JP2008212097A - 鳥類営巣防止具 - Google Patents

鳥類営巣防止具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008212097A
JP2008212097A JP2007056769A JP2007056769A JP2008212097A JP 2008212097 A JP2008212097 A JP 2008212097A JP 2007056769 A JP2007056769 A JP 2007056769A JP 2007056769 A JP2007056769 A JP 2007056769A JP 2008212097 A JP2008212097 A JP 2008212097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notch
bird
main body
nesting
nesting prevention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007056769A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nagata
浩之 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP2007056769A priority Critical patent/JP2008212097A/ja
Publication of JP2008212097A publication Critical patent/JP2008212097A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、腕金における鳥類の営巣を確実に防止しつつ、安価に製造でき、取り付け作業が簡単であり、かつ作業者の技能や経験によらず効果を発揮しうる鳥類営巣防止具を提供することを目的とする。
【解決手段】電柱500の上部に平行に設置された2本の腕金502の間に鳥類が営巣することを防止する鳥類営巣防止具であって、上方を凸面として湾曲または屈曲した形状を有する長尺の本体100と、湾曲させた辺の両端に設けた切欠102と、本体の両側辺下方にそれぞれ1以上設けた締結穴104とを備え、切欠102は2本の腕金502の間に渡された連結ボルト504aと嵌合可能であって、かつ締結穴104は腕金502と隣接してこれと締結可能であることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電柱の腕金に鳥類が営巣することを防止する鳥類営巣防止具に関するものである。
電柱の装柱や電線にカラスや鳩などの鳥類がとまると、糞を落下させて機器や周囲の住宅、通行する人間に被害を及ぼす可能性がある。また鳥の数が増えればゴミを漁ったり、時として人間に襲いかかったりするため、鳥の増殖を抑える必要がある。
さらに電柱の上においては、濡れた鳥が電線間に触れたり、営巣材料が電線間に掛け渡されたりすることによって、短絡して停電するなど事故を発生する原因となる。特に営巣材料には導電体(例えばワイヤーハンガー)が混じることがあり、営巣による短絡の危険性が高くなっている。すなわち鳥の増殖を抑える意味もあわせて、特に営巣は防止すべき要請がある。
電柱には変圧器や開閉器などの装柱が取り付けられているが、これらは腕金と呼ばれるフレームに取り付けられる。この腕金は電柱に対し水平方向に張り出して取り付けられており、鳥にとってあたかも木の枝のように、格好の営巣場所となっている。また腕金の側面には多数の機器取り付け用のボルト穴が設けられているが、鳥はこのボルト穴に枝やワイヤーを差し込み、巣を固定するために利用してしまう。したがって、まずは腕金における鳥類の営巣を防止することが重要である。
従来からも、鳥害を防止するもの(営巣防止に限らず、鳥をとまらせないものを含む)として、さまざまな構成が提案されている。特許文献1(特開平11−289644)には、針状の突起物によって鳥類を腕金にとまらせない構成が記載されている。また特許文献2(特開平08−009542)には、傘の骨のように放射状に垂下する複数の線材を有し、鳥をとまらせないと共に営巣材料を払い落とす装置が記載されている。また特許文献3(特開平09−028268)には、腕金と電柱の接続部近傍を覆うカバーが記載されている。その他、粘着性のある薬剤を塗布して鳥類をとまらせないものや、光の反射で威嚇することにより鳥類を近づかせないものなどが実施されている。
特開平11−289644号公報 特開平08−009542号公報 特開平09−028268号公報
しかし上記従来の構成にあっては、必ずしも営巣を防止するために万全ではない。特許文献1のように針状の突起物を設置するものや粘着剤は、時にそれ自体が営巣材料を固定することに利用されてしまう。光の反射は、鳥が慣れてしまうことが知られている。
