JP2020168979A - 鉄道軌道用運搬台車 - Google Patents

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Hitoshi Saito
均 齋藤
昭 尾張
Akira Owari
昭 尾張
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Abstract

【課題】鉄道軌道上において、人と荷物の少なくともいずれか一方を容易かつ効率的に運搬することが可能な鉄道軌道用運搬台車を提供すること。【解決手段】鉄道軌道用運搬台車100であって、運転操作者P11と荷物B11を積載することが可能な運搬台車本体10と、前記運搬台車本体10に配置され鉄道軌道上において前記運搬台車本体10を移動可能に支持する車輪11と、前記車輪11に駆動力を付与するDCサーボモータ12と、前記DCサーボモータ12に電力を供給するリチウムイオン電池13とを備え、前記鉄道軌道上を自走することが可能に構成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、鉄道軌道上において人と荷物の少なくともいずれか一方を自走で運搬することが可能な鉄道軌道用運搬台車に関する。
周知のように、新幹線をはじめとする鉄道交通手段は、レール(鉄道軌道)を適切に管理することが不可欠である。
一方、列車が往来する運行時間内は充分な保線作業を行うことは困難であり、最終便の列車が通過してから始発便までの限られた時間内で保線作業をする必要がある。したがって、保線作業員や工事用機材を保線作業現場まで効率的に運搬することが望まれている。
そこで、例えば、クレーン等を用いる中規模、大規模な保線作業では、保線作業を効率的に行うための種々の保線用車両が開発されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
このような保線用車両は、モーターカー等の動力車で牽引することで、効率的に保線作業現場に移動させている。
特開平10−278785号公報 特開2006−298096号公報
しかしながら、日々行われる保線作業の多くは多数の保線作業現場で人手によって行われるレール緊締装置の調整等であり、配備拠点や配備数が限られたモーターカー等の動力車を、日々の保線作業での荷物や保線作業員の運搬のすべてに用いることは困難である。
その結果、通常の保線作業では、鉄道軌道上を手押し台車で荷物を運搬し、保線作業員が徒歩で保全作業現場に移動することが一般的である。
また、例えば、新幹線軌道をはじめとする高架にある鉄道軌道では、荷物を運搬するためのステーション(踊り場)が設置されており、自動車等によって機材や荷物をステーションに運搬することが可能である。
しかしながら、ステーションは数キロメートル間隔で設置されており、保全作業現場がステーションから遠い場合には、保線作業現場まで手押し台車によって荷物を運搬するのに時間がかかることから、ステーションからの荷物搬入は必ずしも効率的とはいえない。
そこで、人手によって保線作業現場に近い階段から荷物を高架上に持ち上げてから保線作業現場に運搬することが一般的である。
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、鉄道軌道上において、人と荷物の少なくともいずれか一方を容易かつ効率的に運搬することが可能な鉄道軌道用運搬台車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、鉄道軌道用運搬台車であって、人と荷物の少なくともいずれか一方を積載することが可能な運搬台車本体と、前記運搬台車本体に配置され鉄道軌道上において前記運搬台車本体を移動可能に支持する車輪と、前記車輪に駆動力を付与するモータと、前記モータに電力を供給する電池と、を備え、前記鉄道軌道上を自走することが可能に構成されていることを特徴とする。
本発明に係る鉄道軌道用運搬台車によれば、人と荷物の少なくともいずれか一方を積載することが可能な運搬台車本体と、運搬台車本体に配置され鉄道軌道上において運搬台車本体を移動可能に支持する車輪と、車輪に駆動力を付与するモータと、モータに電力を供給する電池とを備えているので、自走して鉄道軌道上において人と荷物の少なくともいずれか一方を効率的に運搬することができる。
その結果、鉄道軌道上において人や荷物を容易かつ効率的に運搬することができる。
また、保線作業員の負担を軽減することができる。
