JP2020164519A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布直後のパサツキの無さ、ごわつきの無さ、なめらかさに優れ、かつ、翌朝のパサツキの無さの持続、寝癖のつきにくさ、スタイリングのしやすさにも優れた毛髪化粧料の提供。【解決手段】(A)テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル;(B)2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの単独重合体及び2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとの共重合体からなる群から選ばれる1種又は2種以上;(C)水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油及び水添ナタネ油からなる群から選ばれる1種又は2種以上の水添植物油;(D)アミノ変性シリコーン;並びに(E)高重合ジメチルポリシロキサン及び高重合ジメチコノールからなる群から選ばれる1種又は2種以上、を含有し、(A)と(B)の含有質量割合(A)/(B)及び(C)と(B)の含有質量割合(C)/(B)が、各々10〜2000である、毛髪化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関する。
毛髪化粧料は、ヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、整髪料など用途に応じた様々なアイテムがあり、求められる機能も多岐にわたっているが、毛髪へ適用したあとの様々な使用感は、重要な項目となっている。毛髪適用後の使用感も、求める機能により、多岐にわたるが、例えば、髪のパサツキ、ごわつき、なめらかさ、指通り、ハリ感、ツヤ感、しなやかさ、うるおい感、スタイリングのしやすさなどが挙げられる。また、これらの使用感は、使用直後だけでなく、翌朝においても、同様の使用感を求められることがある。
これらの優れた使用感を得るために、各種油剤や保湿成分や高分子成分など様々なものにおいて配合検討がなされている。
毛髪適用後の使用感として、例えば、なめらさ、柔らかさ、しっとり感を付与するために、特定の高重合シリコーン、特定のアミノ変性シリコーン、カチオンポリマーなどを含有する技術(例えば、特許文献1、2、3参照)などがある。
また、ごわつき感を抑えるために、特定の油剤を含有する技術(例えば、特許文献4参照)などがある。
一方、使用直後だけでなく、翌朝においての効果として、寝癖のつきにくさ、スタイリングしやすさを付与するために、例えば、特定のカチオン性ポリマーと脂肪酸を含有する技術(例えば、特許文献5参照)、ステロール誘導体や植物油を含有する技術(例えば、特許文献6参照)などがある。
特開平11−240822号公報 特開2008−297245号公報 特開2013−216620号公報 特開2009−51817号公報 特開2017−210472号公報 特開2004−35457号公報
特許文献1に記載の毛髪処理剤は、特定の高重合シリコーンや高重合アミノ変成シリコーンなどと特定のシリル化ペプチドを含有することで、毛髪に豊かな光沢となめらかさを付与し、枝毛の修復効果を有するが、高重合シリコーンの影響と考えられるが直後の使用感として、パサツキの無さ、ごわつきの無さに優れない場合があった。
特許文献2に記載の毛髪化粧料は、アミノ変性及び又はアンモニウム変性シリコーン、高重合シリコーン、キシログルカンなどを含有することで、毛髪に、なめらかさ、柔らかさ、しっとり感を付与する効果を有するが、翌朝の持続効果として、直後の使用感として、パサツキの無さに優れない場合や、翌朝の使用感として、パサツキの無さの持続、寝癖のつきにくさ、スタイリングのしやすさに優れない場合があった。
特許文献3に記載の毛髪化粧料組成物は、特定のカチオンポリマー、特定の脂肪酸、カチオン性又はアニオン性界面活性剤を含有することで、毛髪に、なめらかさやまとまりを付与し、翌日も持続する効果を有するが、カチオンポリマーの影響と考えられるが、直後の使用感として、ごわつきの無さに優れない場合があった。
特許文献4に記載の毛髪化粧料は、特定の炭化水素油、アミノ変成シリコーン、特定の植物油などを含有することで、髪のごわつきを改善し、まとまりを付与する効果を有するものであるが、直後の使用感として、なめらかさに優れない場合や、翌朝の使用感として、パサツキの無さの持続に優れない場合があった。
特許文献5に記載の毛髪処理剤は、2種の特定のカチオン性ポリマーと脂肪酸又はその塩を含有することで、寝癖をつきにくくするとともに、毛髪になめらかさ、まとまりを付与するものであるが、直後の使用感として、パサツキの無さ、ごわつきの無さに優れない場合があった。
特許文献6に記載の毛髪化粧料は、ステロール誘導体及び又は特定のシリコーンと植物油を含有することで、優れた毛髪の風合いを有し、効果持続性に優れ、スタイリングをしやすくする効果を有するものだが、直後の使用感として、ごわつきの無さ、なめらかさに優れない場合があった。
このような上記課題が存在しているが、毛髪化粧料の使用に際して、塗布直後の使用感として、パサツキの無さ、ごわつきの無さ、なめらかさに優れ、かつ、翌朝の使用感として、パサツキの無さの持続、寝癖のつきにくさ、スタイリングのしやすさを満たすものはこれまでなく、このような毛髪化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情に鑑み、本発明者らは、まず、毛髪化粧料を適用後の、直後の使用感として、パサツキの無さを向上させるため、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチルと、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの単独重合体及び2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとの共重合体からなる群から選ばれる1種又は2種以上を含有することを試み、さらに、直後の使用感として、なめらかさを向上させるため、水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油及び水添ナタネ油からなる群から選ばれる1種又は2種以上の水添植物油、アミノ変性シリコーンおよび高重合ジメチルポリシロキサンおよび高重合ジメチコノールからなる群から選ばれる1種又は2種以上を含有することを試みたところ、直後の使用感として、パサツキの無さ、なめらかさに、ある程度改善は見られたものの、未だ効果は不十分であった。
そこでさらに鋭意検討した結果、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの単独重合体及び2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとの共重合体からなる群から選ばれる1種又は2種以上、水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油及び水添ナタネ油からなる群から選ばれる1種又は2種以上の水添植物油、アミノ変性シリコーン並びに高重合ジメチルポリシロキサン及び高重合ジメチコノールからなる群から選ばれる1種又は2種以上を含有しつつ、さらに、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの単独重合体及び2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとの共重合体からなる群から選ばれる1種又は2種以上とテトライソステアリン酸ペンタエリスリチルとの含有質量割合を特定としつつ、さらに、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの単独重合体及び2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとの共重合体からなる群から選ばれる1種又は2種以上と水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油及び水添ナタネ油からなる群から選ばれる1種又は2種以上との含有質量割合を特定としたときに、直後の使用感として、パサツキの無さ、なめらかさに優れるだけでなく、直後の使用感として、ごわつきの無さにも優れ、さらに意外なことに、翌朝の使用感として、パサツキの無さの持続、寝癖のつきにくさ、スタイリングのしやすさにも優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の[1]〜[3]を提供する。
