本発明は機械技術分野に関し、具体的には黒板洗浄装置に関する。
教育において、黒板が欠けない存在である。黒板は一般には木板又はすりガラスなどから作られたものであり、チョーク等の特定な書き工具でその上に字を書ける。伝統的なチョークの主な成分が炭酸カルシウム(石灰石)と硫酸カルシウム(石膏)、またその他少量の金属及び重金属元素例えばリード、マンガン、バリウム等である。チョークに継ぐ改善型の無塵チョークも、伝統的なチョークに油脂又はポリオール類物質を接着剤として添加し、それから比重の大きな原料を添加し、その比重と体積を上げ、飛びにくくなるようにしたものに過ぎなく、実際応用においては効果が顕著でなく、教学過程では相変わらず大量なチョーク粉が飛び散らし、長時間に渡って空気中に漂い、室内空気を厳重に汚染する。また、黒板の使用が終わった後に、洗浄する必要もあり、その洗浄過程の労働強度がかなり大きく、時間の無駄もあるという欠点に対し、現有技術に対して改善を行う必要がある。
本発明の目的は黒板洗浄装置を提供し、既存の技術にある上記の欠陥を補うことにある。
本発明の黒板洗浄装置は、黒板箱と、前記黒板箱の中に設置される押出チャンバを含み、前記押出チャンバの中には黒板装置が設けられ、前記黒板箱の中には洗浄チャンバが設けられ、前記洗浄チャンバの中には洗浄装置が設けられ、前記洗浄装置が九十度を回転できる洗浄板を含み、前記洗浄チャンバの中には押出装置が設けられ、前記押出装置が前記洗浄装置と係合できる旋転ラックを含み、前記押出チャンバの中には埃受止め装置が設けられ、前記埃受止め装置が前記押出装置と係合され、前記押出装置が前記洗浄装置を旋転させる時に前記埃受止め装置を押し出すことができ、前記洗浄装置と前記埃受止め装置が作動を終えた後に前記黒板装置を押し出して前記黒板装置と前記洗浄装置とを協働させる。
本発明の黒板洗浄装置は、また前記黒板箱の中に設置される駆動チャンバを含み、前記駆動チャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置の中にはモータが設けられ、前記モータが回転する方向を変更でき、前記動力装置の中には切換カムが設けられ、前記切換カムが旋転すると前記動力装置を移動させて前記動力装置を前記洗浄装置と、前記埃受止め装置とそれぞれ協働することができる。
優先的には、前記動力装置は前記駆動チャンバの後壁に設置される駆動スライド溝を含み、前記駆動スライド溝の中にはモータがスライドできるように設けられ、前記モータの前端には前端が前記洗浄チャンバの中まで伸びている動力軸が伝動できるように連結され、前記駆動チャンバの中には前記動力軸に固定的に連結される前記切換カムが設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記動力軸の前端に固定的に連結される駆動歯車が設けられ、前記駆動チャンバの前壁には前端が前記洗浄チャンバの中に挿入される回転軸が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記回転軸の前端に固定的に連結される回転歯車が設けられる。
優先的には、前記押出装置は前記押出チャンバの後壁に回転できるように設置される中空回転軸を含み、前記中空回転軸の前端には前記駆動歯車と噛み合う旋転歯車が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバの頂壁には押出スライド溝が設けられ、前記押出スライド溝の中には下端が前記押出チャンバの中まで伸びているプッシュレバーが設けられ、前記旋転歯車の中には前端が前記プッシュレバーの後端面と固定的に連結されるリードスクリューがネジ山によって係合され、前記プッシュレバーの上側の前端には旋転ラックが左右対称のように固定的に設けられ、前記プッシュレバーの下側の右端が前記埃受止め装置の中まで伸びている。
優先的には、前記埃受止め装置は前記押出チャンバの底壁にスライドできるように設置される固定ブロックを含み、前記固定ブロックの中には緩和チャンバが設けられ、前記緩和チャンバの中にはスライドプッシュ板がスライドできるように設けられ、前記プッシュレバーの下側の右端が前記緩和チャンバの中まで伸びていて前記スライドプッシュ板の後端面と固定的に連結され、前記固定ブロックの前端面には埃受止め箱がスライドできるように設けられ、前記埃受止め箱の中には上方に開口した埃受止めチャンバが設けられる。
前記洗浄装置は前記黒板箱の中に設置される左右対称のバネチャンバを含み、前記バネチャンバの上端が前記洗浄チャンバの中まで伸びており、且つ中、下端が前記押出チャンバの中まで伸びており、前記バネチャンバの中にはリフトブロックがスライドできるように設けられ、前記リフトブロックの相対している端面には前記洗浄チャンバの中まで伸びている旋転軸が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記旋転軸に固定的に連結され、且つ前記旋転ラックと噛み合えるドライブギヤが設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記旋転軸のうち互いに近接している一端に固定的に連結される固定板が設けられ、左右の前記固定板の間には洗浄板が設けられる。
前記洗浄装置はまた前記洗浄チャンバの右側に設置される伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの後壁には伝動軸が設けられ、前記伝動軸には係合プーリが固定的に設けられ、前記伝動軸の前端には伝動傘歯車が固定的に設けられ、前記伝動チャンバの左壁には左端が前記洗浄チャンバの中まで伸びており、且つ前記洗浄チャンバの左壁と回転できるように係合されるウォームが設けられ、前記伝動チャンバの中には前記ウォームの右端に固定的に連結され、且つ前記伝動傘歯車と係合される受動傘歯車が設けられ、前記洗浄チャンバの頂壁にはベアリングが左右対称で回転できるように設けられ、前記ベアリングには前記ウォームと噛み合うウォームホイールが固定的に設けられ、前記ベアリングの下端にはプルアップ傘歯車が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記洗浄チャンバの頂壁に回転できるように係合され、且つ下へ壁体の中まで伸びているリール軸が左右対称で設けられ、前記リール軸には引揚リールが固定的に設けられ、前記引揚リールには下端が前記リフトブロックの上端面と固定的に連結される引縄が設けられ、前記リール軸のうち互いに離れている一端には前記プルアップ傘歯車と噛み合う転向傘歯車が固定的に設けられる。
優先的には、前記洗浄装置はまた前記駆動チャンバの後壁に回転できるように設置される受動軸を含み、前記受動軸の前端が前記回転軸の後端と固定的に連結され、前記受動軸には前記係合プーリと係合される伝動プーリが固定的に設けられる。
優先的には、前記黒板装置は前記黒板箱の中に設置され、且つ前記押出チャンバと前記洗浄チャンバとの間に位置するスライドチャンバを含み、前記スライドチャンバが前方に開口しており、前記スライドチャンバの中には黒板が設けられ、前記黒板の後端面と前記スライドチャンバの後壁との間が復帰バネによって固定的に連結され、前記黒板の後端面の中には緩和溝が設けられ、前記緩和溝の中には後端が前記押出チャンバの中まで伸びている牽引レバーがスライドできるように設けられ、前記牽引レバーと前記緩和溝の前壁との間には緩和バネが固定的に設けられ、前記押出チャンバの中には前記牽引レバーの後端に固定的に連結される受圧板が設けられ、前記バネチャンバのうち相対している壁体の中には経由溝が設けられ、前記黒板の右端面には右端が右側の前記経由溝の中まで伸びている連結レバーが固定的に設けられ、右側の前記経由溝の中には前記連結レバーの上端面に固定的に連結され、且つ上端が右側の前記リフトブロックの下端面と当接する固定レバーが設けられる。