ここで、自走するとは、操作者が操作(手元操作、遠隔操作を含む)することによる走行、予め設定されたプログラム等の手順に基づく走行等、鉄道軌道上を外部から動力を供給することなく走行(移動)することをいう。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鉄道軌道用運搬台車であって、鉄道軌道用運搬台車を連結する連結手段と、連結された複数の鉄道軌道用運搬台車の駆動、制動を電気的に連動させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る鉄道軌道用運搬台車によれば、鉄道軌道用運搬台車を連結する連結手段を備えているので、複数の鉄道軌道用運搬台車を連結して多量の荷物を効率的に運搬することができる。
また、連結された複数の鉄道軌道用運搬台車の駆動、制動を電気的に連動させる制御手段を備えているので、複数の鉄道軌道用運搬台車を安定して連動させることができる。また、機械的なリンク等によって連結して駆動、制動を連動させる必要がないので鉄道軌道用運搬台車を容易に連結することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の鉄道軌道用運搬台車であって、前記運搬台車本体の上部に配置され人が着座する着座部を備えることを特徴とする。
本発明に係る鉄道軌道用運搬台車によれば、運搬台車本体の上部に配置され人が着座する着座部を備えているので、運転操作者や保線作業員を荷物とともに効率的に運搬することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の鉄道軌道用運搬台車であって、前記着座部は、前記運搬台車本体の移動方向に対して左右に並んだ着座者が互いに背中合わせに着座するように配置された着座部材を備えることを特徴とする。
本発明に係る鉄道軌道用運搬台車によれば、着座部が運搬台車本体の移動方向に対して左右に配置されるとともに着座者が互いに背中合わせに着座可能とされた着座部材を備えているので、着座者(保線作業員)が効率的に着座することができる。
また、前向きに着座する場合に比較して前後方向(進行方向)のピッチを短くしても、着座者の足元が狭くなるのを抑制することができる。また、着座者が短時間で容易に乗降することができる。
本発明に係る鉄道用運搬台車によれば、鉄道軌道上において、人と荷物の少なくともいずれか一方を容易かつ効率的に運搬することができる。
本発明の第1実施形態に係る鉄道軌道用運搬台車の一例を説明する概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る鉄道軌道用運搬台車の一例を説明する概略構成図である。 本発明の第3実施形態に係る荷物専用運搬台車及び台車列の一例を説明する概略構成図である。荷物専用の一例を説明する概略構成図である。 本発明の第4実施形態に係る台車列の一例を説明する概略構成図である。
<第1実施形態>
以下、図1を参照して、この発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る鉄道軌道用運搬台車の一例を説明する概略構成図である。図において、符号100は鉄道軌道用運搬台車を、符号P11は運転操作者を示している。
鉄道軌道用運搬台車100は、図1に示すように、例えば、運搬台車本体10と、車輪11と、DCサーボモータ(モータ)12と、リチウムイオン電池(電池)13と、連結器(連結手段)14と、運転操作部(操作部)16と、着座部17と、荷物積載部18と、制御部19とを備えている。
そして、外部からの動力源を用いることなく、運転操作者P11が運転操作することにより自走して、人及び荷物B11を鉄道軌道(不図示)上で運搬可能とされている。
運搬台車本体10は、例えば、平面視して矩形に配置された材料(例えば、角材など)によって形成された枠部材10Aと、枠部材10Aの上部に配置され平板状に形成された平板部材10Bとを備え、平板部材10Bの上面に運転操作者P11及び荷物B11を積載することが可能とされている。
枠部材10A及び平板部材10Bは、例えば、アルミニウム合金等によって形成されていることが重量を軽減するうえで好適である。
また、平板部材10Bは、上面に配置された人や荷物が滑るのを抑制するためにチェッカープレートとされていることが好適である。
車輪11は、レール(鉄道軌道)上に載置される左右の鉄道用車輪と、左右の鉄道用車輪を連結する車軸部(不図示)とを備え、運搬台車本体10の下部に配置されている。
また、この実施形態において、車輪11は、運搬台車本体10の前方側Fに配置される前輪11Aと、後方側Rに配置される後輪11Bとを備えている。
また、車軸部(不図示)は、軸受(不図示)を介して運搬台車本体10に取付けられ、前方側Fに位置される前輪11A、及び後方側R側に位置される後輪11Bを回転自在に支持するようになっている。
DCサーボモータ(モータ)12は、DCサーボモータ12Aと、DCサーボモータ12Bとを備え、運搬台車本体10の床下(平板部材10Bの下側)に配置されている。
DCサーボモータ12Aは、前輪11Aと動力伝達部材(不図示)によって連結され、前輪11Aを回転駆動するようになっている。
