JP2020178661A - フィルタ装置、及びスライドグラス標本作製方法 - Google Patents

フィルタ装置、及びスライドグラス標本作製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルタ装置を簡素化すると共に、フィルタに触れることなく該フィルタを容器から取外し可能にする。【解決手段】フィルタ装置10は、目的細胞を捕捉するためのフィルタ12と、目的細胞を含む液体が流される排液側流路24が設けられ、排液側流路24の上流側の開口部22にフィルタ12が着脱可能に嵌め込まれる容器14と、容器14に結合されて開口部22を閉塞すると共に容器14との間にフィルタ12を挟持可能に構成され、目的細胞を含む液体がフィルタ12に向けて流される給液側流路26が設けられた蓋部材16と、を有し、容器14における排液側流路24の外部において、フィルタ12を開口部22の反対側から押圧して開口部22から取外し可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、フィルタ装置、及びスライドグラス標本作製方法に関する。
フィルタが、第一フィルタ保持部材と第二フィルタ保持部材とにより挟まれて保持されたフィルタ部材が開示されている(特許文献1参照)。
また、細胞捕捉デバイスの蓋部材の第1の突出部と収納部材の第2の突出部とにより細胞捕捉フィルタを固定し、第1の嵌合部と第2の嵌合部とを嵌合させることにより、細胞捕捉フィルタのフィルタ領域が環状の第1の突出部と第2の突出部とによって囲まれた状態で、細胞捕捉フィルタが蓋部材と収納部材との間に固定される構造が開示されている(特許文献2参照)。
更に、自動操作と手動操作を組み合わせて固定標本を作製する方法が開示されている(特許文献3参照)。この文献には、フィルタ上に細胞を捕集し、細胞診用プレパラートを作製することが記載されている。
特許第6165574号公報 国際出願公開第2015/147086号 特開2002−122523号公報
上記した特許文献1に記載の従来例では、装置に対するフィルタ部材の設置及び取り出しについては記載されているが、第一フィルタ保持部材と第二フィルタ保持部材からのフィルタの取外しや、フィルタで捕捉した細胞のスライドグラスへの転着については何ら考慮されていない。
上記した特許文献2に記載の従来例では、細胞の捕捉作業後、細胞捕捉デバイスを分解することなくそのまま顕微鏡のステージに載せて細胞の有無を観察する構成となっており、フィルタで捕捉した細胞のスライドグラスへの転着については何ら考慮されていない。また、この従来例では、細胞捕捉デバイスが複雑な構造を有していると考えられる。
更に、上記した特許文献3に記載の従来例では、フィルタにより細胞を捕集した後、フィルタを装置から取り外すこと、及びフィルタからプレパラートを作製する方法について、特段の記載はない。
本発明は、フィルタ装置を簡素化すると共に、フィルタに触れることなく該フィルタを容器から取外し可能にすることを目的とする。
第1の態様に係るフィルタ装置は、目的細胞を含む液体から前記目的細胞を捕捉するためのフィルタと、前記液体が流される排液側流路が設けられ、前記排液側流路の上流側の開口部に前記フィルタが着脱可能に嵌め込まれる容器と、前記容器に結合されて前記開口部を閉塞すると共に前記容器との間に前記フィルタを挟持可能に構成され、前記目的細胞を含む液体が前記フィルタに向けて流される給液側流路が設けられた蓋部材と、を有し、前記容器における前記排液側流路の外部において、前記フィルタを前記開口部の反対側から押圧して前記開口部から取外し可能に構成されている。
このフィルタ装置では、フィルタが容器における排液側流路の上流側の開口部に嵌め込まれ、蓋部材により開口部を閉塞すると共に容器との間にフィルタを挟持する。したがって、フィルタ装置の構成が簡素である。
