JP2020179012A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装体全体の色の見え方に統一感があり、下着らしい外観を有する吸収性物品を提供すること。【解決手段】本発明の吸収性物品は、液保持性の吸収体23を有する吸収性本体2と、該吸収性本体2の非肌対向面側に配された外装体3とを具備している。外装体3は、第1の不織布及び第2の不織布を含む2枚以上の不織布が積層されて構成され、少なくとも第1の不織布は色材が練り込まれた繊維を含んでいる。第1の不織布及び第2の不織布の少なくとも一方が、印刷によって着色された印刷領域E1を有している。前記印刷は、第1の不織布と同系色で、吸収体23と重ならない領域に施されている。【選択図】図2

Description

本発明は吸収性物品に関する。
使い捨ておむつ等の吸収性物品においては、外観を下着のように見せる観点や、インジケータの視認性を向上させる観点から、非肌対向面を形成する外装体等の構成部材に着色を施すことが提案されている。例えば、特許文献1には、前側ウエスト区域、後側ウエスト区域、及び股区域の各区域が、所定の色が付与された可視表面を有するバックシート等の部材を含んでいる吸収性物品が記載されている。
特許文献2には、前ウエスト域において外端部に位置する第1領域と、内端部に位置する第2領域と、これら両領域との間に位置する第3領域と、クロッチ域における前ウエスト域側の部分に位置し、かつ、レッグ弾性体が配置された第4領域と、第2領域と第4領域に囲まれた第5領域とを有し、第1領域が他の領域に比して外観視における色の濃度が最も高く、第5領域が他の領域に比して外観視における色の濃度が最も低くなっており、インジケータ手段は、横方向へ延びる弾性体が配置されていない第5領域に位置している着用物品が記載されている。
特許文献3には、第1シート層と、製品外面に露出する第2シート層と、これら両シート間に配された弾性フィルムとが積層され、且つ接合された、弾性フィルム伸縮構造を備え、該弾性フィルム伸縮構造を有する領域における、第2シート層の一部又は全部が白色以外の色に着色された不織布であり、かつ前記弾性フィルムにおける、少なくとも第2シート層の着色部分と重なる部分が、所定の色を有している使い捨て着用物品が記載されている。
特表2008−507386号公報 特開2016−010519号公報 特開2017−225508号公報
使い捨ておむつの外装体は、通常、複数の不織布からなる積層構造を有している。不織布は、光の透過性が高いシート材であるので、外装体は、他の構成部材と厚み方向において重なった部分と、他の構成部材と重なっていない部分とで、該外装体の色が異なって見えることがある。特許文献1ないし3に記載の吸収性物品では、外装体全体の色の見え方に統一感がないので、下着らしい外観が得られ難い。
したがって、本発明の課題は、従来技術の欠点を解決する吸収性物品を提供することにある。
本発明は、液保持性の吸収体を有する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを具備し、
前記外装体は、第1の不織布及び第2の不織布を含む2枚以上の不織布が積層されて構成され、少なくとも第1の不織布は色材が練り込まれた繊維を含み、第1の不織布及び第2の不織布の少なくとも一方が、印刷によって着色された印刷領域を有しており、
前記印刷は、第1の不織布と同系色で、前記吸収体と重ならない領域に施されている、吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、外装体全体の色の見え方に統一感があり、下着らしい外観を有する吸収性物品が提供される。
図1は、本発明の吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの一例を示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつの展開且つ伸長状態における肌対向面側を一部破断して模式的に示す分解斜視図である。 図3は、図1に示すおむつの腹側部及びその近傍の縦断面図である。 図4は、本発明の吸収性物品について他の実施形態のおむつを示す一部破断分解斜視図(図2相当図)である。 図5は、図4に示すおむつの腹側部及びその近傍の縦断面図(図3相当図)である。 図6は、本発明の吸収性物品について他の実施形態における外装体を構成するシートの各両面を示す平面図である。 図7は、本発明の吸収性物品のさらに他の実施形態における外装体を構成するシートの各両面を示す平面図(図6相当図)である。 