JP2020173404A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 結露状態に拘わらず正確にトナー帯電量を測定する。【解決手段】 露光装置2は、感光体ドラム1a〜1dに光を照射し感光体ドラム1a〜1d上に静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dは、その静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。濃度センサー8は、トナー帯電量測定用のトナー像として形成された複数のトナーパッチ像の濃度を測定する。トナー帯電量特定部42は、その複数のトナーパッチ像の濃度に基づいてトナーのトナー帯電量を特定する。そして、制御部41は、露光装置2を制御して、感光体ドラム1a〜1dの回転周期の整数倍となる時間間隔で、上述の複数のトナーパッチ像の静電潜像を感光体ドラム1a〜1d上に形成させる。【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置では、現像装置によって感光体ドラム上の静電潜像にトナーを付着させている。現像装置内のトナーの帯電量は、現像装置の撹拌動作などに伴って経時的に変化していき、トナー帯電量の変化が画質に影響を与えるため、トナー帯電量を特定する方法が提案されている。
ある画像形成装置は、感光体ドラムの所定位置におけるトナーパッチ像の現像前後の電位を電位センサーで直接的に測定するとともに、トナーパッチ像の濃度を濃度センサーで測定し、トナーパッチ像の現像前後の電位と濃度とに基づいてトナー帯電量を測定している(例えば特許文献1参照)。
別の画像形成装置は、トナー画像を現像する際に導通する現像電流を測定するとともに、トナーパッチ像の濃度を濃度センサーで測定し、現像電流の測定値と濃度とに基づいてトナー帯電量を測定している(例えば特許文献2参照)。
特開2003−345075号公報 特開2009−294504号公報
通常、トナー帯電量としては、単位量あたりの電荷で表現されるため、上述のように、トナー帯電量の測定では、トナーパッチ像などのテストパターンのトナー濃度を測定している。
現像装置から感光体ドラムに付着するトナーの量は、トナー帯電量、感光体ドラムと現像装置との間の電位差などに応じて決定される。
感光体ドラム上で結露(微小結露を含む)が発生すると、感光体ドラム上の静電潜像のエッジ周辺の電位分布が変動してしまうため、トナー帯電量測定用のテストパターンの濃度測定値も変動してしまう。
さらに、感光体ドラムの周辺には種々の装置(現像装置、帯電装置、クリーニング装置など)が配置されており、感光体ドラムにおいて、その周方向における位置によって湿度が異なるため表面状態(結露の有無、結露の程度など)も異なる。つまり、例えば、感光体ドラムの表面において、結露が発生している箇所と、結露が発生していない箇所がある場合がある。
そのため、トナー帯電量測定用のテストパターンとして、複数のトナーパッチ像を感光体ドラム上に形成する場合、複数のトナーパッチ像の形成箇所における表面状態が互いに異なると、複数のトナーパッチ像の濃度測定値の間の差分や変化量も正確に測定されず、正確にトナー帯電量を測定することが困難となる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、結露状態に拘わらず正確にトナー帯電量を測定する画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、感光体ドラムと、前記感光体ドラムに光を照射し前記感光体ドラム上に静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置と、トナー帯電量測定用の前記トナー像として形成された複数のトナーパッチ像の濃度を測定する濃度センサーと、前記複数のトナーパッチ像の濃度に基づいて前記トナーのトナー帯電量を特定するトナー帯電量特定部と、前記露光装置を制御して、前記感光体ドラムの回転周期の整数倍となる時間間隔で、前記複数のトナーパッチ像の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成させる制御部とを備える。
