JP2020157929A - シフト装置 - Google Patents

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一馬 長友
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Abstract

【課題】簡単な構成のセンサにより回転部の3位置以上の回転位置を検出する。【解決手段】シフト装置10では、検出ギア32にマグネット34が設けられており、検出ギア32が回転されて、マグネット34が回転される。ここで、Nセンサ38及びSセンサ40がマグネット34の磁極の近接と離間とを検出することで、マグネット34の4位置の回転位置が検出されて、検出ギア32の4位置の回転位置が検出される。このため、簡単な構成のNセンサ38及びSセンサ40により検出ギア32の4位置の回転位置を検出できる。【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体が移動されてシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフト装置では、ロータカムが回転されて、ダイヤルノブが回転される。また、カムポジションセンサがロータカムの回転位置を検出する。
ここで、このようなシフト装置では、簡単な構成のセンサによりロータカムの3位置以上の回転位置を検出できるのが好ましい。
特開2017−136961号公報
本発明は、上記事実を考慮し、簡単な構成のセンサにより回転部の3位置以上の回転位置を検出できるシフト装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様のシフト装置は、移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、所定数のマグネットが設けられ、回転されて前記マグネットが回転される回転部と、それぞれ前記マグネットの磁極の近接と離間とを検出して前記マグネットの回転位置が検出されることで前記回転部の3位置以上の回転位置が検出される複数のセンサと、を備える。
本発明の第2態様のシフト装置は、本発明の第1態様のシフト装置において、第1の前記センサが前記マグネットのN極の近接と離間とを検出すると共に、第2の前記センサが前記マグネットのS極の近接と離間とを検出する。
本発明の第3態様のシフト装置は、本発明の第1態様又は第2態様のシフト装置において、第1の前記センサが前記マグネットの磁極の近接を検出する前記回転部の回転範囲と第1の前記センサが前記マグネットの磁極の離間を検出する前記回転部の回転範囲とにおいて第2の前記センサが検出する前記マグネットの磁極の近接と離間とが切替えられる。
本発明の第4態様のシフト装置は、本発明の第1態様〜第3態様の何れか1つのシフト装置において、第1の前記センサが前記マグネットの磁極の近接を検出する前記回転部の回転範囲と第2の前記センサが前記マグネットの磁極の近接を検出する前記回転部の回転範囲とが少なくとも一部において重複しない。
本発明の第5態様のシフト装置は、本発明の第1態様〜第4態様の何れか1つのシフト装置において、前記マグネットの長手方向両端に磁極が設けられる。
本発明の第1態様のシフト装置では、シフト体が移動されて、シフト位置が変更される。また、回転部に所定数のマグネットが設けられおり、回転部が回転されてマグネットが回転される。
ここで、複数のセンサがそれぞれマグネットの磁極の近接と離間とを検出して、マグネットの回転位置が検出されることで、回転部の3位置以上の回転位置が検出される。このため、センサの構成を簡単にでき、簡単な構成のセンサにより回転部の3位置以上の回転位置を検出できる。
本発明の第2態様のシフト装置では、第1のセンサがマグネットのN極の近接と離間とを検出すると共に、第2のセンサがマグネットのS極の近接と離間とを検出する。このため、第1のセンサが検出するマグネットのN極の近接と離間とが切替えられる回転部の回転位置と第2のセンサがマグネットのS極の近接と離間とが切替えられる回転部の回転位置とを検出でき、マグネットの数が少なくても、検出できる回転部の回転位置の数を多くできる。
本発明の第3態様のシフト装置では、第1のセンサがマグネットの磁極の近接を検出する回転部の回転範囲と第1のセンサがマグネットの磁極の離間を検出する回転部の回転範囲とにおいて、第2のセンサが検出するマグネットの磁極の近接と離間とが切替えられる。このため、第1のセンサがマグネットの磁極の近接を検出する回転部の回転範囲と第1のセンサがマグネットの磁極の離間を検出する回転部の回転範囲とにおいて、第2のセンサが検出するマグネットの磁極の近接と離間とが切替えられる回転部の回転位置を検出でき、検出できる回転部の回転位置の数を多くできる。
本発明の第4態様のシフト装置では、第1のセンサがマグネットの磁極の近接を検出する回転部の回転範囲と第2のセンサがマグネットの磁極の近接を検出する回転部の回転範囲とが少なくとも一部において重複しない。このため、検出できる回転部の回転位置の範囲を広くできる。
本発明の第5態様のシフト装置では、マグネットの長手方向両端に磁極が設けられる。このため、マグネットの構成を簡単にできる。
本発明の第1実施形態に係るシフト装置を示す左方から見た側面図である。 (A)及び(B)は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置の検出装置を示す図であり、(A)は、正面図であり、(B)は、側面図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置におけるNセンサ及びSセンサがON状態になるマグネットの回転範囲を示す正面図である。 (A)〜(D)は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置におけるマグネットの回転位置を示す正面図であり、(A)は、NセンサがON状態かつSセンサがOFF状態になるマグネットの回転位置を示し、(B)は、NセンサがON状態かつSセンサがON状態になるマグネットの回転位置を示し、(C)は、NセンサがOFF状態かつSセンサがON状態になるマグネットの回転位置を示し、(D)は、NセンサがOFF状態かつSセンサがOFF状態になるマグネットの回転位置を示している。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置におけるマグネットの回転位置と制御との関係を示す表である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置の検出装置を示す図であり、(A)は、正面図であり、(B)は、側面図である。
[第1実施形態]
図1には、本発明の第1実施形態に係るシフト装置10が左方から見た側面図にて示されている。なお、図1では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示している。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両に設置されており、シフト装置10の前方、左方及び上方は、例えばそれぞれ車両の前方、左方及び上方に向けられている。
図1に示す如く、シフト装置10には、シフト体としての略棒状のレバー12が設けられており、レバー12の下端部には、回転部としての略円柱状の回転軸12Aが一体に設けられている。回転軸12Aは、軸方向が左右方向に平行に配置された状態で、正方向(図1の矢印Aの方向)及び逆方向(図1の矢印Bの方向)に回転可能に支持されており、レバー12は、回転軸12Aを中心として、正方向(後側)及び逆方向(前側)に所定範囲で回動(移動)可能にされている。回転軸12Aの外周面には、被移動部としての矩形柱状の回転突起12Bが一体に設けられており、回転突起12Bは、回転軸12Aの径方向外側に突出されている。
レバー12の上側部分は、車室に延出されており、レバー12は、車両の乗員(特に運転者)により、上端部が把持された状態で、正方向及び逆方向に回動操作可能にされている。また、レバー12が逆方向側から正方向側に回動操作されることで、レバー12のシフト位置が、例えば、所定位置としての「P」位置(パーキング位置)、「R」位置(リバース位置)、「N」位置(ニュートラル位置)及び「D」位置(ドライブ位置)にこの順番で変更される。
シフト装置10には、シフト検出機構としてのシフト検出装置14が設けられており、シフト検出装置14は、レバー12の回動位置(回転軸12Aの回転位置)を検出して、レバー12のシフト位置を検出する。
シフト検出装置14は、車両の制御部としての制御装置16に電気的に接続されており、制御装置16には、車両の自動変速機18(変速機)が電気的に接続されている。レバー12が回動されて、レバー12のシフト位置が変更された際(レバー12のシフト位置の変更をシフト検出装置14が検出した際)には、制御装置16の制御により、自動変速機18のシフトレンジがレバー12のシフト位置に対応するシフトレンジに変更される。また、制御装置16には、車両のエンジン20が電気的に接続されている。
シフト装置10には、作動機構22が設けられている。
作動機構22には、移動体としての略円筒状のロータカム24が設けられており、ロータカム24は、内部にレバー12の回転軸12Aが同軸上に挿入された状態で、正方向及び逆方向に回転可能に支持されている。ロータカム24の内周面には、移動部としての矩形柱状の作動突起24Aが一体に設けられており、作動突起24Aは、ロータカム24の径方向内側に突出されている。ロータカム24は、基準位置(基準回転位置)に配置されており、作動突起24Aが回転軸12Aの回転突起12Bより正方向側に配置されることで、レバー12が「P」位置から「D」位置までの範囲で回動される際に回転突起12Bが作動突起24Aに当接不能にされている。
