JP2020157528A - 粘着テープ用巻心及びこの巻心を用いた粘着テープ巻回体 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻回した粘着テープをできるだけ正常に保持すると共に、再生利用が可能であり、また効率よく工業的に製造し、極めて経済的に得ようとする。【課題手段】粘着テープを巻回する巻心1において、粘着テープに対応する幅と変形しない適度の厚みを有する紙管で形成された内側管状体2の外周面に、ライナー6と中しん7を有する片面段ボール5を巻き付けて外側管状体を形成する。この片面段ボール5は、その厚みを1.3〜0.6mmとし、中しんの段数を30cm当り90〜125としたものであり、その中しん7には2〜10mm間隔でライナーに達しないハーフカット線10又は筋押し線を中しんの山部に対して交差する方向に並行的に設けている。この片面段ボール5を内側管状体2にスパイラル状14に巻回して粘着テープ用巻心1とする。上記ハーフカット線10又は筋押し線は巻心1の長手方向に沿うように伸びている。【選択図】図3

Description

本発明は、粘着テープ用巻心及びこの巻心を使用した粘着テープ巻回体の改良に関する。
粘着テ−プの多くは、紙製の円筒体である紙管を巻心にしてこれに巻付けたロ−ル状態で販売されている。これらの粘着テ−プはその製造の際に一定のテンションを掛けた状態で巻心に巻取られるために、巻取られたものには内部応力ひずみが存在し、これが原因となって縮まろうとすることから、巻回された粘着テープにテレスコープ現象(竹の子現象)が生じたり、巻心の一部が潰れるなどの変形を引起すことがある。
また、粘着テ−プの種類によっては、巻回した粘着テ−プの保管中に、湿度、温度等の影響によって新たな内部応力を発生し、変形を起すこともある。
このような各種の変形を避けるために、巻心の外側にポリエチレンその他のポリオレフィンなどの独立気泡を有する発泡シ−トを巻付け、その上から粘着テープを巻回することにより、この発泡シ−トによって内部応力を吸収緩和すること等によって変形を防止するようにしている。
このような巻心は、粘着テ−プを巻戻して全て使用した後で廃棄されるが、巻心を構成する紙の部分は自然環境中で分解されて行くけれども、ポリオレフィン製の発泡シ−トは分解されることがないので、これが放置された場合には環境汚染の原因となる。また、再利用するにしても紙類と発泡シートを分けなければならないし、そのまま多量のものを焼却処分する場合にも高い燃焼熱が発生して焼却炉を傷めるという問題もある。
こうしたことから、出願人は先に上記巻心に使用する発泡シートとして生分解性プラスチックを使用するものを提案した(特許文献1)。この巻心は、廃棄後に放置されても自然に生分解されて行き、また、焼却した場合にも低い燃焼熱しか発生せず、容易に焼却処分もできることから環境に優しいものではあるが、未だコストが割高であり、広く用いることが出来るまでには至っていない。
そこで、出願人はその後、紙管の外側に片面段ボールの中しんを内側にし、ライナー側を表側にしてくるりと巻き付け、これを巻心として粘着テープを巻回するようにしたものを提供した。(特許文献2)
特開平8−217338号公報 特願2017−186837号
本発明は、上記した先行技術のものを更に一層改良し、粘着テープを巻回することによって生じる内部応力ひずみを吸収して減少し、巻回された粘着テープをできるだけ正常に保持すると共に、粘着テ−プを使い切った後で廃棄される巻心が、自然環境中でも自然に分解されて行って環境汚染の原因となることもなく、また、再生利用することができるし、更に同時に多量のものを焼却処分する場合にも高い燃焼熱が発生して焼却炉を傷めるという問題も起さないものを提供すると共に、この粘着テープ用巻心及びこれに粘着テープを巻回した粘着テープ巻回体を効率よく工業的に製造し、極めて経済的に得られるようにするものである。
本発明は、粘着テープを巻回するための巻心において、粘着テープの幅に対応する幅と変形しないような適度の厚みを有する紙管で形成された内側管状体の外周面に、ライナーと中しんを有する片面段ボールを巻き付けて外側管状体を形成する。この外側管状体の片面段ボールは、その厚みを1.3〜0.6mmとし、中しんの段数を30cm当り90〜125としたものであり、その中しんには2〜10mm間隔でライナーに達しないハーフカット線又は筋押し線を中しんの山部に対して交差する方向に並行的に設けており、こうした片面段ボールを内側管状体にスパイラル状に巻回して粘着テープ用巻心とするものである。