本発明によれば、結露状態に拘わらず正確にトナー帯電量を測定する画像形成装置が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成を示す側面図である。 図2は、図1に示す画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。 図3は、測定モード#1でのトナーパッチ像の一例を示す図である。 図4は、測定モード#2でのトナーパッチ像の一例を示す図である。 図5は、トナー濃度に基づくトナー帯電量の測定方法の一例を説明する図である。 図6は、図5で説明した測定方法における測定モード#2での測定結果の一例を説明する図である。 図7は、図1および図2に示す画像形成装置の動作について説明するフローチャートである。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成を示す側面図である。この画像形成装置は、プリンター、ファクシミリ装置、複写機、複合機などといった、電子写真方式のプリント機能を有する装置である。
この実施の形態の画像形成装置は、タンデム方式のカラー現像装置を有する。このカラー現像装置は、感光体ドラム1a〜1d、露光装置2および現像装置3a〜3dを有する。感光体ドラム1a〜1dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色の感光体であり、感光体ドラム1a〜1d上には静電潜像が形成される。露光装置2は、感光体ドラム1a〜1dへ光(ここではレーザー光)を照射して感光体ドラム1a〜1d上に静電潜像を形成する装置である。露光装置2は、レーザー光の光源であるレーザーダイオード、そのレーザー光を感光体ドラム1a〜1dへ導く光学素子(レンズ、ミラー、ポリゴンミラーなど)を有する。なお、感光体ドラム1a〜1dは、アモルファスシリコン製でも、有機感光体(OPC)でもよい。
現像装置3a〜3dは、トナーカートリッジ内のトナーを現像ローラー4で感光体ドラム1a〜1d上の静電潜像に付着させてトナー像を形成する。感光体ドラム1aおよび現像装置3aにより、マゼンタの現像が行われ、感光体ドラム1bおよび現像装置3bにより、シアンの現像が行われ、感光体ドラム1cおよび現像装置3cにより、イエローの現像が行われ、感光体ドラム1dおよび現像装置3dにより、ブラックの現像が行われる。
中間転写ベルト5は、感光体ドラム1a〜1dに接触し、感光体ドラム1a〜1d上のトナー像を転写され担持する環状の像担持体である。中間転写ベルト5は、駆動ローラー6aおよびテンションローラー6bに張架され、駆動ローラー6aからの駆動力によって、感光体ドラム1aとの接触位置から感光体ドラム1dとの接触位置への方向へ周回していく。
2次転写ローラー7は、搬送されてくるプリントシート(プリント用紙など)を中間転写ベルト5に接触させ、中間転写ベルト5上のトナー像をプリントシートに2次転写する。トナー像を2次転写されたプリントシートは、定着器10へ搬送される。定着器10は、ヒーターを備え、ヒーターを使用して加熱加圧方式でトナー像をプリントシートに定着する。
濃度センサー8は、中間転写ベルト5に光を照射し、その反射光(例えば正反射光と拡散反射光)を受光し、受光した反射光の光量に対応する電気信号を出力する反射型光学式センサーである。濃度センサー8は、キャリブレーション用のトナー像としてのトナーパッチ像が中間転写ベルト5に1次転写された後、中間転写ベルト5上のトナーパッチ像の濃度を光学的に検出する。例えば、濃度センサー8は、トナー帯電量測定用のトナー像として形成された複数のトナーパッチ像の濃度を測定する。
1次転写ローラー9a〜9dは、それぞれ、中間転写ベルト5を挟んで、感光体ドラム1a〜1dに対向して配置され、感光体ドラム1a〜1d上のトナー像を感光体ドラム1a〜1dから中間転写ベルト5へ1次転写する。
図2は、図1に示す画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。図2に示すように、図1に示す画像形成装置は、コントローラー31、温度センサー32、および湿度センサー33をさらに備える。
コントローラー31は、画像形成装置内の各部を電気的に制御する。コントローラー31は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、マイクロコンピューターなどを備え、ハードウェア処理およびソフトウェア処理の一方または両方を行う各種処理部として動作する。温度センサー32は、当該画像形成装置の機内温度(特に感光体ドラム1a〜1d周辺の温度)を測定するセンサーである。湿度センサー33は、当該画像形成装置の機内湿度(特に感光体ドラム1a〜1d周辺の湿度)を測定するセンサーである。
そして、コントローラー31は、制御部41およびトナー帯電量特定部42として動作する。
