JP2020162088A - 読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙の処理に要する印刷材の消費量を低減できる読取装置を提供すること。【解決手段】読取装置12は、用紙を読み取る読取部14と、読取部を制御する制御部18と、を備え、制御部は、読取部が読み取った用紙の画像データから用紙に記載された文字を認識し、用紙に記載された文字が別の文字に見えるように用紙に対して印刷装置13に上書きさせる上書きデータを生成する。【選択図】図2
Description
本発明は、読取装置に関する。
特許文献1には、機密用紙を処理する機密用紙処理装置が記載されている。この機密用紙処理装置は、機密用紙を読み取る読取装置と、機密情報を示す記載を塗り潰す印刷装置とを有する。読取装置が機密用紙を読み取ることによって、機密用紙において機密情報が記載された箇所が把握される。印刷装置は、機密情報が記載された箇所を印刷材で塗り潰す。このように機密用紙が処理されることによって、機密情報の漏洩が抑制される。
特許文献1に記載された機密用紙処理装置においては、機密情報を示す文字を塗り潰すため、印刷装置による印刷材の消費が大きい。すなわち、機密用紙の処理に要する印刷材の消費量が多い。
上記課題を解決する読取装置は、用紙を読み取る読取部と、前記読取部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記読取部が読み取った前記用紙の画像データから前記用紙に記載された文字を認識し、前記用紙に記載された文字が別の文字に見えるように前記用紙に対して印刷装置に上書きさせる上書きデータを生成する。
以下、読取装置及び印刷装置を備える用紙処理装置の一実施形態について図を参照しながら説明する。読取装置は、例えばスキャナーである。印刷装置は、例えば、印刷材の一例であるインクを用紙に吐出することによって、文字、写真等の画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、用紙処理装置11は、読取装置12と、印刷装置13とを備える。用紙処理装置11は、読取装置12が読み取った用紙99に印刷装置13が印刷することによって、用紙99を処理する。
用紙99には、機密情報が記載されている場合がある。用紙処理装置11は、こうした機密情報が記載された用紙99に印刷装置13が印刷する、すなわち用紙99に上書きすることによって、用紙99を処理する。用紙99を処理することによって、用紙99に記載された機密情報が第三者に漏洩するおそれが低減される。
用紙処理装置11において、読取装置12及び印刷装置13は、通信可能に接続される。本実施形態においては、読取装置12及び印刷装置13が互いに連結されることによって、読取装置12及び印刷装置13が互いに通信可能となる。読取装置12は、印刷装置13と連結されていない単独の状態でも用紙99を読取可能である。印刷装置13は、読取装置12と連結されていない単独の状態でも用紙99に印刷可能である。
読取装置12は、用紙99を読み取る読取部14を備える。読取部14は、例えばイメージセンサーを含む。印刷装置13は、用紙99に印刷する印刷部15を備える。印刷部15は、例えばインクを吐出するヘッドを含む。
用紙処理装置11において、用紙99は、読取装置12、印刷装置13の順に通過する。用紙処理装置11において、用紙99は、読取装置12と印刷装置13とが備える図示しないローラーによって搬送される。用紙処理装置11において、用紙99は、まず読取装置12の供給口16から供給される。用紙99は、読取装置12によって読み取られた後に、印刷装置13によって印刷される。印刷された用紙99は、処理済みの用紙99として印刷装置13の排紙口17から排出される。
図2に示すように、読取装置12は、読取部14を制御する制御部18を備える。本実施形態の制御部18は、読取装置12を統括的に制御する。制御部18は、例えばCPUとメモリーとを含む。制御部18は、メモリーに記憶されるプログラムをCPUが実行することによって、読取装置12を制御する。
印刷装置13は、印刷部15を制御する印刷制御部19を備える。本実施形態の印刷制御部19は、印刷装置13を統括的に制御する。印刷制御部19は、例えばCPUとメモリーとを含む。印刷制御部19は、メモリーに記憶されるプログラムをCPUが実行することによって、印刷装置13を制御する。
制御部18は、読取部14が用紙99を読み取ることによって、用紙99の画像データを取得する。制御部18は、読取部14が読み取った用紙99の画像データから用紙99に記載された文字を認識する。制御部18は、例えば光学文字認識、いわゆるOCRによって、用紙99に記載された文字を認識する。
制御部18は、用紙99に記載された文字が別の文字に見えるように用紙99に対して印刷装置13に上書きさせる上書きデータを生成する。制御部18は、上書きデータを生成した後、その上書きデータを印刷制御部19に送信する。印刷制御部19は、上書きデータを受信すると、上書きデータに基づいて印刷部15を制御する。これにより、読取部14が読み取った用紙99に印刷部15が上書きする。
上書きデータに基づいて印刷装置13が用紙99に上書きすると、用紙99に記載されていた文字が別の文字に置き換えられる。これにより、用紙99に記載される文章が第三者に読み取られにくくなる。文字を塗り潰すことによって用紙99を処理する場合よりも、用紙99に記載された文字を別の文字に置き換えることによって用紙99を処理する場合の方が、印刷材の消費が少なく済む。すなわち、用紙99の処理に要する印刷材の消費量を低減できる。
本実施形態の制御部18は、画像データから認識される認識文字と、認識文字の置換先となる置換先文字とが1対1で対応するテーブルを記憶する。制御部18は、テーブルに基づいて上書きデータを生成する。上書きデータを受信した印刷装置13は、用紙99に記載された認識文字が置換先文字に見えるように、用紙99に上書きする。
図3に示すように、テーブルにおいて、認識文字と置換先文字とが1対1で対応している。本実施形態においては、認識文字の一例として、「B」、「T」、「O」、「予」、「1」、「円」がテーブルに示されている。本実施形態においては、置換先文字の一例として、「日」、「江」、「ハングル文字のア」、「豫」、「種」、「田」がテーブルに示されている。
