JP2020154648A - 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】閲覧の可否に応じてサジェスト用情報を提示するか否かを決めてサジェスト用情報を提示する場合に比べて、柔軟なサジェスト内容でのサジェスト用情報の提示が可能な情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】クラウドサーバは、情報処理端末から入力中の文字を取得して、取得した文字または文字列に対応するサジェスト用情報を作成情報DB32に格納されたサジェスト用情報からサジェスト候補として抽出するサジェスト候補抽出部24と、抽出したサジェスト用情報を、利用者の操作権限毎に予め定めたサジェスト内容で表示するための表示情報を出力する権限照合部26と、を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、検索サーバとユーザ端末とに、ネットワークを介して接続され、検索クエリ候補を所定順に整列して記憶するサジェスト辞書記憶手段と、ユーザ端末から、入力された検索クエリ及びユーザ属性を受信するクエリ受信手段と、サジェスト辞書記憶手段から、検索クエリを含む検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出手段と、抽出した検索クエリ候補の中から、ユーザ属性に基づいて検索クエリ候補を選択するサジェスト選択手段と、選択した検索クエリ候補を、ユーザ端末に送信するサジェスト送信手段と、を備える検索サジェスト装置が提案されている。
特開2015−106354号公報
サジェスト用情報を提示する際に、アクセス権限として閲覧の可否に応じて、サジェスト用情報を提示するか否かを決めており、アクセス権限として細かな操作ができなかった。そこで、本発明は、閲覧の可否に応じてサジェスト用情報を提示するか否かを決めてサジェスト用情報を提示する場合に比べて、柔軟なサジェスト内容でのサジェスト用情報の提示が可能な情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の情報処理装置は、入力中の文字を取得する取得部と、対象情報を検索するための検索用情報を作成または更新する際に、前記対象情報または前記検索用情報から抽出することにより作成または更新されたサジェスト用情報の中から、前記取得部によって取得された前記文字に対応する前記サジェスト用情報を抽出し、抽出した前記サジェスト用情報を、利用者の操作権限毎に予め定めたサジェスト内容で表示するための表示情報を出力する出力部と、を含む。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記サジェスト用情報は、優先して提示するための重みを有する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記重みは、検索対象の文書名の長さが長いほど優先する重みである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明において、前記出力部は、操作権限毎に予め定めた表示形態で表示するための表示情報を出力する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記表示形態は、操作権限がないことを表す画像を表示する表示形態、及び操作権限の付与依頼を行うための画像を表示する表示形態の少なくとも一方の表示形態を含む。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の発明において、操作権限を付与する依頼が行われた場合に、前記対象情報の管理者が操作する管理者端末へ操作権限を付与する依頼情報を送信する送信部と、前記管理者端末からの要求に従って、権限の付与及び却下を行うための予め定めた画面を送信し、権限の付与または却下を受け付ける受付部と、を更に含む。
請求項7に記載の情報処理システムは、請求項1〜6の何れか1項に記載の情報処理装置と、前記取得部の取得対象となる、対象情報を検索するための文字を入力する入力部と、前記出力部から出力された前記表示情報を表示する表示部と、を備えた情報処理端末と、を含む。
請求項8に記載の情報処理プログラムは、コンピュータを、請求項1〜6の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させる。
請求項1に記載の情報処理装置によれば、閲覧の可否に応じてサジェスト用情報を提示するか否かを決めてサジェスト用情報を提示する場合に比べて、柔軟なサジェスト内容でのサジェスト用情報の提示が可能な情報処理装置を提供できる。
請求項2に記載の発明によれば、優先度を付与してサジェスト用情報を提示することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、文字入力の時間削減と打ち間違い防止の効果を得られるサジェスト用情報の提示が可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、操作権限に関係なくサジェスト用情報を提示する場合に比べて、表示形態から操作権限を容易に認識することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、操作権限に関係なくサジェスト用情報を提示する場合に比べて、操作権限がないことをより分かり易く提示することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、対象情報の管理者が個々に操作権限の付与または却下するための操作を行う場合に比べて、操作権限の付与及び却下を容易に行うことが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、閲覧の可否に応じてサジェスト用情報を提示するか否かを決めてサジェスト用情報を提示する場合に比べて、柔軟なサジェスト内容でのサジェスト用情報の提示が可能な情報処理システムを提供できる。
