JP2020179500A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要に応じて付加的な機能を追加することが可能な電動工具を提供する。【解決手段】電動工具2は、駆動部24と、駆動制御部31と、接続部5と、取得部33と、を備える。駆動部24は、バッテリ203から供給される電力により駆動される。駆動制御部31は、駆動部24の動作を制御する。接続部5には、複数種類の補助アダプタ10が、電気的かつ機械的に着脱可能である。複数種類の補助アダプタ10は、互いに異なる作業補助機能をそれぞれ有する。作業補助機能は、駆動部24の動作により行われる作業を補助する機能である。取得部33は、複数種類の補助アダプタ10のうちで接続部5に接続された補助アダプタ10から、この補助アダプタ10が有する作業補助機能によってこの補助アダプタ10が生成した作業情報を取得する。【選択図】図1

Description

本発明は、電動工具に関し、特に、バッテリから供給される電力により駆動されるモータを含む電動工具に関する。
従来、ねじ締め等の工具本来の機能に加え、工具本来の機能をサポートするための付加的な機能を備えた電動工具が提案されている。
例えば、特許文献1には、測距手段と、制御部と、を備えた回転式工具が開示されている。制御部は、測距手段により相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知して、着座と判断し、モータを停止する。これにより、特許文献1の回転式工具では、ねじの締めすぎや早止めが防止される。
また、特許文献2には、締付部と、受信部と、制御部と、送信部と、を備えた工具が開示されている。締付部は、動力源によって駆動されて作業対象を被取付部材に締め付ける。受信部は、作業管理装置から送信された設定値を受信する。制御部は、締付部による作業対象の締め付け力が設定値と一致するように締付部の締め付け力を制御する。送信部は、締付部で作業対象に行った作業の内容を作業情報として作業管理装置に送信する。特許文献2の工具を用いれば、作業管理装置によって、作業対象にどのような作業を行ったかを管理することが可能となる。
特開2003−136429号公報 特開2016−91316号公報
しかし、付加的な機能が必要か否か、及び必要となる付加的な機能は、電動工具の使用者によって異なる。また、電動工具の購入後に、付加的な機能が新たに必要となる場合もある。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、使用者が必要に応じて付加的な機能を追加することが可能な電動工具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電動工具は、駆動部と、駆動制御部と、接続部と、取得部と、アダプタ判定部と、を備える。前記駆動部は、モータを含む。前記モータは、バッテリから供給される電力により駆動される。前記駆動制御部は、前記駆動部の動作を制御する。前記接続部には、複数種類の補助アダプタが、電気的かつ機械的に接続可能である。前記複数種類の補助アダプタは、前記駆動部の動作により行われる作業を補助する機能であって互いに異なる作業補助機能をそれぞれ有する。前記取得部は、前記複数種類の補助アダプタのうちで前記接続部に接続された補助アダプタから、この補助アダプタが有する作業補助機能によってこの補助アダプタが生成した作業情報を取得する。前記アダプタ判定部は、前記接続部に前記複数種類の補助アダプタのうちの一の補助アダプタが接続された場合に、接続された前記補助アダプタの種類を判定する。
本発明は、使用者が必要に応じて付加的な機能を追加することが可能な電動工具を提供
できるという利点がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動工具、補助アダプタ及び電池パックのブロック図である。 図2Aは、上記電動工具の外観斜視図である。図2Bは、上記電動工具の別の方向から見た外観斜視図である。 図3は、補助アダプタとしての無線機器を接続した状態の上記電動工具の外観斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。下記の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
