JP2020178451A - 電動車両の充電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電動車両の電池の劣化を抑制することができる電動車両の充電システムを提供する。【解決手段】充電制御装置30は、電動車両100,101,102,103,104の電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる充電電力にて電動車両100,101,102,103,104の稼働開始時刻に目標SOCになるように充電開始時刻を決定し、充電開始時刻から電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる電力にて充電するように充電装置20,21,22,23,24に指示する。【選択図】図1
Description
本発明は、電動車両の充電システムに関するものである。
特許文献1に開示の充放電制御装置においては、電動車両の使用の開始が予定される使用開始予定時刻を、電動車両のバッテリを満充電状態にするための充電を終了すべき充電終了目標時刻に設定するとともに、充電終了目標時刻に基づいてバッテリの満充電状態にするための充電を開始すべき満充電開始時刻を設定する。
ところで、一般的に電池は温度が高いほど劣化が大きく、電池温度が高くなる高電力充電を行うと電池劣化が大きくなる。また、SOCが高い状態が長期間継続されると電池の劣化が大きくなる。
本発明の目的は、電動車両の電池の劣化を抑制することができる電動車両の充電システムを提供することにある。
上記課題を解決するための電動車両の充電システムは、電動車両の電池に充電電力を供給する充電装置と、前記充電装置を制御して前記電池の充電を制御する充電制御装置と、を備え、前記充電制御装置は、前記電動車両の電池の温度の上昇を抑制できる充電電力にて前記電動車両の稼働開始時刻に目標SOCになるように充電開始時刻を決定し、充電開始時刻から前記電池の温度の上昇を抑制できる電力にて充電するように前記充電装置に指示することを要旨とする。
これによれば、電動車両の電池の温度の上昇を抑制できる充電電力にて電動車両の稼働開始時刻に目標SOCになるように充電開始時刻が決定されて、充電開始時刻から電池の温度の上昇を抑制できる電力にて充電が行われるので、電池の温度の上昇と高いSOCでの期間が抑制されることによって電動車両の電池の劣化を抑制することができる。
また、電動車両の充電システムにおいて、充電電力に対する前記電池の温度上昇の関係についてのデータを記憶した記憶装置を更に備え、前記充電制御装置は、前記データを基に前記電池の温度の上昇を抑制できる充電電力を算出するとよい。
また、電動車両の充電システムにおいて、前記充電制御装置は、前記目標SOCを、前記電動車両の稼働予定時間から算出するとよい。
本発明によれば、電動車両の電池の劣化を抑制することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、電動車両の充電システム10は、充電装置20,21,22,23,24と、充電制御装置30と、記憶装置としての上位制御装置40とを備える。上位制御装置40としてサーバを挙げることができる。
図1に示すように、電動車両の充電システム10は、充電装置20,21,22,23,24と、充電制御装置30と、記憶装置としての上位制御装置40とを備える。上位制御装置40としてサーバを挙げることができる。
電動車両としてのバッテリフォークリフト100に電池(二次電池)100aが搭載されている。電動車両としてのバッテリフォークリフト101に電池(二次電池)101aが搭載されている。電動車両としてのバッテリフォークリフト102に電池(二次電池)102aが搭載されている。電動車両としてのバッテリフォークリフト103に電池(二次電池)103aが搭載されている。電動車両としてのバッテリフォークリフト104に電池(二次電池)104aが搭載されている。電池(二次電池)100a,101a,102a,103a,104aとして、例えばリチウム電池が用いられる。
バッテリフォークリフト100,101,102,103,104は、工場で荷の搬送等に使用される。複数台の充電装置20,21,22,23,24は工場内での充電ステーションに配置されている。