DCサーボモータ12Bは、後輪11Bと動力伝達部材(不図示)によって連結され、後輪11Bを回転駆動するようになっている。
その結果、DCサーボモータ12A、12Bを小型化するとともに、車輪11に大きな駆動力を付与することが可能とされている。
また、DCサーボモータ12A、12Bは、電力を供給しなくなると、車輪11から伝達される回転力によって発電し、回生ブレーキとして機能するようになっている。
また、DCサーボモータ12A、12Bが発電した電力は、制御部19によってリチウムイオン電池(電池)13に充電されるように構成されている。
リチウムイオン電池(電池)13は、例えば、外形が略直方体に形成され、運搬台車本体10の床下(平板部材10Bの下側)に配置されている。
また、リチウムイオン電池13は、制御部19を介してDCサーボモータ12と電気的に接続されていて、DCサーボモータ12に電力を供給するようになっている。
連結器(連結手段)14は、例えば、運搬台車本体10の前方側に配置された前側連結部材14Aと、運搬台車本体10の後ろ側に配置された後側連結部材14Bと、連結ピン14Pとを備えている。
前側連結部材14Aは、運搬台車本体10の前部に配置され、平面視したときに連結孔(不図示)が形成されている。
後側連結部材14Bは、運搬台車本体10の後部に配置され、平面視して前側連結部材14Aの連結孔と重ね合わせ可能な連結孔(不図示)が形成されている。
連結ピン14Pは、例えば、平面視して前側連結部材14Aと後側連結部材14Bの連結孔が重なり合うように位置させた状態で上方から連結孔に落として前側連結部材14Aと後側連結部材14Bを一体に連結するように構成されている。
運転操作部16は、例えば、液晶タッチパネル16Aと、操作レバー16Bとを備えている。そして、運転操作部16は、運転操作者P11が着座した状態で操作可能に配置されている。
液晶タッチパネル16Aは、例えば、運転操作者P11の前方に配置され、鉄道軌道用運搬台車100の走行速度及びモータ12の回転数を表示可能とされている。
また、液晶タッチパネル16Aを操作することにより、例えば、制限速度をはじめとする走行条件等を設定可能とされている。
操作レバー16Bは、例えば、運転操作者P11の横に立設され、運転操作者P11の手元まで伸びるレバーにより構成されている。
そして、運転操作者P11が後方側Rに傾けることで、鉄道軌道用運搬台車100を加速操作(含む発進操作)が可能とされるとともに、手から離すか傾きを前方側Fに戻すことにより減速操作(含む停止操作)が可能に構成されている。
なお、運転操作部16の構成は任意に設定することができる。
着座部17は、例えば、運搬台車本体10の前方側幅方向中央に配置され、運転操作者P11が着座するための運転席(着座部材)17Aを備えている。また、運転席17Aにはシートベルト(不図示)が設けられている。
荷物積載部18は、例えば、運搬台車本体10の後部のチェッカープレートからなる平板部材10Bの上面に配置され、工具や材料等の荷物B11を積載可能とされている。
制御部(制御手段)19は、制御部本体19Aと、制御信号ケーブル19Bとを備え、制御部本体19Aは、運搬台車本体10の床下(平板部材10Bの下側)に配置されている。
制御信号ケーブル19Bは、先端にコネクタが接続されて容易に連結可能とされ、連結された鉄道軌道用運搬台車の制御部本体19Aの間で制御信号を入出力するようになっている。
制御部本体19Aは、進行方向前方に連結された他(第1)の鉄道軌道用運搬台車から制御信号ケーブル19Bを介して制御信号を入力する信号入力部(不図示)と、進行方向後方に連結された他(第2)の鉄道軌道用運搬台車に制御信号ケーブル19Bを介して制御信号を出力する信号出力部(不図示)とを備えている。
また、制御部本体19Aは、運転操作部16又は連結された第1の鉄道軌道用運搬台車から入力された制御信号に基づいてリチウムイオン電池(電池)13及びDCサーボモータ(モータ)12を制御するように構成されている。
具体的には、運転操作部16等から入力された制御信号に基づいて、リチウムイオン電池13からDCサーボモータ12に走行速度と対応する電気信号を出力する。
また、制御部本体19Aは、DCサーボモータ12が回生ブレーキとして作動した場合に、DCサーボモータ12が発電した電力をリチウムイオン電池13に充電するようになっている。
第1実施形態に係る鉄道軌道用運搬台車100によれば、保線作業員が運転操作者P11として運転操作して荷物B11を運搬する子Tが可能であるので、鉄道軌道上で人及び荷物B11を容易かつ効率的に運搬することができる。また、保線作業員の負担を軽減することができる。
<第2実施形態>
以下、図2を参照して、この発明の第2実施形態について説明する。
