JP2020161997A - 無線通信装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力化を図る無線通信装置を得る。【解決手段】親局装置と複数の無線通信装置とを含むシステムにおける無線通信装置であって、親局装置または他の無線通信装置のいずれかから、親局装置から自装置に向けた下り方向のパケットを受信する無線通信部と、自装置の起動を契機に、一定時間の計測を開始するタイマ部と、自装置が起動すると、自装置が親局装置と通信できる状態である帰属状態にする帰属処理を行う帰属処理部と、自装置の状態を、親局装置または他の無線通信装置と通信を行う状態と比べて消費電力が低い省電力状態へ移行させる状態制御部と、を有し、状態制御部は、帰属処理部によって帰属処理が行われた後、タイマ部が一定時間の計測を完了した時点において、自装置が帰属状態であると判定すると、自装置を省電力状態へ移行させるものである。【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信機能を備えた無線通信装置、およびプログラムに関する。
従来、表示動作の変更の指示が入力されると、タイマが動作し、その後キー入力の有無にかかわらず所定時間経過すると、表示装置の動作を停止させる移動通信端末装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−314668号公報
特許文献1に開示された端末装置では、ユーザが指示を入力している途中でも、タイマの計測時間が所定時間を経過すると、端末装置の状態と無関係に、画面の表示が消えてしまう。この場合、ユーザが端末装置の状態を確認するための操作を行うと、かえって電池の寿命が短くなってしまう。
本発明に係る無線通信装置は、親局装置と複数の無線通信装置とを含むシステムにおける前記無線通信装置であって、前記親局装置または他の無線通信装置のいずれかから、前記親局装置から自装置に向けた下り方向のパケットを受信する無線通信部と、自装置の起動を契機に、一定時間の計測を開始するタイマ部と、自装置が起動すると、自装置が前記親局装置と通信できる状態である帰属状態にする帰属処理を行う帰属処理部と、自装置の状態を、前記親局装置または前記他の無線通信装置と通信を行う状態と比べて消費電力が低い省電力状態へ移行させる状態制御部と、を有し、前記状態制御部は、前記帰属処理部によって前記帰属処理が行われた後、前記タイマ部が前記一定時間の計測を完了した時点において、自装置が前記帰属状態であると判定すると、自装置を前記省電力状態へ移行させるものである。
また、本発明に係るプログラムは、親局装置と複数の無線通信装置とを含むシステムにおける前記無線通信装置に、自装置の起動を契機に、一定時間の計測を開始するタイマ手段と、自装置が起動すると、自装置が前記親局装置と無線通信できる状態である帰属状態にする帰属処理を行う手段と、前記帰属処理が行われた後、前記一定時間の計測が完了した時点において、自装置が前記帰属状態であると判定すると、自装置の状態を、前記親局装置または他の無線通信装置と無線通信を行う状態と比べて消費電力が低い省電力状態へ移行させる手段を実行させるものである。
本発明によれば、起動したときにタイマ部が一定時間の計測を開始し、計測中に帰属処理を行い、帰属処理後、親局装置と帰属している状態で一定時間が満了すると、省電力状態に移行する。無線通信装置が親局装置と通信可能な状態で省電力状態に移行するため、無線通信装置が正常に動作しながら、消費電力を低減することができる。
本発明の実施の形態1に係る無線通信装置を含む通信システムの一構成例を示すブロック図である。 図1に示したGW装置の一構成例を示すブロック図である。 図1に示した基地局の一構成例を示すブロック図である。 図1に示した無線通信装置の一構成例を示すブロック図である。 図4に示した無線通信装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 図1に示した無線通信装置の動作手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示した無線通信装置の動作手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示した無線通信装置の動作手順の別の一例を示すフローチャートである。
実施の形態1.
