JP2019028737A - 類似度算出装置、類似度算出方法、及びプログラム - Google Patents

類似度算出装置、類似度算出方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力量に基づいて需要家相互間の生活パターンの類似度を算出すること。【解決手段】類似度算出装置は、需要家の所定の期間の消費電力量を示すロードカーブと、ロードカーブから算出されるデュレーションカーブと、ロードカーブを微分して得られる微分値カーブとのうち少なくとも1つのカーブの需要家相互間における類似度をカーブの形状に基づいて算出する算出部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、類似度算出装置、類似度算出方法、及びプログラムに関する。
お見合い情報提供サービスのような所謂婚活サービスにおいては、登録会員同士の相性が合うか否かが重要である。従来の婚活サービスでは、趣味、嗜好、収入、及び家族構成等の情報を登録会員に調査票に記入してもらい、それらの条件の類似度から相性を推定し紹介を行っている。また、インターネット通販などの物販販売サービスにおいては、顧客の検索履歴や購入履歴から、顧客が興味や関心を抱くと推定される商品を提示するなどのサービスを行っている。
婚活サービスにおける調査票による調査では、登録会員の主観的な考えしか把握できず、また各情報は断片的で記入者の生活状況を把握することはできなかった。一方、相性の把握のためには、登録会員自身も気づいていない生活のリズムや癖といった要素が合致するか否かを知ることが重要である。また、物販販売サービスにおいては、検索履歴や購入履歴に基づく商品情報だけでは、顧客の生活に基づく推奨情報を提示することができなかった。
消費電力量に基づいて、複数の生活状況についての整合性のある推定をする生活状況推定装置が知られている(特許文献1)。
特許文献1に記載の生活状況推定装置は、ユーザの消費電力量のデータに基づいて、推定対象となる複数の生活状況項目のそれぞれについて生活状況を推定する。特許文献1に記載の生活状況推定装置は、生活状況間の整合性を取り決めた生活状況ルールに基づいて、複数の生活状況項目のそれぞれにおける生活状況の推定結果間の整合性を判断する。
特許文献1に記載の生活状況推定装置は、消費電力量についての単純な閾値を判定し在宅、不在宅の推定を行う。特許文献1に記載の生活状況推定装置は、消費電力量のデータを所定の時間に分割し特徴ベクトル化し、ランダムフォレスト法などの機械学習の手法を用いてクラスタリングを行う。また、特許文献1に記載の生活状況推定装置は、ユーザの使用する特定の機器による消費電力量のデータに基づいて生活状況を推定する。
特開2015−153156号公報
しかしながら、特許文献1に記載の生活状況推定装置では、生活状況を推定するのみで、消費電力量に基づいて需要家相互間の生活パターンの類似度を算出できないという欠点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、消費電力量に基づいて需要家相互間の生活パターンの類似度を算出できる類似度算出装置、類似度算出方法、及びプログラムを提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、需要家の所定の期間の消費電力量を示すロードカーブと、前記ロードカーブから算出されるデュレーションカーブと、前記ロードカーブを微分して得られる微分値カーブとのうち少なくとも1つのカーブの前記需要家相互間における類似度を前記カーブの形状に基づいて算出する算出部を備える類似度算出装置である。
(2)また、本発明の一態様は、上記の類似度算出装置において、前記算出部が算出した前記類似度に基づいて前記カーブの形状が類似している前記需要家を分類する需要家分類部をさらに備える。
(3)また、本発明の一態様は、上記の類似度算出装置において、前記需要家分類部が分類した前記需要家と、前記カーブの生活パターンの種類に対応づけられた特徴と、前記カーブの形状とに基づいて、前記需要家相互間において類似している特定の生活パターンを判定する生活パターン判定部をさらに備える。
(4)また、本発明の一態様は、上記の類似度算出装置において、前記特徴とは、前記カーブの一部についての特徴である。
(5)また、本発明の一態様は、上記の類似度算出装置において、前記算出部は、特定の期間についての前記類似度を算出する。
(6)また、本発明の一態様は、需要家の所定の期間の消費電力量を示すロードカーブと、前記ロードカーブから算出されるデュレーションカーブと、前記ロードカーブを微分して得られる微分値カーブとのうち少なくとも1つのカーブの前記需要家相互間における類似度を前記カーブの形状に基づいて算出する第1の過程を有する類似度算出方法である。
