構成されている、
    間仕切装置。
  2. 前記連結部材は、前記仕切体が移動する際に前記柱状部材同士が所定の間隔を維持することを可能とするように構成されている、請求項1に記載の間仕切装置。
  3. 前記連結部材は、前記軌道に追従して変形可能な可撓性を有する材料で構成されている、請求項2に記載の間仕切装置。
  4. 少なくとも二つの前記柱状部材の上部が、対応する前記走行輪の下部に前記接続部材を介して各々接続されることにより、前記仕切体が前記ハンガーレールに吊り下げられている、請求項1から3の何れか一項に記載の間仕切装置。
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