JP2020166518A - 生活パターンマッチングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 会員と他の会員間の日常的な生活パターンの適合度を事前に確認できるマッチングシステムを提供する。【解決手段】 マッチングシステム1は、複数の会員の日常的な生活パターンの生活行動指標に係る指標データを含む生活行動データを格納する会員情報データベース11と、生活行動データ導出の基礎となる所定日数分の日次の単位時間毎のエネルギ消費量を含むエネルギ消費基礎データをデータ通信ネットワーク20を介して受信して会員情報データベース11に格納するエネルギ消費基礎データ入力装置12と、エネルギ消費基礎データに対してデータ演算処理を行い複数の特定会員の生活行動データを導出して会員情報データベース11に格納する生活行動データ導出部13と、会員からの閲覧要求に応じて生活行動データに基づいて作成したデータを閲覧要求会員のコンピュータ端末30にデータ通信ネットワーク20を介して出力するデータ出力部15を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータのデータ演算処理により、各会員に結婚や恋愛等の相手となるパートナーを複数の会員の中から選択して紹介するマッチングシステムに関し、特に、会員本人とパートナーとなる会員間の日常的な生活パターンの適合度を事前に確認できるマッチングシステム、及び、日常的な生活パターンの適合度の高いパートナーを複数の会員の中から選択して紹介するマッチングシステムに関する。
従来、多数の結婚または結婚を前提とした交際を希望する男女を会員として登録し、各会員に対して、条件に適合した他の会員を紹介する結婚相談所等が数多く存在する。斯かる結婚相談所等では、会員のプロフィール(例えば、性別、生年月日、血液型、職業、勤務先、年収、学歴、国籍、趣味、顔写真、身長、等)をデータベースに登録して、当該プロフィール情報をコンピュータで管理し、コンピュータのデータ処理によって、条件に適合した会員の検索及び選択を行うマッチングシステムが提案されている(例えば、下記の特許文献1〜6等参照)。
更に、上記したような会員の基本的なプロフィールに加えて、会員のクレジットカードの使用履歴に基づいて分析された購買行動、異性写真を見た時の脳波に基づいて分析された会員の容貌に対する嗜好、GPS等によって測定された会員の活動範囲、本人と相手の血液型や星座等に基づく相性度合い、等の情報を参考にして、条件に適合した会員の検索及び選択を行うマッチングシステムも提案されている。
特許第6242457号公報 特開2013−539128号公報 特開2012−221330号公報 特開2002−342608号公報 特開2002−203034号公報 特開2001−092892号公報
しかしながら、従来のマッチングシステムでは、会員の基本的なプロフィールに加えて種々の特殊な情報を考慮して、条件に適合した会員の検索及び選択を行っても、本人と相手の日常的な生活パターンや生活リズム等が適合しない組み合わせが選択される可能性があり、他の条件において好適な組み合わせであっても、紹介された後に、交際を開始しても、結婚にまで至らない、或いは、結婚に至っても結婚後に両者の間に日常的な生活パターンや生活リズム等の齟齬が顕著になる可能性がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、会員本人とパートナーとなる会員間の日常的な生活パターンの適合度を事前に確認できるマッチングシステム、を提供する点にある。
上記目的を達成するために、本発明に係る生活パターンマッチングシステムは、
複数の会員の所定のプロフィールを含む会員基本データ、及び、前記複数の会員の内の複数の特定会員の各居住場所における日常的な生活パターンの1または複数の生活行動指標に係る指標データを含む生活行動データを格納する会員情報データベースと、
前記生活行動データを導出するための基礎となる前記各居住場所における所定日数分の日次の所定の単位時間毎のエネルギ消費量またはエネルギ消費を伴う機器使用に関するエネルギ消費基礎データを、前記各居住場所に設置された前記エネルギ消費基礎データを測定する測定装置から、または、前記複数の特定会員の前記エネルギ消費基礎データを集合的に格納した外部データベースから、所定のデータ通信ネットワークを介して受信して、前記会員情報データベースに格納するエネルギ消費基礎データ入力装置と、
前記会員情報データベースに格納された前記エネルギ消費基礎データに対して、所定のデータ演算処理を行い、前記複数の特定会員の前記生活行動データを導出して、前記会員情報データベースに格納する生活行動データ導出部と、
前記会員からの閲覧要求に応じて作成したデータを、前記閲覧要求を行った閲覧要求会員のコンピュータ端末に、前記データ通信ネットワークを介して出力するデータ出力部と、を備えてなり、
前記データ出力部は、前記閲覧要求会員からの入力情報に基づいて前記複数の会員の中から1または複数の被選択会員を選択し、前記閲覧要求会員と少なくとも1名の前記被選択会員が前記特定会員である場合、前記被選択会員の前記プロフィールとともに、前記特定会員である前記被選択会員の前記生活行動データに含まれる所定の前記指標データを、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを第1の特徴とする。
上記第1の特徴の生活パターンマッチングシステムによれば、閲覧要求会員は、被選択会員の中に特定会員が含まれている場合、当該被選択会員のプロフィールと1または複数の生活行動指標に係る指標データをそれぞれ、コンピュータ端末上に表示させて事前に確認できる。従って、当該被選択会員を紹介された場合に、これらのプロフィールと指標データに基づいて、自身の生活パターンと対比することで、閲覧要求会員が自ら、どの被選択会員が、自身との間において日常的な生活パターンの適合度が高いか否かを判断でき、紹介された被選択会員と実際に交際を行うか否かの判断がより確実に行えるようになる。
更に、上記第1の特徴の生活パターンマッチングシステムにおいて、前記データ出力部は、前記特定会員である前記被選択会員の前記指標データと、前記閲覧要求会員の対応する前記指標データを表示可能に、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力する
ことが好ましい。これにより、被選択会員の指標データの自身の生活パターンとの対比が容易になり、閲覧要求会員が自ら行う判断の助けとなる。
更に、上記第1の特徴の生活パターンマッチングシステムにおいて、前記指標データは、平日または出勤日の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、入浴時刻、就寝時刻の少なくとも何れか1つの前記生活行動指標の前記所定日数分の各指標値、及び、前記各指標値から得られる1以上の所定の統計値の少なくとも何れか一方を含むことが好ましい。これにより、閲覧要求会員と被選択会員の平日または出勤日における生活パターンの適合度をより具体的に確認することができる。
更に、上記第1の特徴の生活パターンマッチングシステムにおいて、前記エネルギ消費基礎データは、前記各居住場所における前記所定日数分の日次の前記単位時間毎の消費電力量及びガス使用量の少なくとも何れか一方を含むことが好ましい。
更に、上記第1の特徴の生活パターンマッチングシステムは、前記複数の特定会員の内の処理対象の第1会員の前記生活行動データと、前記第1会員以外の前記特定会員である第2会員の前記生活行動データを、前記会員情報データベースから読み出して、前記生活行動データの1または複数の前記生活行動指標の前記所定日数内における各指標値の分布の前記第1会員と前記第2会員との間の一致の度合いを示す第1一致度を各別に算出して、前記会員情報データベースに格納する第1一致度算出部を、更に備え、
前記データ出力部は、前記閲覧要求会員からの入力情報に基づいて前記複数の会員の中から1または複数の被選択会員を選択し、前記閲覧要求会員と少なくとも1名の前記被選択会員が前記特定会員である場合、前記閲覧要求会員を前記第1会員とし、前記特定会員である1または複数の前記被選択会員を前記第2会員とする前記第1一致度を、前記会員情報データベースから読み出すか、または、前記第1一致度算出部に算出させ、前記被選択会員の前記プロフィールとともに、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを第2の特徴とする。
上記第2の特徴の生活パターンマッチングシステムによれば、閲覧要求会員は、更に、被選択会員の中に特定会員が含まれている場合、当該被選択会員のプロフィールと1または複数の生活行動指標の各指標値の分布の閲覧要求会員と被選択会員の間の一致の度合いを示す第1一致度をそれぞれ、コンピュータ端末上に表示させて事前に確認できる。従って、当該被選択会員を紹介された場合に、これらのプロフィールと第1一致度に基づいて、閲覧要求会員が自ら、どの被選択会員が、自身との間において日常的な生活パターンの生活行動指標毎の適合度が高いか否かを判断でき、紹介された被選択会員と実際に交際を行うか否かの判断がより確実に行えるようになる。また、第1一致度算出部が、特定会員である被選択会員の第1一致度を算出するため、閲覧要求会員は、自ら生活行動指標毎の指標データと自身の生活パターンと対比する必要がないため、閲覧要求会員は、第1一致度算出部が算出した第1一致度の高い被選択会員の中から優先的に、実際に交際を行うか否かを効率的に判断することができる。
更に、上記第2の特徴の生活パターンマッチングシステムにおいて、前記第1一致度算出部は、前記第1一致度として、前記第1会員の前記生活行動指標の前記所定日数内における前記各指標値の分布の平均値を挟む所定の範囲内に、前記第2会員の対応する前記生活行動指標の前記所定日数内における前記各指標値の分布の平均値を挟む所定の範囲内の指標値が存在する割合を算出することが好ましい。これにより、第1会員及び第2会員それぞれの各生活行動指標の指標値のバラツキ、つまり、生活リズムが規則的か否かを考慮して、第1一致度が算出される。例えば、仮に、或る生活行動指標において、第1会員及び第2会員の指標値の平均値がほぼ同じであっても、第2会員の指標値のバラツキが大きいと、バラツキが小さい場合に比べて第1一致度が低く算出される。
更に、上記第2の特徴の生活パターンマッチングシステムは、前記第1会員と前記第2会員との間の第1適合度を、少なくとも前記第1会員からの入力情報と前記第1一致度に基づいて算出し、前記第1会員に対する前記第1適合度が所定の条件を満たす前記第2会員を第1高適合会員として選択し、前記第1高適合会員を前記第1適合度とともに前記第1会員と関連付けて前記会員情報データベースに格納する第1適合会員選択部を、更に備え、
前記データ出力部は、前記閲覧要求会員が前記特定会員である場合、1または複数の前記被選択会員の中から、前記閲覧要求会員を前記第1会員とした場合に前記第1適合会員選択部が選択する前記第1高適合会員を選別し、前記第1高適合会員を選別できた場合は、選別した前記第1高適合会員の前記プロフィールと前記第1一致度と前記第1適合度を、前記会員情報データベースから読み出し、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを第3の特徴とする。
上記第3の特徴の生活パターンマッチングシステムによれば、閲覧要求会員は、更に、被選択会員の中に第1高適合会員が含まれている場合、当該第1高適合会員のプロフィールと各生活行動指標の第1一致度と第1適合度をそれぞれ、コンピュータ端末上に表示させて事前に確認できる。従って、当該被選択会員を紹介された場合に、これらの第1一致度及び第1適合度に基づいて、閲覧要求会員が、第1適合会員選択部が選択した第1高適合会員が、自身との間において日常的な生活パターンの適合度が高いか否かを自ら判断でき、紹介された第1高適合会員と実際に交際を行うか否かの判断がより確実に行えるようになる。また、第1適合会員選択部が、一定の基準に基づいて被選択会員の中から第1適合度が高いと判断される第1高適合会員を選択するため、閲覧要求会員は、第1適合会員選択部が選択した第1適合度の高い第1高適合会員の中から優先的に、実際に交際を行うか否かを効率的に判断することができる。
更に、上記第3の特徴の生活パターンマッチングシステムにおいて、前記第1適合会員選択部は、前記指標データに示される前記生活行動指標が1つの場合、当該1つの前記生活行動指標の前記第1一致度を前記第1適合度とし、前記指標データに示される前記生活行動指標が2以上の場合、前記第1会員からの入力情報に基づいて設定される重み係数による当該2以上の前記生活行動指標の前記第1一致度の加重平均値を算出して前記第1適合度とすることが好ましい。これにより、第1会員からの入力情報に基づいて重み係数が設定されるため、閲覧要求会員が相手方に対して求める生活パターンに即した第1適合度が算出されるため、閲覧要求会員は、第1適合度の高い被選択会員を、自身の生活パターンと適合度の高い相手として選択する可能性が高くなる。
更に、上記第1乃至第3の何れかの特徴の生活パターンマッチングシステムは、前記複数の特定会員の内の処理対象の第1会員の前記エネルギ消費基礎データと、前記第1会員以外の前記特定会員である第2会員の前記エネルギ消費基礎データを、前記会員情報データベースから読み出して、前記第1会員と前記第2会員の前記所定日数分、前記所定日数内の平日または出勤日、及び、前記所定日数内の休日または非出勤日の内の少なくとも何れか1つの前記単位時間毎の前記エネルギ消費量に対して、前記単位時間毎に所定の代表値を算出して1日分の時系列データとして、前記第1会員と前記第2会員の間で、前記代表値が所定の閾値以上で極大値となる1または複数の第1ピーク時刻、及び、前記代表値が所定の閾値以下で極小値となる1または複数の第2ピーク時刻のそれぞれが、所定の時間範囲内で一致する割合で示される第2一致度を算出して、前記会員情報データベースに格納する第2一致度算出部を、更に備え、
前記データ出力部は、前記閲覧要求会員からの入力情報に基づいて前記複数の会員の中から1または複数の被選択会員を選択し、前記閲覧要求会員と少なくとも1名の前記被選択会員が前記特定会員である場合、前記閲覧要求会員を前記第1会員とし、前記特定会員である1または複数の前記被選択会員を前記第2会員とする前記第2一致度を、前記会員情報データベースから読み出すか、または、前記第2一致度算出部に算出させ、前記被選択会員の前記プロフィールとともに、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを第4の特徴とする。
