JP2021138452A - 蓋付箱 - Google Patents

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真也 大根田
Shinya Oneda
真也 大根田
知也 畠山
Tomoya Hatakeyama
知也 畠山
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Abstract

【課題】 箱本体および箱本体の開口部を閉じる蓋体がそれぞれ一枚のシートから組み立てられる蓋付箱であって、多段に積載しても荷崩れしにくい蓋付箱を得る。【解決手段】 一枚のシートから組み立てられる矩形状の箱本体2と、箱本体2の外周に着脱可能に嵌合して箱本体2の側面部6,8および上部開口部20を覆い被せる一枚のシートから組み立てられる蓋体3とからなり、箱本体2の高さHと蓋体3の内側深さDの寸法を同一とした。【選択図】図1

Description

本発明は、箱本体および箱本体の開口部を閉じる蓋体がそれぞれ一枚のシートから組み立てられる蓋付箱であって、特に段重ねに適した蓋付箱に関する。
一枚のシートから組み立てられる蓋付箱として、図10に示すように、四辺形底面部40の全周に箱四週の側面部41a,41a,41b、41bと各側面部41a,41a,41b、41bの隣接側辺間を連絡する二つ折り型の折り込み片42とが連成され、対向する一対の側面部41a,41aの各上辺に蓋となる上部フラップ43が、他対の側面41b,41bの各上辺に上部フラップ43とともに蓋となる下部フラップ44がそれぞれ連成され、かつ上部フラップ43には先端両側に嵌挿片45を有する左右一対の係止用舌片46が分割形成されるとともに、各下部フラップ44には上記各係止用舌片46の嵌挿片45を嵌入させる係止孔47を構成する一対の押下げ片48が切り込み形成され、上記各折り込み片42を内方に二つ折りにした状態で各側面部41a,41a,41b、41bを起き上がらせ、各係止用舌片46の嵌挿片45を対応する下部フラップ44の係止孔47に嵌入係止することにより箱枠が組み立てられるようにした生鮮食品等の輸送用組立式カートンが開示されている(例えば特許文献1参照。)。
実開平2−19717号公報
特許文献1に記載されている輸送用組立式カートンは、側面部が一枚のシートで構成されているため、多段で積載した場合に側面部が上段の重量を支えきれず荷崩れをおこすおそれがあった。
本発明の目的は、箱本体および箱本体の開口部を閉じる蓋体がそれぞれ一枚のシートから組み立てられる蓋付箱であって、多段に積載しても荷崩れし難い蓋付箱を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一枚のシートから組み立てられる矩形状の箱本体と、前記箱本体の外周に着脱可能に嵌合して前記箱本体の側面部および上部開口部を覆い被せる一枚のシートから組み立てられる蓋体とからなり、前記箱本体の高さと前記蓋体の内側深さの寸法が同一であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記箱本体の高さと前記蓋体の内側深さの寸法が同一であるので、前記箱本体に前記蓋体を被せたとき、前記蓋体の開口端部が床面に接地する。これにより、蓋付箱の上面に掛かる重量を前記箱本体の側面部と前記蓋体の側面部の両方で受け支えるので耐荷重強度が増し、多段で積載しても荷崩れし難い蓋付箱を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記シートは、少なくとも一面に耐液体加工が施されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記シートは、少なくとも一面に耐液体性加工が施されているので、液状物による強度の脆弱化が起こりにくい箱を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の、前記シートは、紙製であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記シートは紙製であるので、使用後の廃棄が容易で有り、また資源としての再利用が可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の、前記シートは、段ボールシートであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記シートは、段ボールシートであるので、軽量で且つ堅牢な箱を得ることができ、また、取扱や製造が容易である。