[1]
次の成分(A)〜(E);
(A)テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル
(B)2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの単独重合体及び2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとの共重合体からなる群から選ばれる1種又は2種以上
(C)水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油及び水添ナタネ油からなる群から選ばれる1種又は2種以上の水添植物油
(D)アミノ変性シリコーン
(E)高重合ジメチルポリシロキサン及び高重合ジメチコノールからなる群から選ばれる1種又は2種以上
を含有し、
更に、成分(A)及び成分(B)の含有質量割合(A)/(B)が、10〜2000であり、
成分(C)及び成分(B)の含有質量割合(C)/(B)が、10〜2000である
毛髪化粧料。
[2]
前記成分(B)が、ポリクオタニウム−51、ポリクオタニウム−65及びポリアクリル酸ホスホリルコリングリコールからなる群から選ばれる1種又は2種以上である[1]の項に記載の毛髪化粧料。
[3]
前記成分(E)の25℃における動粘度が、10万mm/s〜1000万mm/sである[1]又は[2]のいずれかの項に記載の毛髪化粧料。
本発明は、直後の使用感として、パサツキの無さ、ごわつきの無さ、なめらかさに優れ、翌朝の使用感として、パサツキの無さの持続、寝癖のつきにくさ、スタイリングのしやすさに優れる毛髪化粧料を提供する。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書においては、「〜」を用いて数値範囲を表す際は、その範囲は両端の数値を含むものとする。
<成分(A)>
本発明に用いられる成分(A)はテトライソステアリン酸ペンタエリスリチルであり、すなわち、ペンタエリスリトールとイソステアリン酸とのテトラエステルである。
成分(A)として、特に限定されないが、通常、毛髪化粧料等に用いられるものを使用することができる。特に限定されないが、成分(A)の市販品としては、CRODAMOL PTIS−LQ−(MV)(クローダ社製)、エステロール PT−ISHV(ナショナル美松社製)、サラコス 5418V(日清オイリオグループ社製)等が挙げられる。
本発明において、成分(A)を含有しない場合には、直後の使用感(パサツキの無さ)、更に、直後の使用感(ごわつきの無さ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)に優れない場合がある。
本発明の毛髪化粧料における成分(A)の含有量は、特に限定されないが、直後の使用感(パサツキの無さ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の点から、毛髪化粧料中、0.2〜10.0質量%(以下「質量%」は、単に「%」と略す)が好ましく、0.5〜8.0%がより好ましい。
<成分(B)>
本発明に用いられる成分(B)は、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの単独重合体及び2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとの共重合体からなる群から選ばれる1種又は2種以上である。
本発明に用いられる成分(B)における2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPC)は、下記一般式(1)で示される。
成分(B)として、特に限定されないが、通常、毛髪化粧料等に用いられるものを使用することができる。
本発明に用いられる成分(B)は、特に限定されないが、直後の使用感(ごわつきの無さ)の点から、重量平均分子量が5000以上であることが好ましく、10000以上であることがより好ましい。また、本発明に用いられる成分(B)は、特に限定されないが、直後の使用感(ごわつきの無さ)の点から、重量平均分子量が100万以下であることが好ましく、80万以下であることが好ましい。なお、重量平均分子量はゲルパーミュエーションクロマトグラフィーにより測定することができる。
また、成分(B)における疎水性モノマーの種類は、特に限定されないが、直後の使用感(ごわつきの無さ)の点から、スチレン、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルであることが好ましい。また、MPCと疎水性モノマーの構成モル比については、特に限定されないが、直後の使用感(ごわつきの無さ)の点から、MPC:疎水性モノマー=50:50〜97:3であることが好ましい。
本発明に用いられる成分(B)は、特に限定されないが、具体的に例示するならば、MPCの単独重合体として、例えば、ポリアクリル酸ホスホリルコリングリコール(ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン)を含有する、LIPIDURE−HM、LIPIDURE−HM−500、LIPIDURE−HM−600(以上、日油社製)、MPCとメタクリル酸ブチルとの共重合体として、ポリクオタニウム−51を含有する、LIPIDURE−PMB、LIPIDURE B(以上、日油社製)、MPC、メタクリル酸ブチル及びメタクリル酸ナトリウムとの共重合体として、ポリクオタニウム−65を含有する、LIPIDURE A(日油社製)、MPCとメタクリル酸ステアリルとの共重合体として、ポリクオタニウム−61を含有する、LIPIDURE NA 、LIPIDURE−NR(以上、日油社製)、ポリクオタニウム−64を含有する、LIPIDURE C(日油社製)等の市販品が挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
成分(B)として、特に限定されないが、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(ごわつきの無さ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の点から、成分(B)は、ポリクオタニウム−51、ポリクオタニウム−65及びポリアクリル酸ホスホリルコリングリコール(ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン)からなる群から選ばれる1種又は2種以上から選ばれる1種又は2種以上であることが好ましく、ポリクオタニウム−51であることがより好ましい。
本発明において、成分(B)を含有しない場合には、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(ごわつきの無さ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)に優れない場合がある。
