JP2020179922A - 組立分解自在な飾り用箱体 - Google Patents

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【課題】飾り箱体を適宜に分解可能にすると共に、分解後の各部材を組み換えることにより複数の写真立てとして機能させることができる組立分解自在な飾り用箱体を提供する。【解決手段】所定肉厚の矩形板からなる4枚の側面板21、22、天面板3、及び底面板4、とから構成した矩形六面体の箱体であって、隣接直交する上記2枚の各面板の一方側の面板の端面と他方側の端面の縁辺部を着脱自在の接着手段である複数の磁石5によって保形すると共に、前記天面板3、底面板4の両方の片面側に前記1の側面板が自立保持し得る保持手段を形成して構成する。側面板は、前後板21及び左右板22から成る2種2対の形状とすると共に、何れも写真保持枠として機能するように構成する。天面板及び底面板は着脱自在な2個の分割体31、41から構成し、各分割体には保持手段として篏合溝32、42を形成する。【選択図】図1

Description

本願に係る発明(以下、「本発明」という。)は、記念品や思い出の品等を収納可能な箱体に関し、特に、箱体の組立や分解が自在な飾り用箱体に関する。
昨今、ペットを飼っている家庭においては、ペットを家族と同等に扱う傾向が増加している。このような家庭においては、ペットが亡くなると、遺影やその遺骨の一部を手元に置いておきたいとの強い希望があった。
このような希望に沿うものとして、記念品や遺品を収納して保管が可能であると共に、花や写真等を飾ることができるように構成した飾り用箱体が存在していた。
例えば、特許文献1に示す供養箱が提供されていた。この供養箱は、ペットの遺骨類の収納部を内部に有する箱状体本体と、箱状体の収納部上端に繋止具で連結され内面に護符等を祀る蓋部と、ペットの遺影を飾る箱状体前面に設けられた額部とで構成され、収納部と蓋部との間にはペットの名前を記載した内蓋を設けたことを特徴としていた。
また、特許文献2に示す容器兼用の写真立ても提供されていた。この写真立ては、台盤上面に横長孔状を矩形を成すように形成し、この孔に矩形板状の写真立てを立設配置して周回状壁面を備える容器状に形成したことを特徴としていた。
特許第3801610号公報 実開昭54−19197号公報
上記特許文献の各箱体は、外観や構成にもコンパクト性がある上、インテリア性に富んだものであった。その一方、機能としては完成した箱体であるため、飾り用箱体としての用途に限定されるものであった。
例えば、箱体をペット用として使用する場合、内部にペット等の思い出の品等の物品を収納できる他、蓋内側面や側面部分にその写真等も飾り用付けすることもできた。その一方、箱体を構成する各部材を適宜に分解した上で各部材を個別に利用できるような機能は無く、分解後は必要により再組立することも難しく、その使用方法は限定的にならざるを得なかった。
そこで、本発明は上述した課題の解決を図るべくなされたものであり、飾り用箱体を適宜に分解可能とすると共に、分解後の各部材を組み換えることにより別個の機能を発揮させることができる組立分解自在な飾り用箱体を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明にかかる組立分解自在な飾り用箱体は、以下のように構成している。
すなわち、それぞれ所定肉厚の矩形板からなる4枚の側面板、天面板、及び底面板、とから構成した矩形六面体の箱体であって、隣接直交する上記2枚の各面板の一方側の面板の端面と他方側の端面の縁辺部を着脱自在の接着手段で保形すると共に、前記天面板、底面板のいずれか又は両方の片面側に前記1の側面板が自立保持し得る保持手段を形成して成ることを特徴としている。
また、前記4枚の側面板は、同一形状又は2種2対の形状としてもよく、前記側面板には飾り用保持枠、装飾仕様、写真保持枠、等の装飾手段を設けるようにしてもよい。
さらに、前記天面板、底面板のいずれか又は両方のそれぞれを着脱自在な分割体として、それぞれの分割体に前記保持手段を形成すると共に、この保持手段は前記1の側面板の端面が適合嵌合して自立し得る嵌合溝であることを特徴としている。
