JP2020169614A - 排気ガス加熱装置 - Google Patents

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孝哉 吉川
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Abstract

【課題】ヒータ部の電極に接続された接続部の劣化を抑制することが可能な排気ガス加熱装置を提供する。【解決手段】排気ガス加熱装置10は、ヒータ部20と筒部30と接続部40とを備える。ヒータ部20は、排出流路110に沿った方向に延びる第1電極部22と、第1電極部22の周りに配置される発熱部24と、発熱部24の外周面24C側に設けられる第2電極部28と、を備え、発熱部24の一端面24Aが他端面24Bよりも排出流路110において上流側に配置され、一端面24Aと他端面24Bとの間に排気ガスを流す空隙が構成されてなる。筒部30は、発熱部24の外周面24Cを囲んで配置され、ヒータ部20を内部に保持する。接続部40は、排出流路110において他端面24Bよりも下流側に配置され、第1電極部22及び第1電極部22よりも筒部30側に設けられた導体部に電気的に接続される。【選択図】図3

Description

本発明は、排気ガス加熱装置に関する。
特許文献1には、排気ガスを加熱するヒータ部を備えた内燃機関の触媒装置が開示されている。この装置に用いられるヒータ部は、金属薄板の片面に絶縁シートを積層して渦巻状に巻回したハニカム状をなし、金属薄板の中心側と外周側にそれぞれ正電極及び負電極が接続される構成をなす。正電極及び負電極にはリード線がそれぞれ接続され、ヒータ部は、リード線を介して通電されることにより金属薄板が発熱する構成となっている。
特許文献1に開示された触媒装置は、排気ガスの排出流路においてヒータ部よりも上流側に保持具が配置され、保持具の中央開口からリード線が前側に引き出される構成となっている。
特開2018−173076号公報
特許文献1に開示された装置は、リード線がヒータ部よりも上流側に配置されるため、排気ガスがヒータ部を介さずに直接的にリード線に当たってしまう。ゆえに、排気ガスのガス圧や排気ガスの温度によってリード線が劣化する可能性があり、改良の余地がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ヒータ部の電極に接続された接続部の劣化を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の一つである排気ガス加熱装置は、
内燃機関における排気ガスの排出流路に配置される排気ガス加熱装置であって、
前記排出流路に沿った方向に延びる第1電極部と、前記第1電極部に電気的に接続されるとともに前記第1電極部の周りに配置される発熱部と、前記発熱部の外周面側に設けられるとともに前記発熱部に電気的に接続される第2電極部と、を備え、前記発熱部の一端面が他端面よりも前記排出流路において上流側に配置され、前記一端面と前記他端面との間に前記排気ガスを流す空隙が構成されてなるヒータ部と、
筒状に構成されるとともに前記発熱部の前記外周面を囲んで配置され、前記ヒータ部を内部に保持する筒部と、
前記排出流路において前記他端面よりも下流側に配置され、前記第1電極部及び前記第1電極部よりも前記筒部側に設けられた導体部に電気的に接続される接続部と、
を備える。
この構成では、接続部がヒータ部よりも下流側(具体的には、ヒータ部の他端面よりも下流側)に配置されるため、排気ガスがヒータ部を介さずに直接的に接続部に当たることを抑制することができる。従って、排気ガスによって接続部に加わるガス圧が抑えられ、ガス圧に起因する接続部の劣化を抑制することができる。しかも、排気ガスがヒータ部よりも高温となっている期間には、高温の排気ガスが接続部に達する前にヒータ部によって排気ガスの温度を低下させ、接続部に当たる排気ガスの温度を緩和することができる。よって、接続部の劣化を一層抑制することができる。
上記構成において、接続部は、排出流路においてヒータ部よりも下流側からヒータ部を支持してもよい。この構成によれば、排気ガスによりヒータ部が下流側に押される場合であっても、接続部によりヒータ部の変位(下流側への位置ずれ)を規制することができる。
上記構成において、接続部は、第1電極部側から筒部側に向かって延びる複数の接続要素部を有していてもよい。複数の接続要素部は、筒部において周方向に互いに離間した複数の部位にそれぞれ連結されていてもよい。この構成によれば、排気ガスによってヒータ部が下流側に押された場合に、下流側に移動しようとするヒータ部を、直接的に又は他部位を介して間接的に、複数の接続要素部及び筒部の複数の部位(周方向に離間した複数の部位)によって受けることができる。このため、ヒータ部が下流側に押された場合には、特定の1カ所のみに荷重が加わることを抑えながらヒータ部をよりバランスよく支持することができる。