電動車両の充電システム10は、バッテリフォークリフト100,101,102,103,104の電池100a,101a,102a,103a,104aを充電するためのものである。充電装置20,21,22,23,24は、それぞれ、バッテリフォークリフト100,101,102,103,104とコネクタを用いて接続することができる。そして、充電装置20,21,22,23,24にバッテリフォークリフト100,101,102,103,104が接続されると、充電装置20,21,22,23,24は、バッテリフォークリフト100,101,102,103,104の電池100a,101a,102a,103a,104aに充電電力を供給して充電することができる。なお、バッテリフォークリフト100,101,102,103,104は同じ機種であり、電池100a,101a,102a,103a,104aも同じ電池である。
工場分電盤50は系統電源70と接続されている。工場分電盤50は系統電源70からブレーカ51を介して系統電力の供給を受ける。工場分電盤50はブレーカ52,53,54,55を有する。工場分電盤50はバッテリフォークリフト充電用分電盤60とブレーカ52を介して接続されている。工場分電盤50は工場負荷80とブレーカ53を介して接続されている。工場分電盤50は工場負荷81とブレーカ54を介して接続されている。工場分電盤50は工場負荷82とブレーカ55を介して接続されている。
バッテリフォークリフト充電用分電盤60はブレーカ61,62,63,64,65を有する。バッテリフォークリフト充電用分電盤60は充電装置20とブレーカ61を介して接続されている。バッテリフォークリフト充電用分電盤60は充電装置21とブレーカ62を介して接続されている。バッテリフォークリフト充電用分電盤60は充電装置22とブレーカ63を介して接続されている。バッテリフォークリフト充電用分電盤60は充電装置23とブレーカ64を介して接続されている。バッテリフォークリフト充電用分電盤60は充電装置24とブレーカ65を介して接続されている。
このように、充電装置20,21,22,23,24は、バッテリフォークリフト充電用分電盤60のブレーカ61,62,63,64,65、工場分電盤50のブレーカ52及びブレーカ51を介して系統電源70と接続されている。
充電制御装置30は、充電装置20,21,22,23,24と通信線L1により接続されており、充電制御装置30は、充電装置20,21,22,23,24を制御して電池100a,101a,102a,103a,104aの充電を制御する。
上位制御装置(サーバ等)40には、予め温度上昇がない(若しくは少ない)充電電力が記憶(登録)されている。また、上位制御装置(サーバ等)40には、バッテリフォークリフト100,101,102,103,104の稼働計画が記憶(登録)されている。
充電制御装置30は上位制御装置(サーバ等)40と通信線L2により接続されており、充電制御装置30は、上位制御装置(サーバ等)40に記憶されたデータを基に電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる充電電力を算出する。また、充電制御装置30は、上位制御装置(サーバ等)40からの情報によりバッテリフォークリフト100,101,102,103,104の稼働計画を知り得る。これにより、充電制御装置30は、バッテリフォークリフト100,101,102,103,104の稼働開始時刻、稼働終了時刻、稼働時間(稼働終了時刻−稼働開始時刻)が分かる。
各バッテリフォークリフト100,101,102,103,104は、電池のSOCを検出しており、検出したSOCは充電装置20,21,22,23,24に充電の際の情報として送られる。
次に、作用について説明する。
図2、図3に示すように、例えばバッテリフォークリフト100を充電装置20にコネクタを用いて接続(コネクタ接続)した時刻t1から、充電制御装置30は、バッテリフォークリフトの電池の温度の上昇を抑制できる充電電力にてバッテリフォークリフトの稼働開始時刻t3に目標SOCになるように充電開始時刻t2を決定する。
図2、図3に示すように、例えばバッテリフォークリフト100を充電装置20にコネクタを用いて接続(コネクタ接続)した時刻t1から、充電制御装置30は、バッテリフォークリフトの電池の温度の上昇を抑制できる充電電力にてバッテリフォークリフトの稼働開始時刻t3に目標SOCになるように充電開始時刻t2を決定する。
そして、充電制御装置30は、充電開始時刻t2から電池の温度の上昇を抑制できる電力にて充電するように充電装置20に指示する。これにより、電池の温度の上昇と高いSOCでの期間が抑制され、バッテリフォークリフトの電池の劣化が抑制される。
充電制御装置30は、目標SOCを、バッテリフォークリフトの稼働予定時間から算出する。つまり、稼働計画に合わせて稼働時間が変わるので、例えば朝の8時から夕方の5時までといったようにバッテリフォークリフトの稼働予定時間に応じた目標SOCが算出される。具体的には、バッテリフォークリフトの稼働予定時間が長いほど目標SOCは大きくなる。