本装置は機構が簡単で、使用が便利で、黒板に対する自動洗浄を実現でき、洗浄過程の全般が自動化され、洗浄効率を大いに向上させ、洗浄時間を節約し、また、本装置は洗浄後にチョーク粉を収集でき、チョーク粉が空気中に大量に拡散し、使用者に健康に影響を及ぼすことを防止できる。本装置において発生したすべての動作が機械機構により実現され、安定性を高める上にコストも低く、宣伝価値を有する。
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
図1は本発明の黒板洗浄装置の全体構造概略図である。
図2は図1のA−Aの構造概略図である。
図3は図1のB−Bの構造概略図である。
図2は図1のC−Cの構造概略図である。
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
本発明書に開示した全ての特徴は、特別な叙述がない限り、そのほかの同等或いは類似する目的を持つ代替特徴に取り替えられる。つまり特別な叙述がない限り、全ての特徴はただ一連の同等或いは類似する特徴の中の一つの例だけである。
図1〜4が示すように、本発明の黒板洗浄装置は、黒板箱10と、前記黒板箱10の中に設置される押出チャンバ30を含み、前記押出チャンバ30の中には黒板装置が設けられ、前記黒板箱10の中には洗浄チャンバ11が設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には洗浄装置が設けられ、前記洗浄装置が九十度を回転できる洗浄板20を含み、前記洗浄チャンバ11の中には押出装置が設けられ、前記押出装置が前記洗浄装置と係合できる旋転ラック37を含み、前記押出チャンバ30の中には埃受止め装置が設けられ、前記埃受止め装置が前記押出装置と係合され、前記押出装置が前記洗浄装置を旋転させる時に前記埃受止め装置を押し出すことができ、前記洗浄装置と前記埃受止め装置が作動を終えた後に前記黒板装置を押し出して前記黒板装置と前記洗浄装置とを協働させる。
本発明の黒板洗浄装置は、また前記黒板箱10の中に設置される駆動チャンバ61を含み、前記駆動チャンバ61の中には動力装置が設けられ、前記動力装置の中にはモータ58が設けられ、前記モータ58が回転する方向を変更でき、前記動力装置の中には切換カム46が設けられ、前記切換カム46が旋転すると前記動力装置を移動させて前記動力装置を前記洗浄装置と、前記埃受止め装置とそれぞれ協働することができる。
有益的には、前記動力装置は前記駆動チャンバ61の後壁に設置される駆動スライド溝59を含み、前記駆動スライド溝59の中にはモータ58がスライドできるように設けられ、前記モータ58の前端には前端が前記洗浄チャンバ11の中まで伸びている動力軸45が伝動できるように連結され、前記駆動チャンバ61の中には前記動力軸45に固定的に連結される前記切換カム46が設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記動力軸45の前端に固定的に連結される駆動歯車44が設けられ、前記駆動チャンバ61の前壁には前端が前記洗浄チャンバ11の中に挿入される回転軸38が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記回転軸38の前端に固定的に連結される回転歯車43が設けられる。
有益的には、前記押出装置は前記押出チャンバ30の後壁に回転できるように設置される中空回転軸56を含み、前記中空回転軸56の前端には前記駆動歯車44と噛み合う旋転歯車47が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバ11の頂壁には押出スライド溝42が設けられ、前記押出スライド溝42の中には下端が前記押出チャンバ30の中まで伸びているプッシュレバー55が設けられ、前記旋転歯車47の中には前端が前記プッシュレバー55の後端面と固定的に連結されるリードスクリュー57がネジ山によって係合され、前記プッシュレバー55の上側の前端には旋転ラック37が左右対称のように固定的に設けられ、前記プッシュレバー55の下側の右端が前記埃受止め装置の中まで伸びている。
有益的には、前記埃受止め装置は前記押出チャンバ30の底壁にスライドできるように設置される固定ブロック49を含み、前記固定ブロック49の中には緩和チャンバ54が設けられ、前記緩和チャンバ54の中にはスライドプッシュ板48がスライドできるように設けられ、前記プッシュレバー55の下側の右端が前記緩和チャンバ54の中まで伸びていて前記スライドプッシュ板48の後端面と固定的に連結され、前記固定ブロック49の前端面には埃受止め箱34がスライドできるように設けられ、前記埃受止め箱34の中には上方に開口した埃受止めチャンバ33が設けられる。
有益的には、前記洗浄装置は前記黒板箱10の中に設置される左右対称のバネチャンバ28を含み、前記バネチャンバ28の上端が前記洗浄チャンバ11の中まで伸びており、且つ中、下端が前記押出チャンバ30の中まで伸びており、前記バネチャンバ28の中にはリフトブロック23がスライドできるように設けられ、前記リフトブロック23の相対している端面には前記洗浄チャンバ11の中まで伸びている旋転軸21が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記旋転軸21に固定的に連結され、且つ前記旋転ラック37と噛み合えるドライブギヤ22が設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記旋転軸21のうち互いに近接している一端に固定的に連結される固定板19が設けられ、左右の前記固定板19の間には洗浄板20が設けられる。
前記洗浄装置はまた前記洗浄チャンバ11の右側に設置される伝動チャンバ27を含み、前記伝動チャンバ27の後壁には伝動軸25が設けられ、前記伝動軸25には係合プーリ62が固定的に設けられ、前記伝動軸25の前端には伝動傘歯車26が固定的に設けられ、前記伝動チャンバ27の左壁には左端が前記洗浄チャンバ11の中まで伸びており、且つ前記洗浄チャンバ11の左壁と回転できるように係合されるウォーム16が設けられ、前記伝動チャンバ27の中には前記ウォーム16の右端に固定的に連結され、且つ前記伝動傘歯車26と係合される受動傘歯車24が設けられ、前記洗浄チャンバ11の頂壁にはベアリング15が左右対称で回転できるように設けられ、前記ベアリング15には前記ウォーム16と噛み合うウォームホイール14が固定的に設けられ、前記ベアリング15の下端にはプルアップ傘歯車13が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記洗浄チャンバ11の頂壁に回転できるように係合され、且つ下へ壁体の中まで伸びているリール軸18が左右対称で設けられ、前記リール軸18には引揚リール17が固定的に設けられ、前記引揚リール17には下端が前記リフトブロック23の上端面と固定的に連結される引縄70が設けられ、前記リール軸18のうち互いに離れている一端には前記プルアップ傘歯車13と噛み合う転向傘歯車12が固定的に設けられる。
前記洗浄装置はまた前記駆動チャンバ61の後壁に回転できるように設置される受動軸65を含み、前記受動軸65の前端が前記回転軸38の後端と固定的に連結され、前記受動軸65には前記係合プーリ62と係合される伝動プーリ60が固定的に設けられる。
