JP2020168778A - 画像形成装置及び印刷物 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体上に設けられるベース層の色味の変化(着色)を抑制可能な画像形成装置及び印刷物を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、白色又は有色のベースインクと可視光外の光エネルギーを吸収する光エネルギー吸収剤とを含むベース層を記録媒体M上に形成するベース層形成部10と、前記ベース層上にインクにより画像を形成する画像形成部20と、前記光エネルギーを前記記録媒体に照射する光エネルギー照射部30と、を備える。前記ベース層形成部10は、前記ベース層として、前記記録媒体M上に形成されており前記光エネルギー吸収剤を含有する第1層部と前記第1層部上に形成された第2層部とを形成する。前記第2層部は、前記ベースインクと、前記第1層部における前記光エネルギー吸収剤の含有量よりも少量の前記光エネルギー吸収剤と、を有する。【選択図】図1

Description

この発明は、画像形成装置及び印刷物に関する。
従来、インクジェットプリンティング技術が知られている。例えば、特開2016−65137号公報(以下、「特許文献1」という。)には、樹脂フィルム等の記録媒体上にインクジェット法により処理液を吐出する処理液吐出手段と、インクジェット記録用インクを記録媒体上に吐出するインク吐出手段と、記録媒体上に付着した処理液に対して赤外線を照射する照射手段と、を含む画像記録装置(画像形成装置)が開示されている。処理液吐出手段が吐出する処理液は、赤外線吸収剤を含む。インク吐出手段は、処理液が吐出された記録媒体上にインクの液滴をインクジェットヘッドにより吐出する。照射手段は、記録媒体上に付着した処理液に対して赤外線を照射する。照射手段は、インクが乾燥するまで赤外線を照射する。この画像記録装置では、処理液が赤外線吸収剤を含んでいるため、インクの乾燥時間が短縮される。
特開2016−65137号公報
赤外線吸収剤は、可視光も僅かに吸収する性質を有している。このため、特許文献1に記載される画像形成装置では、処理液に含まれる赤外線吸収剤が可視光を吸収することにより、処理液により形成されるベース層ないし当該画像形成装置により形成される画像の色味に変化(着色)が生じる。このことは、処理液に白色又は有色のインクが含まれている場合に特に顕著となる。
また、以上の課題は、赤外線吸収剤の代わりに、可視光外の光エネルギーを吸収する光エネルギー吸収剤(紫外線吸収剤等)がベース層に含まれている場合にも同様に生じ得る。
本発明の目的は、記録媒体上に設けられるベース層の色味の変化(着色)を抑制可能な画像形成装置及び印刷物を提供することである。
この発明の一局面に従った画像形成装置は、白色又は有色のベースインクと可視光外の光エネルギーを吸収する光エネルギー吸収剤とを含むベース層を記録媒体上に形成するベース層形成部と、前記ベース層上にインクにより画像を形成する画像形成部と、前記光エネルギーを前記記録媒体に照射する光エネルギー照射部と、を備える。前記ベース層形成部は、前記ベース層として、前記記録媒体上に形成されており前記光エネルギー吸収剤を含有する第1層部と前記第1層部上に形成された第2層部とを形成する。前記第2層部は、前記ベースインクと、前記第1層部における前記光エネルギー吸収剤の含有量よりも少量の前記光エネルギー吸収剤と、を有する。
本画像形成装置では、第1層部上、すなわち、記録媒体を観測する観測者から第1層部よりも近い位置に第2層部が形成され、この第2層部は、ベースインクと、第1層部における光エネルギー吸収剤の含有量よりも少量の光エネルギー吸収剤と、を有するため、ベース層に光エネルギー吸収剤が均一に分散している場合に比べ、観測者が観測する反射光のうち光エネルギー吸収剤からの反射光が低減される。よって、ベース層の色味の変化(着色)が抑制される。なお、「少量の光エネルギー吸収剤」は、光エネルギー吸収剤が全く含まれていない場合も含まれる。
例えば、前記ベース層形成部は、前記記録媒体の表面に、前記光エネルギー吸収剤を含むプレコート層を前記第1層部として形成する第1層部形成部と、前記プレコート層上に、前記ベースインクのみを含むインク層を前記第2層部として形成する第2層部形成部と、を有していてもよい。