更に、こうしたハーフカット線又は筋押し線は巻心の長手方向に沿って伸びるように片面段ボールをスパイラル状に巻回する。
また、上記片面段ボールは中しん側を外側に向けて内側管状体に巻回するようにするとよい。
そして、こうした巻心に粘着テープを巻き付けて粘着テープ巻回体とするものである。
本発明によれば、巻心に粘着テープを確実に巻き付けることができ、巻付けの際に生じる内部応力ひずみにより縮まろうとする作用を上記外側管状体が効果的に吸収し、テレスコープ現象が生じたり、巻心の一部が潰れるなどの変形を引起すことがない。また、粘着テ−プの種類によっては、巻回した粘着テ−プの保管中に、湿度、温度等の影響によって新たな内部応力を発生することがあるが、これも効果的に吸収して変形することを防ぐことができる。
そして、粘着テ−プを巻戻して全て使用した後で廃棄される巻心は、自然環境の中でも自然と分解されて環境汚染の原因となることもなく、また、紙材料として再生利用することができるし、同時に多量のものを焼却処分しても高い燃焼熱が発生して焼却炉を傷めるという問題も起さない。
更に、外側管状体は片面段ボールの中しんに、中しんの山部に対して交差する方向にそのライナーに達しないようなハーフカット線又は筋押し線を多数平行状に形成しているので、この片面段ボールを内側管状体にスパイラル状に簡単に巻き付けることができ、更に機械的な生産も容易にできるようになり、効率的な製造を経済的に行うことができる。
本発明の巻心の実施例を示す正面図である。 図1に示す巻心に使用する片面段ボールの平面図(B)及び側面図(A)である。 巻心の内側管状体に外側管状体の片面段ボールをスパイラル状に巻き付けるときの説明図である。 図1に示す巻心に粘着テープを巻き付けた粘着テープ巻回体の正面図である。
巻心1は、紙管で形成した内側管状体2を有しており、巻き付ける粘着テープの幅に対応する幅を有すると共に、粘着テープを巻回したときにも変形しないような適度の厚さを有している。
図示する内側管状体2は、内径を76.5mm(3インチ)とし、厚みを2.0mmとしているものであるが、内径を25.7mm(1インチ)とした小巻のものとすることもできる。
この内側管状体2の内面には、通常、化粧用の薄い内面紙が貼られている。
この内側管状体2の外側には外側管状体4があって、この外側管状体として片面段ボール5が使用される。この外側管状体4の片面段ボールにはライナー6と中しん7があり、この両者を含む厚さ(段高)は1.3〜0.6mm程度であり、その中しん7の30cm当りの段数は90〜125程度のものが使用される。好ましくは、厚みが0.7〜0.6mm程度であり、段数を30cm当り120±5程度としたものがある。
上記外側管状体4を形成する片面段ボール5としては、通例、E段(厚さが1.2mm,30cm当りの段数93±5)とか、F段(厚さが0.6mm,30cm当りの段数120)とか言われて販売されているものを使用することができる。
上記外側管状体4の片面段ボール5には、中しん7の山部8及び谷部9に対して交差する方向にハーフカット線10を設けている。このハーフカット線10は中しん7に切れ目が入っているが、ライナー6には切れ目が入らないようにするとよい。
このハーフカット線10は、並行状態に多数設けると良いが、図に示すものでは2〜10mm間隔程度に、好ましくは2〜7.5mm間隔程度にして並行状態に形成している。間隔が狭くなり過ぎると製造が面倒であり、広くなり過ぎると後記するスパイラルに巻くときに困難を伴うようになる。
こうした片面段ボール5は、上記内側管状体2の紙管の外表面に適度の角度をもってスパイラル14に巻き付けるようにすると、スムーズに巻き付けることができる。その際、片面段ボール5の側端辺15が重なり合って段差ができるようにすることなく突き合わせ状態にすると良く、そのときに側端辺15の間に僅かに隙間が生じることは許容される。
上記片面段ボール5の中しん7にハーフカット線10を設ける場合、片面段ボール5を内側管状体2にスパイラルに巻き付けるときの角度と同じか、近似した角度となるように設けると良い。こうすると、内側管状体2にスパイラル状に巻き付けた片面段ボール5に形成されているハーフカット線10は、巻心の内側管状体の長手方向に沿って伸びる状態か、ほぼ沿って伸びる状態になるので、片面段ボール5を抵抗なくスムーズにスパイラル巻きすることができる。
上記したものでは、片面段ボール5の中しん7にハーフカット線10を設けるようにしたが、ハーフカット線に替えて押刃ローラーなどによって同様に筋押し線を設けるようにすることもできる。また、ハーフカット線10と筋押し線を併用するようにしてもよい。