また、このフィルタ装置では、目的細胞を含む液体が蓋部材の給液側流路に注入される。目的細胞を含む液体がフィルタを通過する際に、目的細胞が捕捉され、液体から分離される。フィルタを通過した液体については、容器の排液側流路を通じて外部に排出可能である。
蓋部材を容器から取り外し、排液側流路の外部においてフィルタを開口部の反対側から押圧することで、フィルタに触れることなく該フィルタを容器から取り外すことができる。
第2の態様は、第1の態様に係るフィルタ装置において、前記開口部には、前記フィルタの外縁より内側に張り出した3箇所以上の引掛け部が設けられており、前記フィルタは、前記開口部における前記引掛け部より奥側に嵌め込まれている。
このフィルタ装置では、開口部に、フィルタの外縁より内側に張り出した3箇所以上の引掛け部が設けられており、フィルタが開口部における引掛け部より奥側に嵌め込まれているので、フィルタにより液体から目的細胞を分離した後、蓋部材を容器から取り外す際に、フィルタが蓋部材に付着していたとしても、フィルタが引掛け部に引っ掛って蓋部材から外れ、容器側に留まる。このため、蓋部材の取外し時にフィルタが容器から外れることを抑制できる。
一方、容器における排液側流路の外部において、フィルタを開口部の反対側から押圧した際には、フィルタが引掛け部を乗り越えることで、フィルタを容器から取り外すことができる。
第3の態様は、第1の態様又は第2の態様に係るフィルタ装置において、前記フィルタの外形が多角形に形成されている。
このフィルタ装置では、フィルタの外形が多角形に形成されているので、フィルタと引掛け部との引掛り領域が局所的になる。したがって、フィルタを開口部の反対側から押圧した際に、フィルタが比較的容易に引掛け部を乗り越えることができる。また、容器にフィルタを取り付ける場合も同様である。
第4の態様は、第1〜第3の態様の何れか1態様に係るフィルタ装置において、前記容器における前記開口部の径方向外側には、複数の容器側嵌合爪が円周方向に離間して設けられ、前記蓋部材には、前記蓋部材を前記容器に対して前記開口部回りに正逆転させることで前記容器側嵌合爪との嵌合及び嵌合解除が可能な複数の蓋部材側嵌合爪が円周方向に離間して設けられ、前記容器側嵌合爪と前記蓋部材側嵌合爪との嵌合により、前記蓋部材が前記容器に結合される。
このフィルタ装置では、蓋部材を容器に対して開口部回りに正転させることで、蓋部材側嵌合爪と容器側嵌合爪が嵌合し、蓋部材が容器に結合される。また、蓋部材を容器に対して開口部回りに逆転させることで、蓋部材側嵌合爪と容器側嵌合爪との嵌合が解除され、蓋部材を取り外すことが可能となる。このように簡単な操作で、蓋部材と容器とを結合したり、蓋部材を取り外したりすることができる。
第5の態様は、第4の態様に係るフィルタ装置において、前記容器における前記開口部の径方向外側には、前記蓋部材を前記容器に対して逆転させた際に前記蓋部材側嵌合爪と摺動し前記蓋部材が前記容器から離れる方向に案内する傾斜面が設けられている。
このフィルタ装置では、蓋部材を容器に対して逆転させた際に、蓋部材側嵌合爪が容器の傾斜面上を摺動し、蓋部材が容器から離れる方向に案内される。蓋部材を容器から離れる方向に引かなくても蓋部材が容器から離れるので、蓋部材を容易に取り外すことができる。
第6の態様に係るスライドグラス標本作製方法は、目的細胞を捕捉するためのフィルタと、前記目的細胞を含む液体が流される排液側流路が設けられ、前記排液側流路の上流側の開口部に前記フィルタが着脱可能に嵌め込まれる容器と、前記容器に結合されて前記開口部を閉塞すると共に前記容器との間に前記フィルタを挟持可能に構成され、前記目的細胞を含む液体が前記フィルタに向けて流される給液側流路が設けられた蓋部材と、を有し、前記容器における前記排液側流路の外部において、前記フィルタを前記開口部の反対側から押圧して前記開口部から取外し可能に