この態様では、記録媒体上においてインクがはじいたり滲んだりすることも抑制される。
あるいは、前記ベース層形成部は、前記ベースインクと前記光エネルギー吸収剤とを含む吸収剤含有層を前記第1層部として前記記録媒体の表面に形成する第1層部形成部と、前記吸収剤含有層上に前記ベースインクのみを含むインク層を前記第2層部として形成する第2層部形成部と、を有していてもよい。
この場合において、前記画像形成装置は、前記記録媒体の表面と前記吸収剤含有層との間にプレコート層を形成するプレコート層形成部をさらに備えることが好ましい。
また、前記画像形成装置は、前記記録媒体の表面と前記ベース層との間にプレコート層を形成するプレコート層形成部をさらに備え、前記プレコート層形成部は、前記光エネルギー吸収剤を沈殿させる凝縮剤を含む凝縮剤含有層を前記プレコート層として前記記録媒体の表面に形成し、前記ベース層形成部は、前記ベースインクと前記光エネルギー吸収剤とを含有する液体を前記凝縮剤含有層上に供給することにより、前記液体中における前記光エネルギー吸収剤を前記凝縮剤と結合させて沈殿させることで前記凝縮剤含有層上に前記第1層部を形成するとともに、前記第1層部上に前記第2層部を形成してもよい。
この態様では、プレコート層(凝縮剤含有層)上に形成されるベース層に含まれる光エネルギー吸収剤がプレコート層に含まれる凝縮剤と結合するによって沈殿するため、プレコート層上に第1層部及び第2層部がこの順に形成される。
また、前記光エネルギー照射部は、前記光エネルギーとして赤外線を照射し、前記ベース層形成部は、前記光エネルギー吸収剤として赤外線吸収剤を含む前記ベース層を形成してもよい。
また、前記画像形成装置は、前記記録媒体の搬送方向における前記画像形成部の下流側に設けられており、前記記録媒体の裏面側から前記記録媒体に向けて前記光エネルギーを照射するヒータをさらに備えることが好ましい。
この態様では、光エネルギー吸収剤に近い側からヒータで加熱されるため、有効にインクが乾燥する。
また、前記記録媒体は、透明の材料からなることが好ましい。
この発明の一局面に従った印刷物は、記録媒体と、前記記録媒体の表面に形成されており、白色又は有色のベースインクと可視光外の光エネルギーを吸収する光エネルギー吸収剤とを含むベース層と、前記ベース層上にインクにより形成された画像と、を備える。前記ベース層は、前記記録媒体上に形成されており前記光エネルギー吸収剤を含有する第1層部と、前記第1層部上に形成された第2層部と、を有する。前記第2層部は、前記ベースインクと、前記第1層部における前記光エネルギー吸収剤の含有量よりも少量の前記光エネルギー吸収剤と、を有する。
この印刷物では、ベース層に光エネルギー吸収剤が均一に分散している場合に比べ、観測者が観測する反射光のうち光エネルギー吸収剤からの反射光が低減される。よって、ベース層の着色が抑制されるため、画像の色彩の変化(着色)が抑制される。
前記印刷物において、前記記録媒体と前記ベース層との間に形成されたプレコート層をさらに備えることが好ましい。
以上に説明したように、この発明によれば、記録媒体上に設けられるベース層の色味の変化(着色)を抑制可能な画像形成装置及び印刷物を提供することができる。
本発明の第1実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 図1に示される画像形成装置で形成された画像を含む印刷物の断面を概略的に示す図である。 着色剤による反射光と光エネルギー吸収剤による反射光とを概略的に示す図である。 図2に示されるベース層における光エネルギー吸収剤の偏りを光コヒーレンス断層撮像法で測定する方法の例を示す図である。 図4に示されるベース層の表面側からの測定結果及び裏面側からの測定結果を示すグラフである。 比較例のベース層における光エネルギー吸収剤の偏りを光コヒーレンス断層撮像法で測定する方法の例を示す図である。 図6に示されるベース層の表面側からの測定結果及び裏面側からの測定結果を示すグラフである。 