本発明の毛髪化粧料における成分(B)の含有量は、特に限定されないが、直後の使用感(パサツキの無さ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の点から、毛髪化粧料中、0.001〜0.5%が好ましく、0.002〜0.2%がより好ましく、0.02〜0.1%がより好ましい。
<成分(C)>
本発明における成分(C)は、水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油及び水添ナタネ油からなる群から選ばれる1種又は2種以上の水添植物油である。成分(C)として、特に限定されないが、通常、毛髪化粧料等に用いられるものを使用することができる。
パーム油としては、特に由来は限定されないが、アブラヤシの果肉部から得られるものを含み得るし、内果皮の中の核から得られるもの(パーム核油)も含み得る。
ナタネ油として、特に由来は限定されないが、ナタネ種子から得られるナタネ種子油を含み得る。
成分(C)としては、日本化粧品工業連合会が作成した「成分表示名称リスト」に収載されている表示名称として、「水添ヤシ油」、「水添パーム油」、「水添パーム核油」、「水添ヒマシ油」、「水添ナタネ種子油」などを有するものが使用され得る。
本発明に用いられる成分(C)は、特に限定されないが、具体的に例示するならば、スーパーヌーコア H(日油社製)等の市販品が挙げられる。
本発明における成分(C)は、特に限定されないが、直後の使用感(ごわつきの無さ)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)の点から、水添ヤシ油及び水添パーム油からなる群から選ばれる1種又は2種以上であることが好ましい。
本発明において、成分(C)を含有しない場合は、直後の使用感(ごわつきの無さ)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)に優れない場合がある。これは、成分(C)を含有することにより、使用直後の髪表面に、柔軟で、エモリエント感のあるコーティング膜が形成され、直後の使用感(ごわつきの無さ)に優れると考えられる。また、柔軟で、エモリエント感のあるコーティング膜は、髪の乾燥を抑制しつつ、髪の柔軟性を維持することにより、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)にも優れたと考えられる。
本発明の毛髪化粧料における成分(C)の含有量は、特に限定されないが、直後の使用感(ごわつきの無さ)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)の点から、毛髪化粧料中、0.2〜10.0%が好ましく、0.5〜5.0%がより好ましい。
<成分(D)>
本発明に用いられる、成分(D)はアミノ変性シリコーンである。成分(D)として、特に限定されないが、通常、毛髪化粧料等に用いられるものを使用することができる。
成分(D)は、例えば下記一般式(2)で示されるアミノ基を含有するシリコーン化合物が、直後の使用感(ごわつきの無さ)の点で、好ましい。
[式(2)中、Rは同一又は異なってもよくOH基又はメチル基を示し、pは0〜2000、qは1〜2000、nは1〜5の数を示す。Xは炭素原子数1〜5の炭化水素基を示す。]
上記一般式(2)のアミノ変性シリコーンは上記の化学構造を有するものであれば何れの化合物も使用可能であるが、特にアモジメチコン〔INCI収載名:式(2)において、RがOH基又はメチル基、Xが炭素原子数3〜4の直鎖又は分岐鎖の飽和炭化水素基、nが3である化合物〕が好ましい。このような化合物としては、BELSIL ADM 1370、BELSIL ADM 1650(以上、旭化成ワッカーシリコーン社製)、KF−8004、KF−867S(以上、信越化学工業社製)、SF 8452C、SS−3551(以上、東レ・ダウコーニング社製)、水性エマルション形態であるDOWCORNING TORAY SM 8904 COSMETIC EMULSION、BY22−079、FZ−4671(以上、東レ・ダウコーニング社製)、X−52−2265(信越化学工業社製)等の市販品があり、本発明の成分(D)として使用することができる。
本発明において、成分(D)のアミノ変性シリコーンはオイル状である場合があるが、これを乳化してエマルションやミクロエマルション等にしたものも使用可能である。
本発明において、成分(D)を含有しない場合、直後の使用感(ごわつきの無さ)に優れない場合がある。
本発明に用いられる成分(D)のアミノ変性シリコーンは、必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて使用することができ、その含有量は特に限定されないが、直後のごわつきの無さの点から、アミノ変性シリコーン純分として、毛髪化粧料中、0.2〜5%が好ましく、0.3〜2.5%がより好ましい。
<成分(E)>
本発明に用いられる、成分(E)は、高重合ジメチルポリシロキサン及び高重合ジメチコノールからなる群から選ばれる1種又は2種以上である。成分(E)として、特に限定されないが、通常、毛髪化粧料等に用いられるものを使用することができる。本発明において、高重合とは、平均重合度が500以上であることを指す。
本発明における高重合ジメチルポリシロキサンは、ジメチルシロキサン単位が重合したものであり、両末端はトリメチルシロキサンとなっているものである。平均重合度は500以上であれば、特に限定されるものではないが、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の点で、平均重合度が650〜10000であることが好ましく、1000〜3300であることがより好ましく、2200〜3300であることがさらにより好ましい。成分(E)の25℃における動粘度としては、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の点で、10万mm/s〜1000万mm/sが好ましく、100万mm/〜1000万mm/sがより好ましい。また、成分(E)の平均重合度と25℃における動粘度は相関関係を有する場合があり、平均重合度1000〜3300において、25℃における動粘度10万mm/s〜1000万mm/sに、平均重合度2200〜3300において、25℃における動粘度100万mm/〜1000万mm/sに相当し得る。成分(E)は、平均重合度の異なる1種又は2種以上を併用して用いることができる。
本発明において、25℃における動粘度は、ブルックフィールド型粘度計を用いた化粧品原料基準・粘度測定法第二法に従って測定する。
特に限定されないが、成分(E)の高重合ジメチルポリシロキサンにおける市販品としては、例えば、KF96H−10万、KF96H−100万(信越化学工業社製)、BY11−003、BY11−007(以上、東レ・ダウコーニング社製)、東芝シリコーンTSE−200、TSE−200A(以上、東芝シリコーン社製)等を使用することができる。
本発明における高重合ジメチコノールとは、ジメチルシロキサン単位が重合し、末端がヒドロキシ基となっているものである。平均重合度は、500以上であれば、特に限定されるものではないが、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の点で、1000〜20000であることが好ましく、2000〜10000であることがより好ましい。
特に限定されないが、成分(E)の高重合ジメチコノールにおける市販品としては、例えば、XF49−C2497(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)、X21−5666、X21−5661(以上、信越化学工業社製)、1501 FLUID、1503 FLUID(東レ・ダウコーニング社製)等を使用することができる。成分(E)は、平均重合度の異なる1種又は2種以上を併用して用いることができる。