本実施の形態1の無線通信装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置を含む通信システムの一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、通信システムは、複数の無線通信装置31〜3n(nは2以上の整数)と、無線通信装置31〜3nと通信する基地局2とを有する。基地局2は、ゲートウェイ(GW)装置1およびネットワーク(不図示)を介して、上位装置(不図示)と接続される。基地局2は、無線通信装置31〜3nと上位装置(不図示)との通信を中継する。基地局2は無線通信装置31〜3nの親局装置である。
無線通信装置31〜3nの各無線通信装置は、基地局2と一対一で直接に通信接続するが、基地局2と直接、通信できない場合、他の無線通信装置を中継器として間接的に基地局2と通信接続するマルチホップ方式で通信接続してもよい。複数の無線通信装置のそれぞれが基地局2と通信接続する方式はスター型ネットワークに相当し、マルチホップ方式はメッシュ型ネットワークに相当する。
無線通信装置31〜3nが、例えば、無線通信規格IEEE802.15.4で定義されるマルチホップ環境で通信する状況では、基地局2は、定期的に無線通信装置間で通信される情報に基づいて無線通信装置31〜3nからの上りの通信経路を決定する。無線通信装置31〜3nは、基地局2によって決められた上りの通信経路を利用して、データを上位装置(不図示)に送信する。上位装置(不図示)は、下りの通信経路を利用して、GW装置1および基地局2を経由して、設定に関する制御情報を含む制御パケットを無線通信装置31〜3に送信する。
GW装置1、基地局2および上位装置(不図示)は、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Intenet Protocol)の通信プロトコルを用いて通信する。GW装置1と基地局2はシリアルで通信する。基地局2および無線通信装置31〜3nは、例えば、基本仕様が無線通信規格IEEE802.15.4によって規格された近距離無線通信プロトコルを用いて通信する。
図1に示したGW装置1の構成を説明する。図2は、図1に示したGW装置の一構成例を示すブロック図である。GW装置1は、CPU(Central Processing Unit)111と、RAM(Random Access Memory)112と、フラッシュメモリ113と、保守用通信部114と、シリアル通信部115と、USB(Universal Serial Bus)116とを有する。
フラッシュメモリ113は、起動時にCPU111に実行させる基本プログラムであるBOOTおよび各種プログラムを記憶する不揮発性メモリである。CPU111は、フラッシュメモリ113が記憶するプログラムにしたがって処理を実行する。RAM112は、CPU111がプログラムを実行する際、フラッシュメモリ113から読み出されたプログラムを記憶するとともに、CPU111が行った演算処理の結果を記憶する。
保守用通信部114は、デバッグ時に保守用のパーソナルコンピュータ(PC)と接続するための通信インタフェースである。シリアル通信部115は、外部出力を行う際に使用される通信インタフェースである。USB116は、基地局2と通信するための通信インタフェースである。
次に、図1に示した基地局2の構成を説明する。図3は、図1に示した基地局の一構成例を示すブロック図である。基地局2は、GW装置1が無線通信装置31〜3nと通信接続するための情報を有線でGW装置1から通知されるが、この情報を無線で各無線通信装置に通知するために、メディア変換を行う役目を果たす。図3に示すように、基地局2は、CPU121と、RAM122と、フラッシュメモリ123と、無線通信部124と、シリアル通信部125と、USB126と、操作部127と、LED(Light Emitting Diode)129とを有する。
フラッシュメモリ123は、起動時にCPU121に実行させる基本プログラムであるBOOTおよび各種プログラムを記憶する不揮発性メモリである。CPU121は、フラッシュメモリ123が記憶するプログラムにしたがって処理を実行する。RAM122は、CPU121がプログラムを実行する際、フラッシュメモリ123から読み出されたプログラムを記憶するとともに、CPU121が行った演算処理の結果を記憶する。無線通信部124は無線通信装置31〜3nと通信するための通信インタフェースである。USB126はGW装置1と通信するための通信インタフェースである。操作部127は、作業者が基地局2に対して保守作業を行う際に操作するためのものである。LED129は、点灯および点滅等によって、基地局2の状態を表示する。シリアル通信部125は、外部出力を行う際に使用される通信インタフェースである。
