JP2020154800A - ポイント還元システム及びポイント還元方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギーの消費形態に応じて還元するポイントを柔軟に変更可能なポイント還元システム及びポイント還元方法を提供する。【解決手段】単一又は複数のエネルギー消費機器30と、エネルギー消費機器30の運転情報を受信可能なサーバ10と、を備え、単一のエネルギー消費機器30は、複数の運転モード41,42,43を有し、複数のエネルギー消費機器30は、夫々が1つ以上の運転モードを有することで全体として複数の運転モード41,42,43を有しており、サーバ10は、運転情報に基づいて複数の運転モード41,42,43毎の運転履歴の取得が可能であり、複数の運転モード41,42,43毎にポイントの算定基準を設定するポイント基準設定部14と、運転履歴及び算定基準に基づいてポイントを算定するポイント算定部15と、ポイント算定部15によって算定されたポイントを管理するポイント管理部16と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ポイント還元システムに関し、特に、利用者などが世帯などで消費したエネルギーに応じて商品やサービスの代価の支払いに充当可能なポイントを還元することができるポイント還元システム及びポイント還元方法に関する。
従来、利用者のエネルギー消費量に基づき、利用者毎に対応したポイントを設定し、利用者が、エネルギーに関連する商品またはサービスを購入する際に、商品またはサービスの代価を利用者に対応したポイントに基づき割引くポイント還元システムが存在する(例えば、特許文献1)。
特開2002−298225号公報
特許文献1にも記載されているように、従来のポイント還元システムはエネルギー消費量に応じてポイントが付与されるのが一般的であり、エネルギーをどのように消費したかについてはポイントに考慮されない。そのため、例えば複数の機器のうち省エネルギー効果の高い機器を選択して使用したことだけでは、ポイントは還元されない。また、エネルギー供給事業者においては、機器が有する複数の運転モードのうち推奨したい運転モードが存在したとしても、その運転モードでの運転のみではポイントを還元することはできない。このように、従来のポイント還元システムにおいては、ポイント還元のバリエーションが少ないために改善の余地があった。
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、エネルギーの消費形態に応じて還元するポイントを柔軟に変更可能なポイント還元システム及びポイント還元方法を提供する。
本発明に係るポイント還元システムは、
エネルギー消費機器の運転動作に基づいて金銭的価値を有するポイントを還元するポイント還元システムであって、その特徴構成は、
単一又は複数の前記エネルギー消費機器と、
前記エネルギー消費機器の運転情報を受信可能なサーバと、を備え、
単一の前記エネルギー消費機器は、複数の運転モードを有し、複数の前記エネルギー消費機器は、夫々が1つ以上の運転モードを有することで全体として複数の運転モードを有しており、
前記サーバは、
前記運転情報に基づいて複数の前記運転モード毎の運転履歴の取得が可能であり、
複数の前記運転モード毎に前記ポイントの算定基準を設定するポイント基準設定部と、
前記運転履歴及び前記算定基準に基づいて前記ポイントを算定するポイント算定部と、
前記ポイント算定部によって算定された前記ポイントを管理するポイント管理部と、を有する点にある。
本特徴構成によれば、エネルギー消費機器を使用する際に還元される金銭的価値を有するポイントをエネルギー消費量とは別の観点である、運転モードに基づいて適宜付与することができる。例えば、エネルギー消費機器の運転履歴に基づいて還元するポイントについて、運転モード毎に軽重の差をつけて設定をすることができる。これにより、例えば、エネルギー消費機器において省エネルギーに寄与する運転モードの運転に対してポイントをより多く付与することができる。その結果、エネルギー消費機器によるエネルギーの消費形態に応じて還元されるポイントを柔軟に変化させることができ、エネルギー消費機器において特定の運転モードの使用を効果的に促進させることができる。また、ポイント還元システムを構成するエネルギー消費機器は、複数の運転モードを有する単一のエネルギー消費機器によって構成してもよく、複数のエネルギー消費機器の夫々が1つ以上の運転モードを有し複数のエネルギー消費機器が全体として複数の運転モードを有する構成でもよい。したがって、単一又は複数のエネルギー消費機器が有する複数の運転モード毎の運転履歴に対応したポイント還元システムを実現することができる。