上記第4の特徴の生活パターンマッチングシステムによれば、閲覧要求会員は、更に、被選択会員の中に特定会員が含まれている場合、当該被選択会員のプロフィールと1日のエネルギ消費量の遷移パターンが閲覧要求会員と被選択会員の間の一致の度合いを示す第2一致度をそれぞれ、コンピュータ端末上に表示させて事前に確認できる。従って、1日のエネルギ消費量の遷移パターンが近い者同士は、1日の生活パターンも近いと想定されるため、当該被選択会員を紹介された場合に、これらのプロフィールと第2一致度に基づいて、閲覧要求会員が自ら、どの被選択会員が、自身との間において日常的な生活パターンが近い者同士か否かを判断でき、紹介された被選択会員と実際に交際を行うか否かの判断がより確実に行えるようになる。
更に、上記第4の特徴の生活パターンマッチングシステムは、前記第1会員に対する前記第2一致度が所定の条件を満たす前記第2会員を第2高適合会員として選択し、前記第2高適合会員を前記第2一致度とともに前記第1会員と関連付けて前記会員情報データベースに格納する第2適合会員選択部を、更に備え、
前記データ出力部は、前記閲覧要求会員が前記特定会員である場合、1または複数の前記被選択会員の中から、前記閲覧要求会員を前記第1会員とした場合に前記第2適合会員選択部が選択する前記第2高適合会員を選別し、前記第2高適合会員を選別できた場合は、選別した前記第2高適合会員の前記プロフィールと前記第2一致度を、前記会員情報データベースから読み出し、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを第5の特徴とする。
上記第5の特徴の生活パターンマッチングシステムによれば、閲覧要求会員は、更に、被選択会員の中に第2高適合会員が含まれている場合、当該第2高適合会員のプロフィールと第2一致度をそれぞれ、コンピュータ端末上に表示させて事前に確認できる。従って、当該被選択会員を紹介された場合に、これらの第2一致度に基づいて、閲覧要求会員が、第2適合会員選択部が選択した第2高適合会員が、自身との間において日常的な生活パターンが近い者同士か否かを自ら判断でき、紹介された第2高適合会員と実際に交際を行うか否かの判断がより確実に行えるようになる。また、第2適合会員選択部が、一定の基準に基づいて被選択会員の中から第2一致度が高いと判断される第2高適合会員を選択するため、閲覧要求会員は、第2適合会員選択部が選択した第2一致度の高い第2高適合会員の中から優先的に、実際に交際を行うか否かを効率的に判断することができる。
更に、上記第2または第3の特徴の生活パターンマッチングシステムは、前記第1会員の前記エネルギ消費基礎データと、前記第2会員の前記エネルギ消費基礎データを、前記会員情報データベースから読み出して、前記第1会員と前記第2会員の前記所定日数分、前記所定日数内の平日または出勤日、及び、前記所定日数内の休日または非出勤日の内の少なくとも何れか1つの前記単位時間毎の前記エネルギ消費量に対して、前記単位時間毎に所定の代表値を算出して1日分の時系列データとして、前記第1会員と前記第2会員の間で、前記代表値が所定の閾値以上で極大値となる1または複数の第1ピーク時刻、及び、前記代表値が所定の閾値以下で極小値となる1または複数の第2ピーク時刻のそれぞれが、所定の時間範囲内で一致する割合で示される第2一致度を算出して、前記会員情報データベースに格納する第2一致度算出部を、更に備え、
前記第1会員と前記第2会員との間の第2適合度を、少なくとも前記第1会員からの入力情報と前記第1一致度と前記第2一致度に基づいて算出し、前記第1会員に対する前記第2適合度が所定の条件を満たす前記第2会員を第3高適合会員として選択し、前記第3高適合会員を前記第2適合度とともに前記第1会員と関連付けて前記会員情報データベースに格納する第3適合会員選択部を、更に備え、
前記データ出力部は、前記閲覧要求会員が前記特定会員である場合、1または複数の前記被選択会員の中から、前記閲覧要求会員を前記第1会員とした場合に前記第3適合会員選択部が選択する前記第3高適合会員を選別し、前記第3高適合会員を選別できた場合は、選別した前記第3高適合会員の前記プロフィールと前記第1一致度と前記第2一致度と前記第2適合度を、前記会員情報データベースから読み出し、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを第6の特徴とする。
上記第6の特徴の生活パターンマッチングシステムによれば、閲覧要求会員は、更に、被選択会員の中に第3高適合会員が含まれている場合、当該第3高適合会員のプロフィールと第1一致度と第2一致度と第2適合度をそれぞれ、コンピュータ端末上に表示させて事前に確認できる。従って、当該被選択会員を紹介された場合に、これらの第1一致度と第2一致度と第2適合度に基づいて、閲覧要求会員が、第3適合会員選択部が選択した第3高適合会員が、自身との間において日常的な生活パターンが近い者同士であり適合度が高いか否かを自ら判断でき、紹介された第3高適合会員と実際に交際を行うか否かの判断がより確実に行えるようになる。また、第3適合会員選択部が、一定の基準に基づいて被選択会員の中から第1一致度と第2一致度の両方が高いと判断される第3高適合会員を選択するため、閲覧要求会員は、第3適合会員選択部が選択した第1一致度と第2一致度の高い第3高適合会員の中から優先的に、実際に交際を行うか否かを効率的に判断することができる。
更に、上記目的を達成するために、本発明に係る生活パターンマッチングシステムは、
複数の会員の所定のプロフィールを含む会員基本データを格納する会員情報データベースと、
前記複数の会員の内の複数の特定会員の各居住場所における所定日数分の日次の所定の単位時間毎のエネルギ消費量に関するエネルギ消費基礎データを、前記各居住場所に設置された前記エネルギ消費基礎データを測定する測定装置から、または、前記複数の特定会員の前記エネルギ消費基礎データを集合的に格納した外部データベースから、所定のデータ通信ネットワークを介して受信して、前記会員情報データベースに格納するエネルギ消費基礎データ入力装置と、
前記複数の特定会員の内の処理対象の第1会員の前記エネルギ消費基礎データと、前記第1会員以外の前記特定会員である第2会員の前記エネルギ消費基礎データを、前記会員情報データベースから読み出して、前記第1会員と前記第2会員の前記所定日数分、前記所定日数内の平日または出勤日、及び、前記所定日数内の休日または非出勤日の内の少なくとも何れか1つの前記単位時間毎の前記エネルギ消費量に対して、前記単位時間毎に所定の代表値を算出して1日分の時系列データとして、前記第1会員と前記第2会員の間で、前記代表値が所定の閾値以上で極大値となる1または複数の第1ピーク時刻、及び、前記代表値が所定の閾値以下で極小値となる1または複数の第2ピーク時刻のそれぞれが、所定の時間範囲内で一致する割合で示される第2一致度を算出して、前記会員情報データベースに格納する第2一致度算出部と、
前記会員からの閲覧要求に応じて作成したデータを、前記閲覧要求を行った閲覧要求会員のコンピュータ端末に、前記データ通信ネットワークを介して出力するデータ出力部と、を備えてなり、
前記データ出力部は、前記閲覧要求会員からの入力情報に基づいて前記複数の会員の中から1または複数の被選択会員を選択し、前記閲覧要求会員と少なくとも1名の前記被選択会員が前記特定会員である場合、前記閲覧要求会員を前記第1会員とし、前記特定会員である1または複数の前記被選択会員を前記第2会員とする前記第2一致度を、前記会員情報データベースから読み出すか、または、前記第2一致度算出部に算出させ、前記被選択会員の前記プロフィールとともに、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを第7の特徴とする。
上記第7の特徴の生活パターンマッチングシステムによれば、閲覧要求会員は、被選択会員の中に特定会員が含まれている場合、当該被選択会員のプロフィールと1日のエネルギ消費量の遷移パターンが閲覧要求会員と被選択会員の間の一致の度合いを示す第2一致度をそれぞれ、コンピュータ端末上に表示させて事前に確認できる。従って、1日のエネルギ消費量の遷移パターンが近い者同士は、1日の生活パターンも近いと想定されるため、当該被選択会員を紹介された場合に、これらのプロフィールと第2一致度に基づいて、閲覧要求会員が自ら、どの被選択会員が、自身との間において日常的な生活パターンが近い者同士か否かを判断でき、紹介された被選択会員と実際に交際を行うか否かの判断がより確実に行えるようになる。
更に、上記第7の特徴の生活パターンマッチングシステムは、前記第1会員に対する前記第2一致度が所定の条件を満たす前記第2会員を第2高適合会員として選択し、前記第2高適合会員を前記第2一致度とともに前記第1会員と関連付けて前記会員情報データベースに格納する第2適合会員選択部を、更に備え、
前記データ出力部は、前記閲覧要求会員が前記特定会員である場合、1または複数の前記被選択会員の中から、前記閲覧要求会員を前記第1会員とした場合に前記第2適合会員選択部が選択する前記第2高適合会員を選別し、前記第2高適合会員を選別できた場合は、選別した前記第2高適合会員の前記プロフィールと前記第2一致度を、前記会員情報データベースから読み出し、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを第8の特徴とする。
上記第8の特徴の生活パターンマッチングシステムによれば、閲覧要求会員は、更に、被選択会員の中に第2高適合会員が含まれている場合、当該第2高適合会員のプロフィールと第2一致度をそれぞれ、コンピュータ端末上に表示させて事前に確認できる。従って、当該被選択会員を紹介された場合に、これらの第2一致度に基づいて、閲覧要求会員が、第2適合会員選択部が選択した第2高適合会員が、自身との間において日常的な生活パターンが近い者同士か否かを自ら判断でき、紹介された第2高適合会員と実際に交際を行うか否かの判断がより確実に行えるようになる。また、第2適合会員選択部が、一定の基準に基づいて被選択会員の中から第2一致度が高いと判断される第2高適合会員を選択するため、閲覧要求会員は、第2適合会員選択部が選択した第2一致度の高い第2高適合会員の中から優先的に、実際に交際を行うか否かを効率的に判断することができる。
更に、上記第7または第8の特徴の生活パターンマッチングシステムにおいて、前記エネルギ消費基礎データは、前記各居住場所における前記所定日数分の日次の前記単位時間毎の消費電力量及びガス使用量の少なくとも何れか一方を含むことが好ましい。
本発明によれば、会員は、自身の日常的な生活パターンに係る生活行動データを会員情報データベースに格納する特定会員であると、他の特定会員との間における日常的な生活パターンの適合度合いを事前に確認することができ、実際に或る特定会員と交際を行うか否かの判断がより確実に行えるようになる。その結果、実際に交際を始めた後に、事後的に交際している相手或いは結婚に至った相手との間で日常的な生活パターンに齟齬があることを事後的に気付くという不都合を回避できる。
生活パターンマッチングシステムの第1実施形態における一構成例を模式的に示すブロック図。 生活パターンマッチングシステムの第1実施形態におけるデータ出力部が行うデータ処理内容の一例を模式的に示す図。 生活パターンマッチングシステムの第2実施形態における一構成例を模式的に示すブロック図。 生活パターンマッチングシステムの第3実施形態における一構成例を模式的に示すブロック図。 生活パターンマッチングシステムの第3実施形態におけるデータ出力部が行うデータ処理内容の一例を模式的に示す図。 生活パターンマッチングシステムの第4実施形態における一構成例を模式的に示すブロック図。 生活パターンマッチングシステムの第4実施形態におけるデータ出力部が行うデータ処理内容の一例を模式的に示す図。 生活パターンマッチングシステムの第5実施形態における一構成例を模式的に示すブロック図。 生活パターンマッチングシステムの第5実施形態におけるデータ出力部が行うデータ処理内容の一例を模式的に示す図。 生活パターンマッチングシステムの第6実施形態における一構成例を模式的に示すブロック図。 生活パターンマッチングシステムの第6実施形態におけるデータ出力部が行うデータ処理内容の一例を模式的に示す図。 生活パターンマッチングシステムの第7実施形態における一構成例を模式的に示すブロック図。 生活パターンマッチングシステムの第7実施形態におけるデータ出力部が行うデータ処理内容の一例を模式的に示す図。 生活パターンマッチングシステムの第8実施形態における一構成例を模式的に示すブロック図。 生活パターンマッチングシステムの第8実施形態におけるデータ出力部が行うデータ処理内容の一例を模式的に示す図。
以下、本発明に係る生活パターンマッチングシステム(以降、適宜「本システム」と称す)の実施形態を、図面を参照して説明する。本システムは、コンピュータのデータ演算処理により、予め登録された各会員に結婚や恋愛等の相手となるパートナーを複数の会員の中から選択して紹介するマッチングシステムであり、会員本人とパートナーとなる会員間の日常的な生活パターンの適合度合いを事前に確認できるように構成されている。
[第1実施形態]
[本システムの構成例]
図1に示すように、本システム1は、会員情報データベース11、エネルギ消費基礎データ入力装置12、生活行動データ導出部13、第1一致度算出部14、及び、データ出力部15を備えて構成されている。
会員情報データベース11は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)及びSSD(ソリッドステートディスク)等の大容量のデータを不揮発的に記憶可能な記憶装置等を備え、後述する演算処理装置からの制御により、データの書き込み、読み出し、検索等が可能に構成されている。
会員情報データベース11には、各会員の会員基本データ、各特定会員のエネルギ消費基礎データと生活行動データ、及び、第1一致度算出部14によって算出される特定会員間の第1一致度が、格納される。
会員基本データは、会員の名前、住所、電話番号、メールアドレス等の基本情報と、会員のプロフィール(例えば、性別、国籍、生年月日、血液型、職業、勤務先、年収、学歴、結婚歴、趣味、顔写真、身長、等)を備えて構成される。尚、本実施形態では、会員は、通常の会員と、会員間の生活パターンの適合度合いを判定可能な特定会員に分類され、会員のプロフィールには、特定会員か通常会員の区別も含まれる。但し、会員が特定会員のみに限定される場合は、当該区別は不要である。
