JP2020161532A - プレーナコイル部品およびプレーナトランス - Google Patents

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崇広 横山
鈴木 啓之
Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
櫻井 隆行
Takayuki Sakurai
隆行 櫻井
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Abstract

【課題】プレーナコイル部品を小型化する。【解決手段】本開示のプレーナコイル部品10は、複数の絶縁層50と、少なくとも2つの配線層20と、磁性コア40と、を備え、絶縁層50と配線層20が交互に並んで接合されたプレーナコイル部品10であって、少なくとも2つの配線層20は、複数の絶縁層50のうち、隣り合う2つの絶縁層50の間にそれぞれ配置され、磁性コア40は、複数の絶縁層50の端部53と対向して配置され、隣り合う2つの絶縁層50の端部53の間であって配線層20と磁性コア40との間に側面絶縁部70が設けられ、側面絶縁部70は、少なくともガラスを含む、構成とした。【選択図】図3

Description

本開示は、プレーナコイル部品およびプレーナトランスに関する。
プリントコイルパターンを用いたコイル部品として、特開2002−8922号公報(下記特許文献1)の図6から図8に記載のチョークコイルが知られている。このチョークコイルは、基板と、基板の表裏面に積層された一対の第2の磁性コアと、複数の端子と、を備えている。基板は、絶縁基材と、絶縁基材の表裏面に形成されたコイルパターンと、絶縁基材の中央部に配された第1の磁性コアと、絶縁基材の両側部に配された一対の第4の磁性コアと、絶縁基材の表裏面を覆うように積層された一対の絶縁材と、を備え、これらを積層し加熱圧着を行うことで形成されている。
特開2002− 8922号公報
上記コイル部品の製造方法とは別の製造方法として、絶縁層と配線層を交互に積層し、絶縁層のスルーホールに接続導体を埋め込んで隣り合う一対の配線層を接合する製造方法が考えられる。この場合、隣り合う2つの絶縁層の間であって磁性コアと配線層との間には空隙が形成される。このため、磁性コアと配線層とは、絶縁状態を保持できるように離間して配置しなければならず、コイル部品の小型化の妨げとなり得る。
本開示のプレーナコイル部品は、複数の絶縁層と、少なくとも2つの配線層と、磁性コアと、を備え、前記絶縁層と前記配線層が交互に並んで接合されたプレーナコイル部品であって、前記少なくとも2つの配線層は、前記複数の絶縁層のうち、隣り合う2つの絶縁層の間にそれぞれ配置され、前記磁性コアは、前記複数の絶縁層の端部と対向して配置され、前記隣り合う2つの絶縁層の端部の間であって前記配線層と前記磁性コアとの間に側面絶縁部が設けられ、前記側面絶縁部は、少なくともガラスを含む、構成とした。
本開示によれば、プレーナコイル部品を小型化できる。
図1はプレーナコイル部品の全体構造を示した斜視図である。 図2は図1のプレーナコイル部品の上側磁性コアを外した斜視図である。 図3は図1のA−A断面図である。 図4は図1のB−B断面図である。 図5は図4のC−C断面図である。 図6は図1のプレーナコイル部品の製造方法を示すフローチャートである。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
(1)本開示のプレーナコイル部品は、複数の絶縁層と、少なくとも2つの配線層と、磁性コアと、を備え、前記絶縁層と前記配線層が交互に並んで接合されたプレーナコイル部品であって、前記少なくとも2つの配線層は、前記複数の絶縁層のうち、隣り合う2つの絶縁層の間にそれぞれ配置され、前記磁性コアは、前記複数の絶縁層の端部と対向して配置され、前記隣り合う2つの絶縁層の端部の間であって前記配線層と前記磁性コアとの間に側面絶縁部が設けられ、前記側面絶縁部は、少なくともガラスを含む、プレーナコイル部品である。
