JP2020168676A - ロボット及びそのブレーキ制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキの作動を解除してロボットアームを移動させる際に、振動の発生を効果的に抑制又は防止することができるロボット及びそのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。【解決手段】ロボット1は、モータ334と、ブレーキ部335と、角度検出部45と、角度情報生成部48と、ブレーキ制御部46とを備えている。モータ334はロボットアームを駆動する。ブレーキ部335はモータ334を制動する。角度検出部45はモータ334の回転軸333の回転位置を検出する。角度情報生成部48は角度検出部45により検出された回転位置に基づいて角度情報を生成する。ブレーキ制御部46は角度情報に基づいてブレーキ部335を作動する。【選択図】図3

Description

本発明は、ロボット及びそのブレーキ制御プログラムに関する。
下記特許文献1には、ロボットの制御装置が開示されている。このロボットの制御装置では、サーボ制御系を非動作状態とし、ブレーキを解除してロボットアームを移動させる際に、ブレーキ制御部は、ブレーキの作動とこの作動の解除とを交互に制御し、断続ブレーキを発生させる。
このように構成されるロボットの制御装置では、ロボットアームの過大な移動を抑えることができ、更にロボットアームの移動位置の微調整やロボットアームのスムーズな移動を行うことができる。
特開平11−179691号公報
上記ロボットの制御装置では、ブレーキ制御部により断続ブレーキが作動される。断続ブレーキでは、ブレーキの作動の解除時におけるロボットアームの自由落下による重力加速度の発生と、ブレーキの作動時におけるロボットアームの急停止による重力加速度の消滅とが、一定の周期において交互に繰り返される。このため、ロボットアームを含むロボット全体に振動が発生する。振動は、ロボットアーム、ブレーキ装置等の精密部品に加わる負荷となるので、改善の余地があった。
本発明は、上記事実を考慮し、ブレーキの作動を解除してロボットアームを移動させる際に、振動の発生を効果的に抑制又は防止することができるロボット及びそのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
上記課題を解決するため、本発明の第1実施態様に係るロボットは、ロボットアームを駆動するモータと、モータを制動するブレーキ部と、モータの回転軸の回転位置を検出する角度検出部と、角度検出部により検出された回転位置に基づいて角度情報を生成する角度情報生成部と、角度情報に基づいて、ブレーキ部を作動するブレーキ制御部と、を備えている。
本発明の第2実施態様に係るロボットでは、第1実施態様に係るロボットにおいて、ブレーキ制御部は、ブレーキ部の作動を解除する作動解除指令に対して、角度情報と閾値とを比較し、角度情報が閾値以下のとき、ブレーキ部の作動を解除し、角度情報が閾値を超えたとき、所定の時間においてブレーキ部を作動させる。
本発明の第3実施態様に係るロボットでは、第2実施態様に係るロボットにおいて、角度情報生成部は、角度検出部により検出された回転位置に基づいて、角加速度を含む角度情報を生成し、ブレーキ制御部は、角加速度を閾値と比較する。
本発明の第4実施態様に係るロボットでは、第3実施態様に係るロボットにおいて、所定の時間は、少なくとも角加速度がゼロになるまでの時間に設定されている。
本発明の第5実施態様に係るロボットでは、第2実施態様に係るロボットにおいて、角度情報生成部は、角度検出部により検出された回転位置に基づいて、角速度を含む角度情報を生成し、ブレーキ制御部は、角速度を閾値と比較する。
本発明の第6実施態様に係るプログラムは、モータと、ブレーキ部と、角度検出部と、角度情報生成部と、ブレーキ制御部とを備えたロボットのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、モータが、ロボットアームを駆動する工程と、ブレーキ部が、モータを制動する工程と、角度検出部が、モータの回転軸の回転位置を検出する工程と、角度情報生成部が、角度検出部により検出された回転位置に基づいて角度情報を生成する工程と、ブレーキ制御部が、ブレーキ部の作動を解除する作動解除指令に対して、角度情報を閾値と比較し、角度情報が閾値以下のとき、ブレーキ部の作動を解除し、角度情報が閾値を超えたとき、所定の時間においてブレーキ部を作動させる工程と、を備えている。
本発明によれば、ブレーキの作動を解除してロボットアームを移動させる際に、振動の発生を効果的に抑制又は防止することができるロボット及びそのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することができる。