特許文献2に記載の構成は、腕金に特化して開発されたものではないため、碍子などの付属物のために取り付けにくかったり、個々のサイズが小さいためにその数量や配置によって効果が変動してしまったりするという問題がある。数量が増えれば部品代が高くなると共に、取り付け作業の工数が増えるため、コスト増大の原因となる。配置は作業者の経験による場合もあり、少数で効果的に配置する作業者もいれば、多く設置しても営巣を許してしまう場合もある。特に、営巣場所である腕金と腕金の間の空間に取り付けることはできないため、わずかでも鳥がとまることのできる場所が残っていれば、営巣が可能である。
特許文献3に記載の構成は、電柱近傍において腕金と腕金の間の空間を塞いでいる。しかし2本の取り付けバンドで腕金を巻回して取り付ける構成であるため、取り付け時や経年使用時にずれが生じるおそれがある。またカバー本体に段差やネジよけの突出部を備えた立体形状であるため、製造に大きな金型が必要となってコスト増加を招き、また可搬性や収納性に改善の余地がある。さらに取り付けバンドが別部材であり、かつ独自品であることも、コスト増加の原因となるおそれがある。
そこで本発明は、腕金における鳥類の営巣を確実に防止し、かつ安価に製造でき、取り付け作業が簡単であり、かつ作業者の技能や経験によらず確実に営巣を防止しうる鳥類営巣防止具を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、電柱の上部に平行に設置された2本の腕金の間に鳥類が営巣することを防止する鳥類営巣防止具であって、上方を凸面として湾曲または屈曲した形状を有する長尺の本体と、湾曲させた辺の両端に設けた切欠と、本体の両側辺下方にそれぞれ1以上設けた締結穴とを備え、切欠は2本の腕金の間に渡された連結ボルトと嵌合可能であって、かつ締結穴は腕金と隣接してこれと締結可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、腕金と腕金の間に上方に向かって湾曲または屈曲した山なり形状を形成するため、鳥が営巣材料を投下しても滑り落ちてしまい、営巣することができない。また、腕金の側面にあるボルト穴を隠すことで、巣の基礎となる枝の差し込みを防止する。したがって鳥類の営巣を確実に防止することができる。
また単一の部材で腕金の間の空間全体を覆うことができ、さらに本体以外の部材としてはバインド線や結束バンドなどの汎用消耗品を用いるに過ぎないため、極めて安価に製造することができる。
また一端を切欠によって嵌合し、他端近傍を締結するのみによって取り付けることができるため、取り付け作業の工数が少なく、極めて簡単に取り付けることができる。さらに腕金の長さ方向を1つの部材で覆うことにより、作業者の技能や経験によらず確実に営巣を防止することができる。
本体は可撓性を有する略矩形の板材からなり、切欠は一辺の両端に設け、締結穴は切欠を備えた辺に隣接する2辺にそれぞれ1以上設けることが好ましい。すなわち長尺の本体の山なり形状は、現地において湾曲または屈曲させてもよく、またはあらかじめ湾曲または屈曲させておいてもよい。これにより全体的に板材を切り出して形成することができ、可搬性が向上すると共に、さらに安価に製造することができる。
締結穴は腕金の側面に貫通して設けられたボルト穴と締結可能であって、締結穴をボルト穴よりも切欠から離れた位置に配置することが好ましい。これにより防止具本体を連結ボルト側に押しつけることができ、切欠が連結ボルトから外れてしまうことを防止することができる。締結穴は、腕金の上面よりも上方に露出することが好ましい。これにより腕金自体にバインド線等を巻回して締結することができる。また締結穴とボルト穴とが対向している場合には、防止具本体と腕金とをボルト締めすることもできる。
切欠は、該切欠の終端部に配置され連結ボルトの径より大きな径を有する円孔部と、連結ボルトの径より幅の狭い狭幅部とを有することが好ましい。これにより切欠を連結ボルトと嵌合させた際に、切欠の終端部に連結ボルトが位置するように位置決めすることができる。
また上記の切欠を備えた辺に隣接する2辺に、他の連結ボルトと嵌合可能な第2の切欠をさらに設けることでもよい。すなわち設置時において、上記の切欠は水平方向の切欠となって電柱近傍の連結ボルトと嵌合し、第2の切欠は垂直方向の切欠となって電柱から離れた位置の連結ボルトと嵌合する。これにより防止具本体を簡単かつ確実に位置決めし、また取り付け強度を補完することができる。
切欠を備えた辺の中央部に、電柱の側面に対向する後退部を形成することが好ましい。これにより電柱近傍の隙間をなくし、また切欠を確実に連結ボルトと嵌合させることができる。
さらに切欠を備えた辺と対向する辺の両端に切欠を設け、切欠および締結穴を板材の中心を軸とする点対称に配置することが好ましい。これにより防止具の前後両方から取り付けることができ、方向を選ばないため、さらに取り付け作業を簡単にすることができる。
本発明によれば、腕金における鳥類の営巣を確実に防止しつつ、安価に製造でき、取り付け作業が簡単であり、かつ作業者の技能や経験によらず効果を発揮しうる鳥類営巣防止具を提供することができる。
