JP2020176395A - 車両用ロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構成でラッチの回動位置に対するスイッチの検出タイミングのバラツキを抑制することができる車両用ロック装置を提供する。【解決手段】車両用ロック装置100は、車体に固定されるベース1と、ベース1に回動可能に取り付けられてストライカを拘束及び解放するラッチと、ラッチと係合してラッチの回動位置を検出するスイッチ5と、ベース1に取り付けられ、スイッチ5を支持する支持部材6と、を備え、支持部材6には、ベース1に取り付けられる取付位置を調整するための第1及び第2の長孔が形成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用ロック装置に関する。
従来、車両に設けられた開口部を開閉する開閉部材を閉状態でロックする車両用ロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用ロック装置は、ベースと、ベースに対して回動可能に配置されてストライカを拘束及び解放するラッチと、ラッチの回動位置を検出するスイッチと、を備えている。この車両用ロック装置は、ラッチの回動位置を検出することにより、バックドアの開状態及び閉状態を検知して、車室内に設けられた室内灯の点灯及び消灯をすることができる。
スイッチは、板バネからなる検出片と、回転可能に取り付けられた検出端子と、ラッチに固定された切替ピンとを有している。ラッチの回動によって、切替ピンが検出片に当接又は離間することにより、検出信号のオンとオフとが切り替えられる。
この種の車両用ロック装置では、構成部品の寸法公差の累積によって、ラッチとスイッチとの間で相対的な位置のずれが生じ、ラッチの回動位置に対するスイッチのオンオフが切り替わるタイミングにばらつきが出るという問題がある。
特許文献1に記載のロック装置では、偏心カムを備えた検出端子を回転させて検出端子と検出片との接点を段階的に変えることにより、ラッチの回動位置に対するスイッチの検出タイミングのバラツキの改善を図っている。しかし、この場合には、検出端子を回転させる構成が必要になるので、部品点数が増えて構成が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明では、簡素な構成でラッチの回動位置に対するスイッチの検出タイミングのバラツキを抑制することができる車両用ロック装置を提供する。
本発明は、上記課題を解決するため、車体に固定されるベースと、前記ベースに回動可能に取り付けられてストライカを拘束及び解放するラッチと、前記ラッチと係合して前記ラッチの回動位置を検出するスイッチと、前記ベースに取り付けられ、前記スイッチを支持する支持部材と、を備え、前記支持部材には、前記ベースに取り付けられる取付位置を調整するための長孔が形成されている、車両用ロック装置を提供する。
さらに本発明は、上記課題を解決するため、前記ベース及び前記支持部材には、山と谷とが前記長孔の長手方向に沿って交互に配列してなる凹凸部がそれぞれ形成され、前記支持部材の前記凹凸部が前記ベースの前記凹凸部に噛み合うことにより、前記支持部材の前記ベースに対する相対移動が規制される、車両用ロック装置を提供する。
本発明の一実施形態によれば、簡素な構成でラッチの回動位置に対するスイッチの検出タイミングのバラツキを抑制することができる。
[実施の形態]
本実施の形態に係る車両用ロック装置について図1乃至図7を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る車両用ロック装置の全体構成を示す斜視図である。図2は、車両用ロック装置の構成を示す分解斜視図である。図3は、車両用ロック装置の構成を示す正面図である。
本実施の形態に係る車両用ロック装置について図1乃至図7を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る車両用ロック装置の全体構成を示す斜視図である。図2は、車両用ロック装置の構成を示す分解斜視図である。図3は、車両用ロック装置の構成を示す正面図である。
図1及び図3は、車両用ロック装置のロック状態を示し、オートクローズレバー7のアンロック位置を二点鎖線で示している。なお、以下の説明において、車両用ロック装置が車体に取り付けられた状態の鉛直方向を単に上下方向、車両用ロック装置の取付面に対して平行な水平方向を単に左右方向ということがある。
(車両用ロック装置の概要)