本発明に用いられる成分(E)の含有量は特に限定されないが、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の点で、毛髪化粧料中、0.1〜15.0%が好ましく、0.15〜10.0%がより好ましく、0.5〜3%がさらにより好ましい。
本発明における成分(A)及び成分(B)の含有質量割合(A)/(B)は、10〜2000である。含有質量割合(A)/(B)が、10未満である場合、直後の使用感(パサツキの無さ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)に優れない場合がある。含有質量割合(A)/(B)が、2000を超える場合には、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)に優れない場合がある。
成分(A)及び成分(B)の含有質量割合(A)/(B)を特定の値にすることで、成分(A)、成分(B)それぞれ単独では、十分な効果が得られなった直後の使用感(なめらかさ)が、特に向上する。
含有質量割合(A)/(B)は、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の点で、20〜1000であることが好ましく、20〜100であることがより好ましい。
本発明における成分(C)及び成分(B)の含有質量割合(C)/(B)は、10〜2000である。含有質量割合(C)/(B)が、10未満である場合、直後の使用感(ごわつきの無さ)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)に優れない場合がある。含有質量割合(C)/(B)が、2000を超える場合、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)に優れない場合がある。
成分(C)及び成分(B)の含有質量割合(C)/(B)を特定の値にすることで、成分(C)、成分(B)それぞれ単独では、十分な効果が得られなった直後の使用感(なめらかさ)が、特に向上する。
含有質量割合(C)/(B)は、直後の使用感(ごわつきの無さ)、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)の点で、20〜1000であることが好ましく、20〜100であることがより好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、更に目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲内において、上記した成分の他に、通常の化粧料や医薬部外品、外用医薬品等の製剤に使用される成分、例えば精製水、温泉水、深層水等の水、アルコール類、成分(A)、(C)、(D)、(E)以外の油剤、感触調整あるいは着色用等の粉体、界面活性剤等の汎用成分や、成分(B)以外の水溶性高分子、皮膜形成剤、油性ゲル化剤、樹脂、包接化合物、保湿剤、抗菌・防腐剤、消臭剤、塩類、紫外線吸収剤、酸化防止剤、キレート剤、退色防止剤、消泡剤、清涼剤、噴射剤、香料、色素等を含有することができる。
本発明の毛髪化粧料は、特に限定されず、化粧品や医薬部外品として使用され得る。
また、本発明の毛髪化粧料は、使用方法として、特に限定されない。直後の使用感、翌朝の使用感の項目の全体に優れる点から、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアマスク、頭皮マッサージ料などのようなインバス製品や、ヘアミルク、ヘアクリーム、ヘアエッセンス、毛髪保護料、整髪料など、洗い流さないアウトバス製品などであることが好ましい。
本発明の毛髪用化粧料の動粘度は、特に限定されないが、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)の点から、25℃の動粘度が1000mm/s〜100万mm/sであることが好ましく、2000mm/s〜10万mm/sであることがより好ましい。
また、本発明の毛髪化粧料は、剤型は、特に限定されないが、直後の使用感、翌朝の使用感の項目の全体に優れる点で、O/W型の乳化剤型であることが望ましい。
容器形態としては、特に限定されないが、髪に塗布する使用性の点から、ボトル容器、ディスペンサー容器、チューブ容器、ジャー容器や、エアゾール容器で使用することができる。エアゾール容器として使用する場合に、充填されるガス(噴射剤)は特に限定されるものではないが、通常化粧料に使用されるものとして、例えば、炭化水素やハロゲン化炭化水素等を用いることができる。具体的には、プロパン、イソブタン、ノルマルブタン、イソペンタン、液化石油ガス(以下、「LPG」と略す)、ジメチルエーテル(以下、「DME」と略す)、ジクロルジフルオルメタン、トリクロルモノフルオルメタン、窒素、炭酸等が挙げられ、中でも、LPG、DMEが、肌上に均一に塗布することができ、好ましく、これらの噴射剤は、1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。
本発明の毛髪化粧料の製造方法は、特に制限はなく、常法により調製される。例えば、成分(A)〜(E)及びその他必要に応じて他の成分を均一に乳化等することで、調製することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
実施例1〜12及び比較例1〜10;ヘアコンディショナー(インバス)
表1〜表4に示す組成及び下記製造方法にてヘアコンディショナー(インバス)を調製し、以下に示す製造方法により、<1>直後の使用感(パサツキの無さ)、<2>直後の使用感(ごわつきの無さ)、<3>直後の使用感(なめらかさ)、<4>翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、<5>翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、<6>翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定した。結果を併せて表1〜表4に示した。
(注1) DOWCORNING TORAY SM 8904 COSMETIC EMULSION(東レ・ダウコーニング社製)(表1〜表4中において、純分量を記載)
(注2) LIPIDURE−PMB(BG)(日油社製)(表1〜表4中において、純分量を記載)
(注3) Merquat 3330PR Polymer(日本ルーブリゾール社製)(表1〜表4中において、純分量を記載)
(製造方法)
A:No.1〜11を均一に加熱混合溶解した。
B:No.12〜15、17を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを室温まで冷却し、No.16を添加し、毛髪化粧料を得た。
〔評価方法1〕:<1>直後の使用感(パサツキの無さ)、<2>直後の使用感(ごわつきの無さ)、<3>直後の使用感(なめらかさ)、<4>翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、<5>翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、<6>翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)
化粧品専門パネル20名に、実施例1〜12及び比較例1〜10のヘアコンディショナー(インバス)を使用してもらい、<1>直後の使用感(パサツキの無さ)、<2>直後の使用感(ごわつきの無さ)、<3>直後の使用感(なめらかさ)の項目について下記の(イ)、(ロ)、(ハ)の評価基準に従って5段階評価をおこなった。また、<4>翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、<5>翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、<6>翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)については、下記の(ニ)、(ホ)、(へ)の評価基準に従って、5段階評価をおこなった。その後、各評価について、下記(ト)判定基準に従って判定した。