本発明にかかる鳥類営巣防止具の実施形態について説明する。図1は鳥類営巣防止具の三面図、図2は鳥類営巣防止具の展開平面図、図3は取付手順を説明する図、図4は締結部の拡大説明図、図5は使用態様を説明する図である。なお、以下の実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。
図1に示すように、本実施形態にかかる鳥類営巣防止具において、長尺の本体100は可撓性を有する板材からなり、現地において設置時に上方を凸面として湾曲して取り付けられる。なお山なり形状は、現地において湾曲させてもよいが、あらかじめ湾曲させた形状に曲げ加工または成型してもよい。鳥類営巣防止具は、後述するように電柱500の上部に平行に設置された2本の腕金502の間に設置し、鳥類が営巣することを防止するものである(図5参照)。
図2に示すように、本体100は、展開すると略矩形となっている。本体100の屈曲される辺100aの両端には、連結ボルト504aと嵌合する切欠102(切れ込み)が設けられている。また対向する辺100cの両端にも、同様に切欠102が設けられている。切欠102を備えた辺100aに隣接する2辺100b、100dには、それぞれ複数の締結穴104が備えられている。したがって本体100を屈曲させると、切欠は長尺の本体100の湾曲させた辺の下方かつ両端に配置され、締結穴104は本体100の両側辺下方に配置される。
また切欠を備える辺100a、100cの中央部には、電柱の側面に対向する後退部106を形成している。締結穴104を備える辺100c、100の中央部には、電柱500から離れた位置にある連結ボルト504bを位置させるための後退部108を形成している。
すなわち本体100においては、切欠102および締結穴104を本体の中心を軸とする点対称に配置している。これにより本体100の長尺方向の前後両方(図2の左右両方)から取り付けることができ、方向を選ばないため、取り付け作業を簡単にすることができる。
本体100の材質に限定はないが、可撓性および耐候性を備えているものが好ましい。したがって例えば塩化ビニル、ポリエチレン、ポリカーボネートなどの樹脂材料を好適に用いることができる。
図3(a)は腕金の様子を説明する図であり、図3(b)、図3(c)は本体100の取付手順を説明する図である。図3(a)に示すように、電柱500には、その上部に平行に2本の腕金502が設置されており、連結ボルト504a、504bによって連結されている。また腕金502の側面には、連結ボルトやその他の機器を取り付けるための複数のボルト穴506が設けられている。この腕金502には図に示すように電線が引留されるほか、開閉器(不図示)が吊り下げられたり、変圧器(不図示)が載置されたりする。
図3(b)に示すように、本体100を設置する際は、本体100を山なりに湾曲させた状態において、2本の腕金502の間に、これらの内側に沿うように挿入する。そして辺100a(100c)の両端の切欠102を、電柱500の近傍の連結ボルト504aに嵌合させる。切欠102は、これが備えられた辺100a(100c)が湾曲していることによって、水平方向に配置された連結ボルト504aと円滑に嵌合することができる。
ここで切欠102は、切欠102の終端部に配置され連結ボルト504aの径より大きな径を有する円孔部102aと、連結ボルト504aの径より幅の狭い狭幅部102bとから構成される。これにより切欠102を連結ボルト504aと嵌合させた際に、切欠102の終端部に連結ボルト504aが位置するように位置決めすることができる。
また切欠102を備える辺100a(100c)に後退部106が形成されていることにより、切欠102近傍が深く挿入できることから、電柱500近傍の隙間をなくし、また確実に連結ボルト504aと嵌合させることができる。後退部106は本体100を湾曲した際に水平方向に円弧を描く形状であることが好ましいが、図に示すように三角形状をなしていてもよい。
次に図3(c)に示すように、締結穴104とボルト穴506とを例えばバインド線によって締結する。このとき電柱500から離れた位置にも連結ボルト504bが配置されているが、締結穴104を備える辺100b、100dに後退部108が設けられていることにより、本体100の上面と腕金502の上面との平行を得ることができる。この状態において締結穴104は、腕金502の上面よりも上方に露出して配置される。
そして図4(a)に示すように、締結穴104とボルト穴506との間にバインド線や結束バンド112を挿通して結束する。締結穴104は、ボルト穴506よりも切欠102から(電柱500から)離れた位置にくるように配置されている。したがって締結穴104とボルト穴506とを締結すると、本体100を連結ボルト504a側(電柱500側)に押しつけることができる。これにより、切欠102が連結ボルト504aから外れてしまうことを防止することができる。
なお図4(b)に示すように、締結穴104とボルト穴506とを締結するのではなく、腕金502全体に巻回して締結してもよい。また図4(c)に示すように、締結穴104を腕金502の上方ではなく、締結穴104と対向して配置してもよい。この場合は締結穴104とボルト穴506とを、ボルト締めして締結固定することができる。