(7)また、本発明の一態様は、コンピュータに、需要家の所定の期間の消費電力量を示すロードカーブと、前記ロードカーブから算出されるデュレーションカーブと、前記ロードカーブを微分して得られる微分値カーブとのうち少なくとも1つのカーブの前記需要家相互間における類似度を前記カーブの形状に基づいて算出する手順を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、消費電力量に基づいて需要家相互間の生活パターンの類似度を算出できる。
本発明の第1の実施形態に係る類似度算出システムの概要の一例を示す図である。 本実施形態に係る類似度算出装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係るロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブの一例を示す図である。 本実施形態に係る類似度算出装置の類似度算出処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る消費電力量のロードカーブの一例を示す図である。 本実施形態に係る消費電力量のロードカーブの類似度の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る類似度算出装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る類似度算出装置の判定処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る需要家の分類結果の一例を示す図である。 本実施形態に係る特徴情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る月間の消費電力量のロードカーブ及びデュレーションカーブの一例を示す図である。 本実施形態に係る一日の消費電力量のロードカーブ及び微分値カーブの一例を示す図である。 本実施形態に係る月間の消費電力量のロードカーブ及びデュレーションカーブの一例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は、本実施形態に係る類似度算出システムの概要の一例を示す図である。本発明の類似度算出システムは、類似度算出装置1、消費電力量管理サーバ2、需要家管理サーバ3、住宅4を備える。
類似度算出装置1は、消費電力量管理サーバ2を介して、住宅4から送信される消費電力量情報を取得する。ここで、消費電力量情報とは、住宅4において消費される所定の時間毎の消費電力量を示す情報である。類似度算出装置1は、取得した消費電力量の情報に基づいて、消費電力量のロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブの各カーブを算出する。類似度算出装置1は、算出した各カーブの形状に基づいて、需要家相互間における生活の類似度を算出する。ここで需要家とは、住宅4において電力を使用する住宅4の住人である。
消費電力量のロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブの各カーブは、需要家の生活パターンを反映していると考えられる。
類似度算出装置1は、算出した需要家相互間における生活の類似度を、需要家管理サーバ3に提供する。需要家管理サーバ3とは、例えば、婚活サービスやインターネット通販を営む事業者のサーバである。
住宅4において消費される消費電力量は、所定の時間毎に計測装置40により計測される。ここで所定の時間とは、例えば30分間である。管理装置41は、計測装置40により計測された消費電力量の値を取得する。管理装置41は、取得した消費電力量の値から消費電力量情報を生成する。管理装置41は、生成した消費電力量情報を、ホームゲートウェイ42を介して消費電力量管理サーバ2に送信する。需要家は、管理装置41に消費電力量の情報を端末装置に出力させ、消費電力量を確認することができる。
なお、計測装置40は、管理装置41を介さずに、消費電力量情報を生成し、ホームゲートウェイ42を介して消費電力量管理サーバ2に送信してもよい。計測装置40が、管理装置41を介さずに、消費電力量情報を消費電力量管理サーバ2に送信する場合、計測装置40は通信機能を有する。また、計測装置40が、管理装置41を介さずに、消費電力量情報を消費電力量管理サーバ2に送信する場合、管理装置41は住宅4に備えられなくてもよい。