上記の片面段ボール5は、通常、図に示すようにその中しん7を外側にして内側管状体2にスパイラルに巻回すると巻き易いことが多いが、中しん7を内側にして内側管状体2にスパイラルに巻回することもできるので、いずれの側から巻回してもよい。
上記片面段ボール5の中しん7を外側にしてスパイラルに巻回した場合には、そのまま外側に粘着テープを巻くと、中しん7の山部8と谷部9による凹凸があるし、粘着テープが透明性であった場合に山部8と谷部9が透けて見えたりして異質感を感じるし、体裁が悪いこともあるので、中しんの外側に少し厚めのライナー紙16を巻くようにするとよい。
図示するものでは、厚さが0.2mm程度のライナー紙16を同じくスパイラル状に巻回しており、その上に更に50μm程度の薄い表面紙を巻き付けている。
こうした外側管状体4の片面段ボール5は、内側管状体2の紙管の外表面との間に介在させた接着剤によって固定する。また、片面段ボール5とライナー紙16の間、ライナー紙16と表面紙の間も接着剤によって固定するようにすると良い。
この接着剤としては特に限定されないが、水溶性の接着剤を用いると巻心を廃棄する場合に環境に優しいものとなる。
こうした巻心1には、粘着テープ20にテンションを掛けながら所要の長さに巻回して行くと粘着テープ巻回体21を得ることができる。通常、長い巻心に広幅の粘着テープを巻回し、これを15mm、18mm、20mmその他の用途に応じた幅に輪切りに裁断して粘着テープ巻回体にするとよい。
上記粘着テープとしては、その基材にセロファンテープ、プラスチックテープ、金属テープ、紙テープなどを使用した各種のテープを用いることができる。
こうした粘着テープ巻回体21には、上記したように粘着テープ20の巻回によって内部応力ひずみを生じやすいけれども、巻心の外側管状体がスパイラル状に巻かれた片面段ボールで形成されているので、上記ひずみを主としてその中しん7が吸収して、テレスコープ現象などの変形を防止することができる。
特に、セロファン粘着テープでは、温度や湿度の変化に応じてセロファンが伸び縮みし易いことから、巻心に設けた外側管状体4によってその変化を効果的に吸収することができて有効である。
以下に示す実施例、比較例を作製、用意して、それらの性能を見るために下記の試験を行った。
(実施例1)
内側管状体(紙管): 内側より外側に向かって、0.5mm厚/0.5mm厚/0.5mm厚/0.5mm厚の原紙を4層に重ねたものの最内側を0.08mm厚の内面紙で覆ったもので、紙管の総厚みが2.08mmで、内径が76.5mmで、長さが660mmのものを用意した。
外側管状体(片面段ボール): 坪量が120g/mのライナーに、坪量が120g/mの原紙を中しんとして、厚みが0.6mmで、30cm当りの段数が120のF段を用意した。この片面段ボールの中しん側に、中しんの山部の延びる方向に対して60度の角度で交差するハーフカット線を2mm間隔で並行状態に形成した。
巻心: 上記内側管状体(紙管)の外表面に、上記外側管状体(片面段ボール)の中しん側が外側になるようにして、内側管状体(紙管)の長手方向に対して60度の角度で片面段ボールの側端縁が突き合せ状態になるようにしてスパイラル状に巻回して水溶性接着剤で貼り合せた。このとき、片面段ボールのハーフカット線は紙管の長手方向に沿って伸びている。
上記片面段ボールの外側に厚さ0.19mmのライナー紙を同じくスパイラルに巻回し、その上を厚さ0.05mmの表面紙で覆い、いずれも水溶性接着剤で貼り合せた。
粘着テープ巻回体:上記長さ660mmの巻心に、セロファンの厚さ34μmの基材にゴム系粘着剤層を17μmの厚さに塗布したセロファン粘着テープの600mm巾のものを、長さ70mに巻き付けた。そして、これを15mm幅に輪切りに裁断して粘着テープ巻回体を作製した。
(実施例2)
巻心の外側管状体(片面段ボール)の中しん側に設けたハーフカット線を5mm間隔の並行状態に形成し、他は実施例1と同様にして巻心、粘着テープ巻回体を作製した。
(実施例3)
巻心の外側管状体(片面段ボール)の中しん側に設けたハーフカット線を7.5mm間隔の並行状態に形成し、他は実施例1と同様にして巻心、粘着テープ巻回体を作製した。
(比較例1)
巻心の外側管状体(片面段ボール)の中しん側に設けたハーフカット線を15mm間隔の並行状態に形成し、他は実施例1と同様にして巻心、粘着テープ巻回体を作製した。
(比較例2)
巻心の外側管状体(片面段ボール)の中しん側に設けたハーフカット線を20mm間隔の並行状態に形成し、他は実施例1と同様にして巻心、粘着テープ巻回体を作製した。
