JP2020174608A - ワイヤーの架線用碍子 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱を樹木で代替しても樹木が傷まず、低コストで簡単に支柱に取り付け可能なワイヤーの架線用碍子を提供する。【解決手段】ワイヤー3を支柱4に架線する架線用碍子1の筐体2には、表側にワイヤー挿通路11とその両側に位置する隆起部13、及びワイヤー挿通路11を両側から跨ぐ2本のアーム12があり、裏側には、左右の壁21L、21Rと上下の壁22U、22Bに囲まれた凹部23及び凹部23内を複数区画24に仕切る隔壁25があり、上下の壁及び隔壁には表側に窪む第1湾曲凹部26と、第1湾曲凹部の中央部に設けられた第2湾曲凹部27があり、左右の壁または隔壁の補強壁28にある取付孔14に取付具6を通して支柱4に固定するワイヤーの架線用碍子1である。凹部内の複数区画と第1と第2湾曲凹部により、この架線用碍子は径の大小にかかわらず樹木に取り付けが可能である。【選択図】図2

Description

本出願は、牧柵用ワイヤー、特に、電気牧柵用ワイヤーを、樹木などの支柱を利用して傾斜地などに張り巡らす際に、支柱にワイヤーを保持させるためのワイヤーの架線用碍子に関する。
従来、牧草地等の土地に動物を放牧する場合、動物を囲い込むためのフェンス、例えば、物理柵であるネットフェンスや、ワイヤーに印加した高電圧で動物に電撃を与える心理柵である電気ワイヤーフェンス(電気柵と呼ばれる)が必要である。このうち、電気ワイヤーフェンスは、囲い込む土地の周囲に所定の間隔を開けて立設した支柱(ポスト)に架線用碍子を取り付け、架線用碍子に張り巡らせた通電用のワイヤーに高電圧を印加することによって構成される。
ところで、フェンス施設、特に電気ワイヤーフェンス施設の設置にかかる全てのコストの内、最もコストが高いのは支柱の設置コストである。電気ワイヤーフェンス施設の場合、支柱を平坦な土地に設置する場合の資材費と人件費を含めたコストは一般に、フェンス設置コスト全体の約7割を占める。しかし、起伏の多い林間地や森林内に電気ワイヤーフェンスを施設する場合は、起伏のためにフェンスの設置が困難であり、人件費が増えるために、支柱の設置コストがフェンス設置コストの7割を超えてしまい、フェンス設置コストが上昇する。このように、林間地や森林内への電気ワイヤーフェンス設置は、支柱の設置コストが設置の大きな制約要因になっている。
すなわち、平坦地であればフェンスが比較的簡単に設置出来るので、人件費もかからないが、起伏がある傾斜地が多い林間地や森林内にフェンスを施設する場合は、より多くの部材が必要になり、施工も困難で人件費が増大する。また、林間地や森林内にフェンスを設置する場合のコストアップのもう一つの原因は、土地生産性が低いことである。平坦な牧草地は牧養力が高いため、動物を囲い込むための必要面積は比較的狭くても足りるが、林間地や森林は同じ牧養力を得るためにより広い面積が必要になり、囲むフェンスの全長も長くなる。このように、林間地や森林は平坦地よりも長いフェンスが必要になってより多くのコストがかかるため、林間放牧や森林放牧はこれまで敬遠されて来た。
一方、林間地や森林内にフェンスを設置する場合のコストを下げるために、支柱を林間地や森林内にある樹木で代替し、フェンスの施設コストの大幅削減を図ることが従来から行われてきた。例えば、特許文献1には樹木の幹部に釘部材でワイヤーの架線用碍子(特許文献1では支持具と記載)を取り付けてワイヤーを張設する樹木を利用した電気柵装置が開示されている。
特許第6265610号公報
ところが、特許文献1では、ワイヤーの支持具を樹木の幹に取り付ける際に、支持具を釘部材で幹に打ち付けることによって固定しているので、釘部材によって樹木が傷むという課題があった。また、金属製の支柱等と異なり、樹木には地面に対して垂直でないものがある上に、支柱の設置場所に生える樹木の直径が一定ではないので、支持具を取り付けることが可能な樹木が限られるという課題がある。更に、木にこぶがある場合には、樹木の表面に凹凸があり、枝があれば取り付けることができないので、樹木には指示具の取付場所に制約があるという課題もあった。