エネルギ消費基礎データは、特定会員の各居住場所における所定日数分の日次の所定の単位時間毎のエネルギ消費量または所定日数分の日次のエネルギ消費を伴う機器使用に関するデータである。
所定日数分の所定の単位時間毎のエネルギ消費量は、具体的には、例えば、1ヶ月〜12ヶ月分の日次(1日単位)の30分毎の消費電力量(kWh)及びガス使用量(m)の少なくとも何れか一方のデータである。本実施形態では、単位時間(例えば、30分)毎の消費電力量とガス使用量は、それぞれ、各居住場所に設置されたスマートメータ(電力量メータ)とスマートメータ(ガスメータ)によって計測される場合を想定する。尚、単位時間は、30分に限定されるものではなく、スマートメータ等の計測装置の仕様に応じて、一例として、1分〜60分の範囲で設定されるのが好ましい。また、消費電力量とガス使用量は必ずしも同じである必要はない。
各スマートメータは、基本的に、単位時間毎の消費電力量やガス使用量等のエネルギ消費量を計測する機能と、計測した単位時間毎のエネルギ消費量のデータを、電力やガス等のエネルギを供給する供給会社のスマートメータ管理サーバや当該エネルギ消費者が使用するHEMS(Home Energy Management System:住宅用エネルギ管理システム)機器等に送信する通信機能を備えており、家庭用電力を供給する各電力会社及び家庭用ガスを供給する各ガス会社において既に一般的に利用されているものの使用を想定する。
所定日数分の日次のエネルギ消費を伴う機器使用に関するデータは、具体的には、例えば、1ヶ月〜12ヶ月分の日次(1日単位)の電気機器(冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、照明、エアコン、等)及びガス機器(ガスコンロ、給湯器、ファンヒータ、ガスオーブン、温水暖房機器、等)の運転開始時刻及び運転停止時刻等のデータであり、当該機器使用に関するデータの送信機能を有する各電気機器及び各ガス機器から、各スマートメータまたはHEMS機器に送信されて利用される場合を想定する。
以下の説明では、特定会員は、少なくとも電力会社から家庭用の電力供給を受けている消費者であって、各居住場所における消費電力量がスマートメータ(電力量メータ)によって計測されている会員であって、各居住場所に独り暮らししている独身者である場合を想定する。従って、エネルギ消費基礎データとして、所定日数(例えば、1ヶ月〜12ヶ月)分の日次の単位時間(例えば、30分)毎の消費電力量データを想定する。
生活行動データは、特定会員の各居住場所における日常的な生活パターンの1または複数の生活行動指標に係る指標データを含んで構成される。ここで、生活行動指標とは、日常的な生活パターンを特徴づける指標であり、本実施形態では、平日(または出勤日)及び休日(または非出勤日)の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、入浴時刻、就寝時刻、等を想定する。指標データは、これらの生活行動指標の少なくとも1つの所定日数分の各指標値、及び、当該各指標値から得られる1以上の所定の統計値(平均値、中央値、標準偏差、等)の少なくとも何れか一方を含む。
後述するように、生活行動データは、生活行動データ導出部13によってエネルギ消費基礎データから導出されるため、エネルギ消費基礎データとして、日次の単位時間毎の消費電力量データのみを使用する場合を想定すると、上述の入浴時刻の指標値を導出するのは困難であるため、入浴時刻を生活行動指標に含める場合は、エネルギ消費基礎データに、日次の単位時間毎のガス使用量データ、または、日次のガス機器(給湯器)の使用に関するデータ(運転開始時刻及び運転停止時刻)が必要になる。
更に、休日(または非出勤日)の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、入浴時刻、就寝時刻は、その日の行動内容(在宅・外出、外出先)等によって大きく変動する可能性が高いため、本実施形態では、特定会員の生活パターンの規則性の検討には使用しないこととする。しかし、休日(または非出勤日)におけるこれらの生活行動指標のバラツキの程度から、特定会員の休日の過ごし方(在宅中心、外出中心、在宅・外出混在、等)を推測可能であり、有用なデータとなり得る。
更に、以下の説明では、特定会員が企業等に就職していて各居住場所から外出して勤務し、勤務を終えて帰宅する勤め人を想定し、当該特定会員については、平日と出勤日を区別せず纏めて「平日」と称し、休日と非出勤日を区別せず纏めて「休日」と称す。従って、特定会員が、そのプロフィールから企業等に就職している上記勤め人でないと判断される場合は、平日と休日の区別が、上記勤め人である特定会員と同等に区別できないので、本実施形態では、平日(または出勤日)の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、入浴時刻、就寝時刻、等の指標データは、生活行動データには含まれない。
エネルギ消費基礎データ入力装置12は、エネルギ消費基礎データである日次の単位時間毎の消費電力量データを、各特定会員宅に設置されているスマートメータ(電力量メータ)21から各特定会員宅のHEMS機器22を介して、或いは、当該スマートメータ21から一旦スマートメータ管理サーバ23(外部データベースに相当)に送信され格納されたデータを当該スマートメータ管理サーバから、所定のデータ通信ネットワーク20を介して、定期的に受信して、会員情報データベース11に格納するように構成されている。日次の消費電力量データは、毎日受信してもよく、或いは、数日(例えば1ヶ月)分をまとめて数日に1回受信してもよい。尚、エネルギ消費基礎データの受信経路は、特定会員の登録時に設定するようにしてもよく、或いは、スマートメータ管理サーバ23からの受信に限定しても構わない。
尚、スマートメータ管理サーバ23は、各特定会員が家庭用電力の供給を受けている電力会社毎に存在するものとする。また、各スマートメータ管理サーバ23は、本システム1の特定会員以外のユーザも含むそれぞれの家庭用電力のユーザの消費電力量データを集合的に格納しており、エネルギ消費基礎データ入力装置12からアクセス可能な消費電力量データは、当然に、本システム1の特定会員のデータに限られる。
生活行動データ導出部13は、会員情報データベース11に格納されたエネルギ消費基礎データである日次の単位時間毎の消費電力量データに対して、所定のデータ演算処理を行い、各特定会員の生活行動データを導出して、会員情報データベース11に格納するように構成されている。
一例として、エネルギ消費基礎データが日次の単位時間毎の消費電力量データである場合、生活行動データ導出部13は、所定日数(例えば、1ヶ月)分の日次の単位時間(例えば、30分)毎の消費電力量データから、以下に示す推定手順で、当該所定日数分の平日(または出勤日)の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、及び、就寝時刻が、それぞれ、単位時間毎の何れの時間帯にあるかを推定するとともに、当該所定日数分の各推定値(時間帯)の平均値、中央値、及び、標準偏差を算出する。
説明の便宜上、日次の午前0時からの単位時間(30分)毎の時間帯を、変数i(i=1〜48)で示し、所定日数(例えば、n日)の各日を変数j(j=1〜n)で示すと、消費電力量データ中の各時間帯の消費電力量をU(i,j)で表す。また、単位時間(30分)毎の時間帯をT(i)で表し、その代表時刻を時間帯T(i)の中間時刻Tc(i)とし、所定日数(例えば、n日)の各日をD(j)で表す。つまり、午前6時から午前6時半までは、時間帯T(12)となり、その代表時刻は午前6時15分となる。更に、各日D(j)の推定の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、及び、就寝時刻をそれぞれ、T1(j)、T2(j)、T3(j)、T4(j)で表す。
次に、平日(または出勤日)D(j)の起床時刻T1(j)、外出時刻T2(j)、帰宅時刻T3(j)、及び、就寝時刻T4(j)の推定手順の一例(第1推定手順)について説明する。ここで、各特定会員の平日(または出勤日)、及び、各自の平日(または出勤日)の平均的な起床時刻T1、外出時刻T2、帰宅時刻T3、及び、就寝時刻T4は、予め申告されており、会員情報データベース11に格納されているものとする。また、起床時刻T1、外出時刻T2、帰宅時刻T3、及び、就寝時刻T4は、この記載順に発生するものと仮定する。
尚、以下の起床時刻T1(j)、外出時刻T2(j)、帰宅時刻T3(j)、及び、就寝時刻T4(j)の推定手順の説明において、単位時間毎の消費電力量U(i,j)の極小値UPL(i,j)は、D(j)の消費電力量U(i,j)の最大値をUMA(j)、最小値をUMI(j)とした場合、その差分ΔUM(j)(=UMA(j)−UMI(j))に所定の係数k1(0<k1<1))を乗じた値k1×ΔUM(j)に最小値UMI(j)を足した閾値より小さい極小値に限定し、消費電力量U(i,j)が、当該閾値より大きい状態での変動に伴う極小値を除外している。同様に、単位時間毎の消費電力量U(i,j)の極大値UPU(i,j)は、差分ΔUM(j)に所定の係数k2(k1<k2<1))を乗じた値k2×ΔUM(j)に最小値UMI(j)を足した閾値より大きい極大値に限定し、消費電力量U(i,j)が当該閾値より小さい状態での変動に伴う極大値を除外している。一例として、係数k1は0.2〜0.6の範囲内として、係数k2は、0.4〜0.8の範囲内とする。
単位時間毎の消費電力量U(i,j)が午前0時以降最初に極小値となる値をUPL(i1,j)として、その時間帯をT(i1,j)とする。時間帯T(i1,j)以降、最初に、消費電力量U(i,j)の極小値UPL(i1,j)からの増加量ΔU(i,j)(=U(i,j)−UPL(i1,j))が所定の閾値Uth1以上となった場合、その時間帯T(i,j)の中心時刻を起床時刻T1(j)と推定する。
次に、消費電力量U(i,j)が推定した起床時刻T1(j)以降最初に極大値となる値をUPU(i2,j)として、その時間帯をT(i2,j)とする。時間帯T(i2,j)以降、最初に、消費電力量U(i,j)の極大値UPU(i2,j)からの減少量ΔU(i,j)(=UPU(i2,j)−U(i,j))が所定の閾値Uth2以上となった場合、その時間帯T(i,j)の中心時刻を外出時刻T2(j)と推定する。
次に、消費電力量U(i,j)が推定した外出時刻T2(j)以降最初に極小値となる値をUPL(i3,j)として、その時間帯をT(i3,j)とする。時間帯T(i3,j)以降、最初に、消費電力量U(i,j)の極小値UPL(i3,j)からの増加量ΔU(i,j)(=U(i,j)−UPL(i3,j))が所定の閾値Uth3以上となった場合、その時間帯T(i,j)の中心時刻を帰宅時刻T3(j)と推定する。
次に、消費電力量U(i,j)が推定した帰宅時刻T3(j)以降最初に極大値となる値をUPU(i4,j)として、その時間帯をT(i4,j)とする。時間帯T(i4,j)以降、最初に、消費電力量U(i,j)の極大値UPU(i4,j)からの減少量ΔU(i,j)(=UPU(i4,j)−U(i,j))が所定の閾値Uth4以上となった場合、その時間帯T(i,j)の中心時刻を就寝時刻T4(j)と推定する。
そして、平日(または出勤日)D(j)の各時刻T1(j)、T2(j)、T3(j)、T4(j)から、各時刻の平均値T1A、T2A、T3A、T4A、各時刻の中央値T1C、T2C、T3C、T4C、及び、各時刻の標準偏差σT1、σT2、σT3、σT4を計算する。そして、以上の計算を、特定会員毎に実行して、生活行動データとして、会員情報データベース11に格納する。
ここで、上記各閾値Uth1、Uth2、Uth3、Uth4は、一例として、D(j)毎に、極小値UPL(i,j)及び極大値UPU(i,j)の選別に使用した閾値、UMI(j)+k1×ΔUM(j)、及び、UMI(j)+k2×ΔUM(j)を基準に、複数の特定会員間で同じ要領で設定されているものとする。但し、或る特定会員において、算出した平均値T1A、T2A、T3A、T4A、及び、中央値T1C、T2C、T3C、T4Cの少なくとも一方が、当該特定会員が申告した起床時刻T1、外出時刻T2、帰宅時刻T3、及び、就寝時刻T4のそれぞれ位置する単位時間(30分)の時間帯内から一定時間以上外れる場合は、該当する閾値Uth1、Uth2、Uth3、Uth4を必要に応じて個別に調整するものとする。
次に、平日(または出勤日)D(j)の起床時刻T1(j)、外出時刻T2(j)、帰宅時刻T3(j)、及び、就寝時刻T4(j)の推定手順の他の一例(第2推定手順)について説明する。
第2推定手順では、先ず、各日D(j)の単位時間毎の消費電力量U(i,j)の単位時間毎の増減量ΔU(i,j)(=U(i+1,j)−U(i,j))を算出し、消費電力量U(i,j)が所定の閾値Uth5以上で、増減量ΔU(i,j)が極大値(正値)となる時間帯TQU(i,j)と、消費電力量U(i,j)が所定の閾値Uth6以下で、増減量ΔU(i,j)が極小値(負値)となる時間帯TQL(i,j)を算出する。尚、i=48の場合、i+1=49となるが、翌日(j+1)のi=1のデータを使用することとする。
午前0時以降最初の時間帯TQU(i,j)の中心時刻より所定時間Tth1前の時刻が存在する時間帯T(i,j)の開始時刻または中心時刻を起床時刻T1(j)と推定する。尚、所定時間Tth1が、単位時間(例えば、30分)の2分の1以下の場合は、時間帯TQU(i,j)の開始時刻または中心時刻が起床時刻T1(j)と推定される。尚、開始時刻と中心時刻の何れを採用するかは、当該時間帯T(i,j)における増減量ΔU(i,j)(正値)の大きさに基づいて決定してもよい。
次に、消費電力量U(i,j)が推定した起床時刻T1(j)以降最初の時間帯TQL(i,j)の中心時刻より所定時間Tth2後の時刻が存在する時間帯T(i,j)の終了時刻または中心時刻を外出時刻T2(j)と推定する。尚、所定時間Tth2が、単位時間(例えば、30分)の2分の1以下の場合は、時間帯TQL(i,j)の終了時刻または中心時刻が外出時刻T2(j)と推定される。尚、終了時刻と中心時刻の何れを採用するかは、当該T(i,j)における増減量ΔU(i,j)(負値)の大きさに基づいて決定してもよい。
次に、消費電力量U(i,j)が推定した外出時刻T2(j)以降最初の時間帯TQU(i,j)の中心時刻より所定時間Tth3前の時刻が存在する時間帯T(i,j)の開始時刻または中心時刻を帰宅時刻T3(j)と推定する。尚、所定時間Tth3が、単位時間(例えば、30分)の2分の1以下の場合は、時間帯TQU(i,j)の開始時刻または中心時刻が帰宅時刻T3(j)と推定される。尚、開始時刻と中心時刻の何れを採用するかは、当該時間帯T(i,j)における増減量ΔU(i,j)(正値)の大きさに基づいて決定してもよい。