有益的には、前記黒板装置は前記黒板箱10の中に設置され、且つ前記押出チャンバ30と前記洗浄チャンバ11との間に位置するスライドチャンバ50を含み、前記スライドチャンバ50が前方に開口しており、前記スライドチャンバ50の中には黒板32が設けられ、前記黒板32の後端面と前記スライドチャンバ50の後壁との間が復帰バネ51によって固定的に連結され、前記黒板32の後端面の中には緩和溝67が設けられ、前記緩和溝67の中には後端が前記押出チャンバ30の中まで伸びている牽引レバー52がスライドできるように設けられ、前記牽引レバー52と前記緩和溝67の前壁との間には緩和バネ68が固定的に設けられ、前記押出チャンバ30の中には前記牽引レバー52の後端に固定的に連結される受圧板53が設けられ、前記バネチャンバ28のうち相対している壁体の中には経由溝36が設けられ、前記黒板32の右端面には右端が右側の前記経由溝36の中まで伸びている連結レバー64が固定的に設けられ、右側の前記経由溝36の中には前記連結レバー64の上端面に固定的に連結され、且つ上端が右側の前記リフトブロック23の下端面と当接する固定レバー63が設けられる。
下記には、付図1〜4及び上記の記載に基づいて本願発明の黒板洗浄装置を詳しく説明する:
初期状態では、前記駆動歯車44が前記旋転歯車47と噛合、前記旋転ラック37が前記ドライブギヤ22と噛み合っていなく、前記スライドプッシュ板48が前記緩和チャンバ54において後側に位置する。
洗浄を始める時、前記モータ58が起動して回転して前記動力軸45を通じて前記切換カム46を駆動して旋転させ、前記動力軸45が前記駆動歯車44を駆動して回転させ、前記駆動歯車44が前記旋転歯車47を駆動して回転させ、前記旋転歯車47が回転して前記リードスクリュー57を前へ運動させ、前記リードスクリュー57が前記プッシュレバー55を駆動して前へ運動させ、前記プッシュレバー55が前記旋転ラック37を駆動して前へ運動させ、前記旋転ラック37が前へ運動して前記ドライブギヤ22と噛み合って前記ドライブギヤ22を駆動して回転させ、前記ドライブギヤ22が前記旋転軸21を駆動して回転させ、これにより前記固定板19を前へ回転させて前記洗浄板20を水平状態から鉛直状態になるように運動させて前へ伸び出し、前記洗浄板20が指定の位置に至った後、前記旋転ラック37が前記ドライブギヤ22との係合状態から離脱し、前記プッシュレバー55が前へ運動して前記受圧板53と、前記プッシュレバー52とを通じて前記黒板32を前へ運動させて前記洗浄板20の後端面と当接させ、前記黒板32が前記連結レバー64を通じて前記固定レバー63を駆動して前へ運動させて右側の前記リフトブロック23と離脱させ、前記プッシュレバー55が継続して前へ運動して前記スライドプッシュ板48を前へ押し動かし、前記スライドプッシュ板48が前記緩和チャンバ54において最前端まで押し動かされた時に前記固定ブロック49を押し動かして前へ運動させ、前記スライドプッシュ板48が前記埃受止め箱34を押し動かして前へ運動させて埃を受け止め、この時前記切換カム46が回転して前記動力軸45を駆動して上へ運動させ、これにより前記モータ58と前記駆動歯車44とを駆動して上へ運動させ、これにより前記駆動歯車44と前記回転歯車43を駆動して噛み合わせ、これにより前記回転軸38と前記受動軸65を駆動して回転させ、これにより前記伝動プーリ60を駆動して回転させ、これにより前記係合プーリ62を駆動して回転させ、これにより前記伝動軸25を駆動して回転させ、前記伝動軸25が前記伝動傘歯車26を駆動して回転させ、前記伝動傘歯車26が前記受動傘歯車24を通じて前記ウォーム16を駆動して回転させ、前記ウォーム16が前記ウォームホイール14と、前記ベアリング15とを通じて前記プルアップ傘歯車13を駆動して回転させ、前記プルアップ傘歯車13が前記転向傘歯車12を駆動して回転させ、前記転向傘歯車12が前記引揚リール17を駆動して回転させ、これにより糸を繰り出し、これにより前記リフトブロック23が前記引張バネ29に引かれて下降し、これにより洗浄を完成し、埃を前記埃受止めチャンバ33の中まで洗浄する。
復帰する時、前記モータ58が反方向に回転し、前記駆動歯車44が前記回転歯車43を駆動して回転させ、前記回転歯車43が前記回転軸38と前記受動軸65を駆動して回転させ、前記受動軸65が前記伝動プーリ60を駆動して回転させ、前記伝動プーリ60が前記係合プーリ62を駆動して回転させ、前記係合プーリ62が前記伝動軸25を駆動して回転させ、前記伝動軸25が前記伝動傘歯車26を駆動して回転させ、前記伝動傘歯車26が前記受動傘歯車24を通じて前記ウォーム16を駆動して回転させ、前記ウォーム16が前記ウォームホイール14と、前記ベアリング15とを通じて前記プルアップ傘歯車13を駆動して回転させ、前記プルアップ傘歯車13が前記転向傘歯車12を駆動して回転させ、前記転向傘歯車12が前記引揚リール17を駆動して回転させて糸を繰り入れて前記リフトブロック23を復帰させ、この時前記切換カム46が再び切り換えて前記駆動歯車44と前記旋転歯車47を噛み合わせて前記押出装置を復帰させて前記黒板装置と、前記洗浄装置と、前記埃受止め装置とを復帰させる。
上記のごとく、本装置は機構が簡単で、使用が便利で、黒板に対する自動洗浄を実現でき、洗浄過程の全般が自動化され、洗浄効率を大いに向上させ、洗浄時間を節約し、また、本装置は洗浄後にチョーク粉を収集でき、チョーク粉が空気中に大量に拡散し、使用者に健康に影響を及ぼすことを防止できる。本装置において発生したすべての動作が機械機構により実現され、安定性を高める上にコストも低く、宣伝価値を有する。
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
本発明は機械技術分野に関し、具体的には黒板洗浄装置に関する。
教育において、黒板が欠けない存在である。黒板は一般には木板又はすりガラスなどから作られたものであり、チョーク等の特定な書き工具でその上に字を書ける。伝統的なチョークの主な成分が炭酸カルシウム(石灰石)と硫酸カルシウム(石膏)、またその他少量の金属及び重金属元素例えばリード、マンガン、バリウム等である。チョークに継ぐ改善型の無塵チョークも、伝統的なチョークに油脂又はポリオール類物質を接着剤として添加し、それから比重の大きな原料を添加し、その比重と体積を上げ、飛びにくくなるようにしたものに過ぎなく、実際応用においては効果が顕著でなく、教学過程では相変わらず大量なチョーク粉が飛び散らし、長時間に渡って空気中に漂い、室内空気を厳重に汚染する。また、黒板の使用が終わった後に、洗浄する必要もあり、その洗浄過程の労働強度がかなり大きく、時間の無駄もあるという欠点に対し、現有技術に対して改善を行う必要がある。
本発明の目的は黒板洗浄装置を提供し、既存の技術にある上記の欠陥を補うことにある。
本発明の黒板洗浄装置は、黒板箱と、前記黒板箱の中に設置される押出チャンバを含み、前記押出チャンバの中には黒板装置が設けられ、前記黒板箱の中には洗浄チャンバが設けられ、前記洗浄チャンバの中には洗浄装置が設けられ、前記洗浄装置が洗浄板を含み、前記洗浄チャンバの中には押出装置が設けられ、前記押出装置が前記洗浄装置と係合できる旋転ラックを含み、前記押出チャンバの中には埃受止め装置が設けられ、前記埃受止め装置が前記押出装置と係合され、前記押出装置が前記洗浄装置を旋転させる時に前記埃受止め装置を押し出すことができる。
本発明の黒板洗浄装置は、また前記黒板箱の中に設置される駆動チャンバを含み、前記駆動チャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置の中にはモータが設けられ、前記モータが回転する方向を変更でき、前記動力装置の中には切換カムが設けられ、前記切換カムが旋転すると前記動力装置を移動させて前記動力装置を前記洗浄装置と協働することができる。
