JP2020177324A - 料金管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】設備の設置コストを抑えてサービスを提供する。【解決手段】携帯端末10は、駐車場3の利用開始時にゲート装置30に接続して入庫日時を取得する。ゲート装置30は、携帯端末10が接続すると、ゲートバー31を開放する。携帯端末10は、駐車場3の利用終了時にサーバ装置20へアクセスして入庫日時を送信して利用料金の決済処理を行い、決済が完了したことを示す情報を取得する。ユーザが駐車場3から出庫する場合、ゲート装置30は、決済が完了したことを示す情報を携帯端末10から取得すると、ゲートバー31を開放してユーザの車両を通過させる。【選択図】図1

Description

本発明は、料金管理システムに関する。
駐車場における車両の入出庫管理の発明として、例えば特許文献1に開示された駐車管理システムがある。この駐車管理システムは、ナンバープレートが示す車両番号をカメラで取得し、車両の入庫情報と出庫情報を車両番号に関連付けて記憶し、記録内容に基づいて請求金額を算出する。また、駐車場管理システムは、ユーザが所持するICカードから決済種別を読み取り、読み取った決済種別で請求金額の決済を行う。
特開2005−346551号公報
ユーザの特定にカメラを要する構成の場合、駐車場にカメラを設置する必要があり、設備の設置の手間やコストがかかることとなる。また、ICカードを利用する場合、ICカードのリーダの設置が必要となり、設備の設置の手間やコストがかかることとなる。
本発明は、設備の設置コストを抑えてサービスを提供することを目的とする。
本発明は、サービスの利用開始にあたり料金を決定するための開始パラメータを特定し、前記サービスの利用終了にあたり前記料金を決定するための終了パラメータを特定し、前記サービスの利用者の端末から料金の決済を示す決済情報を受信し、前記開始パラメータ、前記終了パラメータ、及び前記決済情報に基づき、前記サービスの利用に対する料金が決済されたか否かを判定する料金管理システムを、第1の態様として提供する。
第1の態様の料金管理システムによれば、設備の設置コストを抑えてサービスを提供することができる。
第1の態様の料金管理システムにおいて、前記端末との無線接続を開始した場合に、前記開始パラメータを特定する、という構成を第2の態様として採用してもよい。
第2の態様の料金管理システムによれば、無線接続の時点におけるパラメータを開始パラメータとすることができる。
また、本発明は、第1の態様又は第2の態様において、所定空間にビーコンを発信し、該ビーコンに対する応答を前記端末から受信した場合に、前記開始パラメータを特定する、という構成を第3の態様として採用してもよい。
第3の態様の料金管理システムによれば、所定空間に存在する端末のユーザを利用者と認識することができる。
また、本発明は、第1の態様から第3の態様のいずれか一の態様において、所定空間にビーコンを発信し、該ビーコンに対する応答及び前記決済情報を前記端末から受信した場合に、前記終了パラメータを特定する、という構成を第4の態様として採用してもよい。
第4の態様の料金管理システムによれば、ビーコンに対する応答の時点におけるパラメータを終了パラメータとすることができる。
また、本発明は、第1の態様から第4の態様のいずれか一の態様において、前記サービスの利用開始にあたり前記開始パラメータを前記端末に送信する、という構成を第5の態様として採用してもよい。
第5の態様の料金管理システムによれば、サービスの利用料金を端末で計算することができる。
また、本発明は、第1の態様から第5の態様のいずれか一の態様において、前記サービスの利用開始にあたり前記利用者又は該利用者の所持品を拘束し、前記サービスの利用に対する料金が決済されたと判定する場合に、前記サービスの利用終了にあたり拘束した前記利用者又は前記所持品を開放する、という構成を第6の態様として採用してもよい。
第6の態様の料金管理システムによれば、利用者の所持品を預かるサービスを提供することができる。
また、本発明は、第1の態様から第6の態様のいずれか一の態様において、前記サービスの利用に対する料金が決済されたと判定する場合に、前記決済情報を承認した旨を前記端末に通知する、という構成を第7の態様として採用してもよい。
第7の態様の料金管理システムによれば、決済の完了を利用者に通知することができる。
本発明に係る料金管理システム1の一例を示した図。 サーバ装置20の構成を示したブロック図。 ゲート装置30の構成を示したブロック図。 携帯端末10の構成を示したブロック図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。