(イ)[評価基準]<1>直後の使用感(パサツキの無さ)
実施例1〜12及び比較例1〜10のヘアコンディショナー(インバス) 5gを手に取り、髪に塗布し、仕上がり時の直後の使用感として、パサツキの無さを評価した。
5段階評価基準:
[評点]:[評価結果]
5点 :パサツキの無さが十分ある
4点 :パサツキの無さがほぼ十分ある
3点 :パサツキの無さが少し足りない
2点 :パサツキの無さがだいぶ足りない
1点 :パサツキの無さが不足している
(ロ)[評価基準]<2>直後の使用感(ごわつきの無さ)
実施例1〜12及び比較例1〜10のヘアコンディショナー(インバス) 5gを手に取り、髪に塗布し、仕上がり時の直後の使用感として、ごわつきの無さを評価した。
5段階評価基準:
[評点]:[評価結果]
5点 :ごわつきの無さが十分ある
4点 :ごわつきの無さががほぼ十分ある
3点 :ごわつきの無さが少し足りない
2点 :ごわつきの無さがだいぶ足りない
1点 :ごわつきの無さが不足している
(ハ)[評価基準]<3>直後の使用感(なめらかさ)
5段階評価基準:
実施例1〜12及び比較例1〜10のヘアコンディショナー(インバス) 5gを手に取り、髪に塗布し、仕上がり時の直後の使用感として、なめらかさを評価した。
[評点]:[評価結果]
5点 :なめらかさが十分ある
4点 :なめらかさががほぼ十分ある
3点 :なめらかさが少し足りない
2点 :なめらかさがだいぶ足りない
1点 :なめらかさが不足している
(ニ)[評価基準]<4>翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)
5段階評価基準:
実施例1〜12及び比較例1〜10のヘアコンディショナー(インバス) 5gを手に取り、髪に塗布し、10時間経過後の翌朝の使用感として、パサツキの無さの持続を評価した。
[評点]:[評価結果]
5点 :パサツキの無さの持続が十分ある
4点 :パサツキの無さの持続がほぼ十分ある
3点 :パサツキの無さの持続が少し足りない
2点 :パサツキの無さの持続がだいぶ足りない
1点 :パサツキの無さの持続が不足している
(ホ)[評価基準]<5>翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)
5段階評価基準:
実施例1〜12及び比較例1〜10のヘアコンディショナー(インバス) 5gを手に取り、髪に塗布し、10時間経過後の翌朝の使用感として、寝癖のつきにくさを評価した。
[評点]:[評価結果]
5点 :寝癖のつきにくさが十分ある
4点 :寝癖のつきにくさがほぼ十分ある
3点 :寝癖のつきにくさが少し足りない
2点 :寝癖のつきにくさがだいぶ足りない
1点 :寝癖のつきにくさが不足している
(へ)[評価基準]<6>翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)
5段階評価基準:
実施例1〜12及び比較例1〜10のヘアコンディショナー(インバス) 5gを手に取り、髪に塗布し、10時間経過後の翌朝の使用感として、<6>翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)を評価した。
[評点]:[評価結果]
5点 :スタイリングのしやすさが十分ある
4点 :スタイリングのしやすさがほぼ十分ある
3点 :スタイリングのしやすさが少し足りない
2点 :スタイリングのしやすさがだいぶ足りない
1点 :スタイリングのしやすさが不足している
(ト)判定基準
[判定]:[評点の平均点]
◎ :4.0以上
○ :3.0以上〜4.0未満
△ :2.0以上〜3.0未満
× :2.0未満
表1〜表4の結果から明らかなように、実施例1〜12は、「直後の使用感(パサツキの無さ)」、「直後の使用感(ごわつきの無さ)」、「直後の使用感(なめらかさ)」、「翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)」、「翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)」、「翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)」の各項目について良好であった。
含有質量割合(A)/(B)が10未満である比較例1は、「直後の使用感(パサツキの無さ)」、「翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)」、「翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)」が、劣っていた。
含有質量割合(A)/(B)が2000を越えている比較例2は、「直後の使用感(なめらかさ)」、「翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)」、「翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)」が、劣っていた。
含有質量割合(C)/(B)が10未満である比較例3は、「直後の使用感(ごわつきの無さ)」、「翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)」が、劣っていた。
含有質量割合(C)/(B)が2000を越えている比較例4は、「直後の使用感(ごわつきの無さ)」、「直後の使用感(なめらかさ)」、「翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)」が、劣っていた。
成分(A)を含有しない比較例5は、「直後の使用感(パサツキの無さ)」、「翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)」、「翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)」が、劣っていた。
成分(B)を含有しない比較例6は、「直後の使用感(パサツキの無さ)」、「直後の使用感(ごわつきの無さ)」、「翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)」、「翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)」、「翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)」が、劣っていた。
成分(C)を含有しない比較例7は、「直後の使用感(ごわつきの無さ)」、「直後の使用感(なめらかさ)」、「翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)」が、劣っていた。
成分(D)を含有しない比較例8は、「直後の使用感(ごわつきの無さ)」が、劣っていた。
成分(E)を含有しない比較例9は、「直後の使用感(なめらかさ)」が、劣っていた。
含有質量割合(A)/(B)が2000を超え、含有質量割合(C)/(B)が2000を超える比較例10は、「直後の使用感(なめらかさ)」、「翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)」、「翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)」、「翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)」が、劣っていた。