一方、樹木を傷めることなく、しかも樹木への取付場所の制約が少ないワイヤーの架線用碍子があれば、支柱を林間地や森林内にある樹木で代替することができ、林間地や森林内へのワイヤーフェンスの設置のコストを下げることができる。更に、林間地や森林内へのフェンス設置のコストが下がれば、林間地や森林内へのフェンス設置数が増え、現在人が行っている下草管理などの重労働を動物で行えることになる。
本発明は、林間地や森林内へのフェンス設置、特に電気ワイヤーフェンスの設置に際して、樹木を傷めることなく、しかも樹木への取付場所の制約が少なく、更に簡単にワイヤ樹木に取り付けることが可能であり、支柱を林間地や森林内にある樹木で代替することにより、ワイヤーフェンスの設置コストを低減することが可能なワイヤーの架線用碍子を提供することを目的とする。
1つの形態によれば、表側にワイヤーの保持構造を有し、裏側に支柱への取付構造を有する筐体を備えるワイヤーの架線用碍子であって、保持構造は、ワイヤーが配置されるワイヤー挿通路、ワイヤー挿通路の両側でワイヤー挿通路の底面に対して垂直に隆起し、対向壁が湾曲面であり、ワイヤー挿通路の左壁と右壁からの中間点における対向壁の間の距離が最も小さい2つの隆起部及びワイヤー挿通路の上方で2つの隆起部の間に設けられ、ワイヤー挿通路に配置したワイヤーがワイヤー挿通路から外れないようにする外れ防止機構を備え、取付構造は、ワイヤーの延伸方向に形成された左壁と右壁、ワイヤーの延伸方向に対して平行な上壁と下壁、左壁と右壁及び上壁と下壁に囲まれた凹部を備え、上壁と下壁には、同一位置に設けられた同一形状の第1湾曲凹部、第1湾曲凹部の中央部に設けられた別の同一形状の第2湾曲凹部、左壁と右壁に設けられて筐体を支柱に取り付けて固定する取付具が挿通される少なくとも2つの第1の取付孔が設けられたワイヤーの架線用碍子が提供される。
開示するワイヤーの架線用碍子によれば、林間地や森林内へのワイヤーフェンスの設置に際して、支柱を林間地や森林内にある樹木で代替する場合に、樹木を傷めることなく、しかも簡単に樹木に取り付けることができるので、ワイヤーフェンスの設置コストを下げることができるという効果がある。
開示するワイヤーの架線用碍子の第1の実施例の構造を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は(a)のB-B線における断面図である。 (a)は図1に示した架線用碍子を、ワイヤーの保持側に対して右斜め上方から見た斜視図、(b)は(a)に示した架線用碍子を支柱への取付側から見た斜視図である。 (a)は図2(a)に示した架線用碍子に、ワイヤーと取付具を取り付ける様子を示す斜視図、(b)は図2(b)に示した架線用碍子における、第2取付具の取り付け位置を説明する斜視図である。 (a)は開示する架線用碍子を太い木に取り付ける場合の、結束バンドを用いた取付方法を説明する説明図、(a)は開示する架線用碍子を細い木に取り付ける場合の、結束バンドを用いた取付方法を説明する説明図である。 開示する架線用碍子を傾斜地にある木に取り付けて敷設されたワイヤーフェンスを側面からみた図である。 (a)は図2(a)に示した架線用碍子の貫通孔に、それぞれ第2取付具である取付補助紐を取り付けた状態を示す斜視図、(b)は架線用碍子を樹木に取付具を用いて取り付けて固定した後に、第2取付具を用いて樹木の他の場所にも固定した例を説明する斜視図である。 開示する架線用碍子の一実施例において、アーム部分の図示を省略して架線用碍子が保持するワイヤーの状態を示すものであり、(a)はワイヤーをU字状に保持する状態を示す図、(b)はワイヤーを斜めに保持する状態を示す図、(c)は水平に保持したワイヤーが上下方向に揺さぶられても保持する状態を示す図である。 