図8は、本発明の吸収性物品のさらに他の実施形態における外装体を構成するシートの各両面を示す平面図(図6相当図)である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1〜図3には、本発明の吸収性物品の第1実施形態であるパンツ型おむつ1Aが示されている。おむつ1Aは、着用者の前後方向に相当する長手方向Xとこれに直交する幅方向Yとを有する。おむつ1Aは、股下部B並びに該股下部Bの前後から長手方向Xに延出する腹側部A及び背側部Cを有する。おむつ1Aは、腹側部Aから背側部Cに亘って長手方向Xに延在し、液保持性の吸収体23を具備する。股下部Bは、おむつ1Aの着用状態において着用者の股間部に配される部位である。腹側部Aは、おむつ1Aの着用状態において股下部Bよりも着用者の腹側即ち前側に配される部位である。背側部Cは、おむつ1Aの着用状態において股下部Bよりも着用者の背側即ち後側に配される部位である。
おむつ1Aは、液保持性の吸収体23を具備する吸収性本体2と、該吸収性本体2の非肌対向面側に配された外装体3とを具備している。外装体3は、腹側部A及び背側部Cそれぞれにおける長手方向Xに沿う両側縁部AS,CSどうしが、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合手段によって互いに接合されている。これにより、図1に示すとおり、おむつ1Aには、一対のサイドシール部36,36、並びに着用者の胴が通されるウエスト開口部WH、及び着用者の下肢が通される一対のレッグ開口部LH,LHが形成されている。
吸収性本体2は、平面視長方形形状をなし、腹側部Aから背側部Cにわたって長手方向Xに延在しており、その長手方向を展開且つ伸長状態におけるおむつ1Aの長手方向Xに一致させて、外装体3の幅方向Yの中央部に配置されている。吸収性本体2は、接着剤によって外装体3に接合されている。おむつ1Aの「展開且つ伸長状態」とは、おむつ1Aをサイドシール部36で切り離して展開状態とし、その展開状態のおむつ1Aを各部の弾性部材を伸長させて設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。
吸収性本体2は、肌対向面を形成する液透過性の表面シート21、非肌対向面を形成する液不透過性若しくは液難透過性又は撥水性の裏面シート22(不図示)、及び両シート21,22間に介在配置された液保持性の吸収体23を具備しており、これらが接着剤等の公知の接合手段により一体化されて構成されている。表面シート21としては各種の不織布や開孔フィルム等を用いることができ、裏面シート22としては樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布等とのラミネート等を用いることができる。吸収体23は、吸収性コア23aを備えている。吸収性コア23aは例えばパルプを始めとするセルロース等の親水性繊維の積繊体、該親水性繊維と吸収性ポリマーとの混合積繊体、吸収性ポリマーの堆積体、2枚の吸収性シート間に吸収性ポリマーが担持された積層構造体などから構成される。吸収性コア23aは、少なくともその肌対向面が液透過性のコアラップシートで覆われていてもよく、肌対向面及び非肌対向面を含む表面の全域がコアラップシートで覆われていてもよい。コアラップシートとしては、例えば親水性繊維からなる薄葉紙や、液透過性を有する不織布などを用いることができる。
本明細書において、「着用者の前後方向」とは、着用者の腹側から股間部を介して背側に延びる方向を指す。また「肌対向面」は、吸収性物品又はその構成部材(例えば吸収性本体)における、吸収性物品の着用時に着用者の肌側に向けられる面、即ち相対的に着用者の肌に近い側であり、「非肌対向面」は、吸収性物品又はその構成部材における、吸収性物品の着用時に肌側とは反対側、即ち相対的に着用者の肌から遠い側に向けられる面である。尚、ここでいう「着用時」は、通常の適正な着用位置、即ち当該吸収性物品の正しい着用位置が維持された状態を意味し、吸収性物品が該着用位置からずれた状態にある場合は含まない。
おむつ1Aにおいては、吸収性本体2の肌対向面における長手方向Xに沿う左右両側部に、液抵抗性又は撥水性で且つ通気性のシート材から構成された一対の防漏カフ24,24が設けられている。各防漏カフ24の自由端部の近傍には糸状の防漏カフ形成用の弾性部材が1本以上伸長状態で配されている。防漏カフ24は、伸長状態で配された前記弾性部材がおむつ1Aの着用時に収縮することによって、少なくとも股下部Bで起立し、それによって尿等の排泄液の幅方向Y外方への流出を阻止する。
