JP2020168573A5 - - Google Patents

Description

しかしながら、上記した遊技機では、遊技者の関心が薄くなりがちであり、遊技の興趣低下を招いていた。

本発明が解決しようとする課題は、上記事情に鑑みなされたもので、遊技の興趣低下を抑制可能な遊技機を提供することにある。

本発明の代表的な遊技機の一形態では、遊技領域内の第一入賞領域および第三入賞領域への遊技媒体の入賞に基づき第一抽選を実行する第一抽選実行手段と、遊技領域内の第二入賞領域への遊技媒体の入賞に基づき第二抽選を実行する第二抽選実行手段と、遊技媒体の検出に基づき普通抽選を実行し、抽選結果が所定の結果である場合に可動部材を動作させ、前記第三入賞領域への遊技媒体の入賞を可能にする可動抽選実行手段と、前記第一抽選又は前記第二抽選に基づいて図柄の変動表示を実行可能な変動表示実行手段と、前記第一抽選又は前記第二抽選に基づき、遊技状態に応じて異なる確率にて条件装置の作動を伴う遊技利益を付与可能な第一特定遊技を実行する第一特定遊技実行手段と、前記第二抽選に基づき、条件装置の作動を伴わない前記第一特定遊技よりも少ない遊技利益を付与可能な第二特定遊技を実行する第二特定遊技実行手段と、前記第一抽選実行手段によって特定の抽選結果が導出されたことに応じて実行される前記第一特定遊技の実行を契機に遊技状態を通常の遊技状態とは異なる特定の遊技状態に移行させる特定遊技状態移行手段と、前記第一抽選実行手段によって特別の抽選結果が導出されたことに応じて実行される前記第一特定遊技の実行を契機に遊技状態を前記通常の遊技状態と前記特定の遊技状態とのいずれとも異なる特別の遊技状態に移行させる特別遊技状態移行手段と、前記第二抽選に基づいて実行され得る変動表示を長時間とすることで当該第二特定遊技の実行頻度を抑制する抽選頻度抑制手段と、前記特定の遊技状態における前記第二抽選に基づいて実行され得る変動表示を前記長時間よりも短い短時間とすることで当該第二特定遊技の実行頻度を高める抽選頻度向上手段と、を備え、前記第一入賞領域と前記第二入賞領域への遊技媒体の入賞は、前記第三入賞領域への遊技媒体の入賞と異なり常時可能とされ、常時入賞可能とされた前記第二入賞領域と前記可動抽選実行手段により入賞可能とされる前記第三入賞領域と前記可動部材は、遊技媒体を一定の強度以上の強さで打ち出した際に流下可能な特定遊技領域側に設けられているとともに、前記第一入賞領域は遊技媒体を一定の強度未満の強さで打ち出した際に流下可能な通常遊技領域側に設けられており、前記特定の遊技状態は、前記可動抽選実行手段によって前記可動部材が動作される頻度が高められていないものの、前記通常の遊技状態よりも前記第一特定遊技が実行されることとなる抽選確率が高くされており、前記第二抽選に基づいて実行されえる前記第一特定遊技において付与される遊技利益よりも、前記抽選頻度向上手段によって前記第二抽選に基づく変動表示が前記短時間とされてから前記第一特定遊技が実行されるまでの期間に実行可能とされた複数回の前記第二特定遊技によって付与される遊技利益の合計が多くなることが望める遊技者にとってもっとも有利な抽選状態であり、前記抽選頻度向上手段によって、前記第二抽選に基づいて実行され得る変動表示が前記長時間よりも前記短時間に変更され前記第二特定遊技の実行頻度が高められている状態における前記第一抽選の実行頻度は、前記通常の遊技状態と比べ、低くされており、前記特別の遊技状態は、前記通常の遊技状態と同様に前記第二抽選に基づいて実行され得る変動表示が長時間とされ、前記特定の遊技状態と異なり前記第二抽選に基づいて実行される前記第一特定遊技において付与される遊技利益よりも、前記第二抽選に基づいて実行される前記第二特定遊技において付与される遊技利益のほうが多くなり得るようにされていないものの、前記通常の遊技状態よりも前記第一特定遊技が実行されることとなる抽選確率が高くされているとともに、前記第三入賞領域への遊技媒体の入賞に基づく前記第一抽選が実行され得る頻度が高まるように前記可動抽選実行手段によって前記可動部材が動作される頻度が前記通常の遊技状態および前記特定の遊技状態よりも高められていることを特徴とする。