請求項8に記載の発明によれば、閲覧の可否に応じてサジェスト用情報を提示するか否かを決めてサジェスト用情報を提示する場合に比べて、柔軟なサジェスト内容でのサジェスト用情報の提示が可能な情報処理プログラムを提供できる。
本実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける情報処理端末及びクラウドサーバの電気系の要部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける情報処理端末及びクラウドサーバの機能ブロック図である。 文書の内容から最初の文書コンテンツを検索用情報として作成する例を示す図である。 サジェスト用情報に重みを付与した例を示す図である。 文書IDとして文書A〜Cの3つの文書を文書リポジトリに格納した場合の検索用情報、サジェスト用情報、及び重みの一例を作成した例を示す図である。 検索フィールドに「機」と入力した場合に、前方一致でアクセス権限に応じたサジェスト候補を提示する例を説明するための図である。 アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の提示方法の第1例を説明するための図である。 アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の提示方法の第2例を説明するための図である。 アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の提示方法の第3例を説明するための図である。 サジェスト方法の設定画面の一例を示す図である。 アクセス権限の付与を依頼する方法の一例を説明するための図である。 サジェスト候補の表示と合わせて表示した「権限依頼付与」ボタンを示す図である。 付与依頼が操作された場合に、文書作成者等に送信される電子メールの内容の一例を示す図である。 指定したURLにアクセスした場合に、アクセス権限を付与または却下するための画面例を示す。 本実施形態に係る情報処理システムのクラウドサーバが名詞を抽出してサジェスト用情報を作成する際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理システムのクラウドサーバが文書名を抽出してサジェスト用情報を作成する際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理システムのクラウドサーバがアクセス権限に応じたサジェスト候補を抽出してサジェスト用情報として提示する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである 本実施形態に係る情報処理システムのクラウドサーバがアクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理システムのクラウドサーバが、情報処理端末から権限の付与依頼を受信した場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本実施形態の一例を詳細に説明する。本実施形態では、複数の情報処理装置、及びサーバが各種ネットワーク等の通信回線を介して各々接続された情報処理システムを一例として説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の概略構成を示す図である。
本実施形態に係る情報処理システム10は、図1に示すように、複数の情報処理端末14a、14b、・・・と、情報処理装置としてのクラウドサーバ16とを備えている。なお、情報処理端末14a、14b・・・を区別して説明する必要がない場合は、符号末尾のアルファベットを省略して記載することがある。また、本実施形態では、複数の情報処理端末14a、14b、・・・を備える例を説明するが、情報処理端末14は1つでもよい。
各情報処理端末14及びクラウドサーバ16は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、イントラネット等の通信回線12を介して各々接続されている。そして、情報処理端末14及びクラウドサーバの各々は、通信回線12を介して各種データの送受信を相互に行うことが可能とされている。
本実施形態に係る情報処理システム10は、クラウドサーバ16が、クラウドサービスとして文書を管理する文書管理サービスを提供する。文書管理サービスは、例えば、情報処理端末14からクラウドサーバ16にアクセスすることにより、クラウドサーバ16に情報としての各種文書を格納したり、クラウドサーバ16に格納された管理対象の文書の閲覧等が可能とされている。
続いて、本実施形態に係る情報処理端末14及びクラウドサーバ16の電気系の要部構成について説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理システム10における情報処理端末14及びクラウドサーバ16の電気系の要部構成を示すブロック図である。なお、情報処理端末14及びクラウドサーバ16は基本的には一般的なコンピュータの構成とされているので、情報処理端末14を代表して説明する。
本実施の形態に係る情報処理端末14は、図2に示すように、CPU14A、ROM14B、RAM14C、HDD14D、キーボード14E、ディスプレイ14F、及び通信回線IF(インタフェース)部14Gを備えている。CPU14Aは、情報処理端末14の全体の動作を司る。ROM14Bは、各種制御プログラムや各種パラメータ等が予め記憶される。RAM14Cは、CPU14Aによる各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる。HDD14Dは、各種のデータやアプリケーション・プログラム等が記憶される。キーボード14Eは各種の情報を入力するために用いられる。ディスプレイ14Fは、各種の情報を表示するために用いられる。通信回線IF部14Gは、通信回線12に接続され、当該通信回線12に接続された他の装置と各種データの送受信を行う。以上の情報処理端末14の各部はシステムバス14Hにより電気的に相互に接続されている。なお、本実施の形態に係る情報処理端末14では、HDD14Dを記憶部として適用しているが、これに限らず、フラッシュメモリ等の他の不揮発性の記憶部を適用してもよい。