上記構成において、複数の接続要素部は、発熱部に対して他端面に接触しつつ下流側から支持する構成であってもよい。この構成によれば、発熱部の他端面に複数の接続要素部を接触させて発熱部の変位を規制することができるため、ヒータ部全体の変位をバランスよく規制することができる。
上記構成において、接続部は、第1電極部側から筒部側に向かって延びる導電部と、発熱部の他端面と導電部との間に配置される絶縁材料を有する絶縁部と、を有していてもよい。更に、接続部は、発熱部と導電部とが絶縁部を介在させて絶縁されていてもよい。この構成によれば、絶縁材料を有する絶縁部を介在させて発熱部と導電部の間の絶縁状態をより確実に維持することができる。
上記構成において、導電部は、柱状をなしていてもよい。絶縁部は、導電部の周囲を被覆する構成であってもよい。この構成によれば、導電部の剛性を高めやすく、しかも、絶縁部が導電部の周囲を被覆する構成であるため、接続部全体の剛性は一層高まる。よって、ヒータ部が下流側に押されたときに、接続部がヒータ部をより安定的に支持することができる。また、絶縁部が導電部の周囲を被覆する構成であるため、導電部と発熱部の間をより確実に絶縁することができる。
上記構成において、導電部は、少なくとも一部が絶縁部の下流側の端部よりも下流側に配置されてもよい。この構成によれば、導電部の少なくとも一部を絶縁部よりも下流側に及ばせるようにして導電部の断面積を増大させることができるため、導電部の強度を高めることができる。
上記構成において、導電部は、第1電極部側から筒部側に向かって延び、延びる方向と直交する断面が排気ガスの流れる方向に沿うように延びる形状をなす特定形状部を有していてもよい。そして、特定形状部が他端面の下流側において上記「延びる方向」の一定範囲にわたって形成されていてもよい。この構成によれば、導電部に特定形状部を設けることにより、導電部の断面積を増大させて強度を高めつつ導電部が排気ガスの流れを遮る面積を抑えることができる。
上記構成において、排気ガス加熱装置は、筒部の内側又は外側に配され、ヒータ部の外周面を囲む筒状をなす第2筒部を更に備えてもよい。この構成によれば、筒部だけでなく第2筒部もヒータ部を囲む構造となるから、ヒータ部の熱が筒部の外側に逃げることをより一層抑制することができる。
上記構成において、排気ガス加熱装置は、筒部と第2筒部とを互いに絶縁させた状態で保持する保持部を有してもよい。この構成によれば、筒部と第2筒部を異なる電位で使用する使用方法が可能となり、これらを別々の電位で使用すべき環境において有利な構成となる。
上記構成において、排気ガス加熱装置は、ヒータ部が筒部の内壁面に支持される形で嵌め込まれ、筒部の外壁面が当該排気ガス加熱装置の外側に露出した構成をなしてもよい。この構成によれば、ヒータ部の周りをより簡易な構造とすることができる。
本発明によれば、ヒータ部の電極に接続された接続部の劣化を抑制することができる。
第1実施形態に係る排気ガス加熱装置の配置を示す模式図である。 排気ガス加熱装置を示す斜視図である。 図2のIII−III線で切断した排気ガス加熱装置の断面図である。 ヒータ部の構成を示す模式図である。 排気ガス加熱装置を排気ガスの排出流路の下流側から視た平面図である。 図5のVI−VI線で切断した接続部の断面図である。 第2実施形態に係る排気ガス加熱装置を排気ガスの排出流路の下流側から視た平面図である。 図7のVIII−VIII線で切断した接続部の断面図である。 第3実施形態に係る排気ガス加熱装置を排気ガスの排出流路の下流側から視た平面図である。 第4実施形態に係る排気ガス加熱装置を示す斜視図である。 図10のXI−XI線で切断した排気ガス加熱装置の断面図である。
<第1実施形態>
第1実施形態について、図1〜図6を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態における排気ガス加熱装置10(以下、加熱装置10ともいう)は、図1に示すように、車両100の内燃機関102における排気ガスの排出流路110に配置される。車両100は、ディーゼルエンジンなどの内燃機関102と、モータ104とを備えたハイブリッド車両であり、内燃機関102及びモータ104が車輪106を駆動する。加熱装置10は、排出流路110において触媒部120よりも上流側に配置され、低温時の排気ガスを加熱して触媒部120における触媒反応を促進させる。車両100は、加熱装置10の通電を制御する制御部108を備えている。制御部108は、例えばCPUを有する制御装置(例えばマイクロコンピュータ)や加熱装置10を通電する駆動回路などを備えており、外部ECU109と通信可能に設けられている。