外装体3は、おむつ1Aの外形、即ち、腹側部A、股下部B及び背側部Cそれぞれの外形を形成している。外装体3は、図2に示すとおり、展開且つ伸長状態の平面視において、腹側部A及び背側部Cにおいては、長手方向Xよりも幅方向Yの長さが長い矩形形状をなし、股下部Bにおいては、長手方向Xに沿う両側縁部、即ち一対のレッグ縁部LS,LSが幅方向Yの内方に向けて括れた砂時計状をなしている。
外装体3は、2枚以上の不織布が積層されて構成されている。本実施形態の外装体3は、図2に示すとおり、おむつ1Aの外面即ち非肌対向面を形成する外層シート31と、外層シート31の肌対向面側に対向配置された内層シート32とが積層されている。これら2枚の不織布は、平面視において略同形同大である。また、外装体3は、これら両シート31,32間に伸張状態で配された複数本の糸状又は帯状の弾性部材33,34を備えている。外層シート31と内層シート32とは、接着剤等の公知の接合手段によって接合されている。外層シート31及び内層シート32としては、それぞれ、この種の吸収性物品において外装体として従来用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。例えば外層シート31及び内層シート32として、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、ニードルパンチ不織布等の各種製法による不織布を用いることができる。
図1に示すとおり、一対のレッグ開口部LH,LHそれぞれの開口縁部を形成するレッグ縁部LSには、1本又は複数本のレッグギャザー形成用のレッグ弾性部材33が伸長状態で配されており、これによって一対のレッグ開口部LH,LHそれぞれの開口縁部には、その全周にわたって実質的に連続した環状のレッグギャザーが形成される。図2及び後述する図4では、レッグ弾性部材の図示を省略している。
腹側部A及び背側部Cそれぞれにおける、着用者の胴回りに配されるウエスト域D1には、複数本の胴回り弾性部材34が幅方向Yに伸長状態で、且つ長手方向Xに所定間隔を置いて間欠配置されている。ウエスト域D1は、幅方向Yにおける一対のサイドシール部36,36間の領域であって、吸収体23の長手方向Xの端縁から長手方向Xの外方に延出した領域であり、着用状態において着用者の腰回り及びその近傍に配される。胴回り弾性部材34は、腹側部A及び背側部Cのウエスト域D1において、外装体3の幅方向Yの略全長に亘って延びている。このように、胴回り弾性部材34がその弾性伸縮性が発現される状態で配されていることにより、ウエスト域D1では、ウエスト開口部WHの全周にわたって実質的に連続した環状のウエストギャザーが形成される。
腹側部A及び背側部Cそれぞれにおける、ウエスト域D1よりも股下部B寄りの領域であって、吸収体23の長手方向Xの各側縁と各サイドシール部36との間の領域D2にも、複数本の胴回り弾性部材34が伸長状態で、且つ長手方向Xに所定間隔を置いて間欠配置されている。前記領域D2を、胴回り域D2ともいう。一方、外装体3における吸収性本体2と重なる領域においては、胴回り弾性部材34は切断等によって、弾性伸縮性が発現されない状態で配されている。各弾性部材33,34としては、天然ゴム、ポリウレタン系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、ホットメルト系伸縮部材等の伸縮性素材を糸状(糸ゴム)又は帯状(平ゴム)に形成したものが好ましく用いられる。
外装体3は、第1の不織布及び第2の不織布を含んでおり、これら第1の不織布及び第2の不織布のうち、少なくとも第1の不織布は色材が練りこまれた繊維を含んでいる。即ち第1の不織布は、色材が練りこまれた繊維を含むことによって色味を呈している。以下、色材が練りこまれた繊維を「着色繊維」ともいう。着色繊維は、該繊維を構成する樹脂に色材を練り込むことによって得られる。第1の不織布は、その両面の全域が無模様一色である。第1の不織布において多少の色むらが生じていても、色相が近似する限りは「無模様一色」に含まれる。色相については後述する。
外装体3を構成する複数枚のシートのうち、着色繊維を含む不織布が第1の不織布であり、着色繊維を含まない不織布が第2の不織布である。例えば、外装体が3枚の不織布が積層されて構成されており、そのうちの1枚の不織布のみが着色繊維を含んでいる場合、当該外装体は、1枚の第1の不織布と2枚の第2の不織布とを含んでいる。
第1の不織布及び第2の不織布の少なくとも一方は、印刷によって着色された印刷領域E1を有している。具体的には、第1の不織布及び第2の不織布の少なくとも一方は、一方の面に、印刷によって着色された領域E1と、印刷が施されていない領域とを有している。以下、印刷によって着色された領域を「印刷領域」ともいい、印刷が施されていない領域を「非印刷領域」ともいう。印刷領域を有する不織布は、外装体3を構成するシート部材に対し、公知の方法によって印刷を施すことにより得られる。前記印刷は、第1の不織布と同系色で施されている。「同系色」とは、同系統の色であって、色相が同じ又は近似する色を意味する。色相が近似するか否かは、以下の方法により確認される。