加えて、前記着脱自在の接着手段が、前記面板の所要箇所に面一に埋め込んだ磁石、面ファスナー、前記面板の所要箇所に形成配置したダボ構造であることを特徴としている。
上記のように構成した本発明にかかる組立分解自在な飾り用箱体は、以下の効果を発揮する。
すなわち、飾り用箱体は適宜に組立分解が自在のため、物を収納したり側面板に装飾を施して利用できる他、必要により分解して天面板又は底面板で側面板を保持する複数の写真立てとしても利用ができる。
つまり、箱体を複数用途に使用することが可能となる。例えば、ペット用品としての使用を想定した場合、ペット生存時には複数の写真立てとして写真を並べて飾ったり、異なる場所に飾る等できる。
その一方、ペットが亡くなった後には箱体に組立て、側面全てを写真保持枠として利用できるだけでなく、内部にペットとの思い出の品や遺骨用の壺を収納することができ、一種の祭壇若しくはモニュメントとしても使用することもできる。
本発明にかかる実施形態(以下、「本実施例」と称する。)の分解組立斜視図である。 本実施例の全体斜視図(A)、(B)である。 本実施例の側面板の前後板と左右板の組立斜視図(A)、(B)である。 本実施例の天面板を示す斜視図である。 本実施例の側面板を底面板の分割体で保持する状態を示す斜視図(A)と、側面板を天面板の分割体で保持する状態を示す斜視図(B)である。 本実施例の着脱状況を示す斜視図である。 本実施例の内部に壺を収納した状態を示す斜視図である。
以下に、本実施例にかかる組立分解自在な飾り用箱体(以下、「本箱体」と称する。)について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、本箱体は、図1の組立図を基準とすると、左下側を「前側」と、右上側を「後側」と、左上側を「左側」と、右下側を「右側」と、上下側をそれぞれ「上側」、「下側」と定義する。
図1、及び図2の図符号1は、本箱体である。本箱体1は、複数の矩形板を特定の接着手段をもって矩形六面体に接着して成り、内部に収納空間を形成した組立箱体である。
[本箱体の概要]
本箱体1を構成する上記複数の矩形板は、前後左右の側面部分に配置され、縦横寸法を同じとする4枚の側面板2と、上側に配置される天面板3と、下側に配置される底面板4と、から構成している。天面板3の上端面は各側面板2の上端面と面一とし、底面板4の下端面は各側面板2の下端面と面一としている。また、本箱体1の接着手段は後述する各矩形板の必要箇所に面一に埋め込んだ複数の磁石5となっている。
[側面板について]
まず、側面板2から説明する。側面板2は前後の側面に配置される前後板21と、左右の側面に配置される左右板22とから成り、前後板21及び左右板22はそれぞれ外観上ほぼ同一形状の2種2対の形状となっている。各側面板2の配置関係としては、対向配置した左右板22の側端面を前後板21の面板の縁辺部で挟み込むようにしている。以下、前後板21と左右板22について詳述する。なお、本実施例では側面板2を前後板21と側面板2の2種形状としているが、全てを同一形状としてもよい。
[前後板について]
前後板21は、4隅を丸め加工すると共に中央に開口部21bを形成した矩形枠状の保持枠21aと、保持枠21aの開口部21bの一方側の面板を閉塞するように4個の止具23をもって取り外し自在に配置した裏板24と、から構成している。以降、裏板24の配置側の面板を前後板21の「裏面」と称し、逆面を「表面」と称して説明に用いる。
また、裏板24は上記開口部21bよりも縦横の寸法を若干大きくしており、保持枠21aの内側には裏板24が面一に収まる段差を周回状に形成している。
かかる構成の前後板21は、写真fや絵画等を保持する写真保持枠(いわゆるフォトフレーム)として機能する。このため、保持枠21aの表面には、刻印や彩色又は焼印等による装飾を施してもよく、開口部21bには必要によってガラス板やアクリル板等の透明部材を固定配置する等、いわゆる写真保持枠としての装飾仕様を向上させてもよい。
この前後板21には、接着手段として裏面側の保持枠21aに複数の磁石5を配置している。磁石5は円柱状を成し、上下の保持枠21aの裏面側の各2箇所、左右の保持枠21aの裏面側の各2箇所の合計8箇所において、保持枠21aに面板と面一に埋め込まれている。この結果、前後板21は裏面側の上下左右の縁辺部に磁石5が配置されている。