本発明の第2実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本発明の第3実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 図9に示される画像形成装置で形成された画像を含む印刷物の断面を概略的に示す図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 図11に示される画像形成装置で形成された画像を含む印刷物の断面を概略的に示す図である。 第3実施形態の実施例及び比較例の構成と、乾燥時間及び色味の変化の結果と、を示す表である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。図2は、図1に示される画像形成装置で形成された画像を含む印刷物の断面を概略的に示す図である。この画像形成装置1は、例えば、インクジェット式プリンタである。
図1に示されるように、画像形成装置1は、一対のローラーR1,R2と、ベース層形成部10と、画像形成部20と、インク乾燥部30と、を備えている。
一対のローラーR1,R2は、記録媒体Mを繰り出す繰出しローラーR1と、記録媒体Mを巻き取る巻取りローラーR2と、からなる。つまり、記録媒体Mは、繰出しローラーR1から巻取りローラーR2に向かって(図1において矢印で示される搬送方向に沿って)搬送される。記録媒体Mとして、樹脂フィルム(例えば、PETフィルム、PPフィルム、PEフィルム)や、普通紙などが挙げられる。本実施形態では、記録媒体は、透明の材料からなる。
ベース層形成部10は、記録媒体M上にベース層110(図2を参照)を形成する。なお、「記録媒体上」は、記録媒体Mの表面に加え、記録媒体Mの表面に形成された中間層(プレコート層等)の表面をも含む。ベース層110は、ベースインク103と、光エネルギー吸収剤102と、を含んでいる。
ベースインク103は、白色又は有色(黄色等)の着色剤104を含む液体である。本実施形態では、ベースインク103は、着色剤104として白色の顔料を含んでいる。つまり、ベースインク103は、白色である。
光エネルギー吸収剤102は、可視光外の光エネルギーを吸収する。本実施形態では、光エネルギー吸収剤102として、赤外線を吸収する赤外線吸収剤が用いられている。赤外線吸収剤として、シアニン化合物、メロシアニン化合物、ベンゼンチオール系金属錯体、メルカプトフェノール系金属錯体、芳香族ジアミン系金属錯体、ジイモニウム化合物、アミニウム化合物、ニッケル錯体化合物、フタロシアニン系化合物、アントラキノン系化合物、ナフタロシアニン系化合物などが挙げられる。ただし、光エネルギー吸収剤102として、紫外線を吸収する紫外線吸収剤が用いられてもよい。
本実施形態では、図2に示されるように、ベース層110は、光エネルギー吸収剤102を含む第1層部112と、ベースインク103を含む第2層部114と、を有している。
第1層部112は、ベース層110の一部を構成している。第1層部112は、光エネルギー吸収剤102を含有する液層101からなる。本実施形態では、第1層部112は、着色剤104を含んでおらず、無色透明である。図2に示されるように、第1層部112は、記録媒体の表面に形成されている。
第2層部114は、ベース層110の残部を構成している。第2層部114は、第1層部112上に形成されている。第2層部114は、ベースインク103と、第1層部112における光エネルギー吸収剤102の含有量よりも少量の光エネルギー吸収剤102と、を有している。なお、「少量の光エネルギー吸収剤102」は、光エネルギー吸収剤102が全く含まれていない場合も含まれる。本実施形態では、第2層部114は、光エネルギー吸収剤102を含有しておらず、ベースインク103のみからなる。
図1に示されるように、ベース層形成部10は、第1層部112を形成する第1層部形成部12と、第2層部114を形成する第2層部形成部14と、を有している。第1層部形成部12は、光エネルギー吸収剤102を含有する液体(液層101を形成する液体)を記録媒体Mの表面に供給する。第2層部形成部14は、着色剤104を含有するベースインク103を第1層部112上に供給する。