以上のように、本発明に係る蓋付箱によれば、多段で積載しても荷崩れし難い蓋付箱を得ることができる。
本発明に係る蓋付箱の実施の形態の第1例を示す分解斜視図である。 図1に示す箱本体の展開図である。 図1に示す箱本体を組み立てる過程を示す説明図である。 図1に示す蓋体の展開図である。 図1に示す蓋体を組み立てる過程を示す説明図である。 図1に示す蓋付箱の縦断面説明図である。 本発明に係る蓋付箱の実施の形態の第2例の蓋体示す斜視図である。 図7に示す蓋体の展開図である。 図7に示す蓋体を組み立てる過程を示す説明図である。 従来の蓋付箱の一例を示す斜視説明図である。
以下、本発明に係る蓋付箱の実施の形態の第1例を、図1〜図6を参照して詳細に説明する。
図1は本例の蓋付箱の分解斜視図、図2は図1に示す箱本体の展開図、図3は図1に示す箱本体を組み立てる過程を示す説明図、図4は図1に示す蓋体の展開図、図5は図1に示す蓋体を組み立てる過程を示す説明図、図6は蓋付箱の縦断面説明図である。
第1例の蓋付箱1は、それぞれ一枚のシートから組み立てられる。
使用されるシートとしてはシート状の材料であれば特に限定されないが、例えば、紙製シート、プラスチック製シート等が使用される。紙製シートとしては厚紙シート、白板紙シート、紙段ボールシート等があり、またプラスチック製シートとしては、プラスチック板状シート、プラスチック段ボールシート等がある。
また、シートには、少なくとも箱の一面に耐液体性加工が施されているものを使用することができる。耐液体性加工にあっては、厚紙シート、白板紙シート、紙段ボールシート等の紙製シートに、耐液体性のフィルムをラミネートし、或いは耐液体性の塗料をコーティングしてもよく、また、紙層に耐液性剤を含有させてもよい。
本例では、蓋付箱1を組み立てるシートとして、蓋付箱1の内面となる一面に耐液体性の塗料がコーティングされた紙製の段ボールシートが使用されている。
このような段ボールシートで形成される本例の蓋付箱1は、箱本体2と蓋体3がそれぞれ別体に成形される。
まず、箱本体2について説明する。本例の箱本体2は、図2の展開図で示すように、矩形状の底部4の相対向する二辺にそれぞれ折線5を介して側面部6が設けられ、底部4の他の相対向する二辺にそれぞれ折線7を介して側面部8が設けられている。側面部6,8の縦幅W1は、後述するように箱本体2を組み立てたときに、箱本体2の高さHとなる。
隣り合う側面部6と側面部8の間には、両側端縁にそれぞれ折線9、折線10を介して連接し、両側端縁を2辺とする正方形に形成され、折線9、折線10の間の対角線を折線11として内方に二つ折りされ三角形となって側面部8の内面側に折り込まれる折込部12が設けられている。
折込部12の2つの開放辺には突片部13a,13bが設けられている。本例では、折込部12の2つの開放辺の中央部位が、シート厚を超える深さに切り取られて凹部14が形成され、凹部14の両側の突部15a,15bを突片部13a,13bとしており、折込部12の2つの開放辺に形成された凹部14同士が、そして突部15a,15b同士が折込部12を折線11から二つ折りしたとき重なるように形成されている。
また、側面部8の開放辺に折線16を介して連接する係止片部17が設けられ、係止片部17と側面部8の間に折込部12に設けられた突片部13a,13bが嵌合する嵌合口18a,18bが形成されており、係止片部17を折線16から谷折りすることにより、嵌合口18a,18bに側面部8の内面側に折り込まれた折込部12に設けられた突片部13a,13bが嵌合するようになっている。
側面部8の開放辺に設けられている係止片部17にあっては、本例では、係止片部17の中央に側面部8の開放辺に沿って、重なり合う2つの突部15a,15aからなる一方の突片部13aが嵌合する穴状の嵌合口18aが中央に形成され、係止片部17の両側に側面部8の開放辺に沿って、重なり合う2つの突部15b,15bからなる他方の突片部13bが嵌合する溝状の嵌合口18bが形成されている。
そして、穴状の嵌合口18aと溝状の嵌合口18bとの間が側面部8に連接している連接部19となり、連接部19は折込部12の2つの開放辺に形成された凹部14に嵌合可能な幅となっており、さらに側面部8には、凹部14の深さを超えない範囲で連接部19の一部を形成する切り込み20が設けられ、切り込み20の先端を結ぶ線が折線16となっている。