[左右板について]
次に、左右板22について説明する。左右板22は、複数箇所(本実施例では2箇所)に草花の輪郭形状のくり貫き部22bを貫通加工すると共に上下端部に曲面を形成した装飾枠22aと、左右板22の一方側の面板を閉塞するように4個の止具23をもって取り外し自在に配置した裏板24と、から構成している。左右板22についても、裏板24の配置側の面板を左右板22の「裏面」と称し、逆面を「表面」と称して説明に用いる。この説明に従うと、上記の装飾枠22aの曲面加工は表面側のみとなっている。
左右板22の裏板24は、前後板21のものと共通部材であり、左右板22の裏面にも裏板24が面一に収納され得る段差面を形成している。
また、かかる構成の左右板22も、前後板21と同様に写真fや絵画等を保持する写真保持枠として機能する。左右板22の表面側には、貫通加工した草花の輪郭形状のくり貫き部22bの他、幾何模様のくり貫き部を貫通加工してもよく、その他にも適宜に刻印や彩色又は焼印等による装飾を施してもよい。加えて、くり貫き部22bにガラス板等の透明部材を固定配置して装飾仕様をより向上させてもよい。
左右板22には、前後板21と同様に接着手段として複数の磁石5を配置している。磁石5は前後板21とは同一寸法の円柱状を成し、装飾枠22aの裏面側の面板上下の各2箇所、装飾枠22aの左右側の端面の各2箇所の合計8箇所において、各面と面一に埋め込まれている。この結果、左右板22は裏面側の上下縁辺部と左右端面に磁石5が配置されている。なお、端面に配置された2箇所の磁石5は、前後板21の保持枠21aの左右2箇所の上下に配置された磁石5と接着時に対向する。
[天面板について]
天面板3は着脱自在の2個の分割体31から構成している。分割体31は天面板3の中央部を左右方向へ分割することによって前側と後側に分離し、側面板2と比べて肉厚寸法の同一形状の矩形ブロック状を呈している。
また、各分割体31の下面側には左右に横断するように切り欠いた篏合溝32を前側の分割体31は前側に偏って形成し、後側の分割体31は後側に偏って形成している。この篏合溝32は、両側壁面に所定の傾斜角を有し、篏合溝32の内部に上記側面板2の下端縁辺部が挿入可能な幅に形成している。
各分割体31には、接着手段として複数の磁石5を配置している。磁石5は各側面板2とは同一寸法の円柱状を成し、分割体31の各側面の4面に面一に埋め込まれている。
ここで、天面板3を構成する場合に前側に配置される分割体31について、その磁石5を配置する位置について説明すると、前側の側面部の上方に偏った位置に所定間隔で2箇所配置し、左右側面部は前側上方にやや偏った位置の各1箇所に配置し、後側側面部は中央高さに所定間隔で2箇所配置している。
その一方、天面板3の後側に配置される分割体31は、天面板3における左右方向の分割線を基準にした鏡写しの位置において同数の磁石5を配置している。
[底面板について]
底面板4は、天面板3と同様に着脱自在に2個の分割体41で構成される点で共通している。そして、各分割体41は、天面板3の分割体31と同一形状であり、当然に篏合溝42の形成位置も同じとなっている。つまり、底面板4の分割体31と天面板3は外形寸法を同じとする共通部材となっている。
その一方で本箱体1において配置する場所が天面板3とは異なるため、各側面板2と接着する関係上、磁石5を配置する位置のみが異なる態様となっている。なお、磁石5は円柱状を成し、各側面と面一に埋め込まれていることは天面板3と共通である。
ここで、分割体41に磁石5を配置する位置は、前側の分割体41に基づき説明すると、前側側面部の下方に偏った位置に所定間隔で2箇所配置し、左右側面部は前側下方にやや偏った位置の各1箇所に配置し、後側側面部は中央高さに所定間隔で2箇所配置している。そして、後側に配置される分割体41は、天面板3と同様に、左右方向の分割線を基準にした鏡写しの位置に同数の磁石5を配置している。
[写真立てへの組み換え]
上記構成の天面板3及び底面板4は、磁石5を配置する位置は異なるものの、同一形状の4個の分割体31、41となる。そして、各分割体31、41の天地をひっくり返して篏合溝32、42を上側にして載置すると、図5に示すように、篏合溝32、42に前後板21及び左右板22の下端縁辺部を篏合させて保持することができ、前後板21及び左右板22は自立することができる。この結果、本箱体1は、4セットの写真立てに組み換えることができる。