排出流路110は、内燃機関102の排気ポートに接続される第1流路112と、第1流路112の下流側に位置する第2流路114と、を有する。第2流路114の内側には触媒部120が配置され、第1流路112の内側には加熱装置10が配置される。本実施形態では、第1流路112は、第2流路114よりも内径が小さくなっており、第1流路112の流路面積は、第2流路114の流路面積よりも小さくなっている。このような構成であるため、第2流路114に嵌り込む触媒部の外径よりも第1流路112に嵌り込む加熱装置10の外径を小さくすることができる。従って、加熱装置10の径が触媒部の径と同等の場合と比べて、加熱装置10の熱容量を小さくすることができる。このような加熱装置10を用いれば、加熱を開始してから設定温度に到達させるまでの時間をより短くすることができ、排気ガスの温度上昇が早められる。
触媒部120は排気ガスを浄化する部分であり、本実施形態ではSCR(Selective Catalytic Reduction)触媒を備えている。触媒部120は、図示しない尿素水噴射装置や、SCR触媒の上流側に設置されるDPF(Diesel particulate filter)等も備えている。
ところで、触媒部の上流側に加熱装置が配置される構成では、特許文献1のように加熱装置と触媒部とを一体的に保持して、排出流路内に配置することが一般的であった。このような構成では、加熱装置と触媒部との間に導電路(加熱装置を通電するための導電路)を配置することが難しく、導電路を加熱装置の上流側に配置せざるを得なかった。これに対し、本実施形態では、加熱装置10を触媒部120から上流側に離間して排出流路110に配置する構成を新たに採用した。更に、このような配置によって生じた空間(加熱装置10と触媒部120との間の空間)に導電路(ヒータ部の電極に接続された接続部)を配置することで導電路の劣化を抑制することが可能な構成とした。
加熱装置10は、図2に示すように、ヒータ部20と、筒部30と、第2筒部50と、接続部40と、を備えている。加熱装置10は、全体としては略円柱状をなし、第1流路112(図1)内に保持される。加熱装置10は、第1流路112に流入する排気ガスの温度が所定温度以下の場合にヒータ部20が通電状態となり、所定温度以上の場合にヒータ部20が非通電状態となるように制御部108によって通電が制御される。図2において、排出流路110における排気ガスの流速方向を矢印Fにて示す。
ヒータ部20は、図3に示すように、第1電極部22と、発熱部24と、第2電極部28と、を備えている。ヒータ部20は、第1電極部22と第2電極部28の間で発熱部24に通電することにより発熱部24が発熱する構成となっている。ヒータ部20は、発熱部24の一端面24Aが他端面24Bよりも排出流路110において上流側に配置され、一端面24Aと他端面24Bとの間に排気ガスを流す空隙が構成されてなる。
発熱部24は、図4に示すように、第1電極部22に電気的に接続されるとともに第1電極部22の周りに配置される。本実施形態では、発熱部24は、第1電極部22の周りに巻き回された構成をなす。発熱部24は、短冊状の金属薄板25と、金属薄板25の片面に積層された絶縁シート26とによって構成され、金属薄板25と絶縁シート26が長さ方向に沿って渦巻状に巻き回されている。金属薄板25は、例えばFe−Cr−Al合金とすることができる。絶縁シート26は、例えばアルミナワイヤを布状に編んだ編物とすることができる。金属薄板25には、図示しない凹凸形状が付与されており、巻き回された状態で金属薄板25の幅方向に沿って延びる空隙が形成される。
図3に示すように、発熱部24の一端面24Aは、排気ガスが流れ込む面である。発熱部24の他端面24Bは、排気ガスが流れ出る面である。発熱部24の外周面24Cは、一端面24Aと他端面24Bの間において環状に配置される外周の面である。本実施形態では、発熱部24の一端面24Aと他端面24Bは、互いに重なる金属薄板25と金属薄板25との間に空隙が開口する形で、金属薄板25の幅方向両端面によって構成されている。発熱部24の外周面24Cは、絶縁シート26における最も外周に巻き回された部分によって構成される。
図3に示すように、第1電極部22は、排出流路110(図1)に沿った方向に延びる構成をなす。例えば、排出流路110において加熱装置10が配置された部位は円筒状に構成された部位であり、この円筒状の部位における円筒の中心線の方向に沿うように第1電極部22が配置される。具体的には、図3で示す矢印Fの方向が上記円筒状の部位(排出流路110における加熱装置10が配置された部位)での流れの方向であり、この流れの方向に沿って延びるように第1電極部22が配置される。第1電極部22は、発熱部24の中心側に設けられるとともに発熱部24に電気的に接続された構成をなす。第1電極部22は、例えばNi(ニッケル)等の導電性を有する柱状部材で構成され、負極側の電極として金属薄板25(図4)の長手方向一端部に接触しつつ固定され、金属薄板25に電気的に接続される。本明細書でいう金属薄板25の長手方向とは、金属薄板25を直線状に引き延ばした場合の長手方向を意味する。第1電極部22は、発熱部24の一端面24A付近から他端面24Bまで延びるとともに他端面24Bから排出流路110の下流側に向かって突出する形で設けられる。
