JP2020181779A - 同軸コネクタ - Google Patents

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Takashi Tsutsui
隆史 筒井
岩下 浩司
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浩司 岩下
唯 永田
Yui Nagata
唯 永田
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【課題】追加部品や専用部品を必要とせず特性インピーダンスの異なる同軸ケーブルに対応可能な同軸コネクタを提供する。【解決手段】同心円状に内側から中心導体50、絶縁体51、外部導体52、保護被覆部53からなる同軸ケーブル5を接続する同軸コネクタ1は特性インピーダンスが50Ωと75Ωの同軸ケーブル5に接続可能で中心導体50に接続するコンタクト40と外部導体52に接続するシールド部20とシールド部の内側に絶縁体部10とを備える。絶縁体部は中心部に75Ωの特性インピーダンスの同軸ケーブル5の中心導体50を被覆する中心穴部と、中心部から偏心した位置に50Ωの特性インピーダンスの同軸ケーブル5の中心導体を被覆する偏心穴部とを備える。75Ωの同軸ケーブル5を接続するときには中心導体を中心穴部に挿通し、50Ωの特性インピーダンスを有する同軸ケーブル5を接続するときには中心導体を偏心穴部に挿通する。【選択図】図1

Description

本発明は、同軸ケーブルの接続に用いられる同軸コネクタに関する。
高周波信号の伝送手段として同軸ケーブル及び同軸コネクタが広く用いられている。特許文献1には、同軸ケーブルの接続に用いられる同軸コネクタのインピーダンスを同軸ケーブルの特性インピーダンスに整合させて、信号の反射を低減させる伝送技術が開示されている。
高周波伝送に用いられる同軸ケーブルに同軸コネクタを接続する際、同軸コネクタの信号の反射を低減させるために、同軸ケーブルの特性インピーダンスに、同軸コネクタのインピーダンスを整合させなければならない。同軸ケーブルの特性インピーダンスには、50Ωタイプのものと、75Ωタイプのものの2タイプが一般的に使用されているが、これら2タイプの同軸ケーブルに用いられる同軸コネクタにも、これら2タイプの特性インピーダンスのそれぞれに対応する2タイプの構造が準備されている。
特許文献1に記載の技術によれば、特性インピーダンスが50Ωの同軸ケーブルに接続する同軸コネクタは、インピーダンスの整合を図るために50Ω専用の絶縁スリーブが内部導体と外部導体との間に装着される構造であり、一方75Ωの同軸ケーブルに接続する同軸コネクタは、このような特性インピーダンスの整合を図るための絶縁スリーブは装着されない構造である。
また、インピーダンスの整合を図る手段として別の態様が開示されている。特性インピーダンスが75Ωの同軸ケーブルに接続する同軸コネクタの箱体状の外部導体には、その一側面に開口部が備わるものが用いられており、一方50Ωの同軸ケーブルに接続する同軸コネクタの外部導体には、このような開口部が備わらないものが用いられている。
特開2008−159312号公報
このように特許文献1には、同軸ケーブルと同軸コネクタとのインピーダンスの整合を図る手段として、特性インピーダンスが50Ωの同軸ケーブルに対応する同軸コネクタには別途用意した部材として50Ω専用の絶縁スリーブが用いられ、また別の態様では、特性インピーダンスが75Ωの同軸ケーブルに対応する同軸コネクタには、開口部が形成された外部導体が用いられる技術が開示されている。