画像形成部20は、記録媒体Mの搬送方向におけるベース層形成部10の下流側に設けられている。画像形成部20は、ベース層110の第2層部114上に、インクにより画像120(図2を参照)を形成する。換言すれば、画像形成部20は、ベース層110上にインクを供給することによって画像120を形成する工程を実施する。本実施形態の画像形成部20は、水性インクジェット形式である。画像形成部20は、第1吐出ヘッド21Yと、第2吐出ヘッド21M、第3吐出ヘッド21C、第4吐出ヘッド21Kと、を有している。各吐出ヘッド21Y,21M,21C,21Kは、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)及びK(ブラック)の各色のインクを第2層部114上に供給する。
インク乾燥部30は、記録媒体Mの搬送方向における画像形成部20の下流側に設けられている。インク乾燥部30は、ベース層110上に供給されたインク(水性インク)を乾燥させる。インク乾燥部30は、光エネルギー照射部31と、ヒータ32と、温風吹出し部33と、温風吸込み部34と、を有している。
光エネルギー照射部31は、ベース層110上に供給されたインクを乾燥させる光エネルギーを記録媒体Mに照射する。換言すれば、光エネルギー照射部31は、インクを乾燥させる光エネルギーを記録媒体Mに照射する工程を実施する。光エネルギー照射部31は、記録媒体Mの上方に配置されている。光エネルギー照射部31は、光エネルギー吸収剤102として赤外線吸収剤が用いられる場合、光エネルギーとして、赤外線を照射する。光エネルギー照射部31は、光エネルギー吸収剤102として紫外線吸収剤が用いられる場合、光エネルギーとして、紫外線を照射する。光エネルギー照射部31として、赤外線ヒータや紫外線ヒータが好ましく用いられる。
光エネルギー照射部31から記録媒体Mに向けて光エネルギーが照射されると、第1層部112における光エネルギー吸収剤102が光エネルギーを吸収することによってベース層110が昇温するため、ベース層110上に形成されたインクの乾燥が促進される。
ヒータ32は、記録媒体Mの裏面側、すなわち、ベース層110のうち光エネルギー吸収剤102に近い側から記録媒体Mに向けて光エネルギーを照射する。
温風吹出し部33は、記録媒体Mの上方でかつ記録媒体Mの搬送方向における光エネルギー照射部31の下流側に設けられている。温風吹出し部33は、記録媒体Mの印刷面に、記録媒体Mの搬送方向と反対方向に温風を吹き付ける。
温風吸込み部34は、記録媒体Mの上方でかつ記録媒体Mの搬送方向における光エネルギー照射部31の上流側に設けられている。温風吸込み部34は、温風吹出し部33から吹出された温風を吸込む。
以上に説明したように、本実施形態の画像形成装置1では、第1層部112上、すなわち、記録媒体Mを観測する観測者から第1層部112よりも近い位置に第2層部114が形成され、この第2層部114は、ベースインク103のみからなるため、ベース層110に光エネルギー吸収剤102が均一に分散している場合に比べ、図3に示されるように、観測者が観測する反射光のうち光エネルギー吸収剤102からの反射光が低減される。よって、ベース層110の色味の変化(着色)が抑制される。
次に、図4〜図7を参照しながら、ベース層110において光エネルギー吸収剤102が偏在しているか否かを確認する方法について説明する。
図4は、図2に示されるベース層における光エネルギー吸収剤の偏りを光コヒーレンス断層撮像法で測定する方法の例を示す図である。図5は、図4に示されるベース層の表面側からの測定結果及び裏面側からの測定結果を示すグラフである。図5において(a)で示される実線は、ベース層110の表面側から(図4において(a)で示される方向に)ベース層110に光を入射させた場合における測定結果を示している。図5において(b)で示される破線は、ベース層110の裏面側から(図4において(b)で示される方向に)ベース層110に光を入射させた場合における測定結果を示している。なお、図5において(i)で示される領域は、光の入射側の表面からの反射光の強度を示しており、(ii)で示される領域は、光の入射側とは反対側の表面からの反射光の強度を示しており、(iii)で示される領域は、ベース層110における組成物(顔料、樹脂、光エネルギー吸収剤等)からの反射光の強度を示している。