テーブルにおいて、「B」と「日」とが対応している。テーブルにおいて、「T」と「江」とが対応している。テーブルにおいて、「O」と「ハングル文字のア」とが対応している。テーブルにおいて、「予」が「豫」と対応している。テーブルにおいて、「1」と「種」とが対応している。テーブルにおいて、「円」と「田」とが対応している。
制御部18は、例えば用紙99の画像データから「B」という文字を認識した場合、「B」という文字がその置換先である「日」という文字に見えるように用紙99に上書きさせる上書きデータを生成する。制御部18は、例えば用紙99の画像データから「T」という文字を認識した場合、「T」という文字がその置換先である「江」という文字に見えるように用紙99に上書きさせる上書きデータを生成する。
テーブルに基づいて上書きデータを生成する場合、ユーザーは、テーブルの内容を把握していれば、処理済みの用紙99に記載された文章を読むことができる。すなわち、第三者には読み取られにくい一方、認識文字と置換先文字との対応関係を把握しているユーザー自身には読取可能に用紙99が処理される。そのため、使い勝手がよくなる。
テーブルにおける認識文字と置換先文字との対応は、ユーザーによって設定可能とされてもよい。例えば、読取装置12と通信可能に接続されるパーソナルコンピューターなどの外部装置を通じてテーブルの内容を設定可能とされてもよい。こうすると、認識文字と置換先文字との対応をユーザー自身が設定できるため、使い勝手がよくなる。
図4に示すように、制御部18は、上書きデータを生成する際、画像データから認識した認識文字とその認識文字と対応する置換先文字とを重ね合わせる。これにより、制御部18は、認識文字が置換先文字に対して不足する要素である補完要素を生成する。すなわち、認識文字に補完要素を上書きすると、認識文字が置換先文字に置き換わる。例えば、「B」という認識文字について「日」という置換先文字に対する補完要素を上書きすると、「B」という認識文字が「日」という置換先文字に置き換わる。画像データから認識したすべての認識文字について補完要素の生成が完了すると、上書きデータの生成が完了する。
図5に示すように、「B社へのTOBを行う予定である」という原文が記載された用紙99を処理する場合を考える。制御部18は、この原文に対する上書きデータを生成する。まず、制御部18は、用紙99の画像データから文字を認識する。次に、制御部18は、画像データから認識した文字の中から、テーブルに含まれる認識文字を抽出する。本実施形態において、この原文のうちテーブルに含まれる認識文字は、「B」、「T」、「O」、「予」である。制御部18は、抽出した認識文字である「B」、「T」、「O」、「予」について補完要素を生成する。
「B」、「T」、「O」、「予」の補完要素の生成が完了すると、図5に示すような上書きデータの生成が完了する。この上書きデータを印刷装置13に送信する。上書きデータに基づいて印刷装置13が原文に上書きすると、図5に示すような置換文が用紙99に記載される。すなわち、原文が置換文に置き換えられる。このようにして、用紙99の処理が完了する。
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)制御部18は、読取部14が読み取った用紙99の画像データから用紙99に記載された文字を認識し、用紙99に記載された文字が別の文字に見えるように、用紙99に対して印刷装置13に上書きさせる上書きデータを生成する。上書きデータに基づいて印刷装置13が用紙99に上書きすると、用紙99に記載されていた文字が別の文字に置き換えられる。これにより、用紙99に記載される文章が読み取られにくくなる。文字を塗り潰すことによって用紙99を処理する場合よりも、用紙99に記載された文字を別の文字に置き換えることによって用紙99を処理する場合の方が、印刷材の消費が少なく済む。このように、用紙99の処理に要する印刷材の消費量を低減できる。
(1)制御部18は、読取部14が読み取った用紙99の画像データから用紙99に記載された文字を認識し、用紙99に記載された文字が別の文字に見えるように、用紙99に対して印刷装置13に上書きさせる上書きデータを生成する。上書きデータに基づいて印刷装置13が用紙99に上書きすると、用紙99に記載されていた文字が別の文字に置き換えられる。これにより、用紙99に記載される文章が読み取られにくくなる。文字を塗り潰すことによって用紙99を処理する場合よりも、用紙99に記載された文字を別の文字に置き換えることによって用紙99を処理する場合の方が、印刷材の消費が少なく済む。このように、用紙99の処理に要する印刷材の消費量を低減できる。
(2)制御部18は、用紙99に記載された認識文字が置換先文字に見えるように、テーブルに基づいて上書きデータを生成する。こうすると、ユーザーは、テーブルの内容を把握していれば、処理済みの用紙99に記載された文章を読むことができる。すなわち、第三者には読み取られにくい一方、読取文字と置換先文字との対応関係を把握しているユーザー自身には読取可能に用紙99が処理される。そのため、使い勝手がよくなる。
(3)テーブルにおける読取文字と置換先文字との対応は、ユーザーによって設定可能とされる。こうすると、読取文字と置換先文字との対応をユーザー自身が設定できるため、使い勝手がよくなる。
次に、読取装置12の具体的な構成について説明する。
図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12及び図13に示すように、読取装置12は、筐体21を備える。筐体21は、読取部14を収容する。筐体21は、読取前の用紙99が供給される供給口16と、読取後の用紙99が排出される排出口22とを有する。
図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12及び図13に示すように、読取装置12は、筐体21を備える。筐体21は、読取部14を収容する。筐体21は、読取前の用紙99が供給される供給口16と、読取後の用紙99が排出される排出口22とを有する。
読取装置12は、筐体21を支持する基台23を備える。筐体21は、基台23に対して回転可能に取り付けられる。筐体21が基台23に対して回転することによって、筐体21の姿勢が変わる。
読取装置12は、読取前の用紙99がセットされる供給トレイ24を備える。供給トレイ24にセットされた用紙99は、供給口16を通じて筐体21内に搬送される。供給トレイ24は、筐体21に対して開閉可能に構成される。図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12及び図13において、供給トレイ24は開いた状態である。