構成されているフィルタ装置を用い、前記フィルタ装置の前記給液側流路に前記液体を注入し、前記フィルタにより前記目的細胞を捕捉する第1ステップと、前記フィルタ装置から前記蓋部材を取り外し、前記フィルタを露出させる第2ステップと、前記開口部の周縁にスライドグラスを当て、取外し治具を用いて、前記容器における前記排液側流路の外部において、前記フィルタを前記開口部の反対側から押圧して前記開口部から取り外し、前記フィルタを前記スライドグラスに密着させ、前記目的細胞を前記スライドグラスに接着、転写する第3ステップと、前記スライドグラスから前記フィルタを剥離させる第4ステップと、を有する。
このスライドグラス標本作製方法では、第1ステップにおいて、目的細胞を含む液体からフィルタにより目的細胞を捕捉し分離する。次に第2ステップにおいて、フィルタ装置から蓋部材を取り外し、フィルタを露出させる。次に第3ステップにおいて、容器の開口部の周縁にスライドグラスを当て、取外し治具を用いて、容器における排液側流路の外部においてフィルタを開口部の反対側から押圧してフィルタを開口部から取り外し、スライドグラスに密着させる。このとき、フィルタには液体が残存しているので、容器から取り外されたフィルタの細胞捕捉側の面が、該液体の表面張力によりスライドグラスに付着する。このため、フィルタに触れることなく、該フィルタを効率的にスライドグラスに密着させることができる。
また、フィルタの細胞捕捉側の面がスライドグラスに密着するため、フィルタに捕捉された目的細胞がスライドグラスに接着、転写される。そして、第4ステップにおいてスライドグラスからフィルタを剥離させる。このようにして、スライドグラス標本を得ることができる。
本発明によれば、フィルタ装置を簡素化すると共に、フィルタに触れることなく該フィルタを容器から取外し可能にすることができる。
フィルタ装置を示す分解斜視図である。 フィルタ装置を図1と異なる方向から示す分解斜視図である。 蓋部材を示す斜視図である。 容器を示す側面図である。 フィルタ装置を示す断面図である。 容器の引掛け部と、容器に嵌め込まれたフィルタの一例を示す平面図である。 容器の引掛け部と、容器に嵌め込まれたフィルタの他の例を示す平面図である。 フィルタ装置を示す斜視図である。 フィルタ装置において、蓋部材を回転させた状態を示す斜視図である。 容器と取外し治具を示す斜視図である。 取外し治具の上に容器を配置し、開口部の周縁にスライドグラスを載置した状態を示す斜視図である。 図11におけるXII−XII矢視断面図である。 図11において、スライドグラスと共に容器を押し下げた状態を示す斜視図である。 図13におけるXIV−XIV矢視断面図である。 図13の状態から、フィルタが密着したスライドグラスを取り外した状態を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。
[フィルタ装置]
図1、図2において、本実施形態に係るフィルタ装置10は、フィルタ12と、容器14と、蓋部材16とを有している。
フィルタ12は、目的細胞(図示せず)を含む液体から目的細胞を捕捉するための部材であり、極薄板に多孔領域18が形成されたものである。フィルタ12の外形は、例えば多角形に形成されているが、容器14に取付け可能な形状であればよく、六角形(図1、図2、図6)、円形(図7)等の各種形状とすることが可能である。多孔領域18には、多数の孔20が格子配列、千鳥配列等の配列により、均一に又は規則的に形成されている。また、孔20の孔径は、目的細胞を通過させず、かつ、血球等の血液成分等、目的細胞以外の体液細胞である非目的細胞を通過させることができるサイズとされる。フィルタ12の形式は、材質及び断面形状により複数種類に分類でき、例えば、3D金属フィルタ、2D金属フィルタ、2D樹脂フィルタ、3D樹脂フィルタ(何れも図示せず)が挙げられる。