次に、消費電力量U(i,j)が推定した帰宅時刻T3(j)以降最初の時間帯TQL(i,j)の中心時刻より所定時間Tth4後の時刻が存在する時間帯T(i,j)の終了時刻または中心時刻を就寝時刻T4(j)と推定する。尚、所定時間Tth4が、単位時間(例えば、30分)の2分の1以下の場合は、時間帯TQL(i,j)の終了時刻または中心時刻が就寝時刻T4(j)と推定される。尚、終了時刻と中心時刻の何れを採用するかは、当該T(i,j)における増減量ΔU(i,j)(負値)の大きさに基づいて決定してもよい。
そして、平日(または出勤日)D(j)の各時刻T1(j)、T2(j)、T3(j)、T4(j)から、各時刻の平均値T1A、T2A、T3A、T4A、各時刻の中央値T1C、T2C、T3C、T4C、及び、各時刻の標準偏差σT1、σT2、σT3、σT4を計算する。そして、以上の計算を、特定会員毎に実行して、生活行動データとして、会員情報データベース11に格納する。
ここで、上記各閾値Tth1、Tth2、Tth3、Tth4は、一例として、複数の特定会員間で同じ値に設定されているものとする。但し、或る特定会員において、算出した平均値T1A、T2A、T3A、T4A、及び、中央値T1C、T2C、T3C、T4Cの少なくとも一方が、当該特定会員が申告した起床時刻T1、外出時刻T2、帰宅時刻T3、及び、就寝時刻T4のそれぞれ位置する単位時間(30分)の時間帯内から一定時間以上外れる場合は、該当する閾値Tth1、Tth2、Tth3、Tth4を必要に応じて個別に調整するものとする。
以上、平日(または出勤日)D(j)の起床時刻T1(j)、外出時刻T2(j)、帰宅時刻T3(j)、及び、就寝時刻T4(j)の推定手順の2つの例を説明したが、該推定手順は、上記した2例に限定されるものではない。そもそも、当該推定に使用する消費電力量データが、単位時間(例えば、30分)毎にサンプリングされたデータであるため、推定された各時刻には、単位時間程度またはそれ以上の誤差が含まれている。
本システムにおいて、特定会員の上記各時刻を推定する目的は、特定会員の生活パターンの概要を把握するものであって、正確な日々の上記各時刻を推定することではない。従って、特定会員の生活パターンの概要を大まかに把握できる限りにおいて、各時刻の推定誤差として、単位時間の1〜2倍程度は許容されるものとする。従って、各時刻の推定誤差が或る程度許容される限度において、上記2例以外に種々の推定手順を採用し得る。
尚、上記2例の推定手順は、何れも、起床及び帰宅後に消費電力量が増加し、外出及び就寝の前後において消費電力量が低下するという前提に基づいており、当該前提が当てはまらない特定会員に対しては、上記各時刻T1(j)、T2(j)、T3(j)、T4(j)の推定、及び、各時刻の平均値T1A、T2A、T3A、T4A、各時刻の中央値T1C、T2C、T3C、T4C、及び、各時刻の標準偏差σT1、σT2、σT3、σT4の算出は困難であるため、推定及び算出した結果が明らかに間違っていると判定される場合は、敢えてこれらの推定及び算出結果を生活行動データとせず、推定及び算出が困難である旨を、生活行動データとして、会員情報データベース11に格納してもよい。
更に、上述したように、特定会員が、そのプロフィールから企業等に就職している上記勤め人でないと判断される場合も、平日における生活行動指標の指標データの推定及び算出が困難である旨を、上述の推定及び算出が困難である旨と区別して、生活行動データとして、会員情報データベース11に格納してもよい。
第1一致度算出部14は、複数の特定会員の内の処理対象の第1会員の生活行動データと、第1会員以外の特定会員である第2会員の生活行動データを、会員情報データベース11から読み出して、生活行動データの1または複数の生活行動指標の所定日数内における各指標値の分布の第1会員と第2会員との間の一致の度合いを示す第1一致度を各別に算出して、会員情報データベース11に格納するように構成されている。
次に、一例として、各特定会員の生活行動データの1または複数の生活行動指標が、平日(または出勤日)の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、及び、就寝時刻として、その各指標値が、生活行動データ導出部13が推定した起床時刻T1(j)、外出時刻T2(j)、帰宅時刻T3(j)、及び、就寝時刻T4(j)とした場合について、第1一致度算出部14による各生活行動指標(起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、就寝時刻)の第1一致度の算出手順について説明する。第1一致度の算出手順は、起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、就寝時刻の間で同じであるので、起床時刻の第1一致度の算出手順について説明する。
先ず、複数の特定会員の中から、第1会員と第2会員を決定し、会員情報データベース11から、第1会員と第2会員の生活行動データを読み出す。そして、第2会員の起床時刻T1(j)の中から、平均値T1Aを挟む所定の範囲内(一例として、T1A±σT1とする)にある起床時刻T1(j)を選別する。例えば、m1個が選別されたとする。そして、当該m個の第2会員の起床時刻T1(j)の中から、第1会員の平均値T1Aを挟む所定の範囲内(一例として、T1A±σT1とする)にある起床時刻T1(j)を選別する。例えば、m2個が選別されたとする。そして、m2/m1×100(%)を、第1会員に対する第2会員の起床時刻の第1一致度とし、会員情報データベース11に格納する。外出時刻、帰宅時刻、及び、就寝時刻についても同様に、第1会員に対する第2会員の第1一致度を算出し、会員情報データベース11に格納する。
尚、上述の算出手順において、第2会員の平均値T1Aを挟む所定の範囲として、全ての起床時刻T1(j)としてもよい。更に、第1会員の平均値T1Aを挟む所定の範囲として、T1A±σT1を内包する連続する1または複数の単位時間(例えば、30分)の時間帯としてもよく、更には、T1A±ΔT1を内包する連続する1または複数の単位時間(例えば、30分)の時間帯としてもよい。ここで、ΔT1は、15分〜60分程度とする。
また、上述の算出手順において、第1会員の標準偏差σT1が極端に小さいと、第1一致度が小さく評価されてしまう可能性があるため、第1会員の標準偏差σT1が15分未満の場合には、第1会員の平均値T1Aを挟む所定の範囲を、T1A±ΔT1としてもよい。
以上、第1一致度の算出手順の一例を説明したが、該算出手順は、上記した一例に限定されるものではない。例えば、第1会員の平均値T1Aを挟む所定の範囲と第2会員の平均値T1Aを挟む所定の範囲を重ね合わせた全範囲(両範囲の論理和)の時間長さ(tOR)に対する、第1会員の平均値T1Aを挟む所定の範囲と第2会員の平均値T1Aを挟む所定の範囲が重畳する範囲(両範囲の論理積)の時間長さ(tAND)の割合(=tAND/tOR×100(%))としてもよい。尚、本算出手順では、第1会員と第2会員の平均値T1Aが互いに接近している場合に、第1一致度が高くなることを想定しているが、第1会員と第2会員の平均値T1Aを挟む所定の範囲として、T1A±σT1を想定した場合に、第1会員と第2会員の何れかの標準偏差σT1が極端に小さいと、第1一致度が小さく評価されてしまうため、本算出手順では、第1会員と第2会員の何れかの標準偏差σT1が15分未満の場合には、第1会員と第2会員の何れかの平均値T1Aを挟む所定の範囲をT1A±ΔT1としてもよい。
データ出力部15は、会員からの他の会員のプロフィールの閲覧要求を、閲覧要求を行った閲覧要求会員のコンピュータ端末30からデータ通信ネットワーク20を介して受信し、受信した閲覧要求に応じて所定のデータ形式で作成した他の会員のプロフィールを含む出力データを、閲覧要求会員のコンピュータ端末30に、データ通信ネットワーク21を介して出力するように構成されている。尚、コンピュータ端末30は、所定のデータ形式で閲覧要求及び出力データを、データ通信ネットワーク20を介して送受信できる通信機能を有していれば、特定のコンピュータ端末に限定されるものではなく、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末、スマートフォン等の種々の形態が想定される。
本システム1は、WEBサーバシステムとして構成されており、閲覧要求会員が、夫々のコンピュータ端末30からデータ通信ネットワーク20であるインターネットを介して、所定のURL(uniform resource locator)を指定してアクセス可能に構成されており、データ出力部15は、当該アクセスに対して、他の会員のプロフィールを含む出力データを所定のWEB表示画面データとして、アクセスした閲覧要求会員のコンピュータ端末30に向けて送信し、当該コンピュータ端末30にインストールされているWEBデータ表示用のブラウザソフトウェア(例えば、汎用のWEBブラウザソフトウェア)によって、当該コンピュータ端末30の表示画面上に上記出力データのWEB表示画面が表示される。データ出力部15が行う具体的なデータ処理内容については、後述する。従って、閲覧要求会員のコンピュータ端末30は、WEBデータ表示用のブラウザソフトウェアを搭載し、インターネットに接続可能な環境下であれば、何処でも使用可能であるので、必ずしも閲覧要求会員が自宅で所有するコンピュータ端末に限定されるものではなく、例えば、職場で使用しているコンピュータ端末であってもよく、コンピュータ端末30の所有者及び使用場所は限定されない。
エネルギ消費基礎データ入力装置12、生活行動データ導出部13、第1一致度算出部14、及び、データ出力部15は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置、半導体メモリ等の記憶装置、及び、通信装置、等を備えた一般的なコンピュータシステム上に構成される。具体的には、エネルギ消費基礎データ入力装置12、生活行動データ導出部13、第1一致度算出部14、及び、データ出力部15がそれぞれ実行する処理は、それぞれの具体的な処理内容を記述したコンピュータプログラムのプログラムコードが、上記記憶装置の記憶領域内に格納され、上記演算処理装置が当該プログラムを実行することで、実行される。
本実施形態では、データ通信ネットワーク20としてインターネットを想定し、エネルギ消費基礎データ入力装置12とデータ出力部15によって使用される上記通信装置は、インターネット20を介して、HEMS機器22、スマートメータ管理サーバ23、コンピュータ端末30等と、所定の通信プロトコルでデータ送受信が可能な通信装置(ハードウェア及びソフトウェア)である。
[データ出力部のデータ処理例]
次に、データ出力部15が行う具体的なデータ処理内容の一例について、図2を参照して説明する。尚、以下の説明では、各特定会員のエネルギ消費基礎データは、閲覧要求会員が本システム1にアクセスする時点において、所定日数分の所定の単位時間毎のエネルギ消費量である1ヶ月分(前月分または前日までの1ヶ月分)の日次(1日単位)の30分毎の消費電力量の消費電力量データが、エネルギ消費基礎データ入力装置12によって、予め、会員情報データベース11に格納されているものとする。
先ず、閲覧要求会員が、コンピュータ端末30から、データ通信ネットワーク20を介して、本システム1にアクセスし、所定の本人認証手続きを経て、他の会員のプロフィールの閲覧要求を行うWEBページにアクセスし、閲覧したい会員に対する条件(入力情報)を、コンピュータ端末30の表示画面上に表示された当該WEBページから入力して、本システム1に送信する(ステップ#20)。閲覧したい会員に対する条件として、例えば、他の会員のプロフィールの中の性別(閲覧要求会員とは反対の性別)、及び、年齢、国籍、年収、学歴、身長等に対する希望条件である。
本システム1が閲覧要求会員からの閲覧要求と上記入力情報を受け付けると、データ出力部15が、当該入力情報に基づいて閲覧要求会員の他の会員のプロフィールに対する希望条件の合致した会員を、会員情報データベース11に格納されている他の各会員のプロフィールを検索して、複数の他の会員の中から被選択会員として選択する(ステップ#10)。ここで、希望条件によって、1または複数の被選択会員が選択される場合(ステップ#11のYES分岐)と、一人の被選択会員も選択されない場合(ステップ#11のNO分岐)があり得る。被選択会員が選択されなかった場合(ステップ#11のNO分岐)は、その旨を伝える出力データを作成する(ステップ#12)。
一方、1以上の被選択会員が選択された場合(ステップ#11のYES分岐)、データ出力部15が、閲覧要求会員が特定会員であって、且つ、ステップ#10で選択した被選択会員の中に特定会員が含まれているかを判定する(ステップ#13)。
閲覧要求会員が特定会員であって、且つ、被選択会員の中に特定会員が含まれている場合(ステップ#13のYES分岐、全ての会員が特定会員のみで構成されている場合を含む)、データ出力部15は、閲覧要求会員を第1会員とし、当該特定会員を第2会員とし、第1会員と第2会員の生活行動データを会員情報データベース11から読み出すとともに、第1会員と第2会員の間の第1一致度が第1一致度算出部14によって算出済みの場合には、当該第1一致度を会員情報データベース11から読み出し、未算出の場合は、第1一致度算出部14に当該第1一致度を算出させる(ステップ#14)。尚、第1一致度算出部14による第1一致度の算出手順は上述した通りである。
引き続き、データ出力部15は、ステップ#10で会員情報データベース11から読み出した全ての被選択会員のプロフィールと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した被選択会員の内の全ての特定会員の生活行動データと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した、或いは、第1一致度算出部14に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第1一致度を、被選択会員別に纏めて、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上のWEB画面において所定の表示形式で出力可能な出力データをWEB表示画面データとして作成する(ステップ#15)。