確かに、同軸コネクタに追加部材を装着したり、専用の外部導体を準備したりすることで、同軸ケーブルと同軸コネクタとのインピーダンスの整合を図ることはできるようではある。しかし、この方法では整合を図るために追加部材を準備し、そしてこれを装置に装着するなど部材の増加や工数の増加を招くおそれがある。また別の態様では、同軸ケーブルの特性インピーダンスに対応させるために専用の外部導体を別途準備する必要が生じるものである。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、追加部品や専用部品を必要としない、特性インピーダンスの異なる同軸ケーブルに対応可能な同軸コネクタを提供することを課題とする。
本発明の同軸コネクタは、(1)同心円状に内側から中心導体、絶縁体、外部導体からなる同軸ケーブルを接続するための同軸コネクタであって、前記同軸コネクタは特性インピーダンスの相違する高低2種類の同軸ケーブルに適用可能で、前記中心導体に接続する内部導体部と、前記外部導体に接続する円筒状の外部導体部と、前記外部導体部の内側に概ね円柱状の絶縁体部とを備え、前記絶縁体部は中軸部に前記高い方の特性インピーダンスを有する同軸ケーブルの前記中心導体を被覆するための中心穴部と、前記中軸部から偏心した位置に前記低い方の特性インピーダンスを有する同軸ケーブルの前記中心導体を被覆するための偏心穴部とを備え、前記高い方の特性インピーダンスを有する同軸ケーブルに接続するときには前記中心導体を前記中心穴部に通し、前記低い方の特性インピーダンスを有する同軸ケーブルに接続するときには前記中心導体を前記偏心穴部に通すところに特徴を有するものである。
この発明によれば、同軸コネクタの絶縁体部には中心穴部と、偏心穴部との2つの穴部が備わり、接続される同軸コネクタには特性インピーダンスが高い方の75Ωのものと、低い方の50Ωのものとの2タイプがある。そして中心穴部には75Ωタイプの中心導体が挿通され、偏心穴部には50Ωタイプの中心導体が挿通されることで同軸ケーブルと、同軸コネクタとのインピーダンスの整合が図られる。
同軸ケーブルの中心導体を被覆するための挿通穴が中心穴部と、偏心穴部との2ケ所に設けられている絶縁体部により、この一種類の絶縁体部で構成される同軸コネクタで特性インピーダンスが50Ωのものと、75Ωのものとに対応可能な同軸コネクタが得られる。中心穴部、及び偏心穴部には同軸ケーブルの中心導体が挿通されるが、このとき中心導体を被覆する絶縁体が付されたままの状態で挿通してもよく、絶縁体をはいだ状態で挿通してもよい。また、中心穴部と偏心穴部とは重なり合う部分があってもよく、あるいは完全に離れた位置関係にあってもよい。
中心穴部を使用する場合に、使用しない偏心穴部を絶縁体部と同じか或いは類似する誘電率の絶縁体で埋めてもよく、同じく偏心穴部を使用する場合に、使用しない中心穴部を絶縁体部と同じか或いは類似する誘電率の絶縁体で埋めてもよい。もちろん、使用しない穴部には何も埋めものをせず空気が充填された空状態であってよい。
図1は本実施形態の同軸コネクタの全体を示す図で、(1)は外観斜視図、(2)は断面図である。 図2は本実施形態の同軸コネクタを構成する絶縁体部の外観斜視図である。 図3は図1のIII−III断面線に沿った断面図である。 図4は図1のIV−IV断面線に沿った断面図である。 図5は図1の(2)に相当する図であって、特性インピーダンスが50Ωの場合である。 図6は本実施形態の同軸コネクタと対応する同軸コネクタとの内部構造を示す断面図であって、(1)は嵌合状態の断面図であり、(2)は相手方同軸コネクタの縦方向に切ったときの断面図である。 図7は図6の(1)に相当する図であって、特性インピーダンスが50Ωの場合である。 図8は本実施形態に係る同軸コネクタの絶縁体部に挿通される中心導体の中心線からのずれ量(偏心量)と、インピーダンスとの関係を示す解析結果である。
