JP2020163557A - ねじ締め不良判定装置、ねじ締め装置、ねじ締め不良判定方法、および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の実施形態に係るねじ締め装置1の概要を示すブロック図である。図1に示すように、ねじ締め装置1は、PLC(Programmable Logic Controller)10(ねじ締め不良判定装置)、カプラ20、回転用サーボ30(第1モータ)、および往復用サーボ40(第2モータ)を備えている。ねじ締め装置1は、後述するドライバー50(図3参照)の、軸周りでの回転運動および軸方向への往復運動により、ねじ締め動作を行う。このとき、PLC10は、ねじ締め動作の制御を行うとともに、当該ねじ締め動作における不良の発生を判定する。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係るねじ締め装置1の外観の構成例を簡易的に示す図である。図3に示すように、ねじ締め装置1は、回転用サーボ30(第1モータ)、往復用サーボ40(第2モータ)、ドライバー50、およびボールねじ60と、図3には示されていない、上述のPLC10、およびカプラ20と、備えている。
ねじ締め装置1によるねじ締めの動作は、以下のとおりである。
次に、ドライバー50の軸方向における速度を参照して、ねじなしを判定する処理について説明する。
上記実施形態1では、仮着座工程における所定時点でのドライバー50の軸方向における速度に基づいてねじ締めの不良を判定する例について説明した。
速度取得部13は、サーボモータ等で取得したドライバー50の軸方向における速度の情報を、通信部12を介して受信し、速度取得部13で、所定期間における速度特徴量を算出してもよい。その後、速度取得部13は、算出した速度特徴量を不良判定部14に送信する。
不良判定部14は、速度取得部13から受信した速度特徴量に基づいて、ねじなしによる不良が発生したか否かの判定を行う。たとえば、予め設定され記憶部に格納されたそれぞれの特徴量に対応する閾値と、取得された特徴量の大小を比較することにより、ねじなしによる不良が発生したか否かの判定を行う。
本実施形態では、不良判定部14は、所定時点での軸方向における速度の累積移動平均値に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定する。速度取得部13は、軸方向におけるドライバー50の速度を取得し、所定期間での速度の累積移動平均値を算出する。不良判定部14は、速度の累積移動平均値を予め設定された累積移動平均値の閾値と比較することによって、ねじ締めの不良を判定してもよい。所定期間としては、正常時に仮着座工程が終了する時点までを含む期間を設定してもよい。たとえば、所定期間は、仮着座工程の開始から現時点までの期間である。たとえば、不良判定部14において、速度の累積移動平均値が閾値を超える場合には、ねじなしによる不良が発生したと判定し、速度の累積移動平均値が閾値以下の場合には、ねじなしによる不良が発生していないと判定する。
本実施形態では、不良判定部14は、所定時点での軸方向における速度の移動平均値に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定する。速度取得部13は、ドライバー50の軸方向における速度の特徴量として、所定期間におけるドライバー50の軸方向速度を取得し、この所定期間内の適切な一定期間における速度の移動平均値VMAを算出する。不良判定部14は、移動平均値VMAを設定された速度移動平均値の閾値Vthと比較することによって、ねじなしによる不良の発生を判定してもよい。ここで、一定期間は、現時点から過去の一定期間である。
本実施形態では、不良判定部14は、所定時点での軸方向における速度の中央値に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定する。中央値は、例えば、仮着座工程開始後のある時点から所定時点t1までの所定期間における中央値である。本実施形態では、ドライバー50の軸方向速度の特徴量として、所定期間において軸方向におけるドライバー50の速度を計測し、計測された速度を低い順に並べた場合の速度の中央値Vmを用い、速度中央値の閾値Vthと比較してもよい。Vm>Vthの場合には、ねじなしによる不良が発生したと判定し、Vm≦Vthの場合には、正常であると判定することができる。