容器14は、液体が流される排液側流路24(図1、図2、図5)が設けられ、排液側流路24の上流側の開口部22(図1、図2)にフィルタ12が着脱可能に嵌め込まれる部材である(図5から図7)。容器14は、平面視で略長方形の底壁部14Eを有し、該底壁部14Eの四辺からそれぞれ側壁部14A〜14Dが上方に立設されている。図1、図2に示されるように、側壁部14A〜14Dは環状に連なっており、底壁部14Eを基準とした上端の高さは例えば一定である。
底壁部14Eの例えば中央部には、外側円筒部14Fが上方に立設されている。容器14の開口部22は、この外側円筒部14Fの上端に形成されている。底壁部14Eを基準とした外側円筒部14Fの上端の高さは、側壁部14A〜14Dの上端の高さよりも高く設定されている。側壁部14Aの中央部と外側円筒部14Fとは、リブ14Gにより接続されている。外側円筒部14Fの内側には、内側円筒部14Hが該外側円筒部14Fと同心状かつ上方に立設されている。底壁部14Eを基準とした内側円筒部14Hの上端の高さ位置は、外側円筒部14Fの上端の高さ位置よりも低く設定されている。
開口部22における内側円筒部14Hの上端には、Oリング34が取り付けられる円環状の溝14Jが形成されている。内側円筒部14Hの内側と底壁部14Eとにより、排液側流路24の一部を構成する排液側チャンバ44が形成されている。図5に示されるように、排液側流路24は、排液側チャンバ44からリブ14Gの内部を通り、側壁部14Aに開口している。
開口部22には、フィルタ12の外縁より内側に張り出した3箇所以上の引掛け部28が設けられている。フィルタ12は、開口部22における引掛け部28より奥側に嵌め込まれている。図6に示される例では、引掛け部28は、例えば3箇所に形成され、外側円筒部14Fの内周面に沿ってそれぞれ弧状に形成されている。この引掛け部28は、フィルタ12が六角形である場合に対応しており、フィルタ12をどの向きに取り付けても、フィルタ12の角部が3箇所の引掛け部28の下側にそれぞれ入り込むように設定されている。
また、図7に示される例では、引掛け部28は、外側円筒部14Fの内周面の3箇所に局所的に形成されている。この引掛け部28は、フィルタ12が方向性のない円形である場合に対応しており、フィルタ12が3箇所の引掛け部28の下側にそれぞれ入り込むように設定されている。
容器14における開口部22の径方向外側には、複数の容器側嵌合爪54が円周方向に離間して設けられている。図示の例では、例えば4箇所の容器側嵌合爪54が均等に設けられている。容器側嵌合爪54は、例えば外側円筒部14Fの上端から径方向外側に張り出して設けられている。
図1、図2、図4に示されるように、容器14における開口部22の径方向外側には、蓋部材16を容器14に対して逆転させた際に蓋部材側嵌合爪56(後述)と摺動し蓋部材16が容器14から離れる方向に案内する傾斜面14Sが設けられている。傾斜面14Sは、円周方向に隣り合う容器側嵌合爪54の間、つまり4箇所に設けられている。なお、傾斜面14Sが設けられる位置は1箇所でもよいが、2箇所以上であることが望ましい。
図5に示されるように、外側円筒部14Fと内側円筒部14Hの間には、容器14の底壁部14Eに開口する治具差込み孔14Kが形成されている。治具差込み孔14Kは、容器14の開口部22から底壁部14Eまで貫通している。また、治具差込み孔14Kは、引掛け部28の位置に対応してそれぞれ弧状に形成されている(図示せず)。
容器14における排液側流路24の外部において、後述する取外し治具30のブレード30A(図10)を底壁部14E側から治具差込み孔14Kに差し込むことにより、フィルタ12を開口部22の反対側(底壁部14E側)から押圧して開口部22から取外し可能に構成されている(図12、図14)。図10において、取外し治具30は、長方形の基部30Bに、3枚のブレード30Aと、4箇所のガイド柱30Cを立設して構成されている。ブレード30Aは、容器14の治具差込み孔14Kに対応して、平面視でそれぞれ弧状に形成されている。ガイド柱30Cは、基部30Bの四隅にそれぞれ設けられ、平面視でそれぞれL字形に形成されている。ガイド柱30Cの内法寸法W30,L30は、容器14の幅W14と長さL14に対応している。
