JP2020180218A - 重合体組成物、架橋重合体、及びタイヤ - Google Patents
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Abstract
Description
(A)共役ジエン化合物の重合体又は共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合物の共重合体であって、活性重合末端と下記一般式(1)で表される化合物との反応物である、共役ジエン系重合体と、
(B)CTAB比表面積が150m2/g以上、かつ、BET比表面積が160m2/g以上である第1シリカと、
(C)CTAB比表面積が130m2/g以下、かつ、BET比表面積が140m2/g以下である第2シリカと、
を含有する。
前記(A)共役ジエン系重合体100質量部に対して、前記(B)第1シリカを20質量部以上70質量部以下含有することができる。
前記(A)共役ジエン系重合体100質量部に対して、前記(C)第2シリカを20質量部以上70質量部以下含有することができる。
前記(B)第1シリカと前記(C)第2シリカとを質量基準で25:75〜75:25となる量比で含有することができる。
前記(A)共役ジエン系重合体の、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定し
たポリスチレン換算の重量平均分子量が10,000〜2,000,000であることができる。
更に、架橋剤を含有することができる。
前記いずれかの態様の重合体組成物を用いて製造されたものである。
前記態様の架橋重合体を使用したものである。
本実施形態に係る重合体組成物は、(A)共役ジエン化合物の重合体又は共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合物の共重合体であって、活性重合末端と下記一般式(1)で表される化合物との反応物である、共役ジエン系重合体と、(B)CTAB比表面積が150m2/g以上、かつ、BET比表面積が160m2/g以上である第1シリカと、(C)CTAB比表面積が130m2/g以下、かつ、BET比表面積が140m2/g以下である第2シリカと、を含有する。
本実施形態に係る重合体組成物は、(A)共役ジエン化合物の重合体又は共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合物の共重合体であって、活性重合末端と下記一般式(1)で表される化合物との反応物である、共役ジエン系重合体(本明細書において、単に「(A)共役ジエン系重合体」ともいう。)を含有する。
重合に際して使用し得る共役ジエン化合物としては、例えば、1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、1,3−ヘプタジエン、2−フェニル−1,3−ブタジエン、3−メチル−1,3−ペンタジエン、2−クロロ−1,3−ブタジエン等が挙げられる。これらの中でも、1,3−ブタジエン、イソプレン及び2,3−ジメチル−1,3−ブタジエンが好ましい。共役ジエン化合物は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
3−ブタジエンとスチレンとをモノマー組成に含む共重合体であることが好ましい。(A)共役ジエン系重合体が共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合物との共重合体である場合、(A)共役ジエン系重合体は、典型的には、共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合物との分布が不規則なランダム共重合部分を有し、さらに、共役ジエン化合物又は芳香族ビニル化合物に由来する構造単位からなるブロック部分を有していてもよい。
とすることが好ましい。なお、重合開始剤は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
次いで、上記重合反応により得られた共役ジエン系重合体につき、該重合体の活性末端と、下記一般式(1)で表される化合物(特定変性剤)とを反応させる。こうした工程を経ることにより、特定変性剤で末端変性された(A)共役ジエン系重合体を得ることができる。このような特定変性剤で末端変性された(A)共役ジエン系重合体は、末端変性部位において(B)第1シリカや(C)第2シリカとの相互作用が強くなるので、破断強度及び耐摩耗性が向上し、また低歪みでの剛性が高くなるので操縦安定性も向上する。
の添加方法は特に制限されず、一括して添加する方法、分割して添加する方法、連続的に添加する方法などが挙げられる。
A)共役ジエン系重合体の重量平均分子量(Mw)は、より好ましくは30,000〜1,500,000であり、さらに好ましくは50,000〜1,000,000である。
