JP2020161873A - 基地局及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】交通通信システムにおいて移動局の送信機会の減少を抑制可能とする。【解決手段】基地局は、交通信号灯器が存在する道路の周辺に設けられる。前記基地局は、前記交通信号灯器の信号灯色に関する情報要素を複数の階梯それぞれについて含む信号情報を取得し、前記信号情報の量を削減する削減処理を行う制御部と、前記削減処理後の信号情報を無線通信により移動局に送信する送信部とを備える。前記削減処理は、連続する2以上の階梯間で信号灯色が同じである場合、前記連続する2以上の階梯に対応する2以上の情報要素を1つに削減する結合処理を含む。【選択図】図7

Description

本発明は、交通通信システムに用いる基地局及びその制御方法に関する。
近年、交通事故の危険を回避可能な技術として高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport System)が注目されている。このような背景下において、非特許文献1には、路側に設置される基地局である路側機と、車両に搭載される移動局である車載機とを有する交通通信システムの標準規格について規定されている。
このような交通通信システムは、路側機及び車載機が同じ周波数帯を時分割で共用する。例えば、所定の制御周期内において複数の路車間通信期間が設けられており、路側機は、路車間通信期間において無線信号を送信する。車載機は、路車間通信期間以外の時間及び基地局に未割当の路車間通信期間において、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)方式により無線信号を送信する。
ARIB STD−T109 1.3版 「700MHz帯高度道路交通システム」
しかしながら、路側機(基地局)及び車載機(移動局)が同じ周波数帯を時分割で共用する交通通信システムにおいては、路側機の情報送信量が多いほど、路側機における送信時間が長くなるため、車載機の送信機会が減少するという問題がある。
そこで、本発明は、交通通信システムにおいて移動局の送信機会の減少を抑制可能な基地局及びその制御方法を提供することを目的とする。
第1の態様に係る基地局は、交通通信システムにおいて交通信号灯器が存在する道路の周辺に設けられる。前記基地局は、前記交通信号灯器の信号灯色に関する情報要素を複数の階梯それぞれについて含む信号情報を取得し、前記信号情報の量を削減する削減処理を行う制御部と、前記削減処理後の信号情報を無線通信により移動局に送信する送信部とを備える。前記削減処理は、連続する2以上の階梯間で信号灯色が同じである場合、前記連続する2以上の階梯に対応する2以上の情報要素を1つに削減する結合処理を含む。
第2の態様に係る制御方法は、交通通信システムにおいて交通信号灯器が存在する道路の周辺に設けられる基地局の制御方法である。前記制御方法は、前記交通信号灯器の信号灯色に関する情報要素を複数の階梯それぞれについて含む信号情報を取得することと、前記信号情報の量を削減する削減処理を行うことと、前記削減処理後の信号情報を無線通信により移動局に送信することとを備える。前記削減処理は、連続する2以上の階梯間で信号灯色が同じである場合、前記連続する2以上の階梯に対応する2以上の情報要素を1つに削減する結合処理を含む。
本発明の一態様によれば、交通通信システムにおいて移動局の送信機会の減少を抑制可能な基地局及びその制御方法を提供できる。
一実施形態に係る交通通信システムの構成例を示す図である。 一実施形態に係る交通通信システムにおける路車間通信期間の一例を示す図である。 一実施形態に係る車両の構成例を示す図である。 一実施形態に係る路側機の構成例を示す図である。 一実施形態に係る路側機の動作環境の一例を示す図である。 一実施形態に係る削減処理の概要を示す図である。 一実施形態に係る削減処理の具体例を示す図である。 一実施形態に係る路側機の動作フロー例を示す図である。 一実施形態に係る短縮処理の変更例を示す図である。 その他の実施形態に係る路側機の動作例を示す図である。
一実施形態に係る交通通信システムについて図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