本発明の第1実施の形態に係るロボット(水平多関節ロボット)の概略構成を説明する斜視図である。 図1に示されるロボットのロボットアーム及び関節部の構成を説明する要部概略構成図である。 図1に示されるロボットのブレーキ制御部を含む制御装置の要部の概略構成を説明するブロック図である。 図3において説明するブレーキ制御方法を詳しく説明するタイムチャートである。 図3に示されるブレーキ制御部におけるブレーキ制御方法並びにこのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを説明するフローチャートである。 (A)は本発明の第2実施の形態に係るロボットのブレーキ制御方法を詳しく説明する図4に対応するタイムチャート、(B)は(A)に示される角度情報の要部を比較例と対比させて拡大した拡大図、(C)は第2実施の形態の変形例に係るロボットのブレーキ制御方法を説明する(B)に対応する拡大図である。 本発明の第3実施の形態に係るロボット(垂直多関節ロボット)の概略構成を説明する斜視図である。 図7に示されるロボットのロボットアーム及び関節部の構成を説明する要部概略構成図である。
[第1実施の形態]
以下、図1〜図5を用いて、本発明の第1実施の形態に係るロボット及びそのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムについて説明する。
ここで、図中、適宜示されている矢印Xは三次元座標のX軸方向を示し、矢印YはY軸方向を示し、矢印ZはZ軸方向を示している。Y軸方向は水平面においてX軸方向に対して直交し、Z軸方向はX軸方向及びY軸方向に対して直交している。なお、これらの各方向は、実施の形態を説明するために便宜的に使用される方向であって、本発明における方向を限定するものではない。
(ロボット1の全体構成)
図1に示されるように、本実施の形態に係るロボット1は、水平多関節ロボットとして構成されている。すなわち、ロボット1は、複数のロボットアーム21〜24及び複数の関節部31〜34を含んで構成されるロボット本体11を備えている。このロボット1は図3に示される制御装置4を更に備え、制御装置4によりロボット本体11の制御が行われる構成とされている。
以下、各構成要素について、詳述する。
(1)ロボットアーム21〜24及び関節部31〜34の構成
図1に戻って、ロボット本体11において、ロボットアーム21は、図示省略のベース部から上方向となるZ軸方向へ立設され、ここでは円筒形状に形成されている。ロボットアーム21の上端部には回転関節として関節部31が配設されている。ここでは、関節部31、32及び34は機能だけを簡潔に説明し、その詳細な構成の説明は省略する。
関節部31には、図1に示される状態においてY軸方向へ延設され、ロボットアーム21と同様に円筒形状に形成されたロボットアーム22の一端部が連結されている。ロボットアーム22は、矢印Aに示す水平方向において、関節部31により回転し、移動する構成とされている。ロボットアーム22の他端部には、関節部31と同様の回転関節としての関節部32が配設されている。
関節部32には、ロボットアーム22と同様に、Y軸方向へ延設され、円筒形状に形成されたロボットアーム23の一端部が連結されている。ロボットアーム23は、矢印Bに示す水平方向において、関節部32により回転し、移動する構成とされている。ロボットアーム23の他端部には、関節部33が配設されている。
関節部33は、図1及び図2に示されるように、直動関節として構成されている。この関節部33は、矢印Cに示す垂直方向(上下方向)において、Z軸方向へ延設された円筒形状のロボットアーム24を移動させる構成とされている。
詳しく説明すると、関節部33は、図2に示されるように、ロボットアーム24の側面に沿って垂直方向に延設されたラック331と、このラック331に噛み合うピニオン332とを備えている。そして、ピニオン332の回転中心には、回転駆動源としての電動モータ(以下、単に「モータ」という。)334の回転軸333が連結されている。
すなわち、関節部33では、モータ334を回転駆動させることにより、ラックアンドピニオン機構を介してロボットアーム24を垂直方向へ上昇又は下降させることができる。
また、関節部33は、ラックアンドピニオン機構に限定されるものではなく、例えばボールねじ機構によりロボットアーム24を垂直方向へ上昇又は下降させてもよい。図示は省略するが、ボールねじ機構は、Z軸方向へ延設され、かつ、回転自在に設けられた第1送りねじ(軸)と、この第1送りねじに螺合され、第1送りねじの回転により垂直方向へ上昇又は下降する第2送りねじ(ナット)とを含んで構成されている。第1送りねじは例えばベルト機構を介してモータに接続され、モータの回転力が第1送りねじへ伝達される。第2送りねじは例えば連結板を介してロボットアーム24に連結され、第2送りねじの上昇又は下降に連動してロボットアーム24が上昇又は下降する。