開示するワイヤーの架線用碍子の第2の実施例の構造を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 開示するワイヤーの架線用碍子の第3の実施例の構造を示すものであり、架線用碍子を支柱への取付側から見た斜視図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態においては、同一または類似の要素には共通の参照符号を付し、理解を容易にするために、図面の縮尺を適宜変更している。
図1は、開示するワイヤーフェンス用、特に電気ワイヤーの架線用碍子1の第1の実施例の構造を示しており、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は(a)のB-B線における断面図である。また、図2(a)は、図1に示した架線用碍子1をワイヤーの保持側に対して右斜め上方から見たものであり、(b)は(a)に示した架線用碍子1を、支柱への取付側から見た斜視図である。ここでは図1に図2を併用して架線用碍子1の構造を説明する。
開示する架線用碍子1の筐体2は、絶縁性樹脂を使用して、成形により一体的に形成されており、電気ワイヤーの架線用碍子1として使用しても、ワイヤーに印加される電圧が支柱を通じて地面に流れないようになっている。筐体2は絶縁材料であれば樹脂でなくても良く、例えば磁器で形成することができる。筐体2は、表側にワイヤーを保持する保持構造10を備え、裏側に筐体2を支柱、特に樹木、に取り付けるための取付構造20を備える。そこでまず、表側の保持構造10について説明し、次いで取付構造20について説明する。
筐体2には、架線用碍子1が保持するワイヤーの延伸方向に形成された湾曲する左壁21Lと湾曲する右壁21R、及びワイヤーの延伸方向に対して平行な上壁22Uと下壁22Bがある。なお、左壁21Lと右壁21R、及び上壁22Uと下壁22Bは、説明の都合上の名称であり、上下左右の壁の内、どちらの壁が上壁、或いは左壁であっても良い。これは、開示する筐体2の形状は、上下を逆にしても同じ形状だからである。従って、開示する筐体2は、上壁22Uと下壁22Bのどちらを上側にしても支柱に同様に取り付けることができる。
左壁21Lと右壁21Rとの間の筐体2の表面は滑らかな曲面となっており、この表面に、上に突の方向に湾曲する空間であるワイヤー挿通路11と、ワイヤー挿通路11の両側において筐体2の表面から垂直に隆起する隆起部13がある。隆起部13の、ワイヤー挿通路11を挟む対向壁13Wは湾曲面となっている。対向壁13Wの間の距離は、ワイヤー挿通路11の左右からの中間点の位置で最も短くなっている。対向壁13Wは平面視すると放物線状の曲面とすることができ、この場合、ワイヤー挿通路11の左右からの中間点の位置が放物線の変曲点となる。
更に、ワイヤー挿通路11の両側にある隆起部13の上面には、ワイヤー挿通路11に配置されたワイヤー3がワイヤー挿通路11から外れないようにする、ワイヤー3の外れ防止機構12が設けられている。本実施例では、外れ防止機構12として、ワイヤー挿通路11をそれぞれ跨ぐように隆起部13の上面から延伸された湾曲する第1と第2の2本のアーム12Aが設けられている(第1と第2の2本のアーム12Aはどちらが第1か第2かの区別を要しない)。2本のアーム12Aは平行であり、2本のアーム12Aの間には、ワイヤーの径以上の隙間Sが設けられている。2本のアーム12Aの先端部は、それぞれ反対側の隆起部13の上面まで達しているが、2本のアーム12Aの先端部と隆起部13の上面との間にはワイヤーの径以上の隙間M(図1(b)、(c)参照)が設けられている。