(交通通信システムの構成)
まず、一実施形態に係る交通通信システムの構成について説明する。以下において、非特許文献1の標準規格に基づく無線通信を行う交通通信システムについて主として説明するが、この標準規格に限定されるものではなく、例えば3GPP(Third Generation Partnership Project)のV2X(Vehicle to Everything)規格に基づく無線通信を行ってもよい。
図1は、一実施形態に係る交通通信システム1の構成例を示す図である。図1に示すように、交通通信システム1は、複数の車両100と、複数の路側機200とを有する。路側機200は、基地局の一例である。
図1において、複数の車両100として車両100A及び100Bを例示し、複数の路側機200として路側機200A及び200Bを例示している。なお、車両100としては普通自動車や軽自動車等の自動車を例示しているが、道路を通行する車両であればよく、例えば自動二輪車(オートバイ)等であってもよい。
各車両100には、CSMA方式で無線通信を行う車載機150が搭載されている。車載機150は、移動局の一例である。路側機200及び車載機150は1つの搬送波周波数(周波数帯)を時分割で共用する。
各路側機200は、道路付近に設置されている。また、各路側機200は、通信回線を介して中央装置400に接続されている。路側機200は、例えば一般道路における交差点ごとに設置されてもよいし、高速道路の路側に設置されてもよい。
図1に示す例おいて、路側機200Aは、交通信号灯器300又はその支柱に設置されており、交通信号灯器300と連携して動作する。路側機200Aは、交通信号灯器300に関する情報(信号情報)をアプリケーションデータとして含む無線信号を送信する。
交通通信システム1は、路側機200と車載機150との間で無線信号を送受信する路車間通信と、車載機150間で無線信号を送受信する車車間通信とを行う。また、交通通信システム1は、路側機200間で無線信号を送受信する路路間通信をさらに行ってもよい。
路車間通信、車車間通信、及び路路間通信のそれぞれには、ブロードキャストによる無線通信が用いられてもよい。具体的には、送信される無線信号(通信パケット)について、宛先アドレス(宛先MACアドレス)としてブロードキャストアドレスのみが規定されていてもよい。
各路側機200は、通信回線を介して中央装置400に接続される。中央装置400には、路側に設置される車両感知器が通信回線を介して接続されてもよい。
中央装置400は、各路側機200から、当該路側機200が車載機150から受信した車両100の位置や車速等を含む車両情報を受信する。中央装置400は、各道路に設置された路側センサから車両感知情報をさらに受信してもよい。
中央装置400は、受信した情報に基づいて各種の交通情報を収集及び処理し、道路交通を統合して管理する。例えば、中央装置400は、交通信号灯器300に対して灯色切り替えを指示するように信号情報を送信してもよい。
(路車間通信期間)
次に、一実施形態に係る交通通信システム1における路車間通信期間について説明する。図2は、路車間通信期間の一例を示す図である。
図2に示すように、路側機200及び車載機150は、100ms周期での通信を基本とする。路側機200は、自身の送信情報として送信時刻及び路車間通信期間情報(転送回数・路車間通信期間長)を周囲の車載機150に通知することにより、自身の送信時間を確保する。また、路側機200間では±16μs以下の同期精度を保つこととされている。
車載機150は、路側機200から受信した送信時刻に基づいて時刻同期し、路車間通信期間情報に基づいて自身の送信を停止することで、路側機200の送信期間以外のタイミングで送信を行う。
100msの制御周期内において16μsを制御単位時間(ユニット)としており、制御周期は6250ユニットで構成される。1制御周期中に設定可能な路車間通信期間数の最大値は「16」であり、制御周期の先頭から390ユニット(6240μs)間隔で配置する。設定可能な路車間通信期間長の最大値は、189ユニット(3024μs)である。