図2は、本発明の第2実施形態に係る鉄道軌道用運搬台車の一例を説明する概略構成図である。図において、符号200は鉄道軌道用運搬台車を、符号27は着座部を示している。第2実施形態が第1実施形態と異なるのは着座部17及び荷物積載部18に代えて、着座部27を備えている点であり、その他は第1実施形態と同様あるので、同じ符号を付して説明を省略する。
鉄道軌道用運搬台車200は、図2に示すように、例えば、運搬台車本体10と、車輪11と、DCサーボモータ(モータ)12と、リチウムイオン電池(電池)13と、連結器(連結手段)14と、運転操作部(操作部)16と、着座部27と、制御部19とを備えている。
着座部27は、運転操作者P21が着座する運転席(着座部材)27Aと、運転席27Aの後方に進行方向左右に配置された二つの着座部材27Bと、着座部材27Bの後方に進行方向左右に配置された二つの着座部材27Cとを備えている。
そして、着座部27に、運転操作者P21を含めて5人が着座することが可能とされている。なお、着座部材27Aの構成は、第1実施形態に係る着座部材17Aと同様であるので説明を省略する。
着座部材27Bは、鉄道軌道用運搬台車200の幅方向外方(進行方向に対して左及び右)に向かって、互いに背中合わせで二人の着座者P22が着座可能とされている。
また、着座部材27Cは、鉄道軌道用運搬台車200の幅方向外方(進行方向に対して左及び右)に向かって、互いに背中合わせで二人の着座者P23が着座可能とされている。
第2実施形態に係る鉄道軌道用運搬台車200によれば、着座部27が移動方向に対して左右に配置され着座者P22、P23が互いに背中合わせに着座可能とされた着座部材27B、27Cを備えているので、着座者P22、P23が効率的に着座することができる。
また、前向きに着座する場合に比較して前後方向のピッチを短くしても、着座者P22、P23の足元が狭くなるのを抑制することができる。また、着座者P22、P23が短い時間で容易に乗降することができる。
<第3実施形態>
以下、図3を参照して、この発明の第3実施形態について説明する。
図3は、本発明の第3実施形態に係る荷物専用運搬台車及び台車列の一例を説明する概略構成図である。図において、符号300は荷物専用運搬台車(鉄道軌道用運搬台車)を、符号38は荷物積載部を示している。
第3実施形態に係る台車列は、図3に示すように、例えば、鉄道軌道用運搬台車200と、荷物専用運搬台車(鉄道軌道用運搬台車)300とを備え、鉄道軌道用運搬台車200の後方に荷物専用運搬台車300が連結されている。
そして、鉄道軌道用運搬台車200に乗った運転操作者P21が運転操作して、鉄道軌道用運搬台車200及び荷物専用運搬台車300を連動運転するようになっている。なお、鉄道軌道用運搬台車200については第2実施形態と同様であるので説明を省略する。
荷物専用運搬台車(鉄道軌道用運搬台車)300は、図3に示すように、例えば、運搬台車本体10と、車輪11と、DCサーボモータ(モータ)12と、リチウムイオン電池(電池)13と、連結器(連結手段)14と、荷物積載部38と、制御部19とを備えている。
荷物専用運搬台車300が第1実施形態と異なるのは、着座部17及び荷物積載部18に代えて、荷物積載部38を備えている点であり、その他は第1実施形態と同様あるので、同じ符号を付して説明を省略する。
荷物積載部38は、運搬台車本体10を構成する枠部材10Aの上部に配置されたチェッカープレートからなる平板部材10Bの上面全体にわたって配置されている。
そして、工具や材料等の荷物B31、B32を積載可能とされている。
第3実施形態に係る荷物専用運搬台車300によれば、連結器(連結手段)14を備えているので、鉄道軌道用運搬台車200等に連結して多量の荷物B31、B32を効率的に運搬することができる。
また、荷物専用運搬台車300によれば、鉄道軌道用運搬台車200の運転操作により、駆動、制動が電気的に連動するので安定して荷物を安定して運搬することができる。
<第4実施形態>
以下、図4を参照して、この発明の第4実施形態について説明する。
図4は、本発明の第4実施形態に係る台車列の一例を説明する概略構成図である。図において、符号400は台車列を示している。
台車列400は、図4に示すように、例えば、鉄道軌道用運搬台車100と、荷物専用運搬台車(鉄道軌道用運搬台車)300と、鉄道軌道用運搬台車200とを備えている。そして、鉄道軌道用運搬台車100の後方に荷物専用運搬台車300、鉄道軌道用運搬台車200がこの順に連結されている。
そして、鉄道軌道用運搬台車100に乗った運転操作者P11が運転操作して、荷物専用運搬台車300及び鉄道軌道用運搬台車200を連動運転する。また、鉄道軌道用運搬台車200に乗った保線作業員P21は、運転操作を行わない。なお、鉄道軌道用運搬台車100、鉄道軌道用運搬台車200、荷物専用運搬台車300については、第1〜3実施形態と同様であるので説明を省略する。
