JP2020182961A - レーザー加工装置 - Google Patents
レーザー加工装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020182961A JP2020182961A JP2019087477A JP2019087477A JP2020182961A JP 2020182961 A JP2020182961 A JP 2020182961A JP 2019087477 A JP2019087477 A JP 2019087477A JP 2019087477 A JP2019087477 A JP 2019087477A JP 2020182961 A JP2020182961 A JP 2020182961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- slit
- laser beam
- axis direction
- laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000002679 ablation Methods 0.000 abstract description 4
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 abstract description 2
- 230000026058 directional locomotion Effects 0.000 abstract 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 14
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 3
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 2
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Dicing (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
Description
すなわち、この文献の技術では、スリットは、分割溝に対応した幅を有しており、この幅が狭められている。このような幅の狭いスリットを透過したレーザー光線をウェーハに照射することによって、狭い幅の分割溝が形成される。
また、本発明の他の目的は、スリットを、スリットの中心とレーザー光線のガウシアン分布の中心(光軸の中心)とを一致させて形成させることにある。
レーザー加工装置10は、直方体状の基台11、および、基台11の一端に立設された立壁部13を備えている。
インデックス送り手段20は、Y軸方向に延びる一対のガイドレール23、ガイドレール23に載置されたY軸テーブル24、ガイドレール23と平行に延びるボールネジ25、および、ボールネジ25を回転させる駆動モータ26を含んでいる。
加工送り手段30は、X軸方向に延びる一対のガイドレール31、ガイドレール31上に載置されたX軸テーブル32、ガイドレール31と平行に延びるボールネジ33、および、ボールネジ33を回転させる駆動モータ35を備えている。
レーザー加工手段12は、ウェーハ1にレーザー光線を照射する加工ヘッド18、および、加工ヘッド18を支持するアーム部17を有している。
一方、レーザー光線Lにおけるエネルギー分布の修正時には、図2に示すように、レーザー光線Lは、パワーメータ80に照射される。
また、エネルギー分布修正器62は、第1板63をW軸方向に移動させる第1移動機構631を備えている。第1移動機構631は、スリット形成手段の一例に相当する。
このようにスリットSの中心がレーザー光線Lの光軸の中心と一致している場合、スリットSを透過したレーザー光線Lのエネルギー分布は、垂直な裾野部分を有する適切なガウシアン分布となる。これにより、ウェーハ1に形成される切削溝の形状を、所望の形状とすることができる。
図3に示すように、エネルギー分布修正では、まず、第1移動機構631およびW軸方向移動手段67が、レーザー光線Lが第1板63および第2板64によって遮光されないように、第1板63と第2板64との間を大きく開く。さらに、加工ヘッド18における集光レンズ66の真下に、パワーメータ80が配置される。
よって、レーザー光線Lの光軸の中心は、ガウシアン分布のエネルギーピークと一致している。
このような構成によっても、スリットSの中心とレーザー光線Lの光軸の中心L1とを、容易に一致させることができる。
10:レーザー加工装置、20:インデックス送り手段、30:加工送り手段、
40:チャックテーブル部、43:チャックテーブル、
12:レーザー加工手段、17:アーム部、18:加工ヘッド、
61:レーザー発振器、62:エネルギー分布修正器、80:パワーメータ、
63:第1板、64:第2板、65:反射ミラー、66:集光レンズ、
67:W軸方向移動手段、631:第1移動機構、
52:制御部、53:認識部、
L:レーザービーム、L1:光軸の中心
S:スリット、D0:所定のスリット幅
Claims (1)
- 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物をレーザー光線の照射によって加工するレーザー加工手段と、該チャックテーブルを該レーザー加工手段に対して相対的にX軸方向に加工送りする加工送り手段と、該チャックテーブルを該レーザー加工手段に対して相対的に該X軸方向に直交するY軸方向にインデックス送りするインデックス送り手段と、を備えるレーザー加工装置であって、
該レーザー加工手段は、
レーザー光線を発振するレーザー発振器と、
該レーザー発振器から発振されたレーザー光線を集光する集光器と、
該レーザー発振器と該集光器との間に配設され、レーザー光線の進行方向に垂直な方向であるW軸方向のエネルギー分布を、裾野部分が垂直なガウシアン分布に修正するエネルギー分布修正手段と、を備え、
該エネルギー分布修正手段は、
レーザー光線のW軸方向の一方側を遮光する第1板と、
該第1板に対向し、レーザー光線のW軸方向の他方側を遮光する第2板と、