路側機200には、1制御周期中にある16の路車間通信期間のうち少なくとも1つの路車間通信期間を使用する。路側機200は、自身の路車間通信期間に関する情報を含む路車間通信期間情報を含む無線信号をブロードキャストする。
車載機150は、路車間通信期間情報に基づいて、路側機200が使用している路車間通信期間を把握し、路側機200が使用している路車間通信期間において無線信号を送信しないようにする。また、車載機150は、路側機200から受信した路車間通信時間情報を管理し、管理している路車間通信期間情報を車車間通信によりブロードキャストする。
(車両の構成)
次に、一実施形態に係る車両100の構成について説明する。図3は、車両100の構成例を示す図である。
図3に示すように、車両100は、車載機150と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機12と、提示部13と、駆動制御部14とを有する。車載機150は、アンテナ11aと、無線通信部11と、制御部15とを有する。
無線通信部11は、アンテナ11aを介して無線通信を行う。無線通信部11は、路車間通信を行う。無線通信部11は、車車間通信を行ってもよい。路車間通信及び車車間通信は、ユニキャストで行われてもよいし、ブロードキャストで行われてもよい。
無線通信部11の無線通信方式は、ARIB T109に準拠した方式であってもよいし、3GPPのV2X規格に準拠した方式であってもよいし、IEEE802.11シリーズ等の無線LAN規格に準拠した方式であってもよい。無線通信部11は、これらの通信規格の全てに対応可能に構成されていてもよい。
無線通信部11は、アンテナ11aが受信する無線信号をベースバンド信号(受信パケット)に変換して制御部15に出力する受信部11bを有する。また、無線通信部11は、制御部15が出力するベースバンド信号(送信パケット)を無線信号に変換してアンテナ11aから送信する送信部11cを有する。
無線通信部11は、ARIB T109規格に準拠している場合、受信部11bを用いてキャリアセンスを行って電波の周波数(例えば、700MHz帯)の空き状態を判定する機能を有していてもよい。無線通信部11の送信部11cは、キャリアセンスの結果に応じて決定されたタイミングでパケットを送信してもよい。1以上のパケットによって1つのメッセージが構成されてもよい。
GNSS受信機12は、GNSS衛星信号に基づいて測位を行い、車両100の現在の地理的な位置(緯度・経度)を示すGNSS位置情報を制御部15に出力する。
提示部13は、制御部15の制御下で、車両100の運転者に対する情報の提示を行う。例えば、提示部13は、情報を表示するディスプレイ及び情報を音声出力するスピーカのうち少なくとも一方を含む。
駆動制御部14は、動力源としてのエンジン又はモータ、動力伝達機構、及びブレーキ等を制御する。車両100が自動運転車両である場合、駆動制御部14は、制御部15と連携して車両100の駆動を制御してもよい。
制御部15は、少なくとも1つのメモリと、メモリと電気的に接続された少なくとも1つのプロセッサとを有する制御回路によって構成される。制御部15は、車両100(車載機150)における各種機能を制御する。
例えば、制御部15は、路側機200から受信部11bが受信するメッセージに基づいて提示部13を制御する。路側機200から受信部11bが受信するメッセージは、交通信号灯器300の信号灯色に関する信号情報を含む。制御部15は、信号情報を表示するように提示部13を制御する。車両100が自動運転車両である場合、制御部15は、駆動制御部14と連携し、信号情報に基づいて車両100の駆動を制御してもよい。
制御部15は、路側機200に送信するメッセージを生成し、送信部11cを介してメッセージを路側機200に送信してもよい。送信するメッセージは、車両100の位置(GNSS位置情報)や車速等を含む。
(路側機の構成)
次に、一実施形態に係る路側機200について説明する。図4は、路側機200の構成例を示す図である。
図4に示すように、路側機200は、アンテナ21aと、無線通信部21と、制御部22と、インターフェイス23とを有する。
無線通信部21は、アンテナ21aを介して無線通信を行う。アンテナ21aは、無指向性アンテナであってもよいし、指向性を有する指向性アンテナであってもよい。アンテナ21aは、指向性を動的に変更可能なアダプティブアレイアンテナであってもよい。