本実施形態の電動工具2は、電動のインパクトレンチ(図2A,2B参照)であり、締付部品(例えば、ボルト、ナット等)を取り付けるための締付作業が可能である。
図1,2A,2Bに示すように、電動工具2は、ボディ(ハウジング)20と、駆動部24と、制御部3と、情報記憶部4と、接続部5と、電源部6と、を有している。
図2A,2Bに示すように、電動工具2のボディ20は、筒形状の胴体部21と、胴体部21の周面から径方向に突出するグリップ22と、グリップ22の先端に設けられており電池パック201が着脱可能に装着される装着部23と、を有している。なお、電池パック201は、電動工具2の構成要素には含まれない。
胴体部21には、駆動部24が収納されている。駆動部24は、モータ240を有している。胴体部21の軸方向における一端側(前側)からは、出力軸241が突出している(図2A,2B参照)。出力軸241は、駆動部24の回転動作によって回転する。出力軸241には、締付部品(ボルト、ナット等)を締め付ける又は緩めるための円筒状のソケット242が着脱可能に取り付けられる。ソケット242の先端には、締付部品(ボルト、ナット等)の形状に対応した六角形状の凹所が設けられている。出力軸241に取り付けられるソケット242のサイズは、使用者によって締付部品のサイズに合わせて適宜選択される。電動工具2は、駆動部24の回転動作によって出力軸241が回転することにより、締付部品を締め付ける又は緩めるといった作業が可能となる。
また駆動部24は、インパクト機構を備えている。インパクト機構は、締付トルクが所定レベルを超えると、出力軸241の回転方向に打撃力を加える。これにより、締付部品に対して、より大きな締付トルクを与えることが可能となる。
胴体部21の後面(軸方向における他端側)には、通知部211が設けられている(図2B参照)。通知部211は、例えばLED(Light Emitting Diode)で構成されている。
また、胴体部21の後面には、接続部5が設けられている。接続部5は、本実施形態では、USB(Universal Serial Bus)コネクタを接続可能なUSBポートである。
接続部5には、複数種類の補助アダプタ10が接続可能である。すなわち、接続部5には、複数種類の補助アダプタ10から(使用者によって)任意に選択された一つの補助ア
ダプタ10が、着脱可能に接続される。補助アダプタ10は、接続部5に電気的かつ機械的に接続される。作業性の観点から、補助アダプタ10は、接続部5にケーブルを介さずに接続可能なことが好ましい。複数種類の補助アダプタ10は、それぞれ互いに異なる作業補助機能を有している。作業補助機能は、駆動部24の動作により行われる作業を補助する機能であって、電動工具2による作業を補助する機能である。補助アダプタ10は、作業補助機能によって生成した作業情報を、接続部5を介して電動工具2に送信する。複数種類の補助アダプタ10の例については、後述する。
グリップ22は、使用者が作業を行う際に握る部分であり、トリガスイッチ221、及び正逆切替スイッチ222が設けられている。トリガスイッチ221は、駆動部24の回転動作のオン/オフを制御するためのスイッチである。正逆切替スイッチ222は、出力軸241の回転方向を正転と逆転とに切り替えるスイッチである。グリップ22における胴体部21と反対側の端部には、装着部23が設けられている。
装着部23は、扁平な矩形体状に形成されており、グリップ22と反対側の一面に電池パック201が着脱可能に装着される。電池パック201は、矩形体状に形成された樹脂製のケース202(図2A,2B参照)を有しており、ケース202の内部にバッテリ203(例えば、リチウムイオン電池)を収納している。電池パック201は、駆動部24(モータ240)、電源部6等に電力を供給する。
