JP2021050193A - 毛髪損傷改善剤 - Google Patents

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JP2021050193A JP2020071597A JP2020071597A JP2021050193A JP 2021050193 A JP2021050193 A JP 2021050193A JP 2020071597 A JP2020071597 A JP 2020071597A JP 2020071597 A JP2020071597 A JP 2020071597A JP 2021050193 A JP2021050193 A JP 2021050193A
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真吾 清川
Shingo Kiyokawa
真吾 清川
美穂 小山
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美穂 小山
祐貴 勝間田
Yuki Katsumata
祐貴 勝間田
透 清水
Toru Shimizu
透 清水
幸浩 大橋
Yukihiro Ohashi
幸浩 大橋
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Abstract

【課題】毛髪に対して優れたダメージ改善効果を有し、かつ、その効果を長期間発揮させることができる毛髪損傷改善剤を提供する。【解決手段】式(1)で表される成分(A)、式(2)で表される成分(B)、及び成分(A)である高級脂肪酸と、成分(B)であるオリゴ乳酸とをエステル化することにより得られる成分(C)を含有する毛髪損傷改善剤。(式中、R1は水酸基を有してもよいC数12〜22の炭化水素基)(式中、mは1〜10の整数)【選択図】なし

Description

本発明は、高級脂肪酸、オリゴ乳酸、及びオリゴ乳酸脂肪酸エステルを含有する、毛髪に対して優れたダメージ改善効果を有し、かつ、その効果を長期間発揮させることができる毛髪損傷改善剤に関する。
毛髪はパーマ、ブリーチ、ヘアカラーなどの化学処理、日光による紫外線、ドライヤーによる熱、ブラッシングなどにより日常的に損傷(ダメージ)を継続的に受けている。毛髪がこのようなダメージを受けると、キューティクル表面の長鎖脂肪酸が脱離してしまうことが分かってきており、このキューティクル表面の損傷が、毛髪のすべり感や指通り性を悪くし、毛髪のダメージを感じさせる要因の一つとなっている。このような毛髪ダメージを改善する方法として、毛髪成分を補給する方法や高級脂肪酸の四級化物を使用する方法が試みられている(特許文献1、2)。しかしながら、これらの方法では、洗髪等により成分が洗い流され、長期間その効果を発揮することは難しい。
特許文献3、4には、高級脂肪酸が毛髪ダメージ改善を目的とした毛髪化粧料の必須成分の一つとして配合させることが開示されている。特許文献5には、低重合度乳酸組成物が配合された毛髪化粧料が開示されているが、この組成物について毛髪ダメージを改善する効果は記載されていない。特許文献6には、オリゴ乳酸脂肪酸エステルが洗浄剤の界面活性剤として利用できることが記載されているが、この化合物について毛髪ダメージを改善する効果は記載されていない。したがって、高級脂肪酸、オリゴ乳酸、及びオリゴ乳酸脂肪酸エステルを含有する組成物については未だ知られておらず、このような組成物の毛髪損傷改善剤としての利用も全く知られていない。
特開2005−206524号 特開平10−139620号 特開平04−230615号 特開平05−286831号 特開2013−173683号 国際公開2004/092314号
本発明の課題としては、毛髪に対して優れたダメージ改善効果を有し、かつ、その効果を長期間発揮させることができる毛髪損傷改善剤を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、以下の成分(A)〜(C)を含有する毛髪損傷改善剤を用いることにより、本発明の課題を解決しうることを見出し、本発明を完成させた。
(A)下記一般式(1)で表される化合物及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上
Figure 2021050193
(式中、R1は水酸基を有してもよい炭素数12〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和炭化水素基を表す。
(B)下記一般式(2)で表される化合物及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上
Figure 2021050193
(式中、mは1〜10の整数を表す。)
(C)下記一般式(3)で表される化合物及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上
Figure 2021050193
(式中、R2は水酸基を有してもよい炭素数12〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和炭化水素基であり、nは1〜10の整数を表す。)
本発明の毛髪損傷改善剤は、毛髪に対して優れたダメージ改善効果を有し、かつ、毛髪に塗布した後に熱処理を施すことによりその効果を長期間持続的に発揮させることができる。
本発明の毛髪損傷改善剤は、以下の成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする。
(A)下記一般式(1)で表される化合物及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上
Figure 2021050193
(式中、R1は水酸基を有してもよい炭素数12〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和炭化水素基を表す。
(B)下記一般式(2)で表される化合物及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上
Figure 2021050193
(式中、mは1〜10の整数を表す。)
(C)下記一般式(3)で表される化合物及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上
Figure 2021050193
(式中、R2は水酸基を有してもよい炭素数12〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和炭化水素基であり、nは1〜10の整数を表す。)
本発明で使用される成分(A)は、上記一般式(1)で表される化合物であるが、一般的に高級脂肪酸と呼称される成分である。成分(A)の具体例としては、ドデカン酸、トリデカン酸、テトラデカン酸、ペンタデカン酸、ヘキサデカン酸、ヘプタデカン酸、オクタデカン酸、ノナデカン酸、イコサン酸、ドコサン酸等の飽和直鎖脂肪酸;イソドデカン酸、2−ブチルオクタン酸、イソトリデカン酸、イソテトラデカン酸、イソペンタデカン酸、イソヘキサデカン酸、2−ヘキシルデカン酸、イソヘプタデカン酸、イソステアリン酸、イソノナデカン酸、イソイコサン酸、2−オクチルドデカン酸、アンテイソヘンイコサン酸等の飽和分岐脂肪酸;ミリストオレイン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エライジン酸、ガドレン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、エルカ酸等の不飽和直鎖脂肪酸;12−ヒドロキシステアリン酸、9,10−ジヒドロキシステアリン酸、リシノール酸等のヒドロキシ脂肪酸;オレンジ油脂肪酸、アボガド油脂肪酸、マカデミアナッツ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、ホホバ油脂肪酸、ヒマワリ種子油脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、小麦胚芽油脂肪酸、サフラワー油脂肪酸、綿実油脂肪酸、ミンク油脂肪酸等の天然油脂由来脂肪酸が挙げられる。これらは単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。これらうち、入手性、安定性及び発明の効果を十分に発揮させる観点から、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、イコサン酸、ドコサン酸、2−ヘキシルデカン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸が好ましく、オクタデカン酸、ドコサン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸が最も好ましい。
本発明で使用される成分(B)は、上記一般式(2)で表される化合物であるが、一般的にオリゴ乳酸と呼称される成分である。本発明で使用される成分(B)は、乳酸を重縮合することにより得られる。使用される乳酸としては、L−乳酸、D−乳酸、DL−乳酸のいずれを用いてもよいが、好ましくはL−乳酸を用いるとよい。製造方法としては、乳酸を100〜180℃、より好ましくは130〜170℃に加熱し生成する水を留去しながら重縮合することにより製造することができる。一般式(2)中のmは乳酸の重合度を表すが、本発明ではmが1〜10の範囲のものを使用することができ、1〜8の範囲のものがより好ましく使用できる。本発明では重合度が単一の化合物を使用することもできるが、前述の製法によれば、成分(B)は重合度の異なる化合物の混合物として得られるため、本発明ではこのような混合物を使用するとよい。混合物である場合、mとしては1〜10、好ましくは1〜8の範囲であり、かつ、少なくともmが2以上、好ましくは3以上の化合物を含んでいるとよい。また、成分(B)の重合度mの平均としては、1.05〜6.0であることが好ましく、1.1〜4.0であることがより好ましく、1.2〜3.0であることが最も好ましい。
本発明で使用される成分(C)は、上記一般式(3)で表される化合物であり、本発明の成分(A)である高級脂肪酸と、成分(B)であるオリゴ乳酸とをエステル化することにより得られる成分である。本発明ではオリゴ乳酸脂肪酸エステルとも呼称する。エステル化の方法は特に限定されず、公知の製法により製造することができる。本発明の成分(C)の具体例としては、前述した成分(A)で例示された高級脂肪酸と、前述の成分(B)で例示されたオリゴ乳酸とのエステル化物が挙げられ、好ましくは、成分(A)で好ましいものとして例示された高級脂肪酸と、成分(B)で好ましいものとして例示されたオリゴ乳酸とのエステル化物である。
本発明の毛髪損傷改善剤は、成分(A)〜(C)からなる場合においては、成分(A)の含有量が1〜50重量%、成分(B)の含有量が1〜50重量%、成分(C)の含有量が30〜90重量%であればよく、好ましくは成分(A)の含有量が15〜45重量%、成分(B)の含有量が15〜45%重量、成分(C)の含有量が35〜70%重量である。
本発明の毛髪損傷改善剤は、成分(A)〜(C)の各成分を混合して製造することができるが、一方で、高級脂肪酸と乳酸を特定の比率で混合し、特定の触媒を用いて、特定の温度、時間で反応させることによって得られる反応生成物が、成分(A)〜(C)からなる組成物となるため、このような反応生成物を本発明の毛髪損傷改善剤として使用することもできる。なお、反応生成物として本発明の毛髪損傷改善剤を得る場合、成分(B)の重合度mと成分(C)の重合度nは、ほぼ同一となる。
反応生成物として本発明の毛髪損傷改善剤を得る場合において、その製造方法の詳細を述べる。まず、原料の高級脂肪酸と乳酸の仕込み比率としては、モル比で1.0:1.1〜1.0:10.0、より好ましく1.0:1.2〜1.0:6.0とするとよい。触媒としては塩基性触媒を使用するとよく、具体的には、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム等の金属水酸化物;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸金属塩;カリウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、カリウムエトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t−ブトキシド、ナトリウム−t−ブトキシド等の金属アルコキシドなどが挙げられ、これらのうち、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、カリウムメトキシド、ナトリウムメトキシドが好ましいものとして挙げられる。触媒量は、脂肪酸1モルに対して0.1〜2.0モル使用するとよく、好ましくは0.2〜1.5モル使用するとよい。反応温度は100〜260℃、好ましくは150〜220℃で行うとよい。反応時間としては0.5〜10時間、好ましくは0.5〜3時間行うとよい。このような条件で得られる反応生成物はそのまま本発明の毛髪損傷改善剤として使用することができるが、さらにアルカリにより中和して塩として使用してもよいし、さらに、抽出、脱酸、水洗、再結晶、吸着精製、蒸留、カラム精製等により適宜精製して使用してもよい。
本発明の毛髪損傷改善剤は、さらに液状油で希釈してもよい。本発明の毛髪損傷改善剤が固形状である場合、液状油で希釈することで取り扱いが簡便になるとともに、本発明の毛髪損傷改善剤の毛髪への浸透性を向上させ、本発明の効果を高めることができる。使用される液状油としては、具体的には、ホホバアルコール、セラキルアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、イソステアリルアルコール、ダイマージオール等の高級アルコール類;パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、イソステアリン酸、リシノール酸、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸等の高級脂肪酸類;乳酸アルキル(12、13)、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸オクチルドデシル、クエン酸トリアルキル(12,13)、クエン酸トリアルキル(14、15)、クエン酸トリエチル、クエン酸トリ2−エチルヘキシル、クエン酸トリイソセチル、クエン酸オクチルドデシル、リンゴ酸ジアルキル(12、13)、リンゴ酸ジイソステアリル等のヒドロキシ酸エステル類;カプリル酸グリセリル、カプリン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、イソステアリン酸グリセリル、ジオレイン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリエチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸水添ヒマシ油等のグリセリン脂肪酸エステル類;ラウリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同10、オレイン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同10、ジオレイン酸ポリグリセリル−2、同5、同6、同10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同6、同10、トリオレイン酸ポリグリセリル−10、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、同5、同10、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、ペンタオレイン酸ポリグリセリル−10、ペンタイソステアリン酸ポリグリセリル−10、デカオレイン酸ポリグリセリル−10、デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10等のポリグリセリン脂肪酸エステル;ヤシ油脂肪酸ソルビタン、オリーブ脂肪酸ソルビタン、ラウリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、イソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル;トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ(カプリル酸/カプリン酸)ネオペンチルグリコール、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジラウリン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸ネオペンチルグリコール、ジイソノナン酸ネオペンチルグリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、ジネオペンタン酸ネオペンチルグリコール、ジネオペンタン酸3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ジネオペンタン酸2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール等の多価アルコール脂肪酸エステル類;コハク酸ジヘプチル、コハク酸ジエチルヘキシル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジエチルヘキシル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチルヘキシル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル等のジカルボン酸エステル類;エチルヘキサン酸セチル、エチルヘキサン酸ステアリル、エチルヘキサン酸イソステアリル、エチルヘキサン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、イソノナン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオデカン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸オクチルドデシル、オレイン酸エチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸オクチルドデシル、エルカ酸オクチルドデシル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル等のモノカルボン酸エステル類;(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、テトラデカン二酸ポリグリセリル−10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール等の水溶性エステル類;イソステアリルグリセリルエーテル等の多価アルコールアルキルエーテル類;ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、アルガニアスピノサ核油、メドウフォーム油、パーシック油、ティートリー油、ハッカ油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、ホホバ油等の植物油;ドデカン、イソドデカン、ヘキサデカン、イソヘキサデカン、流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、水添ポリイソブテン等の炭化水素油などが挙げられる。これらは単独で配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。これらのうち、オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイン酸、イソステアリン酸、リンゴ酸ジイソステアリル、イソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、オレイン酸ポリグリセリル−2、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、オレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、イソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、ホホバ油、ドデカン、イソドデカン等が好ましいものとして挙げられる。本発明の毛髪損傷改善剤を液状油で希釈する場合、希釈物全体に対して本発明の毛髪損傷改善剤の配合量が10〜90重量%、好ましくは20〜80重量%になるように希釈すればよい。