次に、図1に示した無線通信装置31〜3nの構成を説明する。無線通信装置31〜3nは同一の構成であるため、無線通信装置31の構成について説明する。図4は、図1に示した無線通信装置の一構成例を示すブロック図である。図4に示すように、無線通信装置31は、CPU131と、RAM132と、フラッシュメモリ133と、無線通信部134と、シリアル通信部135と、センサ136と、操作部137と、LED139とを有する。
フラッシュメモリ133は、起動時にCPU131に実行させる基本プログラムであるBOOTおよび各種プログラムを記憶する不揮発性メモリである。CPU131は、フラッシュメモリ133が記憶するプログラムにしたがって処理を実行する。RAM132は、CPU131がプログラムを実行する際、フラッシュメモリ133から読み出されたプログラムを記憶するとともに、CPU131が行った演算処理の結果を記憶する。無線通信部134は基地局2または他の無線通信装置32〜3nと通信するための通信インタフェースである。無線通信部134は、基地局2または他の無線通信装置のいずれかから、自装置に向けた下り方向のパケットを上位装置(不図示)から受信し、基地局2または他の無線通信装置を介して、上り方向のパケットを上位装置(不図示)に送信する。シリアル通信部135は、外部出力を行う際に使用される通信インタフェースである。
センサ136は、例えば、温度を検出する温度センサ、湿度を検出する湿度センサ、浸水を検出する浸水センサ、および振動を検出する加速度センサなどである。本実施の形態1では、センサ136が加速度センサの場合で説明する。LED139は、点灯および点滅等によって、無線通信装置31の状態を表示する表示部として機能する。操作部137は、作業者が無線通信装置31に対して保守作業を行う際に操作するためのものである。操作部137は、LED139が消灯しているとき、無線通信装置31の状態をLED139に表示させるためのスイッチ(SW)138を有する。
図5は、図4に示した無線通信装置の一構成例を示す機能ブロック図である。CPU131がプログラムを実行することで、センサ136の検出値を処理するデータ処理部51と、無線通信装置31の状態を監視する状態制御部52と、基地局2と通信可能の状態にする帰属処理部53と、時間を計測するタイマ部54とが構成される。
タイマ部54は、無線通信装置31の起動を契機に一定時間を計測する。一定時間は、例えば、1時間である。また、タイマ部54は、無線通信装置31において、基準となる時刻を決めるために時間を計測する時計としての役目も果たす。
データ処理部51は、無線通信部134を介して基地局2または他の無線通信装置から受け取るパケットを処理する。例えば、データ処理部51は、基地局2およびGW装置1を介して上位装置(不図示)から制御情報を含む制御パケットを受信すると、制御情報に含まれる内容にしたがってセンサ136を設定する等の設定処理を行う。制御情報に時刻の情報が含まれていると、データ処理部51は、制御情報に含まれる時刻を標準時刻とし、タイマ部54が計測する時刻を標準時刻に一致させる。データ処理部51は、センサ136が検出した値にタイマ部54が計測する時刻を添付したセンサ情報をパケットに変換して無線通信部134を介して基地局2に送信する。
帰属処理部53は、無線通信装置31が起動すると、無線通信装置31が基地局2と通信できる状態である帰属状態にする帰属処理を行う。帰属状態は、無線通信装置31と基地局2とが相互にデータをやり取りできる通信可能な状態になることを意味する。
状態制御部52は、無線通信装置31の状態に対応してLED139の点灯を制御する。状態制御部52は、例えば、無線通信装置31の状態に対応して、LED139に点灯させる色を変えたり、LED139を点滅させたり、点滅の間隔を変えたりする。また、状態制御部52は、無線通信装置31の状態を、基地局2または他の無線通信装置と通信を行う状態と比べて消費電力が低い省電力状態へ移行させる。例えば、状態制御部52は、帰属処理部53によって帰属処理が行われた後、タイマ部54が一定時間の計測を完了した時点において、無線通信装置31が基地局2と帰属していると判定すると、無線通信装置31を省電力状態へ移行させる。
省電力状態の具体例を説明する。状態制御部52は、無線通信装置31の状態を示すLED139を消灯する制御を行うことで、無線通信装置31を省電力状態に移行する。また、省電力状態の別の例として、状態制御部52は、データ処理部51が設定処理を行った後、データ処理部51をスリープモードに移行する。スリープモードは、基地局2または他の無線通信装置からパケットを受け取り可能な状態が、一定の周期Tで断続的に行われるようにするモードである。一定の周期Tは、例えば、2秒である。スリープモードでは、データ処理部51は、基地局2または他の無線通信装置からパケットを受信するか否かを調べ、パケットを受信しなければ、電力を消費しない状態になる動作を、一定の周期Tで繰り返す。また、省電力状態は、一定の周期Tを長くするものであってもよい。さらに、スリープモードの対象がデータ処理部51の場合で説明したが、データ処理部51に限らない。
本実施の形態1の無線通信装置31〜3nは、図に示さない電池を有し、電池から供給される電力で動作するセンサユニットである。例えば、無線通信装置31〜3nは、建物内の異なる複数の場所に設置される。無線通信装置31〜3nは、定期的に、センサ136の検出値および検出時刻の情報を含むセンサ情報をデータパケットに変換して基地局2に送信する。また、地震発生時に、無線通信装置31〜3nは、センサ136の検出値および検出時刻の情報を含むセンサ情報をデータパケットに変換して基地局2に送信する。基地局2は、無線通信装置31〜3nからデータパケットを収集し、無線通信装置31〜3nから収集したセンサ情報を、GW装置1を介して上位装置(不図示)に送信する。
次に、本実施の形態1の無線通信装置31〜3nの動作を説明する。ここでは、地震による振動および姿勢変化の監視対象となる建物に、作業者が無線通信装置31〜3nを設置する場合で説明する。
図6および図7は、図1に示した無線通信装置の動作手順の一例を示すフローチャートである。無線通信装置31〜3nの動作は同様になるため、1〜nの任意の整数をkとし、無線通信装置3kの動作を説明する。また、省電力状態への移行がLED139の消灯である場合で説明する。
作業者が無線通信装置3kの電源をオンにすると、CPU131が基本プログラムを実行し、無線通信装置3kが初期状態となる(ステップS201)。データ処理部51、状態制御部52、帰属処理部53およびタイマ部54が起動し、タイマ部54が計測を開始する(ステップS202)。ここでは、タイマ部54が計測する一定時間は、1時間であるものとする。
状態制御部52は、起動が成功したか否かを判定する(ステップS203)。起動に失敗すると、状態制御部52は、LED139を赤色に点滅させる(ステップS204)。作業者は、赤色に点滅するLED139を見て、無線通信装置3kの起動に失敗したことを認識し、一旦、電源をオフした後、電源のオンをやり直す等の対応を行う。
ステップS203の判定の結果、起動に成功すると、状態制御部52は、LED139を緑色に点滅させる(ステップS205)。ここでは、状態制御部52は、点滅の間隔が0.5秒になるようにLED139を制御する。作業者は、緑色に点滅するLED139を見て、無線通信装置3kの起動に成功したことを認識する。
ステップS203で起動に成功すると、帰属処理部53は、基地局2と通信できる状態である帰属状態になるために、基地局2の通信圏内か否かを調べる。帰属処理部53は、基地局2と通信圏内でない場合、自装置の通信圏内にある他の無線通信装置を中継器として基地局2と通信可能にする。状態制御部52は、帰属処理部53による帰属処理の待ち状態となる(ステップS206)。帰属処理部53は、無線通信部134を介して基地局2からパケットを受信すると、基地局2宛に自装置の識別子を添付した認証要求パケットを送信する。基地局2は、無線通信装置3kから認証申請パケットを受信すると、自装置の識別子を添付して認証した旨の情報を含む認証許可パケットを送信する。帰属処理部53が基地局2から認証許可パケットを受信し、無線通信装置3kおよび基地局2が相互に通信できる帰属状態になる。
帰属処理部53による帰属処理が成功すると、状態制御部52は、LED139の緑色の点滅の間隔を、0.5秒から1秒に変更する(ステップS208)。作業者は、LED139を見て、緑色の点滅の間隔が1秒になったことから、無線通信装置3kの帰属処理が成功したことを認識できる。
無線通信装置3kが基地局2と帰属状態になると、データ処理部51が、基地局2およびGW装置1を介して上位装置(不図示)から制御情報を含む制御パケットを受信する。状態制御部52は、データ処理部51による設定処理の待ち状態となる(ステップS209)。データ処理部51が制御情報にしたがってセンサ136等の設定を終了すると(ステップS210)、状態制御部52は、LED139の緑色の点滅の間隔を、1秒から2秒に変更する(ステップS211)。作業者は、LED139を見て、緑色の点滅の間隔が2秒になったことから、無線通信装置3kの設定処理が終了したことを認識する。