作動機構22には、駆動装置としてのモータ26が設けられており、モータ26は、ギア機構28(減速機構)を介してロータカム24に機械的に接続されている。モータ26は、制御装置16に電気的に接続されており、制御装置16の制御により、モータ26が駆動されることで、ギア機構28を介してロータカム24が回転される。
シフト装置10には、検出機構としての検出装置30が設けられている。
検出装置30には、回転部としての検出ギア32が設けられており、検出ギア32は、中心軸線が左右方向に平行に配置されると共に、ロータカム24の外周に噛合されている。検出ギア32は、初期回転位置(図1の135°位置)に配置されており、ロータカム24が正方向に回転されて、検出ギア32が+方向(図1等の矢印Cの方向)に回転されると共に、ロータカム24が逆方向に回転されて、検出ギア32が−方向(図1等の矢印Dの方向)に回転される。
検出ギア32の左側には、矩形柱状のマグネット34(図2の(A)及び(B)参照)が一体に設けられており、マグネット34は、長手方向が検出ギア32の径方向に沿って配置されると共に、中心(長手方向及び幅方向の中心)が検出ギア32の中心軸線上に配置されている。マグネット34の一端は、磁極としてのN極34Nにされると共に、マグネット34の他端は、磁極としてのS極34Sにされており、マグネット34は、初期回転位置(図1の135°位置)に配置されている。
検出ギア32及びマグネット34の左側には、検出部としてのセンサ基板36(図2の(A)及び(B)参照)が設けられている。センサ基板36は、左右方向に垂直に配置されると共に、制御装置16に電気的に接続されている。
センサ基板36の表側(右側)には、センサとしてのNセンサ38(スイッチホールセンサ)が固定されており、Nセンサ38の裏側は、センサ基板36の表面に向けられている。Nセンサ38は、3個の端子38Aを有しており、Nセンサ38は、各端子38Aにおいてセンサ基板36に電気的に接続されている。Nセンサ38は、表側から裏側に向かう磁場を検出可能にされており、Nセンサ38は、マグネット34のN極34Nの近接を検出可能されている。Nセンサ38は、検出ギア32の中心軸線に対し、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が45°位置である際にマグネット34のN極34Nが向けられる方向に配置されている(図3参照)。このため、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が0°位置(図2(A)の位置)以上90°位置以下の範囲である際には、Nセンサ38が、マグネット34のN極34Nの近接を検出して、ON状態になる(出力をHighレベルにする)。一方、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が90°位置以上360°位置未満の範囲である際には、Nセンサ38が、マグネット34のN極34Nの離間を検出して、OFF状態になる(出力をLowレベルにする)。
センサ基板36の表側には、センサとしてのSセンサ40(スイッチホールセンサ)が固定されており、Sセンサ40の裏側は、センサ基板36の表面に向けられている。Sセンサ40は、3個の端子40Aを有しており、Sセンサ40は、各端子40Aにおいてセンサ基板36に電気的に接続されている。Sセンサ40は、裏側から表側に向かう磁場を検出可能にされており、Sセンサ40は、マグネット34のS極34Sの近接を検出可能されている。Sセンサ40は、Nセンサ38と検出ギア32の中心軸線を中心とした同一円上に配置されており、Sセンサ40は、検出ギア32の中心軸線に対し、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が90°位置である際にマグネット34のS極34Sが向けられる方向に配置されている(図3参照)。このため、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が45°位置以上135°位置以下の範囲である際には、Sセンサ40が、マグネット34のS極34Sの近接を検出して、ON状態になる(出力をHighレベルにする)。一方、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が0°位置以上45°位置未満の範囲及び135°位置より大きく360°位置未満の範囲である際には、Sセンサ40が、マグネット34のS極34Sの離間を検出して、OFF状態になる(出力をLowレベルにする)。
検出ギア32及びマグネット34が0°位置を−方向側に通過する瞬間には、Sセンサ40がOFF状態のまま、Nセンサ38がON状態からOFF状態に切替わる。検出ギア32及びマグネット34の回転位置が0°位置以上45°位置未満の範囲である際には、Nセンサ38がON状態になると共に、Sセンサ40がOFF状態になる(図4(A)参照)。検出ギア32及びマグネット34の回転位置が45°位置以上90°位置以下の範囲である際には、Nセンサ38がON状態になると共に、Sセンサ40がON状態になる(図4(B)参照)。検出ギア32及びマグネット34の回転位置が90°位置より大きく135°位置以下の範囲である際には、Nセンサ38がOFF状態になると共に、Sセンサ40がON状態になる(図4(C)参照)。検出ギア32及びマグネット34が135°位置を+方向側に通過する瞬間には、Nセンサ38がOFF状態のまま、Sセンサ40がON状態からOFF状態に切替わる(図4(D)参照)。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、レバー12が「P」位置以外の位置(例えば「D」位置)に配置される際における所定の機会(例えばエンジン20が停止された場合)に、制御装置16の制御により、自動変速機18のシフトレンジが自動的に「P」レンジ(パーキングレンジ)に変更される。
ここで、レバー12が「P」位置以外の位置に配置される際における所定の機会には、作動機構22において、制御装置16の制御により、モータ26が逆駆動されることで、ギア機構28を介してロータカム24が基準位置から逆方向に回転される。このため、ロータカム24の作動突起24Aがレバー12の回転軸12Aの回転突起12Bに当接されて、回転軸12Aが逆方向に回転されることで、レバー12が逆方向に回動されて、レバー12が「P」位置に回動される。これにより、レバー12のシフト位置が自動変速機18のシフトレンジに対応される。
また、ロータカム24が逆方向に回転される際には、検出装置30において、ロータカム24によって、検出ギア32及びマグネット34が初期回転位置(135°位置)から−方向に回転される。そして、検出ギア32及びマグネット34が45°位置を−方向側に通過する瞬間には、Nセンサ38がON状態のまま、Sセンサ40がON状態からOFF状態に切替わることで、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が45°位置であることが検出される(図5参照)。このため、制御装置16の制御により、モータ26の逆駆動が減速されて、ロータカム24の逆方向への回転及びレバー12の逆方向への回動が減速される。これにより、後述の如くロータカム24の逆方向への回転及びレバー12の逆方向への回動が停止される際には、ロータカム24の逆方向への回転及びレバー12の逆方向への回動が適切に停止される。
さらに、レバー12が「P」位置に回動された際には、検出ギア32及びマグネット34が0°位置に配置される。そして、検出ギア32及びマグネット34が0°位置を−方向側に通過する瞬間には、Sセンサ40がOFF状態のまま、Nセンサ38がON状態からOFF状態に切替わることで、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が0°位置であることが検出される(図5参照)。このため、制御装置16の制御により、モータ26の逆駆動が停止されることで、ロータカム24の逆方向への回転及びレバー12の逆方向への回動が停止されて、レバー12が「P」位置に停止される。
また、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が0°位置であることが検出された際には、制御装置16の制御により、モータ26が正駆動されることで、ロータカム24が正方向に回転される。そして、検出ギア32及びマグネット34が90°位置を+方向側に通過する瞬間には、Sセンサ40がON状態のまま、Nセンサ38がON状態からOFF状態に切替わることで、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が90°位置であることが検出される(図5参照)。このため、制御装置16の制御により、モータ26の正駆動が減速されて、ロータカム24の正方向への回転が減速される。これにより、後述の如くロータカム24の正方向への回転が停止される際には、ロータカム24の正方向への回転が適切に停止される。
さらに、ロータカム24が基準位置に回転された際には、検出ギア32及びマグネット34が初期回転位置(135°位置)に配置される。そして、検出ギア32及びマグネット34が135°位置を+方向側に通過する瞬間には、Nセンサ38がOFF状態のまま、Sセンサ40がON状態からOFF状態に切替わることで、検出ギア32及びマグネット34の回転位置が初期回転位置であることが検出される(図5参照)。このため、制御装置16の制御により、モータ26の正駆動が停止されることで、ロータカム24の正方向への回転が停止されて、ロータカム24が基準位置に停止される。
ここで、Nセンサ38及びSセンサ40がマグネット34の磁極の近接と離間とを検出してそれぞれON状態とOFF状態とになることで、マグネット34の4位置(0°位置、45°位置、90°位置及び135°位置)の回転位置が検出されて、検出ギア32の4位置(0°位置、45°位置、90°位置及び135°位置)の回転位置が検出される。このため、Nセンサ38及びSセンサ40の構成を簡単にでき、簡単な構成のNセンサ38及びSセンサ40により検出ギア32の4位置の回転位置を検出できる。