本発明の毛髪損傷改善剤には、成分(A)〜(C)以外の成分を本発明の効果を損なわない範囲で添加することができる。添加できる成分としては、例えば、本発明の毛髪損傷改善剤以外の毛髪損傷を改善する成分や酸化防止剤等が挙げられる。毛髪損傷を改善する成分としては、コレステロール、フィトステロール、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、ヒマワリ種子油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステイル等のステロール又はその誘導体、セラミド類、γ−ドコサラクトン、レブリン酸、グリオキシル酸が好ましく使用できる。酸化防止剤としては、トコフェロール類、BHT、BHA等の通常油性基剤に添加されるものが好ましく使用できる。
本発明の毛髪損傷改善剤、又は、本発明の毛髪損傷改善剤を液状油に希釈した組成物は、毛髪に塗布することで毛髪のダメージを改善させることができるものである。塗布する方法としては均一に毛髪に塗布できればよく、特に制限はないが、そのまま毛髪に塗布する、或いは、エタノール等の溶媒に溶解又は分散させてから毛髪に塗布する等の方法が用いられる。本発明の毛髪損傷改善剤は、毛髪に塗布した後、さらに毛髪に熱処理を施すことが好ましい。熱処理を施すことで、改善効果が向上し、さらにその効果を長期間発揮させることが可能である。毛髪を熱処理する場合は、ヘアイロン、コテ、デジタルパーマ、ドライヤーなどを用いることができる。熱処理の条件としては、ヘアアイロン、コテであれば設定温度を60〜180℃として1〜10回程度、デジタルパーマであれば60〜120℃で1〜60分程度、ドライヤーであれば熱風で1分〜10分程度処理すればよい。
本発明の毛髪損傷改善剤は、一般的な毛髪化粧料へ配合して使用してもよい。毛髪化粧料への配合量は特に限定されないが、0.001〜50重量%が好ましく、より好ましくは0.005〜20重量%である。
本発明の毛髪損傷改善剤を含有する毛髪化粧料には、必要に応じて一般的に毛髪化粧料に配合される添加成分、例えば油性基剤、界面活性剤、アルコール類、保湿剤、高分子・増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、防腐剤、殺菌剤、キレート剤、pH調整剤・酸・アルカリ、紫外線吸収剤、美白剤、溶剤、角質剥離・溶解剤、鎮痒剤、消炎剤、制汗剤、清涼剤、抗ヒスタミン剤、収れん剤、刺激剤、育毛用薬剤・血行促進剤、還元剤・酸化剤、高分子粉体、ヒドロキシ酸、ビタミン類及びその誘導体類、糖類及びその誘導体類、有機酸類、酵素類、核酸類、ホルモン類、無機粉体類、香料、色素等を本発明の効果を損なわない程度で含有していてもよい。
油性基剤としては、セタノール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、ダイマージオール等の高級アルコール類;ベンジルアルコール等のアラルキルアルコール及び誘導体;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソヘンイコサン酸、長鎖分岐脂肪酸、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸等の高級脂肪酸類及びそのアルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、カリウム、ナトリウム塩等の金属石けん類、及びアミド等の含窒素誘導体類;流動パラフィン(ミネラルオイル)、重質流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ポリブテン、スクワラン、オリーブ由来スクワラン、スクワレン、ワセリン、固形パラフィン等の炭化水素類;キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、みつろう、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等のワックス類;ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシック油、ティートリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、カカオ脂、シア脂、水素添加ヤシ油、水素添加ヒマシ油、ホホバ油、水素添加ホホバ油等の植物油脂類;牛脂、乳脂、馬脂、卵黄油、ミンク油、タートル油等の動物性油脂類;鯨ロウ、ラノリン、オレンジラッフィー油等の動物性ロウ類;液状ラノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、酢酸液状ラノリン、ヒドロキシラノリン、ポリオキシエチレンラノリン、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリン脂肪酸、ラノリンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢酸(セチル・ラノリル)エステル等のラノリン類;レシチン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、ホスファチジン酸、環状リゾホスファチジン酸またはその塩、リゾレシチン等のリン脂質類;水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質等のリン脂質誘導体類;サポゲニン類;サポニン類;酢酸コレステリル、ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイルサルコシンイソプロピル等のアシルサルコシンアルキルエステル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、ヒマワリ種子油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のステロールエステル類;リン脂質・コレステロール複合体、リン脂質・フィトステロール複合体等の脂質複合体;ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸オクチルドデシル、パリミチン酸セチル、パルミチン酸オクチルドデシル、オクタン酸セチル、オクタン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオデカン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、炭酸ジカプリリル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、エルカ酸オクチルドデシル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、オレイン酸エチル、アボカド油脂肪酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸メチルヘプチル、ミリスチン酸メチルヘプチル、パルミチン酸メチルヘプチル、イソステアリン酸メチルヘプチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジブチルオクチル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、コハク酸ジオクチル、クエン酸トリエチル等のモノアルコールカルボン酸エステル類;乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソステアリン酸水添ヒマシ油、γ−エルカラクトン等のオキシ酸エステル類;トリオクタン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、水添ロジントリグリセリド(水素添加エステルガム)、ロジントリグリセリド(エステルガム)、ベヘン酸エイコサン二酸グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、ジオレイン酸プロピレングリコール、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、水素添加ロジンペンタエリスリチル、トリエチルヘキサン酸ジトリメチロールプロパン、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル、ノナイソステアリン酸ポリグリセリル−10、デカ(エルカ酸/イソステアリン酸/リシノレイン酸)ポリグリセリル−8、(ヘキシルデカン酸/セバシン酸)ジグリセリルオリゴエステル、ジステアリン酸グリコール(ジステアリン酸エチレングリコール)、ジネオペンタン酸3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ジネオペンタン酸2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール等の多価アルコール脂肪酸エステル類;ジカプリリルエーテル等のアルキルエーテル類;ダイマージリノール酸ジイソプロピル、ダイマージリノール酸ジイソステアリル、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ダイマージリノール酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシアルキルダイマージリノレイルエーテル等のダイマー酸若しくはダイマージオールの誘導体;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ジメチコン(ジメチルポリシロキサン)、高重合ジメチコン(高重合ジメチルポリシロキサン)、シクロメチコン(環状ジメチルシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン)、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、フェニルジメチコン、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、ジメチコノール、ジメチコノールクロスポリマー、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン、カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルキルエーテル変性シリコーン、アミノ酸変性シリコーン、ペプチド変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミドアルキル変性シリコーン、アミノグリコール変性シリコーン、アミノフェニル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体等のシリコーン類;パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類が、好ましいものとして挙げられる。
保湿剤・感触向上剤としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ヘキシレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール・プロピレングリコール共重合体等のポリオール類及びその重合体;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル等のグリコールアルキルエーテル類;(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、テトラデカン二酸ポリグリセリル−10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール等の水溶性エステル類;ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、マルチトール等の糖アルコール類;グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、トレオース、キシロース、アラビノース、フコース、リボース、デオキシリボース、マルトース、トレハロース、ラクトース、ラフィノース、グルコン酸、グルクロン酸、シクロデキストリン類(α−、β−、γ−シクロデキストリン、及び、マルトシル化、ヒドロキシアルキル化等の修飾シクロデキストリン)、β−グルカン、キチン、キトサン、ヘパリン及び誘導体、ペクチン、アラビノガラクタン、デキストリン、デキストラン、グリコーゲン、エチルグルコシド、メタクリル酸グルコシルエチル重合物若しくは共重合物等の糖類及びその誘導体類;ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム;コンドロイチン硫酸ナトリウム;ムコイチン硫酸、カロニン硫酸、ケラト硫酸、デルマタン硫酸;シロキクラゲ抽出物、シロキクラゲ多糖体;イヌリン、レバン等のフルクタン類;フコイダン;チューベロース多糖体、天然由来多糖体;クエン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸及びその塩;尿素;2−ピロリドン−5−カルボン酸及びそのナトリウム等の塩;ベタイン(トリメチルグリシン)、プロリン、ヒドロキシプロリン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、チロシン、β−アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、ヒスチジン、タウリン等のアミノ酸類及びその塩;コラーゲン、魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、コラーゲン分解ペプチド、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラスチン分解ペプチド、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コンキオリン分解ペプチド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド等の蛋白ペプチド類及びその誘導体;パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド等のアシル化ペプチド類;シリル化ペプチド類;乳酸菌培養液、酵母抽出液、卵殻膜タンパク、牛顎下腺ムチン、ヒポタウリン、ゴマリグナン配糖体、グルタチオン、アルブミン、乳清;塩化コリン、ホスホリルコリン;胎盤抽出液、エアラスチン、コラーゲン、アロエ抽出物、ハマメリス水、ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス、コンフリーエキス、シルクエキス、イザヨイバラエキス、セイヨウノコギリソウエキス、ユーカリエキス、メリロートエキス等の動物・植物抽出成分、天然型セラミド(タイプ1、2、3、4、5、6)、ヒドロキシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂質、セラミド及び糖セラミド含有エキス等のセラミド類が好ましいものとして挙げられる。
界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤等が好ましいものとして挙げられる。界面活性剤のHLBには特に制限はなく、1程度の低いものから20程度の高いものまで使用でき、HLB低いものと高いものを組み合わせることも好ましい。界面活性剤として好ましいものを例示すると、陰イオン性界面活性剤では、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム等の脂肪酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩;ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキル硫酸塩;ココイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンカリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸メチルアラニンナトリウム等のアシルN−メチルアミノ酸塩;ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、ココイルアラニントリエタノールアミン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa等のアシルアミノ酸塩;ラウレス酢酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム等のコハク酸エステル塩;脂肪酸アルカノールアミドエーテルカルボン酸塩;アシル乳酸塩;ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩;脂肪酸アルカノールアミド硫酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の脂肪酸グリセリド硫酸塩;アルキルベンゼンポリオキシエチレン硫酸塩;α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等のオレフィンスルホン酸塩;スルホコハク酸ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム等のアルキルスルホコハク酸塩;スルホコハク酸ラウレス2ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のアルキルエーテルスルホコハク酸塩;テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;アルキルナフタレンスルホン酸塩;アルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩;アシルイセチオン酸塩;アルキルグリシジルエーテルスルホン酸塩;アルキルスルホ酢酸塩;ラウレスリン酸ナトリウム、ジラウレスリン酸ナトリウム、トリラウレスリン酸ナトリウム、モノオレスリン酸ナトリウム等のアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウリルリン酸カリウム等のアルキルリン酸エステル塩;カゼインナトリウム;アルキルアリールエーテルリン酸塩;脂肪酸アミドエーテルリン酸塩;ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、環状リゾホスファチジン酸またはその塩等のリン脂質類;カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン等のシリコーン系陰イオン性界面活性剤等;非イオン界面活性剤では、ラウレス(ポリオキシエチレンラウリルエーテル)類、セテス(ポリオキシエチレンセチルエーテル)類、ステアレス(ポリオキシエチレンステアリルエーテル)類、ベヘネス類(ポリオキシエチレンベヘニルエーテル)、イソステアレス(ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル)類、オクチルドデセス(ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル)類等の種々のポリオキシエチレン付加数のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸等のヒマシ油及び硬化ヒマシ油誘導体;ポリオキシエチレンフィトステロール;ポリオキシエチレンコレステロール;ポリオキシエチレンコレスタノール;ポリオキシエチレンラノリン;ポリオキシエチレン還元ラノリン;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン2−デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン水添ラノリン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリンエーテル等のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール;PPG−9ジグリセリル等の(ポリ)グリセリンポリオキシプロピレングリコール;ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリン脂肪酸部分エステル類;ステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジステアリン酸ポリグリセリル−6、同10、トリステアリン酸ポリグリセリル−2、デカステアリン酸ポリグリセリル−10、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2(ジイソステアリン酸ジグリセリル)、同3、同10、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10、オレイン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジオレイン酸ポリグリセリル−6、トリオレイン酸ポリグリセリル−2、デカオレイン酸ポリグリセリル−10等のポリグリセリン脂肪酸エステル;モノステアリン酸エチレングリコール等のエチレングリコールモノ脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル;ペンタエリスリトール部分脂肪酸エステル;ソルビトール部分脂肪酸エステル;マルチトール部分脂肪酸エステル;マルチトールエーテル;ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル;ショ糖脂肪酸エステル、メチルグルコシド脂肪酸エステル、ウンデシレン酸トレハロース等の糖誘導体部分エステル;カプリリルグルコシド等のアルキルグルコシド;アルキルポリグリコシド;マンノシルエリスリトールリピッド等の糖脂質;ラノリンアルコール;還元ラノリン;ポリオキシエチレンジステアレート、ポリチレングリコールジイソステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンジオレエート等のポリオキシエチレン脂肪酸モノ及びジエステル;ポリオキシエチレン・プロピレングリコール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレングリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレート等のポリオキシエチレンモノオレエート等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールペンタオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンメチルグルコシド脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールミツロウ等のポリオキシエチレン動植物油脂類;イソステアリルグリセリルエーテル、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のアルキルグリセリルエーテル類;多価アルコールアルキルエーテル;ポリオキシエチレンアルキルアミン;テトラポリオキシエチレン・テトラポリオキシプロピレン−エチレンジアミン縮合物類;サポニン、ソホロリピッド等の天然系界面活性剤;ポリオキシエチレン脂肪酸アミド;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ラウラミンオキシド、コカミンオキシド、ステアラミンオキシド、ベヘナミンオキシド等のアルキルジメチルアミンオキシド;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;ポリオキシエチレンアルキルメルカプタン;ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン等のシリコーン系非イオン性界面活性剤等;陽イオン性界面活性剤では、ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムクロリド等のアルキルトリメチルアンモニウムクロリド;ステアリルトリモニウムブロミド等のアルキルトリメチルアンモニウムブロミド;ジステアリルジモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド等のジアルキルジメチルアンモニウムクロリド;ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン等の脂肪酸アミドアミン及びその塩;ステアロキシプロピルジメチルアミン等のアルキルエーテルアミン及びその塩または四級塩;エチル硫酸長鎖分岐脂肪酸(12〜31)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等の脂肪酸アミド型四級アンモニウム塩;ポリオキシエチレンアルキルアミン及びその塩または四級塩;アルキルアミン塩;脂肪酸アミドグアニジウム塩;アルキルエーテルアミンモニウム塩;アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩;ベンザルコニウム塩;ベンゼトニウム塩;塩化セチルピリジニウム等のピリジニウム塩;イミダゾリニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン系陽イオン性界面活性剤等;両性界面活性剤では、ラウリルベタイン(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)等のN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタイン;コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン等の脂肪酸アミドアルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタイン;ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム等のイミダゾリン型ベタイン;アルキルジメチルタウリン等のアルキルスルホベタイン;アルキルジメチルアミノエタノール硫酸エステル等の硫酸型ベタイン;アルキルジメチルアミノエタノールリン酸エステル等のリン酸型ベ
タイン;ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、リゾレシチン、水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質、水酸化レシチン等のリン脂質類;シリコーン系両性界面活性剤等;高分子界面活性剤では、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デンプン誘導体、トラガントガム、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体;シリコーン系各種界面活性剤が好ましいものとして挙げられる。
高分子・増粘剤・ゲル化剤としては、グアーガム、ローカストビーンガム、クィーンスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、タラガム、タマリンド、ファーセレラン、カラヤガム、トロロアオイ、キャラガム、トラガントガム、ペクチン、ペクチン酸及びナトリウム塩等の塩、アルギン酸及びナトリウム塩等の塩、マンナン;コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ等のデンプン;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸及びその塩、ザンサンガム、プルラン、ジェランガム、キチン、キトサン、寒天、カッソウエキス、コンドロイチン硫酸塩、カゼイン、コラーゲン、ゼラチン、アルブミン;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びそのナトリウム等の塩、メチルヒドロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース及びその誘導体;可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン、メチルデンプン等のデンプン系高分子、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンアルミニウム等のデンプン誘導体;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等アルギン酸誘導体;ポリビニルピドリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ビニルピドリドン・ビニルアルコール共重合体、ポリビニルメチルエーテル;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体;(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー等の両性メタクリル酸エステル共重合体;(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP;ポリ酢酸ビニル部分けん化物、マレイン酸共重合体;ビニルピロリドン・メタクリル酸ジアルキルアミノアルキル共重合体;アクリル樹脂アルカノールアミン;ポリエステル、水分散性ポリエステル;ポリアクリルアミド;ポリアクリル酸エチル等のポリアクリル酸エステル共重合体、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩等の塩、アクリル酸・メタアクリル酸エステル共重合体;アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体;ポリクオタニウム−10等のカチオン化セルロース、ポリクオタニウム−7等のジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、ポリクオタニウム−22等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド共重合体、ポリクオタニウム−39等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸エステル共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸アミド共重合体、ポリクオタニウム−47等のアクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体、塩化メタクリル酸コリンエステル重合体;カチオン化オリゴ糖、カチオン化デキストラン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等のカチオン化多糖類;ポリエチレンイミン;カチオンポリマー;ポリクオタニウム−51等の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの重合体及びメタクリル酸ブチル共重合体等との共重合体;アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス、合成ラテックス等の高分子エマルジョン;ニトロセルロース;ポリウレタン類及び各種共重合体;各種シリコーン類;アクリル−シリコーングラフト共重合体等のシリコーン系各種共重合体;各種フッ素系高分子;12−ヒドロキシステアリン酸及びその塩;パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン等のデキストリン脂肪酸エステル;無水ケイ酸、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸ナトリウムマグネシウム、金属石鹸、ジアルキルリン酸金属塩、ベントナイト、ヘクトライト、有機変性粘土鉱物、ショ糖脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルが好ましいものとして挙げられる。
溶剤・噴射剤類としては、エタノール、2−プロパノール(イソプロピルアルコール)、ブタノール、イソブチルアルコール等の低級アルコール類;プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、イソペンチルジオール等のグリコール類;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のグリコールエーテルエステル類;コハク酸ジエトキシエチル、エチレングリコールジサクシネート等のグリコールエステル類;ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、炭酸プロピレン、炭酸ジアルキル、アセトン、酢酸エチル、N−メチルピロリドン;トルエン;フルオロカーボン、次世代フロン;LPG、ジメチルエーテル、炭酸ガス等の噴射剤が好ましいものとして挙げられる。
酸化防止剤としては、トコフェロール(ビタミンE)、酢酸トコフェロール等のトコフェロール誘導体;BHT、BHA;没食子酸プロピル等の没食子酸誘導体;ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体;エリソルビン酸及びその誘導体;亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩;亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素塩;チオ硫酸ナトリウム等のチオ硫酸塩;メタ亜硫酸水素塩;チオタウリン、ヒポタウリン;チオグリセロール、チオ尿素、チオグリコール酸、システイン塩酸塩が好ましいものとして挙げられる。還元剤としては、チオグリコール酸、システイン、システアミン等が好ましいものとして挙げられる。酸化剤としては、過酸化水素水、過硫酸アンモニウム、臭素酸ナトリウム、過炭酸等が好ましいものとして挙げられる。
抗菌剤又は防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラベン(ヒドロキシ安息香酸エステル)類;フェノキシエタノール;1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の1,2−アルカンジオール類;2−エチルヘキシルグリセリルエーテル(エチルヘキシルグリセリン)等のアルキルグリセリルエーテル類;カプリル酸グリセリル、カプリン酸グリセリル、(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル等のグリセリン脂肪酸エステル類;サリチル酸;安息香酸ナトリウム;メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン等のイソチアゾリンオン誘導体;イミダゾリニウムウレア;デヒドロ酢酸及びその塩;フェノール類;トリクロサン等のハロゲン化ビスフェノール類、酸アミド類、四級アンモニウム塩類;トリクロロカルバニド、ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ソルビン酸、クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、ハロカルバン、ヘキサクロロフェン、ヒノキチオール;フェノール、イソプロピルフェノール、クレゾール、チモール、パラクロロフェノール、フェニルフェノール、フェニルフェノールナトリウム等のその他フェノール類;フェニルエチルアルコール、感光素類、抗菌性ゼオライト、銀イオンが好ましいものとして挙げられるが、防腐を目的とした抗菌剤又は防腐剤として用いる場合は、化粧料又は皮膚外用剤の安全性の観点から、フェノキシエタノール;1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の1,2−アルカンジオール類;2−エチルヘキシルグリセリルエーテル等のアルキルグリセリルエーテル類;カプリル酸グリセリル、カプリン酸グリセリル、(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル等のグリセリン脂肪酸エステル類を用いることが、より好ましい。
キレート剤としては、EDTA、EDTA2Na、EDTA3Na、EDTA4Na等のエデト酸塩(エチレンジアミン四酢酸塩);HEDTA3Na等のヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩;ペンテト酸塩(ジエチレントリアミン五酢酸塩);フィチン酸;エチドロン酸等のホスホン酸及びそのナトリウム塩等の塩類;シュウ酸ナトリウム;ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸等のポリポリアミノ酸類;ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸;クエン酸ナトリウム、クエン酸、アラニン、ジヒドロキシエチルグリシン、グルコン酸、アスコルビン酸、コハク酸、酒石酸が好ましいものとして挙げられる。pH調整剤・酸・アルカリとしては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、グリコール酸、コハク酸、酢酸、酢酸ナトリウム、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、リン酸、塩酸、硫酸、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3ープロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3ープロパンジオール、アルギニン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水、炭酸グアニジン、炭酸アンモニウムが好ましいものとして挙げられる。