図1から図3において、蓋部材16は、容器14に結合されて開口部22を閉塞すると共に容器14との間にフィルタ12を挟持可能に構成されている。蓋部材16には、目的細胞を含む液体がフィルタ12に向けて流される給液側流路26が設けられている。給液側流路26の状態を外部から観察可能なように、蓋部材16の少なくとも一部が透明な材料で構成されていてもよい。蓋部材16の全体が透明な材料で構成されていてもよい。また、排液側流路24が外部から観察可能なように、容器14の少なくとも一部又は全部が透明な材料で構成されていてもよい。
蓋部材16は、平面視で略長方形の上壁部16Eを有し、上壁部16Eの四辺からそれぞれ側壁部16A〜16Dが下方に立設されている。側壁部16A〜16Dは環状に連なっており、上壁部16Eを基準とした下端の高さは例えば一定である。
上壁部16Eの例えば中央部には、外側円筒部16Fが下方に立設されている。外側円筒部16Fの下端は開口している。上壁部16Eを基準とした外側円筒部16Fの下端の高さ位置は、側壁部16A〜16Dの下端の高さ位置と同等に設定されている。側壁部16Cの中央部と外側円筒部16Fとは、リブ16Gにより接続されている。外側円筒部16Fの内側には、内側円筒部16Hが該外側円筒部16Fと同心状に下方に立設されている。上壁部16Eを基準とした内側円筒部16Hの下端の高さは、外側円筒部16Fの下端の高さと同等に設定されている。
内側円筒部16Hの下端には、Oリング36(図1、図2)が取り付けられる円環状の溝16Jが形成されている。内側円筒部16Hの内側と上壁部16Eとにより、給液側流路26の一部を構成する給液側チャンバ46が形成されている。図5に示されるように、給液側流路26は、側壁部16Cに開口し、リブ16Gの内部を通り、給液側チャンバ46に通じている。
蓋部材16には、蓋部材16を容器14に対して開口部22回りに正逆転させることで容器側嵌合爪54との嵌合及び嵌合解除が可能な複数の蓋部材側嵌合爪56が円周方向に離間して設けられている。具体的には、図5に示されるように、例えば4箇所の蓋部材側嵌合爪56が、外側円筒部16Fの下端から径方向内側に張り出して形成されている。容器側嵌合爪54と蓋部材側嵌合爪56との嵌合及び嵌合解除を行うための蓋部材16の正逆転の角度は、例えば45°である。この角度は適宜変更することができる。
蓋部材16は、容器側嵌合爪54と蓋部材側嵌合爪56との嵌合により容器14に結合される。容器14に対する蓋部材16の着脱を手動で行う場合の目印として、蓋部材16の側壁部16Aと、容器14の側壁部14Aには、位置合わせ用のマーキング16M,14Mが設けられている(図9参照)。また、図1、図2に示されるように、蓋部材16の上壁部16Eの外面には、蓋部材16を取外す際の蓋部材16の回転方向を示す矢印16Yが表示されている。
なお、図示の例では、容器14が下側、蓋部材16が上側に配置されている。したがって、容器14を下側容器、蓋部材16を上側容器と呼ぶこともできる。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1、図2、図5において、本実施形態に係るフィルタ装置10では、フィルタ12が容器14における排液側流路24の上流側の開口部22に嵌め込まれ、蓋部材16により開口部22を閉塞すると共に容器14との間にフィルタ12を挟持する。具体的には、フィルタ12は、Oリング34,36により水密に挟持される。したがって、フィルタ装置10の構成が簡素である。