また、2本のアーム12Aの基部の両側の隆起部13の上面には、ワイヤーの延伸方向に平行な円周溝16が形成されており、2本のアーム12Aの基部には、両側にある円周溝16を面一状態で連通すると共に、2本のアーム12Aの基部を貫通する貫通孔15が形成されている。そして、2本のアーム12Aの基部の両側に設けられた円周溝16のうち、隆起部13の対向壁13Wに近い方の端部は対向壁13Wまで達して対向壁13Wを切り欠いているが、隆起部13の対向壁13Wから遠い方の端部は、対向壁13Wまで達せずに球面で終端している。貫通孔15及び円周溝16は、架線用碍子1に後述する第2取付具を取り付けるためのものである。
左壁21Lと右壁21Rには、図1(b)、(d)に示されるように、架線用碍子1を支柱に取り付けるための取付具である結束バンドを挿通するための第1取付孔14Aが複数個(本実施例では左壁21Lと右壁21Rにそれぞれ3つずつ)設けられている。そして、第1取付孔14Aの上方には、ワイヤー挿通路11を通るワイヤーと第1取付孔14Aに挿入される結束バンドとの接触を防止するためのカバー17が設けられている。
次に、架線用碍子1を支柱に取り付けるための筐体2の裏側の取付構造20について説明する。取付構造20には、図2(b)に示されるように、ワイヤーの延伸方向に形成された左壁21Lと右壁21R、ワイヤーの延伸方向に対して平行な上壁22Uと下壁22Bがある。左壁21L、右壁21R及び上壁22Uと下壁22Bに囲まれた部分は凹部23になっている。凹部23内は、本実施例では左壁21Lと右壁21Rに平行な複数の隔壁25(本実施例では隔壁数は4つ)によって複数区画24に仕切られている。
凹部23内を複数区画24に仕切るのは、筐体2の補強と、筐体2が樹木に接する場合に複数の点で樹木に接触させることにより、架線用碍子1を樹木に取り付けた時に、架線用碍子1が樹木に対して傷を付けないようにするためである。筐体2の補強が必要ない場合は、隔壁25は設けなくても良い。また、筐体2の裏面の凹部23が隔壁25により複数区画24に分かれていると、樹木の幹の凹凸が複数区画24に入り込むことにより、筐体2に大きな力が加わった場合に、筐体2が滑り移動する危険性を低減できる。
上壁22Uと下壁22B及び複数枚の隔壁25には、これらをワイヤーの延伸方向に対して垂直な方向から見通した時に、左壁21Lと右壁21Rとの間に形成されて筐体2の表側に窪む同一形状の第1湾曲凹部26が、同一位置に設けられている。更に、第1湾曲凹部26の中央部には、筐体2の表側に窪む同一形状の第2湾曲凹部27が、同一位置に設けられている。
また、図2(a)に示した隆起部13の裏側には、図2(b)に示すような空洞部18が形成されている。空洞部18には隆起部13の補強のためのリブ19がある。上壁22Uと下壁22B及び複数枚の隔壁25に形成された第1湾曲凹部26の両端部分に、樹木の直径が所定値以上の時に樹木に当接する第1当接部26Tが設けられている。そして、上壁22Uと下壁22B及び複数枚の隔壁25に形成された第2湾曲凹部27の両端部分に、樹木の直径が所定値未満の時に樹木に当接する第2当接部27Tが設けられている。第1当接部26Tと第2当接部27Tは湾曲面になっている。
また、凹部23内に設けられた4枚の隔壁25のうち、隣接する外側の隔壁25と内側の隔壁25の間には、前述の第1湾曲凹部26の両側部分に、筐体2の表側に向かう補強壁28が設けられている。そして、この補強壁28には、第2取付具を挿通するための第2取付孔14Bがそれぞれ設けられている。
ここで、以上のような構造を備える架線用碍子1へのワイヤー3の配設、及び取付具6と第2取付具9の架線用碍子1への取り付けについて図3を用いて説明する。まず、図3(a)には、図2(a)に示した架線用碍子1にワイヤー3と取付具6を取り付ける様子が示されている。取付具6には結束バンド6(以後、結束バンドにも取付具6と同じ符号6を付す)を使用することができる。また、ワイヤー3の直径は隙間S及び隙間Mの距離より小さい。