粉体類としては、マイカ、タルク、カオリン、セリサイト、モンモリロナイト、カオリナイト、雲母、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、ベントナイト、スメクタイト、粘土、泥、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、炭酸カルシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブラック、酸化チタン、微粒子及び超微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、微粒子及び超微粒子酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、雲母チタン、魚鱗箔、窒化ホウ素、ホトクロミック顔料、合成フッ素金雲母、微粒子複合粉体、金、アルミニウム等の各種の大きさ・形状の無機粉体、及び、これらをハイドロジェンシリコーン、環状ハイドロジェンシリコーン等のシリコーン若しくはその他のシラン若しくはチタンカップリング剤等の各種表面処理剤で処理を行って疎水化若しくは親水化した粉体等の無機粉体;デンプン、セルロース、ナイロンパウダー、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル末、ポリスチレン末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ポリエステル末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末等、ウレタン粉末、シリコーン粉末、テフロン(登録商標)粉末等の各種の大きさ・形状の有機系粉体及び表面処理粉体、有機無機複合粉体が好ましいものとして挙げられる。無機塩類としては、食塩、並塩、岩塩、海塩、天然塩等の塩化ナトリウム含有塩類;塩化カリウム、塩化アルミニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、にがり、塩化亜鉛、塩化アンモニウム;硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウム・カリウム(ミョウバン)、硫酸アルミニウム・アンモニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅;リン酸1Na・2Na・3Na等のリン酸ナトリウム類、リン酸カリウム類、リン酸カルシウム類、リン酸マグネシウム類が好ましいものとして挙げられる。
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸モノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジエトキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸ブチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸及びそのナトリウム塩、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、2−エチルヘキシルp−メトキシシンナメート(パラメトキシケイヒ酸オクチル)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート(シノキサート)、シクロヘキシル-p-メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシルα−シアノ−β−フェニルシンナメート(オクトクリン)、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート、フェルラ酸及びその誘導体等の桂皮酸系紫外線吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(オキシベンゾン−3)、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン;4−t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン誘導体;オクチルトリアゾン;ウロカニン酸及びウロカニン酸エチル等のウロカニン酸誘導体;2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチル−1,3−ペンタンジオン、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル等のヒダントイン誘導体、フェニルベンズイミダソゾールスルホン酸、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、ドロメトリゾールトリシロキサン、アントラニル酸メチル、ルチン及びその誘導体、オリザノール及びその誘導体が好ましいものとして挙げられる。
美白剤としては、アルブチン、α−アルブチン等のヒドロキノン配糖体及びそのエステル類;アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等のアスコルビン酸グルコシドおよびその脂肪酸エステル類、アスコルビン酸硫酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体;コウジ酸、エラグ酸、トラネキサム酸及びその誘導体、フェルラ酸及びその誘導体、プラセンタエキス、グルタチオン、オリザノール、ブチルレゾルシノール、油溶性カモミラエキス、油溶性カンゾウエキス、西河柳エキス、ユキノシタエキス等植物エキスが好ましいものとして挙げられる。
ビタミン類及びその誘導体類としては、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類;チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、ピリドキシンジパルミテート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等のビタミンB群類;アスコルビン酸及びそのナトリウム等の塩等のビタミンC類;ビタミンD;α、β、γ、δ−トコフェロール等のビタミンE類;パントテン酸、ビオチン等のその他ビタミン類;アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル・ステアリン酸アスコルビル・パルミチン酸アスコルビル・ジパルミチン酸アスコルビル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等のアスコルビン酸グルコシド及びその脂肪酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体;ニコチン酸トコフェロール、酢酸トコフェロール、リノール酸トコフェロール、フェルラ酸トコフェロール、トコフェロールリン酸エステル等のトコフェロール誘導体等のビタミン誘導体、トコトリエノール、その他各種ビタミン誘導体類が好ましいものとして挙げられる。
消炎剤・抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、グアイアズレン、アラントイン、インドメタシン、酸化亜鉛、酢酸ヒドロコーチゾン、プレドニゾン、塩酸ジフェドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン;桃葉エキス、蓬葉エキス等の植物エキスが好ましいものとして挙げられる。育毛用薬剤・血行促進剤・刺激剤としては、センブリエキス、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、ショウキョウエキス、カンタリスチンキ等の植物エキス・チンキ類;カプサイシン、ノニル酸ワレニルアミド、ジンゲロン、イクタモール、タンニン酸、ボルネオール、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール、セファランチン、ビタミンE及びニコチン酸トコフェロール・酢酸トコフェロール等の誘導体、γ−オリザノール、ニコチン酸及びニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジルエステル・イノシトールヘキサニコチネート、ニコチンアルコール等の誘導体、アラントイン、感光素301、感光素401、塩化カプロニウム、ペンタデカン酸モノグリセリド、フラバノノール誘導体、スチグマステロール又はスチグマスタノール及びその配糖体、ミノキシジルが好ましいものとして挙げられる。ホルモン類としては、エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等が好ましいものとして挙げられる。抗しわ剤、抗老化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤等のその他の薬効剤としては、レチノール類、レチノイン酸類、レチノイン酸トコフェリル;乳酸、グリコール酸、グルコン酸、フルーツ酸、サリチル酸及びその配糖体・エステル化物等の誘導体、ヒドロキシカプリン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のα−又はβ−ヒドロキシ酸類及びその誘導体類;γ−アミノ酪酸、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸;カルニチン;カルノシン;クレアチン;セラミド類、スフィンゴシン類;カフェイン、キサンチン等及びその誘導体;コエンザイムQ10、カロチン、リコピン、アスタキサンチン、ルテイン、α−リポ酸、白金ナノコロイド、フラーレン類等の抗酸化・活性酸素消去剤;カテキン類;ケルセチン等のフラボン類;イソフラボン類;没食子酸及びエステル糖誘導体;タンニン、セサミン、プロトアントシアニジン、クロロゲン酸、リンゴポリフェノール等のポリフェノール類;ルチン及び配糖体等の誘導体;ヘスペリジン及び配糖体等の誘導体;リグナン配糖体;グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン等のカンゾウエキス関連物質;ラクトフェリン;ショウガオール、ジンゲロール;メントール、カンファー、セドロール等の香料物質及びその誘導体;カプサイシン、バニリン等及び誘導体;ジエチルトルアミド等の昆虫忌避剤;生理活性物質とシクロデキストリン類との複合体が好ましいものとして挙げられる。
植物・動物・微生物エキス類としては、アイリスエキス、アシタバエキス、アスナロエキス、アスパラガスエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アーモンドエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、インチコウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、ウワウルシエキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、エンメイソウエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オタネニンジンエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オノニスエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、カキ葉エキス、カキョクエキス、加水分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カッコンエキス、カモミラエキス、油溶性カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、カラスムギエキス、カルカデエキス、カンゾウエキス、油溶性カンゾウエキス、キウイエキス、キオウエキス、キクラゲエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、キリ葉エキス、グアノシン、グアバエキス、クジンエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、クリエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、黒米エキス、黒砂糖抽出物、黒酢、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コウボクエキス、コーヒーエキス、ゴボウエキス、コメエキス、コメ発酵エキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サフランエキス、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンシャエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、ジャトバエキス、シャクヤクエキス、ショウキュウエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、白キクラゲエキス、スギナエキス、ステビアエキス、ステビア発酵物、西河柳エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ソウハクヒエキス、ダイオウエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、タンポポエキス、地衣類エキス、茶エキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、ティートリー油、甜茶エキス、トウガラシエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、ハスエキス、パセリエキス、バーチエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ヒノキエキス、ビフィズス菌エキス、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、ブドウ種子エキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マイカイカエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モズクエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、緑茶エキス、卵殻膜エキス、リンゴエキス、ルイボス茶エキス、レイシエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンギョウエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス、ワレモコウエキス等のエキスが好ましいものとして挙げられる。
鎮痒剤としては、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、カンファー、サブスタンス−P阻害剤等を例示することができる。角質剥離・溶解剤としては、サリチル酸、イオウ、レゾルシン、硫化セレン、ピリドキシン等を例示することができる。制汗剤としては、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、酸化亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜鉛等を例示することができる。清涼剤としては、メントール、サリチル酸メチル等を例示することができる。収れん剤としては、クエン酸、酒石酸、乳酸、硫酸アルミニウム・カリウム、タンニン酸等を例示することができる。酵素類としては、スーパーオキサイドディスムターゼ、カタラーゼ、塩化リゾチーム、リパーゼ、パパイン、パンクレアチン、プロテアーゼ等を例示することができる。核酸類としては、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸二ナトリウムが好ましいものとして挙げられる。
香料としては、アセチルセドレン、アミルシンナムアルデヒド、アリルアミルグリコレート、β−イオノン、イソイースーパー、イソブチルキノリン、イリス油、イロン、インドール、イランイラン油、ウンデカナール、ウンデセナール、γ−ウンデカラクトン、エストラゴール、オイゲノール、オークモス、オポポナックスレジノイド、オレンジ油、オイゲノール、オーランチオール、ガラクソリッド、カルバクロール、L−カルボン、カンファー、キャノン、キャロットシード油、クローブ油、ケイヒ酸メチル、ゲラニオール、ゲラニルニトリル、酢酸イソボルニル、酢酸ゲラニル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、酢酸スチラリル、酢酸セドリル、酢酸テレピネル、酢酸p-t-ブチルシクロヘキシル、酢酸ベチベリル、酢酸ベンジル、酢酸リナリル、サリチル酸イソペンチル、サリチル酸ベンジル、サンダルウッド油、サンタロール、シクラメンアルデヒド、シクロペンタデカノリド、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロミルセノール、ジャスミンアブソリュート、ジャスミンラクトン、cis-ジャスモン、シトラール、シトロネノール、シトロネラール、シナモンバーク油、1,8−シネオール、シンナムアルデヒド、スチラックスレジノイド、セダーウッド油、セドレン、セドロール、セロリシード油、タイム油、ダマスコン、ダマセノン、チモール、チュベローズアブソリュート、デカナール、デカラクトン、テルピネオール、γ−テルピネン、トリプラール、ネロール、ノナナール、2,6−ノナジエノール、ノナラクトン、パチョリアルコール、バニラアブソリュート、バニリン、バジル油、パチョリ油、ヒドロキシシトロネラール、α−ピネン、ピペリトン、フェネチルアルコール、フェニルアセトアルデヒド、プチグレン油、ヘキシルシンナムアルデヒド、cis-3-ヘキセノール、ペルーバルサム、ベチバー油、ベチベロール、ペパーミント油、ペパー油、ヘリオトロピン、ベルガモット油、ベンジルベンゾエート、ボルネオール、ミルレジノイド、ムスクケトン、メチルノニルアセトアルデヒド、γ−メチルヨノン、メントール、L−メントール、L−メントン、ユーカリ油、β−ヨノン、ライム油、ラベンダー油、D−リモネン、リナロール、リラール、リリアール、レモン油、ローズアブソリュート、ローズオキシド、ローズ油、ローズマリー油、各種精油等の合成香料及び天然香料並びに各種調合香料が好ましいものとして挙げられる。
色素・着色剤・染料・顔料としては、褐色201号、黒色401号、紫色201号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青色203号、青色204号、青色205号、青色403号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205号、緑色3号、緑色401号、緑色402号、赤色102号、赤色104−1号、赤色105−1号、赤色106号、赤色2号、赤色3号、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色219号、赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230−1号、赤色230−2号、赤色231号、赤色232号、赤色3号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、橙色206号、橙色207号、橙色401号、橙色402号、橙色403号、黄色201号、黄色202−1号、黄色202−2号、黄色203号、黄色204号、黄色205号、黄色4号、黄色401号、黄色402号、黄色403−1号、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、黄色5号等の法定色素;Acid Red 14等のその他酸性染料;Arianor Sienna Brown、Arianor Madder Red、Arianor Steel Blue、Arianor Straw Yellow等の塩基染料;HC Yellow 2、HC Yellow 5、HC Red 3、4-hydoxypropylamino-3-nitrophenol、N,N’-bis(2-hydroxyethyl)-2-nitro-p- phenylenediamine、HC Blue 2、Basic Blue 26等のニトロ染料;分散染料;二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;黒酸化鉄、低次酸化チタン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、金等の金属粉末顔料;アスタキサンチン、アリザリン等のアントラキノン類、アントシアニジン、β−カロチン、カテナール、カプサンチン、カルコン、カルサミン、クエルセチン、クロシン、クロロフィル、クルクミン、コチニール、シコニン等のナフトキノン類、ビキシン、フラボン類、ベタシアニジン、ヘナ、ヘモグロビン、リコピン、リボフラビン、ルチン等の天然色素・染料;p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、o−,m−,若しくはp−アミノフェノール、m−フェニレンジアミン、5−アミノ−2−メチルフェノール、レゾルシン、1−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン等及びその塩等の酸化染料中間体及びカップラー;インドリン等の自動酸化型染料;ジヒドロキシアセトンが好ましいものとして挙げられる。