実施例13:ヘアリンス(インバス)
(成分) (%)
1.セトステアリルアルコール 1.5
2.セタノール 0.5
3.ステアリルアルコール 0.5
4.ベヘニルアルコール 0.2
5.塩化ベヘニルトリメチルアンモニム 0.5
6.塩化ステアリルトリメチルアンモニム 0.5
7.塩化ジステアリルジメチルアンモニム 0.2
8.ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート 0.1
9.テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル 1.0
10.オクチルドデカノール 0.5
11.オレイルアルコール 0.5
12.ミネラルオイル 0.5
13.ミリスチン酸イソプロピル 0.3
14.水添ヤシ油 0.6
15.水添パーム油 0.2
16.水添ヒマシ油 0.2
17.水添ポリイソブテン 0.5
18.エチルヘキサン酸セチル 1.5
19.トリエチルヘキサノイン 2.0
20.オレイン酸エチル 0.3
21.オリーブ脂肪酸エチル 0.2
22.ジメチコン(25℃において10mm/s) 3.5
23.ジメチコン(25℃において100万mm/s) 0.5
24.ジメチコノール(25℃において100万mm/s) 0.5
25.アモジメチコン(注1) 0.8
26.グリセリン 5.0
27.プロピレングリコール 1.5
28.1,3−ブチレングリコール 3.0
29.1,3−プロパンジオール 1.0
30.トリプロピレングリコール 0.5
31.クエン酸 0.01
32.クエン酸Na 0.01
33.グリシン 0.1
34.ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 0.1
35.ポリアクリル酸ホスホリルコリングリコール(注4) 0.01
36.香料 0.3
37.精製水 残量
(注4)LIPIDURE−HM−600(日油社製)
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜35、37を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.36を添加し、ヘアリンス(インバス)を得た。
以上のようにして得られた実施例13のヘアリンス(インバス)は、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(ごわつきの無さ)、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の各項目について良好であった。実施例13のヘアリンス(インバス)の25℃における動粘度は12000mm/sであった。
実施例14:ヘアマスク(インバス)
(成分) (%)
1.セトステアリルアルコール 3.5
2.セタノール 3.5
3.ステアリルアルコール 2.5
4.ベヘニルアルコール 1.2
5.塩化ベヘニルトリメチルアンモニム 1.5
6.塩化ステアリルトリメチルアンモニム 1.0
7.塩化ジステアリルジメチルアンモニム 0.2
8.ステアリルPGトリモニウムクロリド 0.5
9.テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル 5.0
10.オクチルドデカノール 2.0
11.デシルテトラデカノール 1.0
12.イソステアリルアルコール 0.2
13.オレイン酸 0.3
14.水添ヤシ油 2.0
15.水添パーム油 0.2
16.ワセリン 0.2
17.重質流動イソパラフィン 0.5
18.ポリプロピレン 0.4
19.イソステアリン酸デキストリン 0.5
20.オレイン酸エチル 0.5
21.オリーブ脂肪酸エチル 0.5
22.ジメチコン(25℃において100mm/s) 5.0
23.ジメチコン(25℃において100万mm/s) 1.0
24.(ビスブチロキシアミジメチコン/PEG−60)コポリマー 0.5
25.アモジメチコン(注1) 0.5
26.ジグリセリン 1.5
27.PEG−8 2.0
28.PEG−45M 0.2
29.ジプロピレングリコール 1.0
30.エタノール 0.5
31.乳酸 0.01
32.乳酸Na 0.01
33.イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD 0.1
34.PCA−Na 0.05
35.ポリクオタニウム−51(注2) 0.02
36.ポリクオタニウム−65(注5) 0.015
37.ポリクオタニウム−61(注6) 0.015
38.ポリクオタニウム−64 0.005
39.ポリクオタニウム−104 0.5
40.香料 0.3
41.精製水 残量
(注5)LIPIDURE−A(日油社製)
(注6)LIPIDURE−NR(日油社製)
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜39、41を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.40を添加し、ヘアマスク(インバス)を得た。
以上のようにして得られた実施例14のヘアマスク(インバス)は、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(ごわつきの無さ)、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の各項目について良好であった。実施例14のヘアマスク(インバス)の25℃における動粘度は80000mm/sであった。
実施例15:ヘアトリートメント(インバス)
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 2.0
2.塩化ベヘニルトリメチルアンモニム 0.5
3.塩化ジステアリルジメチルアンモニム 0.5
4.セトステアリルアルコール 4.5
5.ベヘニルアルコール 5.5
6.オクチルドデカノール 1.0
7.水添ヤシ油 4.0
8.オレイン酸エチル 1.0
9.オレイン酸フィトステリル 1.5
10.ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物 0.3
11.ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビスイソステアリル0.1
12.ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル) 0.2
13.イソステリン酸フィトステリル 0.3
14.テトライソステリン酸ペンタエリスリチル 3.0
15.テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 0.2
16.ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)
ジペンタエリスリチル 0.2
17.シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール0.2
18.(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10 0.3
19.イソノナン酸イソノニル 0.5
20.イソノナン酸イソトリデシル 0.5
21.フェニルトリメチコン 5.0
22.ジメチコン(25℃において1000万mm/s) 0.5
23.ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 1.0
24.(ビスイソブチルPEG−14/アモジメチコン)コポリマー 0.5
25.ビス(ヒドロキシ/メトキシ)アモジメチコン 0.5
26.アモジメチコン 1.5
27.PPG−10メチルグルコース 2.0
28.グルコシルトレハロース 0.2