本実施形態に係る重合体組成物は、(B)CTAB比表面積が150m2/g以上、かつ、BET比表面積が160m2/g以上である第1シリカ(本明細書において、単に「(B)第1シリカ」ともいう。)と、(C)CTAB比表面積が130m2/g以下、かつ、BET比表面積が140m2/g以下である第2シリカ(本明細書において、単に「(C)第2シリカ」ともいう。)と、を含有する。このような(B)第1シリカと(C)第2シリカとを併用することにより、平均一次粒子径は小さいが比較的アグリゲートサイズの大きい第1シリカを重合体組成物中に良好に分散させることが可能となる。第1シリカの分散性が改善されることによって重合体組成物の加工性が良好となるとともに、優れたゴム破断強度、耐摩耗性及び低燃費性を有する架橋重合体(タイヤ)を得ることができる。
クを配合した場合、シリカとカーボンブラックの合計含有量が過剰なために、低燃費性が悪化する傾向があるとともに、フィラーが多すぎて加工性が損なわれる場合がある。
本実施形態に係る重合体組成物は、上記の成分の他に、必要に応じて、(A)共役ジエン系重合体以外のその他のジエン系重合体、(B)第1シリカ及び(C)第2シリカ以外のその他の無機充填剤、シランカップリング剤、架橋剤、酸性化合物、伸展油(プロセス油)、老化防止剤、加硫促進剤の他、必要に応じて加硫助剤、加工助剤、スコーチ防止剤及び酸化亜鉛、軟化剤、着色剤、難燃剤、滑剤、発泡剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、帯電防止剤、着色防止剤などの公知の添加剤を、重合体組成物の使用目的に応じて使用することができる。
本実施形態に係る重合体組成物は、(A)共役ジエン系重合体以外のジエン系重合体を含有してもよい。このようなジエン系重合体としては、共役ジエン化合物に由来する繰り返し単位を有すれば特に制限されないが、例えば、天然ゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム等が挙げられる。
本実施形態に係る重合体組成物は、得られる架橋重合体の低ロス性、耐摩耗性、ウエットグリップ性をさらに向上させるために、(B)第1シリカ及び(C)第2シリカ以外の無機充填剤を含有してもよい。無機充填剤としては、例えば(B)第1シリカ及び(C)第2シリカ以外のシリカ、カーボンブラック、及びこれらの混合物が挙げられる。
シランカップリング剤としては、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシラン;3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾリルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、ビス(3−ジエトキシメチルシリルプロピル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルジメトキシメチルシラン、ジメトキシメチルシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、ジメトキシメチルシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィド、3−オクタノイルチオ−1−プロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。これらの化合物は、1種単独でまたは2種以上組み合わせて用いることができる。また、これらの中では、補強性改善効果などの観点から、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィドが好ましい。
架橋剤としては、硫黄、ハロゲン化硫黄、有機過酸化物、キノンジオキシム類、有機多価アミン化合物、メチロール基を有するアルキルフェノール樹脂等が挙げられる。これらの中では、通常、架橋剤として硫黄が用いられる。架橋剤の使用割合は、重合体成分100質量部に対して、0.1〜10質量部であることが好ましく、0.5〜5質量部であることがより好ましい。
酸性化合物としては、炭素数12〜24の飽和脂肪酸及びそれらの金属塩が好適に用いられる。酸性化合物の具体例としては、ラウリル酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ノナデシル酸、アラキジン酸、ヘンイコシル酸、ベヘン酸、トリコシル酸、リグノセリン酸、及びこれらの飽和脂肪酸の、カルシウム塩、亜鉛塩などが挙げられる。これらの酸性化合物は、1種単独でまたは2種以上組み合わせて用いることができる。これらの中では、ステアリン酸が好ましい。酸性化合物の使用割合は、重合体成分100質量部に対して、0.3〜15質量部であることが好ましい。
伸展油としては、例えば、アロマ油、ナフテン油、パラフィン油等が挙げられる。伸展油の使用割合は、重合体成分100質量部に対して、0〜50質量部である。