以上の構成により、本実施の形態に係る情報処理端末14は、CPU14Aにより、ROM14B、RAM14C、及びHDD14Dに対するアクセス、キーボード14Eを介した各種データの取得、ディスプレイ14Fに対する各種情報の表示を各々実行する。また、情報処理端末14は、CPU14Aにより、通信回線IF部14Gを介した通信データの送受信の制御を実行する。
このように構成された本実施形態に係る情報処理システム10では、上述したように、クラウドサーバ16が、クラウドサービスとして文書を管理する文書管理サービスを提供する。例えば、情報処理端末14に格納された情報を管理対象の文書としてクラウドサーバ16に移行することで、クラウドサーバ16によって文書の管理が行われる。
続いて、上述のように構成された本実施形態に係る情報処理システム10における情報処理端末14及びクラウドサーバ16の各々の機能的構成について説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理システム10における情報処理端末14及びクラウドサーバ16の機能ブロック図である。
本実施形態では、情報処理端末14から文書管理サービスに格納された文書情報を検索する際に、文字を入力すると、クラウドサーバ16が入力中の文字または文字列に対応するサジェスト用情報を情報処理端末14に提示して検索を支援する機能を備えている。
情報処理端末14は、入力部18及び表示部20の機能を主に備えており、入力部18は、キーボード等による文字や文字列の入力を行い、表示部20は、各種情報のディスプレイ14Fへの表示を行う。
クラウドサーバ16は、取得部及び出力部としてのサジェスト生成部22、文書リポジトリ28、検索及びサジェスト用情報作成部30、作成情報DB(データベース)32、並びに権限情報DB(データベース)34の機能を備えている。
文書リポジトリ28には、情報処理端末14等によって作成または送信された文書管理サービスの管理対象となる文書情報が格納されている。
検索及びサジェスト用情報作成部30は、文書リポジトリ28に文書情報が格納された場合に当該文書情報を検索するための検索用情報を文書情報から作成する。或いは、文書情報が変更された場合に変更された文書情報から検索用情報を変更する。また、検索用情報が作成または変更された場合に、検索用情報からサジェスト用情報を作成する。サジェスト用情報は、検索用情報の作成または変更と同時に作成または変更する。ここで、同時とは、検索用情報が記憶領域に格納されるタイミングで、サジェスト用情報も記憶領域に格納されることを意味する。但し、サジェスト用情報の記録に多少のタイムラグ(例えば、数秒から数分程度)があってもよい。タイムラグは、文字列を入力する際に文字を入力するまでが境界となる。
検索及びサジェスト用情報作成部30は、例えば、テキストなどの文書情報が格納された場合に、文書情報が表す文書の内容から最初の文書コンテンツ等を抽出して作成または変更する。或いは、検索及びサジェスト用情報作成部30は、例えば、検索用情報を形態素解析することにより、名詞を抽出してサジェスト用情報を作成または変更する。
作成情報DB32には、検索及びサジェスト用情報作成部30によって作成された、検索用情報及びサジェスト用情報が格納される。
権限情報DB34には、情報処理端末14を操作する利用者の文書情報に対する操作権限としてのアクセス権限に関する情報が格納される。例えば、利用者毎に予め定めたアクセス権限や、利用者が属するグループ毎に予め定めたアクセス権限等が格納される。
また、サジェスト生成部22は、サジェスト候補抽出部24、及び権限照合部26の機能を有し、情報処理端末14へ提示するためのサジェスト用情報を生成する。
サジェスト候補抽出部24は、情報処理端末14の入力部18によって文字や文字列の入力が行われると、入力された文字または文字列を取得する。そして、取得した文字または文字列に対応するサジェスト用情報を作成情報DB32に格納されたサジェスト用情報からサジェスト候補として抽出する。
権限照合部26は、情報処理端末14から利用者の情報(例えば、利用者の識別情報または所属するグループ情報等)を取得し、利用者に対応して予め記憶したアクセス権限に関する情報を権限情報DB34から取得する。そして、サジェスト候補抽出部24によって抽出されたサジェスト候補をアクセス権限でフィルタリングして、情報処理端末14へ送信して利用者に提示する。また、権限照合部26は、サジェスト用情報を情報処理端末14に提示する際に、アクセス権限毎に予め定めたサジェスト内容で表示するための表示情報を出力する。
ここで、検索及びサジェスト用情報作成部30によるサジェスト用情報の作成について一例を挙げて説明する。
まず、文書の内容から文書を検索する場合について説明する。この場合、検索及びサジェスト用情報作成部30は、上述したように、テキストの文書情報が文書リポジトリ28に格納された場合に、例えば、文書の内容から最初の文書コンテンツを検索用情報として作成する。一例としては、図4に示すように、最初の文書コンテンツが「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」の場合、この文書コンテンツを検索用情報として作成情報DB32に格納する。そして、検索用情報を形態素解析することにより、名詞を抽出してサジェスト用情報を作成して作成情報DB32に格納する。図4の例では、文書IDとして文書Aを付与し、検索用情報は、「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」が作成され、サジェスト用情報は、「吾輩」、「猫」、「名前」が作成された例を示す。
なお、作成されたサジェスト用情報は、前方一致または部分一致でサジェスト候補を抽出する際に、複数の候補が抽出される可能性がある。そこで、優先的にサジェスト候補として選ばれるために、例えば、図5に示すように、単語の出現頻度等を用いて重み付けを付与してもよい。TF−IDF(Term Frequency-Inverse Document Frequency)という一般的な考え方があり、一例としてTF(Term Frequency)を重みとしてもよい。図5の例では、「機械学習」の重みがとして3が付与され、「機種」の重みとして2が付与され、「機械」の重みとして1が付与された例を示す。