本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの実施形態によって限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で実施することができる。図1は本実施形態の同軸コネクタの全体を示す図で、(1)は外観斜視図、(2)は断面図である。図2は同軸コネクタの絶縁体部の外観斜視図である。図3は図1のIII−III断面線に沿った断面図である。図4は図1のIV−IV断面線に沿った断面図である。図5は図1の(2)に相当する図であって、特性インピーダンスが50Ωの場合である。図6は本実施形態の同軸コネクタと対応する同軸コネクタとの内部構造を示す断面図であって、(1)は嵌合状態の断面図であり、(2)は相手方同軸コネクタの縦方向に切ったときの断面図である。図7は図6の(1)に相当する図であって、特性インピーダンスが50Ωの場合である。
本実施形態に係る同軸コネクタ1は、図1に示されるように、筒状体で外部は導電性のシールド部20で覆われ、内部には合成樹脂からなる絶縁体部10が備わる。絶縁体部10の中央部には、軸方向に沿って貫通する中心穴部100が設けられ、これより外方向に偏心したところに偏心穴部110が設けられている。絶縁体部10の前方には非導電性の合成樹脂からなる嵌合部30が備わる。嵌合部30は、絶縁体部10と同一軸線上にある。嵌合部30には、絶縁体部10の中心穴部100に連なる位置に嵌合中心穴部30aが設けられ、偏心穴部110に連なる位置に嵌合偏心穴部30bが設けられている。
絶縁体部10の外形は、図2に示されるように、異なる外径を有する2つの円柱を同軸線上で繋げた2段円柱構造である。中心穴部100及び偏心穴部110は、絶縁体部10の一端面から他端面まで概ね同一径で貫通している。本実施形態では中心穴部100と、偏心穴部110とは比較的離れた位置にあり重なる部分は生じていないが、中心穴部100と、偏心穴部110とが一部重なり合う態様で構成される場合であってもよい。
絶縁体部10の中心穴部100は、特性インピーダンスが75Ωの同軸ケーブル5の中心導体50が挿通される部分である。一方、偏心穴部110は特性インピーダンスが50Ωの同軸ケーブル5の中心導体50が挿通される部分である。このように2ケ所の挿通穴部を使い分けることによって同軸ケーブル5と、同軸コネクタ1とのインピーダンスの整合が図られる。
同軸コネクタ1のシールド部20は、図1に示されるように、絶縁体部10と嵌合部30の全体を覆う態様で構成され、その一部分を構成する後方の接続部21で同軸ケーブル5の外部導体52の端末部と接続し、より後方に備わる保持部22で同軸ケーブル5の保護被覆部に接続する。接続はどちらも加締め接続である。
嵌合部30は、図1に示されるように、外径の異なる円柱体を同軸線上に2つ重ね合わせた構造で基台部31と、嵌合本体部32とからなる。嵌合部30には、後面から前壁近傍にまで続く嵌合中心穴部30aがあり、ここにコンタクト収容部33が形成されている。嵌合部30の先端面を構成する先端壁には外部からコンタクト収容部33に繋がる貫通孔34が形成されている。嵌合中心穴部30aから偏心した位置に嵌合偏心穴部30bがあり、ここにコンタクト収容部33が形成されている。同じく、嵌合部30の先端面を構成する先端壁には外部からコンタクト収容部33に繋がる貫通孔34が形成されている。特性インピーダンスが75Ωの同軸ケーブル5に接続する場合には、嵌合中心穴部30aがコンタクト収容部33として使用され、50Ωの同軸ケーブル5に接続する場合には、嵌合偏心穴部30bがコンタクト収容部33として使用される。このような2ケ所の嵌合挿通穴部の使い分けによってインピーダンスの整合が図られる。
コンタクト収容部33には、図1に示されるように、金属材料からなるコンタクト40
が収容される。コンタクト40は、後方の接続部41で同軸ケーブル5の中心導体50の先端部に接続する。接続は圧接接続である。コンタクト40は、先端部にある接触部42で嵌合状態にある相手方コンタクトの接触部に接続する。
<特性インピーダンス75Ωと50Ωの切り替え>