これら一連の充電動作について図2、図3、図4、図5を用いて具体的に説明する。
図2において横軸に時間をとり、縦軸に充電電力をとっている。
図2において、従来の充電では、コネクタ接続すると直ちに充電を開始し、t10のタイミングまで充電装置の定格充電電力(最大出力)で所定時間充電する。
図2において横軸に時間をとり、縦軸に充電電力をとっている。
図2において、従来の充電では、コネクタ接続すると直ちに充電を開始し、t10のタイミングまで充電装置の定格充電電力(最大出力)で所定時間充電する。
これに対し本実施形態では、コネクタ接続すると直ちに充電を開始するのではなく、t2のタイミングで充電を開始し、稼働開始時刻t3において充電が完了するようにし、かつ、定格充電電力より小さな電池温度上昇を抑制できる充電電力で充電することとし、そのための充電開始時刻t2を決定する。
図3において横軸に時間をとり、縦軸に電池のSOCをとっている。
図3において、従来の充電では、コネクタ接続すると直ちに充電を開始し、t10のタイミングまで急速に充電する。即ち、t1〜t10までのSOCの変化の傾きは急である。そして、所定のSOCになるt10のタイミングで充電を終了する。
図3において、従来の充電では、コネクタ接続すると直ちに充電を開始し、t10のタイミングまで急速に充電する。即ち、t1〜t10までのSOCの変化の傾きは急である。そして、所定のSOCになるt10のタイミングで充電を終了する。
これに対し本実施形態では、コネクタ接続すると直ちに充電を開始するのではなく、稼働開始時刻t3において充電が完了するようにt2のタイミングで充電を開始し、かつ、定格充電電力より小さな電池温度上昇を抑制できる充電電力で充電する。即ち、t2〜t3までのSOCの変化の傾きは従来の充電に比べて緩やかである。そして、目標SOCになるt3で充電を終了する。
このようにすることにより、本実施形態では従来方式に比べ充電電力が小さい為、電池温度上昇を抑制できるとともに、高いSOCとなっている期間が短くなり、高いSOCでの期間の抑制を図ることができる。
図4において横軸に充電回数をとり、縦軸に電池の実容量をとって、充放電を繰り返すことによる実容量の低下具合を示している。電池温度が高い場合と、電池温度が低い場合の対比において、電池温度が低い方が実容量の低下(劣化)を抑制することができることが分かる。
このように、一般的なリチウム電池は電池温度が高い場合に、電池劣化が大きくなる傾向にある。
図5において横軸に放置期間をとり、縦軸に電池の容量劣化度をとっている。SOCが高い場合と、SOCが低い場合の対比において、SOCが低い方が容量劣化度が大きくなることを抑制することができることが分かる。
図5において横軸に放置期間をとり、縦軸に電池の容量劣化度をとっている。SOCが高い場合と、SOCが低い場合の対比において、SOCが低い方が容量劣化度が大きくなることを抑制することができることが分かる。
このように、一般的なリチウム電池は高充電量(SOC)の状態で放置された場合に、電池劣化が大きくなる傾向にある。
本実施形態では電池劣化を抑えるべく、できるだけ充電電力を低く充電する。また、電池劣化を抑えるべく、高いSCOでの期間を短くする。
本実施形態では電池劣化を抑えるべく、できるだけ充電電力を低く充電する。また、電池劣化を抑えるべく、高いSCOでの期間を短くする。
そのために、本実施形態においては、予め稼働開始時刻t3が決められている、または、予測できるバッテリフォークリフトにおいて、充電電力と充電時間を制御することで電池温度と電池SOCを制御し、電池劣化を抑制する。
具体的には、充電コネクタ接続時、電池温度の上昇を抑制できる充電電力にて、「次の車両稼働時刻までの充電時間」と図2に示す「充電量Q」(充電開始前SOCと目標SOCから算出される充電量)から次の稼働開始(予定)時刻t3に目標SOCになるように充電開始時刻t2を決定する。稼働開始時刻までの時間を活用して、充電電力(SOCの上昇速度)を上げないようにすることで電池温度の上昇を抑制する。これにより、例えば、電池温度を1℃低減することにより電池寿命を3%延ばすことができる。またこのように、充電開始時間を遅くして、高いSOCでの期間を短くできるようにすることにより、例えば、SOCを1%低減することにより電池寿命を1.2%延ばすことができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電動車両の充電システム10の構成として、電動車両としてのバッテリフォークリフト100,101,102,103,104の電池100a,101a,102a,103a,104aに充電電力を供給する充電装置20,21,22,23,24と、充電装置20,21,22,23,24を制御して電池100a,101a,102a,103a,104aの充電を制御する充電制御装置30と、を備える。