ロボットアーム24の下端部には、関節部31と同様の回転関節としての関節部34が配設されている。関節部34は、矢印Dに示す水平方向において、回転する構成とされている。関節部34には、図示省略のハンドピース等のツールが装着可能とされている。
(2)制御装置4の構成
ここでは、図1に示される関節部33により上下方向へ移動が制御されるロボットアーム24のブレーキ制御システム並びにブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを主に説明する。関節部33以外の関節部31等により移動が制御されるロボットアーム22等についても、ブレーキ制御システム並びにプログラムは基本的に同様であるので、説明は省略する。
図3に示されるように、制御装置4は、操作部41と、中央演算処理ユニット(CPU)42と、サーボ制御系としてのサーボ制御部43及びサーボアンプ部44と、制動系としてのブレーキ制御部46及びブレーキ駆動部47とを備えている。
サーボアンプ部44は関節部33のモータ334に接続されている。つまり、モータ334はロボットアーム24を駆動する。このモータ334には、ロボットアーム24(図1及び図2参照)の上下方向の移動を制動するブレーキ部335が配設されている。ブレーキ駆動部47はこのブレーキ部335に接続されている。本実施の形態では、ブレーキ部335として電磁ブレーキが使用され、モータ334にブレーキ部335が内蔵されている。つまり、ブレーキ部335はモータ334を直接制動する構成とされている。
加えて、モータ334には、その回転軸333の回転位置、つまり回転角度を検出する角度検出部45が配設されている。角度検出部45は、サーボ制御部43、サーボアンプ部44のそれぞれに接続され、モータ334の回転角度にフィードバック制御を行う構成とされている。角度検出部45には例えばエンコーダが使用されている。
制御装置4の操作部41では、ロボット1のサーボ駆動系の起動操作や停止操作、プログラムの入力操作等の操作が行われ、又起動状態、制御状態、停止状態等が表示される。つまり、操作部41ではロボット1の全体の操作を行うことができる。
この操作部41にはブレーキスイッチ411が配設されている。ブレーキスイッチ411は、ロボット1の動作が停止された状態(サーボ制御系の非動作状態)において、ブレーキ部335の作動を解除する作動解除指令をブレーキ制御部46へ発令する。
例えば、ロボットアーム24の原点設定作業等の高さ調整作業において、ブレーキスイッチ411が操作者により操作される。また、ワーク作業中に突然の停電が発生したとき、制御ソフトウエアの範囲外へロボットアーム24が移動した場合、範囲内へロボットアーム24を移動させる操作において、ブレーキスイッチ411が操作される。
中央演算処理ユニット42は、操作部41、サーボ制御部43、ブレーキ制御部46のそれぞれに接続されている。中央演算処理ユニット42は、プログラムを格納する図示省略の記憶装置等を含んで、ブレーキ制御方法を実行するためのコンピュータを構築している。中央演算処理ユニット42は、ロボット1の全体の制御を司る。
サーボ制御部43は中央演算処理ユニット42からの指令によりサーボアンプ部44を制御する。サーボアンプ部44はサーボ制御部43からの制御によりモータ334を回転駆動させる。このモータ334の回転駆動により、ロボットアーム24の移動が行われる。
一方、ブレーキ制御部46は中央演算処理ユニット42からの指令によりブレーキ駆動部47を制御する。ブレーキ駆動部47は、ブレーキ制御部46からの制御によりブレーキ部335を作動させ、又はブレーキ部335の作動を解除する。
制御装置4は、更に、角度情報生成部48と、閾値設定部50と、時間設定部49とを備えている。
角度情報生成部48は、角度検出部45に接続され、角度検出部45により検出された回転角度に基づいて角度情報を生成する。本実施の形態において、角度情報は、モータ334の回転軸333の回転角度に基づいて算出される回転軸333の角加速度を含む角度情報である。角度情報生成部48はブレーキ制御部46に接続され、角度情報生成部48により生成された角度情報はブレーキ制御部46へ出力される。
閾値設定部50は記憶装置を主体に構成され、閾値設定部50には角加速度の閾値が予め操作者により格納されている。閾値は回転軸333の角加速度を制限する角加速度の値である。表現を代えれば、閾値はモータ334を介して移動するロボットアーム24の移動を制限する値とされる。閾値設定部50はブレーキ制御部46に接続され、閾値設定部50に格納された閾値はブレーキ制御部46へ出力される。
ここで、本実施の形態では、自由落下のときの重力加速度(9.8 m/sec2)がロボットアーム24に作用する回転軸333の角加速度が閾値として設定されている。