ワイヤー3をワイヤー挿通路11に保持させる場合は、ワイヤー3を撓ませて両側に折り返し部3Tを形成し、2つの折り返し部3Tの間の部分を隙間Sに挿入すると共に、折り返し部3Tを2つのアーム12Aの先端部の先を通過させた状態で、ワイヤー3をワイヤー挿通路11側に移動させる。ワイヤー3の2つの折り返し部3Tの間の部分が隙間Sを通過すると共に、2つの折り返し部3Tがアーム12Aの先端部の先をそれぞれ通過したら、ワイヤー3を白抜き矢印で示す方向に引っ張る。すると、ワイヤー3の2つの折り返し部3Tがアーム12Aの先端部と隆起部13との間の隙間Mを通過して、ワイヤー3がワイヤー挿通路11に挿入されて保持される。
一方、結束バンド6は2本使用し、幹が太い樹木の場合には、2本の結束バンド6は、左壁21L及び右壁21Rに設けられたカバー17の内側にある第1取付孔14Aの一方から挿入し、架線用碍子1の内部を通過させて対向位置にある第1取付孔14Aから外に引き出すことによって、架線用碍子1に装着する。また、幹が細い樹木の場合には、図3(b)に示すように、2本の結束バンド6を、2つの隔壁25の間の部分にある補強壁28に設けられた第2取付孔14Bをそれぞれ挿通させた後に、反対側にあるもう1つの第2取付孔14Bを挿通させることによって、架線用碍子1に装着する。
ここで、図4により、架線用碍子1を支柱(樹木の幹4)に固定する通常の方法について説明する。図4(a)は、架線用碍子1を太い支柱4、ここでは森林に生える幹4が太い樹木に取り付ける状態を説明するものであり、幹4の断面を上から見た状態が示されている。太い幹4に架線用碍子1を固定する場合は、架線用碍子1の左壁21Lと右壁21Rにある第1取付孔14Aに結束バンド6を挿通し、結束バンド6の両端を幹4の裏側でバックル6Bによって固定する。バックル6Bは結束バンド6の両端を幹4の裏側で固定する1つの手段であり、結束バンド6の固定方法は特に限定されるものではない。
このように、架線用碍子1を幹4の太い樹木に取り付ける場合、幹4の表面に凹凸があっても、その凹凸は凹部23及び上壁22Uや図示されない複数の隔壁25及び下壁22Bに設けられた第1湾曲凹部26に入り込ませることができる。そして、この状態で幹4の表面に第1湾曲凹部26の両端部にある第1当接部26Tを当接させれば、幹4の表面の凹凸を凹部23や第1湾曲凹部26が受け入れることにより、架線用碍子1を太い幹4に取り付けることが可能である。また、ワイヤー挿通路11に保持されたワイヤー3は、架線用碍子1に設けられてワイヤー挿通路11の上部に両側から覆いかぶさる2本のアーム12Aにより、架線用碍子1から外れることはない。
図4(b)は、架線用碍子1を細い支柱4、ここでは森林に生える幹4が細い樹木に取り付ける状態を説明するものであり、幹4の断面を上から見た状態が示されている。細い幹4に架線用碍子1を固定する場合は、架線用碍子1の隔壁25にある第2取付孔14B(図3(b)参照)に結束バンド6を挿通し、結束バンド6の両端を幹4の裏側で、結束バンド6の両端に設けられた面ファスナ6Fによって固定する。面ファスナ6Fも結束バンド6の両端を幹4の裏側で固定する1つの手段である。
このように、架線用碍子1を細い樹木の幹4に取り付ける場合、幹4の表面に凹凸があっても、その凹凸は凹部23や上壁22U、図示されない複数の隔壁25及び下壁22Bに設けられた第2湾曲凹部27に入り込ませることができる。そして、この状態で幹4の表面に第2湾曲凹部27の両端部にある第2当接部27Tを当接させれば、幹4の表面の凹凸が筐体2の裏面にある取付構造20に受け入れられて架線用碍子1を細い幹4に取り付けることが可能である。また、取付具6として結束バンド6を使用すれば、幹4の表面の凹凸が架線用碍子1の凹部23や第2湾曲凹部27に入り込んでも、結束バンド6は架線用碍子1内で幹4の表面に沿って変形できる。