同軸ケーブル5に接続された状態の同軸コネクタ1の断面は、図3に示されるように、円形状の嵌合部30と、この周囲に備わる円環状のシールド部20からなる構造である。嵌合部30の嵌合中心穴部30aには、コンタクト40が備わり、一方嵌合偏心穴部30bには何も備わらない空状態である。また、絶縁体部10の中心穴部100には、挿通された同軸ケーブル5の中心導体50が備わり、一方偏心穴部には何も挿通されていない空状態である。
中心穴部100(嵌合中心穴部30a)と、偏心穴部110(嵌合偏心穴部30b)の使用選択は、接続される同軸ケーブル5の特性インピーダンスが75Ωのものと、50Ωのものとの切り替えにより行われる。詳しくは、同軸ケーブル5の特性インピーダンスが75Ωのものを接続するときには、絶縁体部10の中心穴部100(嵌合部30の嵌合中心穴部30a)を使用し、特性インピーダンスが50Ωのものを接続するときは絶縁体部10の偏心穴部110(嵌合部30の嵌合偏心穴部30b)を使用する。このような選択対応により同軸ケーブル5と、同軸コネクタ1とのインピーダンスの整合が図られることとなる。本実施形態の場合は、同軸ケーブル5の特性インピーダンスが75Ωの場合を想定しているので中心穴部100を使用しており、使用していない偏心穴部110は空状態である。
<同軸ケーブル>
同軸ケーブル5は、図4に示されるように、柔軟性のある円筒状で同心円状に内部から順番に中心導体50、絶縁体51、外部導体52、そして保護被膜部53から構成されている。中心導体50は、一般的に円形状の銅線である。絶縁体51は、ポリエチレンが一般的に使用されている。外部導体52は、細い銅線が編みこまれた編組線が使用されることが多く、保護被膜部53は、ビニルなどの絶縁性の柔軟性合成樹脂が一般的に使用されている。
同軸ケーブル5は、図1に示されるように、同軸コネクタ1と接続される際には、先端の保護被膜部53が毟られて外部導体52が露出し、先端の外部導体52がカットされて内側の絶縁体51が露出し、前端の絶縁体がはがされて内部の中心導体50の先端部が露出している。
同軸ケーブル5の保護被膜部53は、図1に示されるように、同軸コネクタ1のシールド部20の保持部22に加締められて接続する。外部導体52は、シールド部20の接続部21に加締められて接続する。中心導体50は、絶縁体51が毟られた状態で同軸コネクタ1の絶縁体部10の中心穴部100に挿通される。中心導体50は、先端部でコンタクト40の接続部41に接続する。コンタクト40は、嵌合部30の嵌合中心穴部30aにあるコンタクト収容部33に収容されている。もちろん、中心導体50が、絶縁体51と一体的に同軸コネクタ1の絶縁体部10の中心穴部100に挿通され、中心導体50が、先端部でコンタクト40の接続部41に接続する場合であってもよい。
<特性インピーダンス50Ω>
同軸ケーブル5の特性インピーダンスが50Ωの場合は、図5に示されているように、同軸コネクタ1の絶縁体部10の偏心穴部110に同軸ケーブル5の中心導体50を挿通させることのみで対応可能である。このとき中心穴部100は空状態である。このように、同軸コネクタ1のインピーダンスの整合は、絶縁体部20及び嵌合部30の使用する挿
通穴部の選択により行われる。
<嵌合>
同軸コネクタ1と、相手方同軸コネクタ7との嵌合は、図6、図7に示されているように、同軸線上で行なわれる。図6には、同軸ケーブル5の特性インピーダンスが75Ωの場合が示されて、図7には、同軸ケーブル5の特性インピーダンスが50Ωの場合が示されている。相手方同軸コネクタ7は、円筒状の絶縁体部70とこれを覆うシールド部80とからなる。同軸コネクタ1と同様に絶縁体部70には、中心部に中心穴部700が備わり、偏心位置には偏心穴部710が備わる。中心穴部700は、特性インピーダンスが75Ωの同軸ケーブル5に対応し、偏心穴部710は特性インピーダンスが50Ωの同軸ケーブル5に対応する。
相手方同軸コネクタ7のコンタクト90はピン状で、同軸コネクタ1との嵌合状態で同軸コネクタ1のコンタクト40の接触部42に挟持されて接続する。