次に、文書名で文書を検索する場合について説明する。この場合、検索及びサジェスト用情報作成部30は、文書情報が文書リポジトリ28に格納された場合に、文書名を検索用情報として作成情報DB32に格納し、同様に、サジェスト用情報として文書名を作成情報DB32に格納する。例えば、文書IDとして文書A〜Cの3つの文書を文書リポジトリ28に格納した場合の検索用情報、サジェスト用情報、及び重みの一例を作成した例を図6に示す。図6の例では、文書Aの検索用情報及びサジェスト用情報として「機能仕様書.docx」を作成し、重みとして10を付与している。また、文書Bの検索用情報及びサジェスト用情報として「機械学習.pptx」を作成し、重みとして9を付与している。また、文書Cの検索用情報及びサジェスト用情報として「機械管理台帳.xlsx」を作成し、重みとして15を付与している。なお、サジェストの役割を文書名の補完と捉えると、主な効果は文字入力の時間削減と、打ち間違い防止である。そこで、文字入力に時間がかかり、打ち間違いの可能性が高い、長い文書名を優先的にサジェストするため、図6では、文書名の長さを重みとして付与した例を示す。
このように作成されたサジェスト用情報を用いて文字入力のサジェストを行うと、例えば、図6に示すように、検索フィールド40に「機」を入力した場合に、「機」と前方一致するサジェスト用情報の中から文書名が長いものが優先的に提示される。図6の例では、「機械管理台帳2018.xlsx」、「機能仕様書.docx」、「機械学習.ppx」の順にサジェスト候補が提示された例を示す。
なお、文書検索に使用する属性または属性の検索用情報に応じてサジェスト用情報の作成方法を変えてもよい。例えば、文書名の属性のサジェスト用情報は文書名そのものとし、説明の属性のサジェスト用情報は文書の内容などの説明文から名詞を抜き出す等を行ってサジェスト用情報として作成する。ここで、属性としては、文書には様々な属性がある。例えば、文書名、文書の説明、作成者、作成日時、更新者、更新日時、コンテンツサイズ(例えば、ファイルサイズ)などがある。また、利用者自身がカスタム属性として新規属性を作成可能としてもよい。例えば、文字列、または文字列の長さの上限値が設定可能な文字列、真偽値、日時、数、及び利用者及びグループの少なくとも一方などをカスタム属性としてもよい。
続いて、アクセス権限に応じたサジェスト候補を抽出してサジェスト用情報として提示する場合の提示方法について説明する。図7は、検索フィールド40に「機」と入力した場合に、前方一致でアクセス権限に応じたサジェスト候補を提示する例を説明するための図である。
図7に示すように、例えば、利用者が情報処理端末を操作して検索フィールド40に「機」と入力した場合、作成情報DB32に格納されたサジェスト用情報から、アクセス権を考慮せずにサジェスト候補と文書IDを抽出する。図7の例では、サジェスト候補として、文書IDが文書A〜Eのサジェスト候補を抽出した例を示す。図7では、サジェスト候補としては、「機械管理」、「機械学習」、「機密プロジェクト」、及び「機密商品」を抽出した例を示す。
また、文書またはフォルダ毎にアクセス可能な利用者またはグループが設定してある場合、文書IDとアクセス権を照合してサジェスト候補をフィルタリングする。図7の例では、「文書A」は「標準利用者グループ」にアクセス許可が設定され、「文書B」は「機械学習チーム」にアクセス許可が設定され、「文書C」は「機密プロジェクトチーム」にアクセス許可が設定され、「文書D」は「利用者B 」にアクセス許可が設定されているとする。標準利用者グループ、及び機械学習チームに属する利用者Aが情報処理端末14を操作して文字を入力した場合、アクセス権でサジェスト候補をフィルタリングすると、「機械管理」、及び「機械学習」が抽出されて提示される。また、全てのグループに属する利用者Bが情報処理端末14を操作して文字を入力した場合は、「機械管理」、「機械学習」、「機密プロジェクト」、及び「機密商品」が抽出されて提示される。
次に、アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の提示方法の第1例について説明する。図8は、アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の提示方法の第1例を説明するための図である。
図8では、作成情報DB32に、文書IDが文書A〜Dに対応する検索用情報及びサジェスト用情報が格納されている。具体的には、「文書A」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機械管理.xlsx」が作成され、アクセス権限IDとして1が付与されている。また、「文書B」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機械学習.pptx」が作成され、アクセス権限IDとして1が付与されている。また、「文書C」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機密プロジェクト.docx」が作成され、アクセス権限IDとして2が付与されている。また、「文書D」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機密文書.xdw」が作成され、アクセス権限IDとして2が付与されている。
また、権限情報DB34に、アクセス権限IDの1、2に対応する内容、すなわち、主体及び許可する操作が格納されている。具体的には、アクセス権限が1では、利用者Aが「コンテンツ読み取り」、「コンテンツ書き込み」、「検索表示」、「属性書き込み」及び「属性読み取り」が許可されている。アクセス権限が2では、利用者Bが「検索表示」及び「属性読み取り」が許可されている。
上記の図7では、アクセス権限のないサジェスト候補は排除してサジェスト候補を提示したが、第1例では、サジェスト方法として表示形態を変えてサジェスト候補を提示する。