29.PPG−52ブチル 1.0
30.メチルグルセス−10 0.5
31.リンゴ酸 0.01
32.リンゴ酸Na 0.01
33.(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル
加水分解シルク 0.1
34.ジグルコシル没食子酸 0.05
35.ポリクオタニウム−6(注7) 0.1
36.ポリクオタニウム−7(注8) 0.1
37.ポリクオタニウム−22(注9) 0.1
38.ポリクオタニウム−39(注3) 0.1
39.グア−ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(注10) 0.1
40.ポリクオタニウム−51(注2) 0.04
41.香料 0.3
42.精製水 残量
(注7)MERQUAT 100 POLYMER(日本ルーブリゾール社製)
(注8)MERQUAT 550 POLYMER(日本ルーブリゾール社製)
(注9)MERQUAT 295 POLYMER(日本ルーブリゾール社製)
(注10)JAGUAR C−14S(SOLVAY S.A.社製)
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜40、42を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.41を添加し、ヘアトリートメント(インバス)を得た。
以上のようにして得られた実施例15のヘアトリートメント(インバス)は、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(ごわつきの無さ)、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の各項目について良好であった。実施例15のヘアトリートメント(インバス)の25℃における動粘度が100000mm/sであった。
実施例16:エアゾールフォームヘアトリートメント(アウトバス)
原液
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
2.塩化ベヘニルトリメチルアンモニム 0.5
3.塩化ジステアリルジメチルアンモニム 0.5
4.セトステアリルアルコール 1.5
5.ミリスチルアルコール 0.5
6.テトライソステリン酸ペンタエリスリチル 0.8
7.水添ヤシ油 1.0
8.オレイン酸エチル 0.3
9.ミリスチン酸イソプロピル 1.5
10.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.3
11.酢酸トコフェロール 0.1
12.天然ビタミンE 0.1
13.アスタキサンチン 0.05
14.セラミド2 0.05
15.セラミド3 0.05
16.コレステロール 0.1
17.フィトステロール 0.1
18.オリーブスクワラン 0.1
19.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン0.1
20.ラウロイルサルコシンイソプロピル 0.5
21.軽質流動イソパラフィン 1.0
22.ジメチコン(25℃において100万mm/s) 0.2
23.(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー 0.5
24.(ジメチコン/ポルグリセリン−3)クロスポリマー 0.5
25.(ジメチコン/(PEG−10/15)クロスポリマー 0.5
26.アモジメチコン 0.1
27.アルギニン 0.1
28.アスパラギン酸 0.1
29.アセチルヒドロキシプロリン 0.1
30.システイン 0.1
31.リン酸Na 0.01
32.リン酸2Na 0.01
33.(ビニルピロリドン/VA)コポリマー 0.1
35.ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム 0.1
36.コハク酸 0.01
37.ポリアクリル酸ホスホリルコリングリコール(注4) 0.01
38.(アクリレーツ/アクリル酸(C1−18)/アルキル(C1−8)
アクリルアミド)コポリマー 0.1
39.ポリウレタン−14 0.1
40.香料 0.3
41.精製水 残量
42.水溶性コラーゲン(注11) 0.01
43.ヒアルロン酸ナトリウム(注12) 0.01
44.コンドロイチン硫酸ナトリウム(注13) 0.01
45.ローズマリー水(注14) 0.01
46.ユズ抽出液(注15) 0.01
47.チャエキス(注16) 0.01
48.チャ葉エキス(注17) 0.01
49.海洋深層水(注18) 0.01
50.レスベラトロール 0.001
51.カフェイン 0.001
52.TEA 0.001
(注11)PANCOGEN MARINE(GATTEFOSSE社製)
(注12)ヒアルロン酸FCH−SU(キッコーマンフードケミファ社製)
(注13)コンドロイチン硫酸ナトリウム(マルハニチロ社製)
(注14)ローズマリー水(香栄興業社製)
(注15)ユズ抽出液−J(丸善製薬社製)
(注16)緑茶抽出液BG(丸善製薬社製)
(注17)紅茶リキッド(一丸ファルコス社製)
(注18)深層水(広貫堂社製)
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜39、41〜52を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.40を添加し、原液を得た。
E:原液と噴射剤LPGを原液:噴射剤=90:10にて、エアゾール缶に充填し、エアゾールフォームヘアトリートメント(アウトバス)を得た。
以上のようにして得られた実施例16のエアゾールフォームヘアトリートメント(アウトバス)は、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(ごわつきの無さ)、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の各項目について良好であった。実施例16のエアゾールフォームヘアトリートメント(アウトバス)の原液の25℃における動粘度が2500mm/sであった。
実施例17:ヘアクリーム(アウトバス)
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
2.塩化ジココイルジメチルアンモニム 0.3
3.臭化ステアリルトリメチルアンモニム 0.2
4.塩化ベンザルコニウム 0.2
5.アルキル(C12,C14)オキシヒドロキシプロピルアルギニン
HCL 0.1
6.セトステアリルアルコール 1.5
7.セタノール 1.0
8.ミリスチルアルコール 1.0
9.オクチルドデカノール 0.5
10.テトライソステリン酸ペンタエリスリチル 0.5
11.水添ヤシ油 0.2
12.水添パーム核油 0.2
13.水添ナタネ種子油 0.1
14.水添ポリデセン 1.0
15.バチルアルコール 0.2
16.スクワレン 0.2
17.マイクロクリスタリンワックス 0.1
18.コメヌカロウ 0.2
19.キャンデリラロウ 0.2
20.オレイン酸エチル 0.3
21.オリーブ脂肪酸エチル 0.2
22.カルナウバロウ 0.1
23.アモジメチコン 0.2
24.ジメチコン(25℃において1000万mm/s) 0.5
25.軽質流動イソパラフィン 1.0
26.ペンチレングリコール 1.5
27.エリスリトール 0.5
28.カプリリルグリコール 0.5
29.1,3−プロパンジオール 1.0
30.トリプロピレングリコール 0.5
31.コハク酸 0.01
32.コハク酸2Na 0.01
33.ソルビトール 0.1
34.ポリクオタニウム−51(注2) 0.005
35.クオタニウム−33(注19) 0.1
36.香料 0.3
37.精製水 残量
(注19)カチオンNH(日本精化社製)