状態制御部52は、無線通信装置3kが基地局2と帰属状態を維持し、帰属状態から離脱しないか監視する空転状態となる(ステップS212)。センサ136は動作を開始し、設定にしたがって検出値をデータ処理部51に渡す。状態制御部52は、タイマ部54が一定時間を計測中か否かを判定する(ステップS213)。タイマ部54が一定時間を計測中であると、状態制御部52は、一定時間が満了しているか否かを判定し(ステップS214)、一定時間が満了していると、LED139を消灯する(ステップS215)。その後、状態制御部52は、帰属状態から離脱するか否かの判定を繰り返す(ステップS216)。
なお、空転状態において、状態制御部52がLED139を消灯した(ステップS215)以降、状態制御部52が離脱を検出しない場合(ステップS216)、LED139の消灯が維持されて空転状態の動作が継続される。つまり、無線通信装置3kは基地局2に帰属しかつLED139が消灯した状態で動作し、状態制御部52は、LED139が消灯された状態で離脱検出を継続する。
ステップS215において、LED139が消灯するが、通常、作業者は、無線通信装置3kの起動から1時間以内に、無線通信装置3kの設置工事を終了している。そのため、作業者は、設置工事完了後、無線通信装置3kの状態を確認する必要がなく、LED139の表示を見なくてもよい。センサ136は設定にしたがって動作を継続しているが、LED139が消灯することで、無線通信装置3kの消費電力が低減する。
一方、無線通信装置31〜3nの各装置のセンサ136の動作が開始し、通信システムが運用されている間に、建物内の電波状況が悪くなる等が原因で、無線通信装置3kが帰属状態から離脱してしまうことがある(ステップS216)。無線通信装置3kが離脱してしまうと、状態制御部52は、タイマ部54に一定時間の計測を開始させる(ステップS217)。そして、状態制御部52は、LED139を点灯させ、LED139を0.5秒間隔で点滅させる制御を行う(ステップS218)。その後、状態制御部52は、ステップS206に戻る。
状態制御部52は、無線通信装置3kが基地局2に対して帰属状態であるのか離脱したのかを次のように判定してもよい。例えば、本実施の形態1の通信システムにおいて、無線通信装置3kは、基地局2に帰属する状態で、基地局2から定期的に送信されるパケットを、基地局2から直接に、または他の無線通信装置3kから受信するものとする。状態制御部52は、当該パケットを受信したか否かによって帰属状態であるのか離脱したのかを判定する。この場合、状態制御部52は、タイマ部54が計測する時間とは異なる第二の一定時間に亘って、当該パケットを受信しなければ離脱と判定し、第二の一定時間内に当該パケットを受信すれば帰属状態と判定する。なお、状態制御部52が帰属または離脱を判定する方法は、他の方法であってもよい。
次に、LED139が消灯しているとき、作業者が無線通信装置3kの状態を確認する方法について説明する。図8は、図1に示した無線通信装置の動作手順の別の一例を示すフローチャートである。
LED139が消灯している状態で、作業者が無線通信装置3kの状態を確認したい場合、SW138を操作する(ステップS301)。状態制御部52は、SW138の操作をトリガとして、タイマ部54に一定時間の計測を開始させる(ステップS302)。状態制御部52は、無線通信装置3kの状態に対応してLED139を点滅させる(ステップS303)。タイマ部54が一定時間の計測を完了すると(ステップS304)、状態制御部52は、LED139を消灯させる(ステップS305)。
本実施の形態1の無線通信装置3kは、無線通信部134と、タイマ部54と、帰属処理部53と、自装置の状態を親局装置または他の無線通信装置と通信を行う状態と比べて消費電力が低い省電力状態へ移行させる状態制御部52とを有する。タイマ部54は、自装置の起動を契機に、一定時間の計測を開始する。帰属処理部53は、自装置が起動すると、自装置が親局装置と通信できる状態である帰属状態にする帰属処理を行う。状態制御部52は、帰属処理部53によって帰属処理が行われた後、タイマ部54が一定時間の計測を完了した時点において、自装置が帰属状態であると判定すると、自装置を省電力状態へ移行させる。
本実施の形態1によれば、起動したときにタイマ部が一定時間の計測を開始し、計測中に帰属処理を行い、帰属処理後、基地局2と帰属している状態で一定時間が満了すると、省電力状態に移行する。つまり、無線通信装置3kは、自装置が親局装置である基地局2と帰属していることを能動的に判断した上で、省電力状態に移行している。無線通信装置3kは親局装置である基地局2と通信可能な状態で省電力状態に移行するため、無線通信装置3kが正常に動作している状態で、消費電力を低減することができる。省電力状態への移行がLED139の消灯である場合、無線通信装置3kの設置完了後、特別な操作がなくても、自動的にLED139が消灯するため、誰もいないところでLED139が点灯することなく、状態表示のためのLED139の消費電力を削減できる。