また、蓋部材16を容器14に対して開口部22回りに正転させる(矢印16Yと逆方向に回転させる)ことで、蓋部材側嵌合爪56(図3)と容器側嵌合爪54が嵌合し、蓋部材16が容器14に結合される。また、蓋部材16を容器14に対して開口部22回りに逆転させる(矢印16Yの方向に回転させる)ことで、蓋部材側嵌合爪56と容器側嵌合爪54との嵌合が解除され、蓋部材16を取り外すことが可能となる。このように簡単な操作で、蓋部材16と容器14とを結合したり、蓋部材16を取り外したりすることができる。
蓋部材16を容器14に対して逆転させた際には、蓋部材側嵌合爪56が容器14の傾斜面14S(図1、図2)上を摺動し、蓋部材16が容器14から離れる方向に案内される。蓋部材16を容器14から離れる方向に引かなくても蓋部材16が容器14から離れるので、蓋部材16を容易に取り外すことができる。
図5、図8において、フィルタ装置10では、目的細胞を含む液体が蓋部材16の給液側流路26に注入される(矢印IN方向)。蓋部材16の少なくとも一部が透明な材料で構成されている場合、給液側流路26の状態を外部から目視可能である。目的細胞を含む液体がフィルタ12を通過する際に、目的細胞が捕捉され、液体から分離される。フィルタ12を通過した液体については、容器14の排液側流路24を通じて外部に排出可能である(矢印OUT方向)。
図9から図15において、蓋部材16を逆転させて容器14から取り外し、排液側流路24の外部においてフィルタ12を開口部22の反対側から押圧することで、フィルタ12に触れることなく該フィルタ12を開口部22から取り外すことができる。具体的には、フィルタ装置10から蓋部材16を取り外して容器14に嵌め込まれたフィルタ12を露出させる(図9,図10)。開口部22には、フィルタ12の外縁より内側に張り出した3箇所以上の引掛け部28が設けられており、フィルタ12が開口部22における引掛け部28より奥側に嵌め込まれているので、フィルタ12により液体から目的細胞を分離した後、蓋部材16を容器14から取り外す際に、フィルタ12が蓋部材16に付着していたとしても、フィルタ12が引掛け部28に引っ掛って蓋部材16から外れ、容器14側に留まる。このため、蓋部材16の取外し時にフィルタ12が容器14から外れることを抑制できる。
この容器14を取外し治具30にセットし、開口部22の周縁にスライドグラス32を当てる。図示の例では、開口部22を構成する外側円筒部14Fの上端にスライドグラス32を載置する(図11、図12)。このとき、取外し治具30のブレード30Aが、容器14の底壁部14E側から治具差込み孔14Kに挿入される。スライドグラス32を下方(矢印F方向)へ押し込むと、容器14が下降する一方、容器14における排液側流路24の外部において、フィルタ12の周縁に取外し治具30のブレード30Aが下方から当接するため、フィルタ12が開口部22の反対側から押圧され、容器14から外れることとなる。このとき、フィルタ12の周縁が引掛け部28を乗り越えることで、フィルタ12を容器14の開口部22から取り外すことができる。
図1等に示される例では、3箇所の引掛け部28が弧状に形成され、フィルタ12の外形が多角形(六角形)に形成されているので、フィルタ12と引掛け部28との引掛り領域が局所的になる。また、図7に示される例では、フィルタ12の外形が円形であるが、3箇所の引掛け部28が局所的に形成されている。したがって、フィルタ12を開口部22の反対側から押圧した際に、フィルタ12が比較的容易に引掛け部28を乗り越えることができる。これは、容器14の開口部22にフィルタ12を取り付ける場合も同様である。