本発明に係るポイント還元システムの更なる特徴構成は、
前記エネルギー消費機器は、
前記ポイント管理部に管理された前記ポイントの情報を表示する表示手段を有する点にある。
本特徴構成によれば、エネルギー消費機器が有する表示手段によってポイントの情報が表示されるので、利用者は例えば自身が保有するポイント等を容易に把握することができる。
本発明に係るポイント還元システムの更なる特徴構成は、
前記サーバと通信可能な通信機器を備え、
前記エネルギー消費機器及び前記通信機器のうち少なくとも一方は、
前記ポイント管理部に管理された前記ポイントの情報を表示する表示手段を有する点にある。
本特徴構成によれば、エネルギー消費機器又は通信機器が有する表示手段によってポイントの情報が表示されるので、利用者は例えば自身が保有するポイント等を容易に把握することができる。
本発明に係るポイント還元システムの更なる特徴構成は、
前記表示手段は、
前記ポイント管理部に管理された前記ポイント、及び、前記運転モード毎の前記算定基準に基づいて、前記ポイントを利用する上で不足するポイント数と、前記ポイント数を取得するための前記エネルギー消費機器の運転条件とのうち、少なくとも1つを表示するよう構成されている点にある。
本特徴構成によれば、表示手段によって、不足するポイントや、ポイントを利用する上で必要とされるエネルギー消費機器の運転条件を表示することができる。これにより、利用者は、ポイントの情報を考慮しつつ、エネルギー消費機器の運転モードを選択することができる。その結果、利用者がエネルギー消費機器を使用する上での利便性が向上する。
本発明に係るポイント還元システムの更なる特徴構成は、
前記表示手段は、
前記エネルギー消費機器に対して運転停止の操作がされたときに、前記ポイント数と、前記エネルギー消費機器の前記運転条件とのうち、少なくとも1つ表示するよう構成されている点にある。
本特徴構成によれば、利用者がエネルギー消費機器の運転を停止する際に、表示手段によって、不足するポイントや、当該ポイントを利用する上で必要とされるエネルギー消費機器の運転条件を表示することができる。これにより、利用者は、ポイントの情報を考慮しつつ、エネルギー消費機器の運転の継続か停止かを決定することができる。その結果、利用者がエネルギー消費機器を使用する上での利便性が向上する。
本発明に係るポイント還元システムの更なる特徴構成は、
前記サーバに対して、前記ポイント管理部に管理された前記ポイントの利用申請を行う利用申請手段を備え、
前記サーバは、前記利用申請に基づいて前記ポイントの利用処理を行うポイント処理部を有する点にある。
本特徴構成によれば、サーバに対してポイントの利用申請を行うことで、ポイント処理部によってポイントの利用処理が行われる。これにより、利用者は自身が保有するポイントを確実に利用することができる。その結果、利用者がポイントを利用する上での利便性が向上する。
本発明に係るポイント還元システムの更なる特徴構成は、
前記サーバと通信可能な通信機器を備え、
前記エネルギー消費機器は、前記通信機器を介して前記運転情報を前記サーバに送信するよう構成されている点にある。
例えば、エネルギー消費機器が通信機能を有しない場合や、エネルギー消費機器が通信機能を有する場合であってもエネルギー消費機器からサーバへの通信が断絶する場合には、サーバに対してエネルギー消費機器の運転情報を送信することができない。そこで、本構成では、サーバと通信可能な通信機器を備え、エネルギー消費機器は、通信端末を介して運転情報をサーバに送信可能に構成されている。すなわち、エネルギー消費機器の運転情報を例えばスマートフォンなどの通信端末によって取得することで、通信端末からエネルギー消費機器の運転情報をサーバに送信することができる。これにより、エネルギー消費機器とサーバとが通信不能である場合であっても、エネルギー消費機器の運転情報をサーバに確実に送信することができる。エネルギー消費機器の運転情報は、エネルギー消費機器に通信端末を接続して送信する方法や、QRコード(登録商標)等の画像に変換して変換後の画像を通信端末が有するカメラで取得する方法等を用いることで、通信端末に入力することができる。