本実施形態に係る重合体組成物は、上記の各成分を、例えばプラストミル、バンバリーミキサー、ロール、インターナルミキサー等の混練機を用いて混練することによって調製することができる。例えば、下記の方法によって調製することが好ましい。
一段目の混練においては、(A)共役ジエン系重合体と共に、(B)第1シリカ及び(C)第2シリカ、必要に応じてその他の無機充填剤及びシランカップリング剤が混練されることが好ましい。また、一段目の混練においては、必要に応じて、その他の重合体、伸展油及び老化防止剤なども共に混練される。また、一段目の混練においては、二段目の混練において混練されることが好ましいとされる、酸性化合物が共に混練されてもよい。
をより良好なものとすることができる場合がある。
二段目の混練は、一段目の混練において得られた混練物に、少なくとも架橋剤を添加し、当該混練物と架橋剤とを混練し、重合体組成物を得る工程である。この二段目の混練においては、一段目の混練において得られた混練物と架橋剤と共に、酸性化合物が混練されることが好ましい。また、二段目の混練においては、必要に応じて、酸化亜鉛及び加硫促進剤も共に混練される。そして、二段目の混練においては、通常、当該二段目の混練に供される全ての成分(具体的には、一段目の混練において得られた混練物、架橋剤、並びに、必要に応じて供される、酸性化合物及び酸化亜鉛や加硫促進剤などのその他の成分)を一斉に混練する手法によって重合体組成物が得られる。
本実施形態に係る重合体組成物から形成される架橋重合体は、タイヤ、具体的にはタイヤのトレッドとして好適に用いられる。本実施形態に係る重合体組成物から形成されるタイヤには、トレッドに高い強度が得られ、またトレッドに所望の形状が得られるため、優れた性能が得られる。また、本実施形態に係る重合体組成物から形成される架橋重合体は、トレッド以外のタイヤ部材、防振ゴム、防舷材、ベルト、ホース、及びその他の工業品などとして用いることもできる。
以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、下記製造例、実施例及び比較例中の「%」は、特に断りのない限り質量基準である。
<製造例1>
窒素置換された内容積16リットルのオートクレーブ反応器に、1,3−ブタジエンを27.3g/分、スチレンを18.2g/分、溶媒としてシクロヘキサンを237.1g/分、テトラヒドロフランを3.3g/分、n−ブチルリチウムを0.283mmol/分(18.11mg/分)で連続的にチャージし、リアクターの温度は75℃でコントロールした。1基目の反応器から連続的に重合体溶液を321.9g/分でデスチャージし、これに、N,N,N’,N’−テトラキス(3−トリエトキシシリルプロピル)−1,3−ジアミノプロパンを0.0742mmol/分で添加しラインミキシングし、2基目の反応器に連続的に導入し反応を行った。2基目の反応器の出口にてジ−tert−ブチル−p−クレゾールを重合体成分100質量部に対して0.7質量部添加した。次いで、スチームストリッピングにより脱溶媒を行い、110℃に調温された熱ロールによりゴムを乾燥し、変性共役ジエン系共重合体(以下、「SBR−1」ともいう。)を得た。
製造例1において、N,N,N’,N’−テトラキス(3−トリエトキシシリルプロピル)−1,3−ジアミノプロパンに代えて、N−(3−イミダゾリルプロピル)−N,N−ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)アミン0.0742mmol/分で添加した以外は製造例1と同様の操作を行い、変性共役ジエン系共重合体(以下、「SBR−2」ともいう。)を得た。
製造例1において、N,N,N’,N’−テトラキス(3−トリエトキシシリルプロピル)−1,3−ジアミノプロパンを添加しなかった以外は製造例1と同様の操作を行い、共役ジエン系共重合体(以下、「SBR−3」ともいう。)を得た。
<数平均分子量(Mn)及び重量平均分子量(Mw)の測定>
上記で製造された各重合体について、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)(東ソー社製の「HLC−8120」)を用い、下記のGPC条件で得られたGPC曲線の最大ピークの頂点に相当する保持時間から、ポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)及び重量平均分子量(Mw)を算出した。
(GPC条件)
カラム:商品名「GMHXL」(東ソー社製)2本
カラム温度:40℃
移動相:テトラヒドロフラン
流速:1.0ml/分
サンプル濃度:10mg/20ml
・ビニル含量(%):400MHzの1H−NMR測定によって測定した。
・結合スチレン含量(%):400MHzの1H−NMR測定によって測定した。結合スチレン含量は、芳香族ビニル含量に相当するパラメータである。
2.3.1.重合体組成物及び架橋重合体の製造
下表3〜下表4に示す配合処方により各成分を配合し、それらを混練することによって各重合体組成物を製造した。混練は以下の方法で行った。