[実施形態]
(実施形態の構成)
図1は、本発明に係る料金管理システム1の一例を示した図である。料金管理システム1は、駐車場3の利用料金を管理するシステムである。通信網2は、音声通信やデータ通信などの通信サービスを提供する通信網である。通信網2は、インターネットや固定電話網、移動体通信網などを含む。
携帯端末10は、通信網2を介して通信を行うコンピュータ装置である。携帯端末10は、本発明に係る利用者の端末の一例である。携帯端末10は、例えばスマートフォンであり、駐車場3の利用者が使用する。携帯端末10は、スマートフォンに限定されるものではなく、通信網2を介して通信を行うタブレット端末やフィーチャフォン、データ通信に特化したコンピュータ装置などであってもよい。携帯端末10は、通信網2の無線基地局と通信を行い、音声通信やデータ通信を行う。また、携帯端末10は、近距離無線通信の機能を備えており、例えば、例えばBluetooth(登録商標)の拡張仕様の一つであるBLE(Bluetooth Low Energy)の通信を行う。
サーバ装置20は、駐車場3の利用料金を管理する装置である。サーバ装置20は、携帯端末10のユーザが駐車場3を利用した時間に基づいて利用料金を算出し、駐車料金の決済を行う。
駐車場3は、複数の車室4を有する駐車場である。駐車場3を運営する事業者は、複数の車室4を時間貸しするサービスを提供する。駐車場3においては、駐車場3の出入口において車両の通行を規制するゲート装置30、駐車場3の出入口の外側にて車両を検知する車両検知器41及び駐車場3の出入口の内側にて車両を検知する車両検知器42が設置されている。ゲート装置30は、車両の通行を規制するゲートバー31を有し、ゲートバー31の開放により車両を通過させ、ゲートバー31の閉鎖により車両の通行を規制する。また、ゲート装置30は、近距離無線通信の機能を備えており、BLEの通信により携帯端末10と通信を行う。
車両検知器41、42は、例えばループコイル式検知器であり、地中に設置されてゲート装置30に接続されている。車両検知器41、42は、ループコイルに電流を流すことにより周辺領域に磁界を発生している。ループコイルにより生じた磁界内に車両が入ると、車両の金属部分によって磁界に変動が生じる。車両検知器41、42は、磁界の変動を検知することにより、車両検知器41、42の上に車両があることを検知する。車両検知器41、42は、車両を検知すると、車両を検知したことを示す検知信号をゲート装置30へ出力する。
(サーバ装置20の構成)
図2は、サーバ装置20の構成を示したブロック図ある。通信部205は、通信網2を介したデータ通信を行う通信インターフェースである。記憶部202は、ハードディスク装置を有し、駐車場3の利用に係る情報を記憶する。記憶部202は、例えば駐車場3の利用に係る利用情報として、駐車場3のユーザの識別子であるユーザID、駐車場3を識別する駐車場ID、入庫日時、出庫日時、利用料金を記憶する。また、記憶部202は、駐車場3の利用料金の算出と決済を行う機能を実現するプログラムを記憶する。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)を有し、記憶部202に記憶されているプログラムを実行する。CPUがプログラムを実行することにより、駐車場3の利用料金の算出と決済を行う機能が実現する。
計算部2001は、入庫日時、出庫日時、単位時間あたりの利用料金に基づいて、駐車場3の利用料金を算出する。決済部2002は、駐車場3の利用料金の決済処理を行う。情報送信部2003は、利用料金を示す情報や、利用料金の決済が完了したことを示す情報を携帯端末10へ送信する。情報取得部2004は、携帯端末10から送信された情報を取得する。
(ゲート装置30の構成)
図3は、ゲート装置30の構成を示したブロック図である。通信部305は、通信網2を介した通信を行う通信インターフェースである。記憶部302は、不揮発性メモリであり、ゲート装置30が設置されている駐車場3を識別する駐車場IDを記憶する。また、記憶部302は、制御部301が実行するプログラムを記憶する。近距離通信部306は、近距離無線通信を行う通信モジュールである。近距離通信部306は、BLEの通信を行い、携帯端末10と近距離無線通信を行う。駆動部303は、ゲートバー31を駆動し、ゲートバー31を上昇又は下降させる。制御部301は、CPUを有し、記憶部302に記憶されているプログラムを実行して各部を制御する。
ビーコン部3001は、近距離通信部306を制御し、アドバタイジングパケットを含むビーコンを送信する。情報提供部3002は、各種情報を携帯端末10へ提供する。ゲート制御部3003は、駆動部303を制御してゲートバー31を駆動する。判定部3004は、携帯端末10から送信された情報を判定する。