制御部41は、図1に示す機械的構成(感光体ドラム1a〜1d、露光装置2、現像装置3a〜3dなど)を制御して、プリントやキャリブレーションを実行する。
キャリブレーションにおいて、制御部41は、感光体ドラム1a、露光装置2、現像装置3aなどを制御し、複数のトナーパッチ像(各トナーパッチ像内で一定の濃度で所定形状のトナー像)を含むテストパターンを形成する。
トナーパッチ像21〜23の濃度は、印字率(つまり、トナードット密度) で表現される。つまり、トナーパッチ像21〜23では、トナードットがある画素位置と、ナードットがない画素位置とが混在している。
なお、ここでは、感光体ドラム1a、現像装置3a、および1次転写ローラー9aに対するコントローラー31の機能について説明するが、他の感光体ドラム1b〜1d、現像装置3b〜3d、および1次転写ローラー9b〜9dに対するコントローラー31の機能も同様である。
特に、制御部41は、露光装置2を制御して、感光体ドラム1aの回転周期の整数倍(例えば1倍)となる時間間隔で、トナー帯電量測定用の複数のトナーパッチ像の静電潜像を感光体ドラム1a上に形成させる。
この実施の形態では、制御部41は、(a)温度センサー32により測定された温度および湿度センサー33により測定された湿度に基づいて所定の結露発生条件が成立するか否かを判定し、(b)その結露発生条件が成立しない場合、測定モード#1を選択し、その結露発生条件が成立する場合、測定モード#2を選択し、選択した測定モードでトナー帯電量の測定を行う。
測定モード#2では、上述のように、制御部41は、露光装置2を制御して、感光体ドラム1aの回転周期の整数倍となる時間間隔で、トナー帯電量測定用の複数のトナーパッチ像の静電潜像を感光体ドラム1a上に形成させる。
測定モード#1では、複数のトナーパッチ像の間隔は特に限定されないが、測定時間を短時間に抑える観点から、制御部41は、露光装置2を制御して、第2測定モードの場合の時間間隔より短い時間間隔で、複数のトナーパッチ像の静電潜像を感光体ドラム1a〜1d上に形成させる。例えば、測定モード#1では、制御部41は、略連続的に複数のトナーパッチ像の静電潜像を感光体ドラム1a〜1d上に形成させるようにしてもよい。
図3は、測定モード#1でのトナーパッチ像の一例を示す図である。例えば図3に示すように、プロセス設定の互いに異なる複数のトナーパッチ像21〜23が中間転写ベルト5に転写される。トナーパッチ像21〜23は、中間転写ベルト5の幅方向において、濃度センサー8の配置位置に対応する位置に転写される。
なお、複数のトナーパッチ像21〜23に対するプロセス設定は、トナー帯電量の測定方法によって指定される。
図4は、測定モード#2でのトナーパッチ像の一例を示す図である。図4に示すように、測定モード#2では、距離Ldrumごとにトナーパッチ像21〜23が形成される。距離Ldrumは、上述の時間間隔と感光体ドラム1aの表面の線速度との積である。
結露発生条件が成立している場合、感光体ドラム1aの周方向に沿って不均等に結露が発生している可能性があるため、感光体ドラム1aの略同じ位置で上述の複数のトナーパッチ像21〜23が順次現像される。つまり、複数のトナーパッチ像21〜23が、同じ条件で現像されるため、複数のトナーパッチ像21〜23に対する結露の影響が均等になる。
他方、測定モード#1では、略連続的にトナーパッチ像21〜23が形成されるため、トナー帯電量の測定時間が短くなるものの、複数のトナーパッチ像21〜23が、不均等な表面状態(結露の有無など)に起因して異なる条件で現像され、複数のトナーパッチ像21〜23に対する結露の影響が不均等になる可能性がある。したがって、結露発生条件が成立していない場合、測定モード#1が選択され、結露発生条件が成立している場合、測定モード#2が選択される。
そして、トナー帯電量特定部42は、所定の測定方法に従って、濃度センサー8により得られたトナー帯電量測定用の複数のトナーパッチ像の濃度に基づいてトナーのトナー帯電量を特定する。
図5は、トナー濃度に基づくトナー帯電量の測定方法の一例を説明する図である。この実施の形態では、現像装置3aは、2成分方式の現像剤を使用し、直流電圧に交流電圧(ここでは矩形波)を重畳させた現像バイアスを現像装置3aの現像ローラー4(マグローラー)に印加し、図5に示すように、制御部41は、その現像バイアスの交流電圧成分の周波数を、上述の複数のトナーパッチ像に対して互いに異ならせ、トナー帯電量特定部42は、そのトナーパッチ像の濃度と現像バイアスの周波数との間の1次関数の傾きに基づいて、トナー帯電量を特定する。つまり、上述のプロセス設定として現像バイアスの周波数を変化させて複数のトナーパッチ像が現像される。
