JP2020179484A - 振動表示装置、動作プログラム作成装置、およびシステム - Google Patents

振動表示装置、動作プログラム作成装置、およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ロボットの動作時の振動を低減するための教示作業を効率的に行うことを可能とする振動表示装置、動作プログラム作成装置、およびシステムを、提供する。【解決手段】この振動表示装置は、シミュレーション上又は現実のロボットRの動作プログラムに沿って動く先端部の振動状態を取得する振動取得手段と、振動状態を、ロボットRの先端部の軌跡Lに沿って表示装置36に描画する、又は、軌跡Lとして表示装置36に描画する振動軌跡描画手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は振動表示装置、動作プログラム作成装置、およびシステムに関する。
ロボットを動かした際のロボットの先端の軌跡をロボットの画像と共に表示装置に表示する技術が知られている。このような技術は例えば特許文献1に開示されている。
また、ロボットの動作時の振動を加速度センサによって計測し、計測値を目標値に近付けるための学習を行うロボット制御が知られている。このような技術は例えば特許文献2に開示されている。
特開第6385627号公報 特開2011−167817号公報
ロボットの動作時の振動の低減は、ロボットの動作の高速化、ロボットを用いた加工の品質等に直結する。加速度センサを用いてロボットの動作時の振動を計測し、計測値を目標値に近付ける学習を行う場合、その成果を何等かの手段で確認する必要がある。例えば、学習後の動作プログラムを用いてロボットによるワークの加工を実際に行い、ワークの出来栄えに基づき振動の適否を確認する。このような確認はワークの浪費に繋がり、加工の実行およびその準備のための時間を要する。また、学習を行う度にワークの加工を行うことになり、非効率的である。
前述の事情に鑑み、ロボットの動作時の振動を低減するための教示作業を効率的に行うことを可能とする振動表示装置、動作プログラム作成装置、およびシステムが望まれる。
本開示の第1態様の振動表示装置は、シミュレーション上又は現実のロボットの、動作プログラムに基づき動く先端部の振動状態を取得する振動取得手段と、前記振動状態を、前記ロボットの前記先端部の軌跡に沿って表示装置に描画する、又は、前記軌跡として前記表示装置に描画する振動軌跡描画手段と、を備える。
本開示の第2態様の動作プログラム作成装置は、前記振動表示装置と、前記振動表示装置に描画される前記先端部の前記軌跡のうち選択された選択範囲の前記先端部の振動について学習を行い、前記選択範囲における前記先端部の振動を低減する改善後動作プログラムを作成する学習手段と、を備える。
本開示の第3態様のシステムは、ロボットと、前記ロボットを制御するための動作プログラムを作成する動作プログラム作成装置と、前記動作プログラム作成装置と通信可能な上位制御システムと、を備え、前記動作プログラム作成装置は、前記動作プログラムに沿って動く前記ロボットの先端部の軌跡を表示する表示装置と、前記表示装置に表示される前記先端部の前記軌跡のうち選択された選択範囲の前記先端部の振動について学習を行い、前記選択範囲における前記先端部の振動を低減する学習手段と、を有し、前記上位制御システムは、前記動作プログラム作成装置から受信する学習結果を蓄積する。
本発明の第1実施形態の動作プログラム作成装置の概略構成図である。 第2実施形態の動作プログラム作成装置の概略構成図である。 第3実施形態の動作プログラム作成装置の概略構成図である。 各実施形態のロボットの斜視図である。 各実施形態のコンピュータのブロック図である。 各実施形態のロボット制御装置のブロック図である。 各実施形態における表示装置への表示例である。 各実施形態における表示装置への表示例である。 各実施形態における表示装置への表示例である。 各実施形態のロボット制御装置を有する管理システムのブロック図である。 各実施形態のロボット制御装置およびコンピュータを有するシステムのブロック図である。 各実施形態のロボット制御装置を有するシステムのブロック図である。 各実施形態のロボット制御装置を有するシステムのブロック図である。