以上のような構造を備えるワイヤーの架線用碍子1は、図5に示すように、傾斜地8に生える樹木7の幹4に、取付具(結束バンド)によって簡単に取り付けることができる。このため、ワイヤー3を簡単に傾斜地8に生える樹木7の幹4に保持させることができるので、傾斜地8にワイヤー3に高電圧発生源を接続した電気ワイヤーフェンス5を容易に設置できる。
一方、架線用碍子1を森林に生える樹木に取り付ける場合、架線用碍子1を取り付ける幹が垂直でない場合があり、このような場合、架線用碍子1が幹から外れて落下する場合がある。また、樹木の種類により、幹の架線用碍子1の取付面が滑らかで架線用碍子1が滑って外れ易い場合がある。このような場合、開示する架線用碍子1では、図3に示した取付具6に加えて、補助的な第2取付具を架線用碍子1に取り付け、樹木の幹や太い枝への取り付けを強化することができる。これを図6を用いて説明する。
図6(a)は、図2(a)に示した架線用碍子1の2本のアーム12Aの基部にそれぞれ設けられている貫通孔15に、円周溝16に沿わせて第2取付具9である取付補助紐9(以後、取付補助紐にも第2取付具9と同じ符号9を付す)を、取り付けて固定した状態を示している。本実施例では、取付補助紐9の端部を、貫通孔15に挿通した後に「ふた結び」して架線用碍子1に固定している。取付補助紐9の端部の貫通孔15を挿通させた後の固定方法は「ふた結び」に限定されるものではなく、任意の結び方で固定すれば良い。取付補助紐9の他方の端部はフリーであるので、樹木の別の場所、或いは樹木以外の場所に固定することができる。
図6(b)は、樹木7の幹4や太い枝4Bに取付具6を用いて架線用碍子1を取り付けて固定した後に、取付補助紐9を用いて筐体2の固定位置とは異なる幹4や枝4Bの別の場所に固定した例を説明するものである。手前側の樹木7の幹4には、垂直部分に架線用碍子1が結束バンド6で取り付けられており、奥側の樹木7には、斜めの太い枝4Bに架線用碍子1が結束バンド6で取り付けられている。架線用碍子1に一方の端部が固定された2本の取付補助紐9は、他方の端部が架線用碍子1の上下部分の樹木7の幹4や枝4Bに巻き付けられて固定されている。このように、結束バンド6と取付補助紐9の両方で架線用碍子1を樹木7の幹4や枝4Bに固定すれば、架線用碍子1が幹4や枝4Bから外れる虞が低くなる。
ここで、架線用碍子1の表側に設けられた隆起部13の形状と、この形状による効果について図7を用いて説明する。なお、図7には、隆起部13の形状を明確に示すために、アーム12Aの先端部の図示を省略した平面図が示されている。ワイヤー挿通路11の両側でワイヤー挿通路11の底面から垂直に隆起する隆起部13の対向壁13Wは、ワイヤー挿通路11の左右からの中間点に接する部分で折り返される湾曲面である。この湾曲面は、平面視すると放物線形状の湾曲面とすることができ、この場合は折り返される部分が放物線の変曲点となる。
このため、ワイヤー挿通路11に配されるワイヤー3は、対向壁13Wの湾曲面に対して色々な角度でワイヤー挿通路11に配置することができる。これは、架線用碍子1を取り付ける樹木の幹は、必ずしも鉛直方向に立ち上がっているとは限らず、様々の方向を向いているからであり、場合によっては樹木の枝に架線用碍子1を取り付けた方が良い場合があるからである。また、開示する架線用碍子1は、様々な形状の樹木の幹や枝に取り付けることができると共に、樹木以外の支柱に取り付けることができる。
図7(a)は、ワイヤー3が架線用碍子1のワイヤー挿通路11にU字状に保持された状態を示すものであり、ワイヤー3は一方の対向壁13Wの湾曲面の折れ曲がり部分に接している。図7(b)は、ワイヤー3が架線用碍子1のワイヤー挿通路11に斜めに保持された状態を示すものであり、ワイヤー3は上下にある対向壁13Wの湾曲面の両方に接している。更に、図7(c)は、ワイヤー3が架線用碍子1のワイヤー挿通路11に対向壁13Wに接することなく水平に保持された状態にあるときに、ワイヤー3が上下方向に揺さぶられた状態を示すものである。