画像解析ソフト(例えば、Wayne Rasband社製の「Image J」)を用いて、第1の不織布及び印刷領域のカラーデジタル画像における各画素のH(色相)を測定する。H(色相)は、8ビットの信号により0〜255の256段階で表わしたときの平均段階値とする。第1の不織布におけるH(色相)の平均段階値と、印刷領域のH(色相)の平均段階値との差が±20ポイント差以内である場合を、「色相が近似する」と判断する。前記H(色相)は1周すると元の色に戻る関係で、H(色相)の平均段階値0とH(色相)の平均段階値255とは大変近い色味となることを意味する。例えば、H(色相)の平均段階値が5であった場合、それと色相が近似するとは、H(色相)の平均段階値が、241〜255又は0〜25であることを意味する。
外層シート31及び内層シート32の2枚の不織布で構成された外装体では、これら2枚のうちの一方が第1の不織布であり、他方が第2の不織布であればよい。本実施形態の外装体3は、外層シート31が着色繊維を含む第1の不織布であり、内層シート32が印刷領域E1を有する第2の不織布からなっている。本実施形態の第2の不織布において、印刷領域E1は、ウエスト域D1における後述する延出部が重なる部分以外の部分と、胴回り域D2とに設けられている。また、図2に示すとおり、おむつ1Aにおいて、印刷領域E1と吸収体23とは、おむつ1Aの厚み方向において重なっていない。一方、非印刷領域Fと吸収体23とは、おむつ1Aの厚み方向において重なっている。以下、外装体3において、吸収体が重なる部分を「吸収体重複部」ともいい、吸収体が重なっていない部分を「吸収体非重複部」ともいう。吸収体非重複部のうち、外装体3を構成するシート部材や他のシート部材の積層枚数が最も少ない部分に比して、該積層枚数が多く重なる部分を「シート重複部」ともいう。また、外装体3において、吸収体重複部及びシート重複部を「部材重複部」ともいう。また、外装体3において、部材重複部以外を「部材非重複部」ともいう。
おむつ等の吸収性物品を着用した状態では、吸収体重複部は、吸収体23によって着用者の肌が被覆されているので、吸収性物品の外面を視たとき、着用者の肌の色が透けて視認され難い。そのため、吸収体重複部に着色繊維を含む第1の不織布を配すると、該第1の不織布の本来の色、即ち第1の不織布の地色が明確に視認される。一方、吸収体非重複部では、着用者の肌の色が外装体3の外面から透けるので、第1の不織布と着用者の肌の色とが混合されて視認される。これにより、吸収体非重複部では、第1の不織布の地色が現れず、該地色がくすんで視認されることがある。特に吸収体23が白色に視認される場合、吸収体重複部では第1の不織布の地色がより一層明確に現れるので、吸収体重複部と吸収体非重複部との色合いの差が顕著になり、外装体3の非肌対向面における色合いの統一感が失われる。これに対し、本実施形態のおむつ1Aでは、吸収体非重複部において第1の不織布の地色に、該第1の不織布の色と同系色の印刷領域E1を重ねて配置するので、着用者の肌の色が透けて視認され難くなると共に、該吸収体非重複部における第1の不織布の地色が濃く視認される。斯かる効果を、以下、吸収体非重複部における色補正効果ともいう。その結果、視認される吸収体非重複部の色が吸収体重複部の色に近づくので、外装体3の非肌対向面の色合いに統一感が生じ、おむつ1Aを下着のような外観にすることができる。
外装体3は、図2及び図3に示すとおり、おむつ1Aのウエスト開口端から外方へ延出した延出部を有している。本実施形態において延出部は、外層シート31がウエスト開口端から外方へ延出した外層延出部31aからなる。ウエスト開口端は、ウエスト域D1のウエスト開口部側の端部である。外層延出部31aは、図3に示すとおり、おむつ1Aの肌対向面側に折り返されて、ウエスト域D1におけるウエスト開口周縁部に位置している。その結果、外装体3は、ウエスト開口周縁部において、シートが3枚積層した積層部分を有している。この積層部分において内層シート32は、外層シート31と外層延出部31aとの間に位置している。本実施形態の外装体3において、延出部と、外装体3を構成するシート部材31,32とが重なってシートの積層枚数が多くなった部分が、前述したシート重複部であり、吸収体非重複部のうち延出部が重なっていない部分が、前述した部材非重複部である。