(比較例3)
巻心の外側管状体(片面段ボール)の中しん側に設けたハーフカット線を25mm間隔の並行状態に形成し、他は実施例1と同様にして巻心、粘着テープ巻回体を作製した。
(試験)
巻心、粘着テープ巻回体を評価するために以下の試験を行った。
(片面段ボールの巻付け試験)
巻心を形成する段階で片面段ボールを上手に巻き付けることができるか否かを試験した。
(評価基準)
・内側管状体に片面段ボールをスパイラルにスムーズに巻き付けできる・・・○
・内側管状体に片面段ボールをスパイラルにスムーズに巻き付けできない・・△
・内側管状体に片面段ボールをスパイラルに巻き付けできない・・・・・・・×
(粘着テープ巻回体の外観試験)
粘着テープ巻回体について製作後の外観を目視し判断した。
(評価基準)
・片面段ボールの中しん側の凹凸が模様として確認されないし、巻心と巻回粘着テープの間に気泡が見られない・・・○
・片面段ボールの中しん側の凹凸が模様として確認されないが、巻心と巻回粘着テープの間に気泡が見られる・・・・△
・片面段ボールの中しん側の凹凸が模様として目立つし、巻心と巻回粘着テープの間に気泡も目立つ・・・・・・・・×
(粘着テープ巻回体のテレスコープ試験)
粘着テープ巻回体を、30℃、相対湿度70%の環境下に30日間保存し、テレスコープ量を測定した。試験個体数は、各5巻づつとした。
(評価基準)
・5巻全てのテレスコープ量が2mm以下である・・・○
・5巻中にテレスコープ量が2mm以下と、2mm超が混在している・・・△
・5巻全てのテレスコープ量が2mm超である・・・×
(試験結果)
試験1の結果を表1、表2に示す。
(考察)
表1に示すように、実施例1〜3に示すものでは、いずれも各試験において良好な結果が得られている。
これに対して比較例1及び2においては粘着テープ巻回体の外観試験において良好な結果が得られていない。また、比較例3においては、片面段ボールの巻付け試験及び粘着テープ巻回体の外観試験のいずれにおいても好ましい結果が得られていない。粘着テープ巻回体の外観試験において巻心と巻回粘着テープの間に気泡が見られるのは、ハーフカット線の間隔が広くなったために、中しんに保持されていた空気が気泡となって閉じ込められたものが表われているものと考えられる。
なお、比較例1〜3については、片面段ボールの巻付け試験及び、又は粘着テープ巻回体の外観試験において良好な結果が得られていないことから、粘着テープ巻回体のテレスコープ試験を省略した。
1 粘着テープ用巻心
2 内側管状体
4 外側管状体
5 片面段ボール
6 ライナー
7 中しん
8 中しんの山部
9 中しんの谷部
10 ハーフカット線
14 スパイラル状
20 粘着テープ
21 粘着テープ巻回体
Figure 2020157528
Figure 2020157528

Claims (7)

  1. 粘着テープをロール状態に巻回するための巻心であって、粘着テープの幅に対応する幅と変形しないような適度の厚みを有する紙管製の内側管状体と、該内側管状体の外周面にライナーと中しんを有する片面段ボールを巻き付けた外側管状体を設け、上記片面段ボールはその厚みを1.3〜0.6mmとし中しんの段数を30cm当り90〜125とし、その中しんには2〜10mm間隔でそのライナーに達しないハーフカット線又は筋押し線を中しんの山部に対して交差する方向に並行状に形成しており、この片面段ボールを内側管状体の外周面にスパイラル状に巻回してなる粘着テープ用巻心。
  2. 上記片面段ボールの中しんに形成したハーフカット線又は筋押し線は、巻心の長手方向に沿うように伸びている請求項1に記載の粘着テープ用巻心。
  3. 上記外側管状体は片面段ボールのハーフカット線又は筋押し線を有する中しんを外側に向けて内側管状体に巻回している請求項1又は2に記載の粘着テープ用巻心。
  4. 上記片面段ボールのハーフカット線又は筋押し線を有する中しんにはその表面を覆うライナー紙を巻回した請求項3に記載の粘着テープ用巻心。
  5. 上記外側管状体の片面段ボールの厚みを0.7〜0.6mmとし、中しんの段数を30cm当り120±5とした請求項1〜4のいずれかに記載の粘着テープ用巻心。
  6. 上記請求項1〜5のいずれかに記載の粘着テープ用巻心に、粘着テープを巻回して形成した粘着テープ巻回体。
  7. 上記粘着テープが、セロファン粘着テープである請求項6に記載の粘着テープ巻回体。
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