図4は、携帯端末10の構成を示したブロック図である。通信部105は、通信網2を介した通信を行う通信インターフェースである。近距離通信部106は、BLEの通信を行い、ゲート装置30と近距離無線通信を行う。記憶部102は、不揮発性メモリであり、ユーザを識別するユーザIDを記憶する。また、記憶部102は、制御部101が実行するアプリケーションプログラムを記憶する。タッチパネル103は、液晶ディスプレイなどの表示装置と、表示装置の表示面において指の接触を検出するセンサとを組み合わせた装置である。タッチパネル103は、文字やGUI(Graphical User Interface)を表示する。また、タッチパネル103は、ユーザが指で触れた位置をセンサで検出する。
制御部101は、CPUを有し、タッチパネル103が検出した位置と、タッチパネル103に表示されている画面に応じてユーザの操作を特定し、特定した操作に応じて各部の制御や各種処理を実行する。また、制御部101のCPUは、記憶部102に記憶されているアプリケーションプログラムを実行する。CPUがアプリケーションプログラムを実行することにより、駐車場3の利用に係る機能が実現する。
接続部1001は、近距離通信部106を制御してゲート装置30に接続する。情報取得部1002は、ゲート装置30が送信する情報やサーバ装置20が送信する情報を取得する。決済指示部1003は、駐車場3の利用料金の決済をサーバ装置20に指示する。情報提供部1004は、各種情報をサーバ装置20又はゲート装置30へ提供する。
(実施形態の動作例)
次に実施形態の動作例について説明する。図5は、ユーザが駐車場3に入庫するときの動作例を説明するためのシーケンス図である。携帯端末10のユーザは、駐車場3に入庫する場合、携帯端末10でアプリケーションプログラムを起動し(ステップSA1)、車両を運転してゲート装置30に近づく。携帯端末10は、アドバタイジングパケットを含むビーコンのスキャンを開始する(ステップSA2)。
車両がゲート装置30に近づき、車両検知器41が発生する磁界に車両が入ると、車両検知器41は、検知信号をゲート装置30へ出力し、ゲート装置30は、車両検知器41が出力した検知信号を取得する(ステップSA3)。ゲート装置30のビーコン部3001は、車両検知器41から検知信号を取得すると、BLEのアドバタイジングパケットを含むビーコンを予め定められた周期で送信する(ステップSA4)。ここで、ビーコンの電波強度は予め定められており、車両検知器41及び車両検知器42を含む所定空間内にビーコンが発信される。車両検知器41が車両を検知する位置においては、携帯端末10は、ビーコンの送信範囲内に到達してビーコンを受信する(ステップSA5)。携帯端末10の接続部1001は、ゲート装置30が送信するビーコンを受信すると、このビーコンに応答し、BLEの通信でゲート装置30に無線接続する(ステップSA6)。
携帯端末10は、ゲート装置30に無線接続すると、入庫情報をゲート装置30に要求する(ステップSA7)。ゲート装置30の情報提供部3002は、携帯端末10からの要求(すなわち、発信したビーコンに対する応答)に応じて入庫情報を携帯端末10へ送信する(ステップSA8)。入庫情報は、ゲート装置30と携帯端末10が接続した日時である入庫日時と駐車場IDを含む。例えば、ゲート装置30の制御部301は、携帯端末10との無線接続を開始した日時を入庫日時として特定して入庫情報に含める。携帯端末10の情報取得部1002は、入庫情報を受信する。携帯端末10は、記憶しているユーザIDと、受信した入庫情報をサーバ装置20へ送信する(ステップSA9)。サーバ装置20の情報取得部2004は、携帯端末10から送信されたユーザIDと入庫情報を受信し、ユーザIDと入庫情報を対応付けて記憶する(ステップSA10)。
また、ゲート装置30は、入庫情報を送信すると、ゲート制御部3003が駆動部303を制御してゲートバー31を開放する(ステップSA11)。携帯端末10のユーザは、車両を運転して出入口を通過する。車両検知器42が発生する磁界に車両が入ると、車両検知器42は、検知信号をゲート装置30へ出力し、ゲート装置30は、車両検知器42が出力した検知信号を取得する(ステップSA12)。ゲート装置30のゲート制御部3003は、車両検知器42から検知信号を取得すると、駆動部303を制御してゲートバー31を閉鎖する(ステップSA13)。