本実施形態の内層シート32、すなわち第2の不織布において、印刷は、延出部以外の領域であって、且つ平面視において該延出部と重なる領域以外の領域に施されている。本実施形態においては、第2の不織布は延出部を備えていないので、結局、印刷は、第2の不織布のうち、平面視において延出部と重なる領域以外の領域に施されている。即ち、本実施形態において、印刷領域E1は、外層延出部31aが積層したシート重複部と重なっていない。吸収体非重複部においてシート重複部は、おむつ1の外面から視認される色の濃さが、シートの積層枚数が少ない領域の色の濃さと異なる傾向にある。これに対し本実施形態のおむつ1では、印刷領域E1がシート重複部以外の領域と重なっているので、吸収体非重複部におけるシート重複部とそれ以外の領域との色の濃さの差を小さくすることができる。即ち、外装体3の非肌対向面におけるウエスト域D1と、それ以外の領域との色合いに統一感を持たせることができる。
吸収体重複部における色合いと、吸収体非重複部における色合いとの差をより小さくして、外装体3における色合いの統一感を向上させる観点から、第2の不織布における印刷領域E1と第1の不織布の地色とのL表色系における色差(ΔE)は、好ましくは5以下であり、より好ましくは4以下である。吸収体非重複部における色補正効果をより向上させる観点から、前記色差の下限値は、好ましくは1.2以上である。前記色差(ΔE値)は下記の方法により測定する。「第1の不織布の地色」は、色材が練りこまれた繊維を含むことによって現れる第1の不織布の色味である。
〔色差(ΔE値)の測定方法〕
色差計としては、日本電色工業株式会社製の簡易型分光色差計NF333(商品名)等を用いることができる。JIS Z 8729に規定する「L表色系」では、Lは明るさを、a、bは色の方向を示しており、aは略赤方向、−aは略緑方向、bは略黄色方向、−bは略青方向を示している。そして、ΔEは、下記式(1)で求められる値である。
ΔE=[(ΔL+(Δa+(Δb1/2・・・(1)
ΔL、Δa、Δbは、それぞれ、2色間のL値、a値、b値の差である。例えばΔLは、ΔL=L −L により計算される。
本計測方法においては、ステープラータイプにてφ4mmのND110センサーを取り付けておき、該センサーの先端部にはOリング(小)を用い、光源C/2、視野角2°で計測する。測定は、おむつの外装体から第1の不織布と印刷領域を有する不織布とを取り出し、これら不織布の着色部分に、センサーの先端部を押し当てて計測する。この際、第1の不織布又は印刷領域を有する不織布は、白色の紙の上に載せた状態で色差を測定する。第1の不織布が印刷領域を有している場合、非印刷領域にて色差を測定する。前記白色の紙は、L***表色系におけるL値が90〜100、a値が−1〜+1、b値が−1〜+1である。測定は10回行い、その平均を測定値とする。本明細書において、L***表色系で表される各値は、本測定方法により測定されるものとする。
吸収体重複部における色合いと吸収体非重複部における色合いとの差をより小さくする観点から、第2の不織布における印刷領域E1と第1の不織布の地色とのL表色系における明度差(ΔL)は、好ましくは5以下であり、より好ましくは4以下である。吸収体非重複部における色補正効果をより向上させる観点から、前記色差の下限値は、好ましくは1.2以上である。
上記と同様の観点から、第2の不織布における印刷領域E1及び第1の不織布の地色は、前記色差(ΔE)が上述した範囲となることを条件として、L***表色系における各値が以下の範囲内であることが好ましい。
印刷領域E1のL値は、好ましくは50以上100以下、より好ましくは60以上90以下である。印刷領域E1のa値は、好ましくは−100以上100以下、より好ましくは−70以上70以下である。印刷領域E1のb値は、好ましくは−100以上70以下、より好ましくは−70以上40以下である。
第1の不織布は、地色のL値が好ましくは60以上100以下、より好ましくは65以上100以下である。第1の不織布は、地色のa値が好ましくは−100以上100以下、より好ましくは−70以上70以下である。第1の不織布は、地色のb値が好ましくは−100以上70以下、より好ましくは−70以上40以下である。