水としては、常水、精製水の他、硬水、軟水、天然水、海洋深層水、電解アルカリイオン水、電解酸性イオン水、イオン水、クラスター水が好ましいものとして挙げられる。
これらの他、化粧品原料基準、化粧品種別配合成分規格、日本化粧品工業連合会成分表示名称リスト、INCI辞書(The International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook)、医薬部外品原料規格、日本薬局方、医薬品添加物規格、食品添加物公定書等に記載されている成分、及び、国際特許分類IPCがA61K7及びA61K8の分類に属する日本国及び諸外国特許公報及び特許公開公報(公表公報・再公表を含む)に記載されている成分等、公知の化粧料成分、医薬品成分、食品成分などを、公知の組み合わせ及び配合比・配合量で含有させることが可能である。
本発明の毛髪化粧料の種類を更に詳細に説明すると、オイルシャンプー、クリームシャンプー、コンディショニングシャンプー、ふけ用シャンプー、ヘアカラー用シャンプー、リンス一体型シャンプー等のシャンプー;リンス、トリートメント、ヘアパック、ヘアフォーム、ヘアムース、ヘアスプレー、ヘアミスト、ヘアワックス、ヘアジェル、ウォーターグリース、セットローション、カラーローション、ヘアトニック、ヘアリキッド、ポマード、チック、ヘアクリーム、ヘアブロー、枝毛コート、ヘアオイル、パーマネントウェーブ用剤、ストレートパーマ剤、酸化染毛剤、ヘアブリーチ、ヘアカラープレトリートメント、ヘアカラーアフタートリートメント、パーマプレトリートメント、パーマアフタートリートメント、ヘアマニキュア、育毛剤が好ましいものとして挙げられる。
本発明の毛髪化粧料の剤型としては、水中油(O/W)型、油中水(W/O)型、W/O/W型、O/W/O型等の乳化型化粧料、油性化粧料、固形化粧料、液状化粧料、練状化粧料、スティック状化粧料、揮発性油型化粧料、粉状化粧料、ゼリー状化粧料、ジェル状化粧料、ペースト状化粧料、乳化高分子型化粧料、シート状化粧料、ミスト状化粧料、スプレー型化粧料等の剤型が好ましいものとして挙げられる。
以下、本発明につき実施例を用いてより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでない。
合成例1
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた300mLの反応器に、ステアリン酸50.0g(0.176モル)、L−乳酸(90%)42.2g(0.422モル)、48%水酸化ナトリウム水溶液8.8g(0.105モル)を仕込み、生成する水を留去しながら、窒素雰囲気下190℃で1時間反応し、淡黄色の固形物として反応生成物を得た。
合成例2
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた300mLの反応器に、ステアリン酸40.0g(0.141モル)、L−乳酸(90%)38.0g(0.380モル)、48%水酸化ナトリウム水溶液11.7g(0.141モル)を仕込み、生成する水を留去しながら、窒素雰囲気下190℃で1時間反応し、淡黄色の固形物として反応生成物を得た。
合成例3
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた300mLの反応器に、ステアリン酸30.0g(0.1モル)、L−乳酸(90%)60.0g(0.6モル)、48%水酸化ナトリウム水溶液8.3g(0.1モル)を仕込み、生成する水を留去しながら、窒素雰囲気下190℃で1時間反応し、淡黄色の固形物として反応生成物を得た。
合成例4
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた300mLの反応器に、ステアリン酸50.0g(0.176モル)、L−乳酸(90%)42.2g(0.422モル)を仕込み、生成する水を留去しながら、窒素雰囲気下190℃で1時間反応し、淡黄色の固形物として反応生成物を得た。
合成例5
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた300mLの反応器に、ベヘン酸45.0g(0.132モル)、L−乳酸(90%)35.7g(0.357モル)、48%水酸化ナトリウム水溶液11.0g(0.132モル)を仕込み、生成する水を留去しながら、窒素雰囲気下190℃で1時間反応し、淡黄色の固形物として反応生成物を得た。
合成例6
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた300mLの反応器に、イソステアリン酸40.0g(0.141モル)、L−乳酸(90%)38.0g(0.380モル)、48%水酸化ナトリウム水溶液11.7g(0.141モル)を仕込み、生成する水を留去しながら、窒素雰囲気下190℃で1時間反応し、淡黄色の液状物として反応生成物を得た。
合成例7
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた300mLの反応器に、12−ヒドロキシステアリン酸40.0g(0.133モル)、L−乳酸(90%)36.0g(0.359モル)、48%水酸化ナトリウム水溶液11.1g(0.133モル)を仕込み、生成する水を留去しながら、窒素雰囲気下190℃で1時間反応し、淡黄色の固形物として反応生成物を得た。
比較合成例1
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた300mLの反応器に、ステアリン酸60.0g(0.211モル)、L−乳酸(90%)21.1g(0.211ル)、48%水酸化ナトリウム水溶液15.8g(0.190モル)を仕込み、生成する水を留去しながら、窒素雰囲気下190℃で1時間反応し、淡黄色の固形物として反応生成物を得た。
比較合成例2(オリゴ乳酸)
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた300mLの反応器に、L−乳酸(90 %)250g (2.5モル)を仕込み、生成する水を留去しながら、窒素雰囲気下190℃で7時間反応し、淡黄色の液状物として反応生成物を得た。
合成例1〜5及び比較合成例1〜2の反応生成物について、トリメチルシリル化処理を行った後、下記の条件でガスクロマトグラフィー(GC)測定を行い、得られた結果より、本発明の成分(A)〜(C)に該当する成分の含有量、乳酸の重合度(m、n)の範囲、及び平均重合度を算出した。得られた結果は表1に示した。

<GC分析条件>
装置:GC−2014(島津製作所)
カラム:CP−SimDist UltiMetal(内径0.53mm、膜厚0.53μm、長さ10m、Agilent社製)
キャリアガス:He(線速度114.4cm/s)
検出器:水素炎イオン検出器
検出器温度:380℃
注入温度:380℃
測定条件:60℃→10℃/min→380℃(8min)
Figure 2021050193
表1の結果より、合成例1〜5の反応生成物は、本発明の成分(A)〜(C)を含有し、本発明の毛髪損傷改善剤に相当することが分かった。
<毛髪損傷改善効果の評価1>
表2の組成で、合成例1の毛髪損傷改善剤の希釈液を作製した(実施例1)。また比較として本発明の毛髪損傷改善剤を含有しない希釈液を作製した(比較例1)。これらを毛髪に塗布して損傷毛のダメージ改善効果を評価した。試験方法は以下のように行った。結果は表3に記載した。

(試験方法)
健常黒髪人毛に市販の2剤式ブリーチ剤にてブリーチ処理を1回行い、損傷毛の毛束を作製した。次に損傷毛の毛束4gを実施例1の液1.6gに浸漬して均一に塗布後、風乾し毛束A1とした。毛束A1の一部はヘアアイロンにて140℃で15秒の熱処理を2回施し、毛束B1とした。また、毛束B1の一部は、さらにラウレス硫酸Na3%水溶液にて洗浄、水洗を5回繰り返した後、風乾し毛束C1とした。同様にして、比較例1の液を用いて毛束A2〜C2を作製した。作製したそれぞれの毛束について、官能評価(パネラー7名)にてダメージ改善効果を評価した。評価は、つるつる感、指通り感、はりこし感、しっとり感の4点について未処理の毛束(損傷毛)と比較することで行った。
Figure 2021050193
Figure 2021050193
表3の結果より、本発明の毛髪損傷改善剤を配合していない比較例1ではダメージ改善効果がほとんどなかったのに対して、本発明の毛髪損傷改善剤を配合した実施例1では、ダメージ感が大きく改善されていることが分かった。その効果は熱処理を施したものについても確認された。また、熱処理を施した毛束について、ラウレス硫酸Na3%水溶液にて洗浄、水洗を繰り返しても、本発明の毛髪損傷改善剤では、ダメージ改善効果は変化せず、長期間に渡って効果を持続できることが分かった。
<毛髪損傷改善効果の評価2>
表3の組成で合成例1〜7の本発明の毛髪損傷改善剤を配合したヘアコンディショナーを作製した。比較として、表4の組成で比較合成例1の反応生成物、比較合成例2のオリゴ乳酸、又は、ステアリン酸を配合したヘアコンディショナーを作製した。また、コントロールとして毛髪損傷改善剤が無配合のヘアコンディショナーを作製した。得られたヘアコンディショナーについて、下記の方法で損傷毛のダメージ改善効果を評価した。結果は表3、4に併記した。

<評価方法>
健常黒髪人毛に市販の2剤式ブリーチ剤にてブリーチ処理を1回行い、損傷した毛束5gを作製した。作製した毛束に各ヘアコンディショナー0.5gを塗布し、2分間放置後、流水下で30秒間すすぎ流し、ドライヤーで乾燥した。得られた毛束について、官能評価(パネラー7名)にてダメージ改善効果を評価した。評価は、つるつる感、指通り感、はりこし感、しっとり感の4点についてコントロールと比較することで行った。
Figure 2021050193
Figure 2021050193
表4、5の結果より、本発明の毛髪損傷改善剤を配合したヘアコンディショナーは、損傷毛のダメージを改善する効果に優れることが分かった。
実施例9 ヘアミスト
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.1
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.1
カプリリルグルゴシド 0.15
ジメチコン 0.1
セトリモニウムクロリド(30%) 6.0
エタノール 8.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に撹拌、混合した。
実施例10 トリートメントヘアミスト
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.5
Phytopresome MEL(日本精化) 2.0
グリセリン 5.0
BG 3.0
ステアルトリモニウムクロリド 0.2
B部
精製水 40.0
C部
NanoRepair−CMC(日本精化) 10.0
Tremoist−SL(日本精化) 1.0
グルタミン酸 0.1
フェニルアラニン 0.05
システイン 0.2
グリシン 0.3
ヒドロキシエチルセルロース 0.05
フェノキシエタノール 0.4
エタノール 5.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部、B部を各60℃に加温し、A部をB部に加え水分散液を調製した。さらにC部を攪拌しながら添加し、均一な液とした。
実施例11 ヘアエッセンス
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.2
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.2
Neosolue−Aqulio(日本精化) 1.0
セタノール 1.0
ステアルトリモニウムクロリド(63%) 0.8
ジココジモニウムクロリド(75%) 2.8
テトラオレイン酸ソルベス−60 1.0
PEG−40水添ヒマシ油 0.2
B部
メチルパラベン 0.1
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃に加温して溶解させた。別の容器にB部をとり、約80℃に加温して溶解させた。A部にB部を徐々に加えて均一に混合した。
実施例12 ヘアローション
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.2
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.1
PEG−4 3.0
メントール 0.05
エタノール 50.0
B部
ピリドキシンHCl 0.1
グリチルリチン酸2K 0.1
BG 3.0
パンテノール 2.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部各成分を混合する(A部)。B部各成分を混合する(B部)。A部にB部を加え、均一に混合させる。
実施例13 寝癖直し
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.8
N−メチルピロリドン 2.0
グリセリン 2.0
ペンチレングリコール 2.0
ベヘントリモニウムクロリド(80%) 0.6
エタノール 20.0
ジメチコンプロピルPGベタイン 1.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
全成分を均一に溶解させる。
実施例14 ヘアクリーム
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 10.0
セタノール 4.0
ジメチコン(500cs) 5.0
ステアリン酸グリセリル 2.8
オレス−10リン酸 0.8
ステアリン酸グリセリル(SE) 1.6
B部
フェノキシエタノール 0.4
メチルパラベン 0.2
10%NaOH 0.6
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃に加温し、溶解させた。別容器にB部を加え、約80℃に加温し、溶解させた。A部にB部を加え撹拌混合した。
実施例15 ヘアワックス
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
マイクロクリスタリンワックス 10.0
トリエチルヘキサノイン 5.0
キャンデリラロウ 6.0
Ecolano LH(日本精化) 5.0
ヒドロキシステアリン酸 4.0
ステアリン酸グリセリル(レオドール MS−60) 1.0
ステアリン酸グリセリル(ニッコールMGS−BSE) 1.0
べへネス−2 4.0
べへネス−20 10.0
合成例1の毛髪損傷改善剤 5.0
フェノキシエタノール 0.6
メチルパラベン 0.2
BG 3.0
B部
PEG−90M 0.2
精製水 合計で100となる量
C部
クエン酸(1%) 適量
クエン酸Na(1%) 適量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部、B部をそれぞれとり、約80℃に加温し、均一に混合する。A部にB部を攪拌しながら徐々に加え、均一に混合した後、冷却する(D部)。D部にC部を加え、pHを6に調整する。
実施例16 ヘアミストワックス
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
PEG−8 1.0
PEG−6、PEG−32 2.0
ソルビトール 0.5
エタノール 35.0
合成例1の毛髪損傷改善剤 5.0
フェノキシエタノール 0.6
(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP
1.2
クエン酸Na(1%) 適量
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に撹拌混合し、pHを6に調整する。
実施例17 ムース
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(原液処方)
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.5
エタノール 5.0
オレス−20 1.0
アクリル樹脂アルカノールアミン液 2.0
ユカフォーマーAM75W(三菱化学社製) 1.0
ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド 0.5
ピロリドンカルボン酸 0.2
POE、POP変性シリコーン 1.0
防腐剤、香料 適量
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌混合する。
上記原液:石油液化ガス=92:8の割合で混合し、噴射型ムースとした。
実施例18 ヘアスプレー
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(原液処方)
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
Plandool−G(日本精化) 1.0
LUSPLAN DA−R(日本精化) 2.0
B部
PEG水添ヒマシ油 0.02
C部
香料 0.05
エタノール(無水) 合計で100となる量
(充填処方)
原液 55.0
LPG 45.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部にB部を添加する(D部)。D部にC部を添加・混合し、この原液を缶に充填後、ガスを充填した。
実施例19 シャンプー
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.5
ココイルグルタミン酸TEA(30%) 50.0
テトラデセンスルホン酸Na(36%) 15.0
ジステアリン酸PEG−150 5.0
メチルパラベン 0.2
フェノキシエタノール 0.5
プロピレングリコール 1.0
Neosolue−AquaS(日本精化) 1.5
B部
カチオン化グアーガム 0.2
精製水 合計で100となる量
C部
リン酸(10%) 適量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部、B部をそれぞれとり、約80℃に加温し、均一に混合した。B部にA部を加え、均一に混合した後、冷却した(D部)。D部にC部を加え、pHを6〜6.5に調整した。
実施例20 リンスインシャンプー
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.1
コカミドプロピルベタイン(30%) 20.0