図6は、駐車場3の利用料金の決済を行うときの動作を説明するためのシーケンス図である。携帯端末10のユーザは、車両を駐車場3から出庫する場合、アプリケーションプログラムを実行している携帯端末10において、決済の開始を指示する操作を行う。携帯端末10は、決済の開始を指示する操作が行われると、サーバ装置20に接続し(ステップSB1)、記憶しているユーザIDを情報提供部1004がサーバ装置20へ送信する(ステップSB2)。サーバ装置20の情報取得部2004は、ユーザIDを受信し、受信したユーザIDに対応付けて、ユーザIDを受信した日時を特定し、この日時を出庫日時として記憶する(ステップSB3)。
サーバ装置20の計算部2001は、受信したユーザIDに対応付けて記憶されている入庫情報に含まれている入庫日時から、受信したユーザIDに対応付けて記憶されている出庫日時までの経過時間を計算し、計算した経過時間と単位時間あたりの利用料金により、駐車場3の利用料金を計算する(ステップSB4)。入庫日時は、本発明に係る開始パラメータの一例であり、出庫日時は、本発明に係る終了パラメータの一例である。サーバ装置20は、計算した利用料金をユーザIDに対応付けて記憶し(ステップSB5)、情報送信部2003は、計算した利用料金を示す料金情報を携帯端末10へ送信する(ステップSB6)。
携帯端末10は、料金情報を受信し、受信した料金情報が示す利用料金をタッチパネル103に表示する(ステップSB7)。ユーザは、携帯端末10において、利用料金の決済を指示する操作を行う。料金の決済については、例えばクレジットカード決済を利用する。携帯端末10の決済指示部1003は、決済を指示する操作が行われると、ユーザIDを含み決済を指示する決済メッセージをサーバ装置20へ送信する(ステップSB8)。サーバ装置20の決済部2002は、決済メッセージを受信すると、決済メッセージに含まれているユーザIDに対応付けて記憶されている利用料金について、ユーザのクレジットカードによる周知の決済処理を行う(ステップSB9)。サーバ装置20の情報送信部2003は、利用料金の決済処理を終えると、利用料金の決済が完了したことを表す完了情報を携帯端末10へ送信する(ステップSB10)。携帯端末10の情報取得部1002は、サーバ装置20が送信した完了情報を受信し、サーバ装置20は、完了情報を記憶する(ステップSB11)。完了情報は、本発明に係る決済情報の一例である。
図7は、ユーザが駐車場3から出庫するときの動作例を説明するためのシーケンス図である。携帯端末10のユーザは、駐車場3から出庫する場合、携帯端末10でアプリケーションプログラムを起動し(ステップSC1)、車両を運転してゲート装置30に近づく。携帯端末10は、アドバタイジングパケットを含むビーコンのスキャンを開始する(ステップSC2)。
車両がゲート装置30に近づき、車両検知器42が発生する磁界に車両が入ると、車両検知器42は、検知信号をゲート装置30へ出力し、ゲート装置30は、車両検知器42が出力した検知信号を取得する(ステップSC3)。ゲート装置30のビーコン部3001は、車両検知器42から検知信号を取得すると、BLEのアドバタイジングパケットを含むビーコンを予め定められた周期で送信する(ステップSC4)。ここで、ビーコンの電波強度は予め定められており、車両検知器41及び車両検知器42を含む所定空間内にビーコンが発信される。車両検知器42が車両を検知する位置においては、携帯端末10は、ビーコンの送信範囲内に到達してビーコンを受信する(ステップSC5)。携帯端末10の接続部1001は、ゲート装置30が送信するビーコンを受信すると、BLEの通信でゲート装置30に無線接続する(ステップSC6)。
携帯端末10の情報提供部1004は、ゲート装置30に無線接続すると、記憶した完了情報を含む応答をゲート装置30へ送信する(ステップSC7)。ゲート装置30の判定部3004は、受信した応答が含む情報が入庫日時と出庫日時に基づいて算出された料金に応じた完了情報であるか判定する。ゲート装置30のゲート制御部3003は、受信した情報が完了情報であると、ゲート制御部3003が駆動部303を制御してゲートバー31を開放する(ステップSC8)。携帯端末10のユーザは、車両を運転して出入口を通過する。車両検知器41が発生する磁界に車両が入ると、車両検知器41は、検知信号をゲート装置30へ出力し、ゲート装置30は、車両検知器41が出力した検知信号を取得する(ステップSC9)。ゲート装置30のゲート制御部3003は、車両検知器41から検知信号を取得すると、駆動部303を制御してゲートバー31を閉鎖する(ステップSC10)。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