本実施形態の外装体3では、内層シート32の肌対向面、及び外層延出部31aの肌対向面が、外装体3の内面をなし、外層シート31の非肌対向面が外装体3の外面をなしている。内層シート32は、その非肌対向面に印刷領域E1と非印刷領域Fとを有している。図2及び後述する図4は、説明容易の観点から、内層シート32の非肌対向面に形成された印刷領域E1,E2を透視した状態で示している。印刷領域E1において着用者の肌や衣服に印刷の色が移ることを一層抑制すると共に、印刷領域E1が肌に当接することで肌触りが低下することを一層抑制する観点から、外装体3の非肌対向面を構成する不織布の非肌対向面以外の領域、及び外装体3の肌対向面を構成する不織布の肌対向面以外の領域に、印刷が施されていることが好ましい。即ち、印刷領域E1は、外装体3の外面又は内面から直接目視される位置に配されていないことが好ましい。例えば、印刷領域E1を有する不織布が外装体3の非肌対向面の少なくとも一部を構成している場合、該不織布は該外装体3の非肌対向面以外の領域に印刷が施されていることが好ましい。また、印刷領域E1を有する不織布が外装体3の肌対向面の少なくとも一部を構成している場合、該不織布は該外装体3の肌対向面以外の領域に印刷が施されていることが好ましい。
部材非重複部における肌の色が透けて視認されることをより抑制する観点から、印刷領域を有する第2の不織布は、白色の繊維からなる不織布の一方の面に印刷を施したものであることが好ましい。前記と同様の観点から、前記白色の繊維は、L***表色系におけるL値が88〜92、a値が−2〜2、b値が−2〜2であることが好ましい。この白色の繊維の色は、第2の不織布における非印刷領域Fの色である。
次に、本発明の吸収性物品の他の実施形態について図4〜7を参照しながら説明する。以下に説明する第2〜4実施形態については、矛盾しない限り、上述した第1実施形態の説明が適宜適用される。図4〜7中には、上述した第1実施形態と同様の構成について、当該実施形態と同一の符号を付してある。
図4及び図5に、本発明の吸収性物品の第2実施形態であるおむつ1Bを示す。おむつ1Bにおいて外装体3は、前述した延出部として、内層シート32がウエスト開口端から外方へ延出した内層延出部32aを有している。内層延出部32aは、図5に示すとおり、おむつ1Bの肌対向面側に折り返されて、ウエスト域D1におけるウエスト開口周縁部に位置している。その結果、外装体3は、ウエスト域D1のウエスト開口周縁部において、シートが3枚積層した積層部分を有し、該積層部分がシート重複部となっている。この積層部分において内層シート32の肌対向面と、内層延出部32aの非肌対向面とが対向している。本実施形態においては、内層シート32の肌対向面、及び内層延出部32aの肌対向面が、外装体3の内面をなしている。本実施形態では、第2の不織布である内層シート32において、印刷領域E2は、内層延出部32a以外の領域であって、且つ平面視において内層延出部32aと重なる領域以外の領域に施されている。つまり、印刷領域E2は、吸収体重複部、及び内層延出部32aが積層したシート重複部以外の部分に形成されている。
本実施形態における印刷領域E2は、図4に示すとおり、内層延出部32aが重なる領域以外の領域と、吸収体23が重なる領域以外の領域とに配されている。これらの領域においては、インク密度が部分的に異なっており、これに起因して色の濃淡が現れている。詳細には、図4に示すとおり、印刷領域E2は、幅方向Yの内方寄りの位置から外方寄りの位置に向けてインク密度が高くなっている。斯かる構成により、色の違いの境目がわかりにくくなるので、外装体3の色合いの統一感が一層向上する。
本実施形態における印刷領域E2は、インク密度が相対的に低い低密度領域42と、インク密度が相対的に高い高密度領域44とを有している。低密度領域42は、印刷領域E2において、第1の不織布の地色とのL表色系における色差(ΔE)が好ましくは3以下の領域であり、高密度領域44は、第1の不織布の地色とのL表色系における色差(ΔE)が好ましくは3超の領域である。低密度領域42は、第2の不織布の吸収体重複部と重なる非印刷領域Fの周囲に位置している。高密度領域44は、低密度領域42の幅方向Yの両側それぞれに配されている。高密度領域44は、幅方向Yにおいて、吸収体重複部と重なる非印刷領域F及び低密度領域42を挟んで離間している。
外装体3の色合いの統一感をより一層向上させる観点から、印刷領域E2における低密度領域42及び高密度領域44の寸法は以下の範囲内であることが好ましい。
低密度領域42及び高密度領域44それぞれの長手方向Xの長さL3(図4参照)は、吸収体23の長手方向Xの長さL1(図4参照)に対して、好ましくは100%以上、より好ましくは103%以上であり、また好ましくは130%以下、より好ましくは125%以下であり、また好ましくは100%以上130%以下、より好ましくは105%以上125%以下である。
低密度領域42及び高密度領域44それぞれの長手方向Xの長さL3(図4参照)は、好ましくは560mm以上、より好ましくは577mm以上であり、また好ましくは728mm以下、より好ましくは672mm以下であり、また好ましくは560mm以上728mm以下、より好ましくは577mm以上672mm以下である。