図5に示すように、2成分方式の現像装置3aにおいては、現像バイアスとトナー濃度測定値との間に略1次関数の相関があり、さらに、その1次関数の傾きがトナー帯電量に応じて変動することが実験により認められた。図5では、トナーの外添剤の量が異なる3つの場合についての特性を示しており、3つの場合についての傾きとトナー帯電量(実験における実測値)との関係が略1次関数(線形)となっている。そのため、この実施の形態では、当該画像形成装置についての、その傾きとトナー帯電量との対応関係を予め実験などで特定し、トナー帯電量特定部42は、複数のトナーパッチ像についての現像バイアス周波数と濃度測定値との間の関係を示す1次関数を平均2乗法などで導出し、その対応関係を示すテーブル、変換式などを使用して、その1次関数の傾きからトナー帯電量を導出する。
図6は、図5で説明した測定方法における測定モード#2での測定結果の一例を説明する図である。図6に示すように、測定モード#2では、誤差の小さい1次関数が得られ、その傾きから正確なトナー帯電量が得られる。他方、測定モード#1では、不均等な結露状態に起因して、誤差の小さい1次関数が得られず、正確なトナー帯電量は得られない。
さらに、図5および図6に示す測定モード#2での傾きとトナー帯電量との対応関係を上述の機内の温湿度に従って補正するようにしてもよい。
なお、トナー帯電量の測定について別の測定方法を使用してもよい。例えば、トナーパッチ像の現像時の現像ローラー4に流入する現像電流を測定し、トナー帯電量特定部42は、その現像に使用されたトナーの電荷Qを現像電流の測定値から導出し、現像に使用されたトナーの重量Mをトナーパッチ像2iの濃度測定値から導出し、両者の比Q/Mをトナー帯電量として導出するようにしてもよい。その場合、現像電流値と電荷Qとの対応関係、および濃度測定値と電荷Qとの対応関係は、それぞれ、予め実験などで特定され、トナー帯電量特定部42は、その対応関係を示すテーブル、変換式などを使用して、現像電流値から電荷Qを導出し、濃度測定値から重量Mを導出する。
さらに、制御部41は、キャリブレーションにおいてトナー帯電量特定部42により特定されたトナー帯電量に基づいて、プリント時のプロセス設定(露光光量、現像バイアス、定着温度など)を調整する。
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。図7は、図1および図2に示す画像形成装置の動作について説明するフローチャートである。
制御部41は、所定のキャリブレーション実行タイミングが到来すると、まず、温度センサー32および湿度センサー33で機内の温湿度を検出し、その温湿度が所定の結露発生条件を満たしているか否かを判定する(ステップS1)。
その温湿度が所定の結露発生条件を満たしていない場合、制御部41は、測定モード#1を選択し、露光装置2などを制御して、測定モード#1でテストパターン(複数のトナーパッチ像21〜23)を形成し(ステップS2)、濃度センサー8で、そのテストパターンにおける各トナーパッチ像21〜23の濃度を測定し(ステップS3)、トナー帯電量特定部42は、その濃度の測定値に基づいて、上述のようにして、トナー帯電量を導出する(ステップS4)。
一方、その温湿度が所定の結露発生条件を満たしている場合、制御部41は、測定モード#2を選択し、露光装置2などを制御して、測定モード#2でテストパターン(複数のトナーパッチ像21〜23)を形成し(ステップS5)、濃度センサー8で、そのテストパターンにおける各トナーパッチ像21〜23の濃度を測定し(ステップS6)、トナー帯電量特定部42は、その濃度の測定値に基づいて、上述のようにして、トナー帯電量を導出する(ステップS7)。
上述のようにして、キャリブレーションにおいて、トナー帯電量が特定されると、制御部41は、そのトナー帯電量に基づいて、プリントされる画像濃度などを基準値に近づけるようにプロセス設定値を調整する(ステップS8)。その際、制御部41は、プリント実行時の上述の温湿度に基づいて、トナー帯電量を補正し、補正後のトナー帯電量でプロセス設定値を調整するようにしてもよい。なお、測定モードに応じて、その温湿度とその補正量との対応関係を切り替えて、その対応関係に基づいてプロセス設定値を決定してもよい。