本発明においては、携帯端末10は、決済の操作が行われたときの日時を出庫日時として特定してもよい。この場合、携帯端末10は、取得した入庫情報に含まれている入庫日時と、当該出庫日時、単位時間あたりの利用料金に基づいて駐車場3の利用料金を計算し、計算した利用料金での決済をサーバ装置20へ指示してもよい。
上述した実施形態においては、ユーザIDと入庫情報を携帯端末10がサーバ装置20へ送信しているが、本発明においては、ゲート装置30が携帯端末10からユーザIDを取得し、入庫情報と取得したユーザIDをサーバ装置20へ送信する構成としてもよい。
本発明においては、ゲート装置30は、ステップSC7で受信した情報が完了情報であると判定した場合、完了情報を承認した旨を携帯端末10へ通知する構成であってもよい。
本発明においては、ステップSC6で携帯端末10とゲート装置30とが無線接続を開始した後、ステップSB2からステップSB11の処理を実行し、ステップSB11の処理を終えた後、ステップSC7以降の処理を実行してもよい。
本発明においては、BLEの通信でゲート装置30と携帯端末10が近距離無線通信を行っているが、BLEの通信に限定されるものではない。例えば、携帯端末10とゲート装置30は、IEEE802.11規格に準拠したデバイス間の通信で通信を行ってもよい。
上述した実施形態においては、駐車場3への入庫と駐車場3からの出庫が一つのゲート装置30で規制されるが、駐車場3への入庫及び出庫を規制する構成は、実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、駐車場3の入口と出口を別の位置にし、駐車場3への入口にゲート装置30を設置し、駐車場3への出口にもゲート装置30を設置する構成としてもよい。
本発明においては、ビーコンを用いて位置を測位する公知の技術を用いて、複数のビーコンで携帯端末10の位置を測位してもよい。ゲート装置30は、携帯端末10の位置を検知していない状態から新たに検知した位置が車両検知器41の位置である場合、ステップSA4以降の処理を実行してもよい。この場合、ゲート装置30は、検知した位置が車両検知器42の位置となると、ゲートバー31を閉鎖する。また、ゲート装置30は、携帯端末10の位置を検知していない状態から新たに検知した位置が車両検知器42の位置である場合、ステップSC4以降の処理を実行してもよい。この場合、ゲート装置30は、検知した位置が車両検知器41の位置となると、ゲートバー31を閉鎖する。この変形例によれば、地中に車両検知器41、42を埋設せずに、容易に位置を検知し、ゲートバー31の開放と閉鎖を行うことができる。
本発明においては、携帯端末10に替えて、BLEの通信機能を備え、車両に搭載されたカーナビゲーション装置が携帯端末10の処理を行う構成としてもよい。また、携帯端末10が行う処理は、ユーザに携帯されない装置が行ってもよい。つまり、この処理は、例えば、BLEの通信機能を備えたスマートスピーカが行ってもよく、また、BLEの通信機能を備え、操作部を備えていない本発明に特化したコンピュータ装置やICカード等であってもよい。
本発明において、ユーザは、車両を駐車場3から出庫するときに、アプリケーションプログラムを実行している携帯端末10において、決済の開始を指示する操作をしていたが、決済のタイミングはこれに限られない。例えば、ユーザは、駐車場3に隣接し、駐車場3の運営会社と提携している商業施設で商品やサービスの購入をすることにより、駐車場3の利用料金の決済を行ってもよい。この場合、例えば、ユーザは、上述した商業施設に含まれるレストランで一定額以上の支払いをしたときに発生するクーポンにより、駐車場3の利用料金の決済を行ってもよい。
また、ユーザは、携帯端末10を使用せずにクレジットカードにより、上述した商業施設における支払いをしてもよい。この場合、この支払いを受けた商業施設の端末は、通信網2を介して、その支払いの金額を示す情報をサーバ装置に蓄積させる。BLEの通信機能を備え、車両に搭載されたカーナビゲーション装置(すなわち、ユーザの端末)は、通信網2を介して、このサーバ装置から上述した支払いの金額を示す情報、料金の決済を示す決済情報として、受信すればよい。
本発明においては、料金管理システム1は、駐車場3に適用する構成に限定されるものではない。例えば、時間貸しされるカラオケルーム、ネットカフェの個室、レンタルルームに料金管理システム1を適用してもよい。この場合、時間貸しされる部屋の出入口に入室及び退室を規制するゲート装置30を設置する構成としてもよい。また、この構成の場合、ユーザが出入口の外にいることと、出入口の中にいることを人感センサにより検知し、ユーザを検知するとビーコンの送信を開始する構成としてもよい。