図6は、比較例のベース層における光エネルギー吸収剤の偏りを光コヒーレンス断層撮像法で測定する方法の例を示す図である。図7は、図6に示されるベース層の表面側からの測定結果及び裏面側からの測定結果を示すグラフである。図6に示される比較例では、光エネルギー吸収剤102は、ベース層内に均一に分散している。なお、図7において(i)、(ii)及び(iii)で示される領域が示すものは、図5におけるそれと同じである。
図4に示されるように、光エネルギー吸収剤102がベース層110の裏面側(記録媒体Mに近い側)に偏在している場合、図5に示されるように、ベース層110の表面側から測定した場合とベース層110の裏面側から測定した場合とで、ベース層110の深さに対する反射光強度のプロファイルが異なる。具体的に、光エネルギー吸収剤102がベース層110の裏面側に偏在している場合、ベース層110の裏面側からベース層110に入射した光は、ベース層110の深さとともに急激に減衰するため、その反射高強度もベース層110の深さとともに急激に小さくなる。
一方、図6に示されるように、光エネルギー吸収剤102がベース層内に均一に分散している場合、図7に示されるように、ベース層の表面側から測定した場合とベース層の裏面側から測定した場合とで、ベース層の深さに対する反射光強度のプロファイルがほぼ同じになる。このため、図7では、ベース層の表面側から(図6において(a)で示される方向に)ベース層に光を入射させた場合における測定結果とベース層の裏面側から(図6において(b)で示される方向に)ベース層に光を入射させた場合における測定結果とは、ともに実線で示されている。
以上のように、印刷物100のベース層110における光エネルギー吸収剤102の偏在は、光コヒーレンス断層撮像法によって確認することが可能である。
(第2実施形態)
次に、図8を参照しながら、本発明の第2実施形態の画像形成装置1について説明する。図8は、本発明の第2実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行い、第1実施形態と同じ構造、作用及び効果の説明は繰り返さない。
本実施形態では、第1層部形成部12は、記録媒体Mの表面に、光エネルギー吸収剤102を含むプレコート層を第1層部112として形成する。プレコート層は、記録媒体M上において水性インクがはじいたり滲んだりするのを抑制するための層である。
第1層部形成部12は、搬送ローラ12aと、水溶液供給部12bと、乾燥機12cと、を有している。
搬送ローラ12aは、記録媒体Mを搬送する。搬送ローラ12aは、記録媒体Mの印刷面に接するように配置されている。
水溶液供給部12bは、搬送ローラ12aにプレコート水溶液(プレコート層を形成する水溶液)を供給する。このため、記録媒体Mの印刷面に、プレコート水溶液が供給される。すなわち、搬送ローラ12a及び水溶液供給部12bは、記録媒体Mの表面に、プレコート層を形成するプレコート水溶液を塗布する工程を実施する。プレコート水溶液は、樹脂材と、界面活性剤と、光エネルギー吸収剤102と、を含んでいる。樹脂材として、ウレタン樹脂や、アクリル樹脂や、両者の混合体や、ウレタンオレフィン等が挙げられる。プレコート水溶液は、無色透明である。
乾燥機12cは、記録媒体Mの搬送方向における搬送ローラ12aの下流側に設けられている。乾燥機12cは、記録媒体Mの表面(印刷面)に温風を吹き付ける。
搬送ローラ12a及び水溶液供給部12bによって記録媒体Mの印刷面に供給されたプレコート水溶液は、乾燥機12cで加熱されることにより、プレコート層になる。換言すれば、乾燥機12cは、水溶液を乾燥させることによってプレコート層を形成する工程を実施する。
本実施形態では、ベース層110の色味の変化(着色)が抑制され、かつ、記録媒体M上においてインクがはじいたり滲んだりすることが抑制される。
(第3実施形態)