充電制御装置30は、バッテリフォークリフト100,101,102,103,104の電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる充電電力にてバッテリフォークリフト100,101,102,103,104の稼働開始時刻t3に目標SOCになるように充電開始時刻t2を決定し、充電開始時刻t2から電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる電力にて充電するように充電装置20,21,22,23,24に指示する。これにより、電池の温度の上昇と高いSOCでの期間が抑制されることによってバッテリフォークリフト100,101,102,103,104の電池100a,101a,102a,103a,104aの劣化を抑制することができる。
(1)電動車両の充電システム10の構成として、電動車両としてのバッテリフォークリフト100,101,102,103,104の電池100a,101a,102a,103a,104aに充電電力を供給する充電装置20,21,22,23,24と、充電装置20,21,22,23,24を制御して電池100a,101a,102a,103a,104aの充電を制御する充電制御装置30と、を備える。充電制御装置30は、バッテリフォークリフト100,101,102,103,104の電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる充電電力にてバッテリフォークリフト100,101,102,103,104の稼働開始時刻t3に目標SOCになるように充電開始時刻t2を決定し、充電開始時刻t2から電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる電力にて充電するように充電装置20,21,22,23,24に指示する。これにより、電池の温度の上昇と高いSOCでの期間が抑制されることによってバッテリフォークリフト100,101,102,103,104の電池100a,101a,102a,103a,104aの劣化を抑制することができる。
(2)充電制御装置30は、目標SOCを、バッテリフォークリフト100,101,102,103,104の稼働予定時間から算出する。よって、バッテリフォークリフトの稼働予定時間に応じたSOCとなるように充電することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 稼働開始(予定)時刻にちょうど目標SOCになれば、高いSOCでの期間が短くなり好ましいが、稼働開始(予定)時刻より前に目標SOCになるように充電開始時刻を決定しても良い。この場合も、コネクタ接続後すぐに充電を開始するより高いSOCでの期間を短く出来る。
○ 稼働開始(予定)時刻にちょうど目標SOCになれば、高いSOCでの期間が短くなり好ましいが、稼働開始(予定)時刻より前に目標SOCになるように充電開始時刻を決定しても良い。この場合も、コネクタ接続後すぐに充電を開始するより高いSOCでの期間を短く出来る。
○ 電池温度の上昇を抑制できうる最大の充電電力で、コネクタ接続した直後から充電しても目標SOCに達しない(充電量Qが大きく、稼働開始時刻までの時間が短い)場合、コネクタ接続した直後から充電し、稼働開始時刻にちょうど目標SOCになるような充電電力で充電すれば良い。この場合も高いSOCでの期間を小さくし、電池温度も比較的低く抑えることができる。
○ 電池温度の上昇を抑制できる充電電力が、予め実験的に決まっていてもよい。
○ 電池温度の上昇を抑制できる充電電力が、温度上昇がない充電電力としてもよい。
つまり、充電時において充電制御装置30は各バッテリフォークリフトの電池状態(SOC、電池温度など)の情報を吸上げることができる。充電制御装置30の上位にはデータを蓄積、解析する上位制御装置(サーバ等)40があり、履歴を蓄積することができる。そして、上位制御装置(サーバ等)40において、図6に示すように、過去の電池温度の上昇と充電電力履歴を記憶し、充電制御装置30において電池温度上昇のない充電電力を算出する。なお、初期値して、電池の特性として、事前の検証や文献資料にて予め電池温度の上昇がない(若しくは少ない)充電電力を任意で設定する。
○ 電池温度の上昇を抑制できる充電電力が、温度上昇がない充電電力としてもよい。