第2電極部28は、図3に示すように、発熱部24の外周面24C側に設けられるとともに発熱部24に電気的に接続される。第2電極部28は、例えばNi(ニッケル)等の導電性を有する板状部材で構成され、正極側の電極として金属薄板25(図4)の長手方向他端部に接触しつつ固定され、金属薄板25に電気的に接続される。第2電極部28は、発熱部24の他端面24B付近から一端面24Aまで延びるとともに一端面24Aから排出流路110の上流側に向かって突出する形で設けられる。
筒部30は、図3に示すように、筒状に構成されるとともに発熱部24の外周面24Cを囲んで配置され、ヒータ部20を内部に保持する。本明細書において、筒部が「ヒータ部を内部に保持する構成」は、筒部がヒータ部に直接接触して保持する構成、及び他部材を介して間接的に保持する構成(筒部とヒータ部との間に他部材が介在する構成)をいずれも含む。本実施形態では、ヒータ部20が筒部30の内壁面30Aに支持される形で嵌め込まれ、筒部30の内壁面30Aがヒータ部20の外周面に直接接触してヒータ部20を保持する。筒部30の内壁面30Aとヒータ部20の金属薄板25との間には、絶縁シート26が介在しており、筒部30と金属薄板25とが絶縁がされている。
筒部30は、導電性を有し、第1電極部22に接続される導電路の一部を構成する。本実施形態では、筒部30が「筒部側に設けられた導体部」の一例である。なお、「筒部側に設けられた導体部」は、本実施形態のように筒部そのものであってもよく、また、筒部に固定された端子であってもよく、筒部とは別の筒部などであってもよい。筒部30には、筒部30と電気的に接続される第1端子32が設けられている。加熱装置10は、第1端子32を介して加熱装置10の外部に設けられた図示しない回路に電気的に接続される。
第2筒部50は、図3に示すように、筒部30の外側に配され、ヒータ部20の外周面24Cを囲むとともに筒部30の外壁面30B(外周面)をも囲む筒状をなす。第2筒部50は、筒部30より一回り大きい構成とされ、筒部30と同心状に配置される。第2筒部50の内壁面(内周面)は、筒部30の外壁面30Bから離れて配置され、具体的には、一対の保持部60が筒部30と第2筒部50とを離間状態で配置しつつ筒部30と第2筒部50とを互いに絶縁した状態で保持している。一対の保持部60はいずれも、絶縁材料によって形成された環状部材からなる。一方の保持部60は、筒部30の上流側端部において筒部30と第2筒部50の間に配され、筒部30の上流側端部を第2筒部50内で保持する。他方の保持部60は、筒部30の下流側端部において筒部30と第2筒部50の間に配され、筒部30の下流側端部を第2筒部50内で保持する。筒部30と第2筒部50の間には、上流側に配された保持部60と、下流側に配された保持部60の間に排気ガスや空気、ガラスウール等で満たされた断熱層が形成されている。第2筒部50の外壁面は、排出流路110内において加熱装置10の外側に露出した構成をなし、具体的には、排出流路110の内壁面に近接するように配置される。第2筒部50の外壁面は、排出流路110の内壁面に接触するように排出流路110に嵌り込んでいてもよく、排出流路110の内壁面に接触していなくてもよい。あるいは、第2筒部50が排出流路110の一部を構成し、排出流路110の他の部位に対して着脱可能とされていてもよい。この場合、第2筒部50の上流側及び下流側にそれぞれに続く構成で、排出流路110を構成する他の管路がそれぞれ接続されていればよい。第2筒部50には、第2電極部28に接続される第2端子52が設けられている。加熱装置10は、第2端子52を介して加熱装置10の外部に設けられた図示しない回路に電気的に接続される。
接続部40は、図3に示すように、排出流路110(図1)において他端面24Bよりも下流側に配置され、第1電極部22及び筒部30(第1電極部22よりも筒部30側に設けられた導体部)に電気的に接続される。具体的には、接続部40は、第1電極部22の突出部(第1電極部22のうちの他端面24Bから突出した部分)に接続されるとともに筒部30の内壁面30Aに接続され、第1電極部22の突出部と内壁面30Aとの間に架け渡された形態で、第1電極部22と筒部30とを連結する。接続部40の第1電極部22及び筒部30への接続態様は特に限定するものではないが、後述する導電部42が第1電極部22と一体に形成されるとともに、導電部42が筒部30の内壁面30Aに接合(例えば溶接)される態様を例示することができる。
