JP2020167497A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラ付携帯電話で自画像と背景画像を同時に撮影する際、自画像のサイズが背景に比べて大きくなりすぎず、印刷又は表示装置に表示して眺める場合に、バランスよく調整する撮影装置及び方法を提供する。【解決手段】方法は、カメラのレンズ4の向きを変更し、撮影者自身の自画像6Aをのみを表示画面2に表示し、背景画像5と自分自身の画像を分離し易い画面を形成し、自分自身の画像を記憶装置に記憶したのち、背景画像を表示画面の適当な位置に表示し、先に分離し、記憶した自分自身の画像を縮小し背景画像に重ね合わせてから撮影する。【選択図】図1
Description
本発明はカメラ付き携帯電話における、被写体人物画像と背景画像のサイズを最適化する方法に関する。
携帯電話で撮影した画像と、インターネットから得た画像や、携帯電話に記録されている画像を合成する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1は、複数の画像を取得可能であり、画像を表示する表示部を有する携帯電話と印刷装置とからなる印刷システムである。携帯電話は近距離無線通信手段と、表示部に、取得した一の画像と該画像を装飾する装飾画像との2つの画像を重ね合わせて合成表示し、2つの画像の相対位置に関する情報を決定する合成表示制御手段と、相対位置に関する情報と共に、一の画像を装飾画像とは別個に、近距離無線通信手段で送信する送信制御手段とを備え、印刷装置は携帯電話と通信する無線通信手段と、携帯電話から送信された相対位置に関する情報に基づいて、一の画像と装飾画像とを合成して、合成印刷画像を作成する合成印刷制御手段と、合成印刷画像を印刷する印刷制御手段とを備えた装置を開示している。
携帯電話のカメラで、自分の顔(以下自画像と記す)と背景の景色や建物の画像(以下背景画像と記す)を同時に撮影する場合、携帯電話を手で持ち、自画像と背景画像を同時に撮影すると、図2のように、自画像が撮影画面のかなりの部分を占め、背景画像の部分が狭くなり、写真としてバランスが良くない。背景画像を適当な大きさになるように、カメラの焦点を調整すると、自画像が大きくなり過ぎるという課題があった。自画像の撮影画面全体に占める割合を小さくする方法として、携帯電話を手で直接持つのではなく、いわゆる自撮り棒で携帯を保持し、手で持つよりも遠くに携帯電話を位置させる方法が知られているが、この場合は、カメラの焦点距離を予め設定しておく必要があり、またシャッターボタンを押して撮影するには、有線か無線で携帯電話に信号を送る必要がある。更に、携帯電話の表示画面が遠くになるので、自画像と背景画像の位置関係が見にくいという欠点もある。
携帯電話のカメラで撮影する画面全体の中で、自画像の大きさを、適当な大きさに拡大又は縮小し、背景画像が撮影画面に占める大きさを最適に調整する。自画像の大きさと位置の調整ははタッチパネルに指を触れることによって行う。携帯電話を、例えば右手(片手)で保持し、右手の親指又は人差し指のみで操作できる。
撮影する画面において、背景画像の占める面積と比較して、自画像を適当な大きさに設定できる。特許文献1の如く携帯電話以外の画像、特に自画像をインターネット、或いはメモリから取り出すと、撮影する場所の明るさ(順光か逆光か等)に自画像の明るさを合わせることは、困難であり、かつ一般的は分単位の時間を要するので、すぐ写真を撮りたい場合には不向きである。本発明では撮影場所で自画像を撮影し、拡大又は縮小するので、合成しても写真として自画像の輝度と背景の輝度との間に違和感が生じない。
本発明の実施の形態を図5のフローチャートを用いて説明する。本発明を実施しない既存のカメラ付き携帯電話では、表示画面と同じ面に有るカメラのレンズ4を用いて、撮影者即ち自画像と背景画像を同時に撮影する場合、携帯電話を撮影者の手で保持すると、図2の如く自画像6が、撮影画面全体の中で大きな面積を占め、撮影したい背景画像5が相対的に小さくなることが多い。本発明では、これを図1のような人物画像6Bと背景画像5との最適の比率又は自分の希望する比率に設定する。図5の第1のステップでは、撮影画面を図3のごとく背景画像5を撮影画面の上部に偏らせて、自画像6を図3の位置に配置して撮影する。すなわち携帯電話のカメラのレンズを少し上向き傾け、自画像6を撮影画面の下部に映るように構えて撮影する。
第2ステップでは、図3の自画像6のみを切り取る。切り取り方法は種々考えられるが、自画像6とそれ以外の部分の、色彩、輝度の違いを用いれば、容易に切り取ることができるのは周知である。図3の如く自画像6と背景画像5が重ならないような画面を敢えて作成することにより、自画像6のみを切り取ることを容易にしている。背景画像5と自画像6とが重なるような図2のような場合は、自画像6と背景画像5との境界部に類似の色彩が有れば、色彩の差異で自画像6のみを切り取ることが困難になる。図3ではカメラのレンズの向きを少し上に向けることで、自画像6と背景画像5とが重ならない図3の画面を形成したが、カメラのレンズの向きを左右に少し回転さて、自画像6と背景画像5が重ならない画面を形成しても良い。図6は切り取った自画像6を示し、これを6Cと記す。自画像6Cを携帯電話内のメモリ(図7のメモリ13M)に記憶させる。
第3ステップでは、背景画像5が撮影画面内の適当な位置にくる様に、携帯電話のカメラのレンズの傾き(携帯電話の筐体1の傾き)を変える。この時、何もしなければ、図1の破線の自画像6Aの様に従来例と同じ画面になる。そこで、自画像6Aがこの撮影画面に映らないよう、人物が背を低くし図4の様な撮影画面にするれば、背景画像5のみが表示される。又は携帯電話のカメラのレンズを表示面とは反対側のレンズ(図示せず)に切り替え、撮影者が携帯電話1を構える向きを逆にする。即ち撮影者が後ろを向き、背景画像5に正対すれば、図4に示すように、背景画像5のみが撮影画面に表示される。
第4ステップで、図1に示すソフトボタン9にタッチし、撮影画面の適当な位置に第2ステップで切り取った画像Aをメモリから読み出して配置する。ソフトボタン9は、1度タッチすれば、画像6Cが撮影画面状に表示され、もう一度タッチすれば消える機能を持ったソフトスイッチである。