ラウリル硫酸TEA(40%) 15.0
コカミドDEA 2.0
ココイルグルタミン酸TEA(30%) 30.0
ジステアリン酸エチレングリコール 1.2
ポリクオタニウム−10 1.6
ステアリルトリモニウムブロミド(70%) 0.6
フェノキシエタノール 0.2
B部
メチルパラベン 0.2
安息香酸Na 0.4
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部、B部をそれぞれとり、約80℃に加温し、均一に混合した。B部にA部を加え、均一に混合した後、冷却した。
実施例21 ヘアカラー用シャンプー
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.5
ココイルメチルタウリンNa(30%) 15.0
オレフィン(C14−16)スルホン酸Na(36%) 13.0
ココアンホ酢酸Na(30%) 8.0
PPG−12−PEG−50ラノリン 2.5
ココイルグルタミン酸(30%) 7.0
ポリクオタニウム−10 1.0
ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン/水 4.0
PEG−20水添ヒマシ油 2.0
エチドロン酸 0.2
PG 0.2
ベンジルアルコール 2.0
メチルパラベン 0.2
フェノキシエタノール 0.2
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
全成分を均とり、80℃に加温し均一に撹拌、混合後冷却した。
実施例22 シャンプー
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.5
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
PPG−3カプリリルエーテル 0.2
ラウレス硫酸アンモニウム 5.0
ラウレス硫酸Na(25%) 10.0
ラウリルヒドロキシスルタイン(30%) 10.0
ラウリン酸K 1.0
ジステアリン酸グリコール 0.5
トルエンスルホン酸 0.3
ステアロキシプロピルジメチルアミン 0.5
PPG−17 0.3
ジメチコン(6cs) 0.1
PEG−9ジメチコン 0.1
アモジメチコン 0.1
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 0.5
ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 0.4
ラノリン脂肪酸 0.3
イソデシルグリセリルエーテル 0.4
コカミドMEA 1.0
ラウレス−4 0.3
ラウレス−16 0.2
ステアレス−6 0.2
フェノキシエタノール 0.3
B部
メチルパラベン 0.2
安息香酸Na 0.3
精製水 合計で100となる量
C部
NanoRepair−CMC(日本精化) 5.0
ポリクオタニウム−10 0.2
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.1
Tremoist−SL(日本精化) 3.0
精製水 6.7
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃で均一に混合した。別にとっておいたB部を約60℃に加温、均一にした。A部にB部を攪拌しながら徐々に加え、均一に混合した後、約50℃まで冷却した。さらにC部を加え均一に混合した。
実施例23 ふけ用シャンプー
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
ラウロイルメチルアラニンNa(30%) 13.0
コカミドプロピルベタイン(30%) 20.0
ココイルグルタミン酸TEA(30%) 5.0
コカミドDEA 1.0
グリセリン 1.0
カプリル酸グリセリル 0.4
ウンデシレン酸グリセリル 0.1
Neosolue−Aqua(日本精化) 1.0
ソルビトール 1.6
硝酸ミコナゾール 0.75
ジステアリン酸グリコール 1.5
ポリクオタニウム−7 0.3
B部
塩化Na 0.2
精製水 合計で100となる量
C部
センブリエキス 3.0
ポリクオタニウム−10 0.2
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.1
ポリクオタニウム−47 0.1
ピロクトンオラミン 0.1
NanoRepair−EL(日本精化) 5.0
精製水 9.7
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
B部を約80℃に加温し均一に溶解させた。別容器にA部をとり、加温し、溶解させた。A部にB部を徐々に加え、均一に混合し、約60℃でC部を加えた。
実施例24 リンス
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 5.0
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.5
Plandool−H(日本精化) 0.5
セトリモニウムクロリド(30%) 5.2
オクチルドデカノール 4.7
セタノール 2.8
ステアルトリモニウムクロリド(63%) 0.6
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 0.3
スクワラン 0.3
ミリスチル硫酸Na 0.2
セテス−40 0.1
オレス−5 0.1
セチル硫酸Na 0.1
B部
クエン酸 0.1
メチルパラベン 0.1
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃に加温し、溶解させた。B部を約80℃に加温し溶解させた。A部にB部を攪拌しながら、徐々に加え均一に混合し、攪拌した後、急冷した。
実施例25 トリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
ベヘントリモニウムクロリド(80%) 2.4
セタノール 5.2
ステアリン酸グリセリル 1.2
Plandool−DP(日本精化) 0.2
LUSPLAN SR−DM4(日本精化) 0.4
ジメチコン 2.0
(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー
0.5
B部
メチルパラベン 0.1
プロピルパラベン 0.1
精製水 合計で100となる量
C部
アデノシン一リン酸(10%) 適量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部、B部をそれぞれとり、約80℃に加温し、均一に混合した。A部にB部を攪拌しながら徐々に加え、均一に混合した後、冷却した(D部)。D部にC部を加え、pHを5.2〜5.7に調整した。
実施例26 トリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.5
ステアルトリモニウムクロリド(63%) 3.8
ステアルトリモニウムブロミド(70%) 1.0
セテス−18 0.8
オレイルアルコール 3.0
セタノール 4.0
LUSPLAN DD−DA5(日本精化) 0.1
LUSPLAN DD−DHR(日本精化) 0.3
Plandool−ISS(日本精化) 0.2
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 2.0
B部
加水分解コラーゲン 1.0
クエン酸 適量
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃に加温した。別容器にB部を加え、加温し、溶解させた。攪拌しながらB部にA部を徐々に加え、均一に混合し、1分間攪拌後急冷した。
実施例27 ノンシリコーンヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.5
Plandool−LG2(日本精化) 0.2
LUSPLAN DD−IS(日本精化) 0.05
Plandool−MAS(日本精化) 0.2
プロパンジオール 3.0
ベヘナミドプロピルジメチルアミン 1.5
セタノール 2.2
ステアリルアルコール 0.8
水添ナタネ油アルコール 0.5
ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 0.8
ホホバ種子油 1.0
ステアリン酸グリセリル 0.4
プロピルパラベン 0.1
コカミドMEA 0.8
カエサルピニアスピノサヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド0.1
コメヌカワックス 0.5
グリセリン 1.0
B部
メチルパラベン 0.1
乳酸 0.4
精製水 合計で100となる量
C部
カプリル酸メチルヘプチル 1.0
ポリクオタニウム−7 0.15
ミリスチン酸PPG−3ベンジルエーテル 0.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃で均一に混合した。別にとっておいたB部を約60℃に加温、均一にした。A部にB部を攪拌しながら徐々に加え、均一に混合した後、約50℃まで冷却した。さらにC部を加え均一に混合した。
実施例28 ヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
Plandool−SUN(日本精化) 0.5
Plandool−LG1(日本精化) 0.5
Neosolue−MP(日本精化) 1.0
セタノール 6.0
ジメチコン(1000cs) 2.0
アミノプロピルジメチコン 0.4
ベヘントリモニウムクロリド(80%) 2.4
ジステアリルジモニウムクロリド(75%) 0.8
ステアリン酸グリセリル 0.8
フラーレン 0.001
B部
フェノキシエタノール 0.5
精製水 合計で100となる量
C部
加水分解ケラチン(20%) 1.5
NanoRepair−CMC5(日本精化) 10.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
B部を約80℃に加温し、均一に溶解させた。別容器にA部を加え、加温し、溶解させた。A部にB部を徐々に加え、均一に混合し、冷却した。40℃付近でC部を添加し、均一に混合した。
実施例29 洗い流さないヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.5
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.2
Neosolue−Aqulio(日本精化) 2.0
LUSPLAN SR−DM4(日本精化) 0.1
セトリモニウムクロリド(25%) 3.8
カプリリルグルコシド(50%) 0.8
グリセリン 4.0
フェノキシエタノール 0.2
B部
エタノール 20.0
C部
ポリクオタニウム−6 0.6
ポリクオタニウム−7 0.4
Tremoist−TP(日本精化) 0.05
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
C部を約80℃に加温し、溶解させた。次にA部を約80℃に加温し溶解させた。C部を攪拌しながらA部加え、均一に混合後、約40℃まで冷却させた。次いで、B部を加え、均一に混合させた。
実施例30 リーブオントリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 6.0
セバシン酸ジエチル(日本精化) 1.0
LUSPLAN DD−DA7(日本精化) 0.3
ミリスチルアルコール 5.0
ベヘニルアルコール 1.0
オレイルアルコール 1.0
ステアリン酸ジメチルプロピルアミド 2.0
ココアンホ酢酸Na(30%) 2.0
ステアリン酸グリセリル 0.4
ミリスチン酸 0.6
フェノキシエタノール 0.4
B部
乳酸 0.6
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃に加温し、均一に溶解させた。B部を約80℃に加温し、溶解させた。A部にB部を徐々に加え、均一に混合した。
実施例31 リーブオントリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.5
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.5
パルミチン酸イソプロピル(日本精化) 4.0
Plandool−LG4(日本精化) 0.2
セタノール 5.0
イソステアリン酸 2.0
ステアルトリモニウムクロリド(63%) 3.2
ベヘントリモニウムクロリド(80%) 1.0
スクワラン 1.0
ヒマワリ種子エキス 0.5
グリセリン 1.0
B部
メチルパラベン 0.1
Inulin−SC(日本精化) 1.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃に加温し、溶解させた。B部を約80℃に加温し、溶解させた。A部にB部を徐々に加えて均一に混合した。
実施例32 ヘアカラートリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.2
ステアルトリモニウムクロリド(70%) 2.5
Ecolano CA−NH(日本精化) 0.3
Plandool−LG3(日本精化) 0.1
コカミドDEA 1.0
ステアリン酸イヌリン 0.5
ラノリンアルコール 0.2
モンタンワックス 0.1
ポリエチレンワックス 0.1
ミツロウ 0.1
パルミチン酸デキストリン 0.3
セレシン 0.1
カプリン酸PPG−3 1.0
ジカプリン酸PG 1.0
エチルへキサン酸エチルヘキシル 1.0
炭酸ジカプリリル 1.5
グリセリン 4.0
セテス−7 1.0
イソステアリルアルコール 0.3
コメヌカ油 0.5
ステアリン酸グリセリル 0.5
エルカラクトンDES(日本精化) 1.5
Neosolue−DE(日本精化) 0.5
水添ポリデセン 0.1
マカデミアナッツ脂肪酸エチル 1.0
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 0.1
ベヘンジモニウムエチルリン酸ステアリル 0.1
トコフェロール 0.05
フェノキシエタノール 0.3
C部
精製水 10.0
BG 2.0
アシル化加水分解コラーゲン 0.1
パンテノール 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
ポリクオタニウム−64 0.1
ポリクオタニウム−51 0.01
ポリクオタニウム−49 0.2
フェノキシエタノール 0.4
PCA−Na 0.1
D部
精製水 合計で100となる量
塩基性青99 0.1
塩基性茶16 0.13
HC青2 0.05
HC黄2 0.03
HC赤3 0.1
ヒドロキシエチルウレア 0.5
炭酸水素アンモニウム 1.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
あらかじめ均一に混合しておいたA部をB部に添加し、約80℃に加温して溶解させた(E部)。別の容器でD部を約80℃に加温し溶解させた。E部にD部を攪拌しながら、徐々に加え均一に混合した後、急冷した(F部)。約40℃となったF部にC部を加え均一にした。
実施例33 スタイリングミルク
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
Phytocompo−C(日本精化) 1.0
グリセリン 5.0
BG 8.0
B部
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
エルカラクトンMCT(日本精化) 1.0
LUSPLAN PI−DA(日本精化) 0.5
セテアリルアルコール 1.0
コハク酸ジエチルヘキシル(日本精化) 2.0
LUSPLAN SR−DM4 1.0
セテス−20 0.3
C部
メチルパラベン 0.1
精製水 合計で100となる量
D部
カルボマー(2%) 5.0
水酸化K 0.05
Inulin−SC(日本精化) 1.0
キサンタンガム 0.5
フェノキシエタノール 0.4
精製水 30.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を均一に分散する。B部、C部をそれぞれ約70℃に加温溶解する。A部にB部を徐々に添加後、C部を徐々に添加し、乳化する。攪拌しながら冷却し、45℃でD部を加え攪拌する。
実施例34 育毛剤
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.3
メントール 0.1
トウガラシチンキ 0.5
センブリエキス 2.0
環状リゾホスファチジン酸Na 0.001
Inulin−SC(日本精化) 1.0
エタノール 30.0
防腐剤 適量
香料 適量
PPG−6デシルテトラデセス−30 0.30
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(製造方法)
各成分を均一に撹拌混合した。
実施例35 育毛剤
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
Phytopresome Cera−23(日本精化) 0.05
PrimeLipid PI(日本精化) 0.03
BG 5.0
グリセリン 3.0
1,2−ペンタンジオール 5.0
ポリソルベート−20 0.1
リゾリン脂質(日本精化) 0.02
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.3
B部
DPG 2.0
Tremoist−TP(日本精化) 0.01
精製水 50.0
C部
エタノール 10.0
メントール 0.1
メンチルグリセリルエーテル 0.15
パンテニルエチルエーテル 0.2
カンフル 0.1
冬虫夏草エキス 1.0
センブリエキス 1.0
ビワ葉エキス 1.0
加水分解ヒアルロン酸 0.02
環状リゾホスファチジン酸Na 0.001
トウガラシエキス 0.01
ベタイン 0.3
トレハロース 0.2
シメン−5−オール 0.1
酢酸トコフェロール 0.05
β−グリチルレチン酸 0.05
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をプロペラ(500rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
実施例36 酸性染毛料(ヘアマニキュア)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
N−メチルピロリドン 5.0
ベンジルアルコール 5.0
クエン酸 1.0
褐色201号 0.13
黒色401号 0.05
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を加温、溶解し均一に混合した。
実施例37 毛髪脱色剤(2剤式)
(1剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
ポリオキシエチレンオレイルエーテル 52.0
アンモニア水(25%) 25.5
セトリモニウムクロリド(30%) 10.0
エタノール 10.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌、混合した。
(2剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
過酸化水素水 17.0
セトリモニウムクロリド(30%) 10.0
セタノール 3.0
セテス−2 1.0
セテス−20 1.0
ピロリン酸Na 0.1
ジエチレントリアミン五酢酸 0.1
クエン酸(50%) 適量
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合し、クエン酸でpHを3.5〜4.0に調整した。