操作部41のブレーキスイッチ411が操作されると、ブレーキスイッチ411は、中央演算処理ユニット42を介して、作動解除指令をブレーキ制御部46へ出力する。ブレーキ制御部46では、作動解除指令に対して、角度情報生成部48から取得した角度情報と閾値設定部50から取得した閾値とが比較される。
図4には、作動解除指令と、角度情報と、閾値と、ブレーキの作動/解除との時間に対する関係がタイムチャートとして示されている。横軸が時間である。
作動解除指令は、ブレーキスイッチ411を操作すると発令(ON)状態とされ、操作を解除すると非発令(OFF)状態とされる。角度情報はロボットアーム24の角加速度の値を示している。図中、角加速度がゼロ「0」を基準として、上側は正の角加速度を示し、下側は負の角加速度を示している。モータ334の回転軸333の回転方向には正転、逆転の2種類があるので、一方は正の閾値、他方は負の閾値とされる。ブレーキ作動/解除は、ブレーキ部335の作動状態をONとし、ブレーキ部335の作動の解除状態をOFFとして示されている。
図4に示されるように、ブレーキ制御部46は、比較の結果、角度情報が閾値以下のとき、ブレーキ部335の作動を解除(OFF)する。つまり、ブレーキ制御部46はブレーキ駆動部47を制御し、ブレーキ駆動部47はブレーキ部335の作動を解除する。これにより、モータ334の回転軸333は回転可能とされ、ロボットアーム24は重力加速度に達しない範囲内において移動可能とされる。
一方、ブレーキ制御部46は、比較の結果、角度情報が閾値を超えるとき、所定の時間において、ブレーキ部335を作動(ON)させる。つまり、ブレーキ制御部46はブレーキ駆動部47を制御し、ブレーキ駆動部47はブレーキ部335を作動させる。これにより、モータ334の回転軸333は制動され、ロボットアーム24の移動にはブレーキが掛かる。
時間設定部49は、角度情報と閾値との比較の結果、角度情報が閾値を超えるときに、ブレーキ部335を作動させる所定の時間をブレーキ制御部46へ出力する。この所定の時間は操作者により時間設定部49に予め格納されている。
ここで、所定の時間は、ブレーキ部335を作動させているブレーキ作動時間であり、図4に示されるように、ブレーキ部335の作動が開始されてからブレーキ部335の作動が解除されるまでの時間である。本実施の形態では、所定の時間は、角加速度が閾値を超えたときから、角加速度がゼロに収束するまでの時間に設定されている。角加速度がゼロに収束するまでとは、ブレーキ部335の作動が開始されると、角加速度が急激に減少し、角加速度が一旦負になるので、負になった角加速度が再びゼロになるまで、という意味において使用されている。所定の時間としては、例えば 0.5[sec]〜 2[sec]、好ましくは 1[sec]に設定されている。
(ロボット1のブレーキ制御方法及びプログラム)
図1〜図4を参照しつつ、図5を用いて、ロボット1のブレーキ制御方法並びにこのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムについて説明する。
例えば、ロボットアーム24の原点設定作業等の高さ調整作業において、又ワーク作業中に突然の停電が発生して制御ソフトウエアの範囲外へロボットアーム24が移動したとき、ロボット1のブレーキ制御方法が開始される。このブレーキ制御方法はプログラムを用いてコンピュータに実行させる。
図1に示されるロボット1では、ロボットアーム24の高さ調整作業、ワーク作業中の突然の停電等において、図3に示されるブレーキ部335が作動状態とされる。これにより、自重によるロボットアーム24の落下を防止することができる。
高さ調整作業のために、又は制御ソフトウエアの範囲外から範囲内へ、ロボットアーム24を移動させるには、最初に、図3に示される操作部41のブレーキスイッチ411が操作される。図5に示されるように、ブレーキ制御方法では、ブレーキスイッチ411が操作されたか否かが判定される(ステップS1)。ブレーキスイッチ411が操作されていないと判定されると、ブレーキ制御方法並びにブログラムの実行が終了する。
ステップS1において、ブレーキスイッチ411が操作されたと判定されると、ブレーキスイッチ411から中央演算処理ユニット42へ、操作がなされた旨の作動解除指令が出力される(図4参照)。
作動解除指令に基づいて、中央演算処理ユニット42は図3に示される角度検出部45を制御する。角度検出部45ではモータ334の回転軸333の回転位置(回転角度)が検出される(ステップS2)。
中央演算処理ユニット42は更に角度情報生成部48を制御する。角度情報生成部48では角度検出部45により検出された回転位置に基づいて角度情報が生成される(ステップS3)。角度情報は、モータ334の回転軸333の回転位置から算出された角加速度を含む角度情報である。