第5ステップでは、ソフトズームキー7に指で触れることにより、画像Aの大きさを縮小拡大する。図1でソフトズームキー7に指で触れて、図1の上方向にスライドすれば、画像6Cが拡大され破線の画像6Aとなる。指を下方向にスライドすれば画像6Cが縮小されて画像6Bとなる。画像6Cの上下左右位置は、指で画像6C(自画像6A又は6B)にタッチし、上下左右にスライドすることによって決める。その結果、図1のように、画像6Bと背景画像5を適当な大きさと位置に配置出来る。
第6ステップでは、図1のソフトシャッターボタン8にタッチすることにより、図1に示される表示画面を撮影する。なお、一般的には、カメラ付き携帯電話では、ソフトシャッターボタンが、画面の端の中央部に配置されているが、本発明ではソフトズームキーを設けているので、一般的な位置にはソフトシャッターボタンを配置しない構成にしている。上記第1ステップから第6ステップまでの動作を実現するソフトウエアはアプリケーションソフトとして、既存の携帯電話に組み込むことができ、既存のカメラ付き携帯電話で、本発明を実施できる。
いわゆる既存のスマートフォンに、本発明のプログラムをアプリケーションソフトウエアとして組み込むことで容易に実施できる。スマートフォンの側面又は前面に本発明の機能を駆動、停止する専用スイッチを設ければ、操作がより簡単になる。
スマートフォンでの実施例の動作を図7を用いて行う。図7において、11はアンテナであり、高周波の送受信を行う。12は送受信する高周波信号の処理(受信及び送信)を行う回路、13はスマートフォン全体の制御を行う制御部、14はスマートフォンの表示部で、通常はアプリケーションのアイコンが表示されている。15は表示部の液晶の表面に張り付けられたタッチセンサーである。写真撮影を行う場合は、アプリケーションのカメラのアイコンにタッチし、表示部14に図1の画像を表示する。以下第1ステップから第6ステップまでを実行することにより、図1の画像即ち自画像6と背景画像5の面積比が適当な値になっている画像を撮影できる。なお、図7において、本発明の動作説明に関係の無い機能は省略してある。通話機能を持たない撮影専用のカメラの場合は、図7のアンテナ11と高周波部12以外の部分の撮影に関する機能が共通であり、第1ステップから第6ステップまでを実行すれば、携帯電話の場合と同様に図1の画像(自画像6Bと背景画像5)を形成し、撮影することができる。
本発明は、カメラ付き携帯電話及び撮影専用カメラにおいて、自画像と背景画像を撮影する際、携帯電話又はカメラを片手で保持して行う自撮りに用いることができ、良好な画像を撮影することができる。撮影専用カメラでは図8に示すように、カメラの後面の液晶モニター(パネル)を180度回転させて、カメラのレンズと液晶パネルを同一方向に向けることにより、カメラ付き携帯電話と同じ操作ができる。なお、液晶パネルを180度回転させる場合、レンズの上方向に液晶パネルを固定する場合には、表示画像を上下反転させる必要があるが、カメラを上下反転させて保持すればその必要はない。
1・・・携帯電話の筐体、2・・・携帯電話の表示部、3・・・携帯電話のホームボタン、4・・・携帯電話のカメラのレンズ、5・・・表示面に表示される背景画像、6・・自画像、6A・・・編集処理前の自画像、6B・・・編集処理後の自画像、6C・・・抽出した自画像、7・・・ソフトズームキー、8・・・ソフトシャッターボタン、9・・・自画像の表示、消去切り替えソフトボタン、11・・・送受信アンテナ、12・・・高周波信号処理部、13・・・制御部、13C・・・マイクロプロセッサ、13M・・・映像・音声メモリ、13P・・・プログラムメモリ、13D・・・その他の回路、14液晶表示部、15…タッチパネル、21・・・カメラ、22・・・カメラの背面(回転部)、23・・・モニタ表示部、24・・・レンズ
Claims (4)
- 撮影機能と撮影画面をモニター表示する機能を有する携帯型の装置であって、第1のステップで撮影対象範囲(以下領域Aと記す)の中の特定の画像(以下画像B1と記す)を抽出するため、領域Aを上下又は左右に移動させ、画像B1を抽出し、第2のステップで当該画像Bを含まない領域Aをモニター表示し、領域A何の任意の位置に、画像Bを拡大又は縮小した画像(以下画像B2と記す)を重畳表示し、重畳表示した撮影画面を記録することを特徴とする撮影装置。
- 撮影装置が携帯電話であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 撮影機能を複数個備え、請求項1の第1ステップと第2ステップで異なる撮影機能を使用することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の装置。
- 撮影装置が通話機能を有さないカメラであることを特徴とする請求項1、請求項2に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019065449A JP2020167497A (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019065449A JP2020167497A (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020167497A true JP2020167497A (ja) | 2020-10-08 |
Family
ID=72715325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019065449A Pending JP2020167497A (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020167497A (ja) |
-
2019
- 2019-03-29 JP JP2019065449A patent/JP2020167497A/ja active Pending
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