[本箱体の組立て]
本箱体1は、上記のように前後板21、左右板22、天面板3、底面板4に接着手段として磁石5を配置している。ここでは、本箱体1の各板の面板や端面に配置した磁石5を対向状に接合又は近接させて組立てる手順の一例を、図6に基づき説明する。なお、本箱体1は、磁石5の機能によって着脱自在であるため、下記の組立手順に限定するものではない。
まず、2個の分割体41を接着して底面板4を形成する。この底面板4の側面部に後側の前後板21と左側の左右板22とを接着して配置する。この接着においては、前後板21は下側の縁辺部の磁石5と底面板4の後側の磁石5が対向するため、互いの縁辺部どうしが吸着して接着する。また、左右板22は下側の縁辺部の磁石5と底面板4の左側側面部の磁石5が対向するため、互いの縁辺部どうしが吸着して接着する。さらに、前後板21の左側保持枠21aの面板側に配置した磁石5と左右板22の装飾枠22aの端面側に配置した磁石5が対向するため、互いの縁辺部どうしが吸着して接着する。
次に、2個の分割体31を接着して成る天面板3に対し、その側面部や後側面に配置した磁石5と後側の前後板21と左側の左右板22の上側の縁辺部に配置した磁石5とを近接させて接着する。
天面板3の接着後には、右側の左右板22を磁石を近接させて接着させ、その後に前側の前後板21を同様に接着させて本箱体1の組立が完了する。
本箱体1は、前後板21及び左右板22から成る側面板2や天面板3が着脱自在のため、適宜に取り外して内部に適宜な物品を収納することができる。例えば、ペット生存時には複数の写真立てとして組み換えて使用でき、亡くなった後には本箱体1に組立て、内部に思い出の品の他、遺骨用の壺mを収納したり、4面の写真を保持する祭壇として使用してもよい。
[他の実施例]
本箱体1は、接着手段として各板の面板や端面の縁辺部に埋め込み配置した円柱状の磁石5を用いている。しかし、接着手段としてはこれに限定するものではない。
例えば、円柱状の磁石をダボに変更すると共に、各板にはダボ穴を形成して互いに篏合させるダボ構造を採用することも可能である。このダボ構造の他にも着脱性を考慮し、面ファスナー構造を各板の縁辺部に配置してもよい。
1 本箱体
2 側面板
21 前後板
21a 保持枠
21b 開口部
22 左右板
22a 装飾枠
22b くり貫き部
23 止具
24 裏板
3 天面板
31 分割体
32 篏合溝
4 底面板
41 分割体
42 篏合溝
5 磁石
f 写真
m 壺
すなわち、それぞれ所定肉厚の矩形板からなる4枚の側面板、天面板、及び底面板、とから構成した矩形六面体の箱体であって、隣接直交する上記4枚の側面板、天面板、及び底面板のうちの2枚の各面板の一方側の面板の端面と他方側の端面の縁辺部を着脱自在の接着手段で保形すると共に、前記天面板、底面板のいずれか又は両方の片面側に前記4枚の側面板のうちのの側面板が自立保持し得る保持手段を形成して成り、かつ該保持手段が、前記1枚の側面板の端面が適合嵌合して自立し得る嵌合溝であることを特徴としている。
さらに、前記天面板、底面板のいずれか又は両方のそれぞれを着脱自在な分割体として、それぞれの分割体に前記保持手段を形成したことを特徴としている。
また、各分割体31の下面側には左右に横断するように切り欠いた嵌合溝32を前側の分割体31は前側に偏って形成し、後側の分割体31は後側に偏って形成している。この嵌合溝32は、両側壁面に所定の傾斜角を有し、嵌合溝32の内部に上記側面板2の下端縁辺部が挿入可能な幅に形成している。
[底面板について]
底面板4は、天面板3と同様に着脱自在に2個の分割体41で構成される点で共通している。そして、各分割体41は、天面板3の分割体31と同一形状であり、当然に嵌合溝42の形成位置も同じとなっている。つまり、底面板4の分割体31と天面板3は外形寸法を同じとする共通部材となっている。
[写真立てへの組み換え]
上記構成の天面板3及び底面板4は、磁石5を配置する位置は異なるものの、同一形状の4個の分割体31、41となる。そして、各分割体31、41の天地をひっくり返して嵌合溝32、42を上側にして載置すると、図5に示すように、嵌合溝32、42に前後板21及び左右板22の下端縁辺部を嵌合させて保持することができ、前後板21及び左右板22は自立することができる。この結果、本箱体1は、4セットの写真立てに組み換えることができる。