磁性コアと配線層が側面絶縁部によって絶縁されているから、磁性コアと配線層が接近した配置でも絶縁状態が保持される。側面絶縁部は絶縁性の高いガラスを含むから、高い絶縁性を確保できる。これにより、プレーナコイル部品の小型化が可能になる。
ここで「少なくとも2つの配線層」とは、1つのコイルを構成する2つ以上の配線層のことであり、コイルの層数が2以上であることを意味する。
(2)前記側面絶縁部は、前記隣り合う2つの絶縁層のうち一方の前記絶縁層に接合された第1絶縁部と、他方の前記絶縁層に接合された第2絶縁部と、からなり、前記第1絶縁部はガラスによって構成され、前記第2絶縁部は前記絶縁層と同じ材料によって構成されている。
第1絶縁部が一方の絶縁層に接合される際にガラスペーストが溶融することによって配線層や絶縁層の厚さの公差が吸収されるため、側面絶縁部と一方の絶縁層との間に隙間が形成されることはなく、高い絶縁性を確保できる。
(3)前記絶縁層と前記第2絶縁部はいずれもセラミック材料によって構成されている。
絶縁層と第2絶縁部はいずれも絶縁性の高いセラミック材料によって構成されているため、高い絶縁性を確保できる。
(4)上記のプレーナコイル部品を備えて構成されたプレーナトランスであって、前記配線層は、一次側配線層と、二次側配線層と、を備え、前記一次側配線層と前記二次側配線層が前記絶縁層を介して交互に積層されている、プレーナトランスである。
プレーナコイル部品をプレーナトランスに適用した場合、プレーナトランスの小型化が可能になる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のプレーナコイル部品10の具体例を、図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[プレーナコイル部品の全体構造]
本開示のプレーナコイル部品10(以下「コイル部品10」と略していう)は、産業上のパワーエレクトロニクス電源、特に電気自動車用充電ステーション、電気自動車用車載充電器、工業用IH等の高周波電源等に用いるスイッチング電源に適用可能なプレーナトランスである。
本開示ではコイル部品10の一例としてプレーナトランスを説明しているが、コイル部品10はプレーナトランスに限らず、チョークコイル、インダクタ等、パワーエレクトロニクス分野において広く適用可能である。
図1に示すコイル部品10は、配線基板11と、磁性コア40と、側面絶縁部70と、を備えている。配線基板11は、図4に示すように、複数の絶縁層50と、少なくとも2つの配線層20、30と、複数の接続導体60と、複数の外部電極80と、を備えて構成されている。少なくとも2つの配線層20、30は、一次側配線層20と、二次側配線層30と、を備えて構成されている。
絶縁層50と各配線層20、30は交互に並んで積層されている。具体的には最下層が絶縁層50、下から2層目が一次側配線層20、下から3層目が絶縁層50、下から4層目が二次側配線層30とされ、以後この順に並んで積層され、最上層が絶縁層50とされている。各層はこれらの順に積層された状態で焼成されることによって互いに接合されている。
本開示では配線基板11の一例として9つの絶縁層50と複数の一次側配線層20と複数の二次側配線層30と複数の接続導体60とを備える多層構造の配線基板11を説明しているが、絶縁層50の数はこれに限定されない。
図2に示すように、本開示の配線基板11の平面形状は長方形状であるが、長方形以外の多角形、円形、楕円形等であってもよい。配線基板11の中央部には貫通孔12が形成されている。貫通孔12は平面視で円孔とされ、配線基板11を上下方向に貫通する形態とされている。貫通孔12には、図3に示すように、磁性コア40の後述する中足部41が挿通されている。貫通孔12および中足部41はいずれも円形とされているが、円形以外の多角形、長方形、楕円形等であってもよい。
[絶縁層]