図1〜図3に示すように、車両用ロック装置100は、車体に固定されるベース1と、ベースに回動可能に取り付けられて図略のストライカを拘束及び解放するラッチ2と、ラッチ2をロックするロックレバー3と、ラッチ2と一体回転するサブラッチ4と、サブラッチ4と係合してラッチ2の回動位置を検出するスイッチ5と、スイッチ5をベース1に対して支持する支持部材6と、を備えている。なお、本発明における「ラッチ」は、ラッチと一体回転する部材も含むものとし、ラッチ2及びサブラッチ4は本発明の「ラッチ」に相当する。
図1〜図3に示すように、車両用ロック装置100は、車体に固定されるベース1と、ベースに回動可能に取り付けられて図略のストライカを拘束及び解放するラッチ2と、ラッチ2をロックするロックレバー3と、ラッチ2と一体回転するサブラッチ4と、サブラッチ4と係合してラッチ2の回動位置を検出するスイッチ5と、スイッチ5をベース1に対して支持する支持部材6と、を備えている。なお、本発明における「ラッチ」は、ラッチと一体回転する部材も含むものとし、ラッチ2及びサブラッチ4は本発明の「ラッチ」に相当する。
(ベースの構成)
ベース1は、ケース11と、ケース11に収容される本体部12と、ケース11の開口の一部を閉塞するプレート13と、支持部材6が取り付けられるスイッチプレート14と、を有している。
ベース1は、ケース11と、ケース11に収容される本体部12と、ケース11の開口の一部を閉塞するプレート13と、支持部材6が取り付けられるスイッチプレート14と、を有している。
ケース11は、中央から左右方向の外側に張り出した第1及び第2フランジ部111,112を有している。第1フランジ部111には第1固定孔111aが形成され、第2フランジ部112には第2固定孔112aが形成されている。ケース11には、本体部12を収容する収容空間11aが形成されている。ケース11の中央部には、ストライカが進入するための進入溝110が形成されている。
本体部12は、略直方形状であり、ケース11と対向する面と反対側の面にラッチ2及びロックレバー3が取り付けられる。本体部12には、ロックレバー3を支持するロック軸16が挿通されるロック挿通孔12aと、ラッチ2を支持するラッチ軸15が挿入されるラッチ挿通孔12bとが形成されている。また、本体部12には、ストライカが進入するストライカ凸部120が形成されている。
プレート13は、ケース11の開口を閉塞するカバー部131と、カバー部131に交差するように立ち上がって形成された壁部132とを有している。カバー部131には、ケース11の第1及び第2固定孔111a,112aのそれぞれに対応して設けられた一対の貫通孔131a,131bが形成されている。壁部132には、後述するオートクローズレバー7が取り付けられる貫通孔132aが形成されている。ここで、プレート13のカバー部131に形成された壁部132は、カバー部131に別部材として固定することにより設けてもよく、カバー部131と同一部材で一体に形成することにより設けてもよい。
スイッチプレート14は、プレート13の壁部132の側部に取り付けられている。スイッチプレート14には、支持部材6を介してスイッチ5が取り付けられる。スイッチプレート14については後述する。
(ラッチの構成)
ラッチ2には、ストライカが係合する係合溝2aが形成されている。ラッチ2は、後述するロックレバー3のロック係合部300に係合される被係合部20を有している。ラッチ2には、ラッチ軸15が挿通されるラッチ孔2bが形成されている。
ラッチ2には、ストライカが係合する係合溝2aが形成されている。ラッチ2は、後述するロックレバー3のロック係合部300に係合される被係合部20を有している。ラッチ2には、ラッチ軸15が挿通されるラッチ孔2bが形成されている。
ラッチ2は、ロックレバー3のロック係合部300に係合されてストライカを係合溝2a内に拘束するラッチ位置と、ロックレバー3による係合が解除されてストライカを係合溝2aから解放するアンラッチ位置との間を回動可能である。ラッチ2は、ロックレバー3による係合が解除されると共に図略のバネ部材によってアンラッチ位置方向に回動される。
(ロックレバーの構成)
ロックレバー3は、ロック軸16が挿通されるロック孔30aが形成された長板部30と、長板部30の端部から板厚方向に延出したロック解除部31と、を有している。長板部30には、前述のロック係合部300が形成されている。ロック解除部31は、図略の解除ケーブルの先端が連結されており、ロック解除操作がされるとロックレバー3がアンロック位置に回動する。これにより、ラッチ2とロックレバー3との係合が解除される。