優先的には、前記動力装置は前記駆動チャンバの後壁に設置される駆動スライド溝を含み、前記駆動スライド溝の中にはモータがスライドできるように設けられ、前記モータの前端には前端が前記洗浄チャンバの中まで伸びている動力軸が伝動できるように連結され、前記駆動チャンバの中には前記動力軸に固定的に連結される前記切換カムが設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記動力軸の前端に固定的に連結される駆動歯車が設けられ、前記駆動チャンバの前壁には前端が前記洗浄チャンバの中に挿入される第一回転軸が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記第一回転軸の前端に固定的に連結される回転歯車が設けられる。
優先的には、前記押出装置は前記押出チャンバの後壁に回転できるように設置される中空第一回転軸を含み、前記中空第一回転軸の前端には前記駆動歯車と噛み合う旋転歯車が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバの頂壁には押出スライド溝が設けられ、前記押出スライド溝の中には下端が前記押出チャンバの中まで伸びているプッシュレバーが設けられ、前記旋転歯車の中には前端が前記プッシュレバーの後端面と固定的に連結されるリードスクリューがネジ山によって係合され、前記プッシュレバーの上側の前端には旋転ラックが左右対称のように固定的に設けられ、前記プッシュレバーの下側の右端が前記埃受止め装置の中まで伸びている。
優先的には、前記埃受止め装置は前記押出チャンバの底壁にスライドできるように設置される固定ブロックを含み、前記固定ブロックの中には緩和チャンバが設けられ、前記緩和チャンバの中にはスライドプッシュ板がスライドできるように設けられ、前記プッシュレバーの下側の右端が前記緩和チャンバの中まで伸びていて前記スライドプッシュ板の後端面と固定的に連結され、前記固定ブロックの前端面には埃受止め箱がスライドできるように設けられ、前記埃受止め箱の中には上方に開口した埃受止めチャンバが設けられる。
前記洗浄装置は前記黒板箱の中に設置される左右対称のバネチャンバを含み、前記バネチャンバの上端が前記洗浄チャンバの中まで伸びており、且つ中、下端が前記押出チャンバの中まで伸びており、前記バネチャンバの中にはリフトブロックがスライドできるように設けられ、前記リフトブロックの相対している端面には前記洗浄チャンバの中まで伸びている旋転軸が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記旋転軸に固定的に連結され、且つ前記旋転ラックと噛み合えるドライブギヤが設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記旋転軸のうち互いに近接している一端に固定的に連結される固定板が設けられ、左右の前記固定板の間には洗浄板が設けられる。
前記洗浄装置はまた前記洗浄チャンバの右側に設置される伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの後壁には伝動軸が設けられ、前記伝動軸には係合プーリが固定的に設けられ、前記伝動軸の前端には伝動傘歯車が固定的に設けられ、前記伝動チャンバの左壁には左端が前記洗浄チャンバの中まで伸びており、且つ前記洗浄チャンバの左壁と回転できるように係合されるウォームが設けられ、前記伝動チャンバの中には前記ウォームの右端に固定的に連結され、且つ前記伝動傘歯車と係合される受動傘歯車が設けられ、前記洗浄チャンバの頂壁には第二回転軸が左右対称で回転できるように設けられ、前記第二回転軸には前記ウォームと噛み合うウォームホイールが固定的に設けられ、前記第二回転軸の下端にはプルアップ傘歯車が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記洗浄チャンバの頂壁に回転できるように係合され、且つ下へ壁体の中まで伸びているリール軸が左右対称で設けられ、前記リール軸には引揚リールが固定的に設けられ、前記引揚リールには下端が前記リフトブロックの上端面と固定的に連結される引縄が設けられ、前記リール軸のうち互いに離れている一端には前記プルアップ傘歯車と噛み合う転向傘歯車が固定的に設けられる。
優先的には、前記洗浄装置はまた前記駆動チャンバの後壁に回転できるように設置される受動軸を含み、前記受動軸の前端が前記第一回転軸の後端と固定的に連結され、前記受動軸には前記係合プーリと係合される伝動プーリが固定的に設けられる。
優先的には、前記黒板装置は前記黒板箱の中に設置され、且つ前記押出チャンバと前記洗浄チャンバとの間に位置するスライドチャンバを含み、前記スライドチャンバが前方に開口しており、前記スライドチャンバの中には黒板が設けられ、前記黒板の後端面と前記スライドチャンバの後壁との間が復帰バネによって固定的に連結され、前記黒板の後端面の中には緩和溝が設けられ、前記緩和溝の中には後端が前記押出チャンバの中まで伸びている牽引レバーがスライドできるように設けられ、前記牽引レバーと前記緩和溝の前壁との間には緩和バネが固定的に設けられ、前記押出チャンバの中には前記牽引レバーの後端に固定的に連結される受圧板が設けられ、前記バネチャンバのうち相対している壁体の中には経由溝が設けられ、前記黒板の右端面には右端が右側の前記経由溝の中まで伸びている連結レバーが固定的に設けられ、右側の前記経由溝の中には前記連結レバーの上端面に固定的に連結され、且つ上端が右側の前記リフトブロックの下端面と当接する固定レバーが設けられる。
本装置は機構が簡単で、使用が便利で、黒板に対する自動洗浄を実現でき、洗浄過程の全般が自動化され、洗浄効率を大いに向上させ、洗浄時間を節約し、また、本装置は洗浄後にチョーク粉を収集でき、チョーク粉が空気中に大量に拡散し、使用者に健康に影響を及ぼすことを防止できる。本装置において発生したすべての動作が機械機構により実現され、安定性を高める上にコストも低く、宣伝価値を有する。
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
図1は本発明の黒板洗浄装置の全体構造概略図である。
図2は図1のA−Aの構造概略図である。
図3は図1のB−Bの構造概略図である。
図2は図1のC−Cの構造概略図である。
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
本発明書に開示した全ての特徴は、特別な叙述がない限り、そのほかの同等或いは類似する目的を持つ代替特徴に取り替えられる。つまり特別な叙述がない限り、全ての特徴はただ一連の同等或いは類似する特徴の中の一つの例だけである。
図1〜4が示すように、本発明の黒板洗浄装置は、黒板箱10と、前記黒板箱10の中に設置される押出チャンバ30を含み、前記押出チャンバ30の中には黒板装置が設けられ、前記黒板箱10の中には洗浄チャンバ11が設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には洗浄装置が設けられ、前記洗浄装置が洗浄板20を含み、前記洗浄チャンバ11の中には押出装置が設けられ、前記押出装置が前記洗浄装置と係合できる旋転ラック37を含み、前記押出チャンバ30の中には埃受止め装置が設けられ、前記埃受止め装置が前記押出装置と係合され、前記押出装置が前記洗浄装置を旋転させる時に前記埃受止め装置を押し出すことができる。
本発明の黒板洗浄装置は、また前記黒板箱10の中に設置される駆動チャンバ61を含み、前記駆動チャンバ61の中には動力装置が設けられ、前記動力装置の中にはモータ58が設けられ、前記モータ58が回転する方向を変更でき、前記動力装置の中には切換カム46が設けられ、前記切換カム46が旋転すると前記動力装置を移動させて前記動力装置を前記洗浄装置と協働することができる。