次に、図9及び図10を参照しながら、本発明の第3実施形態の画像形成装置1について説明する。図9は、本発明の第3実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。図10は、図9に示される画像形成装置で形成された画像を含む印刷物の断面を概略的に示す図である。なお、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行い、第1実施形態と同じ構造、作用及び効果の説明は繰り返さない。
本実施形態では、画像形成装置1は、記録媒体Mの表面とベース層110との間にプレコート層111を形成するプレコート層形成部11をさらに備えている。
プレコート層形成部11は、記録媒体Mの搬送方向におけるベース層形成部10の上流側に設けられている。プレコート層形成部11は、搬送ローラ11aと、水溶液供給部11bと、乾燥機11cと、を有している。搬送ローラ11a及び乾燥機11cの構成は、第2実施形態における搬送ローラ12a及び乾燥機12cの構成と同じである。
水溶液供給部11bは、ウレタンやアクリルの樹脂材と界面活性剤とを含み、光エネルギー吸収剤102を含まないプレコート水溶液を、搬送ローラ11aに供給する。プレコート水溶液は、無色透明である。ただし、水溶液供給部11bは、光エネルギー吸収剤102を含むプレコート水溶液を供給してもよい。
第1層部形成部12は、ベースインク103と光エネルギー吸収剤102とを含む吸収剤含有層を第1層部112としてプレコート層111上に形成する。
第2層部形成部14は、吸収剤含有層上にベースインク103のみを含むインク層を第2層部114として形成する。
なお、本実施形態において、プレコート層形成部11は、省略されてもよい。この場合、印刷物100からプレコート層111も省略され、印刷物100は、記録媒体Mと、前記吸収剤含有層としての第1層部112と、前記インク層としての第2層部114と、画像120と、を備える。
(第4実施形態)
次に、図11及び図12を参照しながら、本発明の第4実施形態の画像形成装置1について説明する。図11は、本発明の第4実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。図12は、図11に示される画像形成装置で形成された画像を含む印刷物の断面を概略的に示す図である。なお、第4実施形態では、第3実施形態と異なる部分についてのみ説明を行い、第3実施形態と同じ構造、作用及び効果の説明は繰り返さない。
本実施形態では、プレコート層形成部11は、光エネルギー吸収剤102を沈殿させる凝縮剤105を含む凝縮剤含有層をプレコート層111として記録媒体Mの表面に形成する。具体的に、水溶液供給部11bは、ウレタンやアクリルの樹脂材と、界面活性剤と、凝縮剤105と、を含むプレコート水溶液を搬送ローラ11aに供給する。凝縮剤105として、多価金属塩(酢酸カルシウム等)が挙げられる。凝縮剤105は、光エネルギー吸収剤102と結合することにより、光エネルギー吸収剤102を沈殿させる。プレコート水溶液は、無色透明である。なお、搬送ローラ11a及び乾燥機11cの構成は、第3実施形態におけるそれと同じである。
本実施形態では、プレコート層形成部11は、凝縮剤105を含む凝縮剤含有層をプレコート層111として形成するプレコート層形成工程を実施する。
ベース層形成部10は、ベースインク103と光エネルギー吸収剤102とを含む液体をプレコート層111としての凝縮剤含有層上に供給する。これにより、この液体に含まれる光エネルギー吸収剤102は、凝縮剤含有層に含まれる凝縮剤と結合することにより、ベース層110中において沈殿する。この結果、図12に示されるように、プレコート層111上に、第1層部112と第2層部114とが形成される。
すなわち、本実施形態では、ベース層110を形成する工程として、前記液体中における光エネルギー吸収剤102を凝縮剤105と結合させて沈殿させることにより、凝縮剤含有層上に、光エネルギー吸収剤102を含有する第1層部112を形成することと、第1層部112上に、ベースインク103と第1層部112における光エネルギー吸収剤102の含有量よりも少量の光エネルギー吸収剤102とを有する第2層部114を形成することと、が実施される。
本実施形態においても、ベース層110の色味の変化(着色)が抑制され、かつ、記録媒体M上においてインクがはじいたり滲んだりすることが抑制される。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