絶縁層50は上面および下面を有する。絶縁層50は、セラミックを主成分とする。「主成分」とは、80質量%以上含有される成分を意味する。絶縁層50を構成するセラミックとしては、例えばアルミナ、ベリリア、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、低温焼成セラミックス等が挙げられる。これらのセラミックは単体で、または2種以上組み合わせて使用できる。
一次側配線層20の上下に配置された2つの絶縁層50の間には一次側空隙51が形成されている。一次側空隙51の上下寸法は一次側配線層20の上下寸法(板厚)と同じである。一次側配線層20と一次側空隙51は同一層に配置され、一次側配線層20の存在しない領域が一次側空隙51とされている。一次側配線層20の上下に配置された2つの絶縁層50は一次側配線層20の上下寸法だけ離間して配置されている。
同様に、二次側配線層30の上下に配置された2つの絶縁層50の間には二次側空隙52が形成されている。二次側空隙52の上下寸法は二次側配線層30の上下寸法(板厚)と同じである。二次側配線層30と二次側空隙52は同一層に配置され、二次側配線層30の存在しない領域が二次側空隙52とされている。二次側配線層30の上下に配置された2つの絶縁層50は二次側配線層30の上下寸法だけ離間して配置されている。
[配線層]
一次側配線層20は上面および下面を有する。また、一次側配線層20は、導電性を有し、主成分として金属を含む。この金属としては、例えば、銅、アルミニウム、銀、金、白金、ニッケル、チタン、クロム、モリブデン、タングステン、これらの合金等が挙げられる。これらの中でも、コスト、導電性、熱伝導性、および強度の観点から、銅が好ましい。したがって、一次側配線層20として、銅箔または銅板が好適に使用できる。本開示の二次側配線層30は一次側配線層20と同じ材質とされているが、一次側配線層20と異なる材質であってもよい。
一次側配線層20は、図5に示すように、環状部21と、2つの一次側電極22と、2つのつなぎ部23と、を有する。つなぎ部23は、環状部21の端部と一次側電極22をつなぐ部分である。
環状部21は一次側コイルを構成する部分である。環状部21の平面形状は円形とされているが、円形以外の長方形、正方形、多角形等の環状であってもよい。環状部21の巻き数は1巻きとされているが、2巻き以上であってもよい。環状部21は貫通孔12の外周側に配されている。本開示の環状部21の軸は、厳密には貫通孔12の軸に対して左右方向にずれているが、環状部は貫通孔12と同軸をなす配置としてもよい。
一次側電極22の平面形状は長方形とされているが、長方形以外の円形、正方形、多角形等であってもよい。一次側電極22には図示しない一次側電線が接続されるようになっている。
図4に示すように、隣り合う2つの一次側配線層20は接続導体60を介して電気的に接続されている。接続導体60は、例えば銀ロウと銅チップとから構成されている。銀ロウ以外の接合材として例えば銀−銅合金等の金属ロウ材や、錫−銀−銅合金等の半田材を用いてもよい。また、銅チップ以外の金属部材として例えば銅合金等の金属チップを用いてもよいし、銅チップの形状は平面形状が円形のブロック体に限らず、楕円形や多角形のブロック体でもよい。
二次側配線層30は、一次側配線層20と同様の構成とされ、環状部31と、図示しない2つの二次側電極と、図示しない2つのつなぎ部と、を有する。二次側配線層30の構成については一次側配線層20と同様であるため、その説明を省略する。
[磁性コア]
磁性コア40はフェライト製の磁性体である。図3に示すように、磁性コア40は2つのE型コアによって閉磁路が形成されたものである。磁性コア40は配線基板11の一次側コイルおよび二次側コイルと直交する配置とされ、配線基板11の貫通孔12に挿通される中足部41と、中足部41の左右両側に配される2つの外足部42と、を有している。磁性コア40の中足部41および2つの外足部42は、複数の絶縁層50の端部53と対向して配置される。
[側面絶縁部]
側面絶縁部70は、隣り合う2つの絶縁層50の端部53の間であって各配線層20、30と磁性コア40との間に設けられている。図5に示すように、側面絶縁部70は、磁性コア40の中足部41に臨んで配された中足絶縁部70Aと、磁性コア40の外足部42に臨んで配された外足絶縁部70Bと、を備えて構成されている。
側面絶縁部70は、第1絶縁部71と、第2絶縁部72と、を備えて構成されている。第1絶縁部71は第2絶縁部72の上面に接合され、かつ絶縁層50の下面に接合されている。第2絶縁部72は、絶縁層50の上面に接合され、かつ第1絶縁部71の下面に接合されている。第1絶縁部71はガラスによって構成されている。第2絶縁部72はアルミナや窒化アルミ等のセラミック材料によって構成され、本開示では絶縁層50と同じ材料によって構成されている。
各絶縁層50は側面絶縁部70によって接着され、各配線層20、30は接続導体60によって接着されている。すなわち各絶縁層50は、側面絶縁部70によって相対移動不能に積層され、各配線層20、30は、接続導体60によって相対移動不能に積層されている。これにより、配線基板11は一体の焼結剛体として構成される。
一次側空隙51は、一次側配線層20の環状部21と側面絶縁部70との間に形成されている。このため、一次側配線層20と磁性コア40は側面絶縁部70によって物理的に分断され電気的に絶縁される。二次側空隙52は、二次側配線層30の環状部31と側面絶縁部70との間に形成されている。このため、二次側配線層30と磁性コア40は側面絶縁部70によって物理的に分断され電気的に絶縁される。
[コイル部品の製造方法]
コイル部品10は、図6に示すように、貫通孔形成工程と、第2絶縁部配置工程と、第1絶縁部印刷工程と、層配置工程と、接合工程と、を備える製造方法によって得られる。
<貫通孔形成工程>
本工程では、複数の絶縁層50が形成されるとともに、これらの絶縁層50に、これらの絶縁層50を厚み方向に貫通する貫通孔が形成される。
本工程では、最初に未焼結セラミックがセラミック基板状に成形される。具体的には、まず、セラミック粉末、有機バインダ、溶剤、および可塑剤等の添加剤が混合されることで、スラリーが得られる。次に、このスラリーが周知の方法によってシート状に成形されることで、基板状の未焼結セラミック(いわゆるセラミックグリーンシート)が得られる。
得られた複数のセラミックグリーンシートの中央部に、穿設等により、貫通孔が形成される。その後、セラミックグリーンシートが焼結されることで、セラミック製の複数の絶縁層50が得られる。
<第2絶縁部配置工程>
本工程では、絶縁層50の上面に第2絶縁部72が配置される。具体的には、絶縁層50の内周部分(貫通孔の孔縁部)に第2絶縁部72の中足絶縁部70Aが配置され、絶縁層50の外周部分に第2絶縁部72の外足絶縁部70Bが配置される。
<第1絶縁部印刷工程>
本工程では、第2絶縁部72の上面に第1絶縁部71が配置される。具体的には、第1絶縁部71の原料であるガラスペーストを第2絶縁部72の中足絶縁部70Aの上面と外足絶縁部70Bの上面とに印刷する。ガラスペーストは、印刷後、加熱を行うことで適切な粘度に調製されるものとしてもよい。
<層配置工程>
本工程では、複数の絶縁層50と複数の配線層20、30が交互に並んで積層される。具体的には、最下層となる絶縁層50の上面に、下から2層目となる一次側配線層20が配置され、一次側配線層20の上面に、下から3層目となる絶縁層50が配置される。次に、絶縁層50の上面に、下から4層目となる二次側配線層30が配置される。隣り合う2つの一次側配線層20は、適宜、複数の接続導体60を用いて導通可能に接続され、隣り合う2つの二次側配線層30は、適宜、複数の接続導体60を用いて導通可能に接続される。最上層である絶縁層50と外部電極80とが配置されることで積層体が得られる。
<接合工程>
本工程では、層配置工程で得られた積層体が焼成炉に通される。接続導体60の接合部と側面絶縁部70の第1絶縁部71とは、焼成炉を通過する過程で溶融および固化される。これにより、隣り合う2つの一次側配線層20が接続導体60によって接合され、隣り合う2つの二次側配線層30が接続導体60によって接合され、隣り合う2つの絶縁層50が側面絶縁部70によって接合される。これにより、配線基板11が形成される。この配線基板11に磁性コア40が装着されることでコイル部品10が得られる。