第4実施形態に係る台車列400によれば、連結器(連結手段)14を備えているので、複数の鉄道軌道用運搬台車を連結して、多人数の保線作業員及び多量の荷物を効率的に運搬することができる。
また、台車列400によれば、鉄道軌道用運搬台車100を運転操作することで、荷物専用運搬台車300、鉄道軌道用運搬台車200を連動して駆動、制動するので荷物等を安定して運搬することができる。
なお、上記の実施形態において記載した技術的事項については、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、鉄道軌道用運搬台車100、200、荷物専用運搬台車300の構成、運搬台車列400の構成については任意に設定することができる。
また、上記実施形態においては、荷物専用運搬台車300が鉄道軌道用運搬台車100又は鉄道軌道用運搬台車200に連結される場合にいて説明したが、例えば、操作者が荷物専用運搬台車300に接続された操作スイッチ(不図示)を操作して荷物を運搬する構成としてもよい。また、操作者が電波や赤外線等の電磁波を用いた遠隔操作手段により鉄道軌道用運搬台車を操作して荷物を運搬する構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、鉄道軌道用運搬台車が、連結器(連結手段)14を備える場合について説明したが、連結器14を備えるかどうかは任意に設定することができる。
また、上記実施形態においては、鉄道軌道用運搬台車が、複数の鉄道軌道用運搬台車の駆動、制動を連動させる制御信号ケーブル19Bを備える場合について説明したが、制御信号ケーブル19B等を備えるかどうかは任意に設定することができる。
また、上記実施形態においては、それぞれの車輪11A、11BにDCサーボモータ12A、12Bが連結されて全輪駆動する場合について説明したが、例えば、車輪11A、11Bのいずれか一方にモータを連結する構成としてもよいし、ひとつのモータを車輪11A、11Bに連結する構成としてもよい。
また、モータについては、DCサーボモータに限定されることなく任意に設定することができる。
また、上記実施形態においては、着座部27が左右に並んだ着座者P22、P23が鉄道軌道用運搬台車200の幅方向外方に向かって互いに背中合わせに着座する着座部材27B、27Cを備える場合について説明したが、例えば、左右に並んだ着座者が移動方向前方を向く着座部材、左右に並んだ着座者が鉄道軌道用運搬台車の幅方向内方に向かい合うように配置された着座部材、左右に並んだ着座者が移動方向後方を向く着座部材や、これらを組み合わせて構成される着座部材等、着座部材の配置については任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、電池としてリチウムイオン電池13を用いる場合について説明したが、リチウムイオン電池に代えて、他の種々の二次電池を適用してもよい。
本発明に係る鉄道軌道用運搬台車によれば、鉄道軌道上において、人と荷物の少なくともいずれか一方を容易かつ効率的に運搬することができるので産業上利用可能である。
10 運搬台車本体
11 車輪
12 DCサーボモータ(モータ)
13 リチウムイオン電池(電池)
14 連結器(連結手段)
16 運転操作部
17、27 着座部
17A、27A 運転席(着座部材)
27B、27C 着座部材
18、38 荷物積載部
19 制御部(制御手段)
100、200 鉄道軌道用運搬台車
300 荷物専用運搬台車(鉄道軌道用運搬台車)
400 運搬台車列

Claims (4)

  1. 人と荷物の少なくともいずれか一方を積載することが可能な運搬台車本体と、
    前記運搬台車本体に配置され鉄道軌道上において前記運搬台車本体を移動可能に支持する車輪と、
    前記車輪に駆動力を付与するモータと、
    前記モータに電力を供給する電池と、
    を備え、
    前記鉄道軌道上を自走することが可能に構成されていることを特徴とする鉄道軌道用運搬台車。
  2. 請求項1に記載の鉄道軌道用運搬台車であって、
    鉄道軌道用運搬台車を連結する連結手段と、
    連結された複数の鉄道軌道用運搬台車の駆動、制動を電気的に連動させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする鉄道軌道用運搬台車。
  3. 請求項1又は2に記載の鉄道軌道用運搬台車であって、
    前記運搬台車本体の上部に配置され人が着座する着座部を備えることを特徴とする鉄道軌道用運搬台車。
  4. 請求項3に記載の鉄道軌道用運搬台車であって、
    前記着座部は、
    前記運搬台車本体の移動方向に対して左右に並んだ着座者が互いに背中合わせに着座するように配置された着座部材を備えることを特徴とする鉄道軌道用運搬台車。
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