該第1板および該第2板の少なくとも一方をW軸方向に移動させることにより、該第1板と該第2板との間によってスリットを形成するスリット形成手段と、
該スリットを形成している状態の該第1板および該第2板を共にW軸方向に移動させるW軸方向移動手段と、
該スリットおよび該集光器を通過したレーザー光線のエネルギー量を測定するパワーメータと、
該スリットを形成している状態の該第1板および該第2板が、該W軸方向移動手段によって共にW軸方向に移動されているときに、該パワーメータによるレーザー光線のエネルギー量の測定値を取得し、この測定値が最大値になったときに、該スリットの中心とレーザー光線の光軸の中心とが一致したと認識する認識部と、
該認識部によって該スリットの中心とレーザー光線の光軸の中心とが一致したと認識されたときに、該W軸方向移動手段の動作を停止する制御部と、を備える、
レーザー加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019087477A JP7216607B2 (ja) | 2019-05-07 | 2019-05-07 | レーザー加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019087477A JP7216607B2 (ja) | 2019-05-07 | 2019-05-07 | レーザー加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020182961A true JP2020182961A (ja) | 2020-11-12 |
JP7216607B2 JP7216607B2 (ja) | 2023-02-01 |
Family
ID=73044402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019087477A Active JP7216607B2 (ja) | 2019-05-07 | 2019-05-07 | レーザー加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7216607B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005186100A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | V Technology Co Ltd | レーザ加工装置 |
JP2008254064A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | レーザ照射装置及びビーム位置測定方法 |
-
2019
- 2019-05-07 JP JP2019087477A patent/JP7216607B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005186100A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | V Technology Co Ltd | レーザ加工装置 |
JP2008254064A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | レーザ照射装置及びビーム位置測定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7216607B2 (ja) | 2023-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW445189B (en) | Laser processing apparatus and method | |
KR102584062B1 (ko) | 레이저 가공 장치 및 출력 확인 방법 | |
KR101770840B1 (ko) | 레이저 광선 조사 기구 및 레이저 가공 장치 | |
JP6498553B2 (ja) | レーザー加工装置 | |
JP7235563B2 (ja) | レーザー加工方法 | |
KR102662458B1 (ko) | 레이저 가공 장치 | |
TWI597118B (zh) | Laser processing method and laser processing device | |
JPWO2009081746A1 (ja) | ダイシング装置及びダイシング方法 | |
JP2005334928A (ja) | レーザ加工機における焦点調整装置 | |
KR102460205B1 (ko) | 레이저 가공 방법 및 레이저 가공 장치 | |
JP2020182960A (ja) | レーザー加工装置 | |
JP7216607B2 (ja) | レーザー加工装置 | |
CN112296526A (zh) | 比较方法和激光加工装置 | |
JP2021087982A (ja) | レーザー加工装置の調整方法 | |
JP7417411B2 (ja) | 確認方法 | |
JP2014121718A (ja) | レーザー加工装置 | |
JP2005334925A (ja) | レーザ加工機における反射鏡の駆動軸制御装置 | |
JP6099507B2 (ja) | 切削方法 | |
JP2003080386A (ja) | レーザ加工装置 | |
CN114054972A (zh) | 一种动态聚焦激光切割方法与装置 | |
JP2015077622A (ja) | レーザー加工装置 | |
JP2021087975A (ja) | レーザー加工装置 | |
JP2016196018A (ja) | レーザー加工装置 | |
JP6600237B2 (ja) | ウエーハの分割方法とレーザ加工装置 | |
JP6407740B2 (ja) | レーザー加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220311 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7216607 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |