JP2020164184A - 箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一枚のシートから組み立てられる箱であって、堅牢な箱を容易に組み立てることができる箱を得る。【解決手段】 底部2の四辺に設けた隣り合う第1側壁部4と第2側壁部6の間に外方に二つ折りされ三角形となって第2側壁部6の外面側に折り込まれる折込部9を設け、第1側壁部4の外端縁に、第1側壁部の外面側に折り返して第1側壁部4の外面側に折り込まれている折込部9の上に折り重ね第1折返し片11を設け、第1折返し片11の両端に、第2側壁部6の外面側に折り曲げられる帯状片13を設けてなり、帯状片13は、それぞれ第2側壁部6の外面側に折り曲げたとき、先端部同士が重なる長さに形成し、それぞれの帯状片13の先端部13aに相互に掛止する掛止溝14を形成した。【選択図】図4
Description
本発明は、一枚のシートから組み立てられる箱であって、特に粉体や液状物の収容に適した箱に関する。
一枚のシートから組み立てられる箱として、図5に示すように、箱本体の四辺形の底壁30の四周側辺にそれぞれ側壁31、31、32、32を連設し、隣接する側壁31、32の側辺間に跨がって外方に2つ折りされる連結片33を連設し、箱本体の各側壁31、31、32、32の上縁および連結片33の外側片部上縁に外方に折り返される折り返し片34、35を連設する共に、この外側片部の折り返し片36を一対の対向側壁の折り返し片34の両端に連設し、他の一対の対向側壁の折り返し片35の先端に連結片と側壁との間に折り込まれる折り込み片37を連設し、この折り込み片37が折り返し片36、連結片33と側壁32との間に折り込まれた状態のもとで、一対の対向側壁上部に手掛け部が形成されるものとする段ボール箱が知られている(例えば特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されている段ボール箱によれば、隣接する側壁31、32の側辺間に跨がって連接された連結片33を外方に2つ折りして側壁32の外面側に折り込み、側壁31、31の上縁に連設した折り返し片34、36を外方に折り返して、折り返し片36を連結片33の上に重ね、側壁32、32の上縁に連設した折り返し片35を外方に折り返して、折り返し片35の先端に連設した折り込み片37を折り返し片36、連結片33と側壁32との間に折り込むことにより、箱本体を組み立てるが、側壁31、31の外面側への開きを積極的に阻止させる構成がない。このため、箱本体に内容物を詰め込んだとき、側壁31、31が内容物の圧力を受けて開いてしまうおそれがあるといった問題がある。
また、隣接する側壁の側辺間に跨がって外方に2つ折りされる連結片33、33は、段ボール箱の開口端側の角部が縦方向に切断されている。このため、段ボール箱には、側壁に連結片33、33の切断部38に隙間が生じる。
この結果、内容物が細かい粉体である場合、粉体を箱に満杯に収容すると、粉体が2つ折りされる連結片33、33の間を通り連結片33、33の切断部38に生じた隙間から漏れるおそれがあり、また液状物の場合は、連結片33、33の切断部38の隙間から漏れ、そして漏れ出した液状物が切断部の端面から段ボール内に浸透し、箱強度を脆弱化させてしまうことになる。このため、内容物が細かい粉体や液状物である場合、箱に満杯になるまで入れられないといった問題がある。
この結果、内容物が細かい粉体である場合、粉体を箱に満杯に収容すると、粉体が2つ折りされる連結片33、33の間を通り連結片33、33の切断部38に生じた隙間から漏れるおそれがあり、また液状物の場合は、連結片33、33の切断部38の隙間から漏れ、そして漏れ出した液状物が切断部の端面から段ボール内に浸透し、箱強度を脆弱化させてしまうことになる。このため、内容物が細かい粉体や液状物である場合、箱に満杯になるまで入れられないといった問題がある。
本発明の目的は、一枚のシートから組み立てられる箱であって、堅牢な箱を組み立てることができる箱を提供することにある。
他の目的は、内容物が細かい粉体や液状物であっても満杯に入れることができる箱を提供することにある。
他の目的は、内容物が細かい粉体や液状物であっても満杯に入れることができる箱を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一枚のシートから組み立てられる箱であって、矩形状の底部の相対向する二辺にそれぞれ第1折線を介して設けられた一対の第1側壁部と、前記底部の他の相対向する二辺にそれぞれ第2折線を介して設けられた一対の第2側壁部と、隣り合う前記一対の第1側壁部と前記一対の第2側壁部の間に設けられており、両側端縁にそれぞれ第3折線、第4折線を介して連接し、外方に二つ折りされ前記一対の第1側壁部の外面側に折り込まれる折込部と、前記一対の第1側壁部の外端縁に第5折線を介して設けられ、折り返されて前記一対の第1側壁部の外面側に折り込まれている前記折込部の上に折り重ねられる第1折返し片と、前記第1折返し片の両端に第6折線を介して設けられており、前記一対の第2側壁部の外面側に折り曲げられる帯状片とからなり、前記一対の第1側壁部の前記第1折返し片の両端に設けられた帯状片は、それぞれ前記一対の第2側壁部の外面側に折り曲げたとき、少なくとも先端部同士が重なる長さに形成され、それぞれの帯状片の先端部には相互に掛止する掛止溝が形成されており、それぞれの前記帯状片の先端部を掛止させることにより前記一対の第1側壁部の外面側に折り込まれている前記折込部を前記第1折返し片で押さえ付けるようになっていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記一対の第1側壁部の前記第1折返し片の両端に設けられた帯状片は、それぞれ前記一対の第2側壁部の外面側に折り曲げたとき、少なくとも先端部同士が重なる長さに形成され、それぞれの帯状片の先端部には相互に掛止する掛止溝が形成されており、それぞれの前記帯状片の先端部を掛止させることにより前記一対の第1側壁部の外面側に折り込まれている前記折込部を前記第1折返し片で押さえ付けるようになっているので、前記一対の第1側壁部及び前記一対の第2側壁部の開きを前記一対の第1側壁部の前記第1折返し片の両端に設けられた帯状片の先端部同士の掛止により阻止することができ、堅牢な箱を組み立てることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記一対の第2側壁部の外端縁には第7折線を介して第2折返し片が設けられ、前記第2折返し片の外端縁には第8折線を介して、前記一対の第2側壁部の外面側に折り曲げられて先端部同士が掛止している前記帯状片の下方から前記帯状片の内側へ折り込まれる折込片が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記一対の第2側壁部の外端縁には第7折線を介して第2折返し片が設けられ、前記第2折返し片の外端縁には第8折線を介して、前記一対の第2側壁部の外面側に折り曲げられて先端部同士が掛止している前記帯状片の下方から前記帯状片の内側へ折り込まれる折込片が設けられているので、前記一対の第1側壁部の前記第1折返し片の両端に設けられた前記帯状片の先端部同士が掛止している部分が、前記第2折返し片と、前記第2折返し片の外端縁に設けられた折込片により挟まれるようにして押さえ付けられることになる。
これにより、前記帯状片に強い引っ張り力が加わっても掛止部分が外れるおそれがなく、一層堅牢な箱を組み立てることができる。
これにより、前記帯状片に強い引っ張り力が加わっても掛止部分が外れるおそれがなく、一層堅牢な箱を組み立てることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の、隣り合う前記一対の第1側壁部と前記一対の第2側壁部の間に設けられた折込部は、前記一対の第1側壁部と前記一対の第2側壁部の前記両側端縁を2辺とする正方形に形成され、外方に二つ折りされ三角形となって前記第1側壁部の外面側に折り込まれるようになっていること特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、隣り合う前記一対の第1側壁部と前記一対の第2側壁部の間に設けられた折込部は、前記一対の第1側壁部と前記一対の第2側壁部の前記両側端縁を2辺とする正方形に形成され、外方に二つ折りされ三角形となって前記第1側壁部の外面側に折り込まれるので、二つ折りされ三角形となった折込部の端面の位置は前記第1側壁部と前記第2側壁部の開口部端面の位置と同じ位置となり、内容物が細かい粉体や液状物であっても満杯に入れることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の、前記シートは、少なくとも内面となる一面に耐液体性加工が施されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記シートは、少なくとも内面となる一面に耐液体性加工が施されているので、内容物が液状物であっても内容物が漏れたり、また箱が脆弱化してしまうといったおそれが無い。