また、計測装置40は、管理装置41とホームゲートウェイ42とのいずれも介さずに消費電力量情報を消費電力量管理サーバ2に送信してもよい。計測装置40が、管理装置41とホームゲートウェイ42とのいずれも介さずに消費電力量情報を消費電力量管理サーバ2に送信する場合、計測装置40は通信機能を有する。計測装置40が、管理装置41とホームゲートウェイ42とのいずれも介さずに消費電力量情報を消費電力量管理サーバ2に送信する場合、管理装置41及びホームゲートウェイ42は住宅4に備えられなくてもよい。計測装置40は、パーソナルコンピュータやスマートフォンなどの端末装置を介して消費電力量情報を消費電力量管理サーバ2に送信してもよい。
図2は、本実施形態に係る類似度算出装置1の構成の一例を示す概略ブロック図である。
類似度算出装置1は、制御部10と、通信部11とを備える。
制御部10は、消費電力量情報取得部100と、カーブ生成部101と、算出部102と、提示部103とを備える。
消費電力量情報取得部100は、通信部11を介して、消費電力量管理サーバ2から消費電力量情報を取得する。
カーブ生成部101は、消費電力量情報取得部100から取得した消費電力量情報から、需要家の所定の期間の消費電力量を示すロードカーブを生成する。カーブ生成部101は、生成したロードカーブからデュレーションカーブを算出する。カーブ生成部101は、生成したロードカーブを微分し、微分値カーブを算出する。
ここで、図3を参照して、カーブ生成部101が生成する各カーブについて説明する。
図3は、本実施形態に係るロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブの一例を示す図である。
図3(A)は、ロードカーブの一例を示す図である。ロードカーブとは、需要家の所定の期間の消費電力量を時間の関数として示すカーブである。カーブ生成部101は、ロードカーブを、1年間の期間の30分間隔の消費電力量を滑らかな曲線を用いて補間することにより生成する。
図3(B)は、デュレーションカーブの一例を示す図である。ここで、デュレーションカーブとは、ロードカーブの消費電力量の値を、時系列を無視して降順に並べ変えることにより算出されるカーブである。
図3(C)は、微分値カーブの一例を示す図である。ここで、微分値カーブとは、ロードカーブを時間について微分して得られるカーブである。
図2に戻って、類似度算出装置1の構成の説明を続ける。
算出部102は、ロードカーブと、デュレーションカーブと、微分値カーブとのうち少なくとも1つのカーブの需要家相互間における類似度をカーブの形状に基づいて算出する。
提示部103は、算出部102が算出したカーブの需要家相互間における類似度を、通信部11を介して、需要家管理サーバ3に提示する。
通信部11は、無線ネットワークを介して、各種の情報の送信及び受信を行う。通信部11は、無線ネットワークを介して通信を行うためのハードウェアである。
消費電力量管理サーバ2は、需要家毎に消費電力量の情報を管理する。消費電力量の各々には、需要家の識別子が対応づけられている。
需要家管理サーバ3は、需要家についての各種の情報を管理する。需要家についての各種の情報の各々には、需要家の識別子が対応づけられている。ここで、需要家についての各種の情報とは、例えば、需要家の個人情報である。
消費電力量管理サーバ2が管理する需要家の識別子と、需要家管理サーバ3が管理する需要家の識別子とは対応づけられている。
図4は、本実施形態に係る類似度算出装置1の類似度算出処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS100)消費電力量情報取得部100は、消費電力量管理サーバ2から消費電力量情報を、通信部11を介して取得する。消費電力量情報取得部100は、取得した消費電力量情報を、カーブ生成部101に出力する。
(ステップS101)カーブ生成部101は、消費電力量情報取得部100から消費電力量情報を取得する。カーブ生成部101は、取得した消費電力量情報から、需要家の各々についてロードカーブを生成する。カーブ生成部101は、生成したロードカーブから需要家の各々についてデュレーションカーブを算出する。カーブ生成部101は、生成したロードカーブを微分し、需要家の各々について微分値カーブを算出する。
カーブ生成部101は、需要家各々についてのロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブを算出部102に出力する。
なお、算出部102は、各カーブに含まれる消費電力量の値を、各カーブに含まれる消費電力量の最大値によって除算することにより、各カーブを正規化してもよい。
(ステップS102)算出部102は、カーブ生成部101から需要家各々についてのロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブを取得する。算出部102は、取得したロードカーブの需要家相互間における類似度をカーブの形状に基づいて算出する。算出部102は、取得したデュレーションカーブの需要家相互間における類似度をカーブの形状に基づいて算出する。算出部102は、取得した微分値カーブの需要家相互間における類似度をカーブの形状に基づいて算出する。算出部102は、算出した各カーブの類似度を示す情報を提示部103に出力する。