各実施形態の動作プログラム作成装置は、図1〜図3に示されるように、シミュレーションを行うコンピュータ30であってもよく、ロボットRを制御するためのロボット制御装置20であってもよい。以下の説明は、動作プログラム作成装置がコンピュータ30である場合について説明されているが、後述の構成をロボット制御装置20に適用することも可能である。
第1実施形態に係る振動表示装置および動作プログラム作成装置が、図面を用いながら以下説明されている。
第1実施形態では、図1に示されるように、動作プログラム作成装置であるコンピュータ30にヘッドマウントディスプレイである表示装置(振動表示装置)36が接続され、表示装置36にロボットRの振動状態が表示される。
図5に示されるように、コンピュータ30は、CPU等であるプロセッサ31と、液晶表示装置等のディスプレイ32と、不揮発性ストレージ、ROM、RAM等を有する記憶部33と、キーボード、タッチスクリーン等である入力装置34と、信号、データ等の送受信を行うための送受信部35とを備えている。ディスプレイ32がタッチスクリーン機能を有する場合、ディスプレイ32も入力装置34として機能する。また、本実施形態では、ディスプレイ32も振動表示装置として機能する。
記憶部33にはシステムプログラム33aが格納され、システムプログラム33aはコンピュータ30の基本機能を担っている。記憶部33にはロボットRの動作プログラム33bが格納されている。動作プログラム33bはロボットRの基準座標系を基準に作成され、当該基準座標系においてロボットRの先端部を所定の複数の位置および姿勢に順次配置するためのものである。ロボット制御装置20は動作プログラム33bに基づきロボットRを動作させる。
記憶部33には、ロボットRの先端部の振動状態を取得する振動取得プログラム(振動取得手段)33cと、振動取得プログラム33cによって得たロボットRの先端部の振動状態をロボットRの先端部に沿って描画する振動軌跡描画プログラム(振動軌跡描画手段)33dと、が格納されている。また、記憶部33には、学習プログラム(学習手段)33eも格納されている。
ロボットRは、図4の例では垂直多関節型のロボットであるが、水平多関節型のロボット、マルチリンク型のロボット、その他のロボットであってもよい。
図4に示されるロボットRは、複数の可動軸J1,J2,J3,J4,J5,J6周りにそれぞれアーム部材11,12,13,14,15,16を駆動する複数のサーボモータ(駆動モータ)11a,12a,13a,14a,15a,16a(図6)を有する。サーボモータ11a,12a,13a,14a,15a,16aの駆動力が減速機を介してアーム部材11,12,13,14,15,16に伝達される。また、各サーボモータ11a,12a,13a,14a,15a,16aはその作動位置を検出するための作動位置検出装置17を有し、作動位置検出装置17は一例としてエンコーダである。作動位置検出装置17の検出結果はロボット制御装置20に送信される。
ロボットRは、その先端部に溶接等の加工用のツールTを有する。本実施形態では、ツールTをロボットRの先端部として扱うが、ツールTが取付けられるアーム部材16がロボットRの先端部として扱われてもよい。ツールTは、検査用のツール、洗浄用のツール、ワークのハンドリング用のツール、組立用のツール、又は他のツールであってもよい。
ロボット制御装置20は、図6に示されるように、CPU等であるプロセッサ21と、液晶表示装置等のディスプレイ22と、不揮発性ストレージ、ROM、RAM等を有する記憶部23と、キーボード、操作盤、タッチスクリーン等である入力装置24と、信号、データ等の送受信を行うための送受信部25と、サーボモータ11a〜16aに各々対応したサーボ制御器26とを備えている。記憶部23にはシステムプログラム23aが格納されており、システムプログラム23aがロボット制御装置20の基本機能を担っている。
一方、コンピュータ30の記憶部33には、ロボットRのモデルが格納されており、コンピュータ30はロボットRのモデルを表示装置36又はディスプレイ32に表示させることができる。コンピュータ30の記憶部33には、ロボットRが設置されている設置面のモデル、設置面上に載置されたコンベヤ、ロボットRによって溶接等の加工が行われるワークのモデル、ワークを支持する冶具のモデル、他の機械等のモデルも格納されており、コンピュータ30はこれらのモデルも表示装置36又はディスプレイ32に表示できる。