例えば、利用者Bが検索フィールド40に「機」と入力した場合、アクセス権限があるサジェスト候補だけを提示するのではなく、図8に示すように、例えば、色を変えたり、アイコンを表示する等により表示形態を変更して、アクセス権限があるサジェスト候補とアクセス権限がないサジェスト候補とを表示形態を変えて提示する。図8の例では、利用者Bは「検索表示」及び「属性読み取り」のみのアクセス権限であるため、アクセス権限のある「機械管理.xlsx」及び「機械学習.pptx」と、アクセス権限のない「機密プロジェクト.docx」及び「機密文書.xdw」とで異なる色で表示した例を一例として示す。
次に、アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の提示方法の第2例について説明する。図9は、アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の提示方法の第2例を説明するための図である。
図9では、作成情報DB32に、文書IDが文書A〜Dに対応する検索用情報及びサジェスト用情報が格納されている。具体的には、「文書A」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機械管理」、・・・が作成され、アクセス権限IDとして1が付与されている。また、「文書B」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機械学習」、・・・が作成され、アクセス権限IDとして1が付与されている。また、「文書C」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機密プロジェクト」、・・・が作成され、アクセス権限IDとして2が付与されている。また、「文書D」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機密文書」、・・・が作成され、アクセス権限IDとして2が付与されている。
また、権限情報DB34に、アクセス権限IDの1、2に対応する内容、すなわち、主体及び許可する操作が格納されている。具体的には、アクセス権限が1では、利用者Aが「コンテンツ読み取り」、「コンテンツ書き込み」、及び「コンテンツ転記」が許可されている。アクセス権限が2では、利用者Bが「コンテンツ読み取り」、及び「コンテンツ書き込み」が許可されている。
第1例では、アクセス権限の有無に応じた表示形態でサジェスト候補をサジェスト用情報として表示したが、第2例では、サジェスト候補はサジェスト用情報として表示するが、アクセス権限に従って操作は不可能にする。
例えば、利用者Bが検索フィールド40に「機」と入力した場合、アクセス権限があるサジェスト候補だけを提示するのではなく、図9に示すように全てのサジェスト候補を提示し、操作は不可能にする。具体的には、図9に示すように、全てのサジェスト候補は表示するが、利用者Bは「コンテンツ転記」が許可されていないので、転記操作を不可能にする。なお、コンテンツの転記操作が不可能であることを表すアイコン等をサジェスト候補と共にサジェスト用情報として表示してもよい。
次に、アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の提示方法の第3例について説明する。図10は、アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の提示方法の第3例を説明するための図である。
図10では、第1例と同様に、作成情報DB32に、文書IDが文書A〜Dに対応する検索用情報及びサジェスト用情報が格納されている。具体的には、「文書A」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機械管理.xlsx」が作成され、アクセス権限IDとして1が付与されている。また、「文書B」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機械学習.pptx」が作成され、アクセス権限IDとして1が付与されている。また、「文書C」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機密プロジェクト.docx」が作成され、アクセス権限IDとして2が付与されている。また、「文書D」は、検索用情報及びサジェスト用情報としてそれぞれ「機密文書.xdw」が作成され、アクセス権限IDとして2が付与されている。
また、権限情報DB34に、アクセス権限IDの1、2に対応する内容、すなわち、主体及び許可する操作が格納されている。具体的には、アクセス権限が1では、利用者Aが「コンテンツ読み取り」、「コンテンツ書き込み」、及び「コンテンツ印刷」が許可されている。アクセス権限が2では、利用者Bが「コンテンツ読み取り」及び「コンテンツ書き込み」が許可されている。
第1例では、アクセス権限の有無に応じた表示形態でサジェスト候補を表示したが、第3例では、第1例のアクセス権限に応じたサジェスト候補の色の変更に加えて、アイコンを更に表示する。
例えば、利用者Bは文書コンテンツをディスプレイ14Fに表示することはできるが、印刷できない場合は、サジェスト候補と同時に印刷不可を表すアイコンを表示する。具体的には、利用者Bが検索フィールド40に「機」と入力した場合、提示方法の第1例の図8と同様に、アクセス権限があるサジェスト候補とアクセス権限がないサジェスト候補とで色を変えて提示する。また、利用者Bは、コンテンツの印刷が禁止されているので、図10に示すように、コンテンツの印刷が不可であることを表すアイコン42を表示する。
なお、上記提示方法の第1例〜第3例の何れの表示方法を適用するかは、検索依頼元の情報処理端末の種類(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、画像形成装置など)によって変えてもよい。