ここで、図5及び図6を参照して、カーブの類似度について説明する。
図5は、本実施形態に係る消費電力量のロードカーブの一例を示す図である。
図5(A)においては、一例として、4人の需要家に対するロードカーブLC5a、ロードカーブLC10b、ロードカーブLC10c及びロードカーブLC10dが描かれている。
ロードカーブLC5aとロードカーブLC5bとの類似度は、例えば、ロードカーブLC5aとロードカーブLC5cとの類似度、あるいはロードカーブLC5aとロードカーブLC5dとの類似度に比べ大きい。
図5(B)においては、一例として、4人の需要家に対するデュレーションカーブDC5a、デュレーションカーブDC5b、デュレーションカーブDC5c及びデュレーションカーブDC5dが描かれている。
デュレーションカーブDC5a、デュレーションカーブDC5b、及びデュレーションカーブDC5c相互間の類似度は、デュレーションカーブDC5a、デュレーションカーブDC5b、及びデュレーションカーブDC5c各々のデュレーションカーブDC5dに対する類似度に比べ大きい。
図5(C)においては、一例として、4人の需要家に対する微分値カーブBC5a、微分値カーブBC5b、微分値カーブBC5c及び微分値カーブBC5dが描かれている。
微分値カーブBC5aと微分値カーブBC5bとの類似度は、例えば、微分値カーブBC5aと微分値カーブBC5cとの類似度、あるいは微分値カーブBC5aと微分値カーブBC5dとの類似度に比べ大きい。
図6は、本実施形態に係る消費電力量のロードカーブの類似度の一例を示す図である。
算出部102は、一例として、類似度を算出する2つのロードカーブの30分毎の消費電力量の各時間における値の間のコサイン類似度を用いて、ロードカーブの類似度を算出する。算出部102は、ロードカーブの30分毎の消費電力量の各時間における値を成分としてもつベクトルを用いて、コサイン類似度を算出する。算出部102は、デュレーションカーブ及び微分値カーブについても同様に類似度を算出する。
なお、算出部102は、コサイン類似度の代わりに、公知の他の類似度を用いてカーブの類似度を算出してもよい。例えば、算出部102は、ピアソン相関係数を用いてもよい。
算出部102は、ロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブのうち少なくも1つカーブを用いて、類似度を算出してもよい。
算出部102は、ロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブのうち1つのカーブの類似度を算出し、類似度が所定の値より小さい場合に、つまりカーブ同士が類似していない場合に、他のカーブの類似度を算出してもよい。例えば、算出部102は、ロードカーブの類似度を算出し、カーブ同士が類似していない場合に、デュレーションカーブや微分値カーブの類似度を算出してもよい。
算出部102は、特定の期間についてカーブの類似度を算出してもよい。算出部102は、例えば、半年間、3ヶ月間、あるいは1ヶ月間の各カーブの類似度を算出してもよい。また、算出部102は、例えば、土曜日、日曜日、あるいは休日に限って各カーブの類似度を算出してもよい。また、算出部102は、平日に限って各カーブの類似度を算出してもよい。また、算出部102は、曜日毎に各カーブの類似度を算出してもよい。また、算出部102は、昼と夜とに分けて、各カーブの類似度を算出してもよい。
図4に戻って、類似度算出処理の説明を続ける。
(ステップS103)提示部103は、算出部102から各カーブの類似度を示す情報を取得する。提示部103は、取得した各カーブの類似度を示す情報を、通信部11を介して需要家管理サーバ3に提示する。
以上に説明したように、本実施形態に係る類似度算出装置1は、算出部102を備える。算出部102は、需要家の所定の期間の消費電力量を示すロードカーブと、ロードカーブから算出されるデュレーションカーブと、ロードカーブを微分して得られる微分値カーブとのうち少なくとも1つのカーブの前記需要家相互間における類似度をカーブの形状に基づいて算出する。
この構成により、本実施形態に係る類似度算出装置1は、需要家相互間の消費電力量の類似度を算出することができるため、消費電力量に基づいて需要家相互間の生活パターンの類似度を算出できる。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。
上記第1の実施形態では、類似度算出装置は、消費電力量の各カーブの需要家相互間の類似度を算出する場合について説明をした。本実施形態では、類似度算出装置が、類似度に基づいて需要家を分類する場合について説明をする。