例えば、円柱状の磁石をダボに変更すると共に、各板にはダボ穴を形成して互いに嵌合させるダボ構造を採用することも可能である。このダボ構造の他にも着脱性を考慮し、面ファスナー構造を各板の縁辺部に配置してもよい。
1 本箱体
2 側面板
21 前後板
21a 保持枠
21b 開口部
22 左右板
22a 装飾枠
22b くり貫き部
23 止具
24 裏板
3 天面板
31 分割体
32 嵌合溝
4 底面板
41 分割体
42 嵌合溝
5 磁石
f 写真
m 壺
すなわち、それぞれ所定肉厚をもった略矩形状の面材からなる4枚の側面板、天面板、及び底面板、とから構成した組立分解を自在とした立方体状又は直方体状の箱体であって、前記4枚の側面板は、対向配置した側面板の縁辺部と、該側面板と直角に対向配置した側面板の端面との所定位置に配置した着脱自在な接着手段の接合によって、前記各側面板を保持して矩形筒体を構成し、前記天面板及び底面板は、これら各板面と直角を成す側面部と、前記各側面板の縁辺部との所定位置に配置した着脱自在な接着手段の接合によって、前記矩形筒体の開口部を閉塞して、内部が閉空間となる箱体を構成し、かつ、前記天面板、底面板のいずれか又は両方の片面側には、前記箱体の分解状態において、前記4枚の側面板のうちの1枚の側面板の端面を含めた縁辺部が嵌合して自立させるための嵌合溝を前記接着手段とは別個に形成してなることを特徴としている。
さらに、前記天面板、底面板のいずれか又は両方のそれぞれを着脱自在な分割体として、それぞれの分割体に前記嵌合溝を形成したことを特徴としている。
[本箱体の概要]
本箱体1を構成する上記複数の矩形板は、前後左右の側面部分に配置され、縦横寸法を同じとする4枚の側面板2と、上側に配置される天面板3と、下側に配置される底面板4と、から構成している。天面板3の上面は各側面板2の上端面と面一とし、底面板4の下面は各側面板2の下端面と面一としている。また、本箱体1の接着手段は後述する各矩形板の必要箇所に面一に埋め込んだ複数の磁石5となっている。

Claims (7)

  1. それぞれ所定肉厚の矩形板からなる4枚の側面板、天面板、及び底面板、とから構成した矩形六面体の箱体であって、
    隣接直交する上記2枚の各面板の一方側の面板の端面と他方側の端面の縁辺部を着脱自在の接着手段で保形すると共に、
    前記天面板、底面板のいずれか又は両方の片面側に前記1の側面板が自立保持し得る保持手段を形成して成ることを特徴とする組立分解自在な飾り用箱体。
  2. 前記4枚の側面板が、
    同一形状又は2種2対の形状であることを特徴とする請求項1記載の組立分解自在な飾り用箱体。
  3. 前記側面板に飾り保持枠、装飾仕様、写真保持枠、等の装飾手段を設けたことを特徴とする請求項1、又は2記載の組立分解自在な飾り用箱体。
  4. 前記天面板、底面板のいずれか又は両方のそれぞれを着脱自在な分割体として、それぞれの分割体に前記保持手段を形成したことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の組立分解自在な飾り用箱体。
  5. 前記保持手段が、
    前記1の側面板の端面が適合嵌合して自立し得る嵌合溝であることを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載の組立分解自在な飾り用箱体。
  6. 前記着脱自在の接着手段が、
    前記面板の所要箇所に面一に埋め込んだ磁石、面ファスナー、であることを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5記載の組立分解自在な飾り用箱体。
  7. 前記着脱自在の接着手段が、
    前記面板の所要箇所に形成配置したダボ構造であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、又は6記載の組立分解自在な飾り用箱体。
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