本実施形態では、不良判定部14は、所定時点での軸方向における速度の標準偏差に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定する。本実施形態では、所定期間における軸方向におけるドライバー50の速度を計測し、この期間での速度の標準偏差Sを算出する。標準偏差Sの値は、正常な場合には、ドライバー50の速度が上限速度に近づくまでは増加し、上限速度に近づいてからは減少し、ねじのねじ穴への螺入開始から速度が低い値で安定するまでは、増加する。これに対し、ねじなしの不良が発生している場合には、正常時においてねじが螺入される時点後も、それまでと変わらない速度でドライバー50が軸方向に下降していく。そのため、ドライバー50の速度が上限速度に達した後、標準偏差Sの値は小さいままである。したがって、標準偏差の閾値Sthを設定し、正常時にねじが螺入する時点までの、標準偏差S<Sthであれば、ねじなしの不良が発生していると判定し、標準偏差S≧Sthであれば、正常であると判定することができる。
PLC10の制御ブロック(特に制御部11、通信部12、速度取得部13、不良判定部14、および通知部15)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
10 PLC(ねじ締め不良判定装置)
11 制御部
12 通信部
13 速度取得部
14 不良判定部
15 通知部
30 回転用サーボ(第1モータ)
40 往復用サーボ(第2モータ)
50 ドライバー
Claims (13)
- ドライバーの軸方向における速度または前記速度に関する速度特徴量を取得する速度取得部と、
前記ドライバーをねじ穴側に移動させ、ねじを前記ねじ穴に挿入する仮着座工程において、所定時点での前記軸方向における前記速度または前記速度特徴量に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定する不良判定部とを備える、ねじ締め不良判定装置。 - 前記不良判定部は、所定時点での前記軸方向における前記速度特徴量に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定し、
前記速度特徴量は、ドライバーの軸方向における速度の累積移動平均である請求項1に記載のねじ締め不良判定装置。 - 前記不良判定部は、所定時点での前記軸方向における前記速度特徴量に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定し、
前記速度特徴量は、ドライバーの軸方向における速度の移動平均である請求項1に記載のねじ締め不良判定装置。 - 前記不良判定部は、所定時点での前記軸方向における前記速度特徴量に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定し、
前記速度特徴量は、ドライバーの軸方向における速度の中央値である請求項1に記載のねじ締め不良判定装置。 - 前記不良判定部は、所定時点での前記軸方向における前記速度特徴量に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定し、
前記速度特徴量は、ドライバーの軸方向における速度の標準偏差である請求項1に記載のねじ締め不良判定装置。 - 前記不良判定部は、所定時点での前記軸方向における前記速度に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定する請求項1に記載のねじ締め不良判定装置。
- 前記仮着座工程は、前記ねじの座面が被締結物に接するまでの工程である、請求項1〜6の何れか1項に記載のねじ締め不良判定装置。
- 前記仮着座工程は、前記ドライバーに与える回転トルクが前記ねじの締め付けトルクより小さい所定トルクに達するまで行われる、請求項1〜7の何れか1項に記載のねじ締め不良判定装置。
- ねじ締めに不良が発生したと判定されると、前記ねじが前記ドライバーの先端に存在しない不良の発生を通知する通知部を備える、請求項1〜8の何れか1項に記載のねじ締め不良判定装置。
- 請求項1〜9の何れか1項に記載のねじ締め不良判定装置と、
前記ドライバーに回転トルクを与える第1モータと、
前記ドライバーを前記軸方向に移動させる第2モータとを備える、ねじ締め装置。 - ねじ締めに不良が発生したと判定されると、ねじ締めを中止する請求項10に記載のねじ締め装置。
- ドライバーの軸方向における速度または前記速度に関する速度特徴量を取得する速度取得ステップと、
前記ドライバーをねじ穴側に移動させ、ねじを前記ねじ穴に挿入する仮着座工程において、所定時点での前記軸方向における前記速度または前記速度特徴量に基づいて、ねじ締めに不良が発生したか否かを判定する不良判定ステップとを含む、ねじ締め不良判定方法。 - 請求項1から9の何れか1項に記載のねじ締め不良判定装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記速度取得部、および、前記不良判定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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