本発明に係るポイント還元方法は、
エネルギー消費機器の運転動作に基づいて金銭的価値を有するポイントを還元するポイント還元方法であって、その特徴構成は、
単一又は複数の前記エネルギー消費機器と、前記エネルギー消費機器の運転情報を受信可能なサーバと、を備え、単一の前記エネルギー消費機器は、複数の運転モードを有し、複数の前記エネルギー消費機器は、夫々が1つ以上の運転モードを有することで全体として複数の運転モードを有し、前記サーバは前記運転情報に基づいて複数の前記運転モード毎の運転履歴の取得が可能である構成において、
複数の前記運転モード毎の運転履歴を記録する履歴記録工程と、
複数の前記運転モード毎に還元する前記ポイントの算定基準を設定するポイント基準設定工程と、
前記運転履歴及び前記算定基準に基づいて前記ポイントを算定するポイント算定工程と、
前記ポイント算定工程によって算定された前記ポイントを管理するポイント管理工程と、を備えた点にある。
本構成のポイント還元方法によれば、エネルギー消費機器を使用する際に還元される金銭的価値を有するポイントをエネルギー消費量とは別の観点である、運転モードに基づいて適宜付与することができる。例えば、エネルギー消費機器の運転履歴に基づいて還元するポイントについて、運転モード毎に軽重の差をつけて設定をすることができる。これにより、例えば、エネルギー消費機器において省エネルギーに寄与する運転モードの運転に対してポイントをより多く付与することができる。その結果、エネルギー消費機器によるエネルギーの消費形態に応じて還元されるポイントを柔軟に変化させることができ、エネルギー消費機器において特定の運転モードの使用を効果的に促進させることができる。また、本構成のポイント還元方法では、エネルギー消費機器は、複数の運転モードを有する単一のエネルギー消費機器によって構成してもよく、複数のエネルギー消費機器の夫々が1つ以上の運転モードを有し複数のエネルギー消費機器が全体として複数の運転モードを有する構成でもよい。したがって、ポイント還元方法によって、単一又は複数のエネルギー消費機器が有する複数の運転モード毎の運転履歴に対応したポイントを還元することができる。
ポイント還元システムの構成を示す図である。 ポイント基準設定部において設定される運転モード毎のポイントの算定基準の一例を示す図である。 エネルギー消費機器の運転履歴に基づいて還元されるポイントの表示例を示す図である。 ポイントを使用する上で不足するポイントの情報の表示例を示す図である。 ポイント還元システムにおいてエネルギー消費機器とサーバとの通信が断絶したときのデータの流れを示す図である。
本発明に係るポイント還元システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1において、ポイント還元システム100は、サーバ10と、サーバ10にインターネット回線20を介して通信される複数のエネルギー消費機器30と、を備え、エネルギー消費機器30の運転動作に基づいて、その利用者に金銭的価値を有するポイントを還元する。エネルギー消費機器30は、機器が有する通信部47又は通信機器50からインターネット回線20を介してサーバ10と通信可能に構成されている。サーバ10はエネルギー消費機器30の運転情報を受信可能に構成されている。
本実施形態では、複数のエネルギー消費機器30は、給湯器31と家庭用電気機器32とによって構成されている。給湯器31は、複数の運転モードを備えている。給湯器31の複数の運転モードとして、例えば、浴槽へのお湯はりモード41、床暖房モード42、浴室暖房モード43等が存在する。
給湯器31及び家庭用電気機器32は、通信機器50に対して通信可能に構成されている。通信機器50は、例えばスマートフォンやタブレット等の携帯端末である。給湯器31は、表示部44(表示手段の一例)を有する操作部40を備える。