以上のように、上記実施の形態によれば、露光装置2は、感光体ドラム1a〜1dに光を照射し感光体ドラム1a〜1d上に静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dは、その静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。濃度センサー8は、トナー帯電量測定用のトナー像として形成された複数のトナーパッチ像の濃度を測定する。トナー帯電量特定部42は、その複数のトナーパッチ像の濃度に基づいてトナーのトナー帯電量を特定する。そして、制御部41は、露光装置2を制御して、感光体ドラム1a〜1dの回転周期の整数倍となる時間間隔で、上述の複数のトナーパッチ像の静電潜像を感光体ドラム1a〜1d上に形成させる。
これにより、トナーパッチ像が感光体ドラム1a〜1d上における同一結露状態の箇所で現像されるため、結露状態に拘わらず正確にトナー帯電量が測定される。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
例えば、上記実施の形態においては、温度センサー32および湿度センサー33を設け、結露発生条件が成立している場合に測定モード#2でトナー帯電量を測定し、そうではない場合には測定モード#1でトナー帯電量を測定しているが、その代わりに、温度センサー32および湿度センサー33を設けずに、常に(つまり、機内の結露発生条件が成立しているか否かに拘わらず)、測定モード#2でトナー帯電量を測定するようにしてもよい。
本発明は、例えば、電子写真方式の画像形成装置に適用可能である。
1a〜1d 感光体ドラム
2 露光装置
3a〜3d 現像装置
8 濃度センサー
32 温度センサー
33 湿度センサー
41 制御部
42 トナー帯電量特定部

Claims (4)

  1. 感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムに光を照射し前記感光体ドラム上に静電潜像を形成する露光装置と、
    前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置と、
    トナー帯電量測定用の前記トナー像として形成された複数のトナーパッチ像の濃度を測定する濃度センサーと、
    前記複数のトナーパッチ像の濃度に基づいて前記トナーのトナー帯電量を特定するトナー帯電量特定部と、
    前記露光装置を制御して、前記感光体ドラムの回転周期の整数倍となる時間間隔で、前記複数のトナーパッチ像の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成させる制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 温度センサーと、湿度センサーとをさらに備え、
    前記制御部は、(a)前記温度センサーにより測定された温度および前記湿度センサーにより測定された湿度に基づいて所定の結露発生条件が成立するか否かを判定し、(b)前記所定の結露発生条件が成立しない場合、第1測定モードを選択し、前記所定の結露発生条件が成立する場合、第2測定モードを選択し、(c)前記第2測定モードを選択した場合、前記露光装置を制御して、前記感光体ドラムの回転周期の整数倍となる時間間隔で、前記複数のトナーパッチ像の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成させ、前記第1測定モードを選択した場合、前記露光装置を制御して、前記複数のトナーパッチ像の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成させること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第1測定モードを選択した場合、前記露光装置を制御して、前記第2測定モードの場合の前記時間間隔より短い時間間隔で、前記複数のトナーパッチ像の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記現像装置は、直流電圧に交流電圧を重畳させた現像バイアスを前記現像装置の現像ローラーに印加し、
    前記制御部は、前記交流電圧の周波数を、前記複数のトナーパッチ像に対して互いに異ならせ、
    前記トナー帯電量特定部は、前記トナーパッチ像の濃度と前記周波数との間の1次関数の傾きに基づいて、前記トナー帯電量を特定すること、
    を特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
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