また、装着部23には、操作パネル231が設けられている。操作パネル231は、例えば、複数の押ボタンスイッチ232、及び複数のLED233を備えており、電動工具2の種々の設定、状態確認等を行うことができる。使用者は、例えば、操作パネル231(詳細には、押ボタンスイッチ232)を操作することにより、電池パック201の残容量の確認等を行うことができる。また、装着部23には、発光部234が設けられている。発光部234は、例えばLEDで構成されている。発光部234は、作業時において作業対象箇所に向けて光を照射するように配置されている。発光部234の点灯/消灯は、操作パネル231の操作で行うことができる。発光部234は、トリガスイッチ221がオンした際に点灯されるよう構成されてもよい。
駆動部24は、モータ240を有しており、動力源である電池パック201のバッテリ203から供給される電力を動力として回転動作する。モータ240は、電池パック201が装着部23に装着された状態で、メインスイッチ1、及びスイッチング素子2400を介して、バッテリ203の両端間に接続される。スイッチング素子2400は、例えばFET(Field Effect Transistor)である。例えば、トリガスイッチ221の引込量が
所定の閾値を超えると、メインスイッチ1がオンされる。また、トリガスイッチ221の引込量に応じて、駆動制御部31(後述する)がスイッチング素子2400のデューティ比を制御することで、駆動部24の回転数が調整される。
情報記憶部4は、例えばフラッシュメモリ等の半導体メモリで構成されている。情報記憶部4には、例えば設定情報が記憶される。設定情報は、電動工具2の動作設定に関する情報であり、例えば、モータ240の最大回転速度の設定値、トルク設定値等を含んでもよい。また、情報記憶部4には、例えば動作情報が記憶される。動作情報は、電動工具2の動作履歴を示す情報であり、例えば、電動工具2の累積動作時間、直前の動作での締付トルクの大きさ等を含んでもよい。また、情報記憶部4には、例えば工具情報が記憶される。工具情報は、電動工具2の機器情報を示す情報であり、例えば、電動工具2の製造年月日、型番等を含んでもよい。
制御部3は、装着部23に収納されている。制御部3は、例えばプロセッサとメモリとを有するマイクロコンピュータ(マイコン)を備えている。制御部3では、プロセッサが
メモリに格納されているプログラムを実行することによって、駆動制御部31、アダプタ判定部32、取得部33、アダプタ制御部34等の機能が実現される。
プロセッサが実行するプログラムは、マイクロコンピュータのメモリに予め記憶されているが、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよいし、電気通信回線を通じて提供されてもよい。また、メモリに格納されているプログラムは、接続部5に接続された補助アダプタ10によって、更新されてもよい。なお、制御部3は、一定時間の間、トリガスイッチ221又は操作パネル231への操作入力が行われなかった場合、スリープ状態となる。制御部3は、スリープ状態中にトリガスイッチ221又は操作パネル231への操作入力が行わると起動する。
駆動制御部31は、駆動部24を制御する。具体的には、駆動制御部31は、スイッチング素子2400のデューティ比を制御する。これにより駆動制御部31は、トリガスイッチ221の引込量に基づいた回転速度で、正逆切替スイッチ222によって設定された回転方向に駆動部24を回転させる。
また駆動制御部31は、情報記憶部4に記憶された設定情報に基づいて、駆動部24の回転動作を制御する。例えば駆動制御部31は、締付トルクが、設定情報に含まれるトルク設定値となるように、駆動部24を制御する。駆動制御部31は、締付トルクの大きさを推定するトルク推定機能を有している。駆動制御部31は、締付トルクの推定値が着座判定レベルに達するまでは、インパクト機構の打撃間における駆動部24(モータ240)の回転速度、回転量変化等に基づいて締付トルクの大きさを推定する。駆動制御部31は、締付トルクの推定値が着座判定レベルに達すると、インパクト機構の打撃数に基づいて締付トルクの大きさを推定する。駆動制御部31は、インパクト機構の打撃数が、トルク設定値に基づいた閾値回数に達すると、締付トルクがトルク設定値に達したと判断してモータ240を停止させる。