給湯器31の操作部40は、サーバ10及び通信機器50と通信可能に構成されている。
また、給湯器31は、操作部40から入力される操作に基づいて給湯器31の運転を制御する制御部45を有し、制御部45には運転モード毎の運転履歴を記録する履歴記録部46が設けられている。
操作部40の表示部44は、給湯器31の運転モード毎の運転履歴が表示可能に構成されている。操作部40は、サーバ10及び通信機器50と通信するための通信部47を有する。
サーバ10は、給湯器31及び通信機器50との通信を制御する通信制御部11と、データ管理部12と、を有する。データ管理部12には、運転履歴管理部13、ポイント基準設定部14、ポイント算定部15、ポイント管理部16、及び、ポイント処理部17を有する。サーバ10は、エネルギー消費機器30の運転情報に基づいて複数の運転モード毎の運転履歴の取得が可能である。本実施形態では、エネルギー消費機器30から運転履歴を含む運転情報をサーバ10が受信した後に、運転履歴管理部13において複数の運転モード毎の運転履歴を管理する。なお、エネルギー消費機器30の機器の運転情報(運転履歴を除く)を機器側からサーバ10に対してリアルタイムに送信し、当該運転情報をサーバ10が受信した後に、サーバ10が当該運転情報に基づいて複数の運転モード毎の運転履歴を取得し、運転履歴管理部13が取得後の当該運転履歴を管理する構成でもよい。
ポイント基準設定部14は、給湯器31を含むエネルギー消費機器30の運転モード毎に還元するポイントの算定基準を設定する。ポイント基準設定部14において設定される運転モード毎のポイントの算定基準の一例を図2に示す。図2に示す例では、給湯器31の各運転モードに対してポイントの算定基準が設定されている。具体的には、ポイント基準設定部14において、ポイント算定基準として、お湯はりモード41は1回当たり50ポイント、床暖房モード42は1時間当たり100ポイント、浴室暖房モード43は1時間あたり150ポイント等のように、還元するポイントの算定基準を設定する。
上記は、ポイント基準設定部14において設定される給湯器31の運転モード毎の算定基準の一例である。家庭用電気機器32については、ポイント基準設定部14においてポイント算定基準が別途設定される。家庭用電気機器32のポイント算定基準については、例えばエアコンの冷房運転が除湿運転よりも省エネルギー効果がある場合に、除湿運転を1時間当たり50ポイント、冷房運転を1時間当たり100ポイントとする設定にしてもよい。また、冷蔵庫や洗濯機においても省エネルギー効果がある運転モードが存在する場合には、運転モード毎に還元するポイントに軽重を付けて設定してもよい。その他、太陽光発電電力に余剰が生じる時間帯ではエアコンの暖房運転に対して還元するポイントを高くし、太陽光発電電力に余剰のない時間帯では給湯器31の床暖房モード42の運転に対して還元するポイントを高くする設定にしてもよい。
その他、運転モード毎に還元するポイントの算定基準と、エネルギー消費量に比例して還元するポイントの算定基準とを併用してもよい。例えば、お湯はりモード41におけるエネルギー消費量をαとした場合に、床暖房モード42におけるエネルギー消費量がその2倍の2αであるときに、お湯はりモード41に100ポイント、床暖房モード42に200ポイントを還元する設定にしてもよい。
ポイント算定部15は、複数の運転モード毎の運転履歴及び算定基準に基づいて還元するポイントを算定する。ポイント管理部16は、ポイント算定部15によって算定されたポイントを管理する。ポイント処理部17は、エネルギー消費機器30又は通信機器50からの利用申請に基づいてポイント管理部16に管理されたポイントの利用処理を行う。
上記の実施形態では、複数のエネルギー消費機器30の1つである給湯器31が複数の運転モード41〜43を有する例を示したが、複数のエネルギー消費機器30は個々が1つ以上の運転モードを有し、全体として複数の運転モードを有する構成でもよい。また、エネルギー消費機器30は、単一の運転モードを有する機器と、複数の運転モードを有する機器が混在してもよく、複数の運転モードを有する機器のみで構成されていてもよい。