さらに、Nセンサ38がマグネット34のN極34Nの近接と離間とを検出すると共に、Sセンサ40がマグネット34のS極34Sの近接と離間とを検出する。このため、Nセンサ38が検出するマグネット34のN極34Nの近接と離間とが切替えられる検出ギア32の回転位置(0°位置及び90°位置)とSセンサ40がマグネット34のS極34Sの近接と離間とが切替えられる検出ギア32の回転位置(45°位置及び135°位置)とを検出でき、マグネット34の数が少なくても、検出できる検出ギア32の回転位置の数を多くできる。
また、Nセンサ38がマグネット34のN極34Nの近接を検出する検出ギア32の回転範囲(0°位置以上90°位置以下の範囲)の45°位置において、Sセンサ40が検出するマグネット34のS極34Sの近接と離間とが切替えられる。さらに、Nセンサ38がマグネット34のN極34Nの離間を検出する検出ギア32の回転範囲(90°位置より大きく360°位置未満の範囲)の135°位置において、Sセンサ40が検出するマグネット34のS極34Sの近接と離間とが切替えられる。このため、Nセンサ38がマグネット34のN極34Nの近接を検出する検出ギア32の回転範囲とNセンサ38がマグネット34のN極34Nの離間を検出する検出ギア32の回転範囲とにおいて、Sセンサ40が検出するマグネット34のS極34Sの近接と離間とが切替えられる検出ギア32の回転位置を検出でき、検出できる検出ギア32の回転位置(45°位置及び135°位置)の数を多くできる。
しかも、Sセンサ40がマグネット34のS極34Sの近接を検出する検出ギア32の回転範囲(45°位置以上135°位置以下の範囲)の90°位置において、Nセンサ38が検出するマグネット34のN極34Nの近接と離間とが切替えられる。さらに、Sセンサ40がマグネット34のS極34Sの離間を検出する検出ギア32の回転範囲(0°位置以上45°位置未満の範囲及び135°位置よりも大きく360°位置未満の範囲)の0°位置において、Nセンサ38が検出するマグネット34のN極34Nの近接と離間とが切替えられる。このため、Sセンサ40がマグネット34のS極34Sの近接を検出する検出ギア32の回転範囲とSセンサ40がマグネット34のS極34Sの離間を検出する検出ギア32の回転範囲とにおいて、Nセンサ38が検出するマグネット34のN極34Nの近接と離間とが切替えられる検出ギア32の回転位置を検出でき、検出できる検出ギア32の回転位置(0°位置及び90°位置)の数を多くできる。
また、Nセンサ38がマグネット34のN極34Nの近接を検出する検出ギア32の回転範囲(0°位置以上90°位置以下の範囲)とSセンサ40がマグネット34のS極34Sの近接を検出する検出ギア32の回転範囲(45°位置以上135°位置以下の範囲)とが一部(0°位置以上45°位置未満の範囲及び90°位置より大きく135°位置以下の範囲)において重複しない。このため、検出できる検出ギア32の回転位置の範囲(0°位置以上135°位置以下の範囲)を広くできる。
さらに、Nセンサ38及びSセンサ40のセンサ基板36における配置やNセンサ38及びSセンサ40の感度を調整することで、Nセンサ38及びSセンサ40がマグネット34の磁極の近接を検出する検出ギア32の回転範囲を調整できる。このため、Nセンサ38及びSセンサ40が検出するマグネット34の磁極の近接と離間とが切替わる検出ギア32の回転位置を容易に調整でき、検出できる検出ギア32の回転位置を容易に調整できる。
また、上述の如く、Nセンサ38及びSセンサ40がマグネット34の磁極の近接と離間とを検出するのみであり、Nセンサ38及びSセンサ40の構成を簡単にできる。このため、Nセンサ38及びSセンサ40を小型化及び低コスト化できる。しかも、Nセンサ38及びSセンサ40のためのセンサ基板36の回路面積を小さくできて、センサ基板36を小型化及び低コスト化できる。これにより、検出装置30を小型化及び低コスト化できる。しかも、センサ基板36の回路設計の制限を低減できる。
さらに、マグネット34が、柱状にされて、長手方向両端にN極34NとS極34Sとを設けられるのみである。このため、マグネット34の構成を簡単にでき、マグネット34を小型化及び低コスト化できて、検出装置30を一層小型化及び低コスト化できる。
[第2実施形態]