次に、上記各実施形態の実施例について比較例とともに説明する。
(実施例1)
実施例1は、第1実施形態の実施例である。この実施例1では、第1層部形成部12は、光エネルギー吸収剤102としてシアニン化合物(赤外線吸収剤)を含む液体を記録媒体Mの表面に供給し、その上に、第2層部形成部14は、着色剤104として白色の顔料を含むベースインク103のみを供給した。また、光エネルギー照射部31として、Adphos社製の赤外線ヒータを用いた。
この結果、ベース層110における色味の変化(着色)は十分に少なかった。
一方、比較例として、記録媒体Mの表面に、赤外線吸収剤(シアニン化合物)を含む白色のベースインクを供給した場合、ベース層における色味の変化が顕著であった。
(実施例2)
実施例2は、第2実施形態の実施例である。この実施例2では、水溶液供給部12bは、光エネルギー吸収剤102としてシアニン化合物を含むプレコート水溶液を供給した。その他の構成は、実施例1と同じである。
この結果、ベース層110における色味の変化(着色)は十分に少なかった。
一方、比較例として、光エネルギー吸収剤102を含まないプレコート層上に、赤外線吸収剤(シアニン化合物)を含む白色のベースインクを供給した場合、ベース層における色味の変化が顕著であった。
(実施例3)
実施例3は、第3実施形態の実施例である。この実施例3では、第1層部形成部12は、白色のベースインク103と、光エネルギー吸収剤102としてシアニン化合物を0.4g/mと、を含む吸収剤含有層をプレコート層111上に供給し、第2層部形成部14は、吸収剤含有層上に白色のベースインク103のみを含むインク層を第2層部114として形成した。
この結果、ベース層110における色味の変化(着色)は十分に少なかった。
一方、比較例1〜比較例5として、図13に示されるように、第1層部形成部12から供給する白色のベースインク103に添加する赤外線吸収剤(シアニン化合物)の量と、第2層部形成部14から供給する白色のベースインク103とに添加する赤外線吸収剤(シアニン化合物)の量と、を変化させた。なお、赤外線吸収剤が均一に分散したベースインク103を供給するという観点から、第1層部形成部12から供給する白色のベースインク103に添加する赤外線吸収剤の量と第2層部形成部14から供給する白色のベースインク103とに添加する赤外線吸収剤の量とは、同じとした。
この結果、各比較例では、赤外線吸収剤の含有量が増大するにしたがってインクの乾燥時間は短縮されたものの、ベース層の色味の変化が顕著になり、一方、赤外線吸収剤の含有量が0.1g/mである場合、ベース層の色味の変化は少なかったものの、インクの乾燥時間が長くなった。すなわち、実施例3のように、乾燥時間の短縮と色味の変化の抑制とを両立する比較例はなかった。
(実施例4)
実施例4は、第4実施形態の実施例である。この実施例4では、水溶液供給部11bが凝縮剤105として酢酸カルシウムを含むプレコート水溶液を搬送ローラ11aに供給することにより、凝縮剤105を含む凝縮剤含有層をプレコート層111として記録媒体Mの表面に形成し、ベース層形成部10は、白色のベースインク103と光エネルギー吸収剤102としてシアニン化合物とを含む液体を凝縮剤含有層上に供給した。
この結果、ベース層110における色味の変化(着色)は十分に少なかった。
1 画像形成装置、10 ベース層形成部、11 プレコート層形成部、11a 搬送ローラ、11b 水溶液供給部、11c 乾燥機、12 第1層部形成部、12a 搬送ローラ、12b 水溶液供給部、12c 乾燥機、14 第2層部形成部、20 画像形成部、21Y 第1吐出ヘッド、21M 第2吐出ヘッド、21C 第3吐出ヘッド、21K 第4吐出ヘッド、30 インク乾燥部、31 光エネルギー照射部、32 ヒータ、33 温風吹出し部、34 温風吸込み部、100 印刷物、101 液層、102 光エネルギー吸収剤、103 ベースインク、104 着色剤、105 凝縮剤、110 ベース層、111 プレコート層、112 第1層部、114 第2層部、120 画像、M 記録媒体、R1 繰出しローラー、R2 巻取りローラー。