有益的には、前記動力装置は前記駆動チャンバ61の後壁に設置される駆動スライド溝59を含み、前記駆動スライド溝59の中にはモータ58がスライドできるように設けられ、前記モータ58の前端には前端が前記洗浄チャンバ11の中まで伸びている動力軸45が伝動できるように連結され、前記駆動チャンバ61の中には前記動力軸45に固定的に連結される前記切換カム46が設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記動力軸45の前端に固定的に連結される駆動歯車44が設けられ、前記駆動チャンバ61の前壁には前端が前記洗浄チャンバ11の中に挿入される第一回転軸38が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記第一回転軸38の前端に固定的に連結される回転歯車43が設けられる。
有益的には、前記押出装置は前記押出チャンバ30の後壁に回転できるように設置される中空第一回転軸56を含み、前記中空第一回転軸56の前端には前記駆動歯車44と噛み合う旋転歯車47が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバ11の頂壁には押出スライド溝42が設けられ、前記押出スライド溝42の中には下端が前記押出チャンバ30の中まで伸びているプッシュレバー55が設けられ、前記旋転歯車47の中には前端が前記プッシュレバー55の後端面と固定的に連結されるリードスクリュー57がネジ山によって係合され、前記プッシュレバー55の上側の前端には旋転ラック37が左右対称のように固定的に設けられ、前記プッシュレバー55の下側の右端が前記埃受止め装置の中まで伸びている。
有益的には、前記埃受止め装置は前記押出チャンバ30の底壁にスライドできるように設置される固定ブロック49を含み、前記固定ブロック49の中には緩和チャンバ54が設けられ、前記緩和チャンバ54の中にはスライドプッシュ板48がスライドできるように設けられ、前記プッシュレバー55の下側の右端が前記緩和チャンバ54の中まで伸びていて前記スライドプッシュ板48の後端面と固定的に連結され、前記固定ブロック49の前端面には埃受止め箱34がスライドできるように設けられ、前記埃受止め箱34の中には上方に開口した埃受止めチャンバ33が設けられる。
有益的には、前記洗浄装置は前記黒板箱10の中に設置される左右対称のバネチャンバ28を含み、前記バネチャンバ28の上端が前記洗浄チャンバ11の中まで伸びており、且つ中、下端が前記押出チャンバ30の中まで伸びており、前記バネチャンバ28の中にはリフトブロック23がスライドできるように設けられ、前記リフトブロック23の相対している端面には前記洗浄チャンバ11の中まで伸びている旋転軸21が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記旋転軸21に固定的に連結され、且つ前記旋転ラック37と噛み合えるドライブギヤ22が設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記旋転軸21のうち互いに近接している一端に固定的に連結される固定板19が設けられ、左右の前記固定板19の間には洗浄板20が設けられる。
前記洗浄装置はまた前記洗浄チャンバ11の右側に設置される伝動チャンバ27を含み、前記伝動チャンバ27の後壁には伝動軸25が設けられ、前記伝動軸25には係合プーリ62が固定的に設けられ、前記伝動軸25の前端には伝動傘歯車26が固定的に設けられ、前記伝動チャンバ27の左壁には左端が前記洗浄チャンバ11の中まで伸びており、且つ前記洗浄チャンバ11の左壁と回転できるように係合されるウォーム16が設けられ、前記伝動チャンバ27の中には前記ウォーム16の右端に固定的に連結され、且つ前記伝動傘歯車26と係合される受動傘歯車24が設けられ、前記洗浄チャンバ11の頂壁には第二回転軸15が左右対称で回転できるように設けられ、前記第二回転軸15には前記ウォーム16と噛み合うウォームホイール14が固定的に設けられ、前記第二回転軸15の下端にはプルアップ傘歯車13が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記洗浄チャンバ11の頂壁に回転できるように係合され、且つ下へ壁体の中まで伸びているリール軸18が左右対称で設けられ、前記リール軸18には引揚リール17が固定的に設けられ、前記引揚リール17には下端が前記リフトブロック23の上端面と固定的に連結される引縄70が設けられ、前記リール軸18のうち互いに離れている一端には前記プルアップ傘歯車13と噛み合う転向傘歯車12が固定的に設けられる。
前記洗浄装置はまた前記駆動チャンバ61の後壁に回転できるように設置される受動軸65を含み、前記受動軸65の前端が前記第一回転軸38の後端と固定的に連結され、前記受動軸65には前記係合プーリ62と係合される伝動プーリ60が固定的に設けられる。
有益的には、前記黒板装置は前記黒板箱10の中に設置され、且つ前記押出チャンバ30と前記洗浄チャンバ11との間に位置するスライドチャンバ50を含み、前記スライドチャンバ50が前方に開口しており、前記スライドチャンバ50の中には黒板32が設けられ、前記黒板32の後端面と前記スライドチャンバ50の後壁との間が復帰バネ51によって固定的に連結され、前記黒板32の後端面の中には緩和溝67が設けられ、前記緩和溝67の中には後端が前記押出チャンバ30の中まで伸びている牽引レバー52がスライドできるように設けられ、前記牽引レバー52と前記緩和溝67の前壁との間には緩和バネ68が固定的に設けられ、前記押出チャンバ30の中には前記牽引レバー52の後端に固定的に連結される受圧板53が設けられ、前記バネチャンバ28のうち相対している壁体の中には経由溝36が設けられ、前記黒板32の右端面には右端が右側の前記経由溝36の中まで伸びている連結レバー64が固定的に設けられ、右側の前記経由溝36の中には前記連結レバー64の上端面に固定的に連結され、且つ上端が右側の前記リフトブロック23の下端面と当接する固定レバー63が設けられる。
下記には、付図1〜4及び上記の記載に基づいて本願発明の黒板洗浄装置を詳しく説明する:
初期状態では、前記駆動歯車44が前記旋転歯車47と噛合、前記旋転ラック37が前記ドライブギヤ22と噛み合っていなく、前記スライドプッシュ板48が前記緩和チャンバ54において後側に位置する。
洗浄を始める時、前記モータ58が起動して回転して前記動力軸45を通じて前記切換カム46を駆動して旋転させ、前記動力軸45が前記駆動歯車44を駆動して回転させ、前記駆動歯車44が前記旋転歯車47を駆動して回転させ、前記旋転歯車47が回転して前記リードスクリュー57を前へ運動させ、前記リードスクリュー57が前記プッシュレバー55を駆動して前へ運動させ、前記プッシュレバー55が前記旋転ラック37を駆動して前へ運動させ、前記旋転ラック37が前へ運動して前記ドライブギヤ22と噛み合って前記ドライブギヤ22を駆動して回転させ、前記ドライブギヤ22が前記旋転軸21を駆動して回転させ、これにより前記固定板19を前へ回転させて前記洗浄板20を水平状態から鉛直状態になるように運動させて前へ伸び出し、前記洗浄板20が指定の位置に至った後、前記旋転ラック37が前記ドライブギヤ22との係合状態から離脱し、前記プッシュレバー55が前へ運動して前記受圧板53と、前記プッシュレバー52とを通じて前記黒板32を前へ運動させて前記洗浄板20の後端面と当接させ、前記黒板32が前記連結レバー64を通じて前記固定レバー63を駆動して前へ運動させて右側の前記リフトブロック23と離脱させ、前記プッシュレバー55が継続して前へ運動して前記スライドプッシュ板48を前へ押し動かし、前記スライドプッシュ板48が前記緩和チャンバ54において最前端まで押し動かされた時に前記固定ブロック49を押し動かして前へ運動させ、前記スライドプッシュ板48が前記埃受止め箱34を押し動かして前へ運動させて埃を受け止め、この時前記切換カム46が回転して前記動力軸45を駆動して上へ運動させ、これにより前記モータ58と前記駆動歯車44とを駆動して上へ運動させ、これにより前記駆動歯車44と前記回転歯車43を駆動して噛み合わせ、これにより前記第一回転軸38と前記受動軸65を駆動して回転させ、これにより前記伝動プーリ60を駆動して回転させ、これにより前記係合プーリ62を駆動して回転させ、これにより前記伝動軸25を駆動して回転させ、前記伝動軸25が前記伝動傘歯車26を駆動して回転させ、前記伝動傘歯車26が前記受動傘歯車24を通じて前記ウォーム16を駆動して回転させ、前記ウォーム16が前記ウォームホイール14と、前記第二回転軸15とを通じて前記プルアップ傘歯車13を駆動して回転させ、前記プルアップ傘歯車13が前記転向傘歯車12を駆動して回転させ、前記転向傘歯車12が前記引揚リール17を駆動して回転させ、これにより糸を繰り出し、これにより前記リフトブロック23が前記引張バネ29に引かれて下降し、これにより洗浄を完成し、埃を前記埃受止めチャンバ33の中まで洗浄する。