接続部40は、排出流路110(図1)においてヒータ部20よりも下流側からヒータ部20を支持する。なお、本明細書において、接続部がヒータ部を「下流側から支持する構成」は、ヒータ部を常時支持する構成であってもよく、ヒータ部が下流側にずれたときにヒータ部を支持する構成であってもよい。さらに、接続部がヒータ部を「下流側から支持する構成」は、発熱部の他端面を上流側に向かって押す構成であってもよく、第1電極部付近のみに対して上流側に向かう力を加える構成などであってもよい。図3の例では、接続部40は、ヒータ部20に接触してヒータ部20を常時支持する構成をなし、排気ガスによって発熱部24が下流側に押された場合には他端面24Bを上流側に向かって押すように機能する。
接続部40は、図5に示すように、第1電極部22側から筒部30側に向かって延びる導電部42と、発熱部24の他端面24Bと導電部42との間に配置される絶縁材料を有する絶縁部44と、を備える。そして、発熱部24と導電部42とが絶縁部44を介在させて絶縁されている(図6参照)。なお、この絶縁部44と発熱部24の他端面24Bは常時接触する構成であってもよく、ヒータ部20が下流側にずれたときに絶縁部44が他端面24Bに接触してヒータ部20を支持する構成であってもよい。導電部42は、柱状をなし、より具体的には、例えば円柱状又は棒状に構成されている。導電部42は、第1電極部22と一体的に成形されていてもよく、第1電極部22に接合されていてもよい。絶縁部44は、導電部42の周囲を被覆する構成である。本実施形態では、絶縁部44は、絶縁材料からなる絶縁被膜によって構成され、導電部42の外周面42Aを全周に亘って覆う形で形成されている。絶縁部44が外周面42Aを全周に亘って覆うように構成された部分は、後述する各々の接続要素部40Aの導電部42において第1電極部22側(第1電極部22に近接する位置)から内壁面30A側(内壁面30Aに近接する位置)まで及ぶように配置されている。
接続部40は、図5に示すように、第1電極部22側から筒部30側に向かって延びる複数の接続要素部40Aを有し、複数の接続要素部40Aは、筒部30において周方向に互いに離間した複数の部位にそれぞれ連結されている。第1電極部側から筒部側に向かって複数の接続要素部が延びる構成としては、2本の接続要素部が第1電極部22を挟んで両側に向かって延びる形に構成されるもの、3本の接続要素部がY字状に構成されるもの、4本の接続要素部がX字状に構成されるもの、5本以上の接続要素部が放射状に構成されるもの等が挙げられる。図5では、これらのうちの一態様(4本の接続要素部40AがX字状に構成された例)を示している。図5の例では、複数の接続要素部40Aの各々が発熱部24の他端面24Bに接触しつつ発熱部24を下流側から支持する構成をなし、具体的には、周方向に離間した複数の位置で発熱部24を支持する。
次に、上記のように構成された第1実施形態の作用および効果について説明する。
本実施形態の構成では、接続部40がヒータ部20よりも下流側(具体的には、ヒータ部20の他端面24Bよりも下流側)に配置されるため、排気ガスがヒータ部20を介さずに直接的に接続部40に当たることを抑制することができる。従って、排気ガスによって接続部40に加わるガス圧が抑えられ、ガス圧に起因する接続部40の劣化を抑制することができる。しかも、排気ガスがヒータ部20よりも高温となっている期間には、高温の排気ガスが接続部40に達する前にヒータ部20によって排気ガスの温度を低下させ、接続部40に当たる排気ガスの温度を緩和することができる。よって、接続部40の劣化を一層抑制することができる。
本実施形態の加熱装置10が適用される車両では、制御部108が、排出流路110を流れる排気ガスの温度を継続的に監視し、内燃機関の動作中に排気ガスの温度が所定の閾値温度以下である場合に加熱装置10を通電させるように制御を行う。このような構成のものにおいて、内燃機関の動作中に「加熱装置10が動作する期間」よりも「加熱装置10の動作が停止する期間」のほうが長ければ、接続部40を保護する効果が高くなる。より詳しくは、内燃機関の動作中に、「排出流路110を流れる排気ガスの温度が加熱装置10の温度を上回っている期間」のほうが「排出流路110を流れる排気ガスの温度が加熱装置10の温度以下の期間」よりも長ければ接続部40を保護する効果が高くなる。なお、上記閾値温度は、例えば加熱装置10の動作時(通電時)の温度よりも高い温度である。
また、本実施形態では、接続部40は、排出流路110においてヒータ部20よりも下流側からヒータ部20を支持する。この構成によれば、排気ガスによりヒータ部20が下流側に押される場合であっても、接続部40によりヒータ部20の変位(下流側への位置ずれ)を規制することができる。加熱装置10を触媒部120から上流側に離間して触媒部120とは別に排出流路110に保持する新規な構成では、ヒータ部20を触媒部120によって支持することができず、接続部40によってヒータ部20を支持する本実施形態の構成が特に有効である。