(製造方法)
A:No.1〜26を均一に加熱混合溶解した。
B:No.27〜35、37を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.36を添加し、ヘアクリーム(アウトバス)を得た。
以上のようにして得られた実施例17のヘアクリーム(アウトバス)は、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(ごわつきの無さ)、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の各項目について良好であった。実施例17のヘアクリーム(アウトバス)の25℃における動粘度が20000mm/sであった。
実施例18:ヘアミルク(アウトバス)
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 0.8
2.塩化ステアリルトリメチルアンモニム 0.2
3.PEG−5ステアルトリモニウムクロリド 0.1
4.ココイルアルギニンエチルPCA 0.2
5.ステアラミドプロピルジメチルアミン 0.1
6.セトステアリルアルコール 1.5
7.セタノール 0.5
8.テトライソステリン酸ペンタエリスリチル 2.0
9.水添ヤシ油 1.0
10.オレイン酸エチル 0.5
11.イソノナン酸イソノニル 0.3
12.パルミチン酸エチルヘキシル 0.5
13.ポリヒドロキシステアリン酸 0.1
14.イソノナン酸トリデシル 0.3
15.トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 0.2
16.トリメリト酸トリトリデシル 0.2
17.ジカプリン酸PG 0.5
18.イソステアリン酸PG 0.5
19.コハク酸ジエチルヘキシル 0.5
20.ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/
ベヘニル 0.3
21.ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)0.2
22.ラウロリルサルコシンイソプロピル 0.4
23.ジメチコン(25℃において10mm/s) 0.5
24.ジメチコン(25℃において10万mm/s) 0.5
25.トリメチルシロキシケイ酸 0.2
26.アモジメチコン(注1) 0.5
27.グルコース 0.1
28.スクロース 0.1
29.グリシルグリシン 0.1
30.シトルリン 0.1
31.トレオニン 0.01
32.バリン 0.01
33.ヒスチジン 0.1
34.ポリクオタニウム−51(注2) 0.01
35.ポリクオタニウム−65(注5) 0.01
36.乳酸 0.1
37.香料 0.3
38.精製水 残量
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜36、38を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.37を添加し、ヘアミルク(アウトバス)を得た。
以上のようにして得られた実施例18のヘアミルク(アウトバス)は、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(ごわつきの無さ)、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の各項目について良好であった。実施例18のヘアミルク(アウトバス)は、25℃における動粘度が8000mm/sであった。
実施例19:ヘアエッセンス(アウトバス)
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
2.塩化ステアリルトリメチルアンモニム 0.5
3.ベヘントリモニウムメトサルフェート 0.2
4.パームアミドプロピルトリモニウムメトサルフェート 0.2
5.ベヘナミドプロピルジメチルアミン 0.1
6.セトステアリルアルコール 1.2
7.オクチルドデカノール 1.0
8.テトライソステリン酸ペンタエリスリチル 1.0
9.水添ヤシ油 0.5
10.水添パーム油 0.5
11.オリーブ油 0.2
12.メドウフォーム油 0.2
13.マカデミアナッツ油 0.2
14.アルガニアスピノサ核油 0.2
15.ツバキ油 0.2
16.セージ油 0.1
17.ラベンダー油 0.1
18.ホホバ種子 1.0
19.アーモンド油 1.0
20.アボカド油 0.1
21.コメヌカ油 0.2
22.ハトムギ油 0.1
23.ジメチコン(25℃において6mm/s) 0.1
24.ジメチコン(25℃において50万mm/s) 0.5
25.アモジメチコン(注1) 0.1
26.グリコシルトレハロース 0.5
27.トレハロース 0.1
28.ヒドロキシプロピルメチルセロース 0.05
29.ヒドロキシプロピルメチルセロースステアロキシエーテル 0.05
30.キサンタンガム 0.01
31.ポリビニルピロリドン 0.1
32.ヒドロキシエチルセルロース 0.01
33.加水分解ヒアルロン酸 0.1
34.エクトイン 0.1
35.ポリクオタニウム−51(注2) 0.007
36.ポリアクリル酸ホスホリルコリングリコール(注4) 0.002
37.ポリクオタニウム−65(注5) 0.001
38.クエン酸 0.1
39.香料 0.3
40.精製水 残量
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜38、40を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.39を添加し、ヘアエッセンス(アウトバス)を得た。
以上のようにして得られた実施例19のヘアエッセンス(アウトバス)は、直後の使用感(パサツキの無さ)、直後の使用感(ごわつきの無さ)、直後の使用感(なめらかさ)、翌朝の使用感(パサツキの無さの持続)、翌朝の使用感(寝癖のつきにくさ)、翌朝の使用感(スタイリングのしやすさ)の各項目について良好であった。実施例19のヘアエッセンス(アウトバス)の25℃における動粘度が4000mm/sであった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(E);
    (A)テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル
    (B)2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの単独重合体及び2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとの共重合体からなる群から選ばれる1種又は2種以上
    (C)水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油及び水添ナタネ油からなる群から選ばれる1種又は2種以上の水添植物油
    (D)アミノ変性シリコーン
    (E)高重合ジメチルポリシロキサン及び高重合ジメチコノールからなる群から選ばれる1種又は2種以上
    を含有し、
    更に、成分(A)及び成分(B)の含有質量割合(A)/(B)が、10〜2000であり、
    成分(C)及び成分(B)の含有質量割合(C)/(B)が、10〜2000である
    毛髪化粧料。
  2. 前記成分(B)が、ポリクオタニウム−51、ポリクオタニウム−65及びポリアクリル酸ホスホリルコリングリコールからなる群から選ばれる1種又は2種以上である請求項1の項に記載の毛髪化粧料。
  3. 前記成分(E)の25℃における動粘度が、10万mm/s〜1000万mm/sである請求項1又は2のいずれかの項に記載の毛髪化粧料。
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