低密度領域42の幅方向Yの長さW3(図4参照)は、外装体3の幅方向Yの長さW(図4参照)に対して、好ましくは20%以上、より好ましくは23%以上であり、また好ましくは50%以下、より好ましくは45%以下であり、また好ましくは20%以上50%以下、より好ましくは23%以上45%以下である。
高密度領域44の幅方向Yの長さW4(図4参照)は、外装体3の幅方向Yの長さW(図4参照)に対して、好ましくは22%以上、より好ましくは25%以上であり、また好ましくは40%以下、より好ましくは38%以下であり、また好ましくは22%以上40%以下、より好ましくは22%以上38%以下である。
低密度領域42の幅方向Yの長さW3(図4参照)は、好ましくは110mm以上、より好ましくは127mm以上であり、また好ましくは330mm以下、より好ましくは290mm以下であり、また好ましくは110mm以上330mm以下、より好ましくは127mm以上290mm以下である。
高密度領域44の幅方向Yの長さW4(図4参照)は、好ましくは120mm以上、より好ましくは138mm以上であり、また好ましくは265mm以下、より好ましくは250mm以下であり、また好ましくは120mm以上265mm以下、より好ましくは138mm以上250mm以下である。
外装体3の色合いの統一感を一層向上させる観点から、印刷領域E2におけるインク密度の最も低い部分と、第1の不織布の地色とのL表色系における色差は、好ましくは3以下であり、より好ましくは2.5以下である。吸収体非重複部における色補正効果をより向上させる観点から、前記色差の下限値は、好ましくは1.2以上である。印刷領域E2におけるインク密度の最も低い部分は、印刷領域E2における最も色が薄い部分であり、目視によって確認することができる。
印刷領域E2におけるインク密度の最も低い部分と、インク密度の最も高い部分とのL表色系における色差(ΔE)は、好ましくは1.2以上3以下であり、より好ましくは1.2以上2.5以下である。印刷領域E2におけるインク密度の最も高い部分は、印刷領域E2における最も色が濃い部分であり、目視によって確認することができる。前記インク密度の最も高い部分と第1の不織布の地色とのL表色系における色差(ΔE)は、上述した第1実施形態における印刷領域E1と第1の不織布の地色とのL表色系における色差(ΔE)の好ましい範囲内であることが好ましい。
本実施形態の印刷領域E2は、インク密度が相対的に低い低密度領域42と、インク密度が相対的に高い高密度領域44との2つの領域から構成されているが、これに代えて印刷領域E2は、幅方向Yの内方から外方に向かってインク密度が連続的に高くなっていてもよい。あるいは、印刷領域E2が、インク密度が異なる領域を複数有し、該複数の領域がインク密度の低い順に幅方向Yの内方から外方に向かって並んで配されることで、インク密度が段階的に高くなっていてもよい。
図6〜図8に、本発明の第3〜第5実施形態それぞれについて、外装体3を構成するシートの各両面を示す。前述した第1実施形態及び第2実施形態は、第2の不織布が印刷領域E1,E2を有していたが、第3〜第5実施形態のように、第1の不織布が印刷領域を有していてもよい。第3実施形態において外層シート31は、着色繊維を含む第1の不織布であり、且つ該シートの肌対向面であって吸収体非重複部に印刷領域E3を有している。一方、内層シート32は、白色の繊維からなる第2の不織布であり、当該不織布の肌対向面及び非肌対向面には印刷が施されていない(図6参照)。第4実施形態において外層シート31は、白色の繊維からなる第2の不織布であり、当該不織布の肌対向面及び非肌対向面には印刷が施されていない。一方、内層シート32は、着色繊維を含む第1の不織布であり、且つ該シートの非肌対向面であって吸収体非重複部に印刷領域E4を有している(図7参照)。第5実施形態において外層シート31は、着色繊維を含む第1の不織布であり、且つ該シートの肌対向面であって吸収体非重複部に印刷領域E3を有している。一方、内層シート32は、白色の繊維からなる第2の不織布であり、且つ該シートの非肌対向面であって吸収体非重複部に印刷領域E1を有している(図8参照)。このように第1の不織布が印刷領域E3,E4を有している形態においても、吸収体非重複部における色補正効果が奏される。特に色補正効果をより向上させる観点から、第5実施形態のように、第1の不織布及び第2の不織布の双方が、印刷領域を有していることが好ましい。