また、本実施形態では、接続部40は、複数の接続要素部40Aが、筒部30において周方向に互いに離間した複数の部位にそれぞれ連結されている。この構成によれば、排気ガスによってヒータ部20が下流側に押された場合に、下流側に移動しようとするヒータ部20を、直接的に又は他部位を介して間接的に、複数の接続要素部40A及び筒部30の複数の部位(周方向に離間した複数の部位)によって受けることができる。このため、ヒータ部20が下流側に押された場合には、特定の1カ所のみに荷重が加わることを抑えながらヒータ部20をよりバランスよく支持することができる。
また、本実施形態では、複数の接続要素部40Aは、発熱部24に対して他端面24Bに接触しつつ下流側から支持する構成である。この構成によれば、発熱部24の他端面24Bに複数の接続要素部40Aを接触させて発熱部24の変位を規制することができるため、ヒータ部20全体の変位をバランスよく規制することができる。
また、本実施形態では、接続部40は、第1電極部22側から筒部30側に向かって延びる導電部42と、発熱部24の他端面24Bと導電部42との間に配置される絶縁材料を有する絶縁部44と、を有する。接続部40は、発熱部24と導電部42とが絶縁部44を介在させて絶縁されている。この構成によれば、絶縁材料を有する絶縁部44を介在させて発熱部24と導電部42の間の絶縁状態をより確実に維持することができる。
また、本実施形態では、導電部42は、柱状をなし、絶縁部44は、導電部42の周囲を被覆する構成である。この構成によれば、例えば、導電部をリード線等の不定形状の可撓性材料によって構成する場合と比較して導電部42の剛性を高めやすく、しかも、絶縁部44が導電部42の周囲を被覆する構成であるため、接続部40全体の剛性が一層高まる。よって、ヒータ部20が下流側に押されたときに、接続部40がヒータ部20をより安定的に支持することができる。また、絶縁部44が導電部42の周囲を被覆する構成であるため、導電部42と発熱部24の間をより確実に絶縁することができる。
また、本実施形態では、加熱装置10は、筒部30の外側に配され、ヒータ部20の外周面24Cを囲む筒状をなす第2筒部50を更に備える。この構成によれば、筒部30だけでなく第2筒部50もヒータ部20を囲む構造となるから、ヒータ部20の熱が筒部30の外側に逃げることをより一層抑制することができる。
また、本実施形態では、加熱装置10は、筒部30と第2筒部50とを互いに絶縁させた状態で保持する保持部60を有する。この構成によれば、筒部30と第2筒部50を異なる電位で使用する使用方法が可能となり、これらを別々の電位で使用すべき環境において有利な構成となる。
<第2実施形態>
次に、図7、図8等を参照し、第2実施形態に係る排気ガス加熱装置210(以下、加熱装置210ともいう)について説明する。第2実施形態で示す加熱装置210は、接続部の構成が第1実施形態の加熱装置10と相違する。その他の構成は、第1実施形態の加熱装置10と同様である。よって、図7、図8で示す第2実施形態の加熱装置210において第1実施形態の加熱装置10と同様の部分については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
接続部240は、第1電極部22側から筒部30側に向かって延びる導電部242と、発熱部24の他端面24Bと導電部242との間に配置される絶縁材料を有する絶縁部244と、を有する。そして、発熱部24と導電部242とが絶縁部244を介在させて絶縁されている。なお、この絶縁部244と発熱部24の他端面24Bは常時接触する構成であってもよく、ヒータ部20が下流側にずれたときに絶縁部244が他端面24Bに接触してヒータ部20を支持する構成であってもよい。
導電部242は、少なくとも一部が絶縁部244の下流側の端部よりも下流側に配置される。導電部242は、第1電極部22側から筒部側に向かって延び、延びる方向と直交する断面が排気ガスの流れる方向に沿うように延びる形状をなす特定形状部243を有する。この特定形状部243が他端面24Bの下流側において導電部242の延びる方向の一定範囲にわたって形成されている。この「一定範囲」は、発熱部が配置された領域の全体にわたっていてもよく、一部であってもよい。図7の例では、特定形状部243が、発熱部24が配置された領域の全体にわたって形成されている。具体的には、導電部242は、板状をなし、排気ガスの流れる方向に板面を沿わせた姿勢で配置され、全体が特定形状部243として構成されている。絶縁部244は、導電部242の外周面242Aにおいて排出流路110において上流側に位置する端面と、導電部242の両板面において上流側の縁部を覆うようにして形成されている。絶縁部244が外周面242Aの一部を覆うように構成された部分は、各々の接続要素部40Aの導電部242において第1電極部22側(第1電極部22に近接する位置)から内壁面30A側(内壁面30Aに近接する位置)まで及ぶように配置されている。
本実施形態によれば、導電部242の少なくとも一部を絶縁部244よりも下流側に及ばせるようにして導電部242の断面積を増大させることができるため、導電部242の強度を高めることができる。