本実施形態に係る類似度算出装置を類似度算出装置1aという。
図7は、本実施形態に係る類似度算出装置1aの構成の一例を示す概略ブロック図である。本実施形態に係る類似度算出装置1a(図7)と第1の実施形態に係る類似度算出装置1(図2)とを比較すると、制御部10a、及び記憶部12aの有無が異なる。しかし、他の構成要素(通信部11)が持つ機能は第1の実施形態と同じである。第1の実施形態と同じ機能の説明は省略し、第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
類似度算出装置1aは、制御部10aと、通信部11と、記憶部12aとを備える。
制御部10aは、消費電力量情報取得部100と、カーブ生成部101と、算出部102と、提示部103と、需要家分類部104aと、生活パターン判定部105aとを備える。
需要家分類部104aは、算出部102が算出した類似度に基づいて各カーブの形状が類似している需要家を分類する。
生活パターン判定部105aは、需要家分類部104aが分類した需要家と、各カーブの生活パターンの種類に対応づけられた特徴と、各カーブの形状とに基づいて、需要家相互間において類似している特定の生活パターンを判定する。
記憶部12aは、特徴情報120aを、特徴情報テーブルに記憶する。特徴情報120aとは、カーブ生成部101が算出する各カーブの特徴と、需要家の生活パターンの種類とが対応づけられた情報である。特徴情報120aの詳細については後述する。
図8は、本実施形態に係る類似度算出装置1aの判定処理の一例を示すフローチャートである。
なお、ステップS200、ステップS202、及びステップS205の各処理は、図4におけるステップS100、ステップS102、ステップS103の各処理と同様であるため、説明を省略する。
(ステップS201)カーブ生成部101は、需要家各々についてのロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブを生活パターン判定部105aに出力する。その他の処理は、図4におけるステップS101の処理と同様である。
(ステップS203)需要家分類部104aは、算出部102から各カーブの類似度を示す情報を取得する。需要家分類部104aは、取得した各カーブの類似度に基づいて、カーブの形状が類似している各カーブをクラスタに分類する。需要家分類部104aは、各カーブをクラスタに分類することにより、需要家を分類する。需要家分類部104aは、所定の数以上のカーブを含むクラスタに含まれるカーブに対応する需要家を、クラスタ毎に生活パターンが類似している需要家であると判定する。
需要家分類部104aは、需要家の分類結果を生活パターン判定部105a及び提示部103に出力する。
需要家分類部104aがカーブを幾つのクラスタに分類するかは予め指定されなくてよい。需要家分類部104aは、例えば多次元尺度法や階層的クラスタリングなどの公知のクラスタリングの手法を用いて各カーブをクラスタに分類する。
ここで、図9を参照して、需要家の分類結果について説明する。
図9は、本実施形態に係る需要家の分類結果の一例を示す図である。
ロードカーブは、各々クラスタAi(i=1、2、・・・、N:Nはロードカーブが分類されたクラスタの数)に分類される。デュレーションカーブは、各々クラスタBi(i=1、2、・・・、N:Nはデュレーションカーブが分類されたクラスタの数)に分類される。微分値カーブは、各々クラスタCi(i=1、2、・・・、N:Nは微分値カーブが分類されたクラスタの数)に分類される。
ただし、各クラスタに含まれるカーブの数は1つ以上である。
図8に戻って、類似度算出装置1aの判定処理の説明を続ける。
(ステップS204)生活パターン判定部105aは、需要家分類部104aから需要家の分類結果を取得する。生活パターン判定部105aは、需要家各々についてのロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブをカーブ生成部101から取得する。生活パターン判定部105aは、記憶部12aから特徴情報120aを取得する。
生活パターン判定部105aは、取得した特徴情報120aが示すカーブの特徴毎に、判定対象となるカーブの種類が示すカーブについて、需要家の分類結果が示すクラスタに含まれる全てのカーブについて、特徴情報120aが示すカーブの特徴をもつか否かを判定する。生活パターン判定部105aは、クラスタに含まれる全てのカーブが、特徴情報120aが示すカーブの特徴をもつ場合、クラスタに含まれるカーブに対応する需要家について特徴情報120aが示す生活パターンが類似していると判定する。