尚、出力データに含まれる生活行動データ導出部13が算出したD(j)の起床時刻T1(j)、外出時刻T2(j)、帰宅時刻T3(j)、及び、就寝時刻T4(j)の標準偏差σT1、σT2、σT3、σT4は、当該標準偏差をそのまま出力データとするのではなく、各時刻T1(j)、T2(j)、T3(j)、T4(j)の所定日数(例えば、1ヶ月)内でのバラツキの程度を示す評価値(例えば、5段階または3段階評価値)に換算して、当該評価値を出力データに含めてもよい。
尚、本実施形態では、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した閲覧要求会員の生活行動データも、上記出力データに含める。
閲覧要求会員が特定会員でないか、被選択会員の中に特定会員が含まれていないか、少なくとも何れかの場合(ステップ#13のNO分岐)、データ出力部15は、上記ステップ#14及びステップ#15には移行せず、ステップ#10で会員情報データベース11から読み出した全ての被選択会員のプロフィールを、被選択会員別に纏めて、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上のWEB画面において所定の表示形式で出力可能な出力データをWEB表示画面データとして作成する(ステップ#16)。尚、全ての会員が特定会員のみで構成されている場合は、ステップ#13及びステップ#16は不要である。
データ出力部15は、上記ステップ#12、#15またはステップ#16で作成された出力データを、データ通信ネットワーク20を介して、コンピュータ端末30に送信する(ステップ#17)。
閲覧要求会員のコンピュータ端末30において、出力データを受信すると、表示画面上に当該出力データのWEB表示画面が表示される(ステップ#21)。閲覧要求会員は、当該WEB表示画面上において、被選択会員別に纏めて表示される各被選択会員のプロフィールを確認できるとともに、閲覧要求会員が特定会員であって、被選択会員の中に少なくとも1人の特定会員が含まれている場合は、閲覧要求会員本人及び各特定会員の生活行動データを比較して確認でき、更に、閲覧要求会員本人と各特定会員の間の第1一致度も確認できる。
上記したデータ処理内容では、閲覧要求会員の生活行動データが、出力データに含まれているので、閲覧要求会員本人は、自身の生活行動データを、当該WEB表示画面上で確認することができ、自身の生活パターンを見直す機会とすることができる。尚、閲覧要求会員において自身の生活行動データの確認が不要な場合等では、自身の生活行動データは、必ずしも出力データに含めなくてもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態は、第1実施形態のシステム1に対する変形例である。図3に示すように、本システム2は、会員情報データベース11、エネルギ消費基礎データ入力装置12、生活行動データ導出部13、及び、データ出力部15を備えて構成されている。
第1実施形態との相違点は、本システム2が第1一致度算出部14を備えていない点である。その結果、会員情報データベース11には、第1一致度算出部14が算出する第1一致度は格納されていない。更に、データ出力部15のデータ処理内容において、ステップ#14(第1会員と第2会員の間の第1一致度を会員情報データベース11から読み出すか、または、第1一致度算出部14に算出させる処理)、及び、ステップ#15の処理の内の閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第1一致度を出力データに含める処理は不要となる。これらの相違点以外は、第2実施形態は、第1実施形態と共通しているので、重複する説明は割愛する。
第1実施形態において第1一致度算出部14が算出する第1一致度は、特定会員の数が大きいと、女性の全ての特定会員と男性の全ての特定会員の間の全ての組み合わせに対して第1一致度を算出すると、膨大な数となる。従って、特定会員のグレード分けして、上級グレードの特定会員に対してのみ、第1実施形態を採用し、普通グレードの特定会員に対しては、第2実施形態を採用するようにしてもよい。
上述のように、特定会員のグレードによって、第1実施形態と第2実施形態を使い分ける場合は、基本的に、第1実施形態の図1に示すシステム構成例が必要となり、データ出力部15のデータ処理内容において、図2に示すステップ#14における第1会員と第2会員の間の第1一致度を会員情報データベース11から読み出すか、または、第1一致度算出部14に算出させる処理の前に、特定会員のグレードを確認する処理を設けることになる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、第1実施形態のシステム1に対する変形例である。図4に示すように、本システム3は、会員情報データベース11、エネルギ消費基礎データ入力装置12、生活行動データ導出部13、第1一致度算出部14、データ出力部15、及び、第1適合会員選択部16を備えて構成されている。
第1適合会員選択部16は、第1一致度算出部14が算出した第1会員と第2会員の間の第1一致度と第1会員からの入力情報に基づいて、第1会員と第2会員の間の第1適合度を算出し、第1会員に対する第1適合度が所定の条件を満たす第2会員を第1高適合会員として選択し、第1高適合会員を第1適合度とともに第1会員と関連付けて会員情報データベース11に格納するように構成されている。尚、第1適合会員選択部16は、第1会員に対する第1適合度が所定の条件を満たしていない第2会員については、第1非適合会員として、当該第1非適合会員を第1適合度とともに第1会員と関連付けて会員情報データベース11に格納するように構成されている。
次に、第1適合度の算出方法の一例について説明する。第1適合会員選択部16は、指標データに示される生活行動指標が1つの場合、当該1つの生活行動指標の第1一致度を第1適合度とし、指標データに示される生活行動指標が2以上の場合、当該2以上の生活行動指標の第1一致度の単純平均値または第1会員からの入力情報に基づいて設定される重み係数による加重平均値を算出して第1適合度とする。具体的には、本実施形態では、生活行動指標が、平日の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、及び、就寝時刻の4つであるので、これら4つの生活行動指標の第1一致度の単純平均値または加重平均値を算出して第1適合度とする。
ここで、加重平均値の各重み係数は、下記の図5のステップ#20において、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上に表示された当該WEBページから入力された入力情報に基づいて設定される。例えば、当該WEBページ上で、閲覧要求会員に対して起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、及び、就寝時刻の関心度を5段階評価で入力させ、当該5段階評価の入力値に基づいて、予め割り当てられた重み係数を採用する。尚、当該5段階評価の入力値は、事前に登録しておいてもよい。また、斯かる入力値が事前に登録されていない場合、或いは、単純平均が選択されている場合は、尚、重み係数は全て1に設定される。第1適合度を判定する上記所定の条件としては、一例として、50%〜80%の閾値以上を想定する。当該条件は、第1高適合会員の選択率に応じて調整すればよい。
第1実施形態との相違点は、本システム3が第1適合会員選択部16を備えている点である。その結果、会員情報データベース11には、第1適合会員選択部16が算出及び選択した第1適合度と第1高適合会員が第1会員と関連付けて格納されている点で、第1実施形態と相違する。更に、データ出力部15のデータ処理内容において、第1適合度と第1高適合会員に関連する処理が、後述するように追加されている点で、第1実施形態と相違する。これらの相違点以外は、第3実施形態は、第1実施形態と共通しているので、重複する説明は割愛する。
次に、第3実施形態において、データ出力部15が行う具体的なデータ処理内容の一例について、図5を参照して説明する。第3実施形態では、第1実施形態で説明した図2に示すデータ出力部15が行うデータ処理内容(ステップ#10〜#17)とコンピュータ端末30が行うデータ処理内容(ステップ#20〜#21)は全て含まれており、第1適合度と第1高適合会員に関連する処理(ステップ#14A)が、ステップ#14とステップ#15の間に追加されており、ステップ#15の出力データの作成処理において、ステップ#14Aの処理結果に関連する処理が追加されている。上記のステップ#14A及びステップ#15以外は、第1実施形態で説明した内容と重複するため説明を割愛し、ステップ#14A及びステップ#15の処理内容についてのみ、以下において説明を行う。
データ出力部15は、ステップ#14に引き続き、被選択会員に含まれている各特定会員が、第1高適合会員と第1非適合会員の何れであるか、または、第1高適合会員と第1非適合会員の何れとも判定されていないのかを、会員情報データベース11を検索して確認し、被選択会員に含まれている特定会員の中に、第1適合会員選択部16によって第1高適合会員と第1非適合会員の何れとも判定されていない特定会員が含まれている場合には、第1適合会員選択部16に対して、閲覧要求会員である第1会員と当該特定会員である第2会員との間の第1適合度を算出し、第1高適合会員と第1非適合会員の何れであるかを判定させ、第1高適合会員または第1非適合会員を第1適合度とともに第1会員と関連付けて会員情報データベース11に格納させる(ステップ#14A)。
データ出力部15は、ステップ#14Aに引き続き、ステップ#10で会員情報データベース11から読み出した全ての被選択会員のプロフィールと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した被選択会員の内の全ての特定会員の生活行動データと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した、或いは、第1一致度算出部14に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第1一致度と、ステップ#14Aで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第1適合会員選択部16に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各第1高適合会員の間の第1適合度を、被選択会員別に纏めて、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上のWEB画面において所定の表示形式で出力可能な出力データをWEB表示画面データとして作成する(ステップ#15)。
尚、上記ステップ#15において、ステップ#14Aで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第1適合会員選択部16に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各第1非適合会員の間の第1適合度を、出力データに含めても構わない。更に、上記ステップ#15において、被選択会員の中から第1高適合会員のみを選別して、選別された第1高適合会員のプロフィールと第1一致度と第1適合度だけを、出力データに含めるようにしてもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態は、第1乃至第3実施形態の各システム1〜3に対する変形例である。以下の説明では、第1実施形態のシステム1に対する変形例として説明するが、第2または第3実施形態のシステム2または3に対する変形例の場合は、上述の第2または第3実施形態の説明が、下記の第4実施形態の説明に対しても妥当する。
図6に示すように、本システム4は、会員情報データベース11、エネルギ消費基礎データ入力装置12、生活行動データ導出部13、第1一致度算出部14、データ出力部15、及び、第2一致度算出部17を備えて構成されている。
第2一致度算出部17は、第1会員と第2会員の各エネルギ消費基礎データを、会員情報データベース11から読み出して、第1会員と第2会員の所定日数分(例えば、前月分または前日より前の1ヶ月分)、当該所定日数内の平日、及び、当該所定日数内の休日の内の少なくとも何れか1つの単位時間(本実施形態では、30分)毎のエネルギ消費量(本実施形態では、消費電力量データ)に対して、単位時間毎に所定の代表値(例えば、平均値または中央値)を算出して1日分の時系列データとし、第1会員と第2会員の間で、代表値が所定の閾値以上で極大値となる1または複数の第1ピーク時刻、及び、代表値が所定の閾値以下で極小値となる1または複数の第2ピーク時刻のそれぞれが、所定の時間範囲内で一致する割合で示される第2一致度を算出して、会員情報データベース11に格納するように構成されている。
次に、第2一致度の算出方法の一例について説明する。本実施形態では、第2一致度算出部17は、具体的には、前月分または前日より前の1ヶ月分の内の平日の消費電力量データに対して、1日分の時系列データを作成する。また、第1ピーク時刻を抽出するための閾値として、例えば、1日分の各代表値の最小値と最大値の差の20%〜60%の値と当該最小値の和とし、第2ピーク時刻を抽出するための閾値として、例えば、1日分の各代表値の最小値と最大値の差の40%〜80%の値と当該最小値の和とする。また、第1ピーク時刻と第2ピーク時刻を、単位時間(30分)毎の時間帯T(i)の中間時刻Tc(i)で表し、一例として、第1会員と第2会員の第1ピーク時刻同士が、同じ時間帯T(i)または隣接する2つの時間帯T(i)とT(i+1)内にある場合に、当該第1ピーク時刻同士は一致していると判定する。第2ピーク時刻についても同様に判定する。そして、一致した第1ピーク時刻と第2ピーク時刻の数を、第1会員において抽出された第1ピーク時刻と第2ピーク時刻の総数で除した割合を、第1会員に対する第2会員の第2一致度として算出する。尚、第1会員と第2会員の第1ピーク時刻同士が、同じ時間帯T(i)内にある場合に、当該第1ピーク時刻同士は一致していると判定基準を厳しくしてもよい。この場合、第2ピーク時刻についても同様に判定基準を厳しくする。
第1実施形態との相違点は、本システム4が第2一致度算出部17を備えている点である。その結果、会員情報データベース11には、第2一致度算出部17が算出した第2一致度が格納されている点で、第1実施形態と相違する。更に、データ出力部15のデータ処理内容において、第2一致度に関連する処理が、後述するように追加されている点で、第1実施形態と相違する。これらの相違点以外は、第4実施形態は、第1実施形態と共通しているので、重複する説明は割愛する。