アダプタ判定部32は、接続部5に接続された補助アダプタ10の種類を判定する。例えばアダプタ判定部32は、補助アダプタ10が接続部5に接続されたときに、補助アダプタ10から識別情報を受け取り、受け取った識別情報に基づいて補助アダプタ10の種類を判定する。例えば、アダプタ判定部32は、識別情報と補助アダプタ10の種類とを対応付けたテーブルを有しており、このテーブルに基づいて、接続部5に接続された補助アダプタ10の種類を判定する。
取得部33は、接続部5に接続された補助アダプタ10から、作業情報を取得する。上述のように、作業情報は、補助アダプタ10の作業補助機能によって生成される情報であり、補助アダプタ10の種類によって異なる。取得部33は、アダプタ判定部32で判定された補助アダプタ10の種類に応じて、補助アダプタ10から送信される信号(例えば、補助アダプタ10から接続部5に送信される電圧信号)に対応する作業情報の内容を判別する。
取得部33は、例えば、補助アダプタ10から取得した作業情報をもとに、情報記憶部4に記憶された設定情報を更新してもよい。例えば、作業情報としてのトルク設定値を補助アダプタ10から受け取ると、取得部33は、情報記憶部4に記憶されたトルク設定値を、取得したトルク設定値に更新する。その後、駆動制御部31は、更新後のトルク設定値に基づいて駆動部24の回転動作を制御する。
アダプタ制御部34は、接続部5に接続された補助アダプタ10の動作を制御する。例えば、アダプタ制御部34の機能を実現するプログラムは、接続部5に補助アダプタ10が接続されたときに、補助アダプタ10から接続部5を介して取得部32に送信される。
アダプタ制御部34は、このプログラムに基づき、接続部5に接続された補助アダプタ10の動作を制御する。
アダプタ制御部34は、アダプタ判定部32で判定された補助アダプタ10の種類に応じて、この補助アダプタ10の動作を制御する。例えば、アダプタ制御部34は、操作パネル231の押ボタンスイッチ232が操作されたときに、所定の信号を接続部5を介して補助アダプタ10に送信する。補助アダプタ10は、接続部5から信号を受信すると、この信号に応じた動作(例えば、補助アダプタ10の電源のオン/オフの切り換え等)を行う。また、アダプタ制御部34は、情報記憶部4に記憶された動作情報又は工具情報を読み出し、補助アダプタ10に送信してもよい。
電源部6は、装着部23に収納されている。電源部6と制御部3とは、例えば同一の制御基板上に設けられている。電源部6は、モータ240とスイッチング素子2400との直列回路に並列に接続されており、装着部23に電池パック201が装着された状態で、バッテリ203とメインスイッチ1との直列回路の両端間に接続される。電源部6は、例えばDC−DCコンバータ又は3端子レギュレータを備えており、バッテリ203から得られる電力を所定の動作電力に変換し、得られた動作電力を制御部3に供給する。制御部3は、電源部6から供給される動作電力で動作する。また、電源部6は、接続部5に接続されている。電源部6は、接続部5に接続された補助アダプタ10に、動作電力を供給する。したがって、補助アダプタ10は、電源部6から供給される動作電力で動作することが可能である。
次に、接続部5に接続される補助アダプタ10について、説明する。
補助アダプタ10は、上述のように、駆動部24の動作により行われる作業を補助する機能である作業補助機能を有している。複数種類の補助アダプタ10は、互いに異なる作業補助機能を有している。補助アダプタ10が接続部5に接続されると、補助アダプタ10は、作業補助機能によって生成した作業情報を、接続部5を介して取得部33に送信する。制御部3は、取得部33で取得した作業情報に基づき、電動工具2の動作を制御する。
複数種類の補助アダプタ10の例は、無線機器10Aを含む。図3は、接続部5に無線機器10Aが接続された状態の電動工具2の外観斜視図である。
無線機器10Aは、電波を媒体として、外部機器(サーバ等)と通信を行う。無線機器10Aは、外部機器から受信したデータを、接続部5を介して取得部33に送信する。すなわち、補助アダプタ10としての無線機器10Aにおいて、作業補助機能は外部機器との通信機能であり、作業情報は外部機器から受信したデータである。