<シミュレーション結果>
図8は本実施形態に係る同軸コネクタの絶縁体部に挿通される中心導体の中心線からのずれ量(偏心量)と、同軸コネクタのインピーダンスとの関係を示す解析結果である。解析条件(シミュレーション条件)は、誘電率ε=2.10、内部導体外径Φ=1.0mm、外部導体内径Φ=6.2mm、周波数f=1GHzである。(使用解析ソフトはSNSYS2D−Extractorである)
シミュレーション結果は、図8に示されるように、同軸コネクタのインピーダンスは中心導体が絶縁体部の中心穴部の位置にあるときが最も高く(75.4Ω)て、偏心量に比例して減少していく、例えば偏心量が1mmのときインピーダンスは70.7Ωであり、偏心量が2mmのときインピーダンスは51.3Ωである。
これにより、絶縁体部10に挿通される中心導体50の挿通位置の最適化により、同軸コネクタ1のインピーダンスを同軸ケーブル5の特性インピーダンスに整合させ得ることが理解できる。また、今回のシミュレーション結果の初期条件である絶縁体部10の誘電率、中心導体50の外形及び外部導体(シールド部20)の内径などの各パラメータの選択により、偏心量は所定範囲内で任意の値に設計可能である。
<効果>
・特性インピーダンスが75Ωの同軸ケーブル5と、同じく50Ωの同軸ケーブル5に対して同一の同軸コネクタ1で対応できるので、追加部品や専用部品を必要としない同軸コネクタ1が得られる。
・同軸ケーブル5の中心導体50の挿通する行先を絶縁体部10に形成された中心穴部100と、偏心穴部110との選択のみで特性インピーダンスの整合が図られる同軸コネクタ1が得られる。
・絶縁体部10に中心穴部100と、偏心穴部110の2個の貫通孔を形成する単一の加工のみで特性インピーダンスが75Ωのものと、50Ωのものに対応可能な同軸コネクタ1が得られる。
・絶縁体部10の中心穴部100を使用するときには、偏心穴部110が空状態であり、ここには空気が充填されている。また偏心穴部110を使用するときには中心穴部100は空状態であり、同じくここには空気が充填されている。これにより、空状態の穴部を別の物質で埋めなくとも好ましい誘電率を有する絶縁体部が得られる。
1 同軸コネクタ
10 絶縁体部
100 中心穴部
110 偏心穴部
20 シールド部
21 接続部
22 保持部
30 嵌合部
30b 嵌合偏心穴部
31 基台部
32 嵌合本体部
33 コンタクト収容部
34 貫通孔
40 コンタクト
41 接続部
42 接触部
5 同軸ケーブル
50 中心導体
51 絶縁体
52 外部導体
53 保護被覆部
7 相手方同軸コネクタ
70 絶縁体部
700 中心穴部
710 偏心穴部
80 シールド部
90 コンタクト

Claims (1)

  1. 同心円状に内側から中心導体、絶縁体、外部導体からなる同軸ケーブルを接続するための同軸コネクタであって、
    前記同軸コネクタは特性インピーダンスの相違する高低2種類の同軸ケーブルに適用可能で、前記中心導体に接続する内部導体部と、前記外部導体に接続する円筒状の外部導体部と、前記外部導体部の内側に概ね円柱状の絶縁体部とを備え、
    前記絶縁体部は中軸部に前記高い方の特性インピーダンスを有する同軸ケーブルの前記中心導体を被覆するための中心穴部と、前記中軸部から偏心した位置に前記低い方の特性インピーダンスを有する同軸ケーブルの前記中心導体を被覆するための偏心穴部とを備え、前記高い方の特性インピーダンスを有する同軸ケーブルに接続するときには前記中心導体を前記中心穴部に通し、前記低い方の特性インピーダンスを有する同軸ケーブルに接続するときには前記中心導体を前記偏心穴部に通すところに特徴を有する同軸コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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