フィルタ12には液体が残存しているので、容器14から取り外されたフィルタ12の細胞捕捉側の面が、該液体の表面張力によりスライドグラス32に付着する。またこのとき、フィルタ12に捕捉されている目的細胞が、スライドグラス32に接着、転写される。引掛け部28が例えば3箇所であるので、フィルタ12がスライドグラス32と平行な状態(水平状態)で容器14の開口部22から外れて該スライドグラス32に接着し、目的細胞が均一な状態でスライドグラス32に転写される。
このように、本実施形態によれば、フィルタ装置10を簡素化すると共に、フィルタ12に触れることなく該フィルタ12を容器14から取外し可能にすることができる。
[スライドグラス標本作製方法]
図8から図15において、スライドグラス標本作製方法は、第1ステップS1〜第4ステップS4を有している。このスライドグラス標本作製方法は、図示しない装置を用いて自動的に行うことが可能である。
第1ステップS1は、目的細胞を捕捉するためのフィルタ12と、目的細胞を含む液体が流される排液側流路24が設けられ、排液側流路24の上流側の開口部22にフィルタ12が着脱可能に嵌め込まれる容器14と、容器14に結合されて開口部22を閉塞すると共に容器14との間にフィルタ12を挟持可能に構成され、目的細胞を含む液体がフィルタ12に向けて流される給液側流路26が設けられた蓋部材16と、を有し、容器14における排液側流路24の外部において、フィルタ12を開口部22の反対側から押圧して開口部22から取外し可能に構成されているフィルタ装置10を用い、フィルタ装置10の給液側流路26に液体を注入し、フィルタ12により目的細胞を捕捉する工程である。
第2ステップS2は、フィルタ装置10から蓋部材16を取り外し、フィルタ12を露出させる工程である。
第3ステップS3は、開口部22の周縁にスライドグラス32を当て、取外し治具30を用いて、容器14における排液側流路24の外部において、フィルタ12を開口部22の反対側から押圧して開口部22から取り外し、フィルタ12をスライドグラス32に密着させ、目的細胞をスライドグラス32に接着、転写する工程である。
第4ステップS4は、スライドグラス32からフィルタ12を剥離させる工程である。
このスライドグラス標本作製方法では、第1ステップにおいて、目的細胞を含む液体からフィルタ12により目的細胞を捕捉し分離する。次に第2ステップにおいて、フィルタ装置10から蓋部材16を取り外し、フィルタ12を露出させる。次に第3ステップにおいて、容器14の開口部22の周縁にスライドグラス32を当て、取外し治具30を用いて、容器14における排液側流路24の外部においてフィルタ12を開口部22の反対側から押圧してフィルタ12を容器14の開口部22から取り外し、スライドグラス32に密着させる。このとき、フィルタ12には液体が残存しているので、容器14から取り外されたフィルタ12の細胞捕捉側の面が、該液体の表面張力によりスライドグラス32に付着する。このため、フィルタ12に触れることなく、該フィルタ12を効率的にスライドグラス32に密着させることができる。
また、フィルタ12の細胞捕捉側の面がスライドグラス32に密着するため、フィルタ12に捕捉された目的細胞がスライドグラス32に接着、転写される。そして、第4ステップにおいてスライドグラス32からフィルタ12を剥離させる(矢印R方向)。例えば保存液が貯められた容器(図示せず)にスライドグラス32を浸漬することにより、フィルタ12を自然に剥離させることができる。このようにして、スライドグラス標本を得ることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
蓋部材16を容器14に対して開口部22回りに正逆転させることで、蓋部材16の着脱を行う構成としたが、蓋部材16の着脱の構成はこれに限られるものではなく、アリ溝等を用いた嵌合構造を用いた着脱の構成であってもよい。