復帰する時、前記モータ58が反方向に回転し、前記駆動歯車44が前記回転歯車43を駆動して回転させ、前記回転歯車43が前記第一回転軸38と前記受動軸65を駆動して回転させ、前記受動軸65が前記伝動プーリ60を駆動して回転させ、前記伝動プーリ60が前記係合プーリ62を駆動して回転させ、前記係合プーリ62が前記伝動軸25を駆動して回転させ、前記伝動軸25が前記伝動傘歯車26を駆動して回転させ、前記伝動傘歯車26が前記受動傘歯車24を通じて前記ウォーム16を駆動して回転させ、前記ウォーム16が前記ウォームホイール14と、前記第二回転軸15とを通じて前記プルアップ傘歯車13を駆動して回転させ、前記プルアップ傘歯車13が前記転向傘歯車12を駆動して回転させ、前記転向傘歯車12が前記引揚リール17を駆動して回転させて糸を繰り入れて前記リフトブロック23を復帰させ、この時前記切換カム46が再び切り換えて前記駆動歯車44と前記旋転歯車47を噛み合わせて前記押出装置を復帰させて前記黒板装置と、前記洗浄装置と、前記埃受止め装置とを復帰させる。
上記のごとく、本装置は機構が簡単で、使用が便利で、黒板に対する自動洗浄を実現でき、洗浄過程の全般が自動化され、洗浄効率を大いに向上させ、洗浄時間を節約し、また、本装置は洗浄後にチョーク粉を収集でき、チョーク粉が空気中に大量に拡散し、使用者に健康に影響を及ぼすことを防止できる。本装置において発生したすべての動作が機械機構により実現され、安定性を高める上にコストも低く、宣伝価値を有する。
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
本発明は機械技術分野に関し、具体的には黒板洗浄装置に関する。
教育において、黒板が欠けない存在である。黒板は一般には木板又はすりガラスなどから作られたものであり、チョーク等の特定な書き工具でその上に字を書ける。伝統的なチョークの主な成分が炭酸カルシウム(石灰石)と硫酸カルシウム(石膏)、またその他少量の金属及び重金属元素例えばリード、マンガン、バリウム等である。チョークに継ぐ改善型の無塵チョークも、伝統的なチョークに油脂又はポリオール類物質を接着剤として添加し、それから比重の大きな原料を添加し、その比重と体積を上げ、飛びにくくなるようにしたものに過ぎなく、実際応用においては効果が顕著でなく、教学過程では相変わらず大量なチョーク粉が飛び散らし、長時間に渡って空気中に漂い、室内空気を厳重に汚染する。また、黒板の使用が終わった後に、洗浄する必要もあり、その洗浄過程の労働強度がかなり大きく、時間の無駄もあるという欠点に対し、現有技術に対して改善を行う必要がある。
本発明の目的は黒板洗浄装置を提供し、既存の技術にある上記の欠陥を補うことにある。
本発明の黒板洗浄装置は、黒板箱と、前記黒板箱の中に設置される押出チャンバを含み、前記押出チャンバの中には黒板装置が設けられ、前記黒板箱の中には洗浄チャンバが設けられ、前記洗浄チャンバの中には洗浄装置が設けられ、前記洗浄装置が洗浄板を含み、前記洗浄チャンバの中には押出装置が設けられ、前記押出装置が前記洗浄装置と係合できる旋転ラックを含み、前記押出チャンバの中には埃受止め装置が設けられ、前記埃受止め装置が前記押出装置と係合され、前記押出装置が前記洗浄装置を旋転させる時に前記埃受止め装置を押し出すことができる。
本発明の黒板洗浄装置は、また前記黒板箱の中に設置される駆動チャンバを含み、前記駆動チャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置の中にはモータが設けられ、前記モータが回転する方向を変更でき、前記動力装置の中には切換カムが設けられ、前記切換カムが旋転すると前記動力装置を移動させて前記動力装置を前記洗浄装置と、前記埃受止め装置と係合している押出装置と、それぞれ係合することができる。
優先的には、前記動力装置は前記駆動チャンバの後壁に設置される駆動スライド溝を含み、前記駆動スライド溝の中にはモータがスライドできるように設けられ、前記モータの前端には前端が前記洗浄チャンバの中まで伸びている動力軸が伝動できるように連結され、前記駆動チャンバの中には前記動力軸に固定的に連結される前記切換カムが設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記動力軸の前端に固定的に連結される駆動歯車が設けられ、前記駆動チャンバの前壁には前端が前記洗浄チャンバの中に挿入される第一回転軸が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記第一回転軸の前端に固定的に連結される回転歯車が設けられる。
優先的には、前記押出装置は前記押出チャンバの後壁に回転できるように設置される中空第一回転軸を含み、前記中空第一回転軸の前端には前記駆動歯車と噛み合う旋転歯車が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバの頂壁には押出スライド溝が設けられ、前記押出スライド溝の中には下端が前記押出チャンバの中まで伸びているプッシュレバーが設けられ、前記旋転歯車の中には前端が前記プッシュレバーの後端面と固定的に連結されるリードスクリューがネジ山によって係合され、前記プッシュレバーの上側の前端には旋転ラックが左右対称のように固定的に設けられ、前記プッシュレバーの下側の右端が前記埃受止め装置の中まで伸びている。
優先的には、前記埃受止め装置は前記押出チャンバの底壁にスライドできるように設置される固定ブロックを含み、前記固定ブロックの中には緩和チャンバが設けられ、前記緩和チャンバの中にはスライドプッシュ板がスライドできるように設けられ、前記プッシュレバーの下側の右端が前記緩和チャンバの中まで伸びていて前記スライドプッシュ板の後端面と固定的に連結され、前記固定ブロックの前端面には埃受止め箱がスライドできるように設けられ、前記埃受止め箱の中には上方に開口した埃受止めチャンバが設けられる。
前記洗浄装置は前記黒板箱の中に設置される左右対称のバネチャンバを含み、前記バネチャンバの上端が前記洗浄チャンバの中まで伸びており、且つ中、下端が前記押出チャンバの中まで伸びており、前記バネチャンバの中にはリフトブロックがスライドできるように設けられ、前記リフトブロックの相対している端面には前記洗浄チャンバの中まで伸びている旋転軸が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記旋転軸に固定的に連結され、且つ前記旋転ラックと噛み合えるドライブギヤが設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記旋転軸のうち互いに近接している一端に固定的に連結される固定板が設けられ、左右の前記固定板の間には洗浄板が設けられる。