ここで、ブレーキ制御方法を開始する、又はプログラムを実行させるに際して、図3に示される閾値設定部50には、角度情報と比較する閾値が予め格納されている。また、時間設定部49には、ブレーキ部335の作動から解除までの所定の時間が予め設定され、この所定の時間が設定値情報として格納されている。
作動解除指令に対して、中央演算処理ユニット42は図3に示されるブレーキ制御部46を制御する。ブレーキ制御部46では、角度情報生成部48により生成された角度情報及び閾値設定部50に格納された閾値を取得し、角度情報と閾値とを比較し、角度情報が閾値を超えるか否かが判定される(ステップS4)。
ステップS4において、角度情報が閾値以下のとき、ブレーキ制御部46はブレーキ駆動部47を制御し、ブレーキ駆動部47はブレーキ部335の作動を解除する(ステップS7)。ブレーキ部335の作動が解除されると、ロボットアーム24は移動可能とされる。
一方、ステップS4において、角度情報が閾値を超えるとき、ブレーキ制御部46はブレーキ駆動部47を制御し、図4に示されるように、ブレーキ駆動部47はブレーキ部335を作動させる(ステップS5)。ブレーキ部335の作動により、ロボットアーム24は重力加速度を超えない状態において制動される。
ブレーキ制御部46では、時間設定部49に格納された設定値情報が取得され、ブレーキ部335のブレーキ作動時間が設定時間(所定の時間)を経過したか否かが判定される(ステップS6)。
設定時間を経過していないと判定されると、ステップS5へ処理が戻る。設定時間を経過したと判定されると、このブレーキ制御方法並びにプログラムの実行が終了する。
(作用効果)
以上説明したように、本実施の形態に係るロボット1は、図3に示されるように、モータ334と、ブレーキ部335と、角度検出部45と、角度情報生成部48と、ブレーキ制御部46とを備える。
モータ334は、図1及び図2に示されるロボット1のロボットアーム24を駆動する。ブレーキ部335はモータ334を制動する。角度検出部45はモータ334の回転軸333の回転位置を検出する。角度情報生成部48は角度検出部45により検出された回転位置に基づいて角度情報を生成する。
ここで、ブレーキ制御部46は角度情報に基づいてブレーキ部335を作動する。つまり、図4に比較例として示される断続ブレーキではなくなる。断続ブレーキでは、一定の周期において、ブレーキの作動(ON)とこの作動の解除(OFF)とが交互に繰り返し行われる。ブレーキの作動が解除されると、ロボットアーム24の自由落下による重力加速度が発生し、ブレーキが作動されると、ロボットアーム24の移動の急停止により重力加速度が消滅する。これは、ロボットアーム24を含むロボット1の全体に振動を発生される。
これに対して、本実施の形態に係るロボット1では、図4に示されるように、角度情報に応じてブレーキ部335が作動するので、振動の発生を効果的に抑制又は防止することができる。
また、ロボット1では、図3及び図4に示されるように、ブレーキ制御部46は、ブレーキ部335の作動を解除する作動解除指令に対して、角度情報と閾値とを比較する。作動解除指令は、ブレーキスイッチ411の操作により発令される。ブレーキ制御部46において、角度情報は角度情報生成部48から取得され、閾値は閾値設定部50から取得される。
ここで、図4に示されるように、ブレーキ制御部46では、角度情報が閾値以下のとき、ブレーキ部335の作動が解除される。ブレーキ制御部46では、角度情報が閾値を超えたとき、所定の時間においてブレーキ部335を作動させる。
このため、ロボット1では、角度情報が閾値を超えるときだけにブレーキ部335が作動するので、ブレーキ部335の作動回数を激減させ、振動の発生を効果的に抑制又は防止することができる。
さらに、ロボット1では、図3に示される角度情報生成部48は、角度検出部45により検出されたモータ334の回転軸333の回転位置に基づいて、角加速度を含む角度情報を生成する。ブレーキ制御部46では、図4に示されるように、角度情報の角加速度が閾値と比較される。角速度では、指定された速度に到達するまでの時間条件を明確にすることが難しいので、ここでは角加速度が角度情報として使用されている。角加速度は、回転軸333の角速度の変化率であるので、時間条件に関係なく、閾値に対して比較可能とされる。
また、ロボット1では、図4に示されるように、ブレーキ作動時間(所定の時間)が、少なくとも角加速度がゼロになるまでの時間に設定される。
このため、角加速度をゼロとしてロボットアーム24を完全に制動させることができ、一方、ブレーキスイッチ411が操作状態、すなわち作動解除指令が発令されている状態において、ブレーキ部335の作動を解除する時間を最大限に長く確保することができる。このため、断続ブレーキのように必要以上にブレーキが作動されることがなく、ロボットアーム24をスムーズに移動させることができる。