つまり、生活パターン判定部105aは、需要家分類部104aが分類した需要家と、各カーブの生活パターンの種類に対応づけられた特徴と、各カーブの形状とに基づいて、需要家相互間において類似している特定の生活パターンを判定する。
生活パターン判定部105aは、需要家の分類結果が示すクラスタについて、需要家相互間において類似していると判定した生活パターンを対応づける。生活パターン判定部105aは、生活パターンが対応付けられた需要家の分類結果を、提示部103に出力する。
ここで、図10を参照して、特徴情報120aについて説明する。
図10は、本実施形態に係る特徴情報120aの一例を示す図である。カーブの特徴と生活パターンの種類との対応について順に説明する。
ロードカーブの特定の期間における積分値は、特定の期間の消費電力量を示す。ここで特定の期間とは、例えば、1年間、半年間、3ヶ月間、1ヶ月間、1週間、あるいは1日である。また、特定の期間として、平日、休日、曜日、あるいは昼夜を条件として加えてもよい。
特定の期間におけるロードカーブの積分値と、特定の期間の電力の消費傾向とが対応付けられる。特定の期間におけるロードカーブの積分値が、カーブ相互間において近いことは、特定の期間の電力の消費傾向が、需要家相互間において類似していることを示す。
生活パターン判定部105aは、需要家の分類結果が示すロードカーブのクラスタ毎に、クラスタに含まれる各ロードカーブの特定の期間における積分値を算出する。生活パターン判定部105aは、算出した積分値の代表値を算出する。ここで代表値とは、例えば、平均値、あるいは中央値である。生活パターン判定部105aは、クラスタに含まれるロードカーブ毎に、算出した積分値の算出した代表値に対する誤差が所定の割合以下であるか否かを判定する。
生活パターン判定部105aは、クラスタに含まれる全てのロードカーブについて、算出した積分値の算出した代表値に対する誤差が所定の割合以下である場合、特定の期間の電力の消費傾向が、需要家相互間において類似していると判定する。
ロードカーブが所定の値より小さい状態が数日間継続する特徴は、長期休暇を取得し旅行をしていることを示す。ロードカーブが所定の値より小さい状態が数日間継続する範囲をみることにより、長期休暇の取得時期、回数、及び期間がわかる。ロードカーブが所定の値より小さい状態が数日間継続する範囲と、旅行の選好度とが対応付けられる。
ここで、図11を参照して生活パターン判定部105aが旅行の選好度を判定する方法について説明する。
図11は、本実施形態に係る月間の消費電力量のロードカーブ及びデュレーションカーブの一例を示す図である。
生活パターン判定部105aは、需要家の分類結果が示すロードカーブのクラスタ毎に、クラスタに含まれる各ロードカーブについて、消費電力量が所定の値より小さい状態が数日間継続する特徴をもつか否かを判定する。生活パターン判定部105aは、消費電力量が所定の値より小さい状態が数日間継続する特徴をもつ場合、長期休暇の取得時期及び回数が需要家相互間において類似していると判定する。
生活パターン判定部105aは、需要家の分類結果が示すデュレーションカーブのクラスタ毎に、クラスタに含まれるデュレーションカーブDC11aと、デュレーションカーブDC11bとに各々対応するロードカーブLC11aと、ロードカーブLC11bとについて、消費電力量が所定の値より小さい状態が数日間継続する特徴をもつか否かを判定する。生活パターン判定部105aは、ロードカーブLC11aと、ロードカーブLC11bとが所定の値より小さい状態が数日間継続する特徴をもつ場合、長期休暇の取得期間が、需要家相互間において類似していると判定する。ここで、長期休暇の取得期間には、1回の長期休暇の場合だけでなく、複数回の長期休暇の合計である場合も含む。ロードカーブLC11aは、7月に所定の値より小さい状態が数日間継続している。ロードカーブLC11bは、8月に所定の値より小さい状態が数日間継続している。
なお、長期休暇の期間により海外旅行と国内旅行とを区別し、ロードカーブが所定の値より小さい状態が、例えば4日間以上継続する範囲と海外旅行とが対応づけられ、ロードカーブが所定の値より小さい状態が例えば2日間以上4日間未満継続する範囲と国内旅行の選好度とが対応付けられてもよい。
図10に戻って、特徴情報120aの説明を続ける。
特定の時刻において微分値カーブが上向きのピークをもつという特徴は、需要家が起床したことを示す。微分値カーブが上向きのピークをもつ時刻は、起床時刻を示す。一方、特定の時刻において微分値カーブが下向きのピークをもつという特徴は、需要家が就寝したことを示す。特定の時刻において微分値カーブが下向きのピークをもつ時刻は、就寝時刻を示す。
特定の時刻において微分値カーブが上向きのピークをもつという特徴、及び特定の時刻において微分値カーブが下向きのピークをもつという特徴と、生活リズムとが対応づけられる。