Claims (10)

  1. 白色又は有色のベースインクと可視光外の光エネルギーを吸収する光エネルギー吸収剤とを含むベース層を記録媒体上に形成するベース層形成部と、
    前記ベース層上にインクにより画像を形成する画像形成部と、
    前記光エネルギーを前記記録媒体に照射する光エネルギー照射部と、を備え、
    前記ベース層形成部は、前記ベース層として、前記記録媒体上に形成されており前記光エネルギー吸収剤を含有する第1層部と前記第1層部上に形成された第2層部とを形成し、
    前記第2層部は、前記ベースインクと、前記第1層部における前記光エネルギー吸収剤の含有量よりも少量の前記光エネルギー吸収剤と、を有する、画像形成装置。
  2. 前記ベース層形成部は、
    前記記録媒体の表面に、前記光エネルギー吸収剤を含むプレコート層を前記第1層部として形成する第1層部形成部と、
    前記プレコート層上に、前記ベースインクのみを含むインク層を前記第2層部として形成する第2層部形成部と、を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ベース層形成部は、
    前記ベースインクと前記光エネルギー吸収剤とを含む吸収剤含有層を前記第1層部として前記記録媒体の表面に形成する第1層部形成部と、
    前記吸収剤含有層上に前記ベースインクのみを含むインク層を前記第2層部として形成する第2層部形成部と、を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記記録媒体の表面と前記吸収剤含有層との間にプレコート層を形成するプレコート層形成部をさらに備える、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記記録媒体の表面と前記ベース層との間にプレコート層を形成するプレコート層形成部をさらに備え、
    前記プレコート層形成部は、前記光エネルギー吸収剤を沈殿させる凝縮剤を含む凝縮剤含有層を前記プレコート層として前記記録媒体の表面に形成し、
    前記ベース層形成部は、前記ベースインクと前記光エネルギー吸収剤とを含有する液体を前記凝縮剤含有層上に供給することにより、前記液体中における前記光エネルギー吸収剤を前記凝縮剤と結合させて沈殿させることで前記凝縮剤含有層上に前記第1層部を形成するとともに、前記第1層部上に前記第2層部を形成する、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記光エネルギー照射部は、前記光エネルギーとして赤外線を照射し、
    前記ベース層形成部は、前記光エネルギー吸収剤として赤外線吸収剤を含む前記ベース層を形成する、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記記録媒体の搬送方向における前記画像形成部の下流側に設けられており、前記記録媒体の裏面側から前記記録媒体に向けて前記光エネルギーを照射するヒータをさらに備える、請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記記録媒体は、透明の材料からなる、請求項1から7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 記録媒体と、
    前記記録媒体の表面に形成されており、白色又は有色のベースインクと可視光外の光エネルギーを吸収する光エネルギー吸収剤とを含むベース層と、
    前記ベース層上にインクにより形成された画像と、を備え、
    前記ベース層は、
    前記記録媒体上に形成されており前記光エネルギー吸収剤を含有する第1層部と、
    前記第1層部上に形成された第2層部と、を有し、
    前記第2層部は、前記ベースインクと、前記第1層部における前記光エネルギー吸収剤の含有量よりも少量の前記光エネルギー吸収剤と、を有する、印刷物。
  10. 前記記録媒体と前記ベース層との間に形成されたプレコート層をさらに備える、請求項9に記載の印刷物。
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