無線通信部21の無線通信方式は、ARIB T109に準拠した方式であってもよいし、3GPPのV2X規格に準拠した方式であってもよいし、IEEE802.11シリーズ等の無線LAN規格に準拠した方式であってもよい。無線通信部21は、これらの通信規格の全てに対応可能に構成されていてもよい。
無線通信部21は、アンテナ21aが受信する無線信号をベースバンド信号(受信パケット)に変換して制御部22に出力する受信部21bを有する。また、無線通信部21は、制御部22が出力するベースバンド信号(送信パケット)を無線信号に変換してアンテナ21aから送信する送信部21cを有する。
無線通信部21は、車載機150(車両100)との路車間通信を行う。路車間通信は、ユニキャストで行われてもよいし、ブロードキャスト又はマルチキャストで行われてもよい。車両100に送信される路車間通信パケットは、送信元の識別に用いる識別情報、路側機200に対する同期方法を示す同期情報、パケットの送信時刻、路車間通信の期間を示す期間情報(例えば、路車間通信の転送回数、路車間通信の期間長)などを含んでもよい。1以上のパケットによって1つのメッセージが構成されてもよい。
制御部22は、少なくとも1つのメモリと、メモリと電気的に接続された少なくとも1つのプロセッサとを有する制御回路によって構成される。制御部22は、路側機200における各種の機能を制御する。
インターフェイス23は、中央装置400又は交通信号制御機との通信を行うためのインターフェイスである。交通信号制御機は、交通信号灯器300を制御する装置である。交通信号制御機は、交通信号灯器300とは別に設けられてもよいし、交通信号灯器300と一体化されていてもよい。
制御部22は、インターフェイス23を介して外部装置(すなわち、中央装置400又は交通信号制御機)から信号情報を取得し、取得した信号情報の量を削減する削減処理を行う。削減処理の詳細については後述する。そして、制御部22は、削減処理後の信号情報を含むメッセージを車載機150(車両100)に周期的に送信するように送信部21cを制御する。例えば、制御部22は、削減処理後の信号情報を含むメッセージを路車間通信期間において送信するように送信部21cを制御する。
(路側機の動作環境)
次に、一実施形態に係る路側機200の動作環境について説明する。図5は、路側機200の動作環境の一例を示す図である。
図5に示すように、路側機200は、交通信号灯器300が存在する道路の周辺に設けられる。具体的には、路側機200は、複数の道路が交差する交差点の周辺に設けられる。図5において、交差点として十字路を例示しているが、交差点はT字路であってもよい。
交差点における方路1乃至4のそれぞれに交通信号灯器300が設けられている。図5において、方路1乃至4に対応する4つの交通信号灯器300として4つの車灯器300A乃至300Cを例示しているが、交通信号灯器300は歩灯器であってもよい。
車灯器300Aは方路1に設けられており、車灯器300Bは方路2に設けられており、車灯器300Cは方路3に設けられており、車灯器300Dは方路4に設けられている。
ここで、方路1に設けられる車灯器300Aと、方路1と同じ道路に属する方路2に設けられる車灯器300Cとは、信号灯色の変化パターンが同じであり、同じタイミングで灯色を切り替える。以下において、車灯器300A及び300Cのセットを「車灯器1」と呼ぶことがある。
また、方路2に設けられる車灯器300Bと、方路2と同じ道路に属する方路4に設けられる車灯器300Dとは、信号灯色の変化パターンが同じであり、同じタイミングで灯色を切り替える。以下において、車灯器300B及び300Dのセットを「車灯器2」と呼ぶことがある。
(削減処理)
次に、一実施形態に係る路側機200における削減処理について説明する。図6は、削減処理の概要を示す図である。
図6に示すように、路側機200(制御部22)は、交通信号灯器300の信号灯色に関する情報要素を複数の階梯それぞれについて含む信号情報を外部装置から取得する。階梯とは、1つの交差点における信号表示の切り替えの最小単位をいう。階梯は、ステップとも呼ばれる。