ロックレバー3は、ロック軸16が挿通されるロック孔30aが形成された長板部30と、長板部30の端部から板厚方向に延出したロック解除部31と、を有している。長板部30には、前述のロック係合部300が形成されている。ロック解除部31は、図略の解除ケーブルの先端が連結されており、ロック解除操作がされるとロックレバー3がアンロック位置に回動する。これにより、ラッチ2とロックレバー3との係合が解除される。
ロックレバー3は、ラッチ2と係合する係合位置と、ラッチ2との係合が解除された非係合位置との間を回動可能である。ロックレバー3は、図略のバネ部材によって常時ロック位置方向の弾性力を受けているので、ラッチ2がアンラッチ位置からラッチ位置に回動した場合には、ラッチ2によって非係合位置に押し戻されて、前記バネ部材の弾性力によって再度ロック位置に戻り、ラッチ2の被係合部20とロックレバー3のロック係合部300が係合する。
サブラッチ4は、ラッチ軸15によってラッチ2と一体回転可能である。ラッチ軸15は、その一端がサブラッチ4に相対回転不能に連結される第1連結部151であり、その他端がラッチ2に相対回転不能に連結される第2連結部152である。
サブラッチ4には、ラッチ軸15の第1連結部151が挿通されるサブラッチ孔4aが形成されている。また、サブラッチ4は、後述するスイッチ5の板バネ部52(後述する図6参照)を押圧する押圧部40と、オートクローズレバー7と係合するクローズ係合部41とを有している。
サブラッチ4は、ラッチ2のラッチ位置に対応するサブラッチ位置と、ラッチ2のアンラッチ位置に対応するサブアンラッチ位置との間を回動可能である。サブラッチ4は、サブラッチ位置において、スイッチ5の板バネ部52と接触した状態となり、サブアンラッチ位置においてスイッチ5の板バネ部52と離間した状態となる。つまり、ラッチ2がラッチ位置にあるロック状態において、スイッチ5の板バネ部52とサブラッチ4とが接触状態となりスイッチ5がオン信号を出力する。一方、ラッチ2がアンラッチ位置にあるアンロック状態において、スイッチ5の板バネ部52とサブラッチ4とが離間状態となりスイッチ5がオフ信号を出力する。
スイッチ5は、車両に搭載された図略のECUに電気的に接続されており、当該制御部によって車室内の室内灯の点灯及び消灯の動作が制御される。本実施の形態では、この制御部は、例えば、スイッチ5がオン信号を出力した場合には室内灯を消灯し、スイッチ5からオフ信号を出力した場合には室内灯を点灯するように制御する。つまり、車両用ロック装置100がロック状態の場合には室内灯が消灯し、アンロック状態の場合には室内灯が点灯する。
オートクローズレバー7は、クローズ位置とオープン位置(二点鎖線で示す)との間を回動可能である。また、オートクローズレバー7は、腕部70と、腕部70の先端に設けられ、図略のアクチュエータに連結される被駆動部71と、回動可能に支持される被支持部72と、を有している。被支持部72には、連結ピン700が挿通される挿通孔72aが形成されている。被支持部72は、オートクローズレバー7のクローズ位置においてサブラッチ4と接触する接触部720を有している。オートクローズレバー7がオープン位置からクローズ位置に回動すると、接触部720がサブラッチ4のクローズ係合部41と接触し、サブラッチ4がサブラッチ方向に回動する。
(スイッチプレート、支持部材、スイッチの構成)
次に、スイッチプレート14、支持部材6、スイッチ5の構成について図4乃至図6を参照して説明する。
次に、スイッチプレート14、支持部材6、スイッチ5の構成について図4乃至図6を参照して説明する。
図4(a)〜(e)は、ベースのスイッチ支持部の構成を示す平面図であり、(a)は上面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は正面図であり、(d)は右側面図であり、(e)は底面図である。図5(a)〜(d)は、支持部材の構成を示す平面図であり、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は右側面図であり、(d)は底面図である。図6は、スイッチ5の構成及びスイッチ5の支持構造を示す斜視図である。図6では、スイッチ5のボタン部51が押圧される被押圧位置にある板バネ部52を二点鎖線で示す。
(スイッチプレートの構成)
図4及び図6に示すように、スイッチプレート14は、支持部材6を支持する支持部140と、ベース1の壁部132に固定される固定部143と、を有している。支持部140は、縦板部141と横板部142とからなる。