[効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)磁性コア40と配線層20、30が側面絶縁部70によって絶縁されているから、磁性コア40と配線層20、30が接近した配置でも絶縁状態が保持される。側面絶縁部70は絶縁性の高いガラスを含むから、高い絶縁性を確保できる。これにより、プレーナコイル部品10の小型化が可能になる。
(2)第1絶縁部71が一方の絶縁層50に接合される際にガラスペーストが溶融することによって配線層20、30や絶縁層50の厚さの公差が吸収されるため、側面絶縁部70と一方の絶縁層50との間に隙間が形成されることはなく、高い絶縁性を確保できる。
(3)絶縁層50と第2絶縁部72はいずれも絶縁性の高いセラミック材料によって構成されているため、高い絶縁性を確保できる。
(4)プレーナコイル部品10をプレーナトランスに適用した場合、プレーナトランスの小型化が可能になる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では側面絶縁部70がガラスとセラミック材料とを備えて構成されているが、側面絶縁部はガラスのみによって構成されているものとしてもよい。
(2)上記実施形態では絶縁層50と第2絶縁部72が別々の部品として構成されていたが、絶縁層50と第2絶縁部72が予め一体化された絶縁層を用いてもよい。
(3)上記実施形態では外足絶縁部70Bが配線基板11の外周部分の全体に配置されていたが、外足絶縁部は、配線基板11の外周部分のうち、外足部42と配線層20、30との間で沿面距離を確保できる領域に配置されていればよく、全体に配置されていなくてもよい。
(4)上記実施形態ではプレーナコイル部品10は一次側配線層20と二次側配線層30を備える構成としていたが、プレーナコイル部品は一次側配線層のみを備える構成としてもよい。
10…プレーナコイル部品
11…配線基板
12…貫通孔
20…一次側配線層
21…環状部
22…一次側電極
23…つなぎ部
30…二次側配線層
31…環状部
32…二次側電極
40…磁性コア
41…中足部
42…外足部
50…絶縁層
51…一次側空隙
52…二次側空隙
53…端部
60…接続導体
70…側面絶縁部
70A…中足絶縁部
70B…外足絶縁部
71…第1絶縁部
72…第2絶縁部
80…外部電極

Claims (4)

  1. 複数の絶縁層と、少なくとも2つの配線層と、磁性コアと、を備え、前記絶縁層と前記配線層が交互に並んで接合されたプレーナコイル部品であって、
    前記少なくとも2つの配線層は、前記複数の絶縁層のうち、隣り合う2つの絶縁層の間にそれぞれ配置され、
    前記磁性コアは、前記複数の絶縁層の端部と対向して配置され、
    前記隣り合う2つの絶縁層の端部の間であって前記配線層と前記磁性コアとの間に側面絶縁部が設けられ、
    前記側面絶縁部は、少なくともガラスを含む、プレーナコイル部品。
  2. 前記側面絶縁部は、前記隣り合う2つの絶縁層のうち一方の前記絶縁層に接合された第1絶縁部と、他方の前記絶縁層に接合された第2絶縁部と、からなり、前記第1絶縁部はガラスによって構成され、前記第2絶縁部は前記絶縁層と同じ材料によって構成されている、請求項1に記載のプレーナコイル部品。
  3. 前記絶縁層と前記第2絶縁部はいずれもセラミック材料によって構成されている、請求項2に記載のプレーナコイル部品。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプレーナコイル部品を備えて構成されたプレーナトランスであって、
    前記配線層は、一次側配線層と、二次側配線層と、を備え、前記一次側配線層と前記二次側配線層が前記絶縁層を介して交互に積層されている、プレーナトランス。
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