図6に示す例において、路側機200(制御部22)が取得する信号情報は、車灯器300Aに対応する車灯器情報1と、車灯器300Bに対応する車灯器情報2と、車灯器300Cに対応する車灯器情報3と、車灯器300Dに対応する車灯器情報4とを含む。
路側機200(制御部22)は、取得した信号情報の量を削減する削減処理を行い、削減処理後の信号情報を無線通信により車載機150(車両100)に送信する。一実施形態において、削減処理は、信号情報の量を削減する方法が異なる3種類の処理、具体的には、削除処理、結合処理、及び短縮処理を含む。
削除処理は、複数の交通信号灯器300において、信号灯色の変化パターンが同じである2以上の交通信号灯器300が存在する場合、これら2以上の交通信号灯器300に対応する2以上の信号情報を1つに削減する処理である。
例えば、車灯器300A及び300Cは、上述した車灯器1に属しており、信号灯色の変化パターンが同じである。このため、路側機200(制御部22)は、車灯器300Aに対応する車灯器情報1と車灯器300Cに対応する車灯器情報3とのうち一方を削除する。図6において、車灯器情報1及び車灯器情報3のうち車灯器情報3を削除する一例を示している。
同様に、車灯器300B及び300Dは、上述した車灯器2に属しており、信号灯色の変化パターンが同じである。このため、路側機200(制御部22)は、車灯器300Bに対応する車灯器情報2と車灯器300Dに対応する車灯器情報4とのうち一方を削除する。図6において、車灯器情報2及び車灯器情報4のうち車灯器情報4を削除する一例を示している。
結合処理は、信号情報において、連続する2以上のステップ間で信号灯色が同じである場合、連続する2以上のステップに対応する2以上の情報要素を1つに削減する結合処理である。
例えば、各ステップに対応する情報要素は、交通信号灯器300の信号灯色を示す第1情報要素と、この信号灯色の表示秒数を示す第2情報要素とを含む。結合処理は、連続する2以上のステップ間で信号灯色が同じである場合、当該連続する2以上のステップに対応する2以上の第1情報要素を1つに削減する。また、結合処理は、当該連続する2以上のステップにおける信号灯色の表示秒数を合算することにより、当該連続する2以上のステップに対応する2以上の第2情報要素を1つに削減する。
短縮処理は、車載機150(車両100)に送信する信号情報において、現在の信号灯色以降の所定変化数分の信号灯色に対応する情報要素に限定する処理である。例えば、路側機200(制御部22)は、車載機150(車両100)に送信する信号情報において、現在の信号灯色に対応する情報要素と、現在の信号灯色の次の信号灯色に対応する情報要素とに限定する。
図7は、一実施形態に係る削減処理の具体例を示す図である。
図7(a)及び表1に示すように、車灯器1及び2は、ステップ番号#1乃至#6の6つのステップにより、信号灯色の切り替わりの1つのサイクルを構成する。
Figure 2020161873
図7(a)及び(b)に示すように、削減処理前の信号情報は、現タイミングから70秒先までの期間における信号灯色の切り替わりを示している。具体的には、削減処理前の信号情報は、車灯器1及び2のそれぞれについて2サイクル分の信号灯色の切り替わりを示している。
図7(b)に示すように、信号情報を構成する車灯器情報は、車灯器1に対応する車灯器情報1と、車灯器2に対応する車灯器情報2とを有する。車灯器情報1及び2のそれぞれは、灯色変化数を示す情報要素と、各ステップに対応する情報要素とを含む。
灯色変化数を示す情報要素は、現在の信号灯色を「1」として、ステップの切り替わりごとに「1」が加算されたものである。1つのサイクルが6つのステップにより構成されており、車灯器情報が2サイクル分の信号灯色の切り替わりを示しているため、灯色変化数は「12」である。
各ステップに対応する情報要素は、信号灯色を示す情報要素(第1情報要素)と、この信号灯色の表示秒数を示す情報要素(第2情報要素)とを含む。各車灯器情報は、各ステップについて第1情報要素と第2情報要素とのセットを含む。1つのサイクルが6つのステップにより構成されており、車灯器情報が2サイクル分の信号灯色の切り替わりを示しているため、1つの車灯器情報は、第1情報要素と第2情報要素とのセットを12個有する。
路側機200(制御部22)は、図7(b)に示す信号情報に対して、上述した結合処理及び短縮処理を行うことにより情報量を削減し、図7(c)に示す信号情報を出力する。