また、提示方法の第1例〜第3例の図8〜10に示した許可する操作は、一例であって他の操作でもよい。例えば、属性読み取り、属性書き込み、コンテンツ読み取り、コンテンツ書き込み、コンテンツ印刷、コンテンツ転記、フォルダまたは文書の削除、フォルダまたは文書のアクセス権限の変更、フォルダまたは文書の操作履歴の取得、フォルダまたは文書のロックの変更、フォルダまたは文書の改訂、フォルダまたは文書の改訂履歴の削除、下位のフォルダまたは文書の作成、下位のフォルダまたは文書の削除、検索表示などが挙げられる。
ところで、サジェスト方法の設定は、図11に示す画面を用いて設定してもよい。図11は、サジェスト方法の設定画面の一例を示す図である。例えば、サジェスト用情報を提示することを基本として、それ以外の場合を設定する。各操作の許可と不許可の組み合わせ数は膨大になる可能性があるため、図11に示すように、許可と不許可のどちらでも良い「任意」を設定可能としてもよい。また、各サジェスト方法を適用するアクセス権限の条件を、互いに排反事象にするために、警告をするなど、システム上でサポートしてもよい。
第1例〜第3例のようにアクセス権限に応じてサジェスト方法を変えて表示してもアクセス権限がない場合には、操作が許可されない。そこで、アクセス権限がない場合には、アクセス権限の付与依頼を可能にしてもよい。
以下では、サジェスト候補として表示されてもアクセス権限がない場合に、アクセス権限の付与を依頼する方法の一例について説明する。
例えば、図12に示すように、利用者Bが「機」と入力してアクセス権限があるサジェスト候補とアクセス権限がないサジェスト候補とで異なる色で表示された場合に、検索結果画面からプロパティ表示用のダイアログを表示可能とする。そして、図12の例では、コンテンツ読み取り権がないため、ダイアグ上の「コンテンツ読み取り権限の付与依頼」ボタン44を操作することで作成者にアクセス権限の付与を依頼する電子メールを送信可能とした例を示す。なお、アクセス権限の付与依頼は、図13に示すように、サジェスト候補の表示と合わせて権限の付与を依頼するための「権限付与依頼」ボタン46を表示して、文書作成者等に依頼可能としてもよい。
図14は、付与依頼が操作された場合に、文書作成者等に送信される電子メールの内容の一例を示す図である。図14では、利用者Aさんから「機密プロジェクト.docx」に対するコンテンツ読み取り権限の付与依頼を行う電子メールの内容の一例を示す。この例では、アクセス権限の付与、または依頼を却下する場合は、指定したURL(Uniform Resource Locator)にアクセスすることで行う例を示す。
図15は、指定したURLにアクセスした場合に、アクセス権限を付与または却下するための画面例を示す。図15の例では、点線で示すコンテンツ読み取りの権限の付与依頼が行われた場合の画面例を示す。依頼を却下する場合には、「依頼を却下」ボタン48を操作し、依頼に対応するアクセス権限を付与する場合には「依頼に対応し権限を付与」ボタン50を操作する。
続いて、上述のように構成された本実施形態に係る情報処理システム10の各部で行われる具体的な処理例について説明する。
まず、クラウドサーバ16がサジェスト用情報を作成する際の具体的な処理について説明する。
図16は、本実施形態に係る情報処理システム10のクラウドサーバ16が名詞を抽出してサジェスト用情報を作成する際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図16の処理は、例えば、文書情報が文書リポジトリ28に格納されて検索用情報が作成または変更された場合に開始する。
ステップ100では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、作成情報DB32から検索用情報を取得してステップ102へ移行する。なお、検索用情報の代わりに、文書リポジトリ28に格納された文書情報の文書コンテンツを取得して、検索用情報の代わりに文書コンテンツを用いて以下の処理を行ってもよい。
ステップ102では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、検索用情報に対して形態素解析を行ってステップ104へ移行する。
ステップ104では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、注目する1つの形態素を抽出してステップ106へ移行する。
ステップ106では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、形態素が名詞であるか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ108へ移行し、否定された場合にはステップ110へ移行する。
ステップ108では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、該当する名詞の重みに1加算してステップ110へ移行する。
ステップ110では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、調査していない形態素が存在するか否かを判定する。該判定が否定された場合にはステップ104に戻って他の調査していない形態素について上述の処理を行い、判定が肯定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ112では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、名詞とその重みを作成情報DB32に記録して一連の処理を終了する。重み付けは、上述したように、文書中の出現頻度などを用いて行う。
図17は、本実施形態に係る情報処理システム10のクラウドサーバ16が文書名を抽出してサジェスト用情報を作成する際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図17の処理は、例えば、文書情報が文書リポジトリ28に格納されて検索用情報が作成または変更された場合に開始する。
ステップ200では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、作成情報DB32から検索用情報を取得してステップ202へ移行する。なお、文書リポジトリ28に格納された文書情報の文書名を取得してもよい。