一例では、コンピュータ30は、ユーザの入力装置34への入力に基づき、ロボットRによってワークの複数個所にスポット溶接を行う動作プログラム33bを作成する。
コンピュータ30は、動作プログラム33bに沿ってシミュレーション上でロボットRを動かし、そのロボットRの動作を表示装置36又はディスプレイ32に表示する。
シミュレーション上のロボットRのモデルは、アーム部材11,12,13,14,15,16の各々の重量および剛性、サーボモータ11a,12a,13a,14a,15a,16aの各々の重量および剛性、各減速機の重量および剛性等の情報を有する。つまり、ロボットRのモデルは、実際のロボットRの重量および剛性の情報を有する。また、ロボットRのモデルは、各サーボモータ11a,12a,13a,14a,15a,16aの性能に関する情報も有する。このため、シミュレーション上のロボットRは、実際のロボットRと近似した動作又は一致した動作を行う。また、シミュレーション上のロボットRは、前記基準座標系に対し現実のロボットRと同じ位置に配置されている。このため、シミュレーション上のロボットRの動作プログラム33bに基づく動作は、現実のロボットRの動作プログラム33bに基づく動作と同じである。
シミュレーション上でロボットRを動かす際に、コンピュータ30は、ロボットRの先端部の軌跡および振動状態を取得する。取得される振動状態は、一例では、先端部の振動を示す振動データである。振動データは、時間とともに変化する先端部の加速度のデータ、時間とともに変化する先端部の振幅のデータであり得る。軌跡を複数のエリアに分割して考えることも可能である。この場合、取得される振動状態は、ロボットRの先端部の軌跡の各エリアにおける加速度の最大値、ロボットの先端部の軌跡の各エリアにおける振幅の最大値であり得る。前記各加速度のデータは、各加速度に関する方向および周波数のデータを有し、前記各振幅のデータは、各振幅に関する方向および周波数のデータを有する。
取得される振動状態は、他の例では、ロボットRの先端部の軌跡のデータそのものである。ロボットRの先端部が振動する時に、前記軌跡が周期的に振動することになる。
コンピュータ30は、ロボットRの先端部の軌跡Lをディスプレイ32および表示装置36に表示する時に、振動軌跡描画プログラム33dに基づき、ロボットRの先端部の振動状態をディスプレイ32および表示装置36に表示する。一例では、コンピュータ30は、前述のように周期的に振動する軌跡Lを表示する。ロボットRの先端部の振動の振幅が極めて小さいことが多いため、コンピュータ30は、例えば振動の振幅を数倍〜数十倍にして表示する(図1および図4)。なお、ロボット制御装置20が振動表示装置として機能する場合は、ディスプレイ22、入力装置24に設けられたディスプレイ等にディスプレイ32と同様の表示が行われる。
他の例では、コンピュータ30は、前記加速度のデータ、前記振幅のデータ等に基づきロボットRの先端部の振動をあらわす画像V1を作成し、当該画像V1をロボットRの先端部の軌跡Lと共に表示装置36又はディスプレイ32に表示する(図7)。当該画像V1の代わりに、図8に示されるように、振動の大きさに応じて色、太さ等が変化する線である画像V2が用いられてもよい。
さらに他の例では、コンピュータ30は、ロボットRの先端部の詳細な軌跡Lをそのまま表示装置36又はディスプレイ32に表示する。詳細な軌跡LにはロボットRの先端の振動が含まれている。ユーザは、入力装置34又は表示装置36の操作部を操作することによって、注目する位置を表示装置36等に拡大表示させてもよい。
なお、表示装置36がヘッドマウントディスプレイである場合、表示装置36には9軸センサが備えられ、9軸センサの検出結果に応じて、シミュレーションのモデル内における視点が変化する。つまり、9軸センサの検出結果に応じて表示装置36に表示される画像が変化する。
例えば、9軸センサは、X軸、Y軸、およびZ軸方向の加速度センサと、X軸、Y軸、およびZ軸周りの加速度センサと、3軸コンパスセンサとを備えている。このため、9軸センサの検出結果に基づき、表示装置36の位置の変化および姿勢の変化をコンピュータ30が認識する。コンピュータ30は、9軸センサの検出結果に基づき認識される表示装置36の位置の変化および姿勢の変化に基づき、シミュレーションのモデル内における視点を変化させる。これにより、ユーザは、頭の位置および姿勢を変化させることにより、注目点を拡大して観察すること、注目点を他の角度から観察すること等が可能となる。