図5に示すように、上記構成の本体100を上記の手順で取り付けることにより、腕金502と腕金502の間に山なり形状の本体100を設置することができる。したがって鳥が営巣材料を投下しても滑り落ちてしまい、営巣することができない。また、腕金502の内側面にあるボルト穴506を隠すことで、巣の基礎となる枝の差し込みを防止することができる。したがって鳥類の営巣を確実に防止することができる。
また全体的に板材を切り出して形成することができ、単一の部材で腕金の間の空間全体を覆うことができ、さらに本体以外の部材としてはバインド線や結束バンドなどの汎用消耗品を用いるに過ぎないため、極めて安価に製造することができる。
また一端を切欠102によって嵌合し、他端の締結穴104を締結するのみによって取り付けることができるため、取り付け作業の工数が少なく、極めて簡単に取り付けることができる。さらに腕金502の長さ方向を1つの部材で覆うことにより、作業者の技能や経験によらず確実に効果を発揮することができる。
また取付部である切欠102および締結穴104近傍が腕金502の内側に配置されるため、取付部にあたる紫外線を最小限にすることができる。本体100を構成する樹脂材料に紫外線があたると硬化して割れやすくなるおそれがあるが、上記構成により耐候性、すなわち経年使用に対する耐久性を向上させることができる。
なお、上記実施形態において本体100は切欠102および締結穴104などを点対称に形成したが、一方向のみに取り付け可能に構成してもよい。両方向に取り付け可能であるという利点は減少するものの、低コスト、軽作業、効果確実などの本発明の利点は損なうことなく得ることができる。
[他の実施形態]
上記実施形態において電柱500から離れた位置にある連結ボルト504bは、後退部108によって回避するよう説明した。しかし図6に示すように、締結穴104を備えた辺100b、100dに、連結ボルト504bと嵌合可能な第2の切欠110をさらに設けることでもよい。すなわち設置時において、上記の切欠102は水平方向の切欠となって電柱500近傍の連結ボルト504aと嵌合し、第2の切欠110は垂直方向の切欠となって電柱500から離れた位置の連結ボルト504bと嵌合する。これにより本体100を簡単かつ確実に位置決めし、また取り付け強度を補完することができる。なおその場合においても、締結穴104と腕金502とを締結することが好ましい。
また上記実施形態において本体100は全体的に山なりに湾曲させたアーチ形であると説明した。しかしアーチ形である場合、特に現地で湾曲させた場合には、常に中央部(最上部)に曲げ応力がかかるため、経年使用により中央部の湾曲が進行し、やがて割れてしまうおそれがある。したがって、あらかじめ加熱処理して曲げ加工しておいたり、射出成形によって湾曲した形状を形成してもよい。これにより経年使用に対する耐久性を向上させることができる。また射出成形による場合は、その内側(下面)に補強のためのリブなどの構造体を設けることができる。
さらに本体100は、上方に載置された営巣材料が落下する形状であればよく、図7に示すように全体的に山なりに屈曲させた三角形状(切妻屋根形状)としてもよい。この場合、現地で屈曲させることは難しいため、板材であっても予め屈曲させた形状としておくことが好ましい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、電柱の腕金に鳥類が営巣することを防止する鳥類営巣防止具として利用することができる。
鳥類営巣防止具の三面図である。 鳥類営巣防止具の展開平面図である。 取付手順を説明する図である。 締結部の拡大説明図である。 使用態様を説明する図である。 第2の切欠を設けた例を示す図である。 本体の他の形状を説明する図である。
符号の説明
100 …本体
100a、100b、100c、100d …辺
102 …切欠
102a …円孔部
102b …狭幅部
104 …締結穴
106 …後退部
108 …後退部
110 …第2の切欠
500 …電柱
502 …腕金
504 …連結ボルト
504a、504b …連結ボルト
506 …ボルト穴

Claims (6)

  1. 電柱の上部に平行に設置された2本の腕金の間に鳥類が営巣することを防止する鳥類営巣防止具であって、
    上方を凸面として湾曲または屈曲した形状を有する長尺の本体と、
    湾曲させた辺の両端に設けた切欠と、
    前記本体の両側辺近傍にそれぞれ1以上設けた締結穴とを備え、
    前記切欠は2本の腕金の間に渡された連結ボルトと嵌合可能であって、かつ前記締結穴は前記腕金と隣接してこれと締結可能であることを特徴とする鳥類営巣防止具。
  2. 前記本体は可撓性を有する略矩形の板材からなり、
    前記切欠は前記板材の一辺の両端に設け、
    前記締結穴は前記切欠を備えた辺に隣接する2辺にそれぞれ1以上設けたことを特徴とする請求項1記載の鳥類営巣防止具。