読取装置12は、読取後の用紙99が積載される排出トレイ25を備える。排出口22から排出される用紙99は、排出トレイ25に積載される。排出トレイ25は、筐体21に対して開閉可能に構成される。図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12及び図13において、排出トレイ25は開いた状態である。本実施形態において、開いた状態の排出トレイ25上に印刷装置13が置かれることによって、読取装置12と印刷装置13とが通信可能に接続される。
読取装置12は、表示部26を備える。表示部26は、読取装置12に関する情報を表示する。表示部26は、例えば液晶画面である。表示部26は、タッチパネルでもよい。本実施形態の表示部26は、筐体21に設けられる。
図14、図15、図16、図17、図18、図19、図20及び図21に示すように、供給トレイ24は、閉じられることによって、筐体21のカバーとして機能する。すなわち、図14、図15、図16、図17、図18、図19、図20及び図21において、供給トレイ24は閉じた状態である。閉じた状態の供給トレイ24は、供給口16を覆う。
排出トレイ25は、閉じられることによって、筐体21を覆うカバーとして機能する。すなわち、図14、図15、図16、図17、図18、図19、図20及び図21において、排出トレイ25は閉じた状態である。閉じた状態の排出トレイ25は、表示部26を覆う。
図22に示すように、供給トレイ24及び排出トレイ25の双方が閉じた状態で筐体21を基台23に対して回転させると、読取装置12は、収納に適した収納状態となる。具体的には、閉じた状態の排出トレイ25が鉛直に延びる姿勢となるように筐体21を回転させることによって、読取装置12が収納状態となる。
図23に示すように、供給トレイ24及び排出トレイ25の双方が開いた状態で筐体21を基台23に対して回転させると、読取装置12は、平置き状態となる。具体的には、開いた状態の供給トレイ24が水平に延びる姿勢となるように筐体21を回転させることによって、読取装置12が平置き状態となる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図24に示すように、排出トレイ25の形状を変更してもよい。この第1変更例における読取装置12の左側面は、右側面と対称な形状とされている。また、排出トレイ25の形状は、短手方向においては図24に示した以外の長さでもよく、たとえば図24に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図24に示すように、排出トレイ25の形状を変更してもよい。この第1変更例における読取装置12の左側面は、右側面と対称な形状とされている。また、排出トレイ25の形状は、短手方向においては図24に示した以外の長さでもよく、たとえば図24に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図25に示すように、排出トレイ25の形状を変更してもよい。この第2変更例における読取装置12の左側面は、右側面と対称な形状とされている。
・図25に示すように、排出トレイ25に表示部26を設けてもよい。この第2変更例における表示部26は、例えば、排出トレイ25において用紙99が積載される面とは反対の面に設けられる。こうすると、表示部26は、排出トレイ25が閉じた状態で情報を表示できる。筐体21及び排出トレイ25の双方に表示部26を設けてもよい。また、排出トレイ25の形状は、短手方向においては図25に示した以外の長さでもよく、たとえば図25に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図25に示すように、排出トレイ25に表示部26を設けてもよい。この第2変更例における表示部26は、例えば、排出トレイ25において用紙99が積載される面とは反対の面に設けられる。こうすると、表示部26は、排出トレイ25が閉じた状態で情報を表示できる。筐体21及び排出トレイ25の双方に表示部26を設けてもよい。また、排出トレイ25の形状は、短手方向においては図25に示した以外の長さでもよく、たとえば図25に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図26、図27、図28及び図29に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。この第3変更例における読取装置12は、排出トレイ25を備えない構成である。第3変更例における読取装置12の右側面は、図27に示す左側面と対称な形状とされている。すなわち、図27を左右反転させた図が、第3変更例における読取装置12の右側面図となる。
第3変更例において、供給トレイ24は、第1部材31、第2部材32及び第3部材33によって構成される。第1部材31は、筐体21に固定される。第2部材32は、第1部材31に連結される。第3部材33は、第2部材32に連結される。図26において、供給トレイ24は、開いた状態である。図27、図28及び図29において、供給トレイ24は、閉じた状態である。また、供給トレイ24の形状は、短手方向においては図26、図27、図28及び図29に示した以外の長さでもよく、たとえば図26、図27、図28及び図29に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
供給トレイ24が閉じた状態において、第2部材32は、供給口16を覆う。供給トレイ24が閉じた状態において、第3部材33は、筐体21に設けられる表示部26を覆う。