このような展開構造を有する本例の箱本体2は、次のようにして組み立てられる。
まず、底部4の相対向する二辺に設けられている側面部6を折線5から谷折りして立ち上げるとともに、底部4の他の相対向する二辺に設けられている側面部8を折線7から谷折りして立ち上げ、この側面部6と側面部8の立ち上げと同期して、隣り合う側面部6と側面部8の間に設けられている折込部12を、対角線となる折線11を山折りし、折線9、折線10を谷折りして内方に二つ折りして三角形とし、側面部8の内面側に折り込む。
折込部12を内方に二つ折りして三角形としたとき、折込部12の2つの開放辺に形成された凹部14同士と、突部15a,15b同士が重なり、重なった突部15a,15bが折込部12の開放辺に設けられる突片部13a,13bとなる(図3参照。)。
次に、側面部8の開放辺に設けられている係止片部17を折線16から谷折りして内方に倒し、係止片部17と側面部8の間に形成されている嵌合口18a,18bに折込部12に設けられた突片部13a,13bを嵌合させる。
本例では、係止片部17にあっては、係止片部17の中央に側面部8の開放辺に沿って、重なり合う2つの突部15a,15aからなる一方の突片部13aが嵌合する穴状の嵌合口18aが係止片部17と側面部8の間における中央に形成され、係止片部17の両側に側面部8の開放辺に沿って、重なり合う2つの突部15b,15bからなる他方の突片部13bが嵌合する溝状の嵌合口18bが形成されており、嵌合口18aと溝状の嵌合口18bとの間が側面部8に連接している連接部19となり、連接部19は折込部12の2つの開放辺に形成された凹部14に嵌合可能な幅にとなっており、さらに側面部8には、凹部14の深さを超えない範囲で連接部19の一部を形成する切り込み20が設けられ、切り込み20の先端を結ぶ線が折線16となっており、係止片部17を折線16から谷折りして内方に倒し、連接部19を凹部14に嵌合することにより、折込部12に設けられた突片部13a,13bを係止片部17と側面部8の間に形成されている嵌合口18a,18bに嵌合させる。
このようにして箱本体2の組み立てが完了する(図3参照。)。
つぎに、蓋体3について説明する。蓋体3は、箱本体2の外周に着脱可能に嵌合して箱本体2の側面部6,8および上部開口部21を覆い被せるように構成されており、蓋体3の内側深さDの寸法が箱本体2の高さHと同一となっている。
このように構成される蓋体3は、本例では、図4の展開図で示すように、矩形状の天板部22の相対向する二辺にそれぞれ折線23を介して側面部24が設けられ、天板部22の他の相対向する二辺にそれぞれ折線25を介して側面部26が設けられている。
側面部24,26の縦幅W2は、後述するように蓋体3を組み立てたときに、蓋体3の内側深さDとなり、側面部24,26の縦幅W2は箱本体2の側面部6,8の縦幅W1と同一寸法となっている。
側面部24の横幅方向の両側端縁には、それぞれ折線27を介して折り重ね片28が連接している。折り重ね片28の側端縁のうち、側面部26側の側端縁の一部に折線29を介して突片30が連接している。本例では、折り重ね片28と側面部26を切り離す切断線部31の一部31aを側面部26に入り込むように膨らませ、この膨らんだ部分の折り重ね片28側を突片30としている。
また、天板部22と側面部26との間、すなわち、折線25上には、折り重ね片28の側端縁に連接した突片30と対応する位置、すなわち、後述するように、天板部22の相対向する二辺に設けられている側面部26を折線25から谷折りして立ち上げ、天板部22の相対向する他の二辺に設けられている側面部24を折線23から谷折りして立ち上げ、側面部24の両側端縁に連接している折り重ね片28を折線27から谷折りして側面部26に折り重ねたとき、折り重ね片28の側端縁に連接した突片30が挿入可能な位置に切り込み32が設けられている。
このような展開構造を有する本例の蓋体3は、次のようにして組み立てられる。
まず、天板部22の相対向する他の二辺に設けられている側面部26を折線25から谷折りして立ち上げる。
つぎに、天板部22の相対向する二辺に設けられている側面部24を折線23から谷折りして立ち上げる。