つまり、充電時において充電制御装置30は各バッテリフォークリフトの電池状態(SOC、電池温度など)の情報を吸上げることができる。充電制御装置30の上位にはデータを蓄積、解析する上位制御装置(サーバ等)40があり、履歴を蓄積することができる。そして、上位制御装置(サーバ等)40において、図6に示すように、過去の電池温度の上昇と充電電力履歴を記憶し、充電制御装置30において電池温度上昇のない充電電力を算出する。なお、初期値して、電池の特性として、事前の検証や文献資料にて予め電池温度の上昇がない(若しくは少ない)充電電力を任意で設定する。
このようにして、上位制御装置(サーバ等)40において、充電電力に対する電池の温度上昇の関係についてのデータ(図6参照)を記憶しておき、充電制御装置30は、このデータを基に電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる充電電力を算出する。
図6を詳しく説明すると、横軸に充電電力をとり、縦軸に電池の温度上昇をとっている。充電電力が大きくなるにつれて電池温度は上昇する傾向にあるが、所定充電電力Bでは温度上昇はみられない。つまり、所定充電電力Bよりも少ない電力Aでは温度上昇はみられないばかりか、所定充電電力Bまでは温度上昇しないので、この充電電力Bで充電すれば充電電力Aで充電するよりも短い時間で充電を完了することができる。
そのために、過去の充電電力と電池温度上昇の履歴や電池仕様情報からA(図6参照)より充電電力を上げても電池温度の上昇がない場合は、充電電力を上げて図2を用いて説明したように確実に稼働開始時刻に充電が完了できるようにする。
このように、以下のような効果を得ることができる。
(3)充電電力に対する電池100a,101a,102a,103a,104aの温度上昇の関係についてのデータを記憶した記憶装置としての上位制御装置(サーバ等)40を更に備え、充電制御装置30は、データを基に電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる充電電力を算出する。よって、電池温度の上昇を抑制しつつ、より大きい充電電力で充電できる。
(3)充電電力に対する電池100a,101a,102a,103a,104aの温度上昇の関係についてのデータを記憶した記憶装置としての上位制御装置(サーバ等)40を更に備え、充電制御装置30は、データを基に電池100a,101a,102a,103a,104aの温度の上昇を抑制できる充電電力を算出する。よって、電池温度の上昇を抑制しつつ、より大きい充電電力で充電できる。
○ 電池100a,101a,102a,103a,104aとしてリチウム電池を例示したが、電池の種類は問わない。
○ 上位制御装置40としてサーバを例示したが、サーバ以外の記憶装置を用いてもよい。
○ 上位制御装置40としてサーバを例示したが、サーバ以外の記憶装置を用いてもよい。
○ 電動車両としてのバッテリフォークリフトは図1では5台であったが、その数は問わない。
○ 充電装置は図1では5台であったが、その数は問わない。
○ 充電装置は図1では5台であったが、その数は問わない。
○ 電動車両は、バッテリフォークリフトであったが、電動車両は、バッテリフォークリフト以外の産業車両でもよく、また、産業車両以外の車両、例えば電動タイプの乗用車でもよい。またバッテリフォークリフトは別の種類の機種でもよく、電池も異なる電池でもよい。
10…電動車両の充電システム、20,21,22,23,24…充電装置、30…充電制御装置、40…上位制御装置(サーバ等)、100,101,102,103,104…電動車両、100a,101a,102a,103a,104a…電池。
Claims (3)
- 電動車両の電池に充電電力を供給する充電装置と、
前記充電装置を制御して前記電池の充電を制御する充電制御装置と、
を備え、
前記充電制御装置は、前記電動車両の電池の温度の上昇を抑制できる充電電力にて前記電動車両の稼働開始時刻に目標SOCになるように充電開始時刻を決定し、充電開始時刻から前記電池の温度の上昇を抑制できる電力にて充電するように前記充電装置に指示する
ことを特徴とする電動車両の充電システム。 - 充電電力に対する前記電池の温度上昇の関係についてのデータを記憶した記憶装置を更に備え、
前記充電制御装置は、前記データを基に前記電池の温度の上昇を抑制できる充電電力を算出することを特徴とする請求項1に記載の電動車両の充電システム。 - 前記充電制御装置は、前記目標SOCを、前記電動車両の稼働予定時間から算出することを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両の充電システム。
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