ユーザによる頭の位置および姿勢の変化は、表示装置36の位置および姿勢の変化と一致している。そして、表示装置36がロボットRの先端部に向かって近づく方向に移動すると、表示装置36の表示画面における任意の範囲が拡大表示される。つまり、ユーザによる前述の頭の位置および姿勢の変化は、表示装置36の表示画面における任意の範囲を拡大表示するための操作と言える。
なお、タッチスクリーン機能を有するディスプレイ32の任意の位置をユーザが指を用いて操作することによって、ディスプレイ32の表示画面における任意の範囲が拡大表示されてもよい。
ロボットRの先端部とワークとが近付いた状態で、ロボットRの先端部の僅かな振動が問題になる場合が多い。しかし、このような状態でユーザがロボットRの先端部に近付くことは危険であるため、落ち着いて当該状況をユーザが目視することはできない。前述の拡大表示は、ロボットRの先端部の振動の拡大観察を可能とするので、動作プログラム33bの作成、改善等を行うユーザにとって極めて有用である。
また、コンピュータ30は、記憶部33に格納されている学習プログラム(学習手段)33eに基づき、ロボットRの振動を低減するための学習を行う。例えば、ユーザが入力装置34を用いて、ロボットRの先端部の振動の目標値を入力と、学習の開始の指示を行うと、コンピュータ30は、シミュレーション上でロボットRを動作プログラム33bに基づき複数回動かす。
この時、コンピュータ30は、動作速度、各サーボモータ11a,12a,13a,14a,15a,16aの動作速度等を少しずつ変化させながら、ロボットRの最適な動作を探す。そして、学習プログラム33eに基づき改善された改善後動作プログラムを記憶部33に格納する。なお、周知の学習プログラム33eを用いることが可能であり、様々な周知の学習によりロボットRの先端部の振動の低減を図ることができる。
コンピュータ30は、改善後動作プログラムに基づき動作するロボットRの改善後の振動状態を取得する。取得される振動状態は、改善前の動作プログラム33bに関して取得される振動状態と同様である。
コンピュータ30は、ロボットRの先端部の軌跡Lをディスプレイ32および表示装置36に表示する時に、振動軌跡描画プログラム33dに基づき、改善前の振動状態および改善後の振動状態をディスプレイ32および表示装置36に表示する。改善前の振動状態および改善後の振動状態を互いに対し識別可能に表示することが好ましい。一例では、図4に示されるように、改善後の振動状態を示す軌跡Lの色又は表示態様を改善前の振動状態を示す軌跡の色又は表示態様と異ならせる。図4では改善前の振動状態が破線で示されている。改善後の振動状態も、改善前の振動状態の前述の各態様によって表示される。
ユーザは、改善後の振動状態を改善前の振動状態と比較することによって、動作プログラム33bの更なる改善の要否を容易且つ適切に判断することが可能となる。ロボットRの先端部の振動は小さいが、当該小さい振動を前述の態様のようにディスプレイ32又は表示装置36に表示すると、ユーザは問題のある振動を容易且つ確実に見つけることができる。
例えば、加工点に到達した時、加工中等は、僅かな振動もワークの加工精度に大きな影響を与えるが、単にロボットRの先端部が移動している最中の小さな振動は問題とならない場合がある。このような判断は、ワーク種類、ワークへの加工の種類、加工精度に関する要求等に応じて異なる。このため、ユーザが上記のように振動の状態を容易且つ確実に把握できることは、ロボットRの作業の効率化とロボットRの作業精度の両立を図る上で極めて有利である。
ユーザは、図9に示されるように、ディスプレイ32又は表示装置36に表示されるロボットRの先端部の軌跡Lのうち一部の範囲L1を、タッチスクリーン機能を有するディスプレイ32の操作によって選択可能である。ユーザが入力装置34を用いて前記選択を行ってもよい。ユーザは、例えば軌跡Lのうち選択範囲L1を選択した状態で、ディスプレイ32のタッチスクリーン機能、入力装置34等を用いて、学習の開始をコンピュータ30に指示することができる。