図7(c)に示すように、路側機200(制御部22)は、車灯器2に対応する車灯器情報2においてステップ#1乃至#3の信号灯色がいずれも「赤」であるため、結合処理により、これらのステップ#1乃至#3についての3つの第1情報要素「赤」、「赤」、及び「赤」を、1つの第1情報要素「赤」に集約する。また、路側機200(制御部22)は、結合処理により、これらのステップ#1乃至#3の表示秒数を合算し、ステップ#1乃至#3についての3つの第2情報要素「10秒」、「5秒」、及び「2秒」を、1つの第2情報要素「17秒」に集約する。
その結果、車灯器情報2のステップ#1乃至#3について、削減前においては第1情報要素と第2情報要素とのセットが3個必要であったところ、削減後においては第1情報要素と第2情報要素とのセットが1個で済んでいる。つまり、2セット分の情報量が削減されている。
さらに、路側機200(制御部22)は、車灯器情報1及び2のそれぞれについて、短縮処理により、車載機150(車両100)に送信する信号情報において、現在の信号灯色以降の所定変化数までの車灯器情報に限定する。図7(c)において、所定変化数を「2」とする一例を示している。このように、車灯器情報1及び2のそれぞれを短縮することで情報量を削減している。
図7(d)に、図7(b)の時点から10秒後における信号情報の削減例を示す。図7(b)の時点から10秒後の時点はステップ#2の開始時点である。
図7(a)、(b)、及び(d)に示すように、路側機200(制御部22)は、車灯器1に対応する車灯器情報1においてステップ#3乃至#6の信号灯色がいずれも「赤」であるため、結合処理により、これらのステップ#3乃至#6についての4つの第1情報要素「赤」、「赤」、「赤」、及び「赤」を、1つの第1情報要素「赤」に集約する。また、路側機200(制御部22)は、結合処理により、ステップ#3乃至#6の表示秒数を合算し、ステップ#3乃至#6についての4つの第2情報要素「2秒」、「6秒」、「5秒」、及び「2秒」を、1つの第2情報要素「15秒」に集約する。
また、路側機200(制御部22)は、車灯器2に対応する車灯器情報2においてステップ#2及び#3の信号灯色がいずれも「赤」であるため、結合処理により、これらのステップ#2及び#3についての2つの第1情報要素「赤」及び「赤」を、1つの第1情報要素「赤」に集約する。また、路側機200(制御部22)は、結合処理により、ステップ#2及び#3の表示秒数を合算し、ステップ#2及び#3についての2つの第2情報要素「5秒」及び「2秒」を、1つの第2情報要素「7秒」に集約する。
さらに、路側機200(制御部22)は、車灯器情報1及び2のそれぞれについて、短縮処理により、車載機150(車両100)に送信する信号情報において、現在の信号灯色以降の所定変化数までの車灯器情報に限定する。
(動作フロー)
次に、一実施形態に係る路側機200の動作フローについて説明する。図8は、路側機200の動作フロー例を示す図である。図8に示すフローは、周期的に実行されてもよい。
図8に示すように、路側機200の制御部22は、インターフェイス23を介して外部装置(中央装置400又は交通信号制御機)から信号情報を取得する(S101)。
路側機200の受信部21bは、車載機150(車両100)からメッセージを受信する(S102)。このメッセージは、車両100の位置(GNSS位置情報)や車速等を含む。なお、S101及びS102の順番は、逆であってもよい。
路側機200の制御部22は、受信部21bが受信したメッセージに基づいて、車両100の車速を特定する。ここで、制御部22は、受信部21bが受信したメッセージに含まれる車速から、車両100の車速を特定する。制御部22は、受信部21bが周期的に受信したメッセージに含まれる位置(GNSS位置情報)の変化から、車両100の車速を特定してもよい。
車速が遅い場合、より多くの車両100が存在しているとみなすことができる。このような場合、周波数帯が混み合っているため、路側機200が送信する情報量を少なくすることで車載機150の送信機会の減少を防ぐ必要性が高い。
路側機200の制御部22は、特定した車速を閾値と比較する(S103)。