前記洗浄装置はまた前記洗浄チャンバの右側に設置される伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの後壁には伝動軸が設けられ、前記伝動軸には係合プーリが固定的に設けられ、前記伝動軸の前端には伝動傘歯車が固定的に設けられ、前記伝動チャンバの左壁には左端が前記洗浄チャンバの中まで伸びており、且つ前記洗浄チャンバの左壁と回転できるように係合されるウォームが設けられ、前記伝動チャンバの中には前記ウォームの右端に固定的に連結され、且つ前記伝動傘歯車と係合される受動傘歯車が設けられ、前記洗浄チャンバの頂壁には第二回転軸が左右対称で回転できるように設けられ、前記第二回転軸には前記ウォームと噛み合うウォームホイールが固定的に設けられ、前記第二回転軸の下端にはプルアップ傘歯車が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバの中には前記洗浄チャンバの頂壁に回転できるように係合され、且つ下へ壁体の中まで伸びているリール軸が左右対称で設けられ、前記リール軸には引揚リールが固定的に設けられ、前記引揚リールには下端が前記リフトブロックの上端面と固定的に連結される引縄が設けられ、前記リール軸のうち互いに離れている一端には前記プルアップ傘歯車と噛み合う転向傘歯車が固定的に設けられる。
優先的には、前記洗浄装置はまた前記駆動チャンバの後壁に回転できるように設置される受動軸を含み、前記受動軸の前端が前記第一回転軸の後端と固定的に連結され、前記受動軸には前記係合プーリと係合される伝動プーリが固定的に設けられる。
優先的には、前記黒板装置は前記黒板箱の中に設置され、且つ前記押出チャンバと前記洗浄チャンバとの間に位置するスライドチャンバを含み、前記スライドチャンバが前方に開口しており、前記スライドチャンバの中には黒板が設けられ、前記黒板の後端面と前記スライドチャンバの後壁との間が復帰バネによって固定的に連結され、前記黒板の後端面の中には緩和溝が設けられ、前記緩和溝の中には後端が前記押出チャンバの中まで伸びている牽引レバーがスライドできるように設けられ、前記牽引レバーと前記緩和溝の前壁との間には緩和バネが固定的に設けられ、前記押出チャンバの中には前記牽引レバーの後端に固定的に連結される受圧板が設けられ、前記バネチャンバのうち相対している壁体の中には経由溝が設けられ、前記黒板の右端面には右端が右側の前記経由溝の中まで伸びている連結レバーが固定的に設けられ、右側の前記経由溝の中には前記連結レバーの上端面に固定的に連結され、且つ上端が右側の前記リフトブロックの下端面と当接する固定レバーが設けられる。
本装置は機構が簡単で、使用が便利で、黒板に対する自動洗浄を実現でき、洗浄過程の全般が自動化され、洗浄効率を大いに向上させ、洗浄時間を節約し、また、本装置は洗浄後にチョーク粉を収集でき、チョーク粉が空気中に大量に拡散し、使用者に健康に影響を及ぼすことを防止できる。本装置において発生したすべての動作が機械機構により実現され、安定性を高める上にコストも低く、宣伝価値を有する。
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
図1は本発明の黒板洗浄装置の全体構造概略図である。
図2は図1のA−Aの構造概略図である。
図3は図1のB−Bの構造概略図である。
図2は図1のC−Cの構造概略図である。
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
本発明書に開示した全ての特徴は、特別な叙述がない限り、そのほかの同等或いは類似する目的を持つ代替特徴に取り替えられる。つまり特別な叙述がない限り、全ての特徴はただ一連の同等或いは類似する特徴の中の一つの例だけである。
図1〜4が示すように、本発明の黒板洗浄装置は、黒板箱10と、前記黒板箱10の中に設置される押出チャンバ30を含み、前記押出チャンバ30の中には黒板装置が設けられ、前記黒板箱10の中には洗浄チャンバ11が設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には洗浄装置が設けられ、前記洗浄装置が洗浄板20を含み、前記洗浄チャンバ11の中には押出装置が設けられ、前記押出装置が前記洗浄装置と係合できる旋転ラック37を含み、前記押出チャンバ30の中には埃受止め装置が設けられ、前記埃受止め装置が前記押出装置と係合され、前記押出装置が前記洗浄装置を旋転させる時に前記埃受止め装置を押し出すことができる。
本発明の黒板洗浄装置は、また前記黒板箱10の中に設置される駆動チャンバ61を含み、前記駆動チャンバ61の中には動力装置が設けられ、前記動力装置の中にはモータ58が設けられ、前記モータ58が回転する方向を変更でき、前記動力装置の中には切換カム46が設けられ、前記切換カム46が旋転すると前記動力装置を移動させて前記動力装置を前記洗浄装置と、前記埃受止め装置と係合している押出装置と、それぞれ係合することができる。
有益的には、前記動力装置は前記駆動チャンバ61の後壁に設置される駆動スライド溝59を含み、前記駆動スライド溝59の中にはモータ58がスライドできるように設けられ、前記モータ58の前端には前端が前記洗浄チャンバ11の中まで伸びている動力軸45が伝動できるように連結され、前記駆動チャンバ61の中には前記動力軸45に固定的に連結される前記切換カム46が設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記動力軸45の前端に固定的に連結される駆動歯車44が設けられ、前記駆動チャンバ61の前壁には前端が前記洗浄チャンバ11の中に挿入される第一回転軸38が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記第一回転軸38の前端に固定的に連結される回転歯車43が設けられる。
有益的には、前記押出装置は前記押出チャンバ30の後壁に回転できるように設置される中空第一回転軸56を含み、前記中空第一回転軸56の前端には前記駆動歯車44と噛み合う旋転歯車47が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバ11の頂壁には押出スライド溝42が設けられ、前記押出スライド溝42の中には下端が前記押出チャンバ30の中まで伸びているプッシュレバー55が設けられ、前記旋転歯車47の中には前端が前記プッシュレバー55の後端面と固定的に連結されるリードスクリュー57がネジ山によって係合され、前記プッシュレバー55の上側の前端には旋転ラック37が左右対称のように固定的に設けられ、前記プッシュレバー55の下側の右端が前記埃受止め装置の中まで伸びている。
有益的には、前記埃受止め装置は前記押出チャンバ30の底壁にスライドできるように設置される固定ブロック49を含み、前記固定ブロック49の中には緩和チャンバ54が設けられ、前記緩和チャンバ54の中にはスライドプッシュ板48がスライドできるように設けられ、前記プッシュレバー55の下側の右端が前記緩和チャンバ54の中まで伸びていて前記スライドプッシュ板48の後端面と固定的に連結され、前記固定ブロック49の前端面には埃受止め箱34がスライドできるように設けられ、前記埃受止め箱34の中には上方に開口した埃受止めチャンバ33が設けられる。
有益的には、前記洗浄装置は前記黒板箱10の中に設置される左右対称のバネチャンバ28を含み、前記バネチャンバ28の上端が前記洗浄チャンバ11の中まで伸びており、且つ中、下端が前記押出チャンバ30の中まで伸びており、前記バネチャンバ28の中にはリフトブロック23がスライドできるように設けられ、前記リフトブロック23の相対している端面には前記洗浄チャンバ11の中まで伸びている旋転軸21が回転できるように設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記旋転軸21に固定的に連結され、且つ前記旋転ラック37と噛み合えるドライブギヤ22が設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記旋転軸21のうち互いに近接している一端に固定的に連結される固定板19が設けられ、左右の前記固定板19の間には洗浄板20が設けられる。