この場合、コンピュータ30は、選択範囲L1におけるロボットRの先端部の振動について重点的に学習を行う。一例では、コンピュータ30は、選択範囲L1におけるロボットRの先端部の振動についてのみ学習を行う。例えば、コンピュータ30は、シミュレーション上において、選択範囲L1を含む限られた範囲でロボットRを複数回に亘って動かし、これにより選択範囲L1における振動を低減する。当該学習によって改善された改善後動作プログラムに基づく振動状態は前述と同様にディスプレイ32又は表示装置36に表示される。
なお、学習プログラム33eを用いずに、ユーザが入力装置34等を用いて動作プログラム33bを改善してもよい。この場合でも、改善後動作プログラムに基づく振動状態がディスプレイ32又は表示装置36に表示される。
また、改善後動作プログラムに基づく振動状態が、改善前の動作プログラム33bに基づく振動状態ではなく、教示した軌跡(目標軌跡)と共にディスプレイ32又は表示装置36に表示されてもよい。
第2実施形態に係る振動表示装置および動作プログラム作成装置が、図面を用いながら以下説明されている。
第2実施形態の振動表示装置の構成は第1実施形態と同一である。第2実施形態の動作プログラム作成装置は、図2に示されるようにロボットRのロボット制御装置20に接続され、コンピュータ30がロボット制御装置20からロボットRの先端部の振動状態を取得し、この点が第1実施形態と異なっている。
第2実施形態のロボットR、ロボット制御装置20、およびコンピュータ30は、以下に特に説明が無い場合は、第1実施形態と同様の構成を有する。
第2実施形態では、実際のロボットRが動作プログラム33bに基づき動作する。また、ロボット制御装置20は、上記動作が行われている際の各サーボモータ11a,12a,13a,14a,15a,16aの作動位置検出装置17の検出結果(動作情報)に基づき、ロボットRの先端部の軌跡および振動状態を計算により求める。求められる振動状態は、第1実施形態においてシミュレーション上で取得される振動状態と同様である。
ロボット制御装置20は、上記動作が行われている際の各サーボモータ11a,12a,13a,14a,15a,16aの駆動電流値(動作情報)に基づき、ロボットRの先端部の軌跡および振動状態を計算により求めてもよい。この場合も、求められる振動状態は、第1実施形態においてシミュレーション上で取得される振動状態と同様である。
コンピュータ30は、前述のように求められた軌跡Lおよび振動状態をロボット制御装置20から取得し、第1実施形態と同様に軌跡および振動状態を表示装置36又はディスプレイ32に表示する。
第2実施形態では、実際のロボットRの各関節における検出結果に基づき、ロボットRの先端部の振動が計算により求められる。このため、ユーザは実際のロボットRの振動を知ることができる。また、ユーザは実際のロボットRの振動を低減するための前記学習等を適切に行うことができる。また、第2実施形態では、実際のロボットRの先端部の振動を、センサを追加することなく求めることができる。
第3実施形態に係る振動表示装置および動作プログラム作成装置が、図面を用いながら以下説明されている。
第3実施形態の振動表示装置の構成は第1実施形態と同一である。第3実施形態の動作プログラム作成装置は、図3に示されるように振動測定用センサ52を有し、コンピュータ30が振動測定用センサ52からロボットRの先端部の振動状態を取得し、この点が第1実施形態と異なっている。
第3実施形態のロボットR、ロボット制御装置20、およびコンピュータ30は、以下に特に説明が無い場合は、第1実施形態と同様の構成を有する。
第3実施形態では、実際のロボットRが動作プログラム33bに基づき動作する。図3に示されるように、例えば、ロボットRの先端部には公知の反射器51が取付けられ、ロボットRの周辺に反射器51の位置を検出するレーザートラッカーである振動測定用センサ52が設けられている。レーザートラッカーの代わりに、ロボットRの先端部に振動測定用センサとして加速度センサが取付けられてもよい。
振動測定用センサ52は例えばロボット制御装置20に接続され、ロボット制御装置20は、各サーボモータ11a,12a,13a,14a,15a,16aの作動位置検出装置17の検出結果に基づきロボットRの先端部の軌跡を認識する。また、ロボット制御装置20は、軌跡の各位置の振動状態を振動測定用センサ52の検出結果に基づき取得する。得られる振動状態は、第1実施形態においてシミュレーション上で取得される振動状態と同様である。