つぎに、側面部24の両側端縁に連接している折り重ね片28を折線27から谷折りして側面部26に折り重ねるとともに、折り重ね片28の側端縁に連接している突片30を折線29から谷折りして天板部22と側面部26との間にある折線25上に設けられた切り込み32に挿入する。
このようにして蓋体3の組み立てが完了する(図5参照。)。
このようにして組み立てられた箱本体2と蓋体3からなる蓋付箱1によれば、箱本体2に蓋体3を被せたとき、蓋体3の内側深さDの寸法が箱本体2の高さHと同一となっているので、蓋体3の開口端部33が床面34に接地する(図6参照。)。
これにより、蓋付箱1の上面に掛かる重量を箱本体2の側面部6,8と蓋体3の側面部24,26の両方で受け支えるので耐荷重強度が増し、多段で積載しても荷崩れし難い蓋付箱1が得られる。
図7乃至図9は本発明の実施の形態の第2例を示し、図7は本発明に係る蓋付箱の実施の形態の第2例の蓋体示す斜視図、図8は図7に示す蓋体の展開図、図9は図7に示す蓋体を組み立てる過程を示す説明図である。
第2例の紙容器について、第1例と同一の構成については同一の符号を付しその説明を省略し、第1例と異なる構成についてのみ説明する。
第2例の蓋付箱の第1例の蓋付箱と相違するところは、蓋体の構成にある。
第2例の蓋体103は、基本的に箱本体2と同様の構成を有しており、図7,図8に示すように、矩形状の天面104の相対向する二辺にそれぞれ折線105を介して側面部106が設けられ、天面104の他の相対向する二辺にそれぞれ折線107を介して側面部108が設けられている。側面部106,108の縦幅W2は、蓋体103組み立てたときに、蓋体103の深さDとなる。
隣り合う側面部106と側面部108の間には、両側端縁にそれぞれ折線109、折線110を介して連接し、両側端縁を2辺とする正方形に形成され、折線109、折線110の間の対角線を折線111として内方に二つ折りされ三角形となって側面部108の内面側に折り込まれる折込部112が設けられている。
折込部112の2つの開放辺には突片部113a,113bが設けられている。本例では、折込部112の2つの開放辺の中央部位が、シート厚を超える深さに切り取られて凹部114が形成され、凹部114の両側の突部115a,115bを突片部113a,113bとしており、折込部112の2つの開放辺に形成された凹部114同士が、そして突部115a,115b同士が折込部112を折線111から二つ折りしたとき重なるように形成されている。
また、側面部108の開放辺に折線116を介して連接する係止片部117が設けられ、係止片部117と側面部108の間に折込部112に設けられた突片部113a,113bが嵌合する嵌合口118a,118bが形成されており、係止片部117を折線116から谷折りすることにより、嵌合口118a,118bに側面部108の内面側に折り込まれた折込部112に設けられた突片部113a,113bが嵌合するようになっている。
側面部108の開放辺に設けられている係止片部117にあっては、本例では、係止片部117の中央に側面部108の開放辺に沿って、重なり合う2つの突部115a,115aからなる一方の突片部113aが嵌合する穴状の嵌合口118aが中央に形成され、係止片部117の両側に側面部108の開放辺に沿って、重なり合う2つの突部115b,115bからなる他方の突片部113bが嵌合する溝状の嵌合口118bが形成されている。
そして、穴状の嵌合口118aと溝状の嵌合口118bとの間が側面部108に連接している連接部119となり、連接部119は折込部112の2つの開放辺に形成された凹部114に嵌合可能な幅となっており、さらに側面部108には、凹部114の深さを超えない範囲で連接部119の一部を形成する切り込み120が設けられ、切り込み120の先端を結ぶ線が折線116となっている。
以上の構成は、底部が天面となる点を除き箱本体と同一の構成であるが、第2例の蓋体103では、係止片部117に折線121が形成されており、この折線121を介して連接部119に係止片部本体122とが連接されている構成となっている。この係止片部本体122の縦幅は特に限定されず、後述する蓋体103の成形時に折線121から折り畳まれた係止片部本体122が蓋体103内に収まる幅であればよい。
このような展開構造を有する第2例の蓋体103は、図9に示すように、次のようにして組み立てられる。