エネルギー消費機器30の運転モード毎のポイントは、エネルギー消費機器30の表示部44や通信機器50の表示部51に表示することができる。エネルギー消費機器30及び通信機器50は、アプリケーションソフトが組み込まれることで夫々の表示部44,51にポイントを表示されるよう構成されている。
図3に、給湯器31(エネルギー消費機器30)の運転モード毎のポイントの表示例を示す。図3に示す例では、例えば給湯器31に運転履歴に基づいて、運転モード別のポイント取得履歴、運転モード別の累積取得ポイント、全ての運転モードで取得した合計の累積取得ポイント等が表示されている。
エネルギー消費機器30又は通信機器50は、サーバ10に対してポイント管理部16に管理されたポイントの利用申請を行う利用申請手段を有する。利用申請手段は、例えばエネルギー消費機器30及び通信機器50に組み込まれるアプリケーションソフトの機能の一つとして追加される。
エネルギー消費機器30又は通信機器50からの利用申請は、サーバ10のポイント処理部17によって処理される。ポイント処理部17の処理によって、例えば1000ポイントを1000円の商品券等と交換することができる。
エネルギー消費機器30の表示部44や通信機器50の表示部51は、ポイントに関わる他の情報を表示することができる。図4に、表示部44、51に表示するポイントの情報の例を示す。こうしたポイントの情報は、エネルギー消費機器30の運転開始時や運転動作に係る操作時等において表示される。
図4に示す例では、ポイント管理部16に管理されたポイント、及び、運転モード毎の算定基準に基づいて、ポイントを利用する上で不足するポイント数と、当該ポイント数を取得するためのエネルギー消費機器30の運転条件と、を表示されている。すなわち、エネルギー消費機器30の表示部44や通信機器50は、例えば、現在保有するポイント数に基づいて、あと何ポイントで商品等交換条件を満たすか、あとどれくらい運転モードの運転を継続すれば商品等交換条件を満たすか、等を表示する。図4に示す例では、運転モードの運転時間を表示しているが、運転モードの回数を表示する構成でもよい。
給湯器31の表示部44や通信機器50の表示部51は、エネルギー消費機器30に対して運転停止の操作がされたときに、図4に示すポイントの情報を表示してもよい。
ポイント還元システム100の動作について、図1を参照して以下に説明を行う。
はじめに、利用者宅に設置されているエネルギー消費機器30の給湯器31を使用すると、制御部45の履歴記録部46は運転モード毎の運転履歴を記録する(履歴記録工程)。履歴記録部46の運転履歴は、通信部47からサーバ10に送信される。
エネルギー消費機器30には機器IDが付与されており、機器IDは運転モード毎の運転履歴と共にサーバ10に送信される。機器IDは、利用者の機器毎に設定されているため、機器IDによって機器と利用者との関係を識別することができる。
家庭用電気機器32は、図示しない制御部に運転履歴が記憶され、当該運転履歴は通信機器50に一旦送信された後に通信機器50からサーバ10に送信される。なお、通信機器50から操作部40の通信部47を介してサーバ10に送信してもよい。
サーバ10では、データ管理部12の運転履歴管理部13に運転履歴が格納される。ポイント基準設定部14では、予めエネルギー消費機器30の運転モード毎のポイントの算定基準が設定されている(ポイント基準設定工程)。ポイント算定部15は、給湯器31の運転履歴、家庭用電気機器32の運転履歴、及び、ポイント基準設定部14で設定された算定基準に基づいて、還元するポイントがそれぞれ算定される(ポイント算定工程)。その後、ポイント算定部15によって算定されたポイントがポイント管理部16に管理される(ポイント管理工程)。
ポイント管理部16に管理されるポイントの情報は、給湯器31の操作部40の表示部44、又は、通信機器50に表示することができる。また、利用者は、適宜、給湯器31の操作部40又は通信機器50からポイント管理部16に管理されたポイントの利用申請を行うことができる。