・図30に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第4変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。また、第3部材33は、短手方向においては図30に示した以外の長さでもよく、たとえば図30に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図31に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第5変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。また、第3部材33は、短手方向においては図31に示した以外の長さでもよく、たとえば図31に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図32に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第6変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。この第6変更例において、供給トレイ24は、第2部材32と第3部材33とによって構成される。そのため、第2部材32は、筐体21と第3部材33とに連結される。また、第3部材33は、短手方向においては図32に示した以外の長さでもよく、たとえば図32に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図33に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第7変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。また、第3部材33は、短手方向においては図33に示した以外の長さでもよく、たとえば図33に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図34に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第8変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図34を左右反転させた図が、第8変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図34に示した以外の長さでもよく、たとえば図34に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図35に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第9変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図35を左右反転させた図が、第9変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図35に示した以外の長さでもよく、たとえば図35に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図36に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第10変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図36を左右反転させた図が、第10変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図36に示した以外の長さでもよく、たとえば図36に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図37に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第11変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図37を左右反転させた図が、第11変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図37に示した以外の長さでもよく、たとえば図37に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図38に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第12変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図38を左右反転させた図が、第12変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図38に示した以外の長さでもよく、たとえば図38に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図39に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第13変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図39を左右反転させた図が、第13変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図39に示した以外の長さでもよく、たとえば図39に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図40に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第14変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図40を左右反転させた図が、第14変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図40に示した以外の長さでもよく、たとえば図40に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図41に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第15変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図41を左右反転させた図が、第15変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図41に示した以外の長さでもよく、たとえば図41に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図42に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第16変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図42を左右反転させた図が、第16変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図42に示した以外の長さでもよく、たとえば図42に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図43に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第17変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図43を左右反転させた図が、第17変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図43に示した以外の長さでもよく、たとえば図43に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・図44に示すように、読取装置12の形態を変更してもよい。