路側機200の制御部22は、特定した車速が閾値よりも高い場合(S103:YES)、信号情報の削減処理を行わないことを選択する(S104)。
一方、特定した車速が閾値以下である場合(S103:NO)、路側機200の制御部22は、信号情報の削減処理を行うことを選択する(S105)。この場合、制御部22は、削減処理により、信号情報の情報量を削減する。
ここで、路側機200の制御部22は、特定した車速に基づいて、信号情報の量を調整してもよい。制御部22は、特定した車速が低いほど、短縮処理における所定変化数を少なくする。一方、特定した車速が高いほど、短縮処理における所定変化数を多くする。例えば、制御部22は、特定した車速が一定速度以下である場合、信号情報に含める信号灯色の変化数を「2」とする一方、特定した車速が一定速度よりも高い場合、信号情報に含める信号灯色の変化数を「3」とする。
そして、路側機200の制御部22は、送信部21cを介して信号情報を車載機150に送信する(S106)。
(実施形態のまとめ)
以上説明したように、路側機200は、信号情報の量を削減する削減処理を行い、削減処理後の信号情報を無線通信により車載機150に送信する。これにより、路側機200及び車載機150が同じ周波数帯を時分割で共用する場合であっても、路側機200における送信時間を短くし、車載機150の送信機会を増やすことができるため、車載機150の送信機会の減少を抑制できる。
(短縮処理の変更例)
短縮処理は、車載機150に送信する信号情報を、現タイミングから所定時間が経過するまでの信号情報に限定するものであってもよい。図9は、短縮処理の変更例を示す図である。
図9(a)に示すように、路側機200(制御部22)は、車載機150に送信する信号情報を、現タイミングから30秒が経過するまでの信号情報に限定する。或いは、図9(b)に示すように、路側機200(制御部22)は、車載機150に送信する信号情報を、現タイミングから15秒が経過するまでの信号情報に限定する。
また、路側機200(制御部22)は、特定した車速に基づいて、信号情報の量を調整してもよい。路側機200(制御部22)は、特定した車速が低いほど、短縮処理における所定時間を短くする。一方、特定した車速が高いほど、短縮処理における所定時間を長くする。
例えば、路側機200(制御部22)は、特定した車速が一定速度以下である場合、図9(b)に示す短縮処理により信号情報を削減する。一方、特定した車速が一定速度よりも高い場合、図9(a)に示す短縮処理により信号情報を削減する。
(その他の実施形態)
上述した実施形態において、かなり先の信号情報の取得を望む車載機150が存在する可能性を特に考慮していなかった。しかしながら、そのような車載機150の存在を考慮し、路側機200(制御部22)が図10に示すような動作を行ってもよい。図10に示すように、路側機200(制御部22)は、削減処理を行う場合であっても、一定期間Tごと(例えば、5秒ごと)に、削減処理が行われていない信号情報を送信してもよい。
上述した実施形態において、路側機200(制御部22)が信号情報を外部装置から取得する一例について説明した。しかしながら、路側機200(制御部22)は、信号情報を予め路側機200の記憶媒体に記憶し、この記憶媒体から信号情報を取得してもよい。
また、上述した実施形態において、削減処理の対象とする信号情報が車灯器情報である一例について説明した。しかしながら、削減処理の対象とする信号情報が歩灯器情報であってもよいし、削減処理の対象とする信号情報が車灯器情報及び歩灯器情報の両方であってもよい。
また、上述した実施形態において、移動局が車載機150である一例について説明した。しかしながら、移動局は、歩行者が所持する携帯端末であってもよい。携帯端末は、例えばスマートフォン又はタブレット端末等である。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1 :交通通信システム
11 :無線通信部
11a :アンテナ
11b :受信部
11c :送信部
12 :GNSS受信機
13 :提示部
14 :駆動制御部
15 :制御部
21 :無線通信部
21a :アンテナ
21b :受信部
21c :送信部
22 :制御部
23 :インターフェイス
100 :車両