ステップ202では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、文書名の長さ、すなわち、文書名の文字数を算出してステップ204へ移行する。
ステップ204では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、文書名の長さに応じた重みを算出してステップ206へ移行する。例えば、ステップ202で算出した文字数を重みとして算出する。
ステップ206では、検索及びサジェスト用情報作成部30が、文書名とその重みを作成情報DB32に記録して一連の処理を終了する。
続いて、クラウドサーバ16が提示するサジェスト候補を生成してサジェスト用情報として提示する際に行われる処理について説明する。
まず、アクセス権限に応じたサジェスト候補を抽出してサジェスト用情報として提示する場合にクラウドサーバ16で行われる処理について説明する。図18は、本実施形態に係る情報処理システム10のクラウドサーバ16がアクセス権限に応じたサジェスト候補を抽出してサジェスト用情報として提示する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図18の処理は、情報処理端末14が操作されて検索フィールド40に文字が入力された場合に開始する。
ステップ300では、サジェスト候補抽出部24が、検索フィールド40に入力中の文字を含む文字列、及び入力者の情報を情報処理端末14の入力部18から取得してステップ302へ移行する。すなわち、サジェスト候補を検索するための文字列と、入力者の利用者IDやグループ情報等を取得する。
ステップ302では、サジェスト候補抽出部24が、作成情報DB32に格納されたサジェスト用情報の中から入力中の文字列と前方一致するものを抽出してステップ304へ移行する。
ステップ304では、サジェスト候補抽出部24が、前方一致するものが存在するか否か判定する。該判定が否定された場合にはサジェスト候補がないため、サジェスト用情報を提示することなくそのまま一連の処理を終了する。判定が肯定された場合にはステップ306へ移行する。
ステップ306では、サジェスト候補抽出部24が、抽出したサジェスト用情報の中から重みが高い上位N個をサジェスト候補として抽出してステップ308へ移行する。なお、Nは予め定めた自然数で変更可能としてもよい。
ステップ308では、権限照合部26が、権限情報DB34から入力者のアクセス権限に関する情報を取得し、サジェスト候補をアクセス権限でフィルタリングしてステップ310へ移行する。
ステップ310では、権限照合部26が、アクセス権限でフィルタリングした結果、サジェスト候補が存在するか否かを判定する。該判定が否定された場合には、サジェスト用情報を提示することなくそのまま一連の処理を終了する。判定が肯定された場合にはステップ312へ移行する。
ステップ312では、権限照合部26が、アクセス権限でフィルタリングして残ったサジェスト候補を最終的なサジェスト用情報として情報処理端末14に送信して一連の処理を終了する。これにより、情報処理端末14では、入力中の文字列に対応するサジェスト用情報が表示部20によってディスプレイ14Fに表示される。なお、情報処理端末14に送信するサジェスト用情報は、サジェスト候補を表す情報を表示情報として送信してもよいし、サジェスト候補を表示するための表示画面を含めて表示情報として送信してもよい。
次に、アクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の処理にクラウドサーバ16で行われる処理について説明する。図19は、本実施形態に係る情報処理システム10のクラウドサーバ16がアクセス権限でサジェスト方法を変更してサジェスト用情報を提示する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図19の処理は、情報処理端末14が操作されて検索フィールド40に文字が入力された場合に開始する。なお、図18と同一処理については同一符号を付して説明する。
ステップ300では、サジェスト候補抽出部24が、検索フィールド40に入力中の文字を含む文字列、及び入力者の情報を情報処理端末14の入力部18から取得してステップ302へ移行する。すなわち、サジェスト候補を検索するための文字列と、入力者の利用者IDやグループ情報等を取得する。
ステップ302では、サジェスト候補抽出部24が、作成情報DB32に格納されたサジェスト用情報の中から入力中の文字列と前方一致するものを抽出してステップ304へ移行する。
ステップ304では、サジェスト候補抽出部24が、前方一致するものが存在するか否か判定する。該判定が否定された場合にはサジェスト候補がないため、サジェスト用情報を提示することなくそのまま一連の処理を終了する。判定が肯定された場合にはステップ306へ移行する。
ステップ306では、サジェスト候補抽出部24が、抽出したサジェスト用情報の中から重みが高い上位N個をサジェスト候補として抽出してステップ307へ移行する。なお、Nは予め定めた自然数で変更可能としてもよい。
ステップ307では、権限照合部26が、各サジェスト候補と対となる文書に関するアクセス権限を取得してステップ309へ移行する。すなわち、図8〜10に示すように、サジェスト候補と対となる文書に対応するアクセス権限IDから許可する操作の内容と、入力者の情報(例えば、利用者IDやグループ情報等)を取得する。
ステップ309では、権限照合部26が、アクセス権限に関するサジェスト方法を取得してステップ311へ移行する。例えば、図11の設定画面で設定されたサジェスト方法を取得する。
ステップ311では、権限照合部26が、各サジェスト候補とサジェスト方法をサジェスト用情報として情報処理端末14に送信して一連の処理を終了する。これにより、情報処理端末14では、入力中の文字列に対応するサジェスト用情報がアクセス権限に応じたサジェスト方法で表示部20によってディスプレイ14Fに表示される。例えば、情報処理端末では、図7〜10で説明したサジェスト方法でサジェスト用情報が表示される。なお、情報処理端末14に送信するサジェスト用情報は、サジェスト候補を表す情報及びサジェスト方法を表示情報として送信してもよいし、サジェスト候補を表示するための表示画面を含めて表示情報として送信してもよい。