例えば無線機器10Aは、外部機器から設定データ(例えばトルク設定値)を受信し、受信した設定データを、接続部5を介して取得部33に送信する。電動工具2の駆動制御部31は、取得部33で取得した設定データに基づいて、駆動部24を制御する。なお、その後、アダプタ制御部34は、受け取った設定データに基づく駆動部24の動作が完了したことを、無線機器10Aを介して外部機器に通知してもよい。また、取得部33は、外部機器から、次の設定データを取得してもよい。
無線機器10Aは、アダプタ制御部34から、接続部5を介して電動工具2の動作データ(例えば、直前の動作での締付トルクの大きさのデータ)を受け取り、受け取った動作データを外部機器に送信してもよい。これにより外部機器は、受け取った動作データを収集することで、電動工具2で行われた作業の管理が可能である。また、アダプタ制御部3
4は、無線機器10Aを介して、工具情報等を外部機器に送信してもよい。
複数種類の補助アダプタ10の例は、画像処理装置を含む。画像処理装置は、カメラ及び画像処理部を備える。カメラは、被写体を撮影して画像を生成する。画像処理部は、カメラで生成された画像を処理し、処理された画像をもとに、電動工具2の動作を制御する制御情報を生成し、生成した制御情報を接続部5を介して取得部33に送信する。すなわち、補助アダプタ10としての画像処理装置において、作業補助機能はカメラによる画像生成機能及び画像処理部による画像処理機能であり、作業情報は画像処理部により生成される制御情報である。
画像処理部は、例えば、カメラで生成された画像をもとに、電動工具2での作業が適切に完了しているか否か(例えば、電動工具2で締め付けられたねじが着座しているか否か)を判定する。画像処理部は、例えば、電動工具2での作業が適切に完了していないと判断した場合、その旨を通知する制御情報を生成して接続部5を介して取得部33に送信する。例えば、制御部3は、この制御情報を受け取ると、通知部211を点灯させる。
なお、画像処理装置は、画像を表示するための表示部を備えていてもよい。
複数種類の補助アダプタ10の例は、ディスプレイ装置を含む。ディスプレイ装置は、画像を表示する表示部と、表示部に表示された画像に関連する制御情報を接続部5を介して取得部33に送信する送信部と、を備える。すなわち、補助アダプタ10としてのディスプレイ装置において、作業補助機能は表示部による画像表示機能であり、作業情報は、送信部から送信される制御情報である。
例えばディスプレイ装置では、電動工具2によって複数の作業箇所で作業が行われる場合、次の作業箇所を示す画像が表示部に表示され、この作業箇所に対応する設定データ(例えばトルク設定値)が送信部から取得部33に送信される。
なお、ディスプレイ装置は、送信部から送信される制御情報と関連する画像を表示する機能に加えて、制御情報と関連しない画像を表示部に表示する機能を、さらに有していてもよい。例えば、ディスプレイ装置は、アダプタ制御部34から、電動工具2の動作データ(締付け速度、角度等)を受け取り、受け取った動作データを表示部に表示してもよい。
複数種類の補助アダプタ10の例は、距離情報処理装置を含む。距離情報処理装置は、例えば、計測部(測距センサ)と、送信部と、を備える。計測部は、電動工具2(より詳細には、補助アダプタとして距離情報処理装置)から対象物体までの距離を計測する。送信部は、計測部の計測結果に基づく制御情報を接続部5を介して取得部33に送信する。すなわち、補助アダプタ10としての距離情報処理装置において、作業補助機能は対象物体までの距離の測定機能であり、作業情報は、送信部から送信される制御情報である。
計測部は、例えば、対象物体に向けて光を放射する発光部と、対象物体からの反射光を受ける受光部と、発光部で光が放射されてから受光部で光を受けるまでの時間を計測し、計測した時間を元に対象物体までの距離を演算する演算部と、を備える。送信部は、例えば、計測部で計測された対象物体までの距離を、定期的に、取得部33に送信する。例えば電動工具2の駆動制御部31は、計測部で計測される対象物体までの距離が所定値となったときに、駆動部24の動作を停止させてもよい。これにより、例えば締付部品の締めすぎや早止めが防止される。
複数種類の補助アダプタ10の例は、作業位置管理装置を含む。作業位置管理装置は、
例えば、補助アダプタ10の現在置の情報を取得する現在地情報取得部と、現在地情報取得部で取得された現在地の情報に基づく制御情報を接続部5を介して取得部33に送信する送信部と、を備える。すなわち、補助アダプタ10としての作業位置管理装置において、作業補助機能は現在地の情報を取得する機能であり、作業情報は、送信部から送信される制御情報である。