また、本実施形態によれば、導電部242に特定形状部243を設けることにより、導電部242の断面積を増大させて強度を高めつつ導電部242が排気ガスの流れを遮る面積を抑えることができる。
<第3実施形態>
次に、図9等を参照し、第3実施形態に係る排気ガス加熱装置310(以下、加熱装置310ともいう)について説明する。第3実施形態で示す加熱装置310は、第2筒部50を備えていない点が第1実施形態の加熱装置10と相違する。その他の構成は、第1実施形態の加熱装置10と同様である。よって、図9で示す第3実施形態の加熱装置310において第1実施形態の加熱装置10と同様の部分については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
加熱装置310は、ヒータ部20が筒部30の内壁面30Aに支持される形で嵌め込まれ、筒部30の外壁面30Bが当該加熱装置310の外側に露出した構成をなす。具体的には、筒部30の外壁面30Bは、排出流路110の内壁面に近接するように配置される。筒部30の外壁面30Bは、排出流路110の内壁面に接触するように排出流路110に嵌り込んでいてもよく、排出流路110の内壁面に接触していなくてもよい。あるいは、筒部30が排出流路110の一部を構成し、排出流路110の他の部位に対して着脱可能とされていてもよい。この場合、筒部30の上流側及び下流側にそれぞれに続く構成で、排出流路110を構成する他の管路が接続されていればよい。筒部30は、第1実施形態の筒部30と同様に、接続部40を介して第1電極部22に接続される。一方、第2電極部28については、第2筒部に設けられた第2端子とは異なる図示しない導電部を別途設けて、加熱装置10の外部に設けられた図示しない回路に電気的に接続される。
本実施形態の構成によれば、ヒータ部20の周りをより簡易な構造とすることができる。具体的には、第1実施形態のように筒部30と第2筒部50を備える2重の管構造では、それぞれの筒部材が必要とされるとともに、これらを絶縁して保持する保持部60に係る構成が必要となる。一方、本実施形態では、ヒータ部20の周りを1重の管構造とすることにより、第1実施形態より断熱性は劣るものの、第2筒部50及び保持部60に係る部品点数を削減するとともに、各部の組み付けに係る工数も低減することができる。
<第4実施形態>
次に、図10、図11等を参照し、第4実施形態に係る排気ガス加熱装置410(以下、加熱装置410ともいう)について説明する。第4実施形態で示す加熱装置410は、第2電極部の構成が第1実施形態の加熱装置10と相違する。その他の構成は、第1実施形態の加熱装置10と同様である。よって、図10、図11で示す第4実施形態の加熱装置410において第1実施形態の加熱装置10と同様の部分については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第2電極部428は、発熱部24の外周面24C側に設けられるとともに発熱部24に電気的に接続される。図11の例では、第2電極部428は、正極側の電極として、金属薄板25の長手方向他端部の一部分によって構成される。第2筒部50には、第2電極部428と径方向に重なる位置に第2端子52が設けられている。さらに、筒部30には、第2電極部428と径方向と重なる位置に、第2端子52の一部が挿入される開口34が形成されている。そして、第2電極部428は、筒部30の開口34に挿入された第2端子52と接触して、第2端子52と電気的に接続される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、接続部が排出流路においてヒータ部よりも下流側からヒータ部を支持する構成を例示したが、これに限られない。接続部が下流側からヒータ部を支持しない構成であってもよい。例えば、接続部がヒータ部から離間して配置されたリード線のような可撓性を有する部材によって構成されていてもよい。
上記実施形態では、第1電極部の周りに発熱部が巻き回されている構成を例示したが、これに限られない。発熱部は、第1電極部の周りに配置され、通電により発熱し、上流側の面(一端面)と下流側の面(他端面)との間に排気ガスを流す空隙が構成されていればよい。
上記実施形態では、発熱部が1の金属薄板と1の絶縁シートによって構成されるものを例示したがこれに限られない。例えば、発熱部は、複数の絶縁シートを介して積層された複数の金属薄板が同心円状に巻回され、複数の金属薄板が並列に接続された構成であってもよい。
上記実施形態では、接続部が複数の接続要素部を有する構成を例示したが、これに限られない。接続部は、第1電極部側から筒部側に向かって延びる1つの部分によって構成されていてもよい。
上記実施形態では、筒部が「筒部側に設けられた導体部」を構成するものを例示したが、これに限られない。例えば、筒部が導電性を有しておらず、筒部に設けられた第1端子からなる導体部に接続部が電気的に接続される構成であってもよい。