ワイヤーフェンスでは、ワイヤー3に動物が引っかかった場合の衝撃で、ワイヤー3が上下方向に揺さぶられる場合がある。一方、開示する架線用碍子1のワイヤー挿通路11は、対向壁13Wの湾曲面の折れ曲がり部分の両側で末広がりに広くなっている。このため、ワイヤー3に動物が引っかかった場合の衝撃でワイヤー3が上下方向に揺さぶられても、ワイヤー3がワイヤー挿通路11の内部で移動することにより、架線用碍子1に加わるワイヤー3からの応力を低減でき、架線用碍子1が樹木から外れ難くできる。
図8は、開示するワイヤーフェンス用、特に電気ワイヤーの架線用碍子1の第2の実施例の構造を示しており、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。架線用碍子1の筐体2が絶縁性樹脂を使用して、成形により一体的に形成されている点は前述の第1の実施例と同じである。第2の実施例が第1の実施例と相違する点は、ワイヤー3の外れ防止機構12の構造のみである。よって、外れ防止機構12以外の部分については第1の実施例と同じ符号を付してその説明を省略する。
第1の実施例では、ワイヤー挿通路11をそれぞれ跨ぐように隆起部13の上面から延伸された湾曲する第1と第2の2本のアーム12Aが設けられていた。第2の実施例では2本のアーム12Aの代わりに、隆起部13の対向壁13W側に、2つのボルト取付壁12Wが対向して設けられている。2つのボルト取付壁12Wの、対向壁13W側の面は対向壁13W側と同一の湾曲面となっており、この湾曲面の反対側がワイヤー挿通路11に平行な平面となっている。
2つのボルト取付壁12Wにはそれぞれ、対向する位置にボルト挿通孔が設けられており、このボルト挿通孔にボルト12Bが挿通され、ナット12Nで固定される。ボルト12Bは半ねじのボルトであり、ボルト12Bの先端部分だけにねじ溝が設けられている。第2の実施例では、ワイヤー挿通路11にワイヤー3を配置する場合は、一旦ナット12Nをボルト12Bから外してボルト12Bをボルト取付壁12Wから抜き、ワイヤー3をワイヤー挿通路11に配置した後にボルト12Bをボルト挿通孔に通してナット12Nで固定すれば良い。
また、第1の実施例では、2本のアーム12Aの基部に、両側にある円周溝16を連通する貫通孔15が設けられていた。一方、第2の実施例では、2本のアーム12Aがないので、隆起部13の上面の、円周溝16の上方にアーチ状の引掛部12Cが設けられている。従って、この引掛部12Cを利用すれば、第1の実施例と同様に、第2取付具を取り付けることができる。
図9は、開示するワイヤーの架線用碍子の第3の実施例の構造を示すものであり、架線用碍子1を支柱への取付側から見た斜視図である。第3の実施例が第1の実施例と相違する点は、取付構造20のみである。よって、取付構造20以外の部分については第1の実施例と同じ符号を付してその説明を省略する。
第1の実施例では、左壁21L、右壁21R及び上壁22Uと下壁22Bに囲まれた凹部23に、上壁22Uと下壁22Bに平行な4つの隔壁25があり、凹部23が5つの区画24に仕切られていた。一方、第3の実施例では、凹部23の内部に左壁21Lと右壁21Rに平行な隔壁25は設けられておらず、左壁21Lと右壁21Rに平行な2つの補強壁28Aが、第1湾曲凹部26の第1当接部26Tの部分に設けられている。また、2つの補強壁28Aには、取付具6を挿通するための第1取付孔14Aがそれぞれ3つずつ設けられている。第3の実施例には第2取付孔14Bは設けられていない。
第3の実施例の取付構造20はシンプルであり、安価に架線用碍子1を製造することができ、この構造でも筐体2が樹木に接する場合に複数の点で樹木に接触させることができるので、架線用碍子1を樹木に取り付けた時に、架線用碍子1が樹木に対して傷を付けないようにすることができる。
1 架線用碍子
2 筐体
3 ワイヤー
4 支柱(樹木の幹)
5 ワイヤーフェンス
6 取付具(結束バンド)
7 樹木
9 第2取付具(取付補助紐)