エネルギー消費機器30の操作部40とサーバ10との間の通信は、通信状況によっては断絶する場合がある。その場合に備えて、本実施形態では、エネルギー消費機器30は、通信機器50を介して運転情報をサーバ10に送信可能に構成されている。なお、給湯器31の操作部40とサーバ10との間の通信の断絶は、通信部47とサーバ10との通信が確立した状態において所定時間内にサーバ10からの信号を通信部47が受信できなかった場合等に判断される。
ポイント還元システム100において、給湯器31の通信部47とサーバ10との通信が断絶した場合の動作について、図5を参照して以下に説明を行う。
はじめに、利用者宅に設置されているエネルギー消費機器30の給湯器31を使用すると、履歴記録部46は運転モード毎の運転履歴を記録する。給湯器31の履歴記録部46に記録されている運転履歴(運転情報の一例)は、通信機器50を用いて読み取る。
給湯器31から通信機器50に向けての運転情報(運転履歴を含む)の授受は、例えば、給湯器31の表示部44に運転情報を表示した画像やコード化したもの(例えばQRコード(登録商標))を通信機器50が有するカメラで撮影して取込むことが可能となる。これにより、通信機器50からサーバ10に運転情報を送信することができる。上記のQRコード(登録商標)には、例えば、給湯器31の運転モード毎の運転状況、機器の製造番号、MACアドレス等の情報が格納される。
給湯器31の運転情報は、USB等のインターフェースを用いてデータとして通信機器50に出力し、通信機器50に入力された運転情報のデータを通信機器50からサーバ10に送信するようにしてもよい。その他、給湯器31の操作部40にブルーツース(bluetooth(登録商標))等により近距離無線接続された通信機器50に給湯器31の運転情報を送信するようにしてもよい。なお、給湯器31から通信機器50の送信される運転情報(例えば運転状況)に基づいてサーバ10において運転履歴の取得が可能である構成の場合には、給湯器31の運転情報に運転履歴を含めなくてもよい。
その後の動作については、図1を参照して説明した上記の流れと同様である。
〔別実施形態〕
(1)上記の実施形態では、ポイント還元システム100が通信機器50を備えて構成される例を示したが、ポイント還元システム100は通信機器50を備えずに構成してもよい。ただし、その場合には、エネルギー消費機器30の家庭用電気機器32についても、それぞれがサーバ10と通信可能に構成される必要がある。
(2)上記の実施形態においては、給湯器31の運転モード毎の運転履歴と、家庭用電気機器32の運転履歴とに基づいてポイントを還元する例を説明したが、給湯器31のように、複数の運転モードを有する単一のエネルギー消費機器30のみでポイント還元システム100を構成してもよい。また、単一または複数の家庭用電気機器32が有する複数の運転モードの運転履歴と電気の使用量とを取得し、対応するポイントを設定してもよい。要するに、ポイント還元システム100およびポイント還元方法は、利用者が所有するエネルギー消費機器30の運転モードの運転履歴に基づき、利用者毎に対応したポイントが還元される構成であればよい。また、上記の実施形態では、複数のエネルギー消費機器30の夫々が制御部に運転履歴を記憶する履歴記録部(例えば給湯器31の履歴記録部46)を有する構成を示したが、複数のエネルギー消費機器30の運転履歴を一括して記憶する履歴記録部を有する制御装置を複数のエネルギー消費機器30とは別に設ける構成でもよい。
(3)ポイント還元システム100は、全部または一部の手段(または、装置、素子、回路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを用いて実行され、コンピュータと協働して動作させるものである。
また、ポイント還元方法についても、全部または一部のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを用いて実行され、コンピュータと協働して動作させるものである。
(4)上記の実施形態では、図4に示すようにポイントの情報を表示部44,51に表示する例を示したが、ポイントの情報は音声報知する構成であってもよい。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
10 :サーバ
11 :通信制御部
12 :データ管理部
13 :運転履歴管理部
14 :ポイント基準設定部