次に、第4実施形態において、データ出力部15が行う具体的なデータ処理内容の一例について、図7を参照して説明する。第4実施形態では、第1実施形態で説明した図2に示すデータ出力部15が行うデータ処理内容(ステップ#10〜#17)とコンピュータ端末30が行うデータ処理内容(ステップ#20〜#21)は全て含まれており、第2一致度に関連する処理(ステップ#14B)が、ステップ#14とステップ#15の間に追加されており、ステップ#15の出力データの作成処理において、ステップ#14Bの処理結果に関連する処理が追加されている。上記のステップ#14B及びステップ#15以外は、第1実施形態で説明した内容と重複するため説明を割愛し、ステップ#14B及びステップ#15の処理内容についてのみ、以下において説明を行う。
データ出力部15は、ステップ#14に引き続き、閲覧要求会員を第1会員とし、被選択会員に含まれている各特定会員を第2会員とする第2一致度を、会員情報データベース11から読み出すか、会員情報データベース11に格納されていない場合は、第2一致度算出部17に算出させ、会員情報データベース11に格納させる(ステップ#14B)。
データ出力部15は、ステップ#14Bに引き続き、ステップ#10で会員情報データベース11から読み出した全ての被選択会員のプロフィールと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した被選択会員の内の全ての特定会員の生活行動データと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した、或いは、第1一致度算出部14に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第1一致度と、ステップ#14Bで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2一致度算出部17に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第2一致度を、被選択会員別に纏めて、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上のWEB画面において所定の表示形式で出力可能な出力データをWEB表示画面データとして作成する(ステップ#15)。
第4実施形態のステップ#21では、閲覧要求会員は、WEB表示画面上において、被選択会員の中に少なくとも1人の特定会員が含まれている場合は、閲覧要求会員本人と各特定会員の間の第1一致度と第2一致度の両方を確認できる。ここで、第1一致度は、平日D(j)の起床時刻T1(j)、外出時刻T2(j)、帰宅時刻T3(j)、及び、就寝時刻T4(j)に基づいて算出されているので、第2一致度を、上述の具体例とは異なり、平日ではなく、所定日数分(例えば、前月分または前日より前の1ヶ月分)全ての消費電力量データ、または、所定日数内の休日の消費電力量データに対して、1日分の時系列データを作成して、当該時系列データに基づいて算出するのも好ましい。つまり、閲覧要求会員は、第1一致度に基づいて、被選択会員内の特定会員との生活パターンの平日における適合度合いを把握でき、第2一致度に基づいて、被選択会員内の特定会員との生活パターンの所定日数全体または休日における適合度合いを把握できる。
[第5実施形態]
第5実施形態は、第4実施形態のシステム4に対する変形例である。図8に示すように、本システム5は、会員情報データベース11、エネルギ消費基礎データ入力装置12、生活行動データ導出部13、第1一致度算出部14、データ出力部15、第2一致度算出部17、及び、第2適合会員選択部18を備えて構成されている。
第2適合会員選択部18は、第2一致度算出部17が算出した第1会員に対する第2会員の第2一致度を会員情報データベース11から読み出し、第2一致度が所定の条件を満たす第2会員を第2高適合会員として選択し、当該第2高適合会員を第2一致度とともに第1会員と関連付けて会員情報データベース11に格納するように構成されている。尚、第2適合会員選択部18は、第1会員に対する第2一致度が所定の条件を満たしていない第2会員については、第2非適合会員として、当該第2非適合会員を第2一致度とともに第1会員と関連付けて会員情報データベース11に格納するように構成されている。
尚、第2一致度を判定する上記所定の条件は、第2一致度算出部17が算出する第2一致度の個数によって異なる。第4実施形態で説明した具体例では、第2一致度は、前月分または前日より前の1ヶ月分の内の平日の消費電力量データに対して算出された1つだけであるので、当該第2一致度が、一例として、所定の閾値(例えば、50%〜80%)以上である場合に、第2会員を第2高適合会員として選択することになる。しかし、算出された第2一致度が2または3の場合は、これら複数の第2一致度の単純平均値または加重平均値が、例えば、所定の閾値(例えば、50%〜80%)以上である場合に、第2会員を第2高適合会員として選択することになる。当該条件の詳細は、第2高適合会員の選択率に応じて調整すればよい。
第4実施形態との相違点は、本システム5が第2適合会員選択部18を備えている点である。その結果、会員情報データベース11には、第2適合会員選択部18が選択した第2高適合会員が第2一致度とともに第1会員と関連付けて格納されている点で、第4実施形態と相違する。更に、データ出力部15のデータ処理内容において、第2高適合会員に関連する処理が、後述するように追加されている点で、第4実施形態と相違する。これらの相違点以外は、第5実施形態は、第4実施形態と共通しているので、重複する説明は割愛する。
次に、第5実施形態において、データ出力部15が行う具体的なデータ処理内容の一例について、図9を参照して説明する。第5実施形態では、第4実施形態で説明した図7に示すデータ出力部15が行うデータ処理内容(ステップ#10〜#14、#14B、#15〜#17)とコンピュータ端末30が行うデータ処理内容(ステップ#20〜#21)は全て含まれており、第2高適合会員に関連する処理(ステップ#14C)が、ステップ#14Bとステップ#15の間に追加されており、ステップ#15の出力データの作成処理において、ステップ#14Cの処理結果に関連する処理が追加されている。上記のステップ#14C及びステップ#15以外は、第1実施形態及び第4実施形態で説明した内容と重複するため説明を割愛し、ステップ#14C及びステップ#15の処理内容についてのみ、以下において説明を行う。
データ出力部15は、ステップ#14Bに引き続き、被選択会員に含まれている各特定会員が、第2高適合会員と第2非適合会員の何れであるか、または、第2高適合会員と第2非適合会員の何れとも判定されていないのかを、会員情報データベース11を検索して確認し、被選択会員に含まれている特定会員の中に、第2適合会員選択部18によって第2高適合会員と第2非適合会員の何れとも判定されていない特定会員が含まれている場合には、第2適合会員選択部18に対して、閲覧要求会員である第1会員に対して当該特定会員である第2会員が、第2高適合会員と第2非適合会員の何れであるかを判定させ、第2高適合会員または第2非適合会員を第2一致度とともに第1会員と関連付けて会員情報データベース11に格納させる(ステップ#14C)。
データ出力部15は、ステップ#14Cに引き続き、ステップ#10で会員情報データベース11から読み出した全ての被選択会員のプロフィールと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した被選択会員の内の全ての特定会員の生活行動データと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した、或いは、第1一致度算出部14に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第1一致度と、ステップ#14Bで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2一致度算出部17に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第2一致度と、閲覧要求会員と被選択会員の内のステップ#14Cで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2適合会員選択部18に選択させた各第2高適合会員との間の第2一致度を、被選択会員別に纏めて、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上のWEB画面において所定の表示形式で出力可能な出力データをWEB表示画面データとして作成する(ステップ#15)。
尚、上記ステップ#15において、閲覧要求会員と被選択会員の内のステップ#14Cで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2適合会員選択部18に選択させた各第2非適合会員との間の第2一致度を、出力データに含めても構わない。更に、上記ステップ#15において、被選択会員の中から第2高適合会員のみを選別して、選別された第2高適合会員のプロフィールと第1一致度と第2一致度だけを、出力データに含めるようにしてもよい。
[第6実施形態]
第6実施形態は、第1実施形態をベースとした第4実施形態のシステム4に対する変形例である。図10に示すように、本システム6は、会員情報データベース11、エネルギ消費基礎データ入力装置12、生活行動データ導出部13、第1一致度算出部14、データ出力部15、第2一致度算出部17、及び、第3適合会員選択部19を備えて構成されている。
第3適合会員選択部19は、第1一致度算出部14が算出した第1会員と第2会員の間の第1一致度と、第2一致度算出部17が算出した第1会員に対する第2会員の第2一致度と、第1会員からの入力情報に基づいて、第1会員と第2会員の間の第2適合度を算出し、第1会員に対する第2適合度が所定の条件を満たす第2会員を第3高適合会員として選択し、第3高適合会員を第2適合度とともに第1会員と関連付けて会員情報データベース11に格納するように構成されている。尚、第3適合会員選択部19は、第1会員に対する第2適合度が所定の条件を満たしていない第2会員については、第3非適合会員として、当該第3非適合会員を第2適合度とともに第1会員と関連付けて会員情報データベース11に格納するように構成されている。
次に、第2適合度の算出方法の一例について説明する。第3適合会員選択部19は、1以上の生活行動指標の第1一致度と1以上の第2一致度の単純平均値または第1会員からの入力情報に基づいて設定される重み係数による加重平均値を算出して第2適合度とする。具体的には、本実施形態では、生活行動指標が、平日の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、及び、就寝時刻の4つであるので、これら4つの生活行動指標の第1一致度と、前月分または前日より前の1ヶ月分の内の平日の消費電力量データに対して算出された1つの第2一致度の単純平均値または加重平均値を算出して第2適合度とする。
ここで、加重平均値の各重み係数は、下記の図11のステップ#20において、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上に表示された当該WEBページから入力された入力情報に基づいて設定される。加重平均値の各重み係数の入力の具体例については、第3実施形態で説明した第1適合度に対する内容が、必要な修正を加えて妥当するので、重複する説明は割愛する。
第4実施形態との相違点は、本システム6が第3適合会員選択部19を備えている点である。その結果、会員情報データベース11には、第3適合会員選択部19が選択した第3高適合会員が第2適合度とともに第1会員と関連付けて格納されている点で、第4実施形態と相違する。更に、データ出力部15のデータ処理内容において、第3高適合会員に関連する処理が、後述するように追加されている点で、第4実施形態と相違する。これらの相違点以外は、第6実施形態は、第4実施形態と共通しているので、重複する説明は割愛する。
次に、第6実施形態において、データ出力部15が行う具体的なデータ処理内容の一例について、図11を参照して説明する。第6実施形態では、第4実施形態で説明した図7に示すデータ出力部15が行うデータ処理内容(ステップ#10〜#14、#14B、#15〜#17)とコンピュータ端末30が行うデータ処理内容(ステップ#20〜#21)は全て含まれており、第3高適合会員に関連する処理(ステップ#14D)が、ステップ#14Bとステップ#15の間に追加されており、ステップ#15の出力データの作成処理において、ステップ#14Dの処理結果に関連する処理が追加されている。上記のステップ#14D及びステップ#15以外は、第1実施形態及び第4実施形態で説明した内容と重複するため説明を割愛し、ステップ#14D及びステップ#15の処理内容についてのみ、以下において説明を行う。
データ出力部15は、ステップ#14Bに引き続き、被選択会員に含まれている各特定会員が、第3高適合会員と第3非適合会員の何れであるか、または、第3高適合会員と第3非適合会員の何れとも判定されていないのかを、会員情報データベース11を検索して確認し、被選択会員に含まれている特定会員の中に、第3適合会員選択部19によって第3高適合会員と第3非適合会員の何れとも判定されていない特定会員が含まれている場合には、第3適合会員選択部19に対して、閲覧要求会員である第1会員と当該特定会員である第2会員との間の第2適合度を算出し、第3高適合会員と第3非適合会員の何れであるかを判定させ、第3高適合会員または第3非適合会員を第2適合度とともに第1会員と関連付けて会員情報データベース11に格納させる(ステップ#14D)。