10 保持構造
11 ワイヤー挿通路
12 外れ防止機構
12A アーム
12W ボルト取付壁
13 隆起部
13W 対向壁
14A 第1取付孔
14B 第2取付孔
15 貫通孔
16 円周溝
20 取付構造
21L 左壁
21R 右壁
22B 下壁
22U 上壁
23 凹部
24 区画
25 隔壁
26 第1湾曲凹部
26T 第1当接部
27 第2湾曲凹部
27T 第2当接部
28,28A 補強壁
S,M 隙間

Claims (8)

  1. 表側にワイヤーの保持構造を有し、裏側に支柱への取付構造を有する筐体を備えるワイヤーの架線用碍子であって、
    前記保持構造は、前記ワイヤーが配置されるワイヤー挿通路、前記ワイヤー挿通路の両側で前記ワイヤー挿通路の底面に対して垂直に隆起し、対向壁が湾曲面であり、前記ワイヤー挿通路の前記左壁と右壁からの中間点における前記対向壁の間の距離が最も小さい2つの隆起部及び前記ワイヤー挿通路の上方で前記2つの隆起部の間に設けられ、前記ワイヤー挿通路に配置した前記ワイヤーが前記ワイヤー挿通路から外れないようにする外れ防止機構を備え、
    前記取付構造は、前記ワイヤーの延伸方向に形成された左壁と右壁、前記ワイヤーの延伸方向に対して平行な上壁と下壁、前記左壁と右壁及び前記上壁と下壁に囲まれた凹部を備え、前記上壁と下壁には、同一位置に設けられた同一形状の第1湾曲凹部、前記第1湾曲凹部の中央部に設けられた別の同一形状の第2湾曲凹部、前記左壁と右壁に設けられて前記筐体を前記支柱に取り付けて固定する取付具が挿通される少なくとも2つの第1の取付孔が設けられたワイヤーの架線用碍子。
  2. 前記外れ防止機構は、前記隆起部の一方の上面から延伸されて前記ワイヤー挿通路を跨ぎ、先端部が他方の前記隆起部の上面の上方に達する第1のアーム、及び前記隆起部の前記他方の上面から延伸されて前記第1のアームとは前記ワイヤーの径以上の隙間を隔てて前記ワイヤー挿通路を跨ぎ、先端部が前記一方の隆起部の上面の上方に達する前記第1のアームに平行な第2のアームを備えている請求項1に記載のワイヤーの架線用碍子。
  3. 前記対向壁の湾曲面の形状は、平面視すると放物線であり、前記中間点が前記放物線の変曲点である請求項2に記載のワイヤーの架線用碍子。
  4. 前記第1と第2のアームの先端部と前記隆起部の上面との間には、前記ワイヤーの径以上の隙間が設けられている請求項2または3に記載のワイヤーの架線用碍子。
  5. 前記第1と第2のアームの基部の両側には、前記隆起部を窪ませた円周溝が形成されており、
    前記第1と第2のアームの基部には、両側にある前記円周溝を面一状態で連通すると共に、前記第1と第2のアームの基部を貫通する貫通孔が形成されており、
    前記貫通孔には、前記取付具による前記筐体の固定位置とは別の位置に固定する第2取付具が挿通される請求項2から4の何れか1項に記載のワイヤーの架線用碍子。
  6. 前記取付構造は、更に、
    前記左壁と右壁に平行に前記凹部内に設けられ、前記凹部内を複数区画に仕切る複数枚の隔壁、
    隣接する前記隔壁の間にある補強壁に設けられて前記取付具が挿通される少なくとも2つの第2の取付孔を備える請求項1から5の何れか1項に記載のワイヤーの架線用碍子。
  7. 前記第1湾曲凹部の両端部には、前記支柱の径が所定値以上の場合に前記支柱に当接する第1当接部が設けられ、
    前記第2湾曲凹部の両端部には、前記支柱の径が所定値未満の場合に前記支柱に当接する第2当接部が設けられている請求項6に記載のワイヤーの架線用碍子。
  8. 前記第1の取付孔の前記ワイヤー挿通路側には、前記第1の取付孔に挿通される前記ワイヤーと前記取付具との接触を防止するカバーが設けられている請求項1から7の何れか1項に記載のワイヤーの架線用碍子。
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