図4及び図6に示すように、スイッチプレート14は、支持部材6を支持する支持部140と、ベース1の壁部132に固定される固定部143と、を有している。支持部140は、縦板部141と横板部142とからなる。
縦板部141には、スイッチ5を固定するための第5の固定ボルト95の先端との干渉を回避するための逃げ孔141aが形成されている。
横板部142には、第1及び第2の固定ボルト91,92が挿通するボルト挿通孔142a,142bが形成されている。また、横板部142には、山と谷とが交互に配列してなる第1凹凸部144が形成されている。
固定部143には、第3及び第4の固定ボルト93,94が挿通する挿通孔143a,143bが形成されている。固定部143は、第3及び第4の固定ボルト93,94によってベース1の壁部132の側部に固定されている。
(支持部材の構成)
図5及び図6に示すように、支持部材6は、スイッチ5が取り付けられる取付部61と、スイッチプレート14の支持部140に対する取付位置を調整可能な調整部62と、からなる。
図5及び図6に示すように、支持部材6は、スイッチ5が取り付けられる取付部61と、スイッチプレート14の支持部140に対する取付位置を調整可能な調整部62と、からなる。
取付部61には、スイッチ5を固定するための第5の固定ボルト95が挿通するボルト挿通孔61aと、スイッチ5の回り止め突起が挿入されるストッパ孔61bとが形成されている。
調整部62には、スイッチ5をベース1のスイッチプレート14に取り付けられる取付位置を調整するための第1及び第2の長孔62a,62bが形成されている。本実施の形態では、第1及び第2の長孔62a,62bが楕円形状であるが、孔の形状はこれに限定されず、例えば長方形状であってもよい。
調整部62は、取付部61の上端から取付部61の板厚方向に延出している。図5(c)に示すように、支持部材6は、側方から見た形状が逆L字型である。
図5(d)に示すように、調整部62の裏面には、山と谷とが交互に配列してなる第2凹凸部620が形成されている。
図6に示すように、支持部材6の取付部61はスイッチプレート14の縦板部141に接し、支持部材6の調整部62はスイッチプレート14の横板部142に接している。
スイッチ5は、本体部50と、本体部50の下端に設けられたボタン部51と、ボタン部51を押圧する押圧位置と押圧しない非押圧位置との間を変位する板バネ部52とを有している。本体部50は、第2の固定ボルト95によって支持部材6に固定されている。
板バネ部52は、その一端52aが本体部50に連結され、その他端52bが本体部50から離れた自由端となっており、円弧状に湾曲した円弧状である。板バネ部52の他端52bは、外力が加わっていない自然状態において本体部50から離れた非押圧位置にあり、サブラッチ4の押圧部40によって押圧された押圧状態において本体部50に近づいた押圧位置にある。板バネ部52の押圧位置において、板バネ部52の中央部がボタン部51を押圧する。
図7(a)は、ベース1のスイッチプレート14から支持部材6が取り外れた状態を下方から見た場合の支持部材6及びベース1のスイッチプレート14の構成を示す斜視図であり、図7(b)は、ベース1のスイッチプレート14から支持部材6が取り外れた状態を上方から見た場合の支持部材6及びベース1のスイッチプレート14の構成を示す斜視図である。
図7(b)に示すように、支持部材6をスイッチプレート14に取り付ける際において、支持部材6は、スイッチプレート14に対する取付位置を調整可能である。
より詳細には、第1及び第2の固定ボルト91,92を支持部材6の第1及び第2の長孔62a,62b並びにスイッチプレート14のボルト挿通孔142a,142bに挿通させた状態において、支持部材6は、第1及び第2の長孔62a,62bの長さに応じてスイッチプレート14に対する相対移動が可能である。つまり、支持部材6は、第1及び第2の長孔62a,62bの長手方向(矢印A方向)に沿って移動され、スイッチプレート14に対する相対位置が調整される。
以上説明した本実施の形態によれば、スイッチ5が固定された支持部材6のスイッチプレート14に対する取付位置を調整することができるので、サブラッチ4の押圧部40に対するスイッチ5の板バネ部52の相対位置を調整することができる。
例えば、車両用ロック装置100の構成部品による寸法公差の累積によってスイッチ5の板バネ部52と、サブラッチ4及びラッチ2の回動位置との間の相対的な位置関係にズレが生じた場合には、ラッチ2の回動位置に対するスイッチ5の検出タイミングにばらつきが生じることがある。これに対して、本実施の形態では、それらの寸法公差を考慮したうえで、スイッチ5の位置を調整して取付位置を決定することができるので、ラッチ2の回動位置に対するスイッチ5の検出タイミングのバラツキを抑制することができる。