Claims (1)

1. 遊技領域内の第一入賞領域および第三入賞領域への遊技媒体の入賞に基づき第一抽選を実行する第一抽選実行手段と、
   遊技領域内の第二入賞領域への遊技媒体の入賞に基づき第二抽選を実行する第二抽選実行手段と、
   遊技媒体の検出に基づき普通抽選を実行し、抽選結果が所定の結果である場合に可動部材を動作させ、前記第三入賞領域への遊技媒体の入賞を可能にする可動抽選実行手段と、
   前記第一抽選又は前記第二抽選に基づいて図柄の変動表示を実行可能な変動表示実行手段と、
   前記第一抽選又は前記第二抽選に基づき、遊技状態に応じて異なる確率にて条件装置の作動を伴う遊技利益を付与可能な第一特定遊技を実行する第一特定遊技実行手段と、
   前記第二抽選に基づき、条件装置の作動を伴わない前記第一特定遊技よりも少ない遊技利益を付与可能な第二特定遊技を実行する第二特定遊技実行手段と、
   前記第一抽選実行手段によって特定の抽選結果が導出されたことに応じて実行される前記第一特定遊技の実行を契機に遊技状態を通常の遊技状態とは異なる特定の遊技状態に移行させる特定遊技状態移行手段と、
   前記第一抽選実行手段によって特別の抽選結果が導出されたことに応じて実行される前記第一特定遊技の実行を契機に遊技状態を前記通常の遊技状態と前記特定の遊技状態とのいずれとも異なる特別の遊技状態に移行させる特別遊技状態移行手段と、
   前記第二抽選に基づいて実行され得る変動表示を長時間とすることで当該第二特定遊技の実行頻度を抑制する抽選頻度抑制手段と、
   前記特定の遊技状態における前記第二抽選に基づいて実行され得る変動表示を前記長時間よりも短い短時間とすることで当該第二特定遊技の実行頻度を高める抽選頻度向上手段と、
   を備え、
   前記第一入賞領域と前記第二入賞領域への遊技媒体の入賞は、前記第三入賞領域への遊技媒体の入賞と異なり常時可能とされ、
   常時入賞可能とされた前記第二入賞領域と前記可動抽選実行手段により入賞可能とされる前記第三入賞領域と前記可動部材は、遊技媒体を一定の強度以上の強さで打ち出した際に流下可能な特定遊技領域側に設けられているとともに、前記第一入賞領域は遊技媒体を一定の強度未満の強さで打ち出した際に流下可能な通常遊技領域側に設けられており、
   前記特定の遊技状態は、前記可動抽選実行手段によって前記可動部材が動作される頻度が高められていないものの、前記通常の遊技状態よりも前記第一特定遊技が実行されることとなる抽選確率が高くされており、前記第二抽選に基づいて実行されえる前記第一特定遊技において付与される遊技利益よりも、前記抽選頻度向上手段によって前記第二抽選に基づく変動表示が前記短時間とされてから前記第一特定遊技が実行されるまでの期間に実行可能とされた複数回の前記第二特定遊技によって付与される遊技利益の合計が多くなることが望める遊技者にとってもっとも有利な抽選状態であり、
   前記抽選頻度向上手段によって、前記第二抽選に基づいて実行され得る変動表示が前記長時間よりも前記短時間に変更され前記第二特定遊技の実行頻度が高められている状態における前記第一抽選の実行頻度は、前記通常の遊技状態と比べ、低くされており、
   前記特別の遊技状態は、前記通常の遊技状態と同様に前記第二抽選に基づいて実行され得る変動表示が長時間とされ、前記特定の遊技状態と異なり前記第二抽選に基づいて実行される前記第一特定遊技において付与される遊技利益よりも、前記第二抽選に基づいて実行される前記第二特定遊技において付与される遊技利益のほうが多くなり得るようにされていないものの、前記通常の遊技状態よりも前記第一特定遊技が実行されることとなる抽選確率が高くされているとともに、前記第三入賞領域への遊技媒体の入賞に基づく前記第一抽選が実行され得る頻度が高まるように前記可動抽選実行手段によって前記可動部材が動作される頻度が前記通常の遊技状態および前記特定の遊技状態よりも高められている
   ことを特徴とする遊技機。