現在地情報取得部は、例えば、GPS(Global Positioning System)又は外部機器か
らのビーコン信号により現在地の情報を取得する。例えば送信部は、現在地情報取得部で取得された現在地の情報に基づき、現在地の情報に対応する設定データ(トルク設定値等)を接続部5を介して取得部33に送信する。これにより、使用者は、例えば電動工具2を用いて複数の場所で作業を行う場合に、場所に応じた設定データで電動工具2を動作させることができる。
複数種類の補助アダプタ10の例は、音声指示装置を含む。音声指示装置は、例えば、音声を収集するマイクと、音声で指示された指示内容に対応する制御情報を生成し、生成した制御情報を接続部5を介して取得部33に送信する音声処理部と、を備える。すなわち、補助アダプタ10としての音声指示装置において、作業補助機能は音声を収集する機能及び収集した音声から指示内容を判別する機能であり、作業情報は、音声処理部によって生成される制御情報である。
音声処理部は、マイクで収集された音声から、駆動部24の動作に関する指示内容を判別する。例えば、音声処理部は、音声によってトルク設定値が指定されたと判別すると、指定されたトルク設定値を示す制御情報を生成し、取得部33に送信する。駆動制御部31は、取得部33で取得した制御情報(トルク設定値)に基づき、駆動部24を制御する。
上記のように、電動工具2の接続部5には、互いに異なる作業補助機能をそれぞれ有する複数種類の補助アダプタ10が、択一的に接続される。したがって使用者は、複数種類の補助アダプタ10のうちの一つを、必要に応じて接続部5に接続することで、電動工具2の機能を拡張することが可能である。すなわち、本実施形態の電動工具2では、使用者が必要に応じて付加的な機能を追加することが可能である。また、複数種類の補助アダプタ10は、それぞれ作業情報を取得部33に送信する。したがって、補助アダプタ10から受け取った作業情報の内容に基づいて、電動工具2を動作させることが可能である。
(変形例)
本実施形態の電動工具2は、インパクトレンチであるが、これに限られず、電動ドライバーや電動カッター等の任意の電動工具であってよい。
本実施形態の電動工具2は、設定情報、履歴情報、及び工具情報を記憶する情報記憶部4を備えているが、情報記憶部4は必ずしもこれらの情報全てを記憶可能でなくてもよい。また、補助アダプタ10が設定情報等を記憶していてもよく、情報記憶部4は省略可能である。
本実施形態の接続部5はUSBポートであるが、これに限られず、他の規格化されたコネクタが接続可能なポートであってもよいし、専用のコネクタが接続可能なポートであってもよい。例えば、互いに平行に延びる一対のリブを接続部5が備え、このリブが差し込まれる一対の溝を補助アダプタ10が備え、補助アダプタ10を接続部5に対してスライド装着可能としてもよい。このとき、接続部5と補助アダプタ10とが電気的かつ機械的に接続される。すなわち、接続部5は、電池パック201を取り付けるための装着部23の構造と同様の構造を有していてもよい。
接続部5を設ける箇所は、胴体部21の後面に限られず、例えば胴体部21の上面、側面等であってもよい。また、接続部5の数は1つに限られず、電動工具2は複数の接続部5を備えていてもよい。
制御部3は、アダプタ判定部32を備えていなくてもよい。例えば、複数種類の補助アダプタ10の間で、同一の信号(例えば、補助アダプタ10から接続部5に送信される電圧信号)に対して同一の作業情報が割り当てられていれば、接続部5に接続されている補助アダプタ10の種類を制御部3が判別する必要はない。
また、制御部3は、アダプタ制御部34を備えていなくてもよい。
無線機器以外の補助アダプタ10が、外部機器と有線又は無線で接続される通信ポートを備えていてもよい。
電動工具2は、外部機器と有線又は無線で接続される通信ポートを備えていてもよい。電動工具2は、この通信ポートを介して、補助アダプタ10から取得した作業情報を外部機器に送信してもよい。
(態様)