ここで図12を参照して、生活パターン判定部105aが生活リズムを判定する方法について説明する。
図12は、本実施形態に係る一日の消費電力量のロードカーブ及ぶ微分値カーブの一例を示す図である。
生活パターン判定部105aは、需要家の分類結果が示す微分値カーブのクラスタ毎に、クラスタに含まれる各微分値カーブについて、特定の時刻の付近において微分値カーブが上向きあるいは下向きのピークをもつか否かを判定する。微分値カーブBC12は、6時から8時に上向きのピークをもち、0時から2時に下向きのピークをもつ。生活パターン判定部105aは、特定の時刻の付近において微分値カーブが上向きのピークをもつと判定した場合、微分値カーブBC12に対応するロードカーブLC12においてカーブが上昇し始める時刻を、起床時刻として判定する。生活パターン判定部105aは、特定の時刻において微分値カーブが下向きのピークをもつと判定した場合、微分値カーブBC12に対応するロードカーブLC12においてカーブが下降し始める時刻を、就寝時刻として判定する。
生活パターン判定部105aは、判定した起床時刻と就寝時刻とから、生活リズムが需要家相互間において類似していると判定する。
図10に戻って、特徴情報120aの説明を続ける。
夕食の準備の時間帯において微分値カーブが上向きのピークをもつという特徴は、自宅において夕食の準備を始めたことを示す。ここで夕食の準備の時間帯とは、例えば、17時から19時である。夕食の準備の時間帯において微分値カーブが上向きのピークをもつという特徴と、夕食の自炊の割合とが対応づけられる。夕食の自炊の割合が低いことは、外食選好度が高いことを意味する。
生活パターン判定部105aは、需要家の分類結果が示す微分値カーブのクラスタ毎に、クラスタに含まれる各微分値カーブについて、夕食の準備の時間帯において上向きのピークをもつか否かを判定する。生活パターン判定部105aは、判定結果から、夕食の準備の時間帯において微分値カーブが上向きのピークをもつ割合を、夕食の自炊の割合として算出する。生活パターン判定部105aは、算出した夕食の自炊の割合に基づいて、外食選好度が要家相互間において類似していると判定する。
夜間の時間帯においてロードカーブが所定の値より小さい状態が数時間程度継続するという特徴は、入浴中は電気機器を使用していないと考えられるため、需要家が入浴中であることを示す。ここで夜間の時間帯とは、例えば18時から21時である。
生活パターン判定部105aは、需要家の分類結果が示すロードカーブのクラスタ毎に、クラスタに含まれる各ロードカーブについて、夜間の時間帯において所定の値より小さい状態が数時間程度継続する時間帯を判定する。判定された時間帯の長さと、入浴選好度が対応づけられる。
ロードカーブが所定の値より大きい状態が数時間程度継続するという特徴は、エアコンディショナーなどの空調機器を使用していることを示す。ロードカーブが所定の値より大きい状態が数時間程度継続するという特徴と、温度変化に対する耐性とが対応づけられる。
土曜日、日曜日などの特定の曜日、あるいは休日においてロードカーブが所定の値に比べ小さいという特徴は、特定の曜日、あるいは休日における外出回数や外出時間を示す。特定の曜日、あるいは休日においてロードカーブが平日の平均値に比べ小さいという特徴と、アウトドア選好度とが対応づけられる。
ここで図13を参照して、生活パターン判定部105aがアウトドア選好度を判定する方法について説明する。
図13は、本実施形態に係る月間の消費電力量のロードカーブ及びデュレーションカーブの一例を示す図である。
生活パターン判定部105aは、需要家の分類結果が示すデュレーションカーブのクラスタ毎に、クラスタに含まれる各デュレーションカーブに対応するロードカーブについて、特定の曜日、あるいは休日においてロードカーブが所定の値に比べ小さい日があるか否かを判定する。生活パターン判定部105aは、特定の曜日、あるいは休日においてロードカーブが所定の値に比べ小さい日があると判定する場合、ロードカーブから外出回数や外出時間を判定する。生活パターン判定部105aは、判定した外出回数や外出時間に基づいて、アウトドア選好度が需要家相互間において類似していると判定する。
デュレーションカーブDC13aに対応するロードカーブLC13aは、土曜日及び日曜日である6、7、13、14、20、21、27及び28日において所定の値に比べ小さくなっている。デュレーションカーブDC13bに対応するロードカーブLC13bは、水曜日及び日曜日である3、7、10、14、17、21、24及び28日において所定の値に比べ小さくなっている。
図9に戻って、類似度算出装置1aの判定処理の説明を続ける。
(ステップS205)提示部103は、生活パターン判定部105aから、生活パターンが対応付けられた需要家の分類結果を取得する。提示部103は、取得した需要家の分類結果を、通信部11を介して需要家管理サーバ3に提示する。