コンピュータ30は、前述の軌跡および振動状態をロボット制御装置20から取得し、第1実施形態と同様に軌跡および振動状態を表示装置36又はディスプレイ32に表示する。コンピュータ30が、振動測定用センサ52の検出結果を直接受信してもよい。検出結果はロボットRの先端部の振動状態をあらわしているので、コンピュータ30は前述と同様に振動状態の表示を行うことができる。
第3実施形態では、実際のロボットRの先端部の振動の実測に基づき、コンピュータ30がロボットRの先端部の振動を取得する。このため、ユーザは実際のロボットRの振動を正確に知ることができる。また、ユーザは実際のロボットRの振動を低減するための前記学習等を適切に行うことができる。
例えば、加工点に到達した時、加工中等は、僅かな振動もワークの加工精度に大きな影響を与えるが、単にロボットRの先端部が移動している最中の小さな振動は問題とならない場合がある。このような判断は、ワーク種類、ワークへの加工の種類、加工精度に関する要求等に応じて異なる。上記各実施形態では、ロボットRの先端部の軌跡に沿って、ロボットRの先端部の振動状態が表示装置36又はディスプレイ32に表示される。当該構成は、上記の様々な条件を満たしながら動作プログラム33bの作成および改善を行うユーザにとって、極めて有用である。
なお、コンピュータ30が、ロボットRの先端部よりも基端側の基端側部の振動状態を取得し、取得した振動状態を表示装置36又はディスプレイ32に表示してもよい。例えば、アーム部材16、アーム部材15等の振動をシミュレーション上で取得することができる。当該振動を各サーボモータ11a,12a,13a,14a,15a,16aの動作情報に基づき取得することも可能である。ロボットRのアーム部材16、アーム部材15等の振動を加速度センサ、レーザートラッカー等の振動測定用センサ52で取得することも可能である。
このように基端側部の振動状態を表示装置36又はディスプレイ32に表示することにより、先端部の振動の発生原因の特定が容易になる場合がある。また、先端部の振動と基端側部の振動の差分を表示装置36又はディスプレイ32に表示することも可能である。当該構成も、先端部の振動の発生原因の特定を容易にするために有利である。
上記各実施形態はVRシステムである。他の例では、ARシステムを採用し、表示装置36又はディスプレイ32に、ロボットRの現実の画像に重畳するように、軌跡Lおよび振動状態の図を表示することができる。
図10に示されるように、複数のコンピュータ30が上位制御システム100に接続されていてもよい。ロボット制御装置20もコンピュータ30と同様に動作プログラム作成装置として機能するので、以下の説明においてコンピュータ30をロボット制御装置20に置換することも可能である。
上位制御システム100は、例えば、複数のコンピュータ30と有線で接続されたコンピュータ、複数のコンピュータ30と同じ敷地内に配置されたコンピュータ等である。上位制御システム100はフォグコンピュータと称される時もある。上位制御システム100は、生産管理システム、出荷管理システム、ロボット用管理システム、部門管理システム等であり得る。
複数の上位制御システム100が他の上位制御システム200等に接続されていてもよい。上位制御システム200は、例えば、複数の上位制御システム100と有線又は無線で接続されたクラウドサーバである。複数のコンピュータ30と上位制御システム100,200とによって例えば管理システムが形成される。
上位制御システム100および上位制御システム200は、それぞれ、プロセッサ等を有する制御部と、表示装置と、不揮発性ストレージ、ROM、RAM等を有する記憶部と、キーボード、タッチパネル、操作盤等である入力装置等を備えている。
このようなシステムは、例えば図11に示されるように、複数のエッジコンピュータ8、複数の上位制御システム100、および単一又は複数の上位制御システム200を含んでいてもよい。図11のシステムにおいて、コンピュータ30、ロボット制御装置20、およびロボットRは、エッジコンピュータ8であり得る。コンピュータ30、ロボット制御装置20、およびロボットRの一部が上位制御システム100であってもよい。図11のシステムは、有線又は無線のネットワークを備えている。