以上説明したように、第1の態様に係る電動工具(2)は、駆動部(24)と、駆動制御部(31)と、接続部(5)と、取得部(33)と、を備える。駆動部(24)は、モータ(240)を含む。モータ(240)は、バッテリ(203)から供給される電力により駆動される。駆動制御部(31)は、駆動部(24)の動作を制御する。接続部(5)には、複数種類の補助アダプタ(10)が、電気的かつ機械的に接続可能である。複数種類の補助アダプタ(10)は、互いに異なる作業補助機能をそれぞれ有する。作業補助機能は、駆動部(24)の動作により行われる作業を補助する機能である。取得部(33)は、複数種類の補助アダプタ(10)のうちで接続部(5)に接続された補助アダプタ(10)から、この補助アダプタ(10)が有する作業補助機能によってこの補助アダプタ(10)が生成した作業情報を取得する。
この構成によれば、使用者は、必要な作業補助機能を有する補助アダプタ(10)を、任意に電動工具(2)に取り付けることが可能であり、この補助アダプタ(10)の機能が不要になれば、電動工具(2)から取り外すことが可能である。すなわち、電動工具(2)に、使用者が必要に応じて付加的な機能を追加することが可能である。また、電動工具(2)は、補助アダプタ(10)の作業補助機能によって生成された作業情報を補助アダプタ(10)から受け取るので、使用者は、作業情報の内容を反映した動作で電動工具(2)を使用することが可能である。
第2の態様に係る電動工具(2)は、第1の態様において、駆動制御部(31)は、取得部(33)で取得した作業情報に基づいて、駆動部(24)の動作を制御する。
この構成によれば、駆動制御部(31)は、作業補助機能の内容を反映した作業情報に基づいて、駆動部(24)の動作を制御することができる。
第3の態様に係る電動工具(2)は、第1又は第2の態様において、接続部(5)に接続された補助アダプタ(10)の動作を制御するアダプタ制御部(34)を更に備える。
この構成によれば、補助アダプタ(10)自身が作業補助機能を実現するための制御部を備えていなくても、補助アダプタ(10)に作業補助機能を行わせることが可能となる
第4の態様に係る電動工具(2)は、装着部(23)と、電源部(6)と、を備える。装着部(23)は、バッテリ(203)を含む電池パック(201)が着脱可能に装着される。電源部(6)は、バッテリ(203)から供給される電力を用いて、接続部(5)を介して補助アダプタ(10)へ電力を供給する。
この構成によれば、補助アダプタ(10)が電源を備えていなくても、補助アダプタ(10)を動作させることが可能となる。
2 電動工具
23 装着部
24 駆動部
31 駆動制御部
33 取得部
34 アダプタ制御部
5 接続部
6 電源部
201 電池パック
203 バッテリ
10 補助アダプタ

Claims (4)

  1. バッテリから供給される電力により駆動されるモータを含む駆動部と、
    前記駆動部の動作を制御する駆動制御部と、
    前記駆動部の動作により行われる作業を補助する機能であって互いに異なる作業補助機能をそれぞれ有する複数種類の補助アダプタが、電気的かつ機械的に接続可能な接続部と、
    前記複数種類の補助アダプタのうちで前記接続部に接続された補助アダプタから、この補助アダプタが有する作業補助機能によってこの補助アダプタが生成した作業情報を取得する取得部と、
    前記接続部に前記複数種類の補助アダプタのうちの一の補助アダプタが接続された場合に、接続された前記補助アダプタの種類を判定するアダプタ判定部と、
    を備える
    電動工具。
  2. 前記駆動制御部は、前記取得部で取得した前記作業情報に基づいて、前記駆動部の動作を制御する
    請求項1記載の電動工具。
  3. 前記接続部に接続された前記補助アダプタの動作を制御するアダプタ制御部を更に備える
    請求項1又は2記載の電動工具。
  4. 前記バッテリを含む電池パックが着脱可能に装着される装着部と、
    前記バッテリから供給される電力を用いて、前記接続部を介して補助アダプタへ電力を供給する電源部と、
    を更に備える
    請求項1〜3の何れか一項に記載の電動工具。
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