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の、前記シートは、紙製であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記シートは紙製であるので、使用後の廃棄が容易で有り、また資源としての再利用が可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の、前記シートは、段ボールシートであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、前記シートは、段ボールシートであるので、軽量で且つ堅牢な箱を得ることができ、また、取扱や製造が容易である。
以上のように、本発明に係る箱によれば、堅牢で、且つ内容物が細かい粉体や液状物であっても満杯に入れることができる箱を得ることができる。
以下、本発明に係る箱の形態の一例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4は本発明に係る箱の実施の形態の一例を示すものであり、図1は本例の箱の斜視図、図2は図1に示す箱の展開図、図3は図1に示す箱を組み立てる工程を示す説明図、図4は図1に示す箱を組み立てる工程を示す説明図である。
図1〜図4は本発明に係る箱の実施の形態の一例を示すものであり、図1は本例の箱の斜視図、図2は図1に示す箱の展開図、図3は図1に示す箱を組み立てる工程を示す説明図、図4は図1に示す箱を組み立てる工程を示す説明図である。
本例の箱は、一枚のシートから組み立てられる箱である。
使用されるシートとしては、シート状の材料であれば特に限定されないが、例えば、紙製シート、プラスチック製シート等が使用される。紙製シートとしては厚紙シート、白板紙シート、紙段ボールシート等があり、またプラスチック製シートとしては、プラスチック板状シート、プラスチック段ボールシート等がある。 また、シートには、少なくとも箱の内面となる一面に耐液体性加工が施されているものを使用することができる。耐液体性加工にあっては、厚紙シート、白板紙シート、紙段ボールシート等の紙製シートに、耐液体性のフィルムをラミネートし、或いは耐液体性の塗料をコーティングしてもよく、また、紙層に耐液性剤を含有させるようにしてもよい。
本例では、箱を組み立てるシートとして、箱の内面となる一面に耐液体性の塗料がコーティングされた紙製の段ボールシートが使用されている。
使用されるシートとしては、シート状の材料であれば特に限定されないが、例えば、紙製シート、プラスチック製シート等が使用される。紙製シートとしては厚紙シート、白板紙シート、紙段ボールシート等があり、またプラスチック製シートとしては、プラスチック板状シート、プラスチック段ボールシート等がある。 また、シートには、少なくとも箱の内面となる一面に耐液体性加工が施されているものを使用することができる。耐液体性加工にあっては、厚紙シート、白板紙シート、紙段ボールシート等の紙製シートに、耐液体性のフィルムをラミネートし、或いは耐液体性の塗料をコーティングしてもよく、また、紙層に耐液性剤を含有させるようにしてもよい。
本例では、箱を組み立てるシートとして、箱の内面となる一面に耐液体性の塗料がコーティングされた紙製の段ボールシートが使用されている。
このような段ボールシートで形成される本例の箱1は、図2の展開図で示すように、矩形状の底部2の相対向する二辺にそれぞれ第1折線3を介して第1側壁部4が設けられ、底部2の他の相対向する二辺にそれぞれ第2折線5を介して第2側壁部6が設けられている。
隣り合う第1側壁部4と第2側壁部6の間には、両側端縁にそれぞれ第3折線7、第4折線8を介して連接し、両側端縁を2辺とする正方形に形成され、外方に二つ折りされ三角形となって第1側壁部4の外面側に折り込まれる折込部9が設けられている。
第1側壁部4の外端縁には第5折線10を介して、一対の第1側壁部の外面側に折り返され、一対の第1側壁部4の外面側に折り込まれている折込部9の上に折り重ねられる第1折返し片11が設けられている。
第1折返し片11の両端には第6折線12を介して、一対の第2側壁部6の外面側に折り曲げられる帯状片13が設けられている。帯状片13は、それぞれ一対の第2側壁部6の外面側に折り曲げたとき、少なくとも先端部同士が重なる長さに形成され、それぞれの帯状片13の先端部13aには相互に掛止する掛止溝14が形成されている。
第1折返し片11の両端には第6折線12を介して、一対の第2側壁部6の外面側に折り曲げられる帯状片13が設けられている。帯状片13は、それぞれ一対の第2側壁部6の外面側に折り曲げたとき、少なくとも先端部同士が重なる長さに形成され、それぞれの帯状片13の先端部13aには相互に掛止する掛止溝14が形成されている。