(配合比)
1剤:2剤=1:7
実施例38 酸化染毛剤
(1剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 8.0
セトリモニウムクロリド(25%) 24.0
セタノール 9.0
オクチルドデカノール 9.0
モノエタノールアミン 3.8
アンモニア水 2.0
ミリスチル硫酸Na 1.5
オレス−20 1.4
塩酸トルエン−2、5−ジアミン 1.0
レゾルシン 1.0
メタアミノフェノール 0.5
パラアミノフェノール 0.2
オルトアミノフェノール 0.1
アスコルビン酸 0.2
香料 0.1
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合した。
(2剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
過酸化水素水 17.0
セトリモニウムクロリド(25%) 10.0
セタノール 3.0
オレス−2 1.0
オレス−20 1.0
ピロリン酸Na 0.1
ジエチレントリアミン五酢酸 0.1
クエン酸(50%) 適量
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合し、クエン酸でpHを3.5〜4.0に調整した。
(配合比)
1剤:2剤=1:1
実施例39 プレパーマ液
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
4−エトキシメチル−1,3−ジオキソラン−2−オン 1.0
Ecolano CA−NH(日本精化) 0.8
カプリリルグルコシド(50%) 1.0
クエン酸 適量
クエン酸Na 適量
メチルパラベン 0.2
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に溶解させる。
実施例40 ヘアオイル
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
ジメチコン(3000万cps) 5.0
ジメチコン(400万cps) 5.0
エタノール 20.0
オリーブ油 1.0
シア脂油 1.0
Plandool−S(日本精化) 1.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(日本精化) 1.0
ジメチコノール 1.0
トコフェロール 0.05
シクロペンタシロキサン 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌混合した。
実施例41 洗い流さないヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.5
(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー 3.0
エタノール 5.0
PEG−10ジメチコン 0.1
ポリシリコーン−13 1.0
ジメチコン(5000cps) 1.0
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 1.0
B部
塩化Na 0.2
BG 5.0
Inulin−SC(日本精化) 1.0
ヒドロキシエチルセルロース(2%) 10.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部、B部をそれぞれ攪拌混合した。A部にB部を徐々に加えて均一に混合した。
実施例42 ヘアミスト
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
グリオキシル酸 5.0
BG 5.0
セトリモニウムクロリド(30%) 6.0
キサンタンガム(2%) 5.0
Tremoist−SL(日本精化) 0.5
Inulin−SC(日本精化) 1.0
エタノール 10.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に撹拌、混合した。水酸化KでpHを3.5に調整した。
実施例43 ストレートパーマ剤
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 3.0
セテアリルアルコール 4.5
ベヘントリモニウムクロリド 2.0
ラウレス−25 0.5
B部
チオ乳酸アンモニウム 3.0
チオグリセリン 1.0
ジチオジグリコール酸ジアンモニウム 3.0
炭酸グアニジン 0.2
EDTA−4Na 0.02
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部とB部をそれぞれ約80℃に加温し溶解させた。A部にB部を徐々に添加し乳化させた。モノエタノールアミンでpHを9.0に調整した。
(2液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 3.0
セテアリルアルコール 4.5
ベヘントリモニウムクロリド 2.0
ラウレス−25 0.5
B部
臭素酸ナトリウム 8.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部とB部をそれぞれ約80℃に加温し溶解させた。A部にB部を徐々に添加し乳化させた。リン酸水素二ナトリウムでpHを6.0に調整した。
実施例44 パーマ用アフターケアセラム
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
エタノール 20.0
PPG−2アルギニン 1.0
シリル化ケラチンPPT 1.0
加水分解ケラチン 2.0
Neosolue−Aqulio(日本精化) 1.0
NanoRepair−CMC(日本精化) 10.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に撹拌、混合した。
実施例45 ヘアローション
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤(日本精化) 0.5
合成例6の毛髪損傷改善剤(日本精化) 0.5
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.1
PEG−40水添ヒマシ油 0.2
(乳酸/グリコール酸)コポリマー 0.01
B部
グリセリン 2.0
プロピレングリコール 3.0
3−O−エチルアスコルビン酸(日本精化) 0.1
Inulin−SC(日本精化) 1.0
リンゴ酸 0.05
乳酸 0.02
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー 0.05
精製水 合計で100となる量
C部
フェノキシエタノール 0.4
エタノール 5.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部、B部を各80℃に加温し、A部にB部を加え均一に混合した。50℃付近まで冷却した後C部を添加し、均一な液とした。水酸化NaでpHを6.0に調整した。
実施例46 ヘアウォーター
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
グリコール酸 0.5
乳酸 1.0
コハク酸 0.5
リンゴ酸 0.5
酒石酸 0.5
エタノール 50.0
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 2.0
ステアルトリモニウムクロリド(63%) 0.5
アミノプロピルジメチコン 0.5
フェノキシエタノール 0.6
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に撹拌混合し、水酸化NaでpHを4に調整した。
実施例47 ノンシリコーンヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.8
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.8
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.2
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(日本精化) 0.6
Plandool−ISS(日本精化) 1.0
LUSPLAN PI−DA(日本精化) 0.05
ステアリルアルコール 2.0
セタノール 1.2
ステアルトリモニウムクロリド 1.0
PEG−45M 0.8
Plandool−LG1(日本精化) 0.3
トウツバキ種子油 0.4
ヒドロキシエチルウレア 0.5
炭酸ジカプリリル 2.0
PPG−1/PEG−1ステアラミン 1.0
スクワラン 0.1
イソセテス−10 0.5
ヒマワリワックス 0.8
ココイルアルギニンエチルPCA 0.2
フェノキシエタノール 0.2
トコフェロール 0.05
B部
DPG 2.2
グリセリン 1.3
ソルビトール 3.5
BG 1.0
ヒドロキシセルロース 0.07
フェノキシエタノール 0.2
EDTA−2Na 0.01
精製水 合計で100となる量
C部
Tremoist−SL(日本精化) 1.0
ポリクオタニウム−61 0.3
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃で均一に混合した。別にとっておいたB部を約60℃に加温、均一にした。A部にB部を攪拌しながら徐々に加え、均一に混合した後、約50℃まで冷却した。さらにC部を加え均一に混合した。クエン酸でpHを4.5に調整した。
実施例48 リーブオンヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤(日本精化) 1.0
合成例6の毛髪損傷改善剤(日本精化) 2.0
Phytopresome MEL(日本精化) 1.5
ポリソルベート80 0.1
Neosolue−Aqulio(日本精化) 2.0
セトリモニウムクロリド(25%) 3.8
イソステアリン酸 0.02
エルカラクトンDES(日本精化) 1.0
カプリリルグルコシド(50%) 0.8
グリセリン 4.0
1,2−ヘキサンジオール 2.0
フェノキシエタノール 0.5
B部
エタノール 5.0
C部
コハク酸 1.0
加水分解ケラチン 0.2
S−スルホン化ケラチン 0.1
ポリクオタニウム−6 0.6
ポリクオタニウム−7 0.4
ポリクオタニウム−39 0.5
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
C部を約80℃に加温し、溶解させた。次にA部を約80℃に加温し溶解させた。C部を攪拌しながらA部加え、均一に混合後、約40℃まで冷却させた。次いで、B部を加え、均一に混合させた。
実施例49 リーブオントリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 1.0
セバシン酸ジエチル(日本精化) 1.0
ミリスチルアルコール 5.0
ベヘニルアルコール 1.0
オレイルアルコール 1.0
ステアリン酸ジメチルプロピルアミド 2.0
ココアンホ酢酸Na(30%) 2.0
ステアリン酸グリセリル 0.4
ミリスチン酸 0.6
メドウフォーム−δ−ラクトン 0.3
フェノキシエタノール 0.4
B部
グルコノラクトン 0.3
パントラクトン 0.3
レブリン酸 1.0
乳酸 0.6
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃に加温し、溶解させた。B部を約80℃に加温し、溶解させた。A部にB部を徐々に加えて均一に混合した。
実施例50 リーブオントリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 1.0
セバシン酸ジエチル(日本精化) 1.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(日本精化) 1.0
パルミチン酸イソプロピル 1.0
セタノール 5.0
ステアルトリモニウムクロリド(63%) 3.2
ベヘントリモニウムクロリド(80%) 1.0
スクワラン 1.0
グリセリン 1.0
B部
アスコルビン酸 1.0
メバロノラクトン 1.0
ラクトビオノラクトン 1.0
α−リポ酸 1.0
メチルパラベン 0.1
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約80℃に加温し、溶解させた。B部を約80℃に加温し、溶解させた。A部にB部を徐々に加えて均一に混合した。
実施例51 洗い流さない頭皮/ヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.5
Neosolue−Aqulio(日本精化) 1.0
エタノール 40.0
グリチルレチン酸 0.02
PPG−3カプリリルエーテル 0.3
エルカラクトンDES(日本精化) 1.5
PEG/PPG−20/20ジメチコン 0.2
PEG−12ジメチコン 0.4
水添レチノール 0.1
トリスヘキシルデカン酸ピリドキシン 0.05
ビスグリセリルアスコルビン酸 0.3
ヘキシル3−グリセリルアスコルビン酸 0.3
B部
トリエタノールアミン 0.1
精製水 合計で100となる量
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー 0.4
カルボマー 0.05
Inulin−SC(日本精化) 1.0
Tremoist−SL(日本精化) 1.0
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー 0.05
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸
ベヘネス−25)クロスポリマー 0.1
ヒドロキシプロピルキトサン 0.1
フェノキシエタノール 0.4
C部
3−O−エチルアスコルビン酸(日本精化) 0.05
ニコチン酸アミド 0.3
ピリドキシン塩酸塩 0.1
カフェイン 0.1
グルコシルトレハロース 0.1
精製水 10.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部を約50℃に加温し、溶解させた。次にB部を均一に分散し、粘性の液とした。A部を攪拌しながらB部に加え、均一に混合した。次いでC部を加え、均一に混合した。クエン酸でpHを4.5に調整した。
実施例52 酸性染毛料(ヘアマニキュア)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 1.0
1,2−ペンタンジオール 5.0
ベンジルアルコール 5.0
炭酸プロピレン 10.0
クエン酸 1.0
エタノール 25.0
褐色201号 0.13
黒色401号 0.05
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を加温、溶解し均一に混合した。
実施例53 ヘアオイル
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 1.0
セバシン酸ジエチル(日本精化) 1.0
ジパルミチン酸アスコルビル 1.0
パルミチン酸アスコルビル 1.0
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 1.0
Neosolue−MP(日本精化) 10.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(日本精化) 30.0
Plandool−LG1(日本精化) 0.5
PPG−3カプリリルエーテル 2.0
トコフェロール 0.1
プロピルパラベン 0.05
カルナウバワックス 0.1
イソドデカン 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌混合した。
実施例54 洗い流さないヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
ポリクオタニウム−37 2.0
スクワラン 2.0
PPG−3カプリリルエーテル 2.0
マイクロクリスタリンワックス 0.1
ラノリンアルコール 0.2
モンタンワックス 0.1
ポリエチレンワックス 0.1
ミツロウ 0.1
モクロウ 0.2
セレシン 0.1
ジカプリン酸PG 1.0
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 0.5
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.5
キャンデリラロウエキス 0.1
エルカ酸オクチルドデシル 4.5
酢酸トコフェロール 0.02
エルカラクトンMCT(日本精化) 2.0
トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル 1.5
PPG−5フィトステリル 0.5
グリセリン 4.0
ソルビトール 2.0
フェノキシエタノール 0.5
Neosolue−Aqulio(日本精化) 0.5
B部
加水分解コンキオリン 0.1
パンテノール 0.1
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム 0.01
ポリクオタニウム−11 0.2
グリコシルトレハロース 0.1
グリセリルグルコシド 0.3
C部
精製水 合計で100となる量
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 1.0
マロン酸 0.1
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
C部を均一に分散し、約80℃に加温した。次にA部を約80℃に加温し溶解させた。C部を攪拌しながらA部加え、均一に混合後、約40℃まで冷却させた。次いで、B部をそれぞれ加え、均一に混合した。アルギニンでpHを6.0に調整した。
実施例55 洗い流さないヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.5
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.5
セバシン酸ジエチル(日本精化) 1.0
セトリモニウムクロリド(25%) 2.8
Ecolano LH(日本精化) 1.0
Plandool−SUN(日本精化) 0.2
PPG−3カプリリルエーテル 1.0
ミリスチン酸メチルヘプチル 0.5
エチルへキサン酸セチル 0.3
イソノナン酸イソノニル 0.3
ネオペンタン酸トリデシル 0.5
イソオクタン酸ミリスチル 0.3
ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 0.3
イソステアリン酸イソブチル 0.3
トリイソステアリン酸グリセリル 0.3
トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 0.3
ブロッコリー種子油 0.3
スフィンガニン 0.01
グリセリン 1.0
B部
メチルパラベン 0.1
精製水 合計で100となる量
フェノキシエタノール 0.5
C部
NanoRepair−CMC5(日本精化) 5.0
NanoRepair−EL(日本精化) 1.0
ポリクオタニウム−6 0.6
ポリクオタニウム−7 0.4
ポリクオタニウム−39 0.5
D部
カラギーナン 0.1
ヒドロキシプロピルキトサン 0.05
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1
チューベロース多糖体 0.1
カチオン化グァーガム 0.05
ケトグルタル酸 1.3
マレイン酸 0.5
アスコルビン酸 0.5
精製水 20.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