また、例えば時間貸しされてユーザの所持品を収容するロッカーに料金管理システム1を適用してもよい。この場合、ロッカーの扉の電子錠がゲート装置30と同様の機能を備える構成とし、ユーザが扉の近くにいることを人感センサにより検知し、ユーザを検知するとビーコンの送信を開始する構成としてもよい。すなわち、この電子錠は、ゲート装置30がゲートバー31を開放する代わりにロッカーの扉を開放して収容している利用者の所持品を開放し、ゲート装置30がゲートバー31を閉鎖する代わりにロッカーの扉を施錠して利用者の所持品を拘束する。
また、料金管理システム1をレンタカーのサービスに適用してもよい。料金管理システム1をレンタカーに適用する場合、サーバ装置20は、利用開始時点と利用終了時点のガソリン残量又は充電量に基づいて利用料金を算出してもよく、また、走行距離に基づいて利用料金を算出してもよい。また、サーバ装置20は、例えば、貸し出し時、及び返却時のレンタカーの外観をカメラ等によって撮像し、利用開始時点と利用終了時点のそれぞれのレンタカーの傷の状態を、画像解析によって解析して、その解析結果に基づいて利用料金を算出してもよい。
すなわち、料金管理システム1において、サーバ装置20は、サービスの利用開始にあたり特定される開始パラメータと、サービスの利用終了にあたり特定される終了パラメータに基づいて、サービスの利用料金を算出すればよい。
また、料金管理システム1において、サーバ装置20は、サービスの利用料金を決定するのであれば、この利用料金を算出しなくてもよい。例えば、駐車場3が一日単位で車室4を貸す、いわゆる「日貸し」の料金体系を採用している場合、サーバ装置20は、入庫日、及び出庫日をそれぞれ特定する。そして、入庫日が出庫日に等しい場合に、サーバ装置20は、その駐車場3の利用料金として、予め定められた料金を決定すればよい。
また、料金管理システム1をレンタカーに適用する場合、貸し出しの場所から出るときにゲート装置30と携帯端末10が通信を行ってゲート装置30がゲートバー31を駆動し、貸し出しの場所に戻るときには、ゲート装置30と携帯端末10が通信を行ってゲートバー31を駆動してもよい。
1…料金管理システム、2…通信網、3…駐車場、4…車室、10…携帯端末、20…サーバ装置、30…ゲート装置、101…制御部、102…記憶部、103…タッチパネル、105…通信部、106…近距離通信部、201…制御部、202…記憶部、205…通信部、301…制御部、302…記憶部、303…駆動部、305…通信部、306…近距離通信部、1001…接続部、1002…情報取得部、1003…決済指示部、1004…情報提供部、2001…計算部、2002…決済部、2003…情報送信部、2004…情報取得部、3001…ビーコン部、3002…情報提供部、3003…ゲート制御部、3004…判定部

Claims (7)

  1. サービスの利用開始にあたり料金を決定するための開始パラメータを特定し、
    前記サービスの利用終了にあたり前記料金を決定するための終了パラメータを特定し、
    前記サービスの利用者の端末から料金の決済を示す決済情報を受信し、
    前記開始パラメータ、前記終了パラメータ、及び前記決済情報に基づき、前記サービスの利用に対する料金が決済されたか否かを判定する
    料金管理システム。
  2. 前記端末との無線接続を開始した場合に、前記開始パラメータを特定する
    請求項1に記載の料金管理システム。
  3. 所定空間にビーコンを発信し、該ビーコンに対する応答を前記端末から受信した場合に、前記開始パラメータを特定する
    請求項1又は2に記載の料金管理システム。
  4. 所定空間にビーコンを発信し、該ビーコンに対する応答及び前記決済情報を前記端末から受信した場合に、前記終了パラメータを特定する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の料金管理システム。
  5. 前記サービスの利用開始にあたり前記開始パラメータを前記端末に送信する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の料金管理システム。
  6. 前記サービスの利用開始にあたり前記利用者又は該利用者の所持品を拘束し、
    前記サービスの利用に対する料金が決済されたと判定する場合に、
    前記サービスの利用終了にあたり拘束した前記利用者又は前記所持品を開放する
    請求項1から5のいずれか1項に記載の料金管理システム。
  7. 前記サービスの利用に対する料金が決済されたと判定する場合に、
    前記決済情報を承認した旨を前記端末に通知する
    請求項1から6のいずれか1項に記載の料金管理システム。
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