前記洗浄装置はまた前記洗浄チャンバ11の右側に設置される伝動チャンバ27を含み、前記伝動チャンバ27の後壁には伝動軸25が設けられ、前記伝動軸25には係合プーリ62が固定的に設けられ、前記伝動軸25の前端には伝動傘歯車26が固定的に設けられ、前記伝動チャンバ27の左壁には左端が前記洗浄チャンバ11の中まで伸びており、且つ前記洗浄チャンバ11の左壁と回転できるように係合されるウォーム16が設けられ、前記伝動チャンバ27の中には前記ウォーム16の右端に固定的に連結され、且つ前記伝動傘歯車26と係合される受動傘歯車24が設けられ、前記洗浄チャンバ11の頂壁には第二回転軸15が左右対称で回転できるように設けられ、前記第二回転軸15には前記ウォーム16と噛み合うウォームホイール14が固定的に設けられ、前記第二回転軸15の下端にはプルアップ傘歯車13が固定的に設けられ、前記洗浄チャンバ11の中には前記洗浄チャンバ11の頂壁に回転できるように係合され、且つ下へ壁体の中まで伸びているリール軸18が左右対称で設けられ、前記リール軸18には引揚リール17が固定的に設けられ、前記引揚リール17には下端が前記リフトブロック23の上端面と固定的に連結される引縄70が設けられ、前記リール軸18のうち互いに離れている一端には前記プルアップ傘歯車13と噛み合う転向傘歯車12が固定的に設けられる。
前記洗浄装置はまた前記駆動チャンバ61の後壁に回転できるように設置される受動軸65を含み、前記受動軸65の前端が前記第一回転軸38の後端と固定的に連結され、前記受動軸65には前記係合プーリ62と係合される伝動プーリ60が固定的に設けられる。
有益的には、前記黒板装置は前記黒板箱10の中に設置され、且つ前記押出チャンバ30と前記洗浄チャンバ11との間に位置するスライドチャンバ50を含み、前記スライドチャンバ50が前方に開口しており、前記スライドチャンバ50の中には黒板32が設けられ、前記黒板32の後端面と前記スライドチャンバ50の後壁との間が復帰バネ51によって固定的に連結され、前記黒板32の後端面の中には緩和溝67が設けられ、前記緩和溝67の中には後端が前記押出チャンバ30の中まで伸びている牽引レバー52がスライドできるように設けられ、前記牽引レバー52と前記緩和溝67の前壁との間には緩和バネ68が固定的に設けられ、前記押出チャンバ30の中には前記牽引レバー52の後端に固定的に連結される受圧板53が設けられ、前記バネチャンバ28のうち相対している壁体の中には経由溝36が設けられ、前記黒板32の右端面には右端が右側の前記経由溝36の中まで伸びている連結レバー64が固定的に設けられ、右側の前記経由溝36の中には前記連結レバー64の上端面に固定的に連結され、且つ上端が右側の前記リフトブロック23の下端面と当接する固定レバー63が設けられる。
下記には、付図1〜4及び上記の記載に基づいて本願発明の黒板洗浄装置を詳しく説明する:
初期状態では、前記駆動歯車44が前記旋転歯車47と噛合、前記旋転ラック37が前記ドライブギヤ22と噛み合っていなく、前記スライドプッシュ板48が前記緩和チャンバ54において後側に位置する。
洗浄を始める時、前記モータ58が起動して回転して前記動力軸45を通じて前記切換カム46を駆動して旋転させ、前記動力軸45が前記駆動歯車44を駆動して回転させ、前記駆動歯車44が前記旋転歯車47を駆動して回転させ、前記旋転歯車47が回転して前記リードスクリュー57を前へ運動させ、前記リードスクリュー57が前記プッシュレバー55を駆動して前へ運動させ、前記プッシュレバー55が前記旋転ラック37を駆動して前へ運動させ、前記旋転ラック37が前へ運動して前記ドライブギヤ22と噛み合って前記ドライブギヤ22を駆動して回転させ、前記ドライブギヤ22が前記旋転軸21を駆動して回転させ、これにより前記固定板19を前へ回転させて前記洗浄板20を水平状態から鉛直状態になるように運動させて前へ伸び出し、前記洗浄板20が指定の位置に至った後、前記旋転ラック37が前記ドライブギヤ22との係合状態から離脱し、前記プッシュレバー55が前へ運動して前記受圧板53と、前記プッシュレバー52とを通じて前記黒板32を前へ運動させて前記洗浄板20の後端面と当接させ、前記黒板32が前記連結レバー64を通じて前記固定レバー63を駆動して前へ運動させて右側の前記リフトブロック23と離脱させ、前記プッシュレバー55が継続して前へ運動して前記スライドプッシュ板48を前へ押し動かし、前記スライドプッシュ板48が前記緩和チャンバ54において最前端まで押し動かされた時に前記固定ブロック49を押し動かして前へ運動させ、前記スライドプッシュ板48が前記埃受止め箱34を押し動かして前へ運動させて埃を受け止め、この時前記切換カム46が回転して前記動力軸45を駆動して上へ運動させ、これにより前記モータ58と前記駆動歯車44とを駆動して上へ運動させ、これにより前記駆動歯車44と前記回転歯車43を駆動して噛み合わせ、これにより前記第一回転軸38と前記受動軸65を駆動して回転させ、これにより前記伝動プーリ60を駆動して回転させ、これにより前記係合プーリ62を駆動して回転させ、これにより前記伝動軸25を駆動して回転させ、前記伝動軸25が前記伝動傘歯車26を駆動して回転させ、前記伝動傘歯車26が前記受動傘歯車24を通じて前記ウォーム16を駆動して回転させ、前記ウォーム16が前記ウォームホイール14と、前記第二回転軸15とを通じて前記プルアップ傘歯車13を駆動して回転させ、前記プルアップ傘歯車13が前記転向傘歯車12を駆動して回転させ、前記転向傘歯車12が前記引揚リール17を駆動して回転させ、これにより糸を繰り出し、これにより前記リフトブロック23が前記引張バネ29に引かれて下降し、これにより洗浄を完成し、埃を前記埃受止めチャンバ33の中まで洗浄する。
復帰する時、前記モータ58が反方向に回転し、前記駆動歯車44が前記回転歯車43を駆動して回転させ、前記回転歯車43が前記第一回転軸38と前記受動軸65を駆動して回転させ、前記受動軸65が前記伝動プーリ60を駆動して回転させ、前記伝動プーリ60が前記係合プーリ62を駆動して回転させ、前記係合プーリ62が前記伝動軸25を駆動して回転させ、前記伝動軸25が前記伝動傘歯車26を駆動して回転させ、前記伝動傘歯車26が前記受動傘歯車24を通じて前記ウォーム16を駆動して回転させ、前記ウォーム16が前記ウォームホイール14と、前記第二回転軸15とを通じて前記プルアップ傘歯車13を駆動して回転させ、前記プルアップ傘歯車13が前記転向傘歯車12を駆動して回転させ、前記転向傘歯車12が前記引揚リール17を駆動して回転させて糸を繰り入れて前記リフトブロック23を復帰させ、この時前記切換カム46が再び切り換えて前記駆動歯車44と前記旋転歯車47を噛み合わせて前記押出装置を復帰させて前記黒板装置と、前記洗浄装置と、前記埃受止め装置とを復帰させる。
上記のごとく、本装置は機構が簡単で、使用が便利で、黒板に対する自動洗浄を実現でき、洗浄過程の全般が自動化され、洗浄効率を大いに向上させ、洗浄時間を節約し、また、本装置は洗浄後にチョーク粉を収集でき、チョーク粉が空気中に大量に拡散し、使用者に健康に影響を及ぼすことを防止できる。本装置において発生したすべての動作が機械機構により実現され、安定性を高める上にコストも低く、宣伝価値を有する。
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。