第2側壁部6の外端縁には第7折線15を介して第2折返し片16が設けられ、第2折返し片16の外端縁には第8折線17を介して、一対の第2側壁部6の外面側で先端部13a同士が掛止している帯状片13の下方から帯状片13の内側へ折り込まれる折込片18が設けられている。
このような展開構造を有する本例の箱1は、次のようにして組み立てられる。
先ず、底部2の相対向する二辺に設けられている第1側壁部4を第1折線3から折り曲げ立ち上げるとともに、底部2の他の相対向する二辺に設けられている第2側壁部6を第2折線5から折り曲げ立ち上げ、この第1側壁部4と第2側壁部6の立ち上げと同期して、隣り合う第1側壁部4と第2側壁部6の間に設けられている正方形の折込部9を、対角線19から外方に二つ折りして三角形とし第1側壁部4の外面側に折り込む(図3参照。)。
このとき、折込部9は第1折返し片11の両端に第6折線12を介して設けられている帯状片13と繋がっていないので、折込部9を二つ折りして第1側壁部4の外面側に容易に折り込める。
先ず、底部2の相対向する二辺に設けられている第1側壁部4を第1折線3から折り曲げ立ち上げるとともに、底部2の他の相対向する二辺に設けられている第2側壁部6を第2折線5から折り曲げ立ち上げ、この第1側壁部4と第2側壁部6の立ち上げと同期して、隣り合う第1側壁部4と第2側壁部6の間に設けられている正方形の折込部9を、対角線19から外方に二つ折りして三角形とし第1側壁部4の外面側に折り込む(図3参照。)。
このとき、折込部9は第1折返し片11の両端に第6折線12を介して設けられている帯状片13と繋がっていないので、折込部9を二つ折りして第1側壁部4の外面側に容易に折り込める。
次に、第1側壁部4の外端縁に設けられている第1折返し片11を第5折線10から第1側壁部4の外面側に折り曲げ、第1側壁部4の外面側に折り込まれている折込部9の上に折り重ねる。
この状態から、第1折返し片11の両端に設けられている帯状片13を第6折線12から第2側壁部6の外面側に折り曲げ、それぞれの帯状片13の先端部13aに形成した掛止溝14を掛止させる(図4参照。)。
この状態から、第1折返し片11の両端に設けられている帯状片13を第6折線12から第2側壁部6の外面側に折り曲げ、それぞれの帯状片13の先端部13aに形成した掛止溝14を掛止させる(図4参照。)。
次に、第2側壁部6の外端縁に設けられている第2折返し片16を第7折線15から第2側壁部6の外面側に折り曲げ、第2側壁部6の外面側で先端部13a同士が掛止している帯状片13の上に重ねるようにして、第2折返し片16の外端縁に設けられた折込片18を第8折線17から内側に折り曲げ、帯状片13の下方から帯状片13の内側へ折り込み、箱1の組み立てが完了する(図1参照。)。
このようにて組み立てられた本例の箱1によれば、第1側壁部4の第1折返し片11の両端に設けられた帯状片13は、第1折返し片11を第1側壁部4の外面側へ折返し、帯状片13をそれぞれ第2側壁部6の外面側に折り曲げたとき、少なくとも先端部13a同士が重なる長さに形成され、それぞれの帯状片13の先端部13aには相互に掛止する掛止溝14が形成されており、それぞれの帯状片13の先端部13aを掛止させることにより第1側壁部4の外面側に折り込まれている折込部9を第1折返し片11で押さえ付けるようになっているので、第1側壁部4及び第2側壁部6の開きを第1側壁部4の第1折返し片11の両端に設けられた帯状片13の先端部13a同士の掛止により阻止することができ、堅牢な箱1となる。
また、本例では、第2側壁部6の外端縁に、第7折線15を介して設けられた第2折返し片16と、第2折返し片16の外端縁に第8折線17を介して設けられ、第2側壁部6の外面側に折り曲げられて先端部13a同士が掛止している帯状片13の下方から帯状片13の内側へ折り込まれる折込片18が設けられているので、帯状片13の先端部13a同士が掛止している部分が、第2折返し片16と、第2折返し片16の外端縁に設けられた折込片18により挟まれるようにして押さえ付けられることになり、これにより、帯状片13に強い引っ張り力が加わっても掛止部分が外れるおそれがなく、一層堅牢な箱1となる。
さらに本例では、第1側壁部4と第2側壁部6の間に設けられた折込部9は、第1側壁部4と第2側壁部6の両側端縁を2辺とする正方形に形成され、外方に二つ折りされ三角形となって第1側壁部4の外面側に折り込まれるので、二つ折りされ三角形となった折込部9の端面20の位置は第1側壁部4と第2側壁部6の開口部端面21の位置と同じ位置となり、内容物が細かい粉体や液状物であっても満杯に入れることができる。