データ出力部15は、ステップ#14Dに引き続き、ステップ#10で会員情報データベース11から読み出した全ての被選択会員のプロフィールと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した被選択会員の内の全ての特定会員の生活行動データと、ステップ#14で会員情報データベース11から読み出した、或いは、第1一致度算出部14に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第1一致度と、ステップ#14Bで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2一致度算出部17に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第2一致度と、閲覧要求会員と被選択会員の内のステップ#14Dで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第3適合会員選択部19に選択させた各第2高適合会員との間の第2適合度を、被選択会員別に纏めて、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上のWEB画面において所定の表示形式で出力可能な出力データをWEB表示画面データとして作成する(ステップ#15)。
尚、上記ステップ#15において、閲覧要求会員と被選択会員の内のステップ#14Dで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2適合会員選択部18に選択させた各第3非適合会員との間の第2適合度を、出力データに含めても構わない。更に、上記ステップ#15において、被選択会員の中から第3高適合会員のみを選別して、選別された第3高適合会員のプロフィールと第1一致度と第2一致度と第2適合度だけを、出力データに含めるようにしてもよい。
[第7実施形態]
第7実施形態は、第1実施形態をベースとした第4実施形態のシステム4に対する変形例である。図12に示すように、本システム7は、会員情報データベース11、エネルギ消費基礎データ入力装置12、データ出力部15、及び、第2一致度算出部17を備えて構成されている。
第4実施形態との相違点は、本システム7が生活行動データ導出部13と第1一致度算出部14を備えていない点である。その結果、会員情報データベース11には、生活行動データ導出部13が算出した生活行動データ、及び、第1一致度算出部14が算出した第1一致度が格納されていない点で、第4実施形態と相違する。更に、データ出力部15のデータ処理内容において、生活行動データと第1一致度に関連する処理が、後述するように削除されている点で、第4実施形態と相違する。これらの相違点以外は、第7実施形態は、第4実施形態と共通しているので、重複する説明は割愛する。
次に、第7実施形態において、データ出力部15が行う具体的なデータ処理内容の一例について、図13を参照して説明する。第7実施形態では、第4実施形態で説明した図7に示すデータ出力部15が行うデータ処理内容(ステップ#10〜#14、#14B、#15〜#17)の内、ステップ#10〜#13、#14B、#15〜#17を含むが、ステップ#14は含まず、コンピュータ端末30が行うデータ処理内容(ステップ#20〜#21)は全て含まれており、ステップ#15の出力データの作成処理において、ステップ#14の処理結果に関連する処理が削除されている。上記のステップ#15以外は、第1実施形態及び第4実施形態で説明した内容と重複するため説明を割愛し、ステップ#15の処理内容についてのみ、以下において説明を行う。
データ出力部15は、ステップ#14Bに引き続き、ステップ#10で会員情報データベース11から読み出した全ての被選択会員のプロフィールと、ステップ#14Bで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2一致度算出部17に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第2一致度を、被選択会員別に纏めて、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上のWEB画面において所定の表示形式で出力可能な出力データをWEB表示画面データとして作成する(ステップ#15)。
[第8実施形態]
第8実施形態は、第7実施形態のシステム7に対する変形例である。図14に示すように、本システム8は、会員情報データベース11、エネルギ消費基礎データ入力装置12、データ出力部15、第2一致度算出部17、及び、第2適合会員選択部18を備えて構成されている。
第7実施形態との相違点は、本システム8が第2適合会員選択部18を備えている点である。その結果、会員情報データベース11には、第2適合会員選択部18が選択した第2高適合会員が第2一致度とともに第1会員と関連付けて格納されている点で、第7実施形態と相違する。更に、データ出力部15のデータ処理内容において、第2高適合会員に関連する処理が、後述するように追加されている点で、第7実施形態と相違する。これらの相違点以外は、第8実施形態は、第7実施形態と共通しているので、重複する説明は割愛する。
更に、第2適合会員選択部18は、第5実施形態の本システム5が備える第2適合会員選択部18と同じであるので、重複する説明は割愛する。
次に、第8実施形態において、データ出力部15が行う具体的なデータ処理内容の一例について、図15を参照して説明する。第8実施形態では、第7実施形態で説明した図13に示すデータ出力部15が行うデータ処理内容(ステップ#10〜#13、#14B、#15〜#17)とコンピュータ端末30が行うデータ処理内容(ステップ#20〜#21)は全て含まれており、第2高適合会員に関連する処理(ステップ#14C)が、ステップ#14Bとステップ#15の間に追加されており、ステップ#15の出力データの作成処理において、ステップ#14Cの処理結果に関連する処理が追加されている。上記のステップ#14C及びステップ#15以外は、第1、第4及び第7実施形態で説明した内容と重複するため説明を割愛する。また、ステップ#14Cの処理内容は、第5実施形態で説明したステップ#14Cと同じであるので、重複する説明は割愛する。ステップ#15の処理内容についてのみ、以下において説明を行う。
データ出力部15は、ステップ#14Bに引き続き、ステップ#10で会員情報データベース11から読み出した全ての被選択会員のプロフィールと、ステップ#14Bで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2一致度算出部17に算出させた閲覧要求会員と被選択会員の内の各特定会員の間の第2一致度と、閲覧要求会員と被選択会員の内のステップ#14Cで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2適合会員選択部18に選択させた各第2高適合会員との間の第2一致度を、被選択会員別に纏めて、閲覧要求会員のコンピュータ端末30の表示画面上のWEB画面において所定の表示形式で出力可能な出力データをWEB表示画面データとして作成する(ステップ#15)。
尚、上記ステップ#15において、閲覧要求会員と被選択会員の内のステップ#14Cで会員情報データベース11から読み出した、或いは、第2適合会員選択部18に選択させた各第2非適合会員との間の第2一致度を、出力データに含めても構わない。更に、上記ステップ#15において、被選択会員の中から第2高適合会員のみを選別して、選別された第2高適合会員のプロフィールと第1一致度と第2一致度だけを、出力データに含めるようにしてもよい。
[別実施形態]
次に、上記各実施形態の別実施形態について説明する。
〈1〉上記第1乃至第6実施形態では、生活行動データに含まれる指標データの生活行動指標の具体例として、起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、就寝時刻を挙げて説明したが、生活行動指標は、起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、就寝時刻に限定されるものではなく、一例として、上述の入浴時刻や、調理または食事時刻を含めてもよい。但し、入浴時刻や調理または食事時刻を含めると、生活行動データ導出部13がこれらの生活行動指標の指標値を導出に用いるエネルギ消費基礎データとして、消費電力量データの他、日次の単位時間毎のガス使用量データ、または、日次のガス機器(給湯器)の使用に関するデータ(運転開始時刻及び運転停止時刻)が必要になる。従って、上述したように、追加する生活行動指標に応じて、必要となるエネルギ消費基礎データを取得するための準備が必要となる。更に、消費電力量データまたはガス使用量データを、対象となる生活行動指標に応じて、公知の用途分解技術を用いて用途別の消費電力量データまたはガス使用量データに分解した後のデータを、生活行動データの導出に用いるようにしてもよい。
〈2〉上記第1乃至第6実施形態では、特定会員がフリーランスや在宅勤務での勤め人等であって、第1実施形態の生活行動データに関する説明で言及した上記勤め人と判断されない場合(以下、斯かる特定会員を便宜的に「準特定会員」と呼ぶ)において、当該準特定会員の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、就寝時刻等の生活行動指標の指標データが、生活行動データ導出部13によって導出されずに、生活行動データには含まれない場合を想定した。更に、生活行動指標の指標データの推定及び算出が困難である場合は、その旨を生活行動データに含めることも想定した。
しかし、データ出力部15が行うデータ処理において、閲覧要求会員が準特定会員の場合や、閲覧要求会員が準特定会員以外の特定会員であって、閲覧したい相手会員に準特定会員が含まれることを希望する場合があり得る。斯かる場合は、生活行動データには、当該準特定会員の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、就寝時刻等の生活行動指標の指標データが含まれている必要がある。従って、当該指標データとして、生活行動データ導出部13によって導出される指標データではなく、各準特定会員が予め申告した各自の平日(または勤務日)、及び、各自の平日(または勤務日)の平均的な起床時刻T1、外出時刻T2、帰宅時刻T3、及び、就寝時刻T4を、各生活行動指標の指標値の平均値として生活行動データに含めるようにしてもよい。
この場合、第1一致度算出部14による第1一致度の算出手順では、各生活行動指標の指標値の標準偏差は存在しないので、当該算出手順に対して必要な修正を加えて使用するか、標準偏差が不要な算出手順を使用することになる。
更に、データ出力部15は、出力データにおいて表示する被選択会員に、準特定会員が含まれる場合は、その旨を明示するのが好ましい。
更に、第3実施形態における第1適合会員選択部16が第1適合度を算出する処理、及び、第6実施形態における第3適合会員選択部19が第2適合度を算出する処理において、第1一致度算出部14が算出した第1一致度に対して加重平均値を算出する際の重み係数として、各準特定会員から予め申告された生活行動指標の指標データに一部欠落がある場合等、完全な生活行動データとして使用できない場合には、そのことを考慮した重み係数を使用して、第1適合度及び第2適合度等の算出を行うようにすればよい。この場合、データ出力部15は、出力データにおいて表示する被選択会員に、準特定会員の申告内容等とともに、その旨を通知するのが好ましい。
〈3〉上記各実施形態では、データ出力部15が行う複数の他の会員の中から被選択会員として選択する処理(ステップ#10)は、ステップ#20において閲覧要求会員から送信される閲覧したい会員に対する条件(入力情報)に基づいて閲覧要求会員の他の会員のプロフィールに対する希望条件の合致した会員を選択する処理を想定したが、被選択会員の選択は、閲覧要求会員から送信される当該入力条件ではなく、閲覧要求会員のプロフィールを閲覧要求会員からの入力条件として、閲覧要求会員のプロフィールと相性の良いプロフィールの他の会員を、本システム1〜8のデータ出力部15が所定の選択アルゴリズムに基づいて自動的に選択して被選択会員としてもよい。この場合、当該選択アルゴリズムとしてAI(人工知能)を用いて過去の会員間の成功例に基づいて当該AIが学習したアルゴリズムを用いるのも好ましい実施態様である。
更に、被選択会員として選択する処理(ステップ#10)において、ステップ#20において閲覧要求会員から送信される閲覧したい会員に対する条件(入力情報)に基づいて被選択会員を選択した後、選択された被選択会員の中から、閲覧要求会員のプロフィールを閲覧要求会員からの入力条件として、閲覧要求会員のプロフィールと相性の良いプロフィールの他の会員を、本システム1〜8のデータ出力部15が所定の選択アルゴリズムに基づいて更に絞り込むようにしてもよい。
更に、被選択会員として選択する処理(ステップ#10)において、ステップ#20において閲覧要求会員から閲覧したい会員に対する条件(入力情報)が閲覧要求に含まれていない場合に、閲覧要求会員のプロフィールを閲覧要求会員からの入力条件として、閲覧要求会員のプロフィールと相性の良いプロフィールの他の会員を、本システム1〜8のデータ出力部15が所定の選択アルゴリズムに基づいて自動的に選択して被選択会員としてもよく、更には、他の全ての会員を被選択会員として選択して次ステップに移行するようにしてもよい。
ステップ#10で被選択会員が必ず選択される設定の場合、ステップ#11の判定処理とステップ#12の出力データの作成処理は不要である。
〈4〉上記各実施形態では、エネルギ消費基礎データ入力装置12、生活行動データ導出部13、第1一致度算出部14、データ出力部15、第1適合会員選択部16、第2一致度算出部17、第2適合会員選択部18、及び、第3適合会員選択部19の内、各実施形態で使用する各処理部が、演算処理装置、半導体メモリ等の記憶装置、及び、通信装置、等を備えた一般的なコンピュータシステム上に構成される場合を想定したが、必ずしも1台のコンピュータシステム上に構成される必要はなく、複数台のコンピュータシステム上に分散して構成されていてもよい。
〈5〉更に、上記各実施形態では、データ出力部15が行うデータ処理は、閲覧要求会員が、コンピュータ端末30からデータ通信ネットワーク20を介して本システム1にアクセスすることで開始される場合を想定したが、データ出力部15が行う上記第1乃至第8実施形態で説明したステップ#10は、定期的に、或いは、会員情報データベース11に格納されてデータが更新された時点、等において、本システム1〜8側で自動的に起動するようにしてもよい。
〈6〉更に、上記各実施形態では、本システム1〜8は、各会員に結婚や恋愛等の相手となるパートナーを複数の会員の中から選択して紹介するマッチングシステムを想定したが、パートナーは必ずしも結婚や恋愛の相手に限定されるものではなく、例えば、異性に限らずルームシェア等のパートナーとして生活パターンの適合度合いの良い相手を探すマッチングシステムとしても利用可能である。