第18変更例における読取装置12の右側面は、左側面と対称な形状とされている。すなわち、図44を左右反転させた図が、第18変更例における読取装置12の右側面図となる。また、第3部材33は、短手方向においては図44に示した以外の長さでもよく、たとえば図44に示す短手方向の長さから1/2の長さの範囲であってもよい。
・印刷材は、インクに限らずトナーでもよい。すなわち、印刷装置13は、インクジェット式のプリンターに限らず、トナージェット式のプリンターでもよい。
・印刷部15は、サーマルヘッドでもよい。
・印刷部15は、サーマルヘッドでもよい。
・読取装置12は、筐体21内に印刷部15を備えてもよい。この場合、読取装置12は、用紙99の読取と用紙99への印刷とが可能な複合機として機能する。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A)読取装置は、用紙を読み取る読取部と、前記読取部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記読取部が読み取った前記用紙の画像データから前記用紙に記載された文字を認識し、前記用紙に記載された文字が別の文字に見えるように前記用紙に対して印刷装置に上書きさせる上書きデータを生成する。
この構成によれば、上書きデータに基づいて印刷装置が用紙に上書きすると、用紙に記載されていた文字が別の文字に置き換えられる。これにより、用紙に記載される文章が読み取られにくくなる。文字を塗り潰すことによって用紙を処理する場合よりも、用紙に記載された文字を別の文字に置き換えることによって用紙を処理する場合の方が、印刷材の消費が少なく済む。このように、用紙の処理に要する印刷材の消費量を低減できる。
(B)上記読取装置において、前記制御部は、前記画像データから認識される認識文字と前記認識文字の置換先となる置換先文字とが1対1で対応するテーブルを記憶し、前記テーブルに基づいて前記上書きデータを生成してもよい。
この構成によれば、ユーザーは、テーブルの内容を把握していれば、処理済みの用紙に記載された文章を読むことができる。すなわち、第三者には読み取られにくい一方、読取文字と置換先文字との対応関係を把握しているユーザー自身には読取可能に用紙が処理される。そのため、使い勝手がよくなる。
(C)上記読取装置において、前記テーブルにおける前記読取文字と前記置換先文字との対応は、ユーザーによって設定可能とされてもよい。
この構成によれば、読取文字と置換先文字との対応をユーザー自身が設定できるため、使い勝手がよくなる。
この構成によれば、読取文字と置換先文字との対応をユーザー自身が設定できるため、使い勝手がよくなる。
11…用紙処理装置、12…読取装置、13…印刷装置、14…読取部、15…印刷部、16…供給口、17…排紙口、18…制御部、19…印刷制御部、21…筐体、22…排出口、23…基台、24…供給トレイ、25…排出トレイ、26…表示部、31…第1部材、32…第2部材、33…第3部材、99…用紙。
Claims (3)
- 用紙を読み取る読取部と、
前記読取部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記読取部が読み取った前記用紙の画像データから前記用紙に記載された文字を認識し、
前記用紙に記載された文字が別の文字に見えるように前記用紙に対して印刷装置に上書きさせる上書きデータを生成することを特徴とする読取装置。 - 前記制御部は、前記画像データから認識される認識文字と前記認識文字の置換先となる置換先文字とが1対1で対応するテーブルを記憶し、前記テーブルに基づいて前記上書きデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
- 前記テーブルにおける前記認識文字と前記置換先文字との対応は、ユーザーによって設定可能とされることを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019062638A JP2020162088A (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | 読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019062638A JP2020162088A (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | 読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020162088A true JP2020162088A (ja) | 2020-10-01 |
Family
ID=72640104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019062638A Pending JP2020162088A (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | 読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020162088A (ja) |
-
2019
- 2019-03-28 JP JP2019062638A patent/JP2020162088A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190702 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20190703 |