また、SW操作を行うことで、無線通信装置3kは、SW138の操作をトリガとして、LED139を装置状態に対応して点滅させる。そのため、LED139が消灯していても、作業者は無線通信装置3kの状態を確認したいとき、いつでも装置状態を確認することができる。
無線通信装置31〜3nのそれぞれが基地局2と接続するスター型ネットワークであるとき、上位装置(不図示)は、無線通信装置3kからデータを受信できないと、無線通信装置3kが離脱状態にあると判定できる。一方、無線通信装置31〜3nがマルチホップ方式で通信するとき、上位装置(不図示)は、無線通信装置3kからデータを受信できないと、無線通信装置3k自体が離脱しているのか、中継器となる他の無線通信装置が離脱してしまっているか判定できない。そのため、無線通信装置31〜3nのうち、いずれの無線通信装置が離脱してしまっているか、作業者が、各装置の状態を判別できるようにすることは重要である。本実施の形態1では、このような場合に、作業者が、無線通信装置31〜3nのSW138を操作することで、各装置の状態を確認できる。通信システムが正常に稼働している状態では、無線通信装置31〜3nはLED139を消灯することで、各装置の省電力化を図ることができる。システムの運用上求められる保守のしやすさと、消費電力の低減とを両立できる。
1 GW装置
2 基地局
31〜3n 無線通信装置
51 データ処理部
52 状態制御部
53 帰属処理部
54 タイマ部
111 CPU
112 RAM
113 フラッシュメモリ
114 保守用通信部
115 シリアル通信部
116 USB
121 CPU
122 RAM
123 フラッシュメモリ
124 無線通信部
125 シリアル通信部
126 USB
127 操作部
129 LED
131 CPU
132 RAM
133 フラッシュメモリ
134 無線通信部
135 シリアル通信部
136 センサ
137 操作部
138 スイッチ
139 LED

Claims (5)

  1. 親局装置と複数の無線通信装置とを含むシステムにおける前記無線通信装置であって、
    前記親局装置または他の無線通信装置のいずれかから、前記親局装置から自装置に向けた下り方向のパケットを受信する無線通信部と、
    自装置の起動を契機に、一定時間の計測を開始するタイマ部と、
    自装置が起動すると、自装置が前記親局装置と通信できる状態である帰属状態にする帰属処理を行う帰属処理部と、
    自装置の状態を、前記親局装置または前記他の無線通信装置と通信を行う状態と比べて消費電力が低い省電力状態へ移行させる状態制御部と、を有し、
    前記状態制御部は、前記帰属処理部によって前記帰属処理が行われた後、前記タイマ部が前記一定時間の計測を完了した時点において、自装置が前記帰属状態であると判定すると、自装置を前記省電力状態へ移行させる、
    無線通信装置。
  2. 自装置の前記帰属状態を示す表示部を有し、
    前記状態制御部は、前記表示部を消灯することで、自装置を前記省電力状態へ移行させる、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記無線通信部を介して前記親局装置または前記他の無線通信装置から受け取る前記パケットを処理するデータ処理部を有し、
    前記状態制御部は、前記パケットを一定の周期で断続的に受け取り可能な状態に前記データ処理部を移行させることで、自装置を前記省電力状態へ移行させる、請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 外部から操作可能な操作部を有し、
    前記状態制御部は、自装置の前記省電力状態において、前記操作部が操作されたことを検知すると、自装置の状態に応じて前記表示部を点灯する、請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 親局装置と複数の無線通信装置とを含むシステムにおける前記無線通信装置に、
    自装置の起動を契機に、一定時間の計測を開始するタイマ手段と、
    自装置が起動すると、自装置が前記親局装置と無線通信できる状態である帰属状態にする帰属処理を行う手段と、
    前記帰属処理が行われた後、前記一定時間の計測が完了した時点において、自装置が前記帰属状態であると判定すると、自装置の状態を、前記親局装置または他の無線通信装置と無線通信を行う状態と比べて消費電力が低い省電力状態へ移行させる手段を実行させるためのプログラム。
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