図6(A)には、本発明の第2実施形態に係るシフト装置50の検出装置30が正面図にて示されており、図6(B)には、シフト装置50の検出装置30が側面図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置50は、上記第1実施形態とほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図6の(A)及び(B)に示す如く、本実施形態に係るシフト装置50の検出装置30では、センサ基板36の裏側にSセンサ40が固定されており、Sセンサ40は、裏側がセンサ基板36の裏面に向けられると共に、第1実施形態のSセンサ40とセンサ基板36の表裏方向反対位置に配置されている。Sセンサ40は、表側から裏側に向かう磁場を検出可能にされており、Sセンサ40は、マグネット34のS極34Sの近接を検出可能されている。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、Nセンサ38がマグネット34のN極34Nの近接を検出する検出ギア32の回転範囲の一部とSセンサ40がマグネット34のS極34Sの近接を検出する検出ギア32の回転範囲の一部とが重複される。しかしながら、Nセンサ38がマグネット34のN極34Nの近接を検出する検出ギア32の回転範囲及びSセンサ40がマグネット34のS極34Sの近接を検出する検出ギア32の回転範囲の一方の全部と他方とが重複されてもよく、Nセンサ38がマグネット34のN極34Nの近接を検出する検出ギア32の回転範囲の全部とSセンサ40がマグネット34のS極34Sの近接を検出する検出ギア32の回転範囲の全部とが重複されなくてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、マグネット34が1個設けられる。しかしながら、マグネット34が2個以上設けられてもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、センサ(Nセンサ38及びSセンサ40)が2個設けられる。しかしながら、センサが3個以上設けられてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、検出装置30が検出ギア32の4位置の回転位置を検出する。しかしながら、検出装置30が検出ギア32の3位置以上の回転位置を検出すればよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態において、検出ギア32がギア機構28を構成してもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、ロータカム24(移動体)が回転(中心軸線周りに回転)される。しかしながら、移動体が回動又はスライドされてもよく、この場合、移動体の回動又はスライドに伴い検出ギア32が回転される。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、検出装置30がロータカム24の回転位置を検出する。しかしながら、検出装置30がレバー12の回動位置(回転軸12Aの回転位置)を検出してもよく、検出装置30がレバー12の回動(回転軸12Aの回転)をロックするロック部材の移動位置を検出してもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、レバー12(シフト部材)が回動される。しかしながら、シフト部材が回転(中心軸線周りに回転)又はスライドされてもよい。
10・・・シフト装置、12・・・レバー(シフト体)、32・・・検出ギア(回転部)、34・・・マグネット、34N・・・N極(磁極)、34S・・・S極(磁極)、38・・・Nセンサ(センサ)、40・・・Sセンサ(センサ)、50・・・シフト装置

Claims (5)

  1. 移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    所定数のマグネットが設けられ、回転されて前記マグネットが回転される回転部と、
    それぞれ前記マグネットの磁極の近接と離間とを検出して前記マグネットの回転位置が検出されることで前記回転部の3位置以上の回転位置が検出される複数のセンサと、
    を備えるシフト装置。
  2. 第1の前記センサが前記マグネットのN極の近接と離間とを検出すると共に、第2の前記センサが前記マグネットのS極の近接と離間とを検出する請求項1記載のシフト装置。
  3. 第1の前記センサが前記マグネットの磁極の近接を検出する前記回転部の回転範囲と第1の前記センサが前記マグネットの磁極の離間を検出する前記回転部の回転範囲とにおいて第2の前記センサが検出する前記マグネットの磁極の近接と離間とが切替えられる請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 第1の前記センサが前記マグネットの磁極の近接を検出する前記回転部の回転範囲と第2の前記センサが前記マグネットの磁極の近接を検出する前記回転部の回転範囲とが少なくとも一部において重複しない請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
  5. 前記マグネットの長手方向両端に磁極が設けられる請求項1〜請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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