さらに、図3に示されるモータ334と、ブレーキ部335と、角度検出部45と、角度情報生成部48と、ブレーキ制御部46とを備えたロボット1のブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるプログラムは、以下の工程を備える。
モータ334がロボットアーム24を駆動する。ブレーキ部335がモータ334を制動する。角度検出部45がモータ334の回転軸333の回転位置を検出する。角度情報生成部48が角度検出部45により検出された回転位置に基づいて角度情報を生成する。ブレーキ制御部が、ブレーキ部335の作動を解除する作動解除指令に対して、角度情報を閾値と比較し、角度情報が閾値以下のとき、ブレーキ部335の作動を解除し、角度情報が閾値を超えたとき、所定の時間においてブレーキ部335を作動させる。
このため、プログラムが実行されると、図4に示されるように、角度情報が閾値を超えるときだけにブレーキ部335を作動させることができるので、ブレーキ部335の作動回数を激減させ、振動の発生を効果的に抑制又は防止することができる。
[第2実施の形態]
前述の図1〜図3及び図5を用い、更に図6を用いて、本発明の第2実施の形態に係るロボット1及びそのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムについて説明する。
なお、本実施の形態並びに後述する本発明の第3実施の形態において、第1実施の形態に係るロボット1の構成要素と同一又は実質的に同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施の形態に係るロボット1及びプログラムでは、前述の図3に示されるブレーキスイッチ411が操作され、図6(A)に示されるように、作動解除指令が発令されると、角度検出部45においてモータ334の回転軸333の回転位置の検出が開始される。この検出された回転位置に基づいて、角度情報生成部48では角速度を含む角度情報が生成される。ブレーキ制御部46は、角度情報生成部48から取得した角度情報の角速度と、閾値設定部50から取得した閾値とを比較する。ブレーキ制御部46では、角速度が閾値以下のとき、ブレーキ部335の作動が解除され、角速度が閾値を超えたとき、設定値情報に基づいて(所定の時間において)ブレーキ部335を作動させる。
ここで、上下方向へ移動するロボットアーム24のブレーキ制御方法とされるので、閾値設定部50に予め格納される閾値はロボットアーム24の自由落下による角速度の増加線上において設定される。なお、水平方向へ移動する、例えばロボットアーム22(図1参照)のブレーキ制御方法の場合には、自由落下による角速度よりも低い角速度に閾値を設定することができる。
また、時間設定部49には、角速度が閾値を超えてからゼロになるまでの所定の時間としての設定値情報が予め格納される。この設定値情報は例えば 0.1〜0.2[sec]に設定される。
図6(B)では、図6(A)に示される角速度と閾値とを比較した1カ所が、比較例と共に拡大して示されている。ブレーキ部335の作動が開始されてから角速度がゼロになるまでの停止時間t1が比較例に係る同一定義の停止時間t2と同一の場合、本実施の形態における角速度の減速率は、比較例に係る角速度の減速率に比し、低くなる。角速度の減速率は角速度の傾きでもあるので、本実施の形態に係る角速度の傾きは、比較例に係る角速度の傾きに比し、小さい。表現を代えれば、ロボットアーム24を急停止させたときに、ロボットアーム24やロボット1の全体に生じる衝撃力を減少させることができる。勿論、振動の発生も効果的に抑制又は防止することができる。
また、図6(C)では、本実施の形態、比較例のそれぞれに係る角速度の減速率が同一に設定された例が示されている。この場合には、本実施の形態に係る停止時間t1が比較例に係る停止時間t2に比し短くなるので、停止時間t1が短い分、衝撃力が加わる時間が短いので、ロボットアーム24やロボット1の全体に与える負荷率が低くなる。
本実施の形態では、上記構成要素以外の構成要素は、前述の第1実施の形態に係るロボット1及びプログラムの構成要素と同一である。
以上説明したように、本実施の形態に係るロボット1及びプログラムによれば、前述の第1実施の形態に係るロボット1及びプログラムにより得られる作用効果と同一の作用効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態に係るロボット1及びプログラムでは、図3に示される角度情報生成部48は、角度検出部45により検出されたモータ334の回転軸333の回転位置に基づいて、角速度を含む角度情報を生成する。ブレーキ制御部46は、図6(A)及び図6(B)に示されるように、角速度が閾値と比較され、閾値以下のとき、ブレーキ部335の作動を解除し、閾値を超えるとき、所定の時間においてブレーキ部335を作動させる。