複数のエッジコンピュータ8が、前記学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200に前記学習用情報を送信してもよい。例えば図12に示される構成で当該送信が行われる。この場合、学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200は、受信した学習用情報を用いて学習を行い、各エッジコンピュータ8によるロボットRの制御のための動作パラメータ(学習結果)、動作プログラム(学習結果)等を自動的且つ正確に求めることが可能である。
また、学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200は、受信した学習用情報を用いて、複数のエッジコンピュータ8がそれぞれ制御する複数のロボットRの共通の動作パラメータ(学習結果)、動作プログラム(学習結果)等を求めることが可能である。つまり、前記複数のロボットRが共通の動作パラメータ又は動作プログラムを有することになる。当該システムによれば、多様なデータ集合を用いて、学習の速度、信頼性等を向上することができる。
また、前記学習機能を有するエッジコンピュータ8および上位制御システム100の複数が、前記学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200に前記学習用情報、学習において作成された学習モデル、および学習結果の少なくとも一つを送信してもよい。例えば図13に示される構成で当該送信が行われる。学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200は、受信した情報に基づく知識の最適化や効率化の処理を行うことで、新たに最適化又は効率化された学習モデル又は学習結果を生成する。生成された学習モデル又は学習結果はロボットRを制御するエッジコンピュータ8に配布される。学習結果が配布される場合、配布先のエッジコンピュータ8は学習機能を持っていなくてもよい。
エッジコンピュータ8の間で前記学習用情報、学習モデル、および学習結果を共有することが可能である。例えば図13に示される構成で当該共有が行われる。これは、機械学習の効率の向上に繋がる。また、互いにネットワークで接続された複数のエッジコンピュータ8のうちの一部のエッジコンピュータ8に学習機能を実装し、一部のエッジコンピュータ8の学習結果を他のエッジコンピュータ8によるロボットの制御に用いることも可能である。これは、機械学習に要するコストの低減に繋がる。
上記実施形態に即した例を以下説明する。
例えば、前述のように、コンピュータ30又はロボット制御装置20は、ロボットRの先端部の軌跡のうち選択された選択範囲L1の振動を低減する学習を行う。また、上位制御システム100,200は、コンピュータ30又はロボット制御装置20から学習結果と、当該学習に関する動作プログラム33bを受信し、受信した学習結果を動作プログラム33bと関連付けて蓄積する。
上位制御システム100,200は、蓄積された学習結果を用いて学習を行い、当該学習の結果をコンピュータ30又はロボット制御装置20に送信する。
また、上位制御システム100,200は、受信した学習結果、又は、当該学習結果を用いて上位制御システム100,200において行われた学習の結果を、学習機能を持たないコンピュータ30又はロボット制御装置20に送信する。
R ロボット
T ツール
11〜16 アーム部材
17 作動位置検出装置
20 ロボット制御装置
22 ディスプレイ
23 記憶部
24 入力装置
30 コンピュータ
31 プロセッサ
32 ディスプレイ
33 記憶部
33b 動作プログラム
33c 振動取得プログラム(振動取得手段)
33d 振動軌跡描画プログラム(振動軌跡描画手段)
33e 学習プログラム(学習手段)
34 入力装置
36 表示装置(振動表示装置)

Claims (14)

  1. シミュレーション上又は現実のロボットの、動作プログラムに基づき動く先端部の振動状態を取得する振動取得手段と、
    前記振動状態を、前記ロボットの前記先端部の軌跡に沿って表示装置に描画する、又は、前記軌跡として前記表示装置に描画する振動軌跡描画手段と、を備える振動表示装置。
  2. 前記振動取得手段が、前記動作プログラムに沿って動く前記先端部の振動状態を取得すると共に、前記動作プログラムを学習機能を用いて改善した改善後動作プログラムに沿って動く前記先端部の改善後の振動状態を取得し、