B部を約80℃に加温し、溶解させた。次にA部を約80℃に加温し溶解させた。D部を分散し、粘性の液とした。A部を攪拌しながらB部に加え、均一に混合後、約40℃まで冷却させた。次いでC部、D部を加え、均一に混合した。
実施例56 パーマ剤
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.5
セバシン酸ジエチル(日本精化) 1.0
ブチロラクトンチオール 0.5
ベヘニルアルコール 3.0
セタノール 3.0
ステアルトリモニウムクロリド 2.0
ラウレス−25 0.5
B部
チオ乳酸アンモニウム 3.0
チオ乳酸モノエタノールアミン 2.0
ジチオ乳酸ジアンモニウム 3.0
L−アルギニン 0.5
EDTA−4Na 0.02
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部とB部をそれぞれ約80℃に加温し溶解させた。A部にB部を徐々に添加し乳化させた。モノエタノールアミンでpHを9.0に調整した。
(2液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.5
セバシン酸ジエチル(日本精化) 1.0
ベヘニルアルコール 3.0
セタノール 3.0
ステアルトリモニウムクロリド 2.0
ラウレス−25 0.5
B部
臭素酸ナトリウム 8.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部とB部をそれぞれ約80℃に加温し溶解させた。A部にB部を徐々に添加し乳化させた。リン酸水素二ナトリウムでpHを6.0に調整した。
実施例57 パーマ剤
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.8
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.8
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.2
セタノール 1.0
ステアルトリモニウムクロリド 1.0
セテス−20 0.5
B部
DL−システイン塩酸塩 5.0
N−アセチルーL−システイン 1.5
システアミン塩酸塩 0.5
チオグリコール酸アンモニウム 1.0
EDTA−4Na 0.02
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部とB部をそれぞれ約80℃に加温し溶解させた。A部にB部を徐々に添加し乳化させた。モノエタノールアミンでpHを9.0に調整した。
(2液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.8
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.8
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.2
セタノール 1.0
ステアルトリモニウムクロリド 1.0
セテス−20 0.5
ポリクオタニウム−10 0.5
B部
臭素酸ナトリウム 6.5
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A部とB部をそれぞれ約80℃に加温し溶解させた。A部にB部を徐々に添加し乳化させた。リン酸水素二ナトリウムでpHを6.0に調整した。
実施例58 トリートメントヘアミスト
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 1.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.5
(ラネス−40マレイン酸Na/スチレンスルホン酸)コポリマー 0.5
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.2
BG 3.0
エタノール 5.0
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 1.0
セトリモニウムクロリド(30%) 4.0
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
フェノキシエタノール 0.4
Tremoist−SL(日本精化) 1.0
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に撹拌混合し、クエン酸でpHを4.5に調整した。
実施例59 シャンプー
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.1
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.1
ポリリシノレイン酸 0.3
Neosolue−MP(日本精化) 0.3
Neosolue−DE(日本精化) 0.2
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.5
ラウロイルサルコシンNa(30%) 10.0
ココイルグルタミン酸TEA(30%) 8.0
パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%) 10.0
コカミドメチルMEA 1.0
ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル 0.3
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.5
ラウリン酸PEG−2 1.3
ポリ乳酸 0.1
ココイルアルギニンエチルPCA 0.1
フェノキシエタノール 0.4
B部
サリチル酸 0.3
EDTA−2Na 0.05
安息香酸Na 0.3
精製水 合計で100となる量
C部
ポリクオタニウム−10 0.5
ポリクオタニウム−49 0.1
エタノール 3.0
精製水 4.8
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
B部を約80℃に加温し均一に溶解させた。別容器にA部をとり、加温し、溶解させた。A部にB部を徐々に加え、均一に混合し、約60℃でC部を加えた。
実施例60 シャンプー
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.8
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.8
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.2
ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル 1.0
ラウレス硫酸Na(27%) 34.0
コカミドメチルMEA 2.0
デシルグルコシド(40%) 2.0
エチドロン酸(60%) 0.1
安息香酸Na 0.1
亜硫酸Na 0.3
コカミドプロピルベタイン(30%) 12.0
ポリクオタニウム−10(5%) 16.0
フェノキシエタノール 0.4
グルコノラクトン 1.0
レブリン酸 0.2
クエン酸Na 0.1
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合した。クエン酸でpHを4.5に調整した。
実施例61 ヘアオイル
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷剤改善剤 1.0
合成例6の毛髪損傷剤改善剤 1.0
セバシン酸ジエチル(日本精化) 3.0
ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール 0.2
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(日本精化) 20.0
スクワラン 10.0
オリーブ油 10.0
コハク酸ジエチルヘキシル(日本精化) 4.5
LUSPLAN PI−DA(日本精化) 0.05
シア脂油 1.0
ホホバ種子油 1.0
ヒマワリ種子油 1.0
メドウフォーム油 1.0
マカデミア種子油 1.0
トコフェロール 0.05
イソドデカン 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌混合した。
実施例62 パーマプレトリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 2.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.5
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.5
ジステアリルジモニウムクロリド 0.6
ベヘントリモニウムクロリド 0.3
プロパンジオール 8.0
フィトステロール 0.1
精製水 20.0
B部
エタノール 15.0
グリセリン 2.0
フェノキシエタノール 0.5
C部
NanoRepair−CMC(日本精化) 10.0
グリコシルトレハロース 0.3
グリオキシロイルカルボシステイン 0.5
安息香酸Na 0.2
EDTA−2Na 0.05
加水分解水添デンプン 0.3
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
精製水以外のA部を約80℃に加温し、80℃に加温した精製水にホモミキサーで攪拌しながら添加し、混合液を調製した。B部、C部をそれぞれとり、約60℃に加温して均一にした。B部をC部に加え均一にしたのち冷却した。40℃付近でA部を添加し均一にした。
実施例63 パーマアフタートリートメント
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A部
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.1
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.1
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.2
ステアルトリモニウムクロリド(70%) 0.8
セトリモニウムクロリド(70%) 0.2
ステアリルアルコール 5.5
パルミチン酸イソプロピル 1.0
ヒマワリ種子油 0.5
綿実油 0.5
ジメチコン(100万cs) 0.1
ジメチコン(10cs) 1.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
LUSPLAN SR−DM4(日本精化) 0.3
B部
精製水 合計で100となる量
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル 0.01
C部
カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン 1.5
アスコルビン酸 0.1
ジココジモニウムクロリド 1.5
Ecolano CA−NH(日本精化) 0.5
DPG 7.0
コレステロール 0.05
精製水 20.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
精製水以外のC部を約80℃に加温し、80℃に加温した精製水にホモミキサーで攪拌しながら添加し、混合液を調製した。A部、B部をそれぞれとり、約60℃に加温して均一にした。攪拌しながらA部にB部を加え、冷却した。40℃付近でC部を添加し均一にした。
実施例64 ヘアオイル
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 0.5
合成例6の毛髪損傷改善剤 0.5
セバシン酸ジエチル(日本精化) 0.1
メドウフォーム−δ−ラクトン 5.0
ジメチコン(5000cps) 5.0
ジメチコン(100万cps) 5.0
オリーブ油 1.0
シア脂油 1.0
Plandool−ISS(日本精化) 0.5
トリエチルヘキサノイン(日本精化) 5.0
パルミチン酸エチルヘキシル 5.0
トコフェロール 0.05
シクロペンタシロキサン 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌混合した。
実施例65 ヘアオイル
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合成例1の毛髪損傷改善剤 4.0
合成例6の毛髪損傷改善剤 1.0
セバシン酸ジエチル(日本精化) 1.0
炭酸プロピレン 2.0
Neosolue−DiSM(日本精化) 0.5
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 0.5
イソステアリルアルコール 1.0
エタノール 20.0
イソドデカン 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌混合した。
上記処方において、製品名で記載された成分の詳細は下記のとおりである。

〇LUSPLAN DD−IS:ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル
〇LUSPLAN PI−DA:ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)
〇LUSPLAN DD−DHR:ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物
〇LUSPLAN DD−DA5:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル
〇LUSPLAN DD−DA7:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル
〇LUSPLAN SR−DM4:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
○LUSPLAN DA−R:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、水添ロジン酸トリグリセリル
〇Inulin−SC:イヌリン
〇NanoRepair−EL:γ−ドコサラクトン、ダイズステロール含有組成物
〇NanoRepair−CMC:クオタニウム−18、クオタニウム−33、コレステロール、セラミド2、セラミド3、セラミド6、PG含有組成物
〇NanoRepair−CMC5:セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド5、セラミド6、コレステロール、クオタニウム−33含有組成物
〇Neosolue−Aqulio:シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
〇Neosolue−Aqua:(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、グリセリン
〇Neosolue−AquaS:(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、グリセリン
〇Neosolue−DiSM:リンゴ酸ジイソステアリル
〇Neosolue−MP:ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール
〇Neosolue−DE:ジネオペンタン酸ジエチルペンタンジオール
〇Plandool−H:ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)
〇Plandool−S:ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)
〇Plandool−G:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)
〇Plandool−DP:ビスジグリセリルポリアシルアジペート−2
〇Plandool−ISS:イソステアリン酸フィトステリル
〇Plandool−SUN:ヒマワリ種子油脂肪酸フィトステリル
〇Plandool−MAS:マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル
〇Plandool−LG1:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル/ベヘニル)
〇Plandool−LG2:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
〇Plandool−LG3:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル/ベヘニル)
〇Plandool−LG4:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル/ベヘニル)
〇Phytocompo−C:水添レシチン、フィトステロールズ、セラミド2、セラミド3、セラミド6II
〇Phytopresome Cera23:水添レシチン、フィトステロールズ、セラミド2、セラミド3
〇Phytopresome MEL:糖脂質、水添レシチン、BG、精製水
〇PrimeLipid PI:水添レシチン、レシチン、フィトステロールズ、トコフェロール
〇Tremoist−TP:シロキクラゲ多糖体
〇Tremoist−SL:シロキクラゲ多糖体水溶液(1%)
〇エルカラクトンMCT:γ−ドコサラクトン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
〇エルカラクトンDES:γ−ドコサラクトン、セバシン酸ジエチル
〇Ecolano LH:ラノリンロウ
〇Ecolano CA−NH:クオタニウム−33、BG

Claims (5)

  1. 以下の成分(A)〜(C)を含有する毛髪損傷改善剤。
    (A)下記一般式(1)で表される化合物及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上
    Figure 2021050193
    (式中、R1は水酸基を有してもよい炭素数12〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和炭化水素基を表す。

    (B)下記一般式(2)で表される化合物及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上
    Figure 2021050193
    (式中、mは1〜10の整数を表す。)

    (C)下記一般式(3)で表される化合物及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上
    Figure 2021050193
    (式中、R2は水酸基を有してもよい炭素数12〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和炭化水素基であり、nは1〜10の整数を表す。)
  2. 成分(A)の含有量が1〜50重量%、成分(B)の含有量が1〜50重量%、成分(C)の含有量が30〜90重量%であることを特徴とする請求項1に毛髪損傷改善剤。
  3. 請求項1又は2に記載の毛髪損傷改善剤を10〜90重量%の濃度で液状油に希釈した組成物。
  4. 請求項1又は2に記載の毛髪損傷改善剤、若しくは、請求項3に記載の組成物を含有する毛髪化粧料。
  5. 毛髪を熱処理することで毛髪の損傷を改善させるために、熱処理前に使用されることを特徴とする請求項4に記載の毛髪化粧料。
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