また、特許文献1に記載の車両用ロック装置のように、検出端子を回転させる機構を必要とすることがない簡素な構成でラッチ2の回動位置に対するスイッチ5の検出タイミングのバラツキを抑制することができる。すなわち、本実施の形態によれば、簡素な構成でラッチの回動位置に対するスイッチの検出タイミングのバラツキを抑制することができる。
ベース1のスイッチプレート14の第1凹凸部144及び支持部材6の第2凹凸部620は、その山と谷が第1及び第2の長孔62a,62bの長手方向に沿って交互に配列して形成されている。
ここで、スイッチ5が固定された支持部材6をスイッチプレート14に対し位置調整をして固定したとしても、車両の走行時の振動がロック装置に加わることやドアの開閉でスイッチ5に繰り返し力が加わることにより、調整した取り付け位置から位置ズレを起こす場合がある。しかし、本実施の形態によれば、支持部材6がスイッチプレート14に固定された状態では、支持部材6の第2凹凸部620がスイッチプレート14の第1凹凸部144に噛み合うことにより、支持部材6のスイッチプレート14に対する相対移動が規制されている。これにより、支持部材6のスイッチプレート14に対する位置ズレが抑制されている。すなわち、スイッチの検出タイミングのバラツキを長期にわたって抑制することができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…ベース
2…ラッチ
3…ロックレバー
4…サブラッチ
5…スイッチ
6…支持部材
7…オートクローズレバー
11…ケース
13…プレート
14…スイッチプレート
61…取付部
62…調整部
62a…第1の長孔
62b…第2の長孔
100 車両用ロック装置
2…ラッチ
3…ロックレバー
4…サブラッチ
5…スイッチ
6…支持部材
7…オートクローズレバー
11…ケース
13…プレート
14…スイッチプレート
61…取付部
62…調整部
62a…第1の長孔
62b…第2の長孔
100 車両用ロック装置
Claims (2)
- 車体に固定されるベースと、
前記ベースに回動可能に取り付けられてストライカを拘束及び解放するラッチと、
前記ラッチと係合して前記ラッチの回動位置を検出するスイッチと、
前記ベースに取り付けられ、前記スイッチを支持する支持部材と、を備え、
前記支持部材には、前記ベースに取り付けられる取付位置を調整するための長孔が形成されている、
車両用ロック装置。 - 前記ベース及び前記支持部材には、山と谷とが前記長孔の長手方向に沿って交互に配列してなる凹凸部がそれぞれ形成され、
前記支持部材の前記凹凸部が前記ベースの前記凹凸部に噛み合うことにより、前記支持部材の前記ベースに対する相対移動が規制される、
請求項1に記載の車両用ロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019077781A JP2020176395A (ja) | 2019-04-16 | 2019-04-16 | 車両用ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019077781A JP2020176395A (ja) | 2019-04-16 | 2019-04-16 | 車両用ロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020176395A true JP2020176395A (ja) | 2020-10-29 |
Family
ID=72937351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019077781A Pending JP2020176395A (ja) | 2019-04-16 | 2019-04-16 | 車両用ロック装置 |
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---|---|
JP (1) | JP2020176395A (ja) |
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2019
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