  3. 前記締結穴は前記腕金の側面に貫通して設けられたボルト穴と締結可能であって、前記締結穴を前記ボルト穴よりも前記切欠から離れた位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の鳥類営巣防止具。
  4. 前記切欠は、該切欠の終端部に配置され前記連結ボルトの径より大きな径を有する円孔部と、前記連結ボルトの径より幅の狭い狭幅部とを有することを特徴とする請求項1記載の鳥類営巣防止具。
  5. 前記切欠を備えた辺の中央部に、電柱の側面に対向する後退部を形成したことを特徴とする請求項1記載の鳥類営巣防止具。
  6. さらに前記切欠を備えた辺と対向する辺の両端に切欠を設け、
    前記切欠および締結穴を前記板材の中心を軸とする点対称に配置したことを特徴とする請求項1記載の鳥類営巣防止具。
JP2007056769A 2007-03-07 2007-03-07 鳥類営巣防止具 Pending JP2008212097A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056769A JP2008212097A (ja) 2007-03-07 2007-03-07 鳥類営巣防止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056769A JP2008212097A (ja) 2007-03-07 2007-03-07 鳥類営巣防止具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008212097A true JP2008212097A (ja) 2008-09-18

Family

ID=39832920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007056769A Pending JP2008212097A (ja) 2007-03-07 2007-03-07 鳥類営巣防止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008212097A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103141468A (zh) * 2013-03-20 2013-06-12 蓬莱市供电公司 新型防鸟害占位器
CN104663645A (zh) * 2015-03-05 2015-06-03 国网山东蓬莱市供电公司 便捷式单横担电杆防鸟害占位器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103141468A (zh) * 2013-03-20 2013-06-12 蓬莱市供电公司 新型防鸟害占位器
CN104663645A (zh) * 2015-03-05 2015-06-03 国网山东蓬莱市供电公司 便捷式单横担电杆防鸟害占位器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110214339A1 (en) Electric Pest Deterrent Tracks and Systems
US6928768B1 (en) Deterrent strip for repelling birds and other pests
KR101394397B1 (ko) 조류정전 방지 갓
JP2008212097A (ja) 鳥類営巣防止具
JP4704907B2 (ja) 鳥害防止具
JP2007151426A (ja) 鳥害防止具
US20140312288A1 (en) Fence Post Insulator Apparatus and Methods
KR100585617B1 (ko) 조류의 인공둥지 구조
JP3901362B2 (ja) 鳥害防止具
KR101014959B1 (ko) 까치 퇴치 장치
CN218278469U (zh) 一种防鼠罩
JP5989738B2 (ja) 防護管
JP2007020457A (ja) カラス類忌避方法及びそのカラス類忌避方法に使用する忌避用具
JP2005318867A (ja) 架空ケーブル用鳥害防止器
JP2015050966A (ja) 架線金具
JP3779053B2 (ja) 営巣防止具
JP3083711U (ja) 鳥害防止器具針山型フレキシブルネット
JP7140382B2 (ja) 異物侵入抑制装置
KR200460093Y1 (ko) 이물질에 의한 단락 방지 기능을 구비한 현수 애자
RU207330U1 (ru) Птицезащитное устройство антиприсадочного типа
KR102256905B1 (ko) 전주용 조류둥지 방지 장치
JP3196083U7 (ja)
JP3196083U (ja) コンクリートポール
JP6265610B2 (ja) 電気柵用ワイヤ支持具及び樹木を利用した電気柵装置
JP2007080591A (ja) 腕金用絶縁被覆シート