15 :ポイント算定部
16 :ポイント管理部
17 :ポイント処理部
20 :インターネット回線
30 :エネルギー消費機器
31 :給湯器
32 :家庭用電気機器
40 :操作部
41 :お湯はりモード(運転モード)
42 :床暖房モード(運転モード)
43 :浴室暖房モード(運転モード)
44 :表示部(表示手段)
45 :制御部
46 :履歴記録部
47 :通信部
50 :通信機器
51 :表示部(表示手段)
100 :ポイント還元システム

Claims (8)

  1. エネルギー消費機器の運転動作に基づいて金銭的価値を有するポイントを還元するポイント還元システムであって、
    単一又は複数の前記エネルギー消費機器と、
    前記エネルギー消費機器の運転情報を受信可能なサーバと、を備え、
    単一の前記エネルギー消費機器は、複数の運転モードを有し、複数の前記エネルギー消費機器は、夫々が1つ以上の運転モードを有することで全体として複数の運転モードを有しており、
    前記サーバは、
    前記運転情報に基づいて複数の前記運転モード毎の運転履歴の取得が可能であり、
    複数の前記運転モード毎に前記ポイントの算定基準を設定するポイント基準設定部と、
    前記運転履歴及び前記算定基準に基づいて前記ポイントを算定するポイント算定部と、
    前記ポイント算定部によって算定された前記ポイントを管理するポイント管理部と、を有するポイント還元システム。
  2. 前記エネルギー消費機器は、
    前記ポイント管理部に管理された前記ポイントの情報を表示する表示手段を有する請求項1に記載のポイント還元システム。
  3. 前記サーバと通信可能な通信機器を備え、
    前記エネルギー消費機器及び前記通信機器のうち少なくとも一方は、
    前記ポイント管理部に管理された前記ポイントの情報を表示する表示手段を有する請求項1に記載のポイント還元システム。
  4. 前記表示手段は、
    前記ポイント管理部に管理された前記ポイント、及び、前記運転モード毎の前記算定基準に基づいて、前記ポイントを利用する上で不足するポイント数と、前記ポイント数を取得するための前記エネルギー消費機器の運転条件とのうち、少なくとも1つを表示するよう構成されている請求項2又は3に記載のポイント還元システム。
  5. 前記表示手段は、
    前記エネルギー消費機器に対して運転停止の操作がされたときに、前記ポイント数と、前記エネルギー消費機器の前記運転条件とのうち、少なくとも1つを表示するよう構成されている請求項4に記載のポイント還元システム。
  6. 前記サーバに対して、前記ポイント管理部に管理された前記ポイントの利用申請を行う利用申請手段を備え、
    前記サーバは、前記利用申請に基づいて前記ポイントの利用処理を行うポイント処理部を有する請求項1から5のいずれか一項に記載のポイント還元システム。
  7. 前記サーバと通信可能な通信機器を備え、
    前記エネルギー消費機器は、前記通信機器を介して前記運転情報を前記サーバに送信するよう構成されている請求項1から6のいずれか一項に記載のポイント還元システム。
  8. エネルギー消費機器の運転動作に基づいて金銭的価値を有するポイントを還元するポイント還元方法であって、
    単一又は複数の前記エネルギー消費機器と、前記エネルギー消費機器の運転情報を受信可能なサーバと、を備え、単一の前記エネルギー消費機器は、複数の運転モードを有し、複数の前記エネルギー消費機器は、夫々が1つ以上の運転モードを有することで全体として複数の運転モードを有し、前記サーバは前記運転情報に基づいて複数の前記運転モード毎の運転履歴の取得が可能である構成において、
    複数の前記運転モード毎の運転履歴を記録する履歴記録工程と、
    複数の前記運転モード毎に還元する前記ポイントの算定基準を設定するポイント基準設定工程と、
    前記運転履歴及び前記算定基準に基づいて前記ポイントを算定するポイント算定工程と、
    前記ポイント算定工程によって算定された前記ポイントを管理するポイント管理工程と、を備えたポイント還元方法。
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