吸収体非重複部における色補正効果をより向上させる観点から、第1の不織布が印刷領域を有している場合、第1の不織布における印刷領域は、第1の不織布の地色とのL表色系における色差(ΔE)及び明度差(ΔL)の何れか一方又は双方が、好ましくは5以下、より好ましくは4以下であり、その下限値は好ましくは1.2以上である。前記色差(ΔE値)及び明度差(ΔL)は、上述した〔色差(ΔE値)の測定方法〕によって測定される。
上記と同様の観点から、第1の不織布における印刷領域E3,E4は、前記色差(ΔE)が上述した範囲となることを条件として、L***表色系における各値が、第2の不織布における印刷領域と同様の範囲内であることが好ましい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に制限されず、適宜変更可能である。例えば、上述した第1〜第5実施形態では、吸収体重複部及びシート重複部以外に、印刷領域が配されていたが、本発明の吸収性物品は、少なくとも吸収体重複部以外に配されていればよい。
上述した第1〜第5実施形態では、部材非重複部の全域に印刷領域が配されていたが、これに代えて、部材非重複部の一部に印刷領域が配されていてもよい。
上述した第1実施形態及び第2実施形態のおむつ1A,1Bは、延出部として外層延出部31a及び内層延出部32aをそれぞれ有していたが、本発明の吸収性物品は、延出部を有していなくともよい。
第1の不織布は、前述した第2実施形態のように、インク密度が部分的に異なっている印刷領域を有していてもよい。この場合、第1の不織布の印刷領域は、前述した第2実施形態の印刷領域E2における種々の構成を具備することができる。
1A,1B パンツ型使い捨ておむつ(吸収性物品)
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
3 外装体
31 外層シート
31a 外層延出部
32 内層シート
32a 内層延出部
33 レッグ弾性部材
34 胴回り弾性部材
42 低密度領域
44 高密度領域
A 腹側部
B 股下部
C 背側部
D1 ウエスト域
D2 胴回り域
E1,E2,E3,E4 印刷領域
F 非印刷領域
X 長手方向
Y 幅方向

Claims (7)

  1. 液保持性の吸収体を有する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを具備し、
    前記外装体は、第1の不織布及び第2の不織布を含む2枚以上の不織布が積層されて構成され、少なくとも第1の不織布は色材が練り込まれた繊維を含み、
    第1の不織布及び第2の不織布の少なくとも一方が、印刷によって着色された印刷領域を有しており、
    前記印刷は、第1の不織布と同系色で、前記吸収体と重ならない領域に施されている、吸収性物品。
  2. 前記外装体が、ウエスト開口端から外方へ延出した延出部を有し、
    前記延出部が、肌対向面側に折り返されており、
    前記印刷領域を有する不織布において、前記印刷は、前記延出部以外の領域であって、且つ平面視において該延出部と重なる領域以外の領域に施されている、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 第1の不織布が前記印刷領域を有し、該印刷領域は、第1の不織布の地色とのL表色系における色差が5以下である、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 第2の不織布が前記印刷領域を有し、該印刷領域は、第1の不織布の地色とのL表色系における色差が5以下である、請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記印刷領域を有する不織布が前記外装体の非肌対向面の少なくとも一部を構成している場合、当該不織布は該外装体の非肌対向面以外の領域に前記印刷が施されており、
    前記印刷領域を有する不織布が前記外装体の肌対向面の少なくとも一部を構成している場合、当該不織布は該外装体の肌対向面以外の領域に前記印刷が施されている、請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収性物品。
  6. 第2の不織布が前記印刷領域を有し、第2の不織布は、白色の繊維からなる不織布の一方の面に印刷を施したものである、請求項1〜5の何れか一項に記載の吸収性物品。
  7. 前記印刷領域は、前記吸収性物品の幅方向の内方寄りの位置から外方寄りの位置に向けてインク密度が高くなっており、該領域におけるインク密度の最も低い部分と、前記第1の不織布の地色とのL表色系における色差が3以下である、請求項1〜6の何れか一項に記載の吸収性物品。
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