150 :車載機
200 :路側機
300 :交通信号灯器
400 :中央装置

Claims (10)

  1. 交通通信システムにおいて交通信号灯器が存在する道路の周辺に設けられる基地局であって、
    前記交通信号灯器の信号灯色に関する情報要素を複数の階梯それぞれについて含む信号情報を取得し、前記信号情報の量を削減する削減処理を行う制御部と、
    前記削減処理後の信号情報を無線通信により移動局に送信する送信部と、を備え、
    前記削減処理は、連続する2以上の階梯間で信号灯色が同じである場合、前記連続する2以上の階梯に対応する2以上の情報要素を1つに削減する結合処理を含む
    基地局。
  2. 前記情報要素は、前記交通信号灯器の信号灯色を示す第1情報要素と、前記信号灯色の表示秒数を示す第2情報要素と、を含み、
    前記結合処理は、前記連続する2以上の階梯間で信号灯色が同じである場合、
    前記連続する2以上の階梯に対応する2以上の第1情報要素を1つに削減することと、
    前記連続する2以上の階梯における信号灯色の表示秒数を合算することにより、前記連続する2以上の階梯に対応する2以上の第2情報要素を1つに削減することと、を含む
    請求項1に記載の基地局。
  3. 交差点における複数の方路に対応する複数の交通信号灯器が設けられる場合、前記制御部は、前記複数の交通信号灯器に対応する複数の信号情報を取得し、
    前記削減処理は、前記複数の交通信号灯器において、信号灯色の変化パターンが同じである2以上の交通信号灯器が存在する場合、前記2以上の交通信号灯器に対応する2以上の信号情報を1つに削減する削除処理をさらに含む
    請求項1又は2に記載の基地局。
  4. 前記削減処理は、前記送信部に送信させる前記信号情報を、現在の信号灯色以降の所定変化数までの信号情報に限定する短縮処理をさらに含む
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基地局。
  5. 前記削減処理は、前記送信部に送信させる前記信号情報を、現タイミングから所定時間が経過するまでの信号情報に限定する短縮処理をさらに含む
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基地局。
  6. 無線通信により移動局からメッセージを受信する受信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記受信部が受信した前記メッセージに基づいて、前記削減処理を行うか否かを選択する
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基地局。
  7. 前記メッセージは、車速の特定に用いる情報を含み、
    前記制御部は、
    前記情報により特定される前記車速が閾値よりも高い場合、前記削減処理を行わないことを選択し、
    前記情報により特定される前記車速が前記閾値以下である場合、前記削減処理を行うことを選択する
    請求項6に記載の基地局。
  8. 前記制御部は、前記削減処理を行うことを選択した場合、前記情報により特定される前記車速に基づいて前記信号情報の量を調整する
    請求項7に記載の基地局。
  9. 前記制御部は、一定期間が経過する度に、前記削減処理が行われていない前記信号情報を前記送信部に送信させる
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の基地局。
  10. 交通通信システムにおいて交通信号灯器が存在する道路の周辺に設けられる基地局の制御方法であって、
    前記交通信号灯器の信号灯色に関する情報要素を複数の階梯それぞれについて含む信号情報を取得することと、
    前記信号情報の量を削減する削減処理を行うことと、
    前記削減処理後の信号情報を無線通信により移動局に送信することと、を備え、
    前記削減処理は、連続する2以上の階梯間で信号灯色が同じである場合、前記連続する2以上の階梯に対応する2以上の情報要素を1つに削減する結合処理を含む
    制御方法。
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