まず、天面104の相対向する二辺に設けられている側面部106を折線105から谷折りして立ち上げるとともに、天面104の他の相対向する二辺に設けられている側面部108を折線107から谷折りして立ち上げ、この側面部106と側面部108の立ち上げと同期して、隣り合う側面部106と側面部108の間に設けられている折込部112を、対角線となる折線111を山折りし、折線109、折線110を谷折りして内方に二つ折りして三角形とし、側面部108の内面側に折り込む。
折込部112を内方に二つ折りして三角形としたとき、折込部112の2つの開放辺に形成された凹部114同士と、突部115a,115b同士が重なり、重なった突部115a,115bが折込部112の開放辺に設けられる突片部113a,113bとなる(図3参照。)。
次に、側面部108の開放辺に設けられている係止片部117を折線116から谷折りして内方に倒し、係止片部117と側面部108の間に形成されている嵌合口118a,118bに折込部112に設けられた突片部113a,113bを嵌合させる。
第2例では、係止片部117にあっては、係止片部117の中央に側面部108の開放辺に沿って、重なり合う2つの突部115a,115aからなる一方の突片部113aが嵌合する穴状の嵌合口118aが係止片部117と側面部108の間における中央に形成され、係止片部117の両側に側面部108の開放辺に沿って、重なり合う2つの突部115b,115bからなる他方の突片部113bが嵌合する溝状の嵌合口118bが形成されており、嵌合口118aと溝状の嵌合口118bとの間が側面部108に連接している連接部119となり、連接部119は折込部112の2つの開放辺に形成された凹部114に嵌合可能な幅にとなっており、さらに側面部108には、凹部114の深さを超えない範囲で連接部119の一部を形成する切り込み120が設けられ、切り込み120の先端を結ぶ線が折線116となっており、係止片部117を折線116から谷折りして内方に倒し、連接部119を凹部114に嵌合することにより、折込部112に設けられた突片部113a,113bを係止片部117と側面部108の間に形成されている嵌合口118a,118bに嵌合させる。
そして、折線121を折り曲げて係止片部本体122が側面部108に沿うように折り畳む。
このようにして蓋体103の組み立てが完了する(図3参照。)。
その他の構成は第1例と同様のため、その説明を援用し省略する。
このようにして組み立てられた箱本体2と蓋体103からなる蓋付箱1によれば、蓋体103の長手方向両端の側面が側面部108、折込部112の少なくとも3枚から形成されるので、蓋付箱1の耐荷重強度をより強めることができ、多段で積載してもより荷崩れし難い蓋付箱1が得られる。
1 蓋付箱
2 箱本体
3 蓋体
4 底部
5 折線
6 側面部
7 折線
8 側面部
9、10、11 折線
12 折込部
13a,13b 突片部
14 凹部
15a、15b 突部
16 折線
17 係止片部
18a,18b 嵌合口
19 連接部
20 切り込み
21 上部開口部
22 天板部
23 折線
24 側面部
25 折線
26 側面部
27 折線
28 折り重ね片
29 折線
30 突片
31 切断線部
31a 切断線部の一部
32 切り込み
33 開口端部
34 床面
103 蓋体
104 底部
105 折線
106 側面部
107 折線
108 側面部
109、110、111 折線
112 折込部
113a,113b 突片部
114 凹部
115a、115b 突部
116 折線
117 係止片部
118a,118b 嵌合口
119 連接部
120 切り込み
121 折線
122 係止片部本体
D 深さ
H 高さ
W1、W2 縦幅

Claims (4)

  1. 一枚のシートから組み立てられる矩形状の箱本体と、前記箱本体の外周に着脱可能に嵌合して前記箱本体の側面部および上部開口部を覆い被せる一枚のシートから組み立てられる蓋体とからなり、前記箱本体の高さと前記蓋体の内側深さの寸法が同一であることを特徴とする蓋付箱。
  2. 前記シートは、少なくとも一面に耐液体加工が施されていることを特徴とする請求項1に記載の蓋付箱。
  3. 前記シートは、紙製であることを特徴とする請求項1または2に記載の蓋付箱。
  4. 前記シートは、段ボールシートであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓋付箱。
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