また、本発明ではフィルタ12に触れることなく該フィルタ12を容器14から取り外す一連の作業を自動化することを可能とし、目的細胞を含む液体から前記目的細胞を回収する医療分野だけに限定されること無く、工業分野においても、例えば金属ナノ粒子(金ナノ粒子、銀ナノ粒子、ニッケルナノ粒子、酸化鉄などの磁性ナノ粒子など)、有機系ナノ粒子(アクリル系、スチレン系など)、セラミックナノ粒子のサイズ分離、および目的とする粒子の自動回収をすることが可能なフィルタ装置として有用である。
10 フィルタ装置
12 フィルタ
14 容器
14S 傾斜面
16 蓋部材
22 開口部
24 排液側流路
26 給液側流路
28 引掛け部
30 取外し治具
54 容器側嵌合爪
56 蓋部材側嵌合爪

Claims (6)

  1. 目的細胞を含む液体から前記目的細胞を捕捉するためのフィルタと、
    前記液体が流される排液側流路が設けられ、前記排液側流路の上流側の開口部に前記フィルタが着脱可能に嵌め込まれる容器と、
    前記容器に結合されて前記開口部を閉塞すると共に前記容器との間に前記フィルタを挟持可能に構成され、前記目的細胞を含む液体が前記フィルタに向けて流される給液側流路が設けられた蓋部材と、を有し、
    前記容器における前記排液側流路の外部において、前記フィルタを前記開口部の反対側から押圧して前記開口部から取外し可能に構成されているフィルタ装置。
  2. 前記開口部には、前記フィルタの外縁より内側に張り出した3箇所以上の引掛け部が設けられており、
    前記フィルタは、前記開口部における前記引掛け部より奥側に嵌め込まれている請求項1に記載のフィルタ装置。
  3. 前記フィルタの外形は、多角形に形成されている請求項1又は請求項2に記載のフィルタ装置。
  4. 前記容器における前記開口部の径方向外側には、複数の容器側嵌合爪が円周方向に離間して設けられ、
    前記蓋部材には、前記蓋部材を前記容器に対して前記開口部回りに正逆転させることで前記容器側嵌合爪との嵌合及び嵌合解除が可能な複数の蓋部材側嵌合爪が円周方向に離間して設けられ、
    前記容器側嵌合爪と前記蓋部材側嵌合爪との嵌合により、前記蓋部材が前記容器に結合される請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のフィルタ装置。
  5. 前記容器における前記開口部の径方向外側には、前記蓋部材を前記容器に対して逆転させた際に前記蓋部材側嵌合爪と摺動し前記蓋部材が前記容器から離れる方向に案内する傾斜面が設けられている請求項4に記載のフィルタ装置。
  6. 目的細胞を捕捉するためのフィルタと、前記目的細胞を含む液体が流される排液側流路が設けられ、前記排液側流路の上流側の開口部に前記フィルタが着脱可能に嵌め込まれる容器と、前記容器に結合されて前記開口部を閉塞すると共に前記容器との間に前記フィルタを挟持可能に構成され、前記目的細胞を含む液体が前記フィルタに向けて流される給液側流路が設けられた蓋部材と、を有し、前記容器における前記排液側流路の外部において、前記フィルタを前記開口部の反対側から押圧して前記開口部から取外し可能に構成されているフィルタ装置を用い、前記フィルタ装置の前記給液側流路に前記液体を注入し、前記フィルタにより前記目的細胞を捕捉する第1ステップと、
    前記フィルタ装置から前記蓋部材を取り外し、前記フィルタを露出させる第2ステップと、
    前記開口部の周縁にスライドグラスを当て、取外し治具を用いて、前記容器における前記排液側流路の外部において、前記フィルタを前記開口部の反対側から押圧して前記開口部から取り外し、前記フィルタを前記スライドグラスに密着させ、前記目的細胞を前記スライドグラスに接着、転写する第3ステップと、
    前記スライドグラスから前記フィルタを剥離させる第4ステップと、
    を有するスライドグラス標本作製方法。
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