また、本例では、第2側壁部6の外端縁に、第7折線15を介して設けられた第2折返し片16と、第2折返し片16の外端縁に第8折線17を介して設けられ、第2側壁部6の外面側に折り曲げられて先端部13a同士が掛止している帯状片13の下方から帯状片13の内側へ折り込まれる折込片18が設けられているので、帯状片13の先端部13a同士が掛止している部分が、第2折返し片16と、第2折返し片16の外端縁に設けられた折込片18により挟まれるようにして押さえ付けられることになり、これにより、帯状片13に強い引っ張り力が加わっても掛止部分が外れるおそれがなく、一層堅牢な箱1となる。
さらに本例では、第1側壁部4と第2側壁部6の間に設けられた折込部9は、第1側壁部4と第2側壁部6の両側端縁を2辺とする正方形に形成され、外方に二つ折りされ三角形となって第1側壁部4の外面側に折り込まれるので、二つ折りされ三角形となった折込部9の端面20の位置は第1側壁部4と第2側壁部6の開口部端面21の位置と同じ位置となり、内容物が細かい粉体や液状物であっても満杯に入れることができる。
1 箱
2 底部
3 第1折線
4 第1側壁部
5 第2折線
6 第2側壁部
7 第3折線
8 第4折線
9 折込部
10 第5折線
11 第1折返し片
12 第6折線
13 帯状片
13a 先端部
14 掛止溝
15 第7折線
16 第2折返し片
17 第8折線
18 折込片
19 対角線
20 端面
21 開口部端面
2 底部
3 第1折線
4 第1側壁部
5 第2折線
6 第2側壁部
7 第3折線
8 第4折線
9 折込部
10 第5折線
11 第1折返し片
12 第6折線
13 帯状片
13a 先端部
14 掛止溝
15 第7折線
16 第2折返し片
17 第8折線
18 折込片
19 対角線
20 端面
21 開口部端面
Claims (6)
- 一枚のシートから組み立てられる箱であって、矩形状の底部の相対向する二辺にそれぞれ第1折線を介して設けられた一対の第1側壁部と、前記底部の他の相対向する二辺にそれぞれ第2折線を介して設けられた一対の第2側壁部と、隣り合う前記一対の第1側壁部と前記一対の第2側壁部の間に設けられており、両側端縁にそれぞれ第3折線、第4折線を介して連接し、外方に二つ折りされ前記一対の第1側壁部の外面側に折り込まれる折込部と、前記一対の第1側壁部の外端縁に第5折線を介して設けられ、折り返されて前記一対の第1側壁部の外面側に折り込まれている前記折込部の上に折り重ねられる第1折返し片と、前記第1折返し片の両端に第6折線を介して設けられており、前記一対の第2側壁部の外面側に折り曲げられる帯状片とからなり、
前記一対の第1側壁部の前記第1折返し片の両端に設けられた帯状片は、それぞれ前記一対の第2側壁部の外面側に折り曲げたとき、少なくとも先端部同士が重なる長さに形成され、それぞれの帯状片の先端部には相互に掛止する掛止溝が形成されており、それぞれの前記帯状片の先端部を掛止させることにより前記一対の第1側壁部の外面側に折り込まれている前記折込部を前記第1折返し片で押さえ付けるようになっていることを特徴とする箱。 - 前記一対の第2側壁部の外端縁には第7折線を介して第2折返し片が設けられ、前記第2折返し片の外端縁には第8折線を介して、前記一対の第2側壁部の外面側に折り曲げられて先端部同士が掛止している前記帯状片の下方から前記帯状片の内側へ折り込まれる折込片が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の箱。
- 隣り合う前記一対の第1側壁部と前記一対の第2側壁部の間に設けられた折込部は、前記一対の第1側壁部と前記一対の第2側壁部の前記両側端縁を2辺とする正方形に形成され、外方に二つ折りされ三角形となって前記第1側壁部の外面側に折り込まれるようになっていること特徴とする請求項1または2に記載の箱。
- 前記シートは、少なくとも内面となる一面に耐液体性加工が施されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項請求項1に記載の箱。
- 前記シートは、紙製であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の箱。
- 前記シートは、段ボールシートであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の箱。
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