このように処理を行うことにより、本実施形態に係る情報処理システム10では、検索するための文字を入力することで、入力された文字を補完するためのサジェスト用情報が、利用者のアクセス権限に応じたサジェスト内容で表示されることになる。
続いて、情報処理端末14にサジェスト用情報を提示した際に、アクセス権限が無い場合に、情報処理端末14から権限を付与する依頼がクラウドサーバ16に行われた場合にクラウドサーバ16で行われる処理について説明する。図20は、本実施形態に係る情報処理システム10のクラウドサーバ16が、情報処理端末14から権限の付与依頼を受信した場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図20の処理は、情報処理端末14から権限の付与依頼を受信した場合に開始する。
ステップ400では、CPU16Aが、権限付与の依頼対象の文書の作成者に電子メールを送信してステップ402へ移行する。例えば、上述の図14に示す内容の電子メールを送信する。なお、文書の作成者ではなく、アクセス権限を管理する管理者でもよい。また、ステップ400は送信部に対応する。
ステップ402では、CPU16Aが、文書の作成者が電子メールで送信したURLにアクセスしたか否かを判定する。該判定が肯定されるまで待機してステップ404へ移行する。
ステップ404では、CPU16Aが、URLにアクセスした文書作成者の情報処理端末14に権限付与及び却下画像を送信してステップ406へ移行する。これにより、文書作成者の情報処理端末14のディスプレイ14Fに、図15に示すアクセス権限を付与または却下するための画面が表示される。
ステップ406では、CPU16Aが、権限の付与が行われたか否かを判定する。該判定は、例えば、図15中の「依頼に対応し権限を付与」ボタン50に対応する操作が行われたか否かを判定する。該判定が否定、すなわち図15中の「依頼を却下」ボタン48に対応する操作が行われた場合にはステップ408へ移行し、判定が肯定された場合にはステップ410へ移行する。なお、ステップ406は受付部に対応する。
ステップ408では、CPU16Aが、権限付与が却下されたことを表す情報を依頼元の情報処理端末14に送信して一連の処理を終了する。
一方、ステップ410では、CPU16Aが、アクセス権限を許可する変更を実施すると共に、依頼元に許可されたことを通知して一連の処理を終了する。
なお、上記の実施形態では、情報処理端末14から文書リポジトリ28に格納された文書を検索する場合を一例として説明したが、これに限るものではない。例えば、画像形成装置等から文書管理サービスに格納された文書を検索する形態としてもよい。また、サジェスト文書以外の画像情報等を検索する場合に適用してもよい。
また、上記の実施形態に係るクラウドサーバ16で行われる処理は、ソフトウエアで行われる処理としてもよいし、ハードウエアで行われる処理としてもよいし、双方を組み合わせた処理としてもよい。また、クラウドサーバ16で行われる処理は、プログラムとして記憶媒体に記憶して流通させるようにしてもよい。
また、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 情報処理システム
12 通信回線
14 情報処理端末
16 クラウドサーバ
22 サジェスト生成部
24 サジェスト候補抽出部
26 権限照合部
28 文書リポジトリ
30 検索及びサジェスト用情報作成部
32 作成情報DB
34 権限情報DB
40 検索フィールド

Claims (8)

  1. 入力中の文字を取得する取得部と、
    対象情報を検索するための検索用情報を作成または更新する際に、前記対象情報または前記検索用情報から抽出することにより作成または更新されたサジェスト用情報の中から、前記取得部によって取得された前記文字に対応する前記サジェスト用情報を抽出し、抽出した前記サジェスト用情報を、利用者の操作権限毎に予め定めたサジェスト内容で表示するための表示情報を出力する出力部と、
    を含む情報処理装置。
  2. 前記サジェスト用情報は、優先して提示するための重みを有する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記重みは、検索対象の文書名の長さが長いほど優先する重みである請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力部は、操作権限毎に予め定めた表示形態で表示するための表示情報を出力する請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示形態は、操作権限がないことを表す画像を表示する表示形態、及び操作権限の付与依頼を行うための画像を表示する表示形態の少なくとも一方の表示形態を含む請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 操作権限を付与する依頼が行われた場合に、前記対象情報の管理者が操作する管理者端末へ操作権限を付与する依頼情報を送信する送信部と、
    前記管理者端末からの要求に従って、権限の付与及び却下を行うための予め定めた画面を送信し、権限の付与または却下を受け付ける受付部と、
    を更に含む請求項1〜5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の情報処理装置と、
    前記取得部の取得対象となる、対象情報を検索するための文字を入力する入力部と、前記出力部から出力された前記表示情報を表示する表示部と、を備えた情報処理端末と、
    を含む情報処理システム。
  8. コンピュータを、請求項1〜6の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させるための情報処理プログラム。
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