以上に説明したように、本実施形態に係る類似度算出装置1aは、需要家分類部104aと、生活パターン判定部105aとを備える。
需要家分類部104aは、算出部102が算出した類似度に基づいてカーブ(ロードカーブ、デュレーションカーブ、及び微分値カーブ)の形状が類似している需要家を分類する。
生活パターン判定部105aは、需要家分類部104aが分類した需要家と、カーブの生活パターンの種類に対応づけられた特徴と、カーブの形状とに基づいて、需要家相互間において類似している特定の生活パターンを判定する。
この構成により、本実施形態に係る類似度算出装置1aは、消費電力量を示すカーブの類似度に基づいて需要家を分類できるため、生活パターンに基づいて需要家を分類できる。
また、本実施形態に係る類似度算出装置1aは、需要家相互間において類似している特定の生活パターンを判定できるため、需要家の分類を説明する生活パターンを提示することができる。
また、カーブの生活パターンの種類に対応づけられた特徴とは、カーブの一部についての特徴である。
この構成により、本実施形態に係る類似度算出装置1aは、カーブの一部にのみ特徴が表れる生活パターンを判定できるため、需要家の分類を説明する生活パターンとしてカーブの一部にのみ特徴が表れる生活パターンを提示することができる。
また、算出部102は、特定の期間についての類似度を算出する。
この構成により、本実施形態に係る類似度算出装置1aは、特定の期間にのみ特徴が表れる生活パターンを判定できるため、需要家の分類を説明する生活パターンとして特定の期間にのみ特徴が表れる生活パターンを提示することができる。
なお、上述した実施形態における類似度算出装置1、1aの一部、例えば、制御部10、制御部10aをコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、類似度算出装置1、1aに内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における類似度算出装置1、1aの一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。類似度算出装置1、1aの各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1、1a…類似度算出装置、2…消費電力量管理サーバ、3…需要家管理サーバ、4…住宅、10、10a…制御部、11…通信部、12a…記憶部、40…計測装置、41…管理装置、42…ホームゲートウェイ、100…消費電力量情報取得部、101…カーブ生成部、102…算出部、103…提示部、104a…需要家分類部、105a…生活パターン判定部、120a…特徴情報

Claims (7)

  1. 需要家の所定の期間の消費電力量を示すロードカーブと、前記ロードカーブから算出されるデュレーションカーブと、前記ロードカーブを微分して得られる微分値カーブとのうち少なくとも1つのカーブの前記需要家相互間における類似度を前記カーブの形状に基づいて算出する算出部を備える
    類似度算出装置。
  2. 前記算出部が算出した前記類似度に基づいて前記カーブの形状が類似している前記需要家を分類する需要家分類部をさらに備える
    請求項1に記載の類似度算出装置。
  3. 前記需要家分類部が分類した前記需要家と、前記カーブの生活パターンの種類に対応づけられた特徴と、前記カーブの形状とに基づいて、前記需要家相互間において類似している特定の生活パターンを判定する生活パターン判定部をさらに備える
    請求項2に記載の類似度算出装置。
  4. 前記特徴とは、前記カーブの一部についての特徴である
    請求項3に記載の類似度算出装置。
  5. 前記算出部は、特定の期間についての前記類似度を算出する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の類似度算出装置。
  6. 需要家の所定の期間の消費電力量を示すロードカーブと、前記ロードカーブから算出されるデュレーションカーブと、前記ロードカーブを微分して得られる微分値カーブとのうち少なくとも1つのカーブの前記需要家相互間における類似度を前記カーブの形状に基づいて算出する第1の過程
    を有する類似度算出方法。
  7. コンピュータに、
    需要家の所定の期間の消費電力量を示すロードカーブと、前記ロードカーブから算出されるデュレーションカーブと、前記ロードカーブを微分して得られる微分値カーブとのうち少なくとも1つのカーブの前記需要家相互間における類似度を前記カーブの形状に基づいて算出する手順
    を実行させるためのプログラム。
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