得られた各重合体組成物及び各架橋重合体について、以下の評価試験を行った。結果を下表3〜下表4に示す。
JIS K6251:2010に準拠して、試験用加硫ゴムシートからなる3号ダンベル型試験片を作製し、評価用の試験片とした。引張試験機(型名「AG−2000」、株式会社島津製作所製)を用いて、負荷速度500mm/分にて上記試料片を引っ張り、破断強度(TB)を求めた。下表3〜下表4においては、比較例1の測定値を基準として100とした場合の指数で表示し、数値が大きいほど高強度である。
加硫ゴムを測定用試料とし、DIN磨耗試験機(東洋精機社製)を使用し、JIS K6264−2:2005に準拠し、荷重10Nで25℃にて測定した。下表3〜下表4においては、比較例1の測定値を基準として100とした場合の指数で表示し、数値が大きいほど耐摩耗性が良好である。
加硫ゴムを測定用試料として、ARES−RDA(TA Instruments社製)を使用し、剪断歪0.7%、角速度100ラジアン毎秒、50℃の条件で、損失係数(tanδ(50℃))を測定した。下表3〜下表4においては、比較例1の測定値を基準として100とした指数で表示し、tanδ(50℃)は数値が大きいほどエネルギーロスが小さく、低ヒステリシスロス特性が良好であることを示す。
JIS K6300−1:2013に準拠し、Lローターを使用して、予熱1分、ローター作動時間4分、温度100℃の条件で、重合体組成物のムーニー粘度を求めた。下表3〜下表4においては、比較例1の測定値を基準として100とした指数で表示し、数値が大きいほど加工性が良好であることを示す。
下表1に、上記で合成した各重合体の物性値を示す。下表2に、使用した各シリカの物性値を示す。下表3〜下表4に、各重合体組成物の組成及び評価結果を示す。
・シリカB1:ローディア社製、商品名「ZEOSIL Premium 200P」
・シリカB2:ローディア社製、商品名「ZEOSIL HRS 1200MP」
・シリカB3:エボニック社製、商品名「ULTRASIL VN3」
・シリカC1:ローディア社製、商品名「ZEOSIL 1115MP」
・シリカC2:Degussa社製、商品名「ULTRASIL 360」
・シリカC3:東ソー・シリカ社製、商品名「Nipsil E−743」
・オイル:ジャパンエナジー社製、「X140」
・カーボンブラック:東海カーボン社製、商品名「シーストKH」
・シランカップリング剤:エボニック社製、商品名「Si69」
・ステアリン酸:日油社製、商品名「ビーズステアリン酸つばき」
・老化防止剤:住友化学工業社製、商品名「アンチゲン3C」
・加硫促進剤CZ:住友化学工業社製、商品名「ソクシノールCZ」、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド
・加硫促進剤D:住友化学工業社製、商品名「ソクシノールD」、1,3−ジフェニルグアニジン
・硫黄:鶴見化学工業社製、商品名「金華印油入微粉硫黄」
Claims (8)
- (A)共役ジエン化合物の重合体又は共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合物の共重合体であって、活性重合末端と下記一般式(1)で表される化合物との反応物である、共役ジエン系重合体と、
(B)CTAB比表面積が150m2/g以上、かつ、BET比表面積が160m2/g以上である第1シリカと、
(C)CTAB比表面積が130m2/g以下、かつ、BET比表面積が140m2/g以下である第2シリカと、
を含有する、重合体組成物。
- 前記(A)共役ジエン系重合体100質量部に対して、前記(B)第1シリカを20質量部以上70質量部以下含有する、請求項1に記載の重合体組成物。
- 前記(A)共役ジエン系重合体100質量部に対して、前記(C)第2シリカを20質量部以上70質量部以下含有する、請求項1又は請求項2に記載の重合体組成物。
- 前記(B)第1シリカと前記(C)第2シリカとを質量基準で25:75〜75:25となる量比で含有する、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の重合体組成物。
- 前記(A)共役ジエン系重合体の、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算の重量平均分子量が10,000〜2,000,000である、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の重合体組成物。
- 更に、架橋剤を含有する、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の重合体組成物。
- 請求項6に記載の重合体組成物を用いて製造された架橋重合体。
- 請求項7に記載の架橋重合体を使用したタイヤ。
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