本システムは、各会員に結婚や恋愛等の相手となるパートナーを複数の会員の中から選択して紹介するマッチングシステムに利用することができる。
1〜8 : 生活パターンマッチングシステム
11 : 会員情報データベース
12 : エネルギ消費基礎データ入力装置
13 : 生活行動データ導出部
14 : 第1一致度算出部
15 : データ出力部
16 : 第1適合会員選択部
17 : 第2一致度算出部
18 : 第2適合会員選択部
19 : 第3適合会員選択部
20 : データ通信ネットワーク(インターネット)
21 : スマートメータ
22 : HEMS機器
23 : スマートメータ管理サーバ
30 : コンピュータ端末

Claims (14)

  1. 複数の会員の所定のプロフィールを含む会員基本データ、及び、前記複数の会員の内の複数の特定会員の各居住場所における日常的な生活パターンの1または複数の生活行動指標に係る指標データを含む生活行動データを格納する会員情報データベースと、
    前記生活行動データを導出するための基礎となる前記各居住場所における所定日数分の日次の所定の単位時間毎のエネルギ消費量またはエネルギ消費を伴う機器使用に関するエネルギ消費基礎データを、前記各居住場所に設置された前記エネルギ消費基礎データを測定する測定装置から、または、前記複数の特定会員の前記エネルギ消費基礎データを集合的に格納した外部データベースから、所定のデータ通信ネットワークを介して受信して、前記会員情報データベースに格納するエネルギ消費基礎データ入力装置と、
    前記会員情報データベースに格納された前記エネルギ消費基礎データに対して、所定のデータ演算処理を行い、前記複数の特定会員の前記生活行動データを導出して、前記会員情報データベースに格納する生活行動データ導出部と、
    前記会員からの閲覧要求に応じて作成したデータを、前記閲覧要求を行った閲覧要求会員のコンピュータ端末に、前記データ通信ネットワークを介して出力するデータ出力部と、を備えてなり、
    前記データ出力部は、前記閲覧要求会員からの入力情報に基づいて前記複数の会員の中から1または複数の被選択会員を選択し、前記閲覧要求会員と少なくとも1名の前記被選択会員が前記特定会員である場合、前記被選択会員の前記プロフィールとともに、前記特定会員である前記被選択会員の前記生活行動データに含まれる所定の前記指標データを、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを特徴とする生活パターンマッチングシステム。
  2. 前記データ出力部は、前記特定会員である前記被選択会員の前記指標データと、前記閲覧要求会員の対応する前記指標データを表示可能に、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを特徴とする請求項1に記載の生活パターンマッチングシステム。
  3. 前記指標データは、平日または出勤日の起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、入浴時刻、就寝時刻の少なくとも何れか1つの前記生活行動指標の前記所定日数分の各指標値、及び、前記各指標値から得られる1以上の所定の統計値の少なくとも何れか一方を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の生活パターンマッチングシステム。
  4. 前記エネルギ消費基礎データは、前記各居住場所における前記所定日数分の日次の前記単位時間毎の消費電力量及びガス使用量の少なくとも何れか一方を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の生活パターンマッチングシステム。
  5. 前記複数の特定会員の内の処理対象の第1会員の前記生活行動データと、前記第1会員以外の前記特定会員である第2会員の前記生活行動データを、前記会員情報データベースから読み出して、前記生活行動データの1または複数の前記生活行動指標の前記所定日数内における各指標値の分布の前記第1会員と前記第2会員との間の一致の度合いを示す第1一致度を各別に算出して、前記会員情報データベースに格納する第1一致度算出部を、更に備え、
    前記データ出力部は、前記閲覧要求会員からの入力情報に基づいて前記複数の会員の中から1または複数の被選択会員を選択し、前記閲覧要求会員と少なくとも1名の前記被選択会員が前記特定会員である場合、前記閲覧要求会員を前記第1会員とし、前記特定会員である1または複数の前記被選択会員を前記第2会員とする前記第1一致度を、前記会員情報データベースから読み出すか、または、前記第1一致度算出部に算出させ、前記被選択会員の前記プロフィールとともに、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の生活パターンマッチングシステム。
  6. 前記第1一致度算出部は、前記第1一致度として、前記第1会員の前記生活行動指標の前記所定日数内における前記各指標値の分布の平均値を挟む所定の範囲内に、前記第2会員の対応する前記生活行動指標の前記所定日数内における前記各指標値の分布の平均値を挟む所定の範囲内の指標値が存在する割合を算出することを特徴とする請求項5に記載の生活パターンマッチングシステム。
  7. 前記第1会員と前記第2会員との間の第1適合度を、少なくとも前記第1会員からの入力情報と前記第1一致度に基づいて算出し、前記第1会員に対する前記第1適合度が所定の条件を満たす前記第2会員を第1高適合会員として選択し、前記第1高適合会員を前記第1適合度とともに前記第1会員と関連付けて前記会員情報データベースに格納する第1適合会員選択部を、更に備え、
    前記データ出力部は、前記閲覧要求会員が前記特定会員である場合、1または複数の前記被選択会員の中から、前記閲覧要求会員を前記第1会員とした場合に前記第1適合会員選択部が選択する前記第1高適合会員を選別し、前記第1高適合会員を選別できた場合は、選別した前記第1高適合会員の前記プロフィールと前記第1一致度と前記第1適合度を、前記会員情報データベースから読み出し、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを特徴とする請求項5または6に記載の生活パターンマッチングシステム。
  8. 前記第1適合会員選択部は、前記指標データに示される前記生活行動指標が1つの場合、当該1つの前記生活行動指標の前記第1一致度を前記第1適合度とし、前記指標データに示される前記生活行動指標が2以上の場合、前記第1会員からの入力情報に基づいて設定される重み係数による当該2以上の前記生活行動指標の前記第1一致度の加重平均値を算出して前記第1適合度とすることを特徴とする請求項7に記載の生活パターンマッチングシステム。
  9. 前記複数の特定会員の内の処理対象の第1会員の前記エネルギ消費基礎データと、前記第1会員以外の前記特定会員である第2会員の前記エネルギ消費基礎データを、前記会員情報データベースから読み出して、前記第1会員と前記第2会員の前記所定日数分、前記所定日数内の平日または出勤日、及び、前記所定日数内の休日または非出勤日の内の少なくとも何れか1つの前記単位時間毎の前記エネルギ消費量に対して、前記単位時間毎に所定の代表値を算出して1日分の時系列データとして、前記第1会員と前記第2会員の間で、前記代表値が所定の閾値以上で極大値となる1または複数の第1ピーク時刻、及び、前記代表値が所定の閾値以下で極小値となる1または複数の第2ピーク時刻のそれぞれが、所定の時間範囲内で一致する割合で示される第2一致度を算出して、前記会員情報データベースに格納する第2一致度算出部を、更に備え、
    前記データ出力部は、前記閲覧要求会員からの入力情報に基づいて前記複数の会員の中から1または複数の被選択会員を選択し、前記閲覧要求会員と少なくとも1名の前記被選択会員が前記特定会員である場合、前記閲覧要求会員を前記第1会員とし、前記特定会員である1または複数の前記被選択会員を前記第2会員とする前記第2一致度を、前記会員情報データベースから読み出すか、または、前記第2一致度算出部に算出させ、前記被選択会員の前記プロフィールとともに、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の生活パターンマッチングシステム。
  10. 前記第1会員に対する前記第2一致度が所定の条件を満たす前記第2会員を第2高適合会員として選択し、前記第2高適合会員を前記第2一致度とともに前記第1会員と関連付けて前記会員情報データベースに格納する第2適合会員選択部を、更に備え、
    前記データ出力部は、前記閲覧要求会員が前記特定会員である場合、1または複数の前記被選択会員の中から、前記閲覧要求会員を前記第1会員とした場合に前記第2適合会員選択部が選択する前記第2高適合会員を選別し、前記第2高適合会員を選別できた場合は、選別した前記第2高適合会員の前記プロフィールと前記第2一致度を、前記会員情報データベースから読み出し、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを特徴とする請求項9に記載の生活パターンマッチングシステム。
  11. 前記第1会員の前記エネルギ消費基礎データと、前記第2会員の前記エネルギ消費基礎データを、前記会員情報データベースから読み出して、前記第1会員と前記第2会員の前記所定日数分、前記所定日数内の平日または出勤日、及び、前記所定日数内の休日または非出勤日の内の少なくとも何れか1つの前記単位時間毎の前記エネルギ消費量に対して、前記単位時間毎に所定の代表値を算出して1日分の時系列データとして、前記第1会員と前記第2会員の間で、前記代表値が所定の閾値以上で極大値となる1または複数の第1ピーク時刻、及び、前記代表値が所定の閾値以下で極小値となる1または複数の第2ピーク時刻のそれぞれが、所定の時間範囲内で一致する割合で示される第2一致度を算出して、前記会員情報データベースに格納する第2一致度算出部を、更に備え、
    前記第1会員と前記第2会員との間の第2適合度を、少なくとも前記第1会員からの入力情報と前記第1一致度と前記第2一致度に基づいて算出し、前記第1会員に対する前記第2適合度が所定の条件を満たす前記第2会員を第3高適合会員として選択し、前記第3高適合会員を前記第2適合度とともに前記第1会員と関連付けて前記会員情報データベースに格納する第3適合会員選択部を、更に備え、
    前記データ出力部は、前記閲覧要求会員が前記特定会員である場合、1または複数の前記被選択会員の中から、前記閲覧要求会員を前記第1会員とした場合に前記第3適合会員選択部が選択する前記第3高適合会員を選別し、前記第3高適合会員を選別できた場合は、選別した前記第3高適合会員の前記プロフィールと前記第1一致度と前記第2一致度と前記第2適合度を、前記会員情報データベースから読み出し、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載の生活パターンマッチングシステム。
  12. 複数の会員の所定のプロフィールを含む会員基本データを格納する会員情報データベースと、
    前記複数の会員の内の複数の特定会員の各居住場所における所定日数分の日次の所定の単位時間毎のエネルギ消費量に関するエネルギ消費基礎データを、前記各居住場所に設置された前記エネルギ消費基礎データを測定する測定装置から、または、前記複数の特定会員の前記エネルギ消費基礎データを集合的に格納した外部データベースから、所定のデータ通信ネットワークを介して受信して、前記会員情報データベースに格納するエネルギ消費基礎データ入力装置と、
    前記複数の特定会員の内の処理対象の第1会員の前記エネルギ消費基礎データと、前記第1会員以外の前記特定会員である第2会員の前記エネルギ消費基礎データを、前記会員情報データベースから読み出して、前記第1会員と前記第2会員の前記所定日数分、前記所定日数内の平日または出勤日、及び、前記所定日数内の休日または非出勤日の内の少なくとも何れか1つの前記単位時間毎の前記エネルギ消費量に対して、前記単位時間毎に所定の代表値を算出して1日分の時系列データとして、前記第1会員と前記第2会員の間で、前記代表値が所定の閾値以上で極大値となる1または複数の第1ピーク時刻、及び、前記代表値が所定の閾値以下で極小値となる1または複数の第2ピーク時刻のそれぞれが、所定の時間範囲内で一致する割合で示される第2一致度を算出して、前記会員情報データベースに格納する第2一致度算出部と、
    前記会員からの閲覧要求に応じて作成したデータを、前記閲覧要求を行った閲覧要求会員のコンピュータ端末に、前記データ通信ネットワークを介して出力するデータ出力部と、を備えてなり、
    前記データ出力部は、前記閲覧要求会員からの入力情報に基づいて前記複数の会員の中から1または複数の被選択会員を選択し、前記閲覧要求会員と少なくとも1名の前記被選択会員が前記特定会員である場合、前記閲覧要求会員を前記第1会員とし、前記特定会員である1または複数の前記被選択会員を前記第2会員とする前記第2一致度を、前記会員情報データベースから読み出すか、または、前記第2一致度算出部に算出させ、前記被選択会員の前記プロフィールとともに、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを特徴とする生活パターンマッチングシステム。
  13. 前記第1会員に対する前記第2一致度が所定の条件を満たす前記第2会員を第2高適合会員として選択し、前記第2高適合会員を前記第2一致度とともに前記第1会員と関連付けて前記会員情報データベースに格納する第2適合会員選択部を、更に備え、
    前記データ出力部は、前記閲覧要求会員が前記特定会員である場合、1または複数の前記被選択会員の中から、前記閲覧要求会員を前記第1会員とした場合に前記第2適合会員選択部が選択する前記第2高適合会員を選別し、前記第2高適合会員を選別できた場合は、選別した前記第2高適合会員の前記プロフィールと前記第2一致度を、前記会員情報データベースから読み出し、前記閲覧要求会員のコンピュータ端末に出力することを特徴とする請求項12に記載の生活パターンマッチングシステム。
  14. 前記エネルギ消費基礎データは、前記各居住場所における前記所定日数分の日次の前記単位時間毎の消費電力量及びガス使用量の少なくとも何れか一方を含むことを特徴とする請求項12または13に記載の生活パターンマッチングシステム。
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