    前記振動軌跡描画手段が、前記振動状態又は教示した軌跡と、前記改善後の振動状態とを、前記ロボットの前記先端部の軌跡に沿って前記表示装置に表示する、請求項1に記載の振動表示装置。
  3. 前記振動取得手段が、前記動作プログラムに沿って動く前記先端部の振動状態を取得すると共に、前記動作プログラムを改善した改善後動作プログラムに沿って動く前記先端部の改善後の振動状態を取得し、
    前記振動軌跡描画手段が、前記振動状態又は教示した軌跡と、前記改善後の振動状態とを、前記ロボットの前記先端部の軌跡に沿って前記表示装置に表示する、請求項1に記載の振動表示装置。
  4. 前記表示装置が、ヘッドマウントディスプレイである、請求項1〜3の何れかに記載の振動表示装置。
  5. 前記振動軌跡描画手段が、前記表示装置の表示画面における任意の範囲を拡大表示するための操作に応じて、前記任意の範囲を拡大して前記表示装置に表示する、請求項1〜4の何れかに記載の振動表示装置。
  6. 前記振動取得手段が、前記シミュレーション上のロボットの前記先端部の前記振動状態、前記現実のロボットの複数の駆動モータの各々の動作情報、又は前記現実のロボットの前記先端部の振動を振動測定用センサによって測定した結果に基づき、前記振動状態を取得する、請求項1〜5の何れかに記載の振動表示装置。
  7. 前記振動取得手段が、前記ロボットにおいて前記先端部よりも基端側の基端側部の基端側振動状態を取得し、
    前記振動軌跡描画手段が、前記基端側振動状態を、前記基端側部の軌跡に沿って前記表示装置に表示する、又は、前記基端側部の前記軌跡として前記表示装置に表示する、請求項1に記載の振動表示装置。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の振動表示装置と、
    前記振動表示装置に描画される前記先端部の前記軌跡のうち選択された選択範囲の前記先端部の振動について学習を行い、前記選択範囲における前記先端部の振動を低減する改善後動作プログラムを作成する学習手段と、を備える動作プログラム作成装置。
  9. 前記学習手段が、ユーザによって任意に選択された前記選択範囲の前記先端部の振動についてのみ学習を行う、請求項8に記載の動作プログラム作成装置。
  10. 前記学習手段が、前記先端部の前記軌跡のうち振動が大きい範囲を自動的に選択し、自動的に選択された前記選択範囲の前記先端部の振動についてのみ学習を行う、請求項8に記載の動作プログラム作成装置。
  11. 前記動作プログラムに関する情報と、前記選択範囲の情報とを、他の動作プログラム作成装置又は上位制御システムに出力するように構成され、又は、前記動作プログラムに関する情報と、前記選択範囲の情報とを、他の動作プログラム作成装置又は上位制御システムから受信するように構成されている、請求項8〜10の何れかに記載の動作プログラム作成装置。
  12. システムであって
    ロボットと、
    前記ロボットを制御するための動作プログラムを作成する動作プログラム作成装置と、
    前記動作プログラム作成装置と通信可能な上位制御システムと、を備え、
    前記動作プログラム作成装置は、
    前記動作プログラムに沿って動く前記ロボットの先端部の軌跡を表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示される前記先端部の前記軌跡のうち選択された選択範囲の前記先端部の振動について学習を行い、前記選択範囲における前記先端部の振動を低減する学習手段と、を有し、
    前記上位制御システムは、前記動作プログラム作成装置から受信する学習結果を蓄積する、システム。
  13. 前記上位制御システムは、前記学習の結果を用いて前記上位制御システムにおいて行われた学習の結果を、前記動作プログラム作成装置に送信するように構成されている、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記上位制御システムは、前記学習結果、又は、前記学習結果を用いて前記上位制御システムにおいて行われた前記学習の結果を、学習機能を持たない動作プログラム作成装置に送信するように構成されている、請求項12又は13に記載のシステム。
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