上記実施形態では、発熱部と導電部とが絶縁部を介在させて絶縁されている構成を例示したが、これに限られない。例えば、発熱部と導電部とは、互いに離間して配置されることにより絶縁される構成であってもよい。
上記実施形態では、第2筒部が筒部の外側に配される構成を例示したが、第2筒部は筒部の内側に配されてもよい。
上記実施形態では、負極側をヒータ部の中心側に配置し、正極側をヒータ部の外周側に配置したが、正極側と負極側の位置を入れ替え、正極側をヒータ部の中心側に配置し、負極側をヒータ部の外周側に配置してもよい。
上記実施形態以外にも、各部の形状、配置、配設数は適宜変更可能である。例えば、排気ガス加熱装置は触媒部と同等の径を有していても構わない。
上記実施形態では、内燃機関としてハイブリッド車両に用いられる内燃機関を例示したが、ハイブリッド車両以外(例えば、ディーゼルエンジン車)に用いられる内燃機関であってもよい。
10,210,310,410…排気ガス加熱装置
20…ヒータ部
22…第1電極部
24…発熱部
24A…一端面
24B…他端面
24C…外周面
28,428…第2電極部
30…筒部(導体部の一例)
30A…内壁面
30B…外壁面
40,240…接続部
40A…接続要素部
42,242…導電部
44,244…絶縁部
50…第2筒部
60…保持部
102…内燃機関
110…排出流路
243…特定形状部

Claims (11)

  1. 内燃機関における排気ガスの排出流路に配置される排気ガス加熱装置であって、
    前記排出流路に沿った方向に延びる第1電極部と、前記第1電極部に電気的に接続されるとともに前記第1電極部の周りに配置される発熱部と、前記発熱部の外周面側に設けられるとともに前記発熱部に電気的に接続される第2電極部と、を備え、前記発熱部の一端面が他端面よりも前記排出流路において上流側に配置され、前記一端面と前記他端面との間に前記排気ガスを流す空隙が構成されてなるヒータ部と、
    筒状に構成されるとともに前記発熱部の前記外周面を囲んで配置され、前記ヒータ部を内部に保持する筒部と、
    前記排出流路において前記他端面よりも下流側に配置され、前記第1電極部及び前記第1電極部よりも前記筒部側に設けられた導体部に電気的に接続される接続部と、
    を備える排気ガス加熱装置。
  2. 前記接続部は、前記排出流路において前記ヒータ部よりも下流側から前記ヒータ部を支持する
    請求項1に記載の排気ガス加熱装置。
  3. 前記接続部は、
    前記第1電極部側から前記筒部側に向かって延びる複数の接続要素部を有し、
    複数の前記接続要素部は、前記筒部において周方向に互いに離間した複数の部位にそれぞれ連結されている
    請求項2に記載の排気ガス加熱装置。
  4. 複数の前記接続要素部は、前記発熱部に対して前記他端面に接触しつつ下流側から支持する構成である
    請求項3に記載の排気ガス加熱装置。
  5. 前記接続部は、
    前記第1電極部側から前記筒部側に向かって延びる導電部と、
    前記発熱部の前記他端面と前記導電部との間に配置される絶縁材料を有する絶縁部と、
    を有し、
    前記発熱部と前記導電部とが前記絶縁部を介在させて絶縁されている
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の排気ガス加熱装置。
  6. 前記導電部は、柱状をなし、
    前記絶縁部は、前記導電部の周囲を被覆する構成である請求項5に記載の排気ガス加熱装置。
  7. 前記導電部は、少なくとも一部が前記絶縁部の下流側の端部よりも下流側に配置される
    請求項5に記載の排気ガス加熱装置。
  8. 前記導電部は、前記第1電極部側から前記筒部側に向かって延び、延びる方向と直交する断面が前記排気ガスの流れる方向に沿うように延びる形状をなす特定形状部を有し、前記特定形状部が前記他端面の下流側において前記延びる方向の一定範囲にわたって形成されている
    請求項7に記載の排気ガス加熱装置。
  9. 前記筒部の内側又は外側に配され、前記ヒータ部の前記外周面を囲む筒状をなす第2筒部を更に備える
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の排気ガス加熱装置。
  10. 前記筒部と前記第2筒部とを互いに絶縁させた状態で保持する保持部を有する
    請求項9に記載の排気ガス加熱装置。
  11. 前記ヒータ部が前記筒部の内壁面に支持される形で嵌め込まれ、前記筒部の外壁面が当該排気ガス加熱装置の外側に露出した構成をなす
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の排気ガス加熱装置。
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