このため、ロボット1では、角度情報に応じてブレーキ部335を作動させ、角速度の減速率を低くすることができるので、ロボットアーム24やロボット1の全体に生じる衝撃力を効果的に抑制又は防止することができる。衝撃力が基本的に減少されるので、振動の発生もより一層効果的に抑制又は防止することができる。
[第3実施の形態]
図7及び図8を用いて、本発明の第3実施の形態に係るロボット1及びそのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムについて説明する。
(ロボット1の全体構成)
図7に示されるように、本実施の形態に係るロボット1は、垂直多関節ロボットとして構成されている。すなわち、ロボット1は、複数のロボットアーム51〜55及び複数の関節部61〜66を含んで構成されるロボット本体11を備えている。そして、ロボット1は前述の図3に示される制御装置4と同様の制御装置4を更に備え、制御装置4によりロボット本体11が制御される。ここでは、ロボット本体11の構成のみを説明し、制御装置4の構成は前述の第1実施の形態に係る制御装置4の構成と同一であるので、制御装置4の構成の説明は省略する。
以下、ロボット本体11の各構成要素について、詳述する。
図7に示されるように、ロボット本体11において、図示省略のベース部上に回転関節としての関節部61が配設されている。関節部61は、矢印Eに示す水平方向において、ベース部に対して回転する構成とされている。関節部61にはロボットアーム51の下端部が連結されている。ロボットアーム51は関節部61から上方向へ立設され、ここでも円筒形状に形成されている。ロボットアーム51の上端部には回転関節としての関節部62が配設されている。
関節部62には、図7に示される状態において、Y軸方向へ延設され、ロボットアーム51と同様に円筒形状に形成されたロボットアーム52の一端部が連結されている。ロボットアーム52は、矢印Fに示す垂直方向(Y軸−Z軸垂直面方向)において、関節部62により回転し、上下方向へ移動する構成とされている。ロボットアーム52の他端部には、関節部62と同様の回転関節としての関節部63が配設されている。
関節部63には、Y軸方向へ延設され、ロボットアーム51と同様に円筒形状に形成されたロボットアーム53の一端部が連結されている。ロボットアーム53は、矢印Fに示す垂直方向と同様の、矢印Gに示す垂直方向において、関節部63により回転し、上下方向へ移動する構成とされている。ロボットアーム53の他端部には、関節部61と同様の回転関節としての関節部64が配設されている。
関節部64には、Y軸方向へ延設され、ロボットアーム51と同様に円筒形状に形成されたロボットアーム54の一端部が連結されている。ロボットアーム54は、矢印Hに示す垂直方向(X軸−Z軸垂直面方向)において、関節部64により回転する構成とされている。ロボットアーム54の他端部には、関節部62と同様の回転関節としての関節部65が配設されている。
関節部65には、Y軸方向へ延設され、ロボットアーム51と同様に円筒形状に形成されたロボットアーム55の一端部が連結されている。ロボットアーム55は、矢印Fに示す垂直方向と同様の、矢印Iに示す垂直方向において、関節部65により回転し、上下方向へ移動する構成とされている。ロボットアーム55の他端部には、関節部61と同様の回転関節としての関節部66が配設されている。
関節部66は、矢印Hに示す垂直方向と同様の、矢印Jに示す垂直方向において、回転する構成とされている。関節部66には、図示省略のツールが装着可能とされている。
ここで、ロボット本体11の関節部61、64、66のそれぞれの構成は、第1実施の形態に係るロボット本体11の関節部31、34のそれぞれの構成と同一又は実質的に同一の構成とされている。
一方、関節部62、63、65のそれぞれの構成は、第1実施の形態に係る関節部32と同一又は実質的に同一の構成とされている。図8に示されるように、関節部62はモータ621を備え、モータ621の回転軸が直接、又は図示省略の減速機を介してロボットアーム52の一端部に連結されている。
また、図示を省略するが、モータ621には、前述の図3に示されるブレーキ部335に相当するブレーキ部並びに角度検出部45に相当する角度検出部が配設されている。ブレーキ部並びに角度検出部は、図3に示される制御装置4を構築する。
さらに、関節部63、65のそれぞれの構成は関節部62の構成と同一であるので、その構成の説明は省略する。
そして、本実施の形態では、上下方向へ移動するロボットアーム52、53、55のそれぞれの制動の制御に、第1実施の形態に係る制御装置4、ブレーキ制御方法及びプログラムと同様の制御装置4、ブレーキ制御方法及びプログラムが適用されている。
(作用効果)
以上説明したように、本実施の形態に係るロボット1によれば、垂直多関節ロボットにおいても、第1実施の形態に係るロボット1により得られる作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施の形態に係るロボット1のブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムによれば、第1実施の形態に係るプログラムにより得られる作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態に係るロボット1及びプログラムは、第2実施の形態に係るロボット1及びプログラムに適用してもよい。つまり、第1実施の形態に係るロボット1及びプログラムでは、角度情報として角加速度が含まれ、角加速度が閾値と比較されているが、本実施の形態に係るロボット1及びプログラムでは、角度情報として角速度が含まれ、角速度が閾値と比較されてもよい。この場合、本実施の形態に係るロボット1及びプログラムでは、第2実施の形態に係るロボット1及びプログラムにより得ることができる作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
[その他の実施の形態]
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、本発明は、ロボットアームを矩形筒形状に形成してもよい。また、本発明は、ロボットアームの上下方向の移動に対するブレーキ制御方法に限らず、水平方向、斜め方向、回転方向のそれぞれの方向の移動に対するブレーキ制御方法であってもよい。
1 ロボット
11 ロボット本体
21〜24、51〜55 ロボットアーム
31〜34、61〜66 関節部
334、621 モータ
335 ブレーキ部
4 制御部
41 操作部
411 ブレーキスイッチ
42 中央演算処理ユニット
43 サーボ制御部
44 サーボアンプ部
45 角度検出部
46 ブレーキ制御部
47 ブレーキ駆動部
48 角度情報生成部
50 閾値設定部
51 時間設定部

Claims (6)

  1. ロボットアームを駆動するモータと、
    前記モータを制動するブレーキ部と、
    前記モータの回転軸の回転位置を検出する角度検出部と、
    前記角度検出部により検出された回転位置に基づいて角度情報を生成する角度情報生成部と、
    前記角度情報に基づいて、前記ブレーキ部を作動するブレーキ制御部と、
    を備えたロボット。
  2. 前記ブレーキ制御部は、
    前記ブレーキ部の作動を解除する作動解除指令に対して、前記角度情報と閾値とを比較し、
    前記角度情報が前記閾値以下のとき、前記ブレーキ部の作動を解除し、
    前記角度情報が前記閾値を超えたとき、所定の時間において前記ブレーキ部を作動させる
    請求項1に記載のロボット。
  3. 前記角度情報生成部は、前記角度検出部により検出された回転位置に基づいて、角加速度を含む前記角度情報を生成し、
    前記ブレーキ制御部は、前記角加速度を前記閾値と比較する
    請求項2に記載のロボット。
  4. 前記所定の時間は、少なくとも前記角加速度がゼロになるまでの時間に設定されている
    請求項3に記載のロボット。
  5. 前記角度情報生成部は、前記角度検出部により検出された回転位置に基づいて、角速度を含む前記角度情報を生成し、
    前記ブレーキ制御部は、前記角速度を前記閾値と比較する
    請求項2に記載のロボット。
  6. モータと、ブレーキ部と、角度検出部と、角度情報生成部と、ブレーキ制御部とを備えたロボットのブレーキ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記モータが、ロボットアームを駆動する工程と、
    前記ブレーキ部が、前記モータを制動する工程と、
    前記角度検出部が、前記モータの回転軸の回転位置を検出する工程と、
    前記角度情報生成部が、前記角度検出部により検出された回転位置に基づいて角度情報を生成する工程と、
    前記ブレーキ制御部が、前記ブレーキ部の作動を解除する作動解除指令に対して、前記角度情報を閾値と比較し、前記角度情報が前記閾値以下のとき、前記ブレーキ部の作動を解除し、前記角度情報が前記閾値を超えたとき、所定の時間において前記ブレーキ部を作動させる工程と、
    を備えたプログラム。
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WO2024046116A1 (zh) * 2022-08-31 2024-03-07 